はてなキーワード: 生活臭とは
続き
でも、顔の印象は春信からかなり変わったのがわかるかな?
出世作は、現代風にいうなら、昆虫図鑑、鳥類図鑑、貝図鑑的な写生もので(狂歌(和歌のパロディ)が入ってたんだけど)、その精巧なスケッチは博物学的にも価値がある。
お化けの絵の師匠から、写生でヒット、で美人画の大家になる、というのは浮世絵の世界ならではな感じで、普通、伝統的な日本画だったら、一派の画風を継ぐのが弟子の役目で、勝手に画風を変えるなんて許されないものだが、そこは画家ではなくイラストレーターたる浮世絵師、バーリトゥードで売れそうな絵にどんどん転身していく。
https://ja.ukiyo-e.org/image/mfa/sc156956
だいぶパッチリ系になってきたのはわかるだろうか。
指の感じもふくよかで、儚げな印象はもはやない。
みんな同じ顔なのに、表情がある。
なぜ同じ顔なのに表情が違って見えるのは、自分には今でもなぜだかわからない。
キャプテン翼みたいな感じだ。
みんな同じ顔だし、喜怒哀楽も同じ顔、それなのに、キャラの区別も表情の区別も出来る。
まず、富士びたい。
江戸の男性陣は生え際フェチで(今でも日本画は生え際にこだわりがあるらしい。個人的にはどうでもいいんだが)
ひたいは狭めで、台形がいいとされていた。
富士びたいをベジータひたいと勘違いしている人が多いが、正しくは、逆台形(ソリコミのヤンキー)の逆である。きれいな台形の額ということである。
あと、歯並びも重要だったらしい。
現代において、正しい噛み合わせとされているのは、上の前歯が下の前歯よりもわずかに手前にかぶさるのが理想らしいが、江戸時代の美人は、上と下の歯がピッタリか、若干下の前歯が手前にくるのを美人とされていたらしい。
そういえば、欧米人には八重歯の可愛さだとかアヒル口の可愛さが理解できないという話を聞いたことがある。
変な歯並びや口のかたちに萌えたりするのは江戸時代からの伝統なのか。
次に、若干マイナーなところで、鳥高斎栄昌をあげる。
歌麿と同様にドアップが多いのと、あと自分が単純に好きだから。
https://data.ukiyo-e.org/met/images/DP142137.jpg
栄昌は鳥文斎栄之という絵師の弟子で、鳥文斎栄之はすごく品がある慎ましやかな女性を描いたのだけど(栄之に比べたら、歌麿が清楚系といってもせいぜい素人JD、栄之のそれはお嬢様)、これまた師の画風とは一転。
(これを執筆しながらわかってきたのだけど、自分は素人もののAVが好きらしい)
このころ、だいぶパッチリ目になってきた。
https://data.ukiyo-e.org/mfa/images/sc221599.jpg
アニメ絵っぽくなってきたのがわかるだろうか?
お次また少しだけ時代進んで渓斎英泉
キーワードは「デカい頭」、「猫背」、「生活臭」、「睫毛すごい」
上睫毛もした睫毛もボーボー、小さい目を少しでも大きく見せようと、ゴキブリの脚みたいに太い付睫毛をつけまくったJKみたい。
浮世絵と萌え絵が同じ進化をたどっているなら、萌え絵の行きつく先はブス専のように思えてならない。
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/wp-content/uploads/exhibition/2014_yositosi_kunitika/01.jpg
http://morimiya.net/online/ukiyoe-syousai/ukiyoe-images/yoshitoshi/itasau.jpg
それぞれ画題は
「けむそう」「いたそう」
ちょっと前に困り顔メイクがブームになったが、時代は繰り返すのかな。
それ以降については、浮世絵は日本画家(芸術として認知された人々)の系譜とイラストレーター(挿絵画家、広告画家)の系譜に分かれていくのだが、後者についていく。
俺が好きなのは油絵や日本画じゃなくて、版画なので。江戸も明治も大正も昭和も、芸術より商業印刷が好きだ。
有名どころで、竹久夢二
このころになると二重瞼が多くなってくる。
竹久夢二というと、女性の社会進出の象徴的な絵を描いているわけで、
ここでエロ談義ばかりですっかり忘れてたけど、女性の社会進出=快活=二重瞼説に戻す。
しかし、江戸時代でも役者絵(男性の絵)は、ものによってはけっこう写実的なところがあり、最小の線ながらも、顎の丸みやエラの張りかた、小鼻や頬の膨らみかたがわかったりするのだが
(もちろん、それがいいというわけではない。完全にデフォルメしてる絵や、本人無視で理想象で描いてる絵もある。歌舞伎堂艶鏡あたりはかなり写実的。東洲斎写楽なんかはデフォルメしてるものの、ちゃんと顔の膨らみは想像できる。)
女性の顔となると、江戸から明治大正にかけて、ずっとずっと平面の中にしか存在できない顔だなと思う。
顎の膨らみがどうなっているのかわからないし、チークは入っているのに、頬骨のでっぱり具合がさっぱりわからない。
フィギア化がすごく難しそう。
ほぼ同時期にこの手の絵の祖と思われる人があと数人いたんだが、名前を思い出せない。
近くを見ているような、遠くを見ているような、瞳の焦点が微妙にあってないのは、浮世絵の役者絵(男性のね)に近い気がする。
とまあ、瞼が二重か一重かはとにかくとして、眼でモテる方法を教える。
黒目、とくに瞳孔部分が大きいほど、モテるらしい。
黒目が大きいほど、柔和で優しそうにも、セクシーにも見える。
漫画なんかでは、催眠術にかかったような描写のときに、光彩と瞳孔を区別しないで描かれたりする。
古くは、アトロピンという薬剤を点眼することで、瞳孔を広げて美人に見せる術があったとかなかったとか。
薬剤なんか使わなくても瞳孔を広げる方法がある。
簡単に言えば、暗がりである。暗がりで美人に見えるのは、そのせいらしい。
逆にいえば、カラーコンタクトは最悪だね。
せっかく瞳孔が広がっても、レンズの模様のせいでそれが見えない。
あと最初の頃に戻るけど、一重なら、セクシー系を目指したほうがいいと思うな。
日本人は、すごく面食いなようで、内面重視というか、外見によく合致した内面を求めるというか。
まあ、そんなこんな。
間男をやって6年になる。
途中、複数の女性の間男になったこともあったが、結局は最初の彼女のもとに落ち着いた。
まぁ、俺はあくまでも独身の間男なので、厳密には「不倫のメリット」を大げさに語れる立場ではないのだが、「間男を6年やってわかったこと」よりも「不倫のメリット」の方がいいかなぁと思ったのでこのようなタイトルにした。当然ながら非常に下世話な話になるので、注意してくれ。間男はいいぞ。
不倫と聞くと大体の人は即座に「死ぬべきだ」と思うだろう。しかし、実際の所不倫をしている人はどう思って不倫をしているのか、あまり聞いたことは無いんじゃないか。人は悪いことをしようとは思わないもんだ。本人にとって何かしらのメリットがあるからこそ(無意識だろうとも)不倫を行うというものだろう。「死ね屑」と叫びたい気持ちをぐっとこらえて、ちょっと耳を傾けてみてほしい。や、まぁ、叫んでもいいけど。
まず大前提として、不倫は他者に知られてはいけない恋の形態だ。女性の場合は親友なんかに話しちゃう場合もあるけどな。しかし不倫関係を長く深く続けたい場合は、誰にも話さないほうが良い。なぜなら、不倫というのはほぼ唯一と言っていい「一対一の恋愛」だからだ。この「一対一の恋愛」こそが不倫の絶大なメリットなので、親友に話してしまうとその関係が崩れる。他人に話すくらいなら、不倫はしないほうがいい。不倫をする意味がない。誰かにバレて内容証明郵便が届くその日まで一人の相手と添い遂げること。これが真の不倫であり、「不倫に悩むアタクシ」を演出する青二才は不倫の醍醐味を知らない。
これは男女の関係に限らずだが、一対一で向き合える関係というのは実に少ない。普通の彼女なら、仲が深まるに連れて両家の親に紹介しあったり、学校で噂になったり、親友からのアドバイスがあったりする。婚約、結婚となれば家族を超えて親戚との関係まで広がる。子供が生まれると更に多くの関係が増える。こういった関係の拡散はもちろん素晴らしいものだが、一方で関係が拡散するに連れて一つの関係性は薄く引き伸ばされていく。そう感じる人が増えてくる。
「不倫に走るバカ女」の典型例としてあちこちで見聞きする「旦那がかまってくれなかったから」「寂しくて」「自分の存在を誰かに認めてもらいたかったから」というような女性の「言い訳」は、この関係の拡散に疲れ「一対一の関係を欲した」ことの言い換えだ。これらの発言は簡単に一蹴してしまえるものではない。と思うぞ。
不倫というのは、拡散して薄まり続ける関係性から目をそらし、ひとつの濃厚な関係を欲する普遍的な感情が根っこにあるものだ。子供がいるのに不倫をする女性の中には、「○○ちゃんのお母さん」でいることに弱っていった結果という場合も多いだろう。その弱った気持ちをモラルでなんとかしろと言われても、実践できる人はそう多くない。揺るぎないモラルなんてものが万人にあるならサービス残業もブラック企業も存在しない。誰でもうつ病になる可能性があるように、誰にでも不倫をする可能性はあるということだ。うつ病よりも確率は相当高いと思うぞ。一夜限りのものも含めると。
また、不倫はお互いの関係性において面倒なことをすべてアウトソーシングできるというメリットもある。不倫相手はいつも小奇麗な身なりをしてくれている。デートの最中も気を使ってくれる。楽しませてくれる。私だけのために。生活臭のすることは言わないし、冷蔵庫の中の配置を勝手に変えたりしないしオナラもしない。自分だけを見てくれる。愛してくれる。恋愛初期のあの情熱が持続する。そうなると、オーガニック的に言う「情熱を秘めた肉体…」ということになるわけで、お子さんや旦那には大変申し訳無いことが日々ベッドで繰り広げられることになる。
反面、面倒なこと"だけ"を押し付けられる旦那は溜まったものではないな。すべてのライトサイドは間男に持って行かれ、自身にはダークサイドしか向けられない。愛も情も冷め切っていく。薄く伸ばされた希薄な関係だけが彼女と旦那を繋ぐのみだ。誠にお気の毒だが。高額な調査料を払って疑心を確信に変えた挙句、得られるのはいくばくかの金と広い部屋、そして女性不信というわけだ。
ちなみに、「不倫中の男女は芸能人の不倫報道をどう思っているか?」だけど、これは単純に「意識しない」で終わると思う。ベッキーの報道を見ても特に何も感じない。それどころか、ベッキーを非難する側に立つこともある。不倫を叩く人の中にも不倫真っ最中の人が結構いるものだ。後ろめたさから叩くのではなく、あくまでも他人事として叩いている。不倫をしていなかった時のように。不倫の話を振られても顔色なんて変わらない人のほうが多いだろう。「不倫野郎はこうあるべき」みたいなものは幻想だ。多くのことと同じく。ベッキーの「センテンススプリング!」の時の気持ちも結構わかる。寝取られ系のエロゲーをやって「なんで主人公はきっちり復讐しねえんだよ!破滅まで追い込めよ!そこまでやらないと片手落ちだろうが!」とか普通に思うよ。
とまぁ、よくも間男風情がペラペラと語るものだと思われているだろうが、実際の所、既婚者諸氏には気をつけてほしい。
配偶者あるいはパートナーと、どれだけ一対一の関係を意識しているか?しようとしているか?
もし少しでも不安に思ったとしたら、この日記を二人で読んでみてほしい。で、話し合ってみてほしい。すでに不倫をしているかもしれんが。その時は「あるある」と思っているかもな。顔色には出さないだろうが。
何にせよ、「一対一の関係」を改めて意識し、繋ぎ直すことは大事だ。上手く行くことを願っているよ。
それと、モテない人は間男になるのもいいぞ。結構いるだろ、「恋愛現役女子相手だとガチガチに緊張するけど、人妻相手なら緊張しない」って人。そういう人は「一対一の関係」に取り組んでもいいと思う。結構上手く行く。がっついちゃダメだが。俺も童貞卒業は既婚女性だからな。変に見栄をはる必要も無いし、恋愛経験のなさが逆に魅力になったりもする。まぁ、最悪刺されるリスクを負う行為なので手放しにおすすめはできないが。刺されるのだけは注意しろよな。心配してるぞ。誠意を持って付き合うようにな。
で、この日記を見て気分を害した人は、そのエネルギーを持ってきちんとパートナーとの関係に注力してくれ。じゃないと、俺が(あるいは他の俺が)寝取るぞ。いや正確には寝取るんでなく、正面突破でお前のパートナーの愛を奪うぞ。エロ漫画じゃないんだから、チンポに勝てなかったとかそういうのは無いぞ。年齢も容姿も性格も無関係だからな。注意するんだぞ。頼むぞ。しっかりやれよ。「うちの妻に限って」ってことがないのが恐ろしいところだからな。大丈夫か。それはもう凄いことをやるからな?やっているからな?今そこにいるお前の、その椅子の上で、ベッドで、な?よくある「最近急に妻の態度が」なんてことはあんまりないからな?そもそもそこに気づかないからこその事態だぞ。もう一度よく見て見るんだ。彼女、おかしいところはないか?ないな?それが怖いんだからな?運動と瞑想は今回はあんまり関係ないぞ。大脳が壊れた人間なんてまずいないぞ。だからこそ恐ろしいんだからな。
すげぇどうでもいいんだけど、俺は「○○はいいぞ」を「学校であった怖い話」の新堂さんの「スポーツはいいぞ」を念頭において使ってるんだけど、最近はガルパンと思われてしまう。非常に生きにくい世の中だ。なんとかならないか。無理か。
追記:
「メリットというのはデメリットと比較するものだろ?デメリットを語れない立場の奴がなにを言っても現時点での主観止まり」「たまたま修羅場がなかっただけだろう」というブコメがあったが、デメリットは誰もが承知だろ?デメリットやリスク、修羅場が誰にでも知られていることと対照的に、メリットは知られていないから書いたんだよ。知られていないというかまぁ、言う奴が少ないということだな。そしてこの日記は、「不倫してる奴がどういう主観を持っているか」を書いたものだ。客観的な不倫話なんてそこら中に溢れているからな。
ダイハツがトヨタの完全子会社になることになったけど、俺は子供の頃からダイハツのことがどうも好きになれない。
車がやたらギラギラしてるのとか、エンブレムが川に浮いてる安いボートにしか見えないとか、CMがベタ過ぎるとかいろいろ理由はあるんだけど、一番の理由は「ダイハツ」という名前にあると思っている。
まず、濁音の「ダ」からはじまっていて爽やかさがない。「ダサい」という言葉と同じ「ダ」から始まっているのが致命的な気がする。「ハツ」も肉みたいでスタイリッシュさがない。「ハツ」という字面がどうしても駅前商店街の焼肉屋とリンクしてしまい、半端無い生活臭を感じてしまう。
そして意味。他のメーカーは名前を聞けば「苗字だな」とか「星のことだな」とか意味が分かるけど、ダイハツはぱっと見意味がよくわからないし、“大阪の発動機製造株式会社の略称”という意味が分かったところで字面と意味がすんなりとリンクしなくてもやもやが残る。
挙句英語表記でもダサい。TOYOTA、NISSAN、HONDA、MAZDA、SUZUKI、SUBARU、MITSUBISHIとくらべて「DAIHATSU」はすごくもっさりして見える。とにかく、もう何一ついいところのない名前のように感じる。
国内的にも海外的にも、おそらく既存の「ダイハツ」ブランドには守るほどのブランドイメージはないんだから、完全子会社化を期に名前を変えた方がいいと思う。少なくともダイハツの名前が存在し続ける限り自分はダイハツの車は買わないだろう。
みんなで遊ぼう←いまここ
だと思うんだけどどうしたら雰囲気とか伝わるの
わざわざ言うと
デザインという企画付属部品の作成についてその基準を満たすかどうかという問題について
1.ださい
2.似てる
家紋とか色紙に書くサインとか決めるのであれば何の問題ないけど
みんなで参加するイベントの話なんだよ
せめてみんなになんか説明でもあったほうがいいんじゃないって
1.業界ではださくない
おとうさんが息子の絵をこれはいいものだって売りつけただけだよ
穢れと言っているのは全体またはロゴを指して
日常から完全に切り離された独自性のあるものを今回は必要としていたので
今回は適していない
日常的な素材がまじってたとか会社の人間関係についてが作成由来に混じっていたとか
人間としての経過経歴によるものでロゴと今回のイベントという選定からはずれていた
2.選定方法についても1と同じ
1.皆で共有するべきものはだれの手にわたってもその時点では清潔であるべき
利用にあたって目的と意味を同じくしていれば自由に消化できるもの
いわば業界を仕切っている血族の肉が共有物として掲げられている
2.選定方法についても1と同じ
禊が必要だとか言われてるけど粛清ということでボツにしてその事象を清める意味(撤回再選考)なのか
・デザインは今回の問題の烙印として最初の問題の3つを示す「コピー職人の証」に純粋化される
・デザイナーは私生活を企画デザインに持ち込んだ「コラ職神」として神格化される
・もし禊いで清められた純粋な「コラ職神によるコピー職印」をオリンピックで使うというのならそのを意図は何なのだろうか
お清めが必要といっている不浄派であれば
・デザインは多く因縁があるためそれらと対峙して解決しなくてはならない
・デザイナーは使用してはならない素材から遠ざからねばならない
・因縁と打ち勝ち使用すべき素材に絞られた結果出てきたデザインは先のそれとは異なっているはずである
ということなんだよね
これらをふくめてダメじゃんって騒いでるだけなんだけど
この「気に入らない」に同調する人がコメントを投げ合ってあつまった状態をみて
「穢れ」と「気に入らない」の違いを聞いてどうするの
「穢れが気に入らない」って言ってるんだよ
人が多く集まっているから一人で戦うには多勢に無勢なので相手団体の戦力自体を削ごうと
原動力である「穢れ」が「気に入らない」という原理的なものを分解に来たのかもしれないけど
よくわからない個人的な理由でおかしいという武器で同じ戦法を持ちだそうとしても
やっぱり数の差はうまらないとおもうよ
すでに数が集まっている「穢れ」って個人的な理由の戦力に対してこの武器で対抗できると見越すのは
そもそも
が世の既婚男のデフォじゃないかと。
はてなじゃ「夫も家事育児を分担すべき」が常識のように語られてるけど、現実じゃまだまだ少数派だよ。
特に研究者の妻なんてそれこそ母子家庭状態が当たり前で、最初からそれ覚悟で結婚してる人ばかり。
夫元気で留守が良いってやつね。それでも金さえあれば円満な家庭は保てる。
アフタヌーンらしくなくてびっくりした。
いかにもアフタヌーン的な自称サバサバ系女子のポエムみたいなやつじゃなかった。
(大賞より下がそんな感じのばっかだった)
週刊少年マガジンあたりに載ってそうな感じのボーイミーツガール、どんでん返し、ネタバレだった。
(ただ高橋ツトムの言う通り、1ページ目がいらんかった。編集のアオリも苦し紛れ感がにじみ出てた)
女子高生が鎖で捕まってるからトイレに行くのどうするんだよってところで処刑人の男が鎖もって外までついていって外でさせて(描写されてるのはあくまで事後シーンだけだけど)、女子高生がショック受けるってシーンがあるんだけど、モヤモヤムラムライライラが解消されてスカッとした。
だいたい女が捕まるってシチュエーションが出てくるとまず気になるのが、トイレとか生理とかどうしてんだろうっていういわゆる生活臭的な部分なんだよね。
本筋とは関係ないとしても、そこまで作者が考えているのかっていうところが見えないとなんかもやもやすんだよ。
男が女主人公とか書いてるとそこらへんがないがしろにされがちですっげーもやもやする。
つか大体男が書く女っていわゆる「アイドルはうんこしません」ロジックが適用されてる気がする。
生々しい女は男には書けない。
とにかくこのマンガではそこらへんがフォローされててすごくよかった。
ダブルアーツのトイレ風呂シーンとかでも同じようなこと思ったの思い出した。
あと受賞作の中で読みたいなと思ったのは受賞作4ページ目に載ってたロリ主体の、絵柄が雨がっぱ少女群っぽい正統派美少女のやつ。
編集からのコメントが、ロリのさびしさ(感情)がちゃんと描けてました。でもエンタメ性が足りませんでしたってニュアンスだったやつ。
知人も私もそっちの感性皆無。知人のブログを通じての縁。その霊能力者の先生もブログを書いてて、知人が、
「この人おもしろそうだぞ」と。試しに行ってみっかー、と。
私は「そんなもん(幽霊とか)いない!」みたいな完全否定派でもなく、かといって、そういうのを感じた経験も一切ないので、スタンスとしては、「わりとどうでもいい」だった。関係ない、みたいな。
最寄の駅に着くと、50代半ばの、白髪眼鏡の紳士系おっさんが迎えに来てくれた。京都弁。フランクな、サラリーマンとしか見えないおっさん。スラックスにポロシャツ。
自宅でやってるらしく、15分ほど炎天下の中歩く。家は、なんというか、まるで生活感・生活臭の感じられない不思議な家だった。あと、玄関先とかによくある盛り塩がなかった。
彼は小さいときから能力があったらしい。「生まれてくる前は綺麗な世界だったのに、この世はなんか暗いなあ」とか言って両親を困惑させたりしたという。また、色々「見えてた」という。中でも面白かったのは、他の「見える」ものとは何か違うものが見えていたこと。「ゴリラみたいなのが見えてた」と。ずうっとそのゴリラ的なのが不思議だったが、大人になり会社員になってから、あるつてで霊能力者(先生の師匠となる人)に出会う。その師匠に、「その変なゴリラは不動明王様だ」と指摘を受ける。また、「龍神も守護してるよ」と言われる。その師匠に、「お不動様&龍神様がバックにいるんだから、のちのちは私と同じ職業になるねwww」とも言われる。
先生曰く、先生自身は、「そういう『神の眷属』の道具」であり、「彼らのロボット」なんだとか。
師匠に弟子入りして能力を磨き、脱サラ。そのあたりから、透視(霊視のことだと思う)→浄霊(除霊ではなく、昇天させる)ができるようになる。
二階の部屋に上がる。五段のデカい神棚以外簡素すぎる室内。テーブルに知人と私、対面して先生。
先生、仕事着に着替える。紺色の作務衣。首に、坊さんが掛けるような模様入りのやつ。手に長い茶色の数珠。
何をするかと思ったら、右手の指でやたらノートに書いた名前をさする。この時点でもう「あーなるほどね」的な感じの先生。さらに画数も見る。それは意外だった。(ちなみに知人の画数は完璧で、しかも霊的にも何にも問題なし、とのことだった)
「自分のこと以外でなんかある?」とのことだったので、自宅について見てもらう。先生、住所をノートに書く。さする。
最初に自宅。
先生は神棚に向かいなにやらぶつぶつ言う。あまり聞き取れなかったが、なんとなくこんな感じだった。
先生「岐阜県〇○群〇○についてでありますが・・・不動明王様・・・龍神様・・・なんちゃらかんちゃら・・・・」
実家には特になんかあるわけではないらしい。が、「暗い」「若干淀んでる」とのこと。なので、「空気入れ替えまめにしてね」と。
次は私本人。
同じようにお不動様と龍神様に呼びかける。今度は数珠を先生自身の胸にバシバシ当てる。さらに背中にもバシバシ当てる。3~5分ほどそれを眺める。で、浄霊、つまり憑いてたやつの昇天(成仏?)終了。
私は特になんにも感じない。喫茶店で冷たいコーヒー飲みたいなあと思ってた。
先生曰く、憑いてたのは江戸時代あたりの女の不成仏霊(40歳くらい)だと。
結構長い間私に憑いていたと。そんで、私の生命エネルギーをちゅうちゅう吸ってたと。そりゃしんどーなるわ、と。でももう昇天させたので、これからは元気いっぱいになる、と。あと、私はごくごく弱い霊媒体質だと。
今後そういうのを遠ざけるには何したらいいかと聞いたら、「とにかく汗をかくこと!(循環・新陳代謝よくする意味で)」と言われた。「サウナは?」と聴いたら、「サウナ?サウナね・・・」と、ちょっと微妙な顔された。運動ですかそうですか。あとは、「よくわからないお地蔵さんとか微妙な神社とか祠とかに絶対に手を合わしたらあかん」と。他には他には?としつこく聞くと、「それ以外別にない」とのこと。ただ、「源泉かけ流しにかぎり温泉はいいよ」とのこと。下呂温泉はあかんらしい。まじか。
その後しばし雑談。色々聴いてみたことを箇条書きに。
・医者、特に精神科医の人は強くないとやられる。気付いてないけどすごいのを背負ってたりするらしい。
・仕事の対象は、「憑りついた不成仏霊」「邪気」「因縁」のみっつ。
・「邪気」とは、妬みや恨みとかの、その人に向けられた負の感情
・「因縁」とは、先祖がやらかしたことの報いみたいな。先祖が武士だった人に多いらしい。これが一番難儀らしい。
・この世は、霊格の高低色んな人がいる。神レベルの人から、しょうもないのまでピンキリでごちゃまぜ。
・だからこそ面白い、とのこと。あの世に行ったら同レベルのとしか関われないとのこと。
・死ぬ前一週間くらいにお迎えがくるらしい。
・自殺の場合はこない。むしろ、厳罰喰らうらしい。成仏できずさまよったり?する。
・木村藤子という人はガチ。ただ、客が殺到しすぎて力が弱まってるらしい。
・「生霊」というのはない。というか、それは「邪気」のことらしい。(生きてる人が憑りつくとかはないということ)
・「なんか知らんけど自分が元気になる場所」こそがパワースポット。有名所が自分に合うとは限らない。
はっきり言って今一つ実感はないのですが、「霊能師」という人に初めて対面したので、面白かった。
「いいじゃないか」僕は言った。
だって嫁が友人を連れてくるなんて滅多に無い。
滅多に無いことを提案されると、嫁が僕への主観による決め付けを少し緩和させているような気がして嬉しくなる。
そうやって僕がうきうきしていると、続けてこう言った。
黄漢升が夏侯妙才を討ち破るという華々しいシーンを片手に、本棚を見ると、まず「ヤバい経済学」、「日本クレジット総論」という文字が眼に飛び込んできた。
次に「漫才入門 ウケる笑いの作り方、ぜんぶ教えます 元祖爆笑王」と「俳優の仕事」という背表紙を認識した。
なるほど。そういうことか。
嫁は友人に対して、僕をかっこよく話しているのかも知れない。それは夫として嬉しいことだ。
そんなかっこいい夫が、死ぬほど必死にお金を稼ぎだしてやろうと燃えている姿や、その為に笑いや演技を真剣に学ぼうとしている姿を友人たちに連想させてしまうのは彼女のプライドに触るのかも知れない。
僕のプライドをどこかで護ってくれている嫁に対して、僕は彼女のプライドを護る義務感が芽生えた。つまり、本棚でかまそうと決めたのだ。
まず、持ちうる限りの岩波文庫、講談社学術文庫、ちくま学芸文庫を並べた。リビングの本棚は小さいのですべて埋まった。
これは完全にかましている。素晴らしい。
そして、嫁に告げた。「ねえ、本棚を見てごらん?」
ふーむ。それならば趣味を少し加えてみよう。僕の場合、将棋と短歌がある。
将棋や短歌は需要が少ないので、名著と言われる本でもすぐに絶版になる。
絶版になった本は、定価千二百円ぐらいのものだが、神保町の八木書店やアカシヤ書店という若干お高い本屋で一万円以上出して買った事もある。嫁にはとても言えない大切な本だ。
本棚は五段に分かれているのだが、岩波文庫たちは下三段に押しやり、上二段を将棋と短歌で埋めた。
「うーん。そういうことじゃないんだよね。どうして分からないのかなあ」
なんだ。ぜんぜん分からない。
遊びをもっと入れた方が良いのか?
思い出せ、友だちの家の本棚を。
僕もマンガは好き。ああ、そう考えると結構気取ってたな。ああ、すみません。
でも、特攻の拓や、カイジや、三国志なんかは少し違うんだろうな。よく分からないけどきっと。
それならばと、一二段はSLAM DUNKとワンピースで、三四段目は将棋と短歌。五段目に岩波文庫と講談社学術文庫を並べてみた。
割と他人の家でまあまあ見かけるラインナップになってきた。
こんな感じで、結局正解が分からず、別の主観による決め付けが嫁の脳内に生まれてしまう結果となった。
本棚の見せ方について、言及しているひとを知っている方は教えて欲しい。
いろいろあって、C県の酒蔵を廻って情報収集することになった。
C県には約50ちょいの酒蔵があってそれぞれの日本酒をリリースしている。
すると杜氏(とうじ)と呼ばれる人の手で作ってる酒蔵は2件しかなかった。
いわゆる「夏子の酒」みたいなノリでつくっている酒蔵はC県には50件中2件しかないのだ。他はどうやって作ってるかっていうと、工場のようにオートメ―ション化してる酒蔵と、OEMでやってる酒蔵である。
工場化してるところは、まだ自分のところで作ってるってことで、まぁしょうがないかなぁと思うが、OEMでは中身だけ関西の方から買って(タンクローリーが来て酒蔵のタンクに入れるだけ)瓶詰とラベルのデザインだけをがんばっちゃってるのはちょっと痛い。
もっと痛いのは、OEMで作られた日本酒を地場の米と水で作った日本酒だと思い込んでどや顔で日本酒のうんちくを語る初老のおっさんが一番痛い。
工場で作ってるとこは、機械で大量に作れるから他の酒蔵へOEM供給できちゃうわけで、ゴリゴリのもちつもたれつの関係。
「本当かよ!?」って思ってる人もいるだろうから、実際に酒蔵に見学に行くといい。
すごいとこは立ち入り禁止のロープが張ってあるよ。
開きなおって、見学コース→なんて書いてあって行ってみると、昔使っていた古い木の大きな樽を見せてるだけで、もう博物館状態。
杜氏が本当に作ってるのならば、杜氏(おっさん)の生活臭がしたり、米を炊いた香り、湿気、なにより人の出入りが激しいわけで。
見学なんて大勢で行ったら、杜氏のおっさんにガン飛ばされてお邪魔しましたーって感じですから。
それでも昔はちゃんと作っていたらしく、ほとんどの酒蔵は東北の方から杜氏を呼んで(半年ぐらいかけて)酒を造ってもらっていたんだ。だけど日本酒がどんどん売れなくなったらしく、杜氏を呼ぶ人件費が捻出できなくなったんだと。んで追い詰められた酒蔵は、人の手で作る日本酒をあきらめて、工場化 or OEMという選択を迫られた結果の現状らしい。
自分たちで作ればいいじゃないか、と思うが、日本酒作るのは相当難しいってことと、昔から東北からの派遣を使っていたので、酒を造るノウハウがないってことと、(杜氏もリピートが欲しいから酒蔵にはノウハウはブラックボックスだろうし)地元に杜氏になりたいなんていう若者がいないってことらしい。
C県は特に、昔から大消費地である東京が近くにあったから、なんの努力もしないで日本酒は売れたわけで。これが大手日本酒メーカーが安くてそこそこうまい酒を全国に大量にまきちらしたもんだから、どんどん売れなくなるわな。マーケティングやら、ブランディングの概念すら持たない酒蔵のおっさん達は、自分で売る努力をせず(そもそもそんな発想すらない)勝手に工場化 or OEMの苦渋の選択を自ら課したんだろうなぁと。
まぁ結局、普段呑みの酒なんかは、金をだして呑んでる本人がおいしいと思って呑んでるならば、杜氏が作ろうが、工場で作ろうが、OEMだろうが関係ないっちゃぁ関係ないっていう人もいるだろうけど。
地酒って言われると、田舎のおっさんが一生懸命、人の手で作ってるんだろうなぁと勝手に自分で先入観を植え付けてるわけで、地酒のメーカーさんは一言もそんなこと言ってないわけで。悪いことはなんにもしてないわけで。
でも知らなくても幸せなことってあるんだなって思いました。
家族のために犠牲になる男、というのは犠牲にしている家族から見ればヒーローかもしれんけど、本人にとってみればたまったもんじゃないわな。
横だけど、働いている男”だけ”が犠牲だって考え方自体が古臭い。三食昼寝付きの主婦は天国って何時の時代脳だ。
ただ、彼氏のそんな単なる厨二病を「最低」って思ってしまう余裕のなさはちょっといただけない。
少なくとも、歳が若ければ若いほど、女の方が現実的で分別があるし、それを求められるんだから。
それが理解できるなら、最低の彼氏を最高にする可能性はなくはない。
あと、
「家族の為に毎日決まった時間に起きて、家を出て、働いて、頭下げ」て生きるのは
なにもサラリーマンだけじゃない。
それに、そのうちの1つ2つ欠けたって充分「立派」な夫、父親になれる。
何をどうしたってどうしようもない。
(1/4 追記あり)
イケメンの弟に「イケメンだったせいで嫌な思いをした事はあるのか」と聞いた事がある。
おなかがすいてない時に食い物をどんどん持ってこられるようなもん。ウザイ。モテるせいで彼女から浮気を疑われるし。
「お前より俺の方がモテてる」といちいちライバル視してくる男がいる。争う気ないから。勝手にライバル認定ってすごくウザイから。ほっといてくれ。
勝手に「クール(笑)」「おしゃれ(笑)」「都会的(笑)」みたいなイメージを女から押し付けられる。生活臭や泥臭い一面を見せたら何故かドン引き。だから最初から面白い奴と思われるように振る舞う事にした。
「女好きで目立ちたがり屋ならいいんだろうけど、俺は男友達と馬鹿やってる方が好きだし変に目立ちたくもないしイケメンじゃないほうが良かった…。顔がいいだけで調子こいてる嫌な奴と思われないように振る舞うのは大変。」
「(「イケメンだから人と適当に会話してても好かれるのかと思ってた」と私が言ったら)それは絶対ない。イケメンはイケメンでコミュ力は必要だから。同性から嫌われるような人間になったら仕事ができないから、印象が悪くならないようにしてる。『モテる』『モテそう』って理由だけで俺を嫌う男が確実にいるんだから。挽回するのに努力が要る。」
との事。
聞く限りでは人並みに苦労してるっぽい。
ヘラヘラしてるだけだと思ってたのに実は色々考えてるんだなーと感心した。
(追記)
いやそれはない!姉なので。
知らない人に「私達は姉弟です」と言うと、必ず驚かれるくらいに似てない(弟は母似、私は父似)…ということで私の顔レベルはお察しください。
(さらに追記 1/4)
ブクマが3桁もついてて驚いた。他人の言った事の引き写しでこの結果は複雑な気分。皆イケメンについては何かしらの思いを抱えているという事か。
顔のせいで死にたくなったことはあるかと問い詰めたい。
そりゃあいろいろ面倒かもしれないが、それで死にたくなることはないだろ。
確かに、イケメンだった事で死にたくなった事などはないだろうと思う。(もしかしたら恋愛系トラブルで殺されそうになった事位はあるかもしれないが…)
ただこのエントリは、元増田で提示された「イケメンが唯一勝ち組、幸福の扱いになってるのはなんで?」について、「イケメンに生まれても、努力をしなければ幸福にはなれない。結局どんな立場に生まれようが、のほほんと生きてちゃっかり幸福ゲット…なんて上手い話はない。」という事を伝えたく書いたもの。
「イケメンの苦しみを理解してやれよ!あいつらも苦しんでるんだよ!お前らと同じだよ!」のような意図で書いたわけではないのを理解して欲しい。
そもそも私自身が劣った容貌でイジメに遭い苦労した身なので「美形に生まれれば気楽に生きれるんじゃないの?」と思っていたフシがあり(もちろん、イケメンである弟も気楽に生きていると思っていた)、弟の「自分が男性の仲間に入る為にどれだけ気を配っているか」という話を聞いて恥ずかしくなったのだ。
もし私が美人に生まれていたとしても、弟のように勤勉に同性の仲間に入る為の努力ができる自信はない。
何の努力もせず「異性に囲まれていい気になって、同性から最低の評価をされる」「自分をチヤホヤしてくれる人としか付き合わず、取り巻きを抱えて偉そうにする」「モテ自慢、モテ武勇伝を嬉々として語る」「自分を嫌う同性はモテる私に嫉妬しているんだとバカにする」…ような嫌な人間になっている可能性が高い。(そして最後は誰にも相手にされず孤独死か…)
モテるからといい気にならず同性に受け入れられるようにしっかりと努力をして、ちゃんと成果を出している弟の姿に素直に感心した。
だからこのエントリを書く気になったのかもしれない。
二年ほど前の話。某大手小売チェーンの店舗に就職氷河期世代の超イケメンが非正規で入社してきた。
こちらの話を読んで思うのは、「多分弟だったら、スーパーのような女性が多い職場には絶対に入社しないだろう(女性が騒ぎ立てておかしな事になる予想はつくから)」という事。
たいてい同人者って中学辺りうちの親が兄弟が彼氏が上司がとか、今日学校でーサークルでー職場でー日記はよくあるし、
それと↑は全然変わらないと思うけど、何でそれが夫と子供になると叩かれるんだろう。
いや、そもそも「同人サイト」で、あまりに日常の話をするとそれはそれで叩かれることも多いよ。サークル話や職場話も結構叩かれる。それが「夫」「子供」になると余計に叩かれる、って感じ。
まあ何が違うかって、多分「生々しさ」だと思うよ。生活臭がしすぎるというか。同人ってどこか現実と乖離したところがあるから「ちょ、夢を見にきてんのに生々しい生活臭でぶっこわすなや!」って思いがあるんじゃないかな(実際、そう言ってる人はいた。2chで)。学校とか職場話程度なら、その「生活臭」もまだ少ない、ってことだろう。漫画・アニメでは学校話は多いので、寧ろ学校ならアリみたいなところはある。職場となってくると微妙になってくるが。夫や彼氏持ちは時たま自分のセクロス話さえ書き始める人が居るからその点でも嫌われているんだろう。
基本的には、「このサイトへはあくまで作品を目当てに着ているんであって、管理人の私生活なんかどうでもいいんだけど。自分語りウザい。寧ろ目障り。そんなのミクシィとかでやれば?」って話なんだと思う。
センスは人によるし、
といっても完全にバラバラなわけじゃないからなぁ。
大体「これはセンスがよい」とされる基準みたいなものは漠然と存在するよ。同人界って。
逆にセンスが悪いとされるものは、たとえばウェブサイトのデザインなら黒の背景に白のロザリオ+羽みたいなのとか、やたら包帯とか血とかがあしらってあったりとか、やけに難しい漢字を使いたがるとか、そういうのだろうね。
それはそうなんだけど、同人界では初心者≒低年齢層、なんだよね。大抵。勿論大人になってからハマる人もいるけど、多くは18歳以下の頃から本格的参戦はせずともじわじわ入り込んでるから。そういう意味では低年齢だから叩いているというより、低年齢はたいてい初心者→初心者は色々痛いことをやりがちって感じで叩かれていたのかも。最初は。でもそのうち「低年齢層→痛い」と直結しちゃったのかな。
最近ごえもん(にゃんころ)さんに、お風呂中の眠気は眠いんじゃなく気絶しかけてるだけって豆知識を披露され、気絶っていきなりバタンキューとくるもんばっかでもないんだって事を知って、気絶をちょっと身近に感じた。月経時の異常行動として時折出てくる、寝そべってそのまま数分無の境地へトリップしてしまうあの行動・状態は気絶の一種なんだって気付いて、さらに身近に感じた。今までずっと、気絶ってもんは失禁とワンセットで出てくるもんだと固く信じてたから、あと気絶する時は勢いよくバターンと倒れるもんだと思ってたから、気絶という言葉に凄まじい言霊が宿ってるように感じられた。今改めて眺めると、何だかフレンドリーでほんわかした。
数年前に似たようなペレストロイカを金縛りで感じた。あの夢の中の夢、終わらない夢は一般的には金縛りって言うんだって事を何かの拍子に知って、そのまま納得した。金縛りという言葉に見出していた、ファンタジー寄りのオカルトに満ち溢れた言霊が、すたこらさっさと逃げていったのを感じた。残った言葉のぬけがらには生活臭がぷーんと漂っていた。
きっとまだ手持ちの言葉の中にも、ドラマティックなふりして実のとこドメスティックな子達がいっぱいいるんだと思うと、オラワクワク。ワオラクラク。和夫と書いて、ワオと読む。ワオ!
どうもこの件に関しては、「TBSはネットでの盛り上がりなど新しい流行を正当に評価できず、いつもの調子でオタクをオモチャにした放送しかできなかった」という単純な論調が散見される。が。
甘い。甘すぎる。
TBSはともかく「彼ら」は、初音ミクを正しく評価している。これは、あちら側からの明確な意思と目的を持った先制攻撃である、とはっきり認識するべきだ。
初音ミクの流行はさまざまな将来の可能性を示唆している。その中のひとつが「アイドル」の新しい形だ。
現実の人間ではないヴァーチャルなアイドルは、過去に何度も模索されてきた。「アイドルはウンコしない」の名言が示すとおり、アイドルとは純粋な可愛さの記号であり、人間的な生活臭は時として欠点となるのだ。しかし過去のヴァーチャルアイドルは、どれも品質や方向性がファンを満足させるものではなく、失笑とともに無視されていたのが現実だ。
だが、この流れは技術の進化とともに確実に変わってきている。少なくとも外見に関しては、THE IDOLM@STERがひとつの完成形を見せた。しかし「歌については人間の歌手が声をあてなければいけない」という最大の問題は解決されずに残っていた。
初音ミクは、この最後の砦が攻略可能であるという道筋をはっきりと示したのだ。
これにより将来を脅かされるのは誰か? 人間の女性のアイドルたちであり、それにより商売をしている事務所。そう、ホリプロだ。
「アッコにおまかせ」は、ホリプロが最も直接的にその内容をコントロール可能である番組だということを忘れてはいけない。あの放送の真意は、「初音ミクみたいなものを好きになるということは、こんな気持ち悪いオタクたちの一員になることですよ」という印象操作なのだ。
注1)リアル高校生で精神年齢が中2だったり、リアル中2ということもあるだろう。メタ談義好きのクラスターに参加しようと、簡単なことを言うためにわざわざ小難しい表現を使って背伸びするんだけれど、テキストの端々に学校生活臭。