はてなキーワード: 感染源とは
俺が感染源みたいに言うんじゃねぇよw
おりものがおかしいのと、不正出血があったので婦人科に行った。
そして本日結果を聞きに行ったらクラミジア陽性。人生初性病。出血はホルモンバランスの乱れ。
おりものの匂いは常在細菌が増えて膣炎になっていた。(これは激務の時期によくある)
それとは別に直近でした人がいたので、意を決して連絡をしてみた。
5時間ほど悩んだし、相手は会社で定期的に検査受けてシロなのでもう完全私からうつしてるだろうしア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
んで、さっき電話した。
クラミジアでした、期間的にあなたにうつしてる可能性あるからジスロマック飲んでください。と。
「ふーん、俺なんにも症状出てないけど飲んどくわ。てか突然話あるとか言うから妊娠かと思って一瞬腹括ったわ(笑)」
自分も人生で初の性病だったから焦るし、言わなきゃいけない焦りも相当あってぐるぐる思考乱れてたけどこんなにライトな反応で返されると思わなかった。
「ジスロマック飲むと下痢するんだよなー、てかさ、よく言ってくれたよね。すごくない?偉いね」
つまり何が言いたいかって言うと非処女は検査受けた方がいいし(自分も膣炎やらカンジダにはよくなるからまさかクラミジアとは思わなかった)、陽性ならパートナーに覚悟決めて話そうねってこと。
1ヶ月ほど前、お酒の勢いでよくわからない女性と関係を持ってしまった。不覚にも、お酒の勢いで性病リスクのある行為をしてしまった。何がピル飲んでるから大丈夫、だ。ふざけんな。俺もアホすぎるわ。
そしたら、2週間経ったくらいに変な体調不良に悩まされるようになった。風邪なんて引いてないのに黄色い鼻水が大量に出たり、食欲不振になってほとんどご飯がたべられなかったり、水様便が出たと思ったらその後、ひどい便秘になったり、ひどい胃腸風邪のようだけど、風邪っぽくない、みたいな初めての症状のオンパレード。ちょくちょく微熱も計測して、なかなか治らない。しかも、睡眠障害まである。なんじゃこりゃ。
調べるとhivは、行為の2〜3週間後に風邪やインフルエンザのような症状が一定の確率である、とのこと。
筋肉痛みたいなものや発疹もよく報告されるらしい。免疫異常だから何が起きてもおかしくない、という感じ。体の弱いとこから症状出るのかな?
他には、免疫が弱くなるから、口腔カンジダ症になったり、場合によっては、真菌によってお尻の穴が痒くなったりもするらしい。。
おい!俺に当てはまってる気がするぞ!お尻の穴が痒い気がするし!口の中も白っぽい気がする。何より、風邪っぽくないのに、風邪症状が出てて2週間近く経つ。こんなの初めてで気分は最悪だ。
これはやばい。hivかもしれない。陽性だったら人生が変わる。全てを失う気がする。
いや、陽性だからといって、早期発見なら薬さえ飲めば、ほぼ健常者と変わらない生活は可能ではある。でも、身障者保険を交付されないと支払えないレベルの高額な薬を忘れることなく飲む必要があったり、場合によっては生物が食べられなくなったりするらしい。
確かに、薬によってウイルス抑制や免疫の保持は出来るらしいけど、色々と人生の難易度が上がることは間違いない。
おーい、やばいな、これ。
ワクチンはまだないのか?と思って検索してみる。全然情報がまとまってないから、研究報告のPDFとかを読むハメに。
なにやら、この2〜3年で色々なワクチンの仮説は出来てきてるらしい。例えば、ips細胞を活用する方法や、核の中に眠るウイルスを呼び起こして撃退する方法など。
でも、残念ながら、どれもまだ臨床段階にない。というか、この20年間、全ての研究が失敗してきてるらしい。もしかしたら、今後、どれかのアプローチが成功するかもしれないけど、臨床段階に進むのはまだかなり先で、さらに薬になるのは、早くて10年くらいかかりそうだ。
どうやら、hivというウイルスはかなり手強いらしい。すぐに変容するし、薬を投薬すると核の中に隠れてしまうし、これまでの医学の常識では通用しないらしい。もし、ワクチンができたとしたら、それはあらゆるウイルスに対応出来る、万能な薬となるらしい。すげーな、人類の敵は強いわ。
ちなみに、次の新薬は、月に一度の注射+週に一度の服薬、というものが予定されてるらしい。月一の通院は大変だけど、薬の飲む頻度が下がるのは素晴らしいね。
とりあえず、一度なったら治らないという前提で考える必要がありそうだ。
ちなみに、感染者のほとんどはゲイらしく、女性やストレートは感染者の20%以下らしい。別にゲイを差別はしないけど、ストレートの俺がゲイと思われるのも心理的に辛いな、とかも思ったり。
ということで、即日結果が出る検査を受けてきました。CLIA法という、抗原と抗体を一度に検査できるタイプのもので、99%以上の精度らしい。危険行為からほぼ1ヶ月経ってるから、結果は信用して良さそうだ。
採血をして、結果が出るまで4時間ほど病院の近くのカフェで待つことに。ちなみに、ついでに、肝炎やクラミジアなどの一般的な性病検査もやってもらった。
いやー、待ち時間は苦しい。考えたくなくて、仕事するんだけど、考えてしまう。つれー。
時間になって病院に行くと、なんだか体が震えてきたぜ。人生が変わる瞬間だ。
そして、、、
結果は
全て陰性。。
もうね、帰り道、誰にかわからないけど、ずーっと「ありがとう」って呟いてた。
いや、冷静に考えたら感染率なんて、1%以下ですよ?
それでも、ネットにあるのと同じような症状が出てたらものすごく焦る。
多分、胃腸の不調はストレスだったのか、なんか胃腸風邪のウイルスをもらってきたのかどっちかだったのかな。
hiv の方のブログも今回、たくさん読みました。ほとんどがゲイの方なんだけど、普通に女性もいたりする。日本の感染者は横ばいだけど、潜在的なキャリアはかなりいるだろう、ということらしい。ブログ見てても、ほとんどの方がエイズを発症してから気づいてるから恐ろしい。(つまり、感染源になってるってこと)
みんな必死で生きてるけど、でも、結局、原因は危険行為なんだよね。
ちゃんとゴム付けようね。男も女も。それだけでほとんど防げる病気です。
研修医として思うのは、増田よりコメ欄の「医者」「医療」への過大評価。
初診外来は医師にとって嫌というか難しいものだけど、1人に数時間かけられるわけじゃないし、病歴や身体所見上緊急性(命に直結するもの)や典型的な所見がないと判断できれば大した検査もしないし、対症療法的な処方して終わらせることも多い。
通常はそれで問題ないからこそそれで済むわけだけど、中には症状が持続する人もいて、再度受診してきたとき改めて次の一手を考えるということもある。
初回の受診で全て済ませろや、というのが患者としての本音だろうけど、緊急性もなく非典型的な所見でいちいち採血してX線撮ってCT撮ってMRI撮って、、などとしていたら医療費が10倍あっても足りない。X線やCTは被曝するからメリットないと撮らないし。MRIは予約で埋まってるし。その他技師さんにやってもらう検査だって予約埋まってて入院患者だって2週間後まで施行できないとかままある。
おそらく医療費やマンパワーが無限にあるとすれば即検査入院して数多の検査して必要な情報集めて診断下すことは今よりはできるようになるとは思うけど、そもそも時間経過しないと重要な所見が取れないこともある。インフルエンザだって発症すぐに検査したって偽陰性になることが多いわけだし。
増田では整形外科が槍玉に挙げられているけど、開業医レベルの無床診療所で骨折等緊急性のある所見がなかったら、初回は痛み止めや湿布処方するのは当たり前だろうと思う。もちろん大病院の救急外来に行っても同じことになる。半年も痛みが変わらない、という重要な情報があればそれで改めて何が原因なんだろうね、となることもあるだろうけど、整形外科も診療の幅(専門性)が高いし私は研修してないので実際どうなのかわかりません。
id:tkomy ずっと同じ病院にいき、「腹痛」だといわれ続け、破裂寸前で「盲腸」だとわかり別の病院で緊急手術になった私が通りますよ。自分の判断もヤブ医者の判断も正解かはわからない。別の病院でちゃんと診てもらって。
急にお腹が痛くなる「急性腹症」は原因が色々ありすぎて診断が難しいもののひとつ。特に急性虫垂炎(いわゆる「盲腸」)は一見ありふれているけど診断は難しいし遅れると大変なことになるのでしんどい疾患ではある。私は、高齢者の虫垂炎が進行して穿孔した汎発性腹膜炎を危うく見落とすところだった経験があります。。足が痛いとは言うけど全くお腹が痛いと言わないのでお腹のことは綺麗さっぱり鑑別から抜けていたというもの。炎症反応がやたら高値だったので原因検索のために撮ったCTで診断がつき、即緊急手術となりました。
id:FlowerLounge ウチの親とかパーキンソン病と診断されるまで数年かかったよ。何度も病院をかえて診察してもらった。
神経変性疾患の症状を来したので神経内科受診してすぐ診断がつく、というのはあまり考えられない。大学病院でも神経変性疾患疑いで紹介してもらって長々と検査してようやく、ということも多い。然るべきタイミングで然るべき専門機関を受診する難しさもある。
id:abababababababa 平熱が35度の祖母が微熱訴え続けてたけど、36度にしかなってないから『微熱とは言え一般的な体温なので』とあしらわれ続けつつも、病院を回った。その中去年亡くなった。肝臓ガン末期。最後の医者は手遅れ、と。
お悔やみ申し上げます。腫瘍熱は診断基準があるわけでもないし、36度の熱のみで癌を疑うのは相当に無理めだなあというのが正直なところ。。よく平熱は低いんで、と言われるけど発熱は医学的には定義されていて、平熱をどこまで考慮できるかというとわからない。平熱の状態の患者を医者は見ていないわけだし。
id:naruoe 最初の医者に処方されたクスリ飲んでも全く咳が止まらない上「飲んで即効く薬などこの世の中に存在しない」と諭されたが、耐え切れず別の医者に処方してもらったら、ピタリと咳が止まったことがある。
咳の原因が感染症ならば咳を止めることを目的としても意味がないし、咳を止めてくれ、という受診は割と困る。むしろピタリと咳を止める薬を処方した、という方がなんか怖い。。ちなみに最初の医者と別の医者の処方薬は何でしたか?後学のために教えていただければ。
セカンドオピニオンは、一度診断がついたものについて、別の医師から再度診断を仰ぐ相談なので、この場合全く別物です。
増田へ。
慢性疼痛というのも医学的に対処が難しくて、麻酔科領域でも研究対象の領域になっているくらい。
どうしても痛いならペインクリニックに行ってみるのもひとつの手ではある。非医療従事者が思うような「完全な完治」が望めるかはわからないけれど。
診断をするには必要な情報を集めなければなりません。年齢、性別、社会背景(職業も)、家族歴、既往歴、現病歴、陽性症状、陰性症状、身体所見などなど。必要に応じて、採血したり各種画像検査したり、と情報を得ていくわけですが、検査にも当然不確実性があり、偽陽性や偽陰性なども多々あります。身体所見上の各種徴候にも、感度が高いとか特異度が高いとか特性があって、100%の所見はありません。
症状があって受診しても、緊急性や顕著な所見でもない限り経過観察になることが多く、それを不満に思う方がAIを望むことがあるのだと思うのですが、必要な情報を取らないことにはAIが鑑別を挙げることも不可能でしょう。初めに述べた通り、あらゆる訴えについてあらゆる所見を取ることに医療費的にもマンパワー的にもメリットがないし、不可能です。保険診療上では無理なので、むしろ患者の望む通りになんでも検査して診断しようとしてくれる自由診療機関が必要なのかな、と思いました。
id:nannimonai そう初診で全てなんて無理。あなたも書いているが初回は経過観察と伝え「痛みが引かなかったらいらっしゃい」と伝えることが抜けている。それをコメ欄はヤブと言っている。
急性発症だが軽症の場合、突然のことで患者さんも不安になっていることも多い。なので当院では「対症療法的な処方なので痛みが強くなったりしたらまた受診してくださいor近くのクリニックを受診してください」と必ず伝えるように指導されている。それがないのは、それを言えないくらい外来患者数が多い(疲弊している)のか、そもそもそういう指導を受けたことがないかのどちらかなんだろうなと。若い医師ほどそういう接遇力は向上していると周囲を見ていると感じるのだけどいずれ気にしなくなってしまうような気がしないでもない。。
id:zeromoon0 ブクコメが気になった。
id:narukami 風邪が元で咳が止まらなくなって何度も薬変えた挙句で出たユニコンが劇的に効いたんだけど同じ人を感染源として同時に風邪引いた別の友人は最初からユニコン処方されてたので咳が一発で止まった話「あるある」としか
風邪による咳にユニコン錠(一般名テオフィリン徐放錠)を処方されたと。テオフィリンは気管支喘息やCOPDに適応があり、咳を止めたり息苦しさを和らげたりします。テオフィリンは中毒になりやすく血中濃度が少し高まるだけで不整脈やけいれんを来すリスクがある(特に小児)ため血中濃度モニタリングが必要、というのは医師国家試験レベルの知識なので、実際成人への内服薬投与ではそこまで気にしてないのかもしれませんが、どのみち感染による咳には本来適応はないので、研修医としてはなかなか恐ろしい話だと思ってしまいます。。
id:AyanoIchijo 私も元増田、他の病院行こうぜって書いちゃったけど、同じとこにもう1回行ってもいいのかー。/でもまあ「なんかあの医者やだった」感があったなら、他のとこ行くのも手よね。
上で書き忘れたのですが、病院を変える最大のデメリットは、【初診時の所見がわからない】ことにあります。最初の受診時の情報がない、というだけで再び診断の難易度が上がります。患者さんは初診時の医師がどういう意図でどういう治療方針を立てたのか十分に説明できないうえ、初診時の医師の説明が不十分なことも多いので(外来では十分に説明して納得してもらう時間もない)、病院を変えたところで、新しい医師に医学的に重要な情報が伝わらず同じことが繰り返されることもあるでしょう。
意外に伸びててびっくりしてるんだけど、ブコメ見てると賛否両論って感じかな
つまり一応知り合いという程度の人との繋がりを維持するのに年賀状は有用って考え方
それに対して年賀状に否定的な人達の考え方を大きく分けると2つに分けられると思う
①今の時代に年賀状の様に紙、つまり物理媒体を使った通信で年始のあいさつをする必要なんてないという考え方
②年賀状を出さない事で失われる程度の繋がりなど人生に不要という考え方
考え方は人それぞれだから反論という訳じゃないけど①、②共に思うところはある
まず①の方
俺も将来的には葉書や封書での年賀状はなくなっていくと思ってる
ただ、メールやLINE、各種SNSなどが年賀状の代替を果たせるか? というとちょっと疑問がある
手間がかからなすぎるかなって気がする
お歳暮なんかもそうなんだけど、あなたのためにこの程度は手間をかけましたってのが結構大事だと思うんよ
あくまで俺の経験則に過ぎないんだけど年一回の年賀状と同じ程度の人間関係をメールで維持しようとすると、3ヶ月に1回くらいはメールのやり取りが必要になると思う
SNSだったらもっと短期スパンでの定期的なやり取りが必要なんじゃないかな
メールにしてもSNSにしても、メッセージのやり取りをするツールとしては年賀状をやり取りする相手より親密度が高い人向けって感じがする
もちろん将来メールを送ることが今、年賀状を送るのと同じくらい手間をかけてると感じる価値観が主流になる時がくるのかもしれない
でも今はまだそうじゃないと思う
個人的には今後、年賀状を代替していくサービスは電子年賀状的なものになるんじゃないかと思ってる
スマホやタブレットで年賀状をパラパラめくるように見れて、返事を書くのもそのままスマホやタブレットでできる
あいうえお順などでソートもできて、職場の同僚や同級生などのタグをつけての管理もできる
一枚一枚手書きでも書けるしテンプレートやイラストを引っ張ってきてお手軽にもできる
手作りのスタンプを取り込んだり、写真を貼り付けたり、おみくじシールやキャラクターのイラストを貼り付けることもできる
作るのにそれなりに手間がかかって、なおかつ更に手間をかけようと思えばいくらでもかけられるサービス
多分、すでに似たようなサービスはあるんだろうけど年賀状を代替するほど普及してるとは言えないと思う
お年寄りでも簡単に使えるか? っていうとそうでもないところあると思うしね
それに普及したらしたでスパムメールみたいな悪質な広告やウイルスの感染源にされたりといった事への対策も必要になってくるだろう
ただし、ただめんどくさいとかいう理由で年賀状一枚で維持できる人間関係を捨てちゃうのはもったいないかなって思う
言ってしまえばコネとか人脈って呼ばれてるものってそういう緩い繋がりのことだと思うんだよ
人生の中でそういう緩い繋がりに救われる事ってたまーにある
そういう時の為に手間を投資してると考えればそこまで大損してるって訳でもないと思うよ
元気溌剌で、単純明快。
小さい子を可愛がるのがかわいい。
前向きに努力する姿がかっこいい。
悪いことを悪いと言えるのが素敵。
個性を打ち消し合わないよう、
プリキュアで育まれた価値観のもとに子育てをするのかと想像すると、
子供向けの番組は、キラキラ、シャピシャピ、憧れだけではなく、
ハナデカチャラ男社会学者が言うところの感染動機で落とし込んでいく。
月曜になれば、幼稚園や保育園でプリキュアごっこをするのだろう。
あるいは小学生であれば、ロールプレイでキュアショコラをイタコし、
人格を同期することもあるかもしれない。
息を吐くように自分語りすると、幼い頃は仮面ライダーブラックやターボレンジャーの相関図で社会を見、
成長とともに感染源を替え、脱ぎ捨てた殻を粉々にしたり宝箱にしまったりして社会に溶け込んでいく。
アンパンマン、トーマス、プリキュア、仮面ライダー、トッキュウジャー、
こうやって頭と体が発達していき文化が移り変わっていくのかと思うとゾクゾクする。
かっこいいものに触れてかっこつけるのを、
いつから忘れてたんだろう。
深酒して寝過ごしてプリキュア見れなかった。
だってセックスをするということはその相手と一生添い遂げる覚悟があるということでしょ?
生涯連れ添うような伴侶であっても子供を作りたくない時期はあるだろうから、
明るい家族計画としてのコンドームの使用は、まあ、理解できる。
結婚する気もないのにセックスするような関係は理解の範疇の外だ。
そんなことは倫理的にあってはならない。
これがわからない。
俺が無知なだけかもしれないが、性感染症というのはどこかしらの感染源からもらってくるものであって、童貞対処女のセックスでは発症しないものではないのかな?
にもかかわらず「性感染症予防のため」というお題目は、本命以外の相手と関係を持つことを前提にしているのではないのか。
どうしてそんな乱れた性生活を前提に話が成立しているのか、童貞にはさっぱり理解できない。
俺は唯一無二のあの子とだけ結ばれることができれば、それでいい。
ただ、ここまでの考えをもう少し進めると、問題点も見えてきたような気がする。
つまり、「童貞対処女のセックスにおいてはコンドームを使う必要がない」という制度にした場合に何が起きるのか。
他の相手と関係を持っていたとしても「童貞だ」「処女だ(膜は運動で破れた)」と申告さえすればこと足りてしまう。
虚偽の申告が蔓延してしまえば、それはそのまま性感染症や望まぬ妊娠が蔓延することに直結してしまう。
だから、たとえ童貞対処女のセックスであろうとも、コンドームの使用が推奨される。
……という理解でいいのだろうか。
時は201X年、巷では誰が作ったのか分からないアニメが動画サイトを中心にカルト的な人気を博していた。
噂では完全な個人製作で、作者は作品の完成と同時に、貧困にあえいで自殺したらしい。
商業的には失敗したが、内容は素晴らしく、社会現象にまでなるほど。
秋葉原の一角にファン達が集結し、この作品の同人活動だけで生活する集団が現れる。
彼らの熱心な布教活動のおかげで、世代も性別も、趣味趣向も超えて広く愛される作品となった。
クールジャパンで一山当てたい政府も、海外に輸出しようと企んでいたりする。
だがどうにも、おかしい。
このアニメのファンには、ただの熱狂的なファンでは説明のつかない異常な行動が目立ちすぎる。
同人活動をやっているのは、始めこそコアなオタクしかいなかったが、
やがてそれまでオタク趣味とは一切無縁だった中年男性やらヤンキーやらフェミニストやらまでこぞって同人活動を始める。
しかも彼らのスキル上達も異常な速度で、すぐさま商用になるような作品を量産するようになる。
そして何かに取り憑かれたように作品を作って、寝食もおろそかにして死者が出るようになる。
世間はそれをキモオタ怖いなぁ、なんて冷ややかな目で見ているが、実は彼らは芸術作品を通して感染するウィルスのような物にやられている。
アニメ、音楽、小説、歌、イラスト、漫才、ジョーク、ありとあらゆる物が感染源になる。
これは生物的なウィルスではなくて、ある種の感動を味わうと人間の脳の神経回路の一部が変化してしまうことが原因で発症する。
この神経回路が脳内にできあがると、同じような感動をもう一度味わいたいという中毒症状が出る。
例えば件のアニメ動画を不眠不休で24時間見続ける生活を送ってしまうとか。
すると彼らは自然に同人活動を始め、感動の再生産を始めるというわけ。
これに気づいた人々が警告を発するが、そんなバカなと政府含め世間は取り合わない。
そして感染は広がり続け、いくらなんでもおかしいと、政府が件のアニメおよび周辺作品を取り締まろうとする。
だが、時既に遅く、感染者達はアニメ動画やそのスピンオフ作品に頼らずに感染者を増やす芸術表現を編み出していた。
もはや感染経路はアニメや同人誌だけではなく、小説や音楽、果ては世間話のついでに交わされるダジャレにも及んでいた。
政府関係者にも発病が相次ぎ、政府機能がマヒしかかる危機に見まわれる中、
消防、警察、自衛隊、総力を上げて感染者と思しき人物を逮捕、拘束していく。
素人集団が自警団を立ち上げて、さらに状況は混乱を極めていく。
もちろんネット、テレビ、ラジオ、新聞などのメディアは検閲されるかシャットダウンされる。
人々はおよそ娯楽と呼ばれる全ての娯楽を捨てていく。
文字を書くことはおろか、鼻歌を歌う事も冗談を言うことも危険視される社会ができあがる。
それでも感染は止まらず、事態を重く見た米政府は日本の主要都市50箇所を核攻撃し、約8000万人が死亡する。
海外に住んでいる日本人は無条件で隔離され、リンチに遭い、日本産の絵や日本語で書かれた文章が徹底的に焚書される。
そこまでやっても感染は止まらず、やがて人々はあらゆる文明活動を捨て、人類は滅びる。
どうよ?
面白くね?
東京都内のエイズウイルス感染者が20代で過去最多になったというニュースが出回った(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150406/k10010039611000.html)。
発症した患者を合わせると前の年より43人増えて512人となり、過去3番目に多かったということです。このうち、96%に当たる496人が男性で、推定される感染経路では性的な接触が大半を占めているということです。
ニュースでは触れていなかったが、ソースと思われる東京都の発表(http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2015/03/60p3v100.htm)でも指摘されているとおり、「同性間性的接触が72.9%を占め」る。
男性間の性的接触がHIVの最大の感染源であるという結果は、厚生労働省が行っている全国規模の統計でも出ている(http://api-net.jfap.or.jp/status/2013/13nenpo/hyo_02.pdf)。
昨今では、同性婚やLGTBの市民権を認める動きが世界中で広まり、日本でも急速に法制化が進みつつある。
相手が異性であれ同性であれ、愛する人と共に過ごすことはすばらしいことだろう。
しかし上記の統計は、同性間の性交渉を行う人々があきらかにHIVウイルスの標的となっていることを示している。
HIVウイルスが自然から生まれたものだとすると、これは同性間の性交渉を不自然なものとして淘汰しようとしている。
人類が「文化的」に「成熟」し、同性間の恋愛と性交渉を「自然」なものとみなす社会的な運動をどれほど強めても、HIVウイルスに代表される「自然」はこれを厳然と「不自然」なものあるいは自然のエラーとみなし、淘汰しようとしている。
同性愛を社会的に認知し肯定する動きがどれほど世界中で高まっても、悠久の自然はこれを一時の熱病とみなして、沈静化にかかろうとしているのである。
予算のせいじゃ絶対ない。
演技やCGの安っぽさのせいでもない。
脚本がつまんねえ!
まじで何を思ってこんな突っ込みどころ満載のクソみたいな脚本書いたんだろう。
誰もこの脚本のクソさを指摘しなかったのか?
「僕はごく平凡な陸軍少佐。新人研修を終えたばかりでドジばっかりさ!だけど実は無線の傍受ができるしヘリもエース並の操縦テクで銃も百発百中なんだ!もちろん血清だって作れちゃうよ!」
いくらテレビ局をジャックして探しても、逃げたサルは二度と捕まらないだろ、なんてね。
でもこれは、ご都合主義とかお約束ってもんで、そんな上手く事が運ぶかよーなんて突っ込みながらも、主人公たちの豪快な活躍は見ててスカっとするもんだ。
感染列島への突っ込みは主人公たちが無能すぎてイラっとする類のものだ。
見てて一切スカっとしないしスリルも感じない。
観てない人のためにいかに登場人物がバカか分かるシーンを紹介しよう。
未知のウィルスでパンデミックが起こりかけて、病院は患者でパンク寸前!
そこにWHOから凄腕の美人医師が送られてきて、さあ対策会議が始まったよ!
それは何か?
それは何をするのか?
それはどこから来たのか?
それはどう殺すのか?
と書き込む。
これだけでも「なに当たり前のこと言ってんだ?」と混乱するが、一旦タメを作った後で自信満々に
「これを言い換えると」
と言いながら
それは何か? → ウイルスの正体
それは何をするのか? → 感染者の症状
それはどう殺すのか? → 治療法
「このようになります」
と、抽象的な概念(笑)をより具体的で分かりやすい形に言い換えて説明してくれちゃうのだ!
これから国家存亡の危機に立ち向かうって場面で、突然作文の授業だからね。
いや、この後でさらに具体的な状況分析が続くならいいけど、これが会議の中身の全部だからね!
こんな調子の「え、この人らバカなんじゃないか?」が延々2時間続くわけ。
きっとこの脚本書いたやつは相当頭悪いんだろうと思って経歴を見たら、こいつ大学に入学するのに25歳までかかったらしい。
なんと7浪。
そんなになる前に、自分は勉強に向いてないなって気づかなかったんだろうか。
でも大学名だけ見たら京大だから、きっと学歴厨には効果絶大なんだろうな。
そのせいで誰もゴミ脚本にゴミだって意見できなかったんだろう。
映画業界はアニメ業界と違って、ヤマカンがゴミゴミ言われてんのとは真逆な現象が起きてるんだろうね。
さて、批判ばっかりでもつまらないから、どうやったら少しは面白い脚本になったか考えてみる。
そんで物語全編の長さを1週間程度で起きた話にする。
そうすれば登場人物がヘボで無能で、パンデミックを防げずに1000万人も人を殺したとしても納得がいく。
設定上、症状が出てから1日で死ぬ上に、もともと演出がヘボくて時間の経過はテロップのみで表現されてるのだからシーンを撮り直す必要もない。
ただ、テロップで何日経過、って書かれてるとこの文章を差し替えるだけの、予算とスタッフにやさしい脚本上の変更だ。
つーか、もう完成しちゃったけど、今からでも変更できんじゃないか?
時間が切迫してるってだけで、観てる人はスリリングに感じるはずだ。
作中で明らかに浮いてる野良研究者がウィルス発見するシーンも、これなら納得できるし、一気に輝くシーンになる。
世界中が全力で探してるけど、12時間やそこらじゃ、さすがに見つからなかった。
だけど野良研究者が徹夜で顕微鏡覗いていたら、たまたま、本当に奇跡的に見つけた。
カタルシスだ!
世界中の研究者が何ヶ月もかかって見つからなかったウィルスを、ヘボい研究者が普通に顕微鏡で覗いて見つけるって、アホか、なんでそんな脚本書いたんだよお前。
感染力を大幅に増強したのだから、一般人も致死性ウィルスに怯えきって防護服、防護眼鏡、防護マスクの完全装備で街を歩くような描写を入れられる。
それでも感染は止まらないんだから、安心して登場人物に賢い行動をとらせられる。
防護眼鏡なんて普通持ってないから、水中メガネで代用することをテレビを通して呼びかけるシーンを入れたら、さらによくないかな。
みんながウィルスに怯えながら、ゴツゴツした不格好な格好をしながら、それでも満員電車に乗って出勤するシーン入れよう。
これが物語開始から3日目で、正常化バイアスのせいで異常な行動とってるって表現だな。
全ての観客が突っ込んだ、なんでただの勤務医がウィルスの発生源を探しに国連に加盟すらしてない謎の田舎な国まで出かけるんだよってのも、
ばっさり削れって思うけど、どうしても入れたいなら、4日目くらいのエピソードにしよう。
最初の感染者の親父が菌を持ち込んだってのが判明するのが、4日目の午前中。
たった一晩で感染者が日本全国で100万人を超えて、政府が慌てて非常事態宣言、海外への渡航が禁止される直前って設定だ。
そんで、その国への最終便のチケットを確保。
周りは散々、「なんでお前がいくの!?」とか「民間機じゃなくて政府専用機で自衛隊とかが行くよ!」とか説得するが、主人公は一喝。
「それでまた1日対策を遅らせるのか!ウィルスが恐くて会議室から出てこない政治家どもが当てになるか!!!」
とかなんとか熱いセリフ叫んで飛び出していくようにしよう。
翌朝、主人公が現地についた頃にやっと、政府は要人専用機を準備し終わって隊員派遣を決定だな。
野党与党のグダグダな責任のなすりつけ合いと保身のための工作の結果、対策が遅れたってことだな。
で、現地で主人公が感染源を特定した所に、要人専用機がやっと到着。
やっぱり観客に散々突っ込まれた、なんで東京が地球滅亡後の廃墟みたいになってんだよwでも病院には電気きてんのかw
ってのも、これくらいの速度で事が進めばリアリティが出るぞ。
死ぬことが分かりきってる100万人が病院にも入れず外で暴動だよ。
どうやったって鎮圧不可能。
インフラ病院などの拠点は自衛隊が守るにしても、銀座の街は無理だろね。
そうやって一日で荒れ果てた街を、飛行機から主人公が眺めるわけよ。
これが6日目。
で、ここらでヒロインも感染して、次の日に死んで涙ながらにお終いって感じか。