はてなキーワード: 千円札とは
(追記2月4日: https://anond.hatelabo.jp/20180204023951 レースクイーン業界闇深4にて詳しい写真付きの記事をうpしました )
何万人もの前でランウェイしたりお話ししたり撮影したり、笑顔で立ち続けるているのにやはりど緊張します。
緊張を解くため、そしてとにかく痩せる為です!
サーキット場の女子トイレの個室、VIPルーム、待機するワゴン車の中、宿泊先の部屋で、、、
・ケタミン→一番人気。象の麻酔薬で嘔吐の作用があり痩せるに最適。
・大麻→太っちゃうから食べてはひたすら吐く。過食拒食持ちの子が良くやる。匂いもきついし、見た目も明らかに変わるためサーキット場ではご法度。
・赤玉→以前処方薬だったエリミン錠。ケタミンの次に人気。気分が高揚し最高の笑顔を提供できる。
・処方薬→メンヘラに出されるデパス等をフリスクケースに入れ替えてラムネ感覚でぽりぽり食べる。
・覚せい剤→とにかく痩せるため、苦みがあるため服用はできません。手を出した子は大体疎遠になっていく。
私もサーキットのガラス部屋で過去に同僚のレースクイーンとスニッてしまったことがあります。
ショーのバックヤードで同僚と赤玉飲んでにこやかに、ヘアメイクをしてもらったことがあります。
パキパキノリノリか精神安定剤を大量に服用し夢心地でステージに立つわけです。
一番私がサーキット場でコイツパキパキやん?て思ったコは、関西出身で美人さんの子。
デビュー当初からタトゥーが腕に入ってて(ご法度)、デリヘルで働いてたのがバレて業界全体から後ろ指を刺されていました。
後に覚せい剤所持使用でニュースになっていてあーやっぱ様子おかしかったもんな〜って納得。
https://allabout.co.jp/gm/gc/201487/
https://ameblo.jp/growuplife319/entry-11092177522.html
有名どころで高島玲子の元旦那高知東生と一緒に捕まったアツコさん(五十川敦子さん)。
彼女はF1のレースクイーンでした。着ているコスチュームをみて貰えればお察しいただけますよね。
http://secrettalk.me/talk/2303
私はゲートウェイが芸能プロダクションの社長と、お付き合いしていた男性でした。
スポンサー接待のお食事の前に事務所の女の子たちが大体5人から10人を集めた席から始まります。
まず、全員立たされてて一列に並びます。
社長お前はOK、お前は太めだから今日は一口も食うなど精査されていきます。
最初のうちはサノレックス、ゼニカルなどの食欲抑制剤を渡されていつのまにか、千円札筒状に丸めて鼻から吸引するものになっていたパターンです。
スポンサーのほかにも政治家や編集部、記者、音楽メーカーの接待があります。
盛り上げるためにいろんな芸能人も呼ばれるんですね。
これは第3弾で書きたいと思います。
今日は結婚式のマナーについて書いていきます!是非、読んでいって下さいね!
さて、そこのあなた、結婚式の祝儀を包む際、奇数枚(1万円札×3枚など…)で渡したりしていませんか?
奇数枚で渡すということは「割り切れない」関係を暗示し、夫婦生活の軋轢を意味しているのです。
事によると、新郎新婦を呪っていると捉えられてもおかしくありませんね。
偶数枚(1万円札2枚、5千円札2枚など)で渡すことで、円満な家族関係を願う意味を込めることができますよ!
もうこれで、ご祝儀の枚数で迷うことはありませんね♪
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みたいな、ニセ風習(縁起や作法)を広めるスキーム作ったら面白そうだなって考えてる。
こういうのってたいてい誰かが言い出したこじつけ程度の根拠しかないので、上記のような形で明らかに既存の風習と矛盾するカウンター的なニセ風習をこじつけ付きで広めることで、読んだ人が「どちらが正しいのか」と考える過程で、こじつけの馬鹿馬鹿しさを自覚するきっかけになるんじゃなかろうか。
風習は「私はあなたと同じ価値観を持っていますよ」という対人関係の円滑化の手段として必ずしも無意味なものではないけれど、そのために馬鹿馬鹿しい根拠で不合理な振る舞いをさせられるのは性に合わないので、できるものは相対化されてほしい。
財布と小銭入れを分けているんだけど、レジが混んでたりすると慌ててお札だして小銭を上着のポケットに突っ込んだりする。
そのまま小銭入れに入れるのを面倒臭がったりすると忘れてしまい、次に着たときにもはや何時崩したのか定かでない小銭に遭遇するわけなんだけど、これが嬉しい。
どう考えたって得はしてないんだけど、なんだかすこしラッキーな気持ちになるから不思議だ。これが会計中あと100円足りないってときに見つかると気持ちがいいし、500円玉ほどの大物になるとこの嬉しさはかなりのものだから是非一度試してもらいたい。
なんだか子供の頃、千円札をわざと小銭でもらっていた頃を思い出す、そんな懐かしい喜びがある。
今日も釣り銭をポケットにしまい込み、この文を書いている。次に小銭をポケットから見つけるのはいつになるだろうか。その日が少し楽しみだ。
お昼食べようと思ったら何かのイベントでファーストフード店がクソ並んでて、運良くその列の先の方にいる後輩を見つけたわけですよ。
こりゃついてると思ってそいつに話しかけたら「せっかくだから注文しますよ!」って。
おお。いいやつじゃないか。それなら頼むよとひとまず千円札をわたしてオーダー。
で、待つことしばしで無事食事を受け取りました。ありがとさん!
あれー?忘れてるのかのなー?と思って、「そういえばお代足りた?」って聞いたら、「はい。余裕でした。」
うんうん。で、お釣りは?
いや、たしかにこういうシチュエーションになってみると、お釣りよこせ!ってすげーいいづらいのな!
多分セットで700円くらいだから300円ならお駄賃でくれてやっていいけどさ、それって暗黙の了解だっけ?
何か。お前さんはお金を受け取ったら買った人間がお釣りをもらっていいルールの家庭でそだったのか?
後輩「こちらお釣りです。」。俺「いいよ。とっとけ。」とか、かっこいいやり取りもさせててもらえないのかよ。
今ここで、「あ、おつりならいいから」とか言ったら完全に負け犬じゃん。え?そんなこと気にしてたの?みたいになるじゃん!
別にケチじゃないけどわたしたら自動でいらないほどがばがばでもねーよ!
そんなことばっかり考えてると何食べても味ってしないのな!知りたくもない貴重な経験ありがとな!
昼寝をしていると部屋のインターホンが鳴ったので、amazonで注文していた本がもう届いたのだろうか、と思ってドアを開けるとゾウが立っていた。
開ける前にちゃんと覗き穴で誰が来たか確認しておくべきだったと後悔したが、後の祭りなので仕方なく対応することにした。
ゾウならなんとかなるかも知れない、これがトラやライオンだったら大変なことになっていたので、まだマシだと思った。
「何かご用ですか?」
「先週、二階に越してきた者です。少し話がありまして。」
ゾウはそう言うと私の方をじっと見つめた。
シワシワのまぶたに覆われた小さな眼からはその表情を読み取ることはできなかった。地面に届きそうなダランと伸ばした鼻が時々ヒクヒクと動いていた。
ゾウがアパートに住むという話は聞いたことが無かったが、都会ではよくある事なのかも知れないと思った。
「話って、なんでしょう?」
私はゾウを見上げながら聞いた。ゾウの顔はだいぶ上の方にあるので首が痛くなりそうだった。しかしキリンと話すよりはマシだろう。
ゾウは私の問いには答えずに、地面に垂れていた鼻を私の肩越しに部屋の中へ伸ばすと、
台所のまな板の上に放置してあったニンジンの切れ端を掴んで口に運び、ムシャムシャと食べ始めた。
私はいきなりの事で驚いてしまった。いくらゾウとはいえ、他人の部屋の物を勝手に食べるのはおかしいと思った。慌てて扉を閉めようとしたが、長い鼻が邪魔で閉める事はできなかった。
「はあ・・・大変ですね」
ゾウの体を考えると、3日も何も食べていないのは、かなり辛いのではないかと思った。
それでもいきなり他人の台所のものを食べるのはどうかと思うのだが。
「すいません、とてもお腹が空いていて・・・アフリカにいる親戚がお金を送ってくれたのですが、手違いで一週間後に届くことになってしまったんです。」
ゾウはゆっくりとした口調で言った。
「突然で申し訳ないのですが、ひとつお願いがあるんです・・・」
「はあ、なんでしょうか。」
私は何か、相手のペースに呑まれている気がしたが、今さらどうすることもできなかった。
「少しだけでもいいので、お金を貸して欲しいんです。」
見たところ、悪いゾウではないような気がしたが、流石に初対面の動物にお金を貸すのは抵抗があった。
私がそう言って、不動産屋に電話をかけようと携帯をとった瞬間、ゾウの鼻が伸び、私が持っていた携帯を取ってしまった。
「少しだけでいいんです。今、財布にどのくらいあります?」
ビックリして固まっている私を尻目に、ゾウはそう言った。
私は、できるだけ平静を保とうと心の中で思いながら、財布の中身を確認した。財布内には一万円札が1枚と、千円札が6枚入っていた。
「いま、これだけしか無いんですけど」
私は努めて普通に言ったつもりだったが、声は少し震えていた。
これで「足りない」とでも言われたらどうなるのだろうと思った。
ゾウの足の大きさなら、私なんかは一足でカエルのように踏み潰されてしまうと思った。
ゾウはお札に目をやると、少し微笑んだ。(少なくとも私にはそのように見えた。)
私からお札を受け取ると携帯を私の手に戻し、「お金は必ず返しますから。」
と言って、そのまま悠々と歩いて行ってしまった。
私は少しのあいだ呆然としていたが、急に気がついて不動産屋に電話をかけた。
不動産屋の人は「先週、二階に引っ越してきた人っていますか?」という私の問いに、困惑したように「そのような人はいないですよ。」と言った。
私は全身の力が抜けるような気がした。
パトカーで来てくれた警察に事情を説明していくうちに、私はなぜこんな簡単な事件に引っかかってしまったんだろうと情けなくなってしまった。
少し考えると、お金を渡すのはどうしようもない悪手だった気がしてならなかった。
警察は一通り話を聞いたあと、防犯カメラを確認しに不動産屋の方に向かった。
後には私と婦警さんが一人残った。
私は隣に立っている婦警さんに、こういう事件はよくあることなのか聞いた。
婦警さんは少し苦笑いしながら、あまり聞いたことがないですね。と答えた。
しばらくして不動産屋から帰ってきた警察官は、「いま防犯カメラで確認したけどね、あれはアジアゾウだよ。アフリカゾウはこの辺りにはいないよ。」と言った。
私は、そういえばアフリカの親戚がどうとか言ってたなと気がついたが、今さら気づいても後の祭りだった。
続けて警察官は私の方を向いて、
「あなたは田舎から出てきたばかりだから仕方ないかもしれないけど、ここら辺には悪いゾウもいるんだから、気をつけないと駄目ですよ。簡単に扉を開けたりしたら駄目ですよ。わかった?」
と少し強い口調で言った。
空になった財布を手に持ちながら、私は本当にその通りだと思った。
実況検分が終わり、警察が帰ると、私は部屋に一人残された。
私はドアの方を見つめながら、これからはどんな動物が訪ねてきても、まず必ず覗き穴で確認し、チェーンロックをかけたまま対応しようと、固く心に誓った。
イオンモールに行った
でもレストランだけは大繁盛してた
ドレッシングとかおだしとかかつおぶし削る前のやつとかのちょっとお高いのを売ってる店先で、
出汁の試飲をやってた
めっちゃうまかった
上品で
しかも試飲が、野沢菜の漬物と小さじ1杯くらいのごはんにだしをかけて出汁茶漬けっぽくして食べれるようになってて、めちゃくちゃうまかった
でもだしのお値段1600円・・・さすがに高すぎる
でもだしをはじめとして調味料はほかの野菜やら肉やらと違って1回買ったらしばらく使うもんだから、ケチるところじゃないとも思うんだよな
そこはいまどき珍しく試食がたくさんあって、ドレッシング?みたいなのを小さなせんべいにつけて食べられるようにもなってた
そんな金持ちじゃないし
フタバ図書GIGAもいったけどかなりスペース狭かったしやすくなかった
最近、給料が入ったら銀行で二千円札に両替して、買い物で二千円札を使うようにしている。
よく「今も二千円札って使えるの?」と聞かれるが、今は刷ってないだけで現行の紙幣である。
まだ発行されて17年しか経ってない紙幣が無効にされてたまるか。
ゆうちょ銀行には二千円札が無いとのことだが、一般的な銀行、信用金庫ならどこでも両替できる。
客が誰もいない、住宅街にあるような地元では聞いたこともないような銀行だと待たされないのでおすすめ。
ただ、銀行から「ピン札の用意はできない」と言われるが、そもそも使われた回数が少ないので、折れ目が全く無い、ほぼピン札と言っても過言ではない綺麗な状態のものが多い。
よくネットで「コンビニのレジで二千円札出したら店員がパニックにwww」なんてのを見るが、あれは完全に嘘松。
高校生バイトなんて、下手したら生まれてこのかた一度も二千円札なんて目にしたことも無いのがいてもおかしくないが、
二千円札に文句を言う奴がよく言うのは、「自販機で使えない」だ。
地下鉄やラーメン屋の券売機など、五千円札、万札が使える自販機は二千円札も対応している。
五千円に対応していて二千円札は対応していないものは見たことがないので、不便を感じたことはない。
世界的に「20」のつく紙幣はあるのに、なぜ日本ではこんなに嫌がられるのか、謎だ。
ただ、こないだ風俗に行って二千円札を出したら「当店では二千円札は受け付けておりません」と返されてしまった。
実際使ってみても全く不便ではないし、計算しやすいし、逆に使いやすいとすら思えるので
受け取らないということではなくて、受け取りたいけど受け取るのが恥ずかしい。
例えば329円というお会計だったとして、小銭入れに百円玉数枚、50円玉、十円玉数枚が入ってたとする。
そうすると、一番近い渡せる小銭は330円になる。
ただそうするとお釣りが1円になってしまうので、そういうときは350円か400円を渡すようにしてしまう。
ポイントカードでせこせこと1円単位のポイントを貯めるくらいだからお金は大事だ。
でも、レジの相手に、たった1円を受け取るためにそれまで待っているのかと思われるのがとても嫌だ。
だから、小銭がなかった体で、お釣りが1円にならない金額を渡してしまう。
困るのは支払いが999円になったとき。
いくらなんでも千円札と9円だして10円玉を1枚受け取るみたいなことはできない。
そのまま千円札で支払えば相手は1円玉を一枚返すだけなのに、返ってくるのは同じ小銭一枚なのにこちらが小銭を減らしたいがために相手に9円分数えさせる負担を押し付けるようなものだ。
かといって千円札を払ってから1円を受け取るまでの間がどうにもならないほどに気まずい。
できるだけ頭のなかでお会計を計算するようにして、千円近い金額になると余計なものを買ってある程度飛び越えるようにしたりするときもある。
こんな息苦しい世界でみんなどうやって生きてるの?
なんと愛くるしことか…無事保護されてよかったのう…不憫な猫ちゃんたちの餌代の足しにでもなれば…と思い、財布から千円取り出し募金しようとしたその刹那…
何かと思いそちらの方に目をやると、不覚にも愛くるしい猫に気を取られ、猫ちゃまにタッチしてしまったお子様と店員BBAに烈火のごとく叱られる若いママの姿が…
『猫が病気になったらどうするんですか!?書いてあるでしょ至る所に触っちゃダメだって!お母さん、ちゃんと目を光らせておいてください!子供の監視もできないのに猫だなんてくぁwせdrftgyふじこlp』
おぉ神よ…気持ちは分からなくないのだが、貴方のようなヒステリック、サイコ嫌みクソババアの存在が保護猫の里親見つかるのを困難にしてるんじゃなかろうかね?
俺は千円札を握りしめてその場を後にしたよ。
滅びろ
退職直後は「こんなブラックを経験したんだから次は多少きつくても頑張れるだろう」と思っていた。
しかしいざ就活してみると、異常に傷つくことを恐れて求人の条件を無意識に厳しく見定めていた。
別にブラックというわけではなくても「なんか辛そう・大変そう・心折れそう」と感じると怖気づいてしまう。
ブラック企業就業経験で得たのは耐え抜く力じゃなくて自己保身だけだったと気づいた。
これを「新卒時代の就活の失敗経験を反省し、それを今後に活かしている」と言うと聞こえはいいが、
週休完全二日制で残業が少なくストレスもなくボーナスもそれなりに出るホワイトな正社員への道なんざ、
キャリアも資格もなくてもその道が用意されているのは他でもない、新卒だけだ。
ついさっき、正社員登用制度ありの契約社員(コールセンター・受電)の面談に行った。
コールセンターは学生時代のバイトで簡単な発信経験だけあるので、志望動機は書きやすい。
担当の人はとても良い人だった。前職のことも同情してくれた。
「クレーム多いよ。耐えられる?クレームの電話のあと、またすぐ電話とらないといけないけど、気持ち切り替えられる?」
「明日も仕事かあ、電話とりたくないなあって落ち込まない?」「ずっと溜め込んで引きずらない?」
溜め込む。引きずる。気持ちの切り替えはヘタ。仕事が嫌だと思うと自室で泣く。クレーム処理の経験はない。怖い。
でも正社員へのためだと思って、「大丈夫です、大丈夫です」と機械のように答えた。
シフトの時間帯を悩んでいるうちに、「このままだと決まってしまう」とだんだん不安になってきて、
声が小さくなって目が泳いでいたから担当の人も薄々わかってたんじゃないかと思う。
まっすぐ帰るのももったいないので、雑貨屋や服屋やコンビニをブラつき、適当に何か買ったりした。
そういえば父親にプリンターのインクを頼まれてたなと思い出し、それもダイソーで買った。200円だった。
帰宅してパソコンをつけて、だんだん情けなさと惨めさが心の奥底から沸き上がり、目頭が熱くなった。
昨夜、母親に「ここにするよ、正社員登用に力入れてるって書いてるし、GW明けから働くよ!」って元気よく言ったことを思い出した。
新卒時代からずっと私の就職のことで心配をかけていたので、本当に決めたかった。
私の就職の心配もなくなってスッキリした気分で飛行機に乗り、観光しているんだろうか。
「やっぱりだめだった」と連絡をするのは、旅行中と帰宅してから、どちらがショックが少ないだろうか。
私が帰宅しておよそ1時間後、父親も出先から帰宅した(家で仕事をしているので基本平日でも家にいる)。
プリンターのインクを渡すと、お駄賃として1000円貰った。今日のことは聞いてこなかった。
私の進学や就職や恋愛に関しては何も口出しをしてこない。そういうのは母親の役目だ。
私もそれを不満に思ったことは一度もない。家庭環境には何一つ問題はないと思っている。
久しぶりにリクナビNEXTを覗くと夢真ホールディングスがちらりと見えたのですぐ閉じた。
話がそれた。
正社員も落ちる。契約社員も落ちる。派遣も実務経験を求められることが多く、コールセンターばかり紹介される。
おもに新卒がこじらせる大手病というものがあるが、女子は事務職病になるのではないだろうか。
大手に入ることよりも、未経験者が正社員で事務職に就くことのほうが難しいのではないか。
「新卒で入社しそこである程度経験を積む」ことができなかった者の人生のハードルが高い。
その道からあぶれた者がまるで人間ではないかのような扱いを受ける。現代のエタヒニンだ。
調べると沢山いる。17卒ももう既卒なのかと少しぞっとするし、09卒の人もいて驚く。
新卒の就活解禁の時期は毎年ニュースになる。気持ち悪いほどの真っ黒なスーツ集団で埋め尽くされた合説会場が映し出される。
リクスーは日本の気候に不向きだとかパンプスは移動に不向きだとか履歴書手書き論争とか
そういうのは今ここであーだこーだ言わない。そこはまあルールに合わせる。
ていうか新卒でも結構やばいんだって。若者の就活事情がもうおかしいんだって。
まあ新卒の就活に関しては割と話題になることもあるけど、既卒なんてもう亡き者扱いになってる。
甘えだとか自己責任だとか言われるけど、それは知ってる。わかってる。
その上でほんとに、なんとかして。
社会が私を無能と言っているのなら殺してほしい。痛くないように。
簡単に安楽死できる施設がそこらへんにあってほしい。郵便ポストみたいに。
自殺はだめと言われるのに、自殺したくなる環境を野放しにすることは咎められないのはおかしくないか。
小さな小銭入れしか持ってない父親がくれた四つ折りの千円札を眺めながらこういうことを考える。
考えても現状は変わらないので、とりあえず履歴書を袋から出す。
追記
夜に母親から電話がかかってきた。別に今日のことを尋ねる目的ではなく、たまたま別の用事があったようだった。
ついでに泣きながら今日のことを報告した。おそらく既卒就活を始めてから一番の号泣具合だった。
「まあそう焦らないで。なんとかなるから大丈夫だから」と励まされた。
・プログラマについて
私はバリバリの文系でプログラミングのプの字も知りませんが、新卒時代、SEの内定を2つ貰いました。
「手に職持てるから」「なんかカッコいいから」というくだらない理由でした。
でも勤務地が地元ではなく東京で、初めての一人暮らし・初めての業界・初めての東京という三拍子に
「流石にキツくないか」「うつ病になってこっちに戻ってきそう」と家族に散々に言われ辞退。
また目指すべきなのでしょうか。検討してみます。ありがとうございます。
3人で飲みに行くと思ってたら後輩を一人呼んでもいいか?ということで面識のない4人目の学生が増えた
一通り料理を注文して食べ二杯ビールを飲んだ、他の人はもうちょい飲んでたかな
3000円置いていこうかなと思ったが、千円札は2枚
2000円じゃ流石に足りないだろうからどうしようかな、と思案していたらその場で一番近しい人から
との声に甘えその場は帰った
翌日のラインを見ると
「学生の○○からは1000円もらって、残り3人で割ってひとり4000円になりました」
それを見た瞬間胃がキリキリした
昨日同席しただけの今後関わらないであろう学生におごる理由もないし、俺の居ない所でおごることが決められたことに納得がいかない
おそらくその場に居たら不満顔をしながらいいよいいよと言って4000円出すことになったと思う
割り勘の3000ちょいではなく4000円出す、というのはその場での自分の意思決定があった上での4000円だ
それを選択肢が与えられない状態で一通のラインだけで、4000円払うことが押し付けられている感じがものすごーくモヤモヤする
そこに俺の意思が入らなかったのに、4000円請求って筋が通っていない気がする
割り勘代だけ払うねとラインを返したが俺がみみっちいだけなんだろうか
http://anond.hatelabo.jp/20170325194531
ねえ、貴女と一緒に出かけるときはいつもファミレスだったよね。
一番最初、貴女とノートを広げてテスト勉強してたときからそうだったね。
おごってもらったのがドトールだったよね。
「私は、毎日こういうところで休憩してるよ。金が余ってしょーがないから」
貴女はそういって笑ってたっけな。
「派遣の後輩たちにこうして奢ってやって、言うこと聞かせるんだ」
そういうことを目を輝かせて語っていたのも、ド○ールだったね。
あれから十年たって今、こうして、たまに貴女とカフェに行くときもやっぱりド○ールだ。
ここ何年か、こういう安いカフェに行くのは貴女と一緒のときだけだ。
別に安い店が悪いというわけじゃないけど、ここのコーヒーは色付の汚水みたいなもんだ。
カフェのあとに行く、ユニクロの服は、ボロ布を見ているような気がしてならない。
ねえ、別にファッションビルで少し値段の張った服を見なくたっていい。
もう少し金を出せば、ユニクロでなくって、本物の服やコーヒーを出す店を
でも、今の貴女を見ると、
貴女がポケットから取り出すくしゃくしゃの千円札三枚を見ると、
私はどうしても「もっといい店行こうよ」って言えなくなるんだ。
貴女が前の派遣先クビになったの聞いたよ。貴女が体壊したのも知ってたよ。
新しく入った派遣先で、一回りも歳の違う、20代の若い派遣社員の中に混じって、
使えない粗大ゴミ扱いされて、それでも必死に卑屈になって仕事続けているのもわかってる。
だけど、もういいでしょ。
十年前と同じドトールで、十年前と同じ、努力もしない夢を語らないで。
そんなのは、隣の席で浮かれているガキどもだけに許されるなぐさめなのよ。
初めてラブホテルに行った。ただし1人で。理由は興味本位。聞いた話では、ラブホの内装の豪華さや部屋の広さはビジネスホテルの比ではなく素晴らしいという。しかも価格はビジネスホテルとさほど変わらず、宿泊せず日帰りなら「休憩」という扱いでさらに安くなる。豪華で安いとは、それだけで興味を惹かれるではないか。そんな素敵な施設たちが、どれも性行為のために建てられているというのもまた興味をそそる。では実際に行ってみようと思ったわけだ。(恋人を作って2人で行ったほうが楽しかろうということは承知しているが、恋するアテがないので1人だ。)
まず地元のラブホを検索してみたが、どれも市街地から離れていて微妙に行きづらい場所にある。車があれば簡単なのだが、そのためには親の車を借りねばならない。行き先を親に尋ねられては面倒だから、やっぱりバスで行こう。早速バスに乗り、30分くらいして降りた。それからラブホまで1km以上歩く。遠い。これ、せっせと歩くのが私だけだから良いけど、もし恋人を連れていたらきっと文句を言われるんじゃないか。ラブホの一部屋のためだけに、何もない山道を進むデートプランなんて無理がある気がするぞ。地方住みの人間にとって車は大事だとよく聞かされるが、その理由の1つがデートか、と納得した。
しばらく歩いて目的地に到着した。いざホテルの看板を前にすると羞恥心が出る。いやしかしここは山道だし、人通りは極めて少ない。今は誰も見てないから、さあ入ってしまおう。18禁マークが描かれたドアをえいと開けた。中は薄暗く静かで、フロントにすら人影がない。営業時間外か?いや営業しているはずだ。私のスマホの画面によると、○○号室と××号室は今現在使用中なのだから。(ホテルのWebページで、何号室が利用中かをリアルタイムに確認できるのだ。「今この部屋で誰かが性交してます」という情報を一般公開するシステムが真面目に運用されていると思うと、何だか笑ってしまう。)さてフロント付近には、ボタンの付いた大きいパネルがある。これが噂に聞いた部屋選択パネルか。よさそうな部屋を選び、ボタンを押す。するとパネル上の部屋を示すライトが消える。…それだけ?特に音は出ず、案内もなく、これで本当に入室手続きが出来たのか不安になる。私よ安心しろ、事前に調べたとおりだ、と自分に言い聞かせる。ボタンを押し、部屋に行くだけ。フロント係が姿を見せないホテルも珍しくないと聞いたではないか。パネルのライトが消えたのは、部屋の状態が空室から利用中に変わったということだろう。緊張しながら部屋に向かう。急な階段を登り、角を曲がると、目的の部屋のドアが見える。ドアの上のランプがちかちかと点滅しているのは「ここに入室してください」のサインらしい。しかし人の気配がないのが不気味だ。暗く狭い廊下で、誰一人見かけない、誰の話し声もしない。時々遠くからドンッと重い音が聞こえるが、何の音か判別できない。防音性能が良すぎるゆえの不気味さか。点滅するランプだけが唯一の歓迎の証だ。これを信じてドアを開ける。いざ入室。
入室すると靴を脱ぐ場所があり、そのすぐ前にまたドアがある。二重扉、防音は安心できそうだ。2つ目のドアを開け、部屋を目にした瞬間に驚いた。広い、そしてオシャレだ。同価格帯のビジネスホテル2部屋分はあろうかという広さ、2人どころか3人は悠々と座れそうなフカフカのソファ、ガラス製のモダンなテーブル、でかいテレビ、控えめに流れるイージーリスニングのBGM、マッサージチェア、ウォーターサーバーまで。照明の雰囲気もとても良い。部屋の数の多さ、広さのために照明は沢山あるが、どれも暖色系の色合いで統一されている。照明自体に飾りがあったり、間接照明を多用していたりと、部屋の上質さを演出するために様々な工夫がされていることがわかる。部屋のデザインは豪華だが落ち着いていて、いやらしくないどころか上品さすら感じる。さて目立たない場所に自動精算機がある。これは部屋の鍵と連動していて、一度部屋に入ると精算機にお金を投入するまで出られないと聞いている。玄関のドアを確認すると、確かに開かない。不払いを防ぐ見事なシステムだ。それから風呂場も見てみようと重い、別のドアを開けるとまた驚いた。そこは風呂場ではない、脱衣所だ。顔を洗う用の蛇口と鏡、その横に大量のアメニティが並んでいる。タオルや歯ブラシは当たり前として、マウスウォッシュ、化粧品が5種類、整髪料が2種類、ローションなどなど。これ全種類使っていいのか…豪華だ。この部屋からトイレと風呂場に繋がっている。バス・トイレ別だ。風呂場も広い。ビジネスホテルの風呂場3つ分くらいの広さはありそうだ。(こんなに広い空間を何に使うのか疑問だ。マットプレイをするにしても、もっと狭い場所で良さそうなものだが。)さてメインの部屋に戻って、周りを見渡してみる。一見すると上品な部屋でも、よく見ると性行為に関連するグッズがたくさん置いてあることが分かる。ベッド脇にはコンドーム、大きなジュエリーボックスのような箱の中には電気マッサージ機があり、テレビ台の中の自動販売機にはピンクローター、ローション、バイブ、まむしドリンクなどが売られている。洒落たテーブルの上にあるファイルは、グッズのレンタルの案内だ。コスプレ衣装やマットプレイ用品などを借りることができる。レンタルは1つまで無料…って本当に?安すぎるのでは?しかし1人でコスプレをする気分ではない。他にはアロマディフューザーのレンタル…これは私でも楽しめそうだ。せっかく無料だから頼んでみよう。ベッド脇の受話器を取り、フロントにコール。相手はおばさんの声だ。
「はい、フロントです。」「アロマお願いします。」「お持ちします。少々お待ち下さい。」
この声を聞いて、ようやくホテルのスタッフが人間であることを理解した。今までスタッフの気配を全く感じなかったから、自立型ロボットが運営していると言われても信じてしまうくらいだった。しばらくすると部屋のチャイムが鳴った。玄関のドアは開かないはずだが…向こうから入ってこないということは、こっちから開けろということか。試してみると、ドアは普通に開いた。目の前にはサービスワゴンと、そこに乗ったアロマディフューザー。しかしスタッフの姿が見えず、声もしない。ラブホのスタッフは客との接触を最小限にしていると聞いてはいたが、まさか物品の受け渡し時ですら姿を隠すとは。恐らくスタッフは客の気を散らさないよう、柱の影に隠れているのだろう。私は廊下の暗がりに向かって「ありがとうございまーす」と声を掛けながら、ディフューザーを手にとってドアを閉めた。しばらくするとガチャンと音がした。ドアがまた施錠されたみたいだ。うーん、まるでサービスワゴンがひとりでに動いて来たみたいだ。やっぱりロボットなのでは…?
アロマを試してみると、普通に良い香りだ。でも機械の音が大きいから、性交時には使いにくいような気がする。
レンタルの次に気になるのは、やはり電マだろう。実物を手に取ったことはないから、どのようなものなのか興味が湧く。ベッド脇に置いてある大げさな箱を開けてそれを手に取る。意外と重い。形はよく見るタイプ(見るといっても液晶や紙の中でだが)で、細長い取っ手とテニスボール大の先端部からなる。コンセントを差してダイアルを回す。これがあの振動か。先端部を握ると手が痺れるほどの強さだ。さらにダイアルを回すと電マはけたたましい音を上げ、最大の強さにするとかつてないブルブルが私の手を襲った。先端部を握った手は重いパンチを受けたかのように力が抜け、強く握っていられない。これほど強烈だとは…どうりで有名グッズになるわけだ。ところで、電マの箱には注意書きが書いてある。「使用時はおもちゃ用ゴムを付けてください。」そのようなゴムがあるとは知らなかった。よく見ると箱のそばにはゴムらしきものがある。製品名は「トイラップ」と書かれている。「コンドームではありません」という表示のとおり、普通のスキンよりも分厚くて固い感触をしているが形状はコンドームと同じだ。説明書きによると、このゴムを内側から指で広げて電マの先端部にかぶせるらしい。なるほど面白い、せっかくだから使い方を覚えていくことにしよう。さっそく試してみるが難しい。コンドームを広げてテニスボールにかぶせるような動作といえば難しさが伝わるだろうか。すんなりとは輪っかが広がらず、無理に装着しようとしたら摩擦で破れてしまった。
しまった。もう一度挑戦したいが、そのためにはフロントに電話して替えのゴムを持ってきてもらわないといけない。これをお願いするのはかなり恥ずかしいが、それでも好奇心のほうが上だ。新しいアイテムの使い方を知りたい。意を決して受話器を取った。若い男性の声が電話に応答した。
「はい、フロントです。」「トイラップ?っていうやつの、替えを持ってきてもらえませんか。」「トイラッ"ク"?えーっと…」「いえ、トイラッ"プ"を…」「トイラップ…?ですか?」
おかしい、相手に伝わっていない。電マにかぶせるやつだと言えば一発で伝わるだろうが、電マなんて恥ずかしくて言いたくないぞ。
「試そうとしたら破れちゃったんで、新しいのを持ってきてほしいんですけど」 「破れ… ああ!あれですね。あの、で、でん…、電…」
お前が恥ずかしがってどうする。スパッと言ってくれないと、こっちまで恥ずかしくなってしまう。とはいえ、「でん」の2文字があれば意思疎通ができたことは分かる。
「そう、それです。」「分かりました、お持ちします。」ガチャリ。
思わずベッドに突っ伏した。想定よりも恥ずかしい会話になってしまった。お互いが「電マ」と言えないのに、電マに関することを伝えなければいけなかった。とはいえ、これでもう一度あのアイテムに挑戦できる。しばらく待機すると、またチャイムが鳴った。玄関のドアを開けると、やはり人がいない。目の前のサービスワゴンには小さなゴムだけがちょんと乗っている。奇妙な光景だが、人がいなくてよかった。もしこれを人から手渡されたら、さらなる羞恥を味わうところだった。「どうもー」と言いながらゴムを取り、ドアを閉めた。しばらくしてまた鍵を閉める音がした。
さて再トライだ。トイラップをかぶせる前によく広げるのがコツなのだろう。ちょっとした試行錯誤の末、装着に成功した。これで電マの先端部はカバーされ、局部に当たる部分が衛生に使えるようになった。しかし取っ手の部分まではカバーされない。ここにも他人の愛液なり精液なりが付くと思うのだが…まあ見た目には汚れはなく、ベタベタするわけでもないので衛生問題はさほど気にならない。ただ潔癖症の人は使用を嫌がるかもしれない。とにかく、これでようやくトイラップに関する私の好奇心は満たされた。
さて、まだ部屋にはアイテムがある。部屋の隅、目立たない場所にある額縁の中には「命を守るために。売上の一部は日本赤十字社に寄付されます。」カップルで命を作るついでに命を守る…面白いシャレだ。ベッド脇の分厚いファイルの中にはコミュニケーションノートがある。過去にこの部屋に宿泊した客が、思いの丈を書き記したノートだ。見るとただのノートではない。情事を書き記すために作られた記入欄がある。例えば「今日の想いに○をつけよう。彼女記入欄: 今日望むプレイは? ハードに・やさしく・ちょっとだけ・さわらないで 彼氏記入欄: 今日は何回がんばる? 彼女の望むだけ・3回・1回・もう帰る」といった生々しい質問がズラリ。そこに律儀に回答している沢山の恋人たち…。1人で冷静に部屋を観察している私と、熱々なノートの温度差が心にしみる。「好きすぎてやばい」「素敵なデート」「愛してくれてありがとう」 愛の記述のパレード。ラブホテルが人々の幸せに大きく貢献していることが分かった。どうぞお幸せに。
次はテレビでも点けよう。このホテルにはVODがない。(ネットの口コミレビューが言うに、「今時ラブホでVODがないなんてありえない」らしいが。)見れるのは地上波といくつかの有料放送。BS、CS、アダルトなチャンネルが3局など。しかし興味を惹かれる番組はない。食事を頼んで映画を見ながらまったり、といった楽しみ方はまた別の機会にしよう。
さて色々部屋を観察していたら、いつの間にか2時間を過ぎてしまった。料金プランの休憩2時間コースは超過し、代わりに休憩5時間コースが適用されるはずだ。5時間コースで今帰宅するのは勿体無い。もう2時間くらいは部屋にいよう。しかし何をしようか。食事も頼めるみたいだが、お腹は空いてない。とりあえずベッドに潜り、ダラダラとスマホを見た。うーん、他に楽しいことがあるような気がする。周りを見渡すと、私のそばに電マが横たわっている。そういえば先程のゴムの挑戦のあと、ベッドの上に放り投げたのだった。2回も挑戦した甲斐があって、先端部はしっかりとカバーされている。私はしばしそれを眺めた。さて。ベッド、私、電マが、飾り付き照明に照らされている。私はおもむろにそれを手に取る。ここからは割愛。
結局、休憩5時間コースを目一杯に利用してしまった。シャワーを浴び、服と荷物を整え、精算機に対面する。想定通りの料金になっているだろうか。何かの間違いで宿泊料金になっていたらどうしようか、と緊張する。「精算」ボタンを押して表示された金額は、よかった、想定通りだ。千円札を何枚かガーッと吸い込ませると、玄関のドアが解錠される音がした。さあ帰宅しよう。
「帰路」の案内に従って進むルートは、入室時とは別になっていた。他の客とすれ違わないようにするために、別の廊下を準備するとは驚きだ。出口の扉を開けると、入った所とは違う場所に出た。もうすっかり夜だ。公道に出た私を待っていたのは、闇だった。そういえば忘れていたが、この山道には街灯がない。目を凝らさなければ道路が見えないほどの闇の中、バス停まで1km以上歩かなければならない。ああ、これが2人デートじゃなくてよかった。恋人にこんな怖い道を歩かせていたら、興ざめなことこの上ない。このリア充界では車があるのが当たり前で、徒歩での移動は想定されていないわけだ。私は世のカップル達との温度差を感じながら、闇の中をせっせと歩いた。
バスに乗り安心したところで、今日の出来事を振り返った。美しい場所だった。内装の美しさ、性の美しさ、人と会わずにサービスを提供する奥ゆかしさ。そのような場所に初めて足を運んだのは大きな冒険だったが、次は気軽な気持ちで利用してみたいと思った。旅行時にコスパの良いホテルとして使えるし、コミケに参加した後で薄い本に没頭したい時にはうってつけの場所だ。設備があるホテルなら、映画や食事、カラオケでダラダラするのも良い。きっと1人でも、様々な使い方ができるはずだ。さあ、今日は新しい経験をした。このことは詳しく日記に残そう。私は帰宅して間もなくパソコンに向かい、この文章を書き始めたのだった。