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はてなキーワード: ベテランとは

2018-06-24

ある短編が忘れられない

小学生の頃に父の寝床にあったミステリ短編アンソロジーひとつ

小学生の頃にはこれに恐怖しながら頁を繰っていたものだが、そんな感性を持っていれば読書は楽しくて仕方ないだろうと思う。

作者もタイトルも覚えてないので、もう二度と会えない作品でもある。

今読んでも、作品のアラを見つけてしまうだろう。

ネタバレも糞もないけど以下あらすじ。詳細はたぶん色々と違ってるはず。

ある文学新人賞をある大学文学部に通う女子大生が受賞した。

ビジュアルのよい若い女性である事もあってマスコミは色めき立ち、連日週刊誌ワイドショーで引っ張りだことなる。

当人キャラクターと裏腹に作品の内容は重く暗いものだたが、選考委員を唸らせるだけの内容のあるものだった。

狂言回し編集者マスコミに出る女子大生の軽い言動作品乖離違和感を覚える。

一方、彼女が写ってる写真取材映像で高頻度である男が背景に写り込んでいる事に気付く。

そんな事をしているうちに、彼女は受賞後第二作を発表、これも受賞作ほどではないが高い評価を得る。

このペースで内容の伴う作品連続で書くのはベテランでも無理だろう、

何かあると調べて行くと、文藝マニアの知人が、彼女の二作品戦後まもない頃にデビューして注目されつつも病か何かですぐに姿を消したある新進作家作品との類似点に気付く。

その作家デビュー作はそれなりに注目されたため巻頭で近影が掲載されたが、その顔は彼女の背景に写り込んでいる男の顔そのものだった。

そこに辿り着いた時点で、彼女交通事故に遭い意識不明の重体とのニュースが飛び込んできた。出版社に第三作の一部を届けに行く途中の事故だった。

同僚の担当編集と共に彼女搬送された病院に行き、ICU前で彼女家族から聞いたその作品の内容は前二作と文体も内容もかけ離れたものだった。

「ある文学部に通う女子大生が授業のレポートで、何の気なしに戦後の頃のあまり知られてない作家を取り上げてみる事にした。

それから暫くしたある日、彼女の元に差出人不明手書きの古びた原稿用紙の束が届く。どうやら文芸作品のようだ。

原稿と一緒に「これを世に出して欲しい」とのメッセージも入っていた。訝しんだが文芸方面で名のある出版社投稿すると、その女子大生の素性も相まって大々的に売り出される事になった。

そこからしばらく、差出人不明で礼を述べる手紙等が届き、次に発表する用の原稿も届く。

しかし、彼女とその送り主との良い関係は長くは続かなかった。

女子大生世間からちやほやされて浮かれてたが、送り主からメディアに出過ぎるな」「露出を控えろ、喋り過ぎるな」と警告されるようになる。

彼女は常に監視されている事に恐怖を覚え、この事を世間に発表しようとする。」

話はその書き掛けで止まっていた。

これは恐らく、志半ばで倒れたある作家復讐なのだろう。

そんな事を編集者たちが考えていると、ICUの扉が開き、そして告げられた。

彼女が息を引き取りました」

2018-06-22

「30までに作家になれなかったら自殺しようと思ってた」

と言ってた某作家を思い出してwikipediaを見てみた。

80年代あたりから90年代にヒット作を出して作品映像化もされてるけど、そこまで大ヒットというわけじゃない。

この20年くらい作品はだしてない。

作家になれなかったら自殺するというくらいだから本業があって作家副業ってわけじゃないよな。

どうやって生活してるんだろう。

 

ちょっと前に吾妻ひでおが、某ベテラン漫画家名前をだして「〇〇くんがバイトをしてるコンビニに行ったら~」と言っていてショックを受けたわ。

その漫画家も、大ヒット作はないけど、けっこう有名だと思うんだけど。

漫画家のほうはツイッターで見るけど、作家のほうはネット検索した限りでは消息不明HP更新10年以上前に途切れてる。

2018-06-20

バイトプロであることを求める

どの国もそうなのかな。

たかアルバイトにその道20年のベテランばりのシャキシャキした対応を求める。

それが正社員ともなると入って数ヶ月で研修なしのいきなりOJT完璧仕事が出来ないと回り全てが敵になって社会に1人取り残される。

いやはや生きるってのは地獄だな。

最初から地獄だったのか、人間が頑張って地獄を作ったのか、誰かが地獄じゃなくしたはずの世界を再び誰かが地獄に戻したのか、それは知らないけど。

でもたった1つ分かることがある。

スター欲しい。

THANK YOU FOR LISTENING!

anond:20180620173638

ベテラン計画立てた」というよりも、既に確立されてるセオリーに従ってたかどうかが問題

遭難する登山者が何か悪いことを下から自己責任だという風潮が

これtってベテラン計画立てても事故にあう話でそもそも登山危険だという話だよね

anond:20180620141501

マンパワーが潤沢でペアレンツサービス豊富な園

貰える運営資金は一緒だからマンパワー潤沢=保育士一人当たりの給料は少ないって事になる。

まり賃金安い若いうちに人材使い捨てとか、最低賃金パートだらけの園になるよね。

ベテラン職員にしっかり給料払ってたら絶対成り立たないから。

それで豊富サービス求めちゃうんだー、と言う感じはする。

anond:20180620104248

そのよく知らんidたちが

どのくらいサッカーに詳しくて

どのくらい協会批判してたのか知らんが、

協会批判派でも「ベテランを使うな」というのは相当な過激派だろ。

批判ベテランのうちの何人かに集中している。

anond:20180620095505

ハリルがベテランを使わないなんていつ言ったの?

2018-06-19

日曜日トーマス

もと南海電車からホームに降り立つと、千頭駅にはたくさんの親子連れがいた。

妻と、4歳の娘と、1歳の息子と、チケットがとれてから、楽しみにしていたトーマスに会える日だ。

子供だけではなく、大人が見ても、このトーマステレビから飛び出した等身大ヒーローだ。大きさだけのハリボテではない。ホンモノなのだ

トーマス種車はC11-227。かつてはテレビドラマや映画で大活躍裸の大将(雁之助の再放送)をよく追いかけていたのを覚えている。

正面にはトーマスの顔をつけ、ライトブルーに化粧をして、動輪までしっかりカラーリング

ベテラン子供の前で大活躍する姿をみて、Eテレ幼児番組みいつけた!ワンワンと中のチョーさんを思い出してしまった。

千頭駅では機回りをした後で転車台で方向転換。ちゃんと顔を新金谷方面に向けるためだ。周りには子供大人も集まっている。

転車台にのって、係員が人力で回すと、トーマス汽笛を鳴らしてアピールする。

ぐるぐるっと向きをかえ、止まるかと思ったら、あれあれ、まさかファイブフォーティ。魅せますトーマス。一回転半まわって転換完了

駅構内イベント会場に整備され、パーシー、ヒロに、方向転換を終えたトーマスが並ぶと、地方私鉄の構内とは思えない華やかさになった。

トーマス汽笛に合わせて、他の列車汽笛を鳴らす。効果音ではない。本物だ。

新金谷駅の売店で買ったお弁当をベンチで広げ、子供たちの声を聞きながらお昼ご飯を食べる。ホームに入る風は山岳ローカル駅の風だ。

ただ、駅全体に子供の声があふれている。混んではいるが、人道的な混み方だ。ちょっと並べば、トーマスの前で写真も撮れる。

ヒロの中の見学ができる。ミニSLやトロッコにも乗れる。

トーマスは発車直前まで写真撮影に応じている。煙突からは煙が出ている。発車が近くなると、黒い煙が増えてきた。

ゆっくりと動き出す姿を線路の高さで見送ることができる。

小型タンク機関車はいえ、1,600mmの動輪径は子供身長の倍。ホンモノのトーマスは、車輪の大きさも圧倒的だ。

みんなが並んでいるその前を再びゆっくり走り出し、再び客車に連結。

金谷行きのトーマス号が仕立てられると、いよいよ乗車だ。

鉄道界の老老介護最後尾の補機、電気機関車E10-2に感謝の黙礼をする。

そして、7輌の客車なかほどのスハフに乗り込む。

青いモケットのボックスシートに、トーマスのシートカバー。そして、所々にJNRマーク

娘は、窓が開く、扇風機があると大喜び。昔はみんなこれだったと喉まで出かかったが、トーマス号とは関係の無いこと。

トーマス号は近所の電車とは違うほどいいのだ。

千頭駅から新金谷駅まで1時間強。途中の鉄橋や通過駅ではみんなに手を振ってもらえる。

特急となっているが途中の駅に止まらないだけで、各駅停車電車と所要時間はほぼ一緒、のんびり走るのだ。

から、手を振ってくれる人の顔がよく見える。子供はもちろん、大人年寄りも、みんな笑顔だ。

レンズを構えたおじさんもお兄さんも、客車が通過するころにはシャッターチャンスはすぎたとみえニコニコしながら手を振る。

本命はこの後のC56-44かもしれないけど。

大井川にかかる鉄橋は見晴らしも良く、遠くから手を振る人もみえる。

吊り橋の上から手を振ってくれる人もいる。

河原キャンプから手を振ってくれる人もいる

茶畑のおばさんも手を休めて両手を振っている。

農道のおじさんも、軽トラから手を振る。

並行して走る国道473の車の中からも、バイクのお兄さんも。

新金谷駅に着くと、車両基地機関庫に入っていくトーマスみえた。

子供と近くまで歩いてみると、もと近鉄電車や他の蒸気機関車とならんで、トーマスみえた。

自然ではない。ホンモノのトーマスから、ホンモノの列車達と一緒に休むのだ。

自然子供と手を振って、家路についた。

2018-06-16

明らかなイケメンより

地味めな眼鏡男子のほうが明らかに攻略難度高いよね?


・優しそうに見えて実は気難しい

・よくわからないところに地雷がある

しか地雷踏んだ時に教えてくれない

そもそもヒトよりモノ・コトを優先しがち

・たまにヒトを優先するがそのフラグはわからない


ベテランがいたら攻略のコツを教えてほしい

2018-06-13

anond:20180610023546

全体的にネタあるいは釣り記事のような気もするが

叩かれてる店長役の平田広明さん、1963年まれの大ベテランですよ(ワンピースサンジ役)。

ほかのキャスティングアイドル声優寄りでもないので、演技に問題があるとしたら最近ファンではなく、人選あるいは音響監督問題かと。

2018-06-11

伝えたい、この想い 〜オツボネーズへ愛を込めて〜

あっはっはー!!

聞いてくれよセニョリータ!!

うちのオフィスのオツボネーズが絶好調なんだよ!!

え?オツボネーズは何かって??

手をつけられないほど厄介な御局様2人組だよ!!!

……ほんとにしんどい。。。

彼女らは何故ああも他人のアラばかり探せるのか。いや、百歩譲ってアラしか見つけられない性格だとしても、とりあえずそれを『学級委員会の議題』のように声高に騒ぎ出さないでほしい。頼むから

ほんとにね、しょぉ〜もないんですよ。

しょぉ〜もないことを、さも大問題のようにヤイノヤイノ引っかきまわすのですが、正直みんなそれどころじゃないんですよ。貴女方が「やりたくない!面倒くさい!(`Д´)ノプンプン」と放り投げてるせいで仕事が偏っているんですよ。

偏っているのは全員分かっているのに改善しないのは、『御局様に頼む→文句/嫌味を言われる→気分が悪くなる→次からは違う人に頼む』ってな流れができちゃってるからなんですよ。

さらに言えば、『御局様に頼まなくなる→暇になる→他人言動を観察する→気に触ることを見つける→その事ばかり考える→ムキーッ!!!』ってなるんですよ。「なんで皆はアレに気づかないのよ?!私ばっかりイライラさせられてるのは不公平じゃない?!」って。

そりゃそうだよ、みんな忙しいんだもの。そんなしょうもないさなことに手を止めている時間すら惜しいんだもの社会人もの

いやね、それでもね、文句があるなら自分改善するぐらいすればまだいいんですよ。それがね、「私は腹が立ってるのよ!!なんとかしなさいよ!!こう(自分だけ楽をする案)しなさいよ!!(`Д´)ノプンプン」と口だけだからうんざりなんですよ。

己で何か努力はしたのか、と。具体的に働きかけたのか、と。他人立場になって考えたことがあるのか、と。

ていうかね、「新人のくせに私たちより仕事が少ない!!」って、アホか、と。当たり前だろ、新人なんだから

貴女方は何年その仕事やってきたんだ?10年だろ?10年のベテランがこなす仕事量と新人がこなす仕事量が同じだったら、逆にあんたら何やってんのって感じじゃありません?え、私がおかしいですかね??

またまた百歩譲って「新人なんだから雑用をどんどんやれ!」ならまだ納得できる。重要仕事が出来ない代わりにってのなら分かる。でも、その難しい仕事を同じようにやれっておかしくありません?教えてあげもせず、ましてやサポートフォローもする気がないのにそれって、あまりにも可哀想過ぎません??自分達が楽したいなら、とっとと独り立ちできるように面倒見てあげればよくないですか??『見て覚えろ』って、それなんて職人技??

そんなこと繰り返してたらさ、そりゃ新人さんも同僚さんも気さくな人のとこに聞きに行くよ。頼みやすい人のとこに行くよ。

自分のとこに人が寄ってこないのは自分のせいなのに、「あいつばっかりチヤホヤされて…ムキーッ!!!(憤怒)」って、コントかよ。自業自得だよ。

もうね、だからね、自業自得から自己完結しておいてほしい。

こちらが「あのオツボネーズ働かなさすぎ!!ムキーッ!!!」ってしてないんだから、こっちに敵意を向けてこないでほしい。

関わるとヤバそうなのを察して距離を置いている人間に、わざわざ槍持って襲いかかってこないでほしい。そなたは森で、私は職場で暮らそう。ヤックルで会いに行く気はないけどね。

あとね、付箋をPCモニターに貼らないでほしい。枠に貼って、お願いだから。画面に貼らないで、頼むから

もうね……そういうとこやぞ!!!(怒)

私はハグプリの正しさが少し怖かった

ネットでも割と話題になっているのでなんとなく知っている人が多いと思うが、今年のプリキュアはとりわけ出来が良い。

ベテラン佐藤順一監督がこれまでのキャリアを全部ぶち込んで全力で殴りに来ているような出来の良さである

ため息が出るほど感心してしま優等生ぶりである

ストーリーセリフキャラクター造形に関して、よく練られているというか、あらゆるツッコミを想定して作られているような盤石ぶりを感じた。

あらゆることに対して相当な配慮がなされている作品だと感じた。

しかし、それ故に私は少しその「正しさ」が怖かった。

そして、最新話で、その恐れていたことが表面化してしまった。

吉見リタがファッションショーテーマに「女の子だってヒーローになれる!」を掲げた時、私は「こんなにわかやすメッセージ性を掲げてしまって大丈夫?」とかなり不安になった。

もうこの時点で、放映後にはジェンダー論点から語る人がたくさん出てくるのが想像できて、いやになった。

そして、アンリに対してはなが「いいんだよ!男の子だってお姫様になれる!」と言ったとき、ああ、この回は「そっち」に持ってかれちゃうな、と思った。

どういうことかというと、

私が恐れていたのはこの三つである

一つ目。

この回では、「女の子だってヒーローになれる」「男の子だってお姫様になれる」という二つの言葉によって、「ジェンダー」という特定テーマばかりが強調されてしまっている。

しかし、物語特定メッセージを伝えるだけのものではないはずで、あらゆる側面を持っているはずである

この回はシリーズの第19話であり、当然それまでのお話と地続きの物語であるわけで、そのテーマ以外のあらゆる側面が存在するはずである

例えば、佐藤順一監督ツイッター言及していた、えみるとルールーの関係

この二人の、「ふたりプリキュアになる」という目標につながっていく感情の動きがこの回では描かれていた。

他にも、正人のトゲパワワをもとに作られたオシマイダーに対し、アンリが「君も苦しいんだね」「自分を愛して」と言ったこと。

一言では片づけられないような正人の苦しみが存在していること。

そして、「自分を愛する」という言葉に対し、ルールーが反応していたことにも、ジェンダーテーマ以外の側面が感じられる。

別にジェンダー的なメッセージは、お話の一つの側面に過ぎないわけで、その一つの側面のみで作品が語られてしまうのは、正直残念である

二つ目

ジェンダー」というテーマが独り歩きし、キャラクターに、そのテーマ対応する「役割」が付されてしまっている。

代表的な例が、えみるの兄、正人だ。

彼は「ジェンダー」的な観点でいえば、いわゆるステレオタイプな古い価値観を持った人間として見られるように描かれている。

だがしかしキャラクターは、物語を動かすための「装置」ではない。

否定されるべき古い価値観メタファーとして彼が見られてしまうのは、非常に残念である

キャラクターは、特定役割のために存在しているのではなく、あらゆる側面を持った生きものである

兄としてえみるに向ける感情一言で片づけられないものであるだろうし、ただ「男の子らしさ・女の子らしさ」の価値観に縛られているからそれを逸脱するアンリを敵視したのだと断言することも出来ない。

彼には彼の物語というもの存在していて、この回における彼の言動は、その結果でしかない。

また、「女の子だってヒーローになれる」を掲げたファッションデザイナー吉見リタにしても、単にこの回のために用意されたキャラというわけではない。

かつて彼女は、園児の泣き声で集中力乱れるから保育園クレームを入れ、その時のトゲパワワがオシマイダーの素体に利用されたことがある。

さらに、前回ではアイデアが浮かばないスランプのトゲパワワで再びオシマイダーの素体にされている。

そんな彼女が、今回のファッションショーでこういうテーマを掲げるようになった経緯についても、小さいながらも物語があるのだと想像できる。

特定テーマに対する「役割」という考え方では、人間的な深みがオミットされてしまうし、作品世界観を狭めてしまう。

最後に、「正論」をぶつけることで生じる様々なことについて。

私は典型的優柔不断で、断定するのが怖いタイプ人間である

それが原因なのか、今回登場したような、「人の心を縛るな!」等のメッセージ性がはっきりとした強い言葉が苦手だ。

彼女たちの言葉は正しい。しかし、正しいことを断言することで切ってしまう何かもある。

アンリというキャラクターが初登場時どうであったかを思い出してほしい。

彼は自分がいいと思ったもの、正しいと思ったことに対して真っ直ぐに行動する人間で、それは今回の話でも同様であった。

しかし、かつてアンリは、自分の信じる正しさでもって、ほまれをはなたちから引き離そうとしたことがある。

はなに正論をぶつけて傷つけてしまたこともある。

アンリは間違ってはいなかったが、その正しさで別の何かを切ってしまった。

ツイッターでよく「正論相手論破する漫画」を見るが、それに感覚としては近い。

正論をはっきりと示すということは、何かを正すことになる。

まり、正される「何か」が産まれしまう。

皮肉にも、今回アンリが放った言葉がそれを代弁している。

「僕は君のために僕を変えることはできない」

これは正人が、自分価値観に合うようにアンリを変えさせたかたこからくる言葉と捉えられるが、逆であっても同じことが言えるのだ。

正しさをもって他人価値観否定することは、「人を変えさせる」行為であり、攻撃的側面を持つのだ。

から、今回、メッセージ性がはっきりしすぎている言葉が出てきたとき、その正しさが、何かを攻撃することになるのではないか、と思ったのである

それが正しいのだとしても、それは自分にとっては少し怖いことでもあった。

まとまりのない文章だが、以上である

主婦がつらいよ

職場パートで働いてる主婦の人が多く、みなさんとてもベテランで私に色々教えてくれる。でも例えば遅刻してるわけでもないけど朝はもう少し5分早く来たら?とかココに付箋貼ったら?とかほっといて欲しいところまでアドバイスしてくるから疲れるんだけど。私もう27歳だし自分判断出来ます

って思ってもしかして主婦の人って家では子供に注意したり、叱ったりとかするわけだから職場でもこうなのかなって思った。

2018-06-08

これまでの職歴の中で最もいい職場だけど辞めたくなってきた。

コンビニで夕勤のバイトを始めてじきに丸二ヶ月になる。といっても1日4時間週2日勤務なので、出来る事は大して多くない。

自分では結構いい感じにやれていると思っているのだけれど、誰も私の仕事を良いとも悪いとも評価しないので、本当のところよくわからない。ただ、たまに交代時間に会うベテランパートさんには、「大分慣れたみたいだね」と言われた。それだけ。

週に2回の勤務のうち1回は店長とでもう1回は副店長と組んでいる。

店長は陽気で親切な性格で私にもなにかと話し掛けてくれるのだが、店長とは用が無い限り全くと言っていいほど話す事がなくめっちゃディスコミュニケーション。だがごく僅かしかさないけど、何となく面倒事が嫌いな様に思われ、しか最近新人である私の教育もその面倒事の一つになりかけているような感があるような無いような気がするけどよくわからない。

店長は寡黙な質なのかといえばそうでも無いらしく、副店長や時々来店する以前バイトしてた女の子とはよく喋っている。

てことは問題はどちらかといえば私にあるという事か。私自身、猛烈人見知りで自分から人に話し掛ける事がなくて、しか仕事となれば朗かに接客するし副店長マネージャーベテランパートさんなどに話し掛けられるとちゃんと応答(内心かなりびくびくしてるんだけど)するせいで、店長にだけ塩対応してるみたいに思われちゃったのかな。すみませんけど本当に人と話すの苦手なんでどうしたもんだろう。



先日は副店長仕事だったが副店長はあーもー辛い眠いマジしんどいぼやきまくりだった。接客の時はうってかわって仕事バリバリできる快活なお兄さんになっているのだが、客足が途絶えると萎びていた。

実際副店長シフトは鬼の様で、夕勤帯から早朝まで、休憩を挟むとはいえ14時間も拘束されている。なお店長も同じ。この時間帯のシフト毎日店長と副店長が交代でやっているということ。そこに夕勤・準夜勤時間帯だけは私含めて三人の女性バイトのうちの一人がつく。女性バイトのうち二人が新人だ。

から店長も副店長も1日おきに長時間労働しかも忙しい夕勤の時間帯には新人フォローもしながらという、しんどい仕事をしている。正社員なのでお店に出ていない日は昼勤や他店のフォローやら事務仕事やら、やることが色々あるだろう。

バイトが働き易いと思って仕事をしている裏ではこのようにその分苦労している人達がいる。

私はまだ子供達が小さいので、昼間フルタイムで働くのは難しいと思い、夕方夫の帰りが早いのを良いことに、働きに出る事にしたんだけど。でも上手いやり方だと思ったけどその分他人負担をかけてるんだなと思ったらやるせなくなった。

子なし時代に働いていた職場では、私は若いからって子持ちの人達フォローを全部押し付けられてしまって、心身を病んでしまう程に追い込まれしまったが、フォローされる方の人達は私に対して容赦がなかった。

若くて体力が有り余ってる癖にとか、どうせ子持ちの気持ちなんかわからないでしょうとか、こっちは何も言ってないのに一方的に叩かれたし、生理止まるくらい疲弊してるのにあんたも早く子供産めばいいのにとか、とにかくハラスメントされ放題になっていた。

そんなんだったから、子持ちになったら極力職場の人に面倒をかけない様にと思って、子供行事病気などがあっても休まないで済みそうな時間帯で勤務日数も少なくて済む職場、という事でコンビニバイトを選んだけれど、私の考えは甘かったのかもしれない。

特に、副店長はこきつかわれてた頃の私と同じくらいの歳なのもあって、目の周りがぐるりと隈で真っ黒になってるのを見るとほんと悪い事をしている気がしてしまう。

無茶苦茶シフトを組んでる店側も悪いといっても。

若い人の足を踏みながら、自分家事育児仕事までして大変!頑張ってる私を誰も誉めてくれないとかなんとか、私は言えない。

しかし少しでも仕事しないとやってけないのも事実なんだよなぁ。

2018-06-02

プログラミング勉強を始めて一年経ちました

その割には成果物がショボくて泣けます

そんな底辺の、プログラマとも呼べない微妙立場の俺からベテランプログラマのみなさまに質問です

最初言語は何を選びましたか

Excel VBA

てか当時は勤務先でそれしか使われてなかったので選択肢無かったです

最初一年間でどんな成果物を上げましたか

時間計測マクロ

あとはVB.NETの既成プロダクトのちょっとした編集が数件…

現在プログラミング歴何年目で、どんなプロダクトに携わっていますか?

2年目です

時間の計測を幅広い業務に当てはめて、今までの実績からいつその業務が終わるかを予測表示するシステムを考えています

考えてるだけで半年くらい経ってます

もうちょっとちっちゃいことからやろうかなーとも考えてます

勉強中の言語技術はありますか?

C#勉強しようか悩んでます

あと、勤務先にgitを導入できないかなーと模索中です

どんなプログラマを目指していますか?あるいはあなたの考える理想プログラマとはどんな人ですか?

さっさと生涯分の収入稼いで悠々自適生活送りたい

お金さえ稼げればなんでもいいです

コスト管理のできるプログラマ理想です

質問は以上です

よろしくお願い申し上げます

anond:20180602203917

マナー本「ここで「ザク」などと言ってはいけません。ベテラン気取りの生意気新人だと思われてしまます。素直にゲルググを選びましょう」

anond:20180602155017

ドラキーってそんな強かったのか

一撃で確実に死ぬレベルなら、イノシシ体当たりよりもうちょっといかも…

平野と森森で条件が違いそうだけど3体に囲まれて勝てる人って王国戦士だとベテラン軍曹くらいの扱いなんだろうか

DQ6ブラストっていうベテラン王国戦士ムドーより強かったような

ドラキー3体に勝てるドラクエ勇者ってリアル日本だとどのくらい?

ドラキー攻撃一発でレベル1の勇者死ぬということはイノシシ体当たりされるくらいなんだろうか

それともゾンビ映画で肩をかまれるような感じなのか

剣があったらレベル1でも1体は倒せるんだっけ

平野と森森で条件が違いそうだけど3体に囲まれて勝てる人って王国戦士だとベテラン軍曹くらいの扱いなんだろうか

2018-06-01

毎週金曜日ラーメンの日です。

ロシアワールドカップに向けて日本代表メンバー正式発表になりましたね。

監督解任やらベテラン勢を入れる入れないなど様々な意見が飛び交っていましたがとにかく本番に向けて頑張ってほしいです。

開幕は15日金曜日なのでラーメン食べながら見たいですね。

それにしてもこの時間になるとお腹が空いてしょうがない。

あー楽しみ。

今日博多ラーメンします。

ネットニュースで今年は高菜不足!という記事を見て以来高菜が食べたくってしょうがないんですよ。

替え玉もするぞ!

2018-05-31

日本学校に「偏差値35」の教師が増えている問題

嘘みたいだが本当の話である

難易度を示す偏差値河合塾基準)が35以下となる入試を通じて

入学した人間のことをとりあえず「偏差値35」と言うが、

本当に、日本学校に「偏差値35」の教師が増えている。

ここでいう「教師」は、教育学部卒業教員免許を持って

実際に教壇に立つ教師のことで、誇張や叙述トリックでもなんでもない。

偏差値35」の教師が、高度化する教育ニーズ対応し、

子供たちを教え育てていることになっている。

そんな信じられないことが学校現場で起きているのだ。

 

根拠として、データを見てみよう。

旺文社サイトで「偏差値35以下」「教育教員養成学部」で

検索したところ、なんと92大学が見つかる。

https://passnavi.evidus.com

数多くの大学から、毎年、偏差値35の教師が世に送り出される。

僕の調べた限りでは、この大学数は近年なぜか急増しているのだ。

そんな教員でも社会から必要とされているということだ。

 

教師といえば、子供たちに正しい知識を正しい方法で伝えるプロ

この認識はそれほどまちがっていないだろう。

だが、偏差値35の教師にそれを担うことができるのか。

 

実際のところ、偏差値35の教師中等教育高校中学)よりも、

初等教育小学校)以前の学校に勤めていることが多い。

それでも、小学校教師知的能力要求されないわけではない。

偏差値35の教師国語を教える。

偏差値35の教師算数を教える。

子供たちの基礎的なリテラシーを育てる重要仕事だが、大丈夫だろうか。

最近では、偏差値35の教師英会話(必修化)を習う。

偏差値35の教師プログラミング(必修化)を習う。

偏差値35の教師が説く道徳を学んで議論する(通知表特別評価記入あり)。

事ここにいたっては、恐怖しかない。

 

偏差値がすべてではないと人は言う。

その通りだと僕は思う

しかし、教師たるもの、ある一定以上の水準が求められるのは必然

それでは、偏差値35とは実際どういうものなのか。

例えば、2018年センター試験結果から計算すると、以下の数字が出てくる。

 

 英語:200点中、63点

 国語:200点中、48点

 

これは全問カンで答えたのとほとんど差がないということだ。

承知の通り、センター試験は基礎知識を問う問題ほとんどで、

からなくても選択肢を選べば一定確率で正解することもある。

まり、それがこれほどまでに解けないということは

高校勉強はさっぱりわかっていない。

中学あやしい

小学校果たして文章が読めていない可能性)。

それが、偏差値35なのである

 

なぜ、このような事態が起きてしまたか

少子化によって大学全入時代となったことだけでは説明がつかない。

ベテラン教師の大量退職と、教員免許更新制によって教師になる資格を持つ者が

不足しているのが大きい要因だ。

詳しくない人でも、ニュース教師不足を嘆く声を聞くことがあるだろう。

あれは、決して学校労働環境悪化だけによるものではない。

現行の制度は、教師のなり手そのものを減らす結果となっているのだ。

そうして、本来教師となりえる有能な人間会社員経験者、研究者上がりを含む)を弾き飛ばし

人生経験も学識も浅いが免許だけは持っている「偏差値35」の教師誕生する結果となった。

 

偏差値35の教師は、確実に増えている。

あなたの子供の教師は、賢そうなふりをしているが、本当は偏差値35かもしれない。

教室偏差値35の教師支配され、子供たちは偏差値35から学ぶ。

かつて教育立国と呼ばれた日本の末路がこれだ。

我々はその先の未来をまだ知らない。

 

 

以下、予想される反論にあらかじめ回答を。

 

部活などに打ち込んで来て、受験準備が遅れた者が入学しているのかもしれない。
 その場合偏差値が低いのはやむを得ない。

A. 現行の入試制度では、私立大の場合AO入試・推薦入試での入学

半数を大きく超えるのが通常だ。

受験準備には遅れたが課外活動で実績あるという者は、

推薦入試を利用するのが極めて普通ルートになっている。

しかし「偏差値35」は一般入試の話。

一般入試を受ける者は、十分に受験勉強をしてきた。

すなわち、がんばっても偏差値35にしかならなかったということである

 

教師には、偏差値よりも人柄や人間味も重要

A. もし本当に人柄や人間味が秀でているとしたら、

高校在学中にAO入試お勧めされるはずである

学力がないにも関わらず一般入試にまわった時点で、

人としてわかりやすい魅力を備えていないこともわかる。

魅力も学力も欠けている状態偏差値35である

 

偏差値35の大学から小学校教師採用されないはず。
 せいぜい幼稚園がいいところ。

A. 事実として、偏差値35の各大学ホームページには、

就職実績として小学校教師も、少なからず載っている。

もし教員養成をうたったコースで極端に教員採用試験合格率が

低ければ経営に関わる問題なので、一生懸命試験対策に取り組むのだろう。

 

また、幼稚園教諭に知的能力必要ないというのは大間違いだと思う。

小学校教師と同様の理由で、重要仕事である

 

○もし大学入学時点で学力が低くても、教員採用試験合格しているか大丈夫

A. 何を言っているのか。

当然であるが、教員採用試験スタートでありゴールではない。

採用後に何を積み重ねていくかが重要であり、教師たるもの日々勉強だ。

教員採用試験は決して教師能力保証しないのは、

日報道される教師の起こす不祥事からもわかるだろう。

勉強が苦手な偏差値35は、この点で大きなハンデを負う。

 

自分の子供は私立に通わせるから問題ない。

A. 論外な考えだ。

自分の子はいいかもしれないが、偏差値35の教師から教育された

偏差値35チルドレン」がやがて社会を覆い尽くす。

その中を、あなたの子供は生きていかなければならないのだ。

 

○なんの意図でこんなことを増田に書く?

A. さあ。本当の意図は伏せられているかもしれないね

ベテラン歌手コンサート4パターン

  1. 往年のヒット曲は一切歌わず、最新アルバムを中心に自分の歌いたい曲を歌う
  2. ヒット曲も歌うが独自アレンジが過ぎる
  3. 盛り上げようとヒット曲を歌うが、声量が出ず痛々しい
  4. ヒット曲も最新アルバムも往年の声のまま歌う

この前、4を期待したら2でがっかりしたのだが、周りのファンちゃんと盛り上がっていて、ファンを育てられる人がベテランとして活躍できるのかなと思った

2018-05-30

上司


最初の頃は「怖い人」だった。

入社前、若手の先輩が内定者と社内の人の懇親飲み会を開いてくれた時、今の上司出会った。

大学生フォーマルな装いとしては就活スーツくらいしか持っていなかった私は、何を着て行くべきか散々迷った末、先輩の「普段通りの服でいいよ」との言葉を信じ、ジーパンとセーターで参加した。それが本当にいつもの装いだった。

のちに上司となるその人は、パリッとしたスーツを着たキャリアウーマンで、周りがおじさんばかりの中、負けずタバコを吸いお酒を飲んでいた。こういうバリバリした人もいる会社なんだなあ、と思った記憶がある。

飲み会も終盤になった頃、上司は吸っていたタバコを消しながら、「その服装社会人と飲むにはカジュアルすぎる。それくらい気遣いをしなさい」と言った。

正直、先輩の言うこと違うやん、社会人こええ、と思った。

この会社大丈夫だったかな、と不安になった。

入社後はしばらく関わりはなかったが、案件相談をすることがあった。「あの人は厳しい」という噂を聞いていたので、いつもビクビクしながら相談していた。

毎度、その場限りの解決策ではなく、私の提案内容に一歩踏み込んで「もっと営業として自分で動かないと」と、檄を飛ばしてくれていた。上司でもないのにそこまで首を突っ込んでくれる人はいなかったので、珍しいなと思っていた。

二年目になって直属の上司になった。それからは、もうひたすら怒られた。最初半年くらいは様子見でそこまで怒られなかったものの、何か相談するたびに一点は怒られた。やる気あるのか、本当に決める気あるのか、お前は記憶する気があるのか、バカなのか、お客様のこと考えてるのか、それで相手が満足すると思うのか。

怒られるたびに周りが聞き耳立ててるように感じるのも辛かった。上司ほど仕事に熱意を持てないことが苦しかった。営業仕事イエスだけでは進まない。相手に無理を言ってお願いしたり、嫌がられてるものをなんとか進めなきゃいけないこともある。そんなとき私は人に嫌われるのが嫌で逃げてしまうが、上司はそんな弱さを許さない。やりきるところまでやりきって、それで案件に負けるなら仕方ない。やりきる前にやめてしまうのは何も意味がない。私が日和った案件上司最後まで取り組むこともあった。


一度マジギレされた後、自分フロアにいられず他のフロアで先輩に愚痴をこぼしていたことがあった。わたし営業向いてないのかもしれないです。毎日怒られてるし。そういう私に、同じく上司の檄をくぐり抜けて来た先輩は、あの人がそこまでいうのは育てたいと思ってるからだよ。と諭してくれた。そのとき上司から電話がかかって来て、さっきは感情的になってしまたことの謝罪と、アドバイスの要点を再度伝えられた。上司のような大人でも感情的になること、またそれを反省して改めて電話してくれたことに驚き、なんだかツンデレのような対応に笑ってしまった。


上司の下で働いて三年目、相談した際10回に1回は褒めてもらえるようになった。考えが足りなくても、とりあえず行動力を生かして客先にひたすら行ったりする姿勢評価してもらえた。相変わらずアポの日付を間違えたり、持ってく契約書を忘れたり、粗忽者としかいえないようなミスで怒られることもあった。

四年目、大きな案件が取れた。今まで上司に80%力を借りていてやっていたが、その案件は30%くらいの力を借りて、残りの70%は自分で決められた案件だった。初めて、ではないが、心から大きな笑顔で褒めてもらえた。契約書をもらって来たときにはやったね!と両手を広げて抱きしめてもらえた。ふくよかな胸元が暖かかった。そういえば母にももう何年も抱きしめてもらってないな、女性に抱きしめてもらうなんて何年ぶりだろう、そんな風に思ったのを覚えている。

その案件以降運が続き、大きな案件複数取れた。私だけの力ではないが、度々表彰されることで自分仕事ができるような気になって来た。昇格もさせてもらった。気づけば後輩もできて、それなりに数字も持つ、中堅どころになっていた。

同時に、慣れてしまった仕事について物足りなさを感じて来た。もっと大きな挑戦がしたい。その思いが強くなった。

からいずれ他の部署で挑戦してみたい話はしたことがあった。今の部門でやりきってからしろ、と頭ごなしに否定する上の人もいた。上司にその話をした際には、真剣に聞いてくれた。自分でいくつか異動先を交渉し、新しい部門に移ることになった。

異動するいまになって、この想いを書き留めておこうと思ったら、上司のことしか出てこなかった。上司存在自分会社人生の中でどれだけ大きかったか、今更になって思い知った。

上司とはプライベートな話はほとんどしない。電車の移動中も案件やチームメンバーのことばかり話している。社内で人と距離を詰めるには、プライベートを少し曝け出したほうが仲良くなりやすいが、上司にはそれは関係ない。仕事距離感で、純粋仕事の結果、仕事姿勢評価してもらう。それが心地よかった。自分が、”若い女性”として、何かを許してもらったり軽んじられたりすることもある中、上司はそういった甘えはなかった。人として、営業として、評価をしてもらっていた。


上司からは、営業とは何かを教えてもらった。人を育てるとはどういうことかを教えてもらった。人の叱り方を教えてもらった。諦めないとはどういうことか、やりきるとはどこまでやるのかを教えてもらった。大きな案件に取り組むチャンスをもらった。給与も上げてもらった。昇格もさせてもらった。後輩育成のチャンスももらった。


私は上司に何が返せたのか。数字ベテランに比べれば全然できないし、まだまだ未熟なところも多く、相変わらず逃げてしまうこともある。今朝も怒られた。後輩とは仲良くなれるものの、育てたとは言い難い。ダメな部分をあげればキリがないが、完璧になることもない。そう思って新しい挑戦をすることを決めた。もらったものほど返せてないのは痛いほど実感している。それでも自分わがままを通して異動を決めた。だから、これからの頑張りで返すしかないのだと思う。

こんなに面倒見のいい、厳しくも優しい上司の下で働けることは、もうないのだと思う。その機会を棒にふる自分馬鹿だと思うが、それでも他に行きたいと思ったのは自分だ。自分で決めたことだから自分で納得するまで、今度は上司に教えてもらったことをとことん他の場所実践しながら、結果を出せることころまで、頑張り抜きたい。

言葉にしきれないが、本当に上司のことを尊敬している。いつか私が部下になったら、あなたのようになりたい。上司のものになることはキャラクター的にできないけど、あなた哲学を受け継いで、愛に溢れる、影響を与えられるような人になりたい。

から感謝と、尊敬を伝えたい。改めて頑張ろうと思う。

上司


最初の頃は「怖い人」だった。

入社前、若手の先輩が内定者と社内の人の懇親飲み会を開いてくれた時、今の上司出会った。

大学生フォーマルな装いとしては就活スーツくらいしか持っていなかった私は、何を着て行くべきか散々迷った末、先輩の「普段通りの服でいいよ」との言葉を信じ、ジーパンとセーターで参加した。それが本当にいつもの装いだった。

のちに上司となるその人は、パリッとしたスーツを着たキャリアウーマンで、周りがおじさんばかりの中、負けずタバコを吸いお酒を飲んでいた。こういうバリバリした人もいる会社なんだなあ、と思った記憶がある。

飲み会も終盤になった頃、上司は吸っていたタバコを消しながら、「その服装社会人と飲むにはカジュアルすぎる。それくらい気遣いをしなさい」と言った。

正直、先輩の言うこと違うやん、社会人こええ、と思った。

この会社大丈夫だったかな、と不安になった。

入社後はしばらく関わりはなかったが、案件相談をすることがあった。「あの人は厳しい」という噂を聞いていたので、いつもビクビクしながら相談していた。

毎度、その場限りの解決策ではなく、私の提案内容に一歩踏み込んで「もっと営業として自分で動かないと」と、檄を飛ばしてくれていた。上司でもないのにそこまで首を突っ込んでくれる人はいなかったので、珍しいなと思っていた。

二年目になって直属の上司になった。それからは、もうひたすら怒られた。最初半年くらいは様子見でそこまで怒られなかったものの、何か相談するたびに一点は怒られた。やる気あるのか、本当に決める気あるのか、お前は記憶する気があるのか、バカなのか、お客様のこと考えてるのか、それで相手が満足すると思うのか。

怒られるたびに周りが聞き耳立ててるように感じるのも辛かった。上司ほど仕事に熱意を持てないことが苦しかった。営業仕事イエスだけでは進まない。相手に無理を言ってお願いしたり、嫌がられてるものをなんとか進めなきゃいけないこともある。そんなとき私は人に嫌われるのが嫌で逃げてしまうが、上司はそんな弱さを許さない。やりきるところまでやりきって、それで案件に負けるなら仕方ない。やりきる前にやめてしまうのは何も意味がない。私が日和った案件上司最後まで取り組むこともあった。


一度マジギレされた後、自分フロアにいられず他のフロアで先輩に愚痴をこぼしていたことがあった。わたし営業向いてないのかもしれないです。毎日怒られてるし。そういう私に、同じく上司の檄をくぐり抜けて来た先輩は、あの人がそこまでいうのは育てたいと思ってるからだよ。と諭してくれた。そのとき上司から電話がかかって来て、さっきは感情的になってしまたことの謝罪と、アドバイスの要点を再度伝えられた。上司のような大人でも感情的になること、またそれを反省して改めて電話してくれたことに驚き、なんだかツンデレのような対応に笑ってしまった。


上司の下で働いて三年目、相談した際10回に1回は褒めてもらえるようになった。考えが足りなくても、とりあえず行動力を生かして客先にひたすら行ったりする姿勢評価してもらえた。相変わらずアポの日付を間違えたり、持ってく契約書を忘れたり、粗忽者としかいえないようなミスで怒られることもあった。

四年目、大きな案件が取れた。今まで上司に80%力を借りていてやっていたが、その案件は30%くらいの力を借りて、残りの70%は自分で決められた案件だった。初めて、ではないが、心から大きな笑顔で褒めてもらえた。契約書をもらって来たときにはやったね!と両手を広げて抱きしめてもらえた。ふくよかな胸元が暖かかった。そういえば母にももう何年も抱きしめてもらってないな、女性に抱きしめてもらうなんて何年ぶりだろう、そんな風に思ったのを覚えている。

その案件以降運が続き、大きな案件複数取れた。私だけの力ではないが、度々表彰されることで自分仕事ができるような気になって来た。昇格もさせてもらった。気づけば後輩もできて、それなりに数字も持つ、中堅どころになっていた。

同時に、慣れてしまった仕事について物足りなさを感じて来た。もっと大きな挑戦がしたい。その思いが強くなった。

からいずれ他の部署で挑戦してみたい話はしたことがあった。今の部門でやりきってからしろ、と頭ごなしに否定する上の人もいた。上司にその話をした際には、真剣に聞いてくれた。自分でいくつか異動先を交渉し、新しい部門に移ることになった。

異動するいまになって、この想いを書き留めておこうと思ったら、上司のことしか出てこなかった。上司存在自分会社人生の中でどれだけ大きかったか、今更になって思い知った。

上司とはプライベートな話はほとんどしない。電車の移動中も案件やチームメンバーのことばかり話している。社内で人と距離を詰めるには、プライベートを少し曝け出したほうが仲良くなりやすいが、上司にはそれは関係ない。仕事距離感で、純粋仕事の結果、仕事姿勢評価してもらう。それが心地よかった。自分が、”若い女性”として、何かを許してもらったり軽んじられたりすることもある中、上司はそういった甘えはなかった。人として、営業として、評価をしてもらっていた。


上司からは、営業とは何かを教えてもらった。人を育てるとはどういうことかを教えてもらった。人の叱り方を教えてもらった。諦めないとはどういうことか、やりきるとはどこまでやるのかを教えてもらった。大きな案件に取り組むチャンスをもらった。給与も上げてもらった。昇格もさせてもらった。後輩育成のチャンスももらった。


私は上司に何が返せたのか。数字ベテランに比べれば全然できないし、まだまだ未熟なところも多く、相変わらず逃げてしまうこともある。今朝も怒られた。後輩とは仲良くなれるものの、育てたとは言い難い。ダメな部分をあげればキリがないが、完璧になることもない。そう思って新しい挑戦をすることを決めた。もらったものほど返せてないのは痛いほど実感している。それでも自分わがままを通して異動を決めた。だから、これからの頑張りで返すしかないのだと思う。

こんなに面倒見のいい、やさしい、母性溢れる、厳しくも優しい上司の下で働けることは、もうないのだと思う。それを棒にふる自分馬鹿だと思うが、それでも他に行きたいと思ったのは自分だ。自分で決めたことだから自分で納得するまで、今度は上司に教えてもらったことをとことん他の場所実践しながら、結果を出せることころまで、頑張り抜きたい。

言葉にしきれないが、本当に上司のことを尊敬している。いつか私が部下になったら、あなたのようになりたい。上司のものになることはキャラクター的にできないけど、あなた哲学を受け継いで、愛に溢れる、影響を与えられるような人になりたい。

本人の目に触れないところだが、感謝と、心からあなたが好きですと伝えたい。改めて頑張ろうと思う。

anond:20180530102844

フリーでやってる時期にrubyやらpythonやらのWEB系の仕事より、javaとかphpのお堅いシステム屋の案件の方が単価は高かったし。

かにそういう経験あるな、たぶん若い人間雇って安く済まそうと思ったけど若い連中はWEB系の仕事受けて集まらなかったから俺のような良い言い方をすればベテラン悪い言い方をすれば単価の高い年寄りを使う事態に陥ったんだろうな。

rubyとかpythonコミュニティ見てると今それらにハマってる人って新しいおもちゃが出てきたらそっちにいっちゃって更に新しいおもちゃが出てきたらそっちに行くの繰り返しで、結局rubyとかpythonphp程の勢力を持たずに終わりそうな気がしてくるんだよね。

PHPに対して好意的見方をするとPHPが強固な地盤を作れたのは馬鹿にされがちなPHPしかできない連中が浮気せずにPHPに愛を注いだ結果と思えてくる。

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