「ドキュメンタリー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ドキュメンタリーとは

2023-11-26

anond:20231126145520

別にそういうのは日本にもおるやろ 整形の割合は低いが

韓国から留学生とか芋みたいな奴多いし、そもそもいまどきはyoutube韓国の街並みとか学校の中の様子とか全部見えるじゃん

vlogだのなんだの、あの手の動画でメインに映ってる人はそりゃ綺麗だったりするけど、それ以外とかもう芋も芋やぞ

還流スター養成所のドキュメンタリーとか見てたら全員美形!!!!とかバカみたいな発想になっちゃうのかもしれんけどさ

顔面の美醜の比率やら成績なんて国が変わっても大して変わらんよ 成績に至っては国際比較までされてるだろ

2023-11-24

ニッポンおもひで探訪 の感想

あちこち話題になってるけど、ネタバレ厳禁みたいな風潮で大して踏み込んだ感想がないので

腑に落ちない点があるので書き残しておく

・後半のドキュメンタリー部分は真実なのかフェイクなのか?

前半はフェイドキュメンタリー、後半はリアルドキュメンタリー、という認識で見て欲しい、という作りなのは分かる

でも私には、後半部分も不自然で作り物っぽく見えた

あの人達は本当に、離村者(とその子孫)なんだろうか?

特に獅子舞の踊りがわからない時に、詳しく知ってる別の離村者が都合よく出てくるシーンとか、違和感があった

今でもたまに廃村の手入れに来ていると言うが、それにしたって建物状態が良すぎる気がするが、そんなもんなのか?

ちなみに沓津という廃集落がある事自体事実のようだ

ただし、(監修者のような)廃村マニアにはよく知られてる場所のようで、結局この廃集落がまずありきで、

そこに適当キャストを集めて2重のフェイドキュメンタリーを仕掛けてるのでは? と想像した。

・前半のフェイドキュメンタリー部分の意図不明演出

前半部分には、視聴者違和感を感じる仕掛けが意図的に入っているのだが、それでも理解できない変な演出がある

明らかに慣れていない釣り人や、花粉症はいないという発言の直後に鼻を噛む少年、というのは、

彼らが普段はここにいない人たちなのだ、ということを示唆する演出なので理解できる

からないのは、マムシ匂いがするとかマムシの肝を焼くと美味しい、と言ってる老人や

ビスケット天ぷらを進めてくる老婆、あたりで、全く意味不明

単に不穏な空気を醸し出す演出?

それ以上の意味があるのかと思ったが、後半の種明かしを見ても謎が残ってしまった

2023-11-22

終わりの季節

15年働いた会社を辞めるので、沢山の人に挨拶をしている。上司や先輩、後輩と部下、全方位と毎日あちこちで話をしている。話す度にとても寂しい気持ちになる。

高校時代親友が死んだ。この数年、会っていなかったが、本当に寂しい。初めて行ったフジロックの話、20年前の話をもう一度したくても、もうできない。美術室でのあの日々を語らう相手はもういない。

兄も仕事を辞めるという。会社事情でやむにやまれないけど、心配になる。

Tver廃村ドキュメンタリーを見て、涙が出た。私の生まれ集落高齢化過疎化が進む。親友通夜帰省をしたばかりなので、余計に堪える。生まれ育ったあの地も、20年後には無くなっているかもしれない。

https://t.co/FNsavRklTH

先週末の全感覚祭へのドネーションをし忘れた。あの活動凄さへのリスペクトを表す方法ドネーションだった。色んなことが重なって、自分のことしか考えられなくなっている。

大学院もあと少しで卒業で、同級生ともお別れである修論を完成させなければならない。ますます視点自分フォーカスされていく。

できるだけ沢山のものを見たいはずなのに、どんどん視界が狭くなっていくこの矛盾をなんという。うっかりタップした絵文字が、自分の焦燥をあざわらう。

^_^^_^^_^^_^^_^

2023-11-18

ホスト報道のたびにローランド名前出すやついつるけど…

最近はてぶでもホスト話題で「ローランドみたいな人メディアに出すな」ってブクマたまにつくけど、たぶん歌舞伎町の中ではローランドの店だけ集客構造が違いすぎる


まず、ローランドの店はもともと売掛(未入金)を売上計算していない。完全入金でしか売上に反映しないから、「今月の目標のために売掛する」「ナンバー入るために売掛させる」みたいなことができない。あまり旨味がないのだ。

実際、ホスト密着動画の中で、客自ら「売掛できる?」と聞いてトップホストが「売掛なら注文入れなくていい」と断ってるシーンが存在する。

さっき、ローランドの店は売掛全面禁止をいち早く出した。もともと売掛は常連しかやってないみたいだったが、本人が芸能人やってるからイメージ大事だしな。


そして、あの店はホスト狂いのような人が来る店じゃなくて、ローランドショーというYouTubeドキュメンタリーホストライブ配信を見てファンになった人が集う「配信者に会いに行けるAKB商法+Vtuber投げ銭文化」の代表みたいなとこだ。ローランドYouTube登録者の強みがここに出てる。客も日本に限らず全世界からローランドショーを見て、観光がてら来店する人も多い。

ホスト自身も「歌舞伎の客を取り合って、夜の世界に沈めるようなリスキーなことやらずに、少額ずつでも歌舞伎町の外側へ客層を広げる方がよっぽど安定する」といった趣旨を話をしている。みんなで応援するから、同じホストの客同士の嫉妬や張り合いも少ないらしい。

派手にお金を使う中には、オーストリアブラジルメキシコ韓国台湾など、海外お金持ちも多い(ローランドショーの視聴者特に韓国が多い)。これはホス狂いをターゲットにしてる他店ではあまり見られない現象だと思う。

ちなみに、ホスト業界やホス狂いの中では「あの店は投げ銭アイドルの店だからホストじゃない」とけっこう見下されるてるらしい。


さらに、ローランドショーはソンさんというテレビディレクターが密着してるが、ホストに対して好奇心はあるが思い入れはないので、嫌な部分はすぐに切り取って動画にする。密着の切り取られ方によってはホストヒールになることもあって、コメント欄には荒れに荒れることも珍しくない。

ローランドの店は売上と知名度はとんでもないが、ホスト業界では弱小の弱小である(ローランド古巣グループですら業界4〜5番手くらい)。芸能人の店だけあって、客側がトラブルガレソに報告して炎上したこともあり、ホスト側も迂闊にヤバいことはできない。有名さを引き換えにある程度の自浄作用があるっぽい。

それでもハマって夜の世界に堕ちる客もいるだろうけど。



ここまで書いておいて、俺はローランドショーとそのホスト配信を3年くらいずっと見てるだけの田舎人間から歌舞伎町なんて行ったことないし、実態はズレがあるのかもしれない。でも、売掛やらの風呂に落とす話でローランド名前が出るのは違うなとずっと思ってただけ。もし本当に店に通ってる人とかいたら増田に書いてくれよ。

2023-11-15

名前募集中」と「Kate Yup」

名前募集中」というYoutuberが一時消息不明となり、

その「友人」がtiktokライブで連絡がつかないと発表

数か月後にインスタのストーリーに「名前募集中」がタコを食べる動画をアップしたが

その動画内で「名前募集中」が

SOSに見えるハンドサインを送る

撮影中に誰かにしかけられる様子がある(これまでの彼の動画スタイルは完全一人)

また、別に「暗闇をただ走るだけ」の短いストーリー動画があげられており

名前募集中」は誘拐監禁中なのではないか話題になっている。

 

ところで、Kate Yupという海外大食いYoutuberがいる。

彼女海産物などを手づかみでひたすら食いまくる汚い系の大食いYoutuberだが

様々な点から監禁疑惑がもたれていた。

・腕や顔に傷やあざのようなものがある(本人曰く口の周りはヘルペスとのこと)

字幕が不自然大文字になっている部分があり、つなぎ合わせると「SOS」などの単語になっている

・時折動画内に何者かの声で指示が出ている様子がある

疑惑に対する釈明動画一人称「I」ではなく「She」である

彼女投稿2019年最後に絶たれているが、この都市伝説が独り歩きした結果

今でも再生数は伸び続けている。

 

最も有名なKate Yupの動画サムネイルには

ソース悪魔の角のように突き立てられた二本の「タコ」の足が刺さっている様子がセンターに映っている。

名前募集中」も元々タコ24時間食べてみたなどの動画を上げていた人間なので、

消息不明後の最初動画が「タコ」を食べていても不思議はないが……

 

個人的にこういう都市伝説系の仕掛け動画は嫌いじゃない。

 

今や日本の変なホラー第一人者ともいえる映画監督白石晃士2005年に発表した映画ノロイ」だが

ファウンドフッテージフェイドキュメンタリー技法を使っており、

作中の登場人物公認ファンサイトや、ブログ出版社サイトなどを数年がかりで仕込んでいるという

力の入れようだった。

他にもホラー系のYoutuberがかなり大掛かりで長期間にわたる仕込みで行う、ホラー企画などを行っている。

 

またテレビ東京で今年の11/18(もう3日後か)に「祓除(ふつじょ)」という式典を行う特番を用意している。

11/8に事前番組放送され、Youtubeでも視聴できるが

完全にモキュメンタリーホラーじゃねーか!とホラー好きの間で話題になっている。

2023-11-13

anond:20231017201338

まり詳しくない遠い国のドキュメンタリー風のAI作品は真偽見抜けないよ

youtube見るの怖くなった

2023-11-11

NHKスペシャルドキュメント エルサレム前後編)」がすごかった

2004年1月2月放送された番組だが、先日の11月8日9日の深夜に再放送された。今はNHKプラス配信で一週間見ることができる。

選「ドキュメントエルサレム」(前編) - NHKスペシャル - NHK https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/MV8W36W6XX/

追記:後編のURLもつときます。選「ドキュメントエルサレム」(後編) - NHKスペシャル - NHK https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/XZR9W44JV3/

最近作られた「映像の世紀」とかのイスラエルドキュメンタリーパレスチナ紛争解説番組なんかと比べてよっぽど中身があった。

イスラエル穏健派政治家たちが和平を結ぼうとするたびに、虐殺シャロン率いるリクードなどの大イスラエル主義右派パレスチナイスラム教徒挑発してテロを呼び起こしご破産にしてきた。それをアメリカ福音派勢力が支え続ける。

イスラエル軍がアラファトがいる議長府を取り囲み連日連夜銃弾を浴びせ続ける映像は、現在ガザ病院を包囲するイスラエル軍の映像と重なった。

こういうドキュメンタリーを作ることができたのも20年前の話だからで、今はもう日本だけでなくリベラルだった北欧とかでもイスラエル批判が入るドキュメンタリーを作るのは無理な気がする

2023-11-07

自分二面性と付き合う方法を教えてくれ

自分の中の二面性に折り合いを付ける方法がわからなくて死にたくなるほど落ち込むことがある。

メンタルクリニック受診して軽い向精神薬を処方されたことはあるがカウンセリングは受けたことがない。

二面性というのは「道徳的感受性豊かな自分」と「他者に対して悪意を向ける自分」のふたつ。

例えば感動的な映画道徳的ドキュメンタリーを見て涙したり、素晴らしい人間になりたいと切に願う自分

日常生活においてその場のノリで他人をいじって笑いをとってしまったり、仕事自分本位の振る舞いをして

他の人を困らせてしまったりしたことを後から凄く後悔してその差に苦しんでしまう。

これはあくまで一例だが、なぜ自分はこんなにも良い人間になりきることができないんだろうか?

家族を助けたり他人無償で手助けをすることは人並みにあるので根っからの悪い人間だとは思っていない。

だけど良い事をしたのと同じぐらい悪いこともしていてなぜかプラマイゼロに戻ってきてしまう。どうやっても徳が積めない。

そして過去自分の振る舞いを反芻して頭の中がどんどんネガティブになってしまう。良かった自分を思い出すより、悪かった自分を思い出すことが多い。

最近はこのネガティブ思考の傾向が強くて日常生活に支障をきたしつつある。

行動認知療法アファーメーションなどは勉強もしていて試してはいるんだけど決定的な効果は出ていない。

世の中の人達は「自分の中の悪い部分」とどうやって折り合いを付けているのか教えて欲しい。

2023-10-30

『柳検校の小閑』を読んで自分想像力しょぼいなって思った

ちょっと前に内田百閒の『柳検校の小閑』を読んだ

眼の見えない偏屈な琴の先生の話で、検校ってのは盲人の最上級官名のことらしいので、主人公はわりとえらいおっさんなんだと思う

この柳のおっさん全盲で、柳の一人称視点で進むから、この作品では視覚情報描写されないんだよ

この風、草の香りすんなとか、この女生徒しとやかに戸を閉めたな(推測)とかそんな感じ

柳のおっさんは昔は目が見えていたらしく、子供の頃見た夏の風景を思い出しながら、今もそんな花が咲いてる季節なんかなみたいなこと柳は語るけど、実際に花咲いてるかどうかは読み手にもわかんないわけ

御付きの人に手引きされながらも自分の家と教え場の行き来をするから、「渡り廊下」とか「庭」とか「校門」とかの言葉は柳の語りには出てくるけど、そこがどんなところかという視覚情報描写されない

もちろん先に述べたように聴覚、触覚、嗅覚などを介しての描写はあるけど、具体的にどんなところなのかはよくわからないんだよ

でも小説としてすらすらと読めてしまって、読者である自分にとって「渡り廊下」ってただの言葉しかないんだよと自分証明してしまったようで気落ちした

何も描写が無くても問題がないってことは、いつも小説の中の世界想像せずに、場所風景を読み飛ばしているということだろう

もっとこう『指輪物語』とか『はてしない物語』とか『死のロングウォーク』を読んでいた中学生の頃は一つ一つの情報に目を凝らして小説の中の世界登場人物の顔を想像してどきどきしながらページをめくってなかったけか

NHK20minという20分の短いドキュメンタリー番組の『見えない人の見る世界』の回で、とある全盲女性自分脳内偏見スタジオがあると言っていたことを思い出した

今いる場所商店街と聞いて、周りの音や活気を感じて、自分脳内偏見スタジオにパーツを組み上げてどんな場所かを作り上げていくとのこと

両側の白線は掠れていて、敷かれているタイルモスグリーンでみたいな想像風景を、同伴者の話や新たに出てきた情報で間違っている部分を修正し、偏見スタジオで組みなおしていくみたいに世界を見てるんだって

目の見える自分とは違うなとか、面白い話だなってドキュメンタリーを見た直後は思ってた

でも、『柳検校の小閑』を読んでから小説を読むときだけは小さな情報から世界予測して組み上げて修正してのスタジオ自分脳内にもかつてあったよなと思った

秋の夜長にもうちょい小説ゆっくり想像しながら読もうかなと思った話

2023-10-29

アフリカ海賊ドキュメンタリー動画自動翻訳で見てるんだけど

指名手配されてる黒んぼの海賊がですます調でしゃべっててじわじわ来る

2023-10-28

anond:20231027224113

はてなーが相変わらずちょっとズレたコメントしまくっててビビルわ。

こないだの漫画タイトル増田でも思ったんだけど、上手いこと言おうとしてんのか単に雑なのか、相手の出してきた設問と噛み合ってない回答めっちゃするよね。

今回の

  1. 登場した当初は一強レベルで強かった
  2. 新たな世代基準になった
  3. 対抗手段が編み出されたが、対抗できなければ変わらず脅威

ちゃんと満たしてないの多すぎる。

現代においても一強状態のものを平然と挙げてくる連中がいるよね。

いやいや一強のままじゃ駄目でしょって。

んで逆に完全に陳腐化したのを挙げてくるアホもいる。

陳腐化しちゃったらそれも違うでしょって。

今でも強力な手として使われているけど、対策方法が知れ渡っているものをあげろってことだよ。

たとえば「オレオレ詐欺」なんかがそうだと思うわけ。

毎月のように警察がジジババ集めて注意喚起することでなんとか鳴りを潜めてはいるけど、警察に言われたことをポロっと忘れたり、応用力がなくてちょっとマイナーチェンジされただけでひっかかる奴がいるから未だに被害が続いてるでしょ?

んで今みたいに知れ渡ってなかった頃はガンガン引っかかったし、そこらじゅうの反社が猫も杓子も真似していて巷はもう大混乱だった。

でも今じゃあまり常識的すぎて、犯罪についてのドキュメンタリーで使われたら「新人練習用かな?」としかならんし、映画漫画の題材になるとき詐欺であることをいちいち説明したりなんてせずいきなり「オレオレ詐欺典型的な手口ですよ。でもそう見せかけて~」みたいに一歩先の話を描くための踏み台にされる扱い。

オレオレ詐欺存在していることもその対策についてももう完全に知れ渡っていて、詐欺師を志す連中はひとまずこれから練習するし、詐欺師に引っかからないために皆とりあえずこの対策常識として身につけてる。

ゾルラーク」っていうのはこういう類のものを指すんだよ。

わかった?

ゾルラーク」のことだけを話してるんじゃないよ?

人の話をちゃんと聞いて、それに対してちゃんと返事を出来るようにしなさいね。ってことを言ってるんだかな。

2023-10-25

anond:20231025144611

じゃあおすすめ洋画ある?って尋ねると日本攻殻機動隊とかゴジラかにばちこり影響うけた逆輸入特撮をお出ししてきたりすんだよな 

よくてもシャークホラーノンフィクション課金ものナショジオやらアジアンドキュメンタリーズあたり

 

派生がうじゃうじゃでた後から見て「ジブリなにがすごいの」っていうやつは

後年同世代と語り合っても「鬼滅すごかったよな」っていう友人にやっぱり「何がすごいの」っていっちゃうやつ

いつも逆張りだけで何も推せないつまら人間

2023-10-23

パレスチナ問題を知る良質なドキュメンタリーを紹介しましょう

YouTubeパレスチナイスラエル歴史を学ぼうと思ったら、英語検索するに限る。

(本当はアラビア語ヘブライ語もわかれば最善なのかもしれないけど、ハードルが高すぎる)


ここ数日でたくさんたくさん視聴したので、中でも良質なものを紹介していきたい。

(実際に動画を見ずとも、紹介文だけでも読んでって)


歴史

1920年パレスチナ: もう一方のパレスチナ人の物語 (字幕なし)

Al Jazeera English - Palestine 1920: The Other Side of the Palestinian Story | Al Jazeera World Documentary (47:17)

https://www.youtube.com/watch?v=QUCeQt8zg5o

アルジャジーラによる、パレスチナ人の近代史

今でもユダヤが盛んに引用する、かつてのスローガン土地のない人々のための、人々のいない土地 (A land without a people for a people without a land)」は、シオニストによる幻想である、というのが動画主題だろう。パレスチナ健全経済活動が発展していた証として、1934年地元アラビア語新聞で「鉄道が5分遅れた」ことが報道されているというのが興味深い。

また、「パレスチナ人は国家を持ったことがない」との主張もよく見られるが、それには「今のイスラエルがしているような土地の奪取や抑圧がなかったからだ」という反論もまた定番で、この動画内でもオスマン帝国時代パレスチナ議席を持っていたことが紹介されている。


イスラエル - 国家誕生 (公式英語字幕あり = 自動翻訳日本語字幕に切り替えても精度が高い)

DW Documentary - Israel - Birth of a state | DW Documentary (51:56)

https://www.youtube.com/watch?v=4upvoxP9-kg

11月11日現在動画が非公開になっている。直前までTwitter言及があるので、ごく最近に非公開になったばかりか?ただしチャンネル内のイスラエル関連の動画全体が非公開になっているわけではなく、批判的な内容の動画も残されている。→DW Documentary - Israel Palestine

ドイツ公共放送DWによる、ユダヤ入植者から見た歴史

イスラエル建国イギリスによるお墨付きとしたバルフォア宣言の、但し書きとも言える「もちろん、パレスチナにもともと住んでいる非ユダヤ人の市民的・宗教的権利侵害されるべきではないことは明白である」という一節が、現代にむなしく響いている。

ドイツならホロコーストへの負い目があってもおかしくないとも思えるが、番組としてはユダヤ人のシオニズム批判であるもっとも、「ユダヤ人の排斥」という共通の関心の元に、パレスチナナチスドイツに親交があったという歴史の側面も紹介されている。

なお、動画の公開は今年の5月だったが、ハマスの奇襲攻撃を受けてなのか10月13日動画タイトルが「Birth of a state (国家誕生)」からStory of a contested country (論争を呼ぶ国の物語)」に替えられたあと、10月20日にふたたび元に戻されたという経緯があるようだ。


ヨルダン川西岸地区へのイスラエル人の入植

どうしてイスラエル入植者紛争であることを気に留めないのか (公式英語字幕あり)

Vox - Why Israeli settlements don’t feel like a conflict zone | Settlements Part II (10:56)

https://www.youtube.com/watch?v=B6L9mS9ti6o

アメリカ新興メディアVoxによる、今も進むイスラエル人による西岸地区への入植の解説当事者インタビュー

大きく分けて、イスラエル政府やアメリカ資本支援を受けた大規模な入植事業によるものと、宗教的信念に駆り立てられた個人家族レベル草の根入植が同時に進んでいる。エルサレムを含む西岸地区全体が「神が我々に与えた土地なのだ」という理念が、世俗的な入植動機の建て前としても、シオニズム信奉者の原理主義としても、お上から下々まで一貫していることに恐怖さえ感じる。


エルサレムを巡る戦いの内実 (公式日本語字幕あり)

VICE News - Inside the Battle for Jerusalem (20:30)

https://www.youtube.com/watch?v=ZiSRCPiklhI

アメリカ新興メディアVICEによる、エルサレムにおける強権的な入植活動実態

いわゆる「入植地」とは違って、エルサレムにおいては一軒一軒の家単位での入植が進んでいる。一等地にはパレスチナ人に対して大金提示することもあるようだが、この動画で紹介されているのは、入植者に都合よく作られた法律軍隊に守られて、パレスチナ人を追い出してユダヤ人が住み着いてしまという事例。

イスラエル側の副市長が、悪びれもせず「(イスラム聖地である)岩のドームのある場所に、(ユダヤの悲願である)エルサレムの第三神殿を建てるのが夢だ、我々の世代のうちに」と語っている。


パレスチナ人の暮らし

聖地: イスラエルパレスチナ今日 (公式英語字幕あり)

Rick Steves' Europe - Rick Steves' The Holy Land: Israelis and Palestinians Today (56:46)

https://www.youtube.com/watch?v=wg1unr6eNpQ

ヨーロッパを中心に各国を旅する人気番組。この回では現代イスラエルパレスチナの各地を訪れ、ガイド地元の人々との会話を交えながら、歴史文化を紹介している。

近代戦争歴史ヨルダン川西岸地区での入植や抑圧の問題にもしっかり触れているが、全体としてはイスラエルパレスチナの人々の活気にあふれた明るい側面を見せてくれる点で、YouTubeの中では貴重な資料しかしいっぽうで、このイスラエルパレスチナ回だけコメント欄が閉じられているのは、動画に暗い影を落としている。


イスラエルアパルトヘイトが、いかにして私の故郷破壊したのか (公式英語字幕あり)

AJ+ - How Israeli Apartheid Destroyed My Hometown (23:53)

https://www.youtube.com/watch?v=aEdGcej-6D0

アルジャジーラによる2022年のドキュメンタリーパレスチナ出身の父を持つアメリカ育ちの二世ジャーナリストが、イスラエル隔離政策のせいで変わり果ててしまった父の故郷を訪ねる話。

イスラエルの元軍人の助けを借りて「パレスチナ人立ち入り制限区域」を歩くが、パレスチナ人に対するイスラエル入植者駐留イスラエル軍の露悪的なふるまいは、過去ユダヤ人や黒人に対する差別迫害のものウイグルにも近いと感じる。


パレスチナ暫定首都市長と会おう (ドキュメンタリー映画) (英語字幕ありだがYouTube字幕ではないので日本語翻訳にはできない)

VICE News - Meet the Mayor of the Unofficial Capital of Palestine (Full Documentary) | The Short List (2:13:43)

https://www.youtube.com/watch?v=aDvOnhssTcc

2020年公開の、パレスチナの暫定首都であるラマラの市長の日々に密着したドキュメンタリー映画。本編は1時間30分で、残り40分は監督インタビュー

文化的で明るく楽しい街の一面もたくさん紹介されていて、イスラエル軍による監視や抑圧と自治権移動の自由制限さえなければ、よい街のよい市長だったはずだろう。市役所幹部には女性も多く、先に紹介した旅番組でもパレスチナ大学女子学生のほうが多いと語られていたが、日本より女性社会進出している感がある。

オスマン帝国時代法律のなごりで、イスラム教徒が多数派の中にあって市長キリスト教徒と定められているというのも興味深い。(もともとはオスマン帝国時代からキリスト教徒多数派の街だったらしい)

なお、本題とは関係ないが、映画内の音楽武満徹芸能山城組による日本の曲が多用されていて、特に脈絡もなく日本語の子守歌が流れてきた(30:32)のには驚いた。


ちょっと世界一周してくる。by nojiken - #115【現在進行中の悲劇パレスチナで何が起こっているか僕が見たことを伝えたいと思いますパレスチナ問題はとても根深いです。(エルサレムベツレヘムヘブロン / イスラエルパレスチナ) (30:25)

https://www.youtube.com/watch?v=F9TvfK15k-Y

貴重な日本語動画も1つ紹介しておく。

動画自体2020年の公開だが、前半は歴史解説で、後半は本人による2013年のヨルダン川西岸地区への旅行体験記。イスラエル軍に抑圧された厳しい環境下のパレスチナ人の一般家庭に泊めてもらったりしていて日本人のふつう観光YouTuberの動画とは一線を画している。


まとめ

欧米は親イスラエルだと思われるだろうけど、実際、YouTube上で「再生回数順」で検索する限りは、パレスチナに寄り添った動画のほうがずっと多い

数少ないイスラエル寄りの動画は総じて、聖書2000-3000年前の歴史に触れたあとはパレスチナアラブを悪や下に見ることに主眼が置かれていて、もっとユダヤ人の悲しい歴史や難しい立場で同情を誘うほうが戦略としても優れるのではないかと思うのだが、そうした意味でのプロパガンダにはイスラエルとして興味がないか成功しているとは言えない。

なお、聖書を持ち出すのは非キリストのイチ日本人としては全く理解できないどころか、2000年掛けの土地所有権の主張にはどん引きさえするのだが、イスラエルを支持するアメリカキリスト福音派に対してはこういう話が最も好まれるようだ。なのでこの点は戦略としては正しいのかもしれない。

いっぽう、パレスチナの側は、古い映像では聖戦の主張や過激言動が目立っていたが、2004年にPLO議長アラファトからアッバスに替わったあたりからは、PLOファタハはもちろんハマスからさえ、宗教的な主張はほとんど聞かれなくなり、抑圧から解放自由を主眼に訴えるようになってきている。どれほど意図しているのかはわからないが、これは第三者(特にイスラム圏)の同情を得るという意味では、戦略としてとても成功しているように思う。

しかイスラエルに対してミサイルを撃ち込み続けるハマスも、精度が悪いとはいえ目標軍事施設に限ることはどうしてできないのだろうか。民間人を狙うことの効果が、差し引きでプラスになるとはとても思えないのだが…。


ガザ地区の様子については別の増田を書いているのでご覧いただきたい。

anond:20231017113202 ガザ住民普段暮らしぶりについて調べてみた。


紹介トラバ

anond:20231111160010 NHKスペシャルドキュメント エルサレム前後編)」がすごかった

2023-10-16

YouTubeにて貧困ドキュメンタリー

英語圏コメントは要約すると「こんな悲惨環境は信じられない!どうにかするべきだ!我々は何をしてるんだ!」

日本語コメント日本に生まれ幸せ自分がどれほど恵まれてるかわかった」

2023-10-14

日本史勉強していても、近現代帝国軍シンガポールフィリピン英米軍を陥落させた所で止まってしまう。それ以降が勉強できない。教科書も読めない。頭が勝手拒否してしまう。

から世界史選択だったし、第二次大戦以降の日本記述があると無意識に読み飛ばししまう。他の教科で稼いだし、配点の多い箇所じゃないから実際の受験では問題なかったけど。

今でも第二次世界大戦中頃以降から日本史は読めないね。関連する映画ドキュメンタリー番組も視聴できない。

開国日清戦争日露戦争まではテンションうなぎ上りだし、そこから朝鮮併合中国理不尽要求突きつけるところとか脳汁どくどくする。だけど、アメリカ圧力艦隊保有制限されて日英同盟解消させられるところでちょっと気分悪くなる。それでもシンガポールフィリピン陥落させたところで脳が回復する。だけどその後を読もうとすると思考ストップし、山下泰文将軍刑死小倉米兵集団脱走事件パンパンに関する記事を読むと完全に脳が破壊される。

2023-10-11

anond:20231011163644

小説家でも、半自伝的に体験作品にするタイプ対象を緻密に取材してドキュメンタリー的な作品にするタイプ自身体験から切り離して観念的な物語を作るタイプ、とか色んな人がいるから、漫画家作風によって体験との距離感はまちまちなんじゃないの。

20世紀日本TV意識がどんなもんだったか

90年代ニューハーフブームとかミスターレディブームとかあったの覚えてるだろうか

その中でニューハーフの人の半生を追ったドキュメンタリーを作ったTV番組があった

その人はいからそうだと自覚した?という話に

9歳のころ近所のおじさんに後ろでイクことを教えられちゃって

と語った。

これを地上波で流していいという判断があったのが20世紀日本

2023-10-09

https://anond.hatelabo.jp/20231008180248

クモ男まではよかったがコウモリ男でもうね… 

NHKドキュメンタリーアクション段取り拒否してたのでわかったけど、庵野監督特撮アニメ以外の映画見てない。

庵野監督が求めてるような生っぽい暴力を出した映画はたくさんあるが、例外なく不愉快でとてもエンタメになるようなものではない。

そんなの百も承知からアクション監督特撮映画にふさわしい演出したと考えてる。

(そもそも戦闘員とか怪人相手暴力描写なんだかリアリティかいわれても)

自信満々で新しいアクション撮るつもりが上手くいかなくて、クモ男以上の絵が取れなかったのでCGごまかしたと思ってる。

2023-10-08

シン仮面ライダーはつまらないけどおもしろ作品だったよ

邦キチで取り上げられてまた話題になってたシン仮面ライダー評価の話を書き残しておきたい。ネタバレなし。

自分最近アマプラで見て「は?」と思ったよ。

棒読み台詞共感のできない登場人物…つながりの変なカット割り…チープなCGアニメみたいな謎演出もツライ。

現代大人向けの作品だと思えなかった。

子供仮面ライダーマニアなら楽しめるのかもしれないけど…。

正直言ってつまらない。

でも「一体なんだったんだろう」と思って映画館で見た人からパンフレットを借りて読んでみたり、NHKドキュメンタリーを見たりしたらだんだん印象が変わった。

ドキュメンタリー話題になってたこ俳優愚痴る場面とか一部の切り取りで大げさに騒いでるんだろうなと思ってた。

実際はもっとやばかった。

なかなか決まらないアクションシーンの方向性スケジュール問題

アクション担当撮影してきた殺陣全否定したり、現場でもどかしさから声を荒げる庵野監督

みんな悩んで迷って苦悩して模索し続けて紆余曲折を経てあの映画はできていた

(もちろん番組としてストーリー対立構図が仕立てられている面はあるんだけど)。

パンフの方はそういう生々しさはないけど、ドキュメンタリーを見てから読み直すと俳優スタッフインタビューの端々にその苦労が読み取れて味わい深い。

邦画限界言及した監督コメントなんかもある。

システマチック映画作りとはまるでちがう、学生が自問自答して自分環境限界と戦いもがきながら卒業制作をするような作品だったのだ。

そういう背景や演出意図、やろうとしていたこと・出来なかったことを踏まえて本編を見返したら今度はおもしろい。

興味深い、に近いのかもしれないけれど。

なんなら愛着のようなものすら芽生えてきた。

本郷猛をはじめとした登場人物も愛おしい。

せっかく制作の終盤で進むべき道筋が定まったんだから続編が見てみたいなあと思うようになっていた。

やっぱり作品単体で見たらつまらないんだからダメじゃないかと思う人もいるかもしれない。

でも背景や文脈込みでの鑑賞・評価って普通なこと。

ピカソの絵だってそれだけを見せられても美術プロはともかくほとんどの人の目には留まりすらしないだろう。

それを「あのピカソの絵」だと知って初めて注意深く見てみようという気になる。

そして面白みや凄みを見出していく。

シン仮面ライダー無名監督作だったら駄作と切り捨てて終わっていたかもしれない。

でもこれは庵野作品で、庵野監督はそれだけの実績を積み上げてきた。

まあ読み解きが必要というのはマニアックというかアート領域に近い映画なのかもしれない。

監督エンタメとして作ったと言ってるんだけどねw

続編、ほんと見たいなあ。

あそこからの一文字隼人活躍を見たい。

アマプラお金出してやってくれないかな。

追記

ちょっと今更かなと思って投稿したけど反応が多くてびっくりしてる。

目が離せない作品というのはすごい。

トラバブコメぜんぶ読んだ。どの意見にも頷ける面がある。

本当は映画館で見るべきというのはごもっとも。

ちなみに私はシンゴジラ映画館で見たけどシンウルトラマンは(まだ)見てない、昔のエヴァは見てるけど最近エヴァは見てない(興味はある)、という一般人です。

急募

はじまって5分でおもしろくてそれがずっと最後まで続く映画ドラマアニメ、いや映像ならドキュメンタリーとかなんでもいい

ジャンルは不問

というかアクションホラー以外にそんなものがあるならみてみたい

定番はそれなりにみてるけど下記のようにだいぶ偏ってるので漏れがありそう

最近みてそれに該当するもの「RRR」「NOPE」「ダンジョンズアンドドラゴンズ」「ジェンブイ」「NO WHERE」「VIVANT」

できればアマプラかネトフリ

強く気になるものなら車で片道30分かけてTSUTAYAに借りに行くよ(ドトールソフトクリーム食うし)


よろしくどうぞ!

よろしくどうぞ!

追記

予想してたけど書くためのフックが弱すぎたね反省

まり映画を知らない人へのおすすめ映画30作品を見繕ってくれ:哲学ニュースnwk http://blog.livedoor.jp/nwknews/archives/4621649.html

ここらへんにあるのはたしかに名作なんだろうけど、どうにも古さがあるんだよね

から最近のが知りたかったんですよ

どこで尋ねたらいいんだろう

5chだとスレがわからないし細分化してるし

ヤフコメクレイジーマッドネスサイコしかいないって聞いたし

クオラは爺しかいないし

ここだとマシかと思ったけどダメ

フリーレンでもみるか

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん