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はてなキーワード: 物言いとは

2014-07-10

>> また、「(何者かから国民が攻撃されると言い、平和主義者は愛国主義が不足し、国を危険さらしていると非難すればいい。他に必要なことはない。この方法はどの国でも機能する」(ナチスの高官・ゲーリング)。との言葉引用し、「ナチス・ドイツ国民戦争に動員したやり方と安倍首相物言いが何と似ていることか!」と批判した。

<<

http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20140709/Economic_37315.html

・反対者を軍国主義者とレッテル貼り

憲法に明記されている国民投票法の成立を批判

憲法を改正したら、日本戦争を引き起こすと極論を語る

日本護憲派のほうがナチスじみていると思うのだけど、護憲派は気付いてないらしい。

2014-07-08

知恵であることは否定しないが

http://www.rakurakumom.com/#!/cxq3/9DA1F099-6D29-47B5-86E1-C969E5820DDF


はてブでも話題になっているけど、この言い換えを知識として知っておくのは有効だと思うけど、実践するのは色々いただけないかと。

確かに上の言い換えをすれば、言い換えないよりはアスペの子供が言うことを聞く確率は上がるだろう。でも、それって問題の先送りじゃね?という感じ。


というのも、人間コミュニケーション感情からドライブされる非言語コミュニケーションがメインであって、結局の所、それをどこまで使いこなせるかがカギになるから

即ち、言葉が端的であったり場合によっては言葉を発しない場合でも、言葉以外の情報からメッセージを推測するのは、社会の成員が支払うべき当然のコストであって、最低限そういうルールで動いていることは何があっても覚えないといけない。

勿論発言者が言い換えるコストを払わなければいけない場面も皆無ではないが、そういう手間を掛けさせる相手は大抵周囲から「面倒な奴」と見なされるわけで。

まあ、日本人の大半が「コミュニケーション日本語が話せる宇宙人と話すこと」と割り切った上で生きているならむしろ言い換えるのが当然となるのだろうけど、現実はそうなってないし。


そこに来て、例えば、こういう親切に言い換えてくれる親の元で育ったアスペ当事者が、社会に出ても「分かりやす言葉で静かに言ってくれ」と周囲に要求するのはアリだろうか。会社上司恋人に対しても?

・・・実際当事者就職できるのか恋愛できるのかという問題はさておき、これだけでもあまり現実的じゃないことが分かっていただけるだろうか。

ブコメにもあったけど、母親に限らずこんな言い換えを続けさせられていたら、言い換えさせられる方がストレス疲弊してしまうだろうし、そっちの気持ちはどうでもいいの?ということになる。


あと、これを定型発達の子供(要するにアスペじゃない普通の子)に適用するのはかなりいただけない。

親のこういう穏やかな物言いから「言うことを聞け」というメッセージ子供が受け取ったら凄く嫌な気分になって、その後の関係に支障が出るだろうから

それなら本音をぶつける方がマシだと思う。

2014-06-23

安倍さんに対するヤジがなぜ問題にならないのかとか言ってるやつ

安倍さんに対するのヤジ(という名の暴言)の時は何も言わなかったくせにというようなツイート散見されますけども、これは単に真面目に言ってるのか、目先の事で左翼叩くしか頭にないのかわかりませんけども、マジレスするならば、違いは炎上やすいかどうかだけですよ。今回の塩村氏に対するヤジが燃えやすいのは、男女の問題である点。子供を作り辛い世の中にした老害少子化若者の問題であるかのような物言いな点。あと、強い立場の人が弱い立場の人へ言ってる点とかですかね。非常に燃えやすい。たまたま炎上的になったという案件ですけども、炎上マーケティングがまかり通る(バカな世の中な)んですから、右側の人もそうすればいいのでは?何で頭使わないの?君たちにはスルースキルはないの?どうせ肩肘突きながらスマホ持って、君たちの目先のツマラン感情のはけ口にしてる(結局気分は晴れない)程度なんだから面白いと思う事へ注力した方がいいんじゃないですか?

2014-06-21

俺って頭いいでしょー的な物言いをするクソガキが嫌いだ

ジャリガキは帰れ

2014-06-20

悟って私のやりたいことを自発的にやってくれなきゃ困る

でも、いじわるして当たってても外れっていうかもね。

という女性に正解はないだろ。

からいくらでも正解を変えられる物言いに、どうやって対応しろっていうんだよ。

2014-06-16

http://anond.hatelabo.jp/20140616095431

日本人だってから洒落みたいな韻は好きだろ

変にお高くとまってていけ好かない物言いだな

2014-06-09

http://anond.hatelabo.jp/20140609230735

日本においては特殊性の塊みたいな人生設計をぶち上げておきながら

他人の考えていた平均的なパターンを満たすのを目指したってことは、たぶん平均的な男性しかなれていないのだろう。

いや、突出したところが無い分総合で見るとまだまだ平均以下ってことか。底上げよりも伸ばせるところを伸ばすべきか?

この物言いは既に気が狂っているとしか言いようがない。

2014-05-31

http://anond.hatelabo.jp/20140531094925

典型的自己評価の低い奴の物言いだな。

自分が大した人間であるはずがないという、自分にとっての絶対的真理と、周囲の人間より抜きんでているらしいという事実整合性が取れなくて、こういう奇妙な理屈を捻り出す。

自分普通なのに、大多数の奴らとだいぶ差がある→自分がすごいんじゃなくて、自分以外がアホ(何か間違ってる)なんだ!

こういう間違った謙遜は本当にイライラするね。東大の中では大したことないってのも、「自分普通から負けても仕方ないんだ、周りの人間が異常なんだ」とか考えて自分を慰めてたんじゃないのかね。

2014-05-26

フランス極右政党が25%票獲得、ユダヤ博物館で銃撃3人死亡

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303295604579583000868087472

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N65J8A6S972E01.html

なんとマリーヌ・ルペン率いる国民戦線が勝利し、

ブリュッセルユダヤ人博物館レイシズムに基づく銃撃事件が起きて3人死亡したのに

アンネの日記が破られた話よりも話題になってないのはなんで?

これが本当の「右傾化」じゃないの?

あと、日本の「右傾化」は厳しく断罪しつつ、フランス右傾化はいつも甘い内田樹はこの話に触れるべき。

__________________

自国右傾化はその国の国民が自ら対処しなければならない、というだけの話。」なるほど、他国がどうこう言うべきではないか・・・から

「例えば中国韓国からの「日本右傾化している!」という批判に、真摯に耳を傾けてきたのだろうか?」はギャグなのか?ギャグじゃないんだろうな…

こういう物言い日本におけるリベラル信頼性をなくしてるんだよ。http://anond.hatelabo.jp/20140519193139

そりゃ、こういうリベラルの言説に嫌気がさして「右傾化」するよ。

2014-05-19

リベラルの「あること」への批評性のなさが右傾化の原因

内田樹が言っている。だから韓国が謝ったと感じるまで謝りつづけないといけないのだろう。

しかし、今回のセウォル号事故の件で、彼らが認める「謝罪」のハードルがいかに高いかはじめて知った人もいるだろう。

大統領がここまでしないといけないのだから

韓国朴槿恵パク・クネ大統領は18日、ソウル明洞大聖堂で行われた旅客船沈没事故犠牲者と遺族のためのミサに出席した。1000人以上が出席したミサが開始された直後、朴大統領は「私のせいです。私のせいです。私の大きな過ちのせいです」と叫んだ。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/05/18/2014051801732.html


僕は内田樹に対してある面ではその知見に深い尊敬を抱いている。

しかしながら、彼をはじめとするリベラル派の的外れで非現実的物言いに対する違和感や反発を持つ人が多いのは、これではしょうがないのではないか。

フランス右傾化は「彼らの真意ではない」と言いつつ、日本嫌韓を叩いて憂さ晴らししてる場合ではない。

リベラル派がこんな体たらくから、今回の馬鹿みたいな解釈で進められている集団的自衛権の話でさえ、反対が盛り上がらない。

すべて、これまでのこのようなリベラルに対する不信感が蔓延してしまっているのが原因なのだ

彼らは、日本右派に対して向ける批評性を、中国韓国に向けることはない。なぜか。おそらく「右派」に見られたくないからだ。右派と一緒になりたくないからだ。

それでは、他国に向ける厳しい目を自らに向けない糞みたいな右翼と表裏一体の存在ではないか。

同様に、慰安婦問題に関して日本批判する人たちが、同じ熱量韓国政府慰安婦制度批判し議題に上げる場面を見たことがない。

アメリカリベラルにはC.Sarah Sohのような存在いるから、これはリベラルのもの問題ではなく、日本リベラル問題であると思う。

安倍危険性を論じる熱量で、中国人権侵害危険性や韓国社会の歪みを論じなければ、リベラルに対する不信感が解消されることはない。

ここ最近嫌韓化は注目され批判されても、ここ10年での台湾に対する関心度や好感度の上昇はリベラルからそれと結び付け政治的に語られることはない。

下記は内田樹の鋭い論考であるが、彼はこの論点から日本アメリカ批判することはあっても、韓国対象コラムを書くことはないのだ。

被害者意識を持つ」というのは、「弱者である私」に居着くことである

「強大な何か」によって私は自由を失い、可能性の開花を阻まれ、「自分らしくあること」を許されていない、という文型で自分の現状を一度説明してしまった人間は、その説明に「居着く」ことになる。

もし「私」がこの説明を足がかりにして、何らかの行動を起こし、自由を回復し、可能性を開花させ、「自分らしさ」を実現した場合、その「強大なる何か」は別にそれほど強大ではなかったということになる。

これは前件に背馳する。

それゆえ、一度この説明を採用した人間は、自分の「自己回復」のすべての努力がことごとく水泡に帰すほどに「強大なる何か」が強大であり、遍在的であり、全能であることを無意識のうちに願うようになる。

自分の不幸を説明する仮説の正しさを証明することに熱中しているうちに、その人は「自分がどのような手段によっても救済されることがないほどに不幸である」ことを願うようになる。

自分の不幸を代償にして、自分の仮説の正しさを購うというのは、私の眼にはあまり有利なバーゲンのようには思われないが、現実にはきわめて多くの人々がこの「悪魔の取り引き」に応じてしまう。

被害者である私」という名乗りを一度行った人は、その名乗りの「正しさ」を証明するために、そのあとどのような救済措置によっても、あるいは自助努力によっても、「失ったもの」を回復できないほどに深く傷つき、損なわれたことを繰り返し証明する義務に「居着く」ことになる。

もし、すみやかな救済措置や、気分の切り換えで「被害」の傷跡が癒えるようであれば、それは「被害者」の名乗りに背馳するからである

「私はどのような手だてによっても癒されることのない深い傷を負っている」という宣言は、たしかにまわりの人々を絶句させるし、「加害者」に対するさまざまな「権利回復要求」を正当化するだろう。

けれども、その相対的「優位性」は「私は永遠に苦しむであろう」という自己呪縛の代償として獲得されたものなのである

自分自身にかけた呪い」の強さを人々はあまりに軽んじている。

http://blog.tatsuru.com/2008/05/13_1156.php

2014-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20140511004632

「育ててくれた父母」ってそんなに偉いんだっけ?

子ども生き方を否定して良いほどに?

ひとりの人間として向き合おうとしないようなやつは、

親だろうが友達だろうが付き合わない方がいい。

クズ親と共に居ざるを得ない子どもが直面する負荷がどれほどのものか、

想像できないのだろうか。

丁寧な言葉を選んではいるけど、

実質「あなたは間違ってる」って前提で元増田を婉曲に貶めてる物言いだよね。

元増田より他のどのリプよりよっぽど傲慢で気持ち悪い印象を受けた。

艦これ』1年目で感じた5つの問題点

◆0,艦これについて

艦これ』が一部界隈で話題になり始めた直後にプレイし始め、継続プレイ約1年ちかく。

小規模ゲームであるにも関わらず、すさまじい数のプレイヤーが遊ぶ人気ゲームとなり、

小規模な運営も火の車状態でなんとか回している・・・という現状。

また、ゲーム内容についてもその辺のすぐに「いいから金を出せ!」という化けの皮が剥がれるゲームに比べれば

はるかによく出来ていると思う(実際私も2000円で入渠ドックを2つだけと、関連グッズ、公式書籍等何点か購入しただけで1年近く遊べている)。

しかし、元々「さっさとたたむつもりだった」(白書インタビューより)からか、1周年を迎えた『艦これ』は

いちプレイヤーから見ても「やや雲行きが怪しくなってきた」と感じる。

以下はあくまで私がいちプレイヤーとしてプレイしていて感じた点であり、

決して『艦これ』自体のアンチである萌えミリアレルギーというわけではない。

しろ、好きだからこそ気になる5つの点である

◆1,プレイヤーの強さの頭打ち

艦娘の強さに関しては、ゲーム開始時に規定された数値が継続して使用されている。

だいたいは元になった艦種ごとにスペックを算出し、基礎値+近代改修値(合成)が限界である

この数値はゲーム開始時に設けられたスペックを使い続けているものであり、新鋭艦でもそれほど大きくは変わらない。

それ自体はキャラゲーとして見れば許容範囲だろうが、この問題は以下で述べる2,3の問題点により構成されている。

要約すれば「新装備・レベルキャップ解放のないMMO状態」である

現状でプレイヤーが組める最強のパーティーは戦艦・空母編成であるが、その戦艦/空母編成を遥かに越えて敵だけが

インフレしすぎている、というような問題が発生しているためこの後はもう泥沼になる様しか想像できないのである(詳しくは3で述べる)。

キャラゲーとして「好きなキャラを強くする」にも、2の問題が引っかかり数ヶ月単位時間がかかるという延命仕様であり、

これからアニメ・グッズ展開などをかけていくにあたって「ゲーム自体が落ち目のMMOのような空気」を漂わせるというのが問題点だ。

また、平然とイベントなどで採用されるようになった「司令部レベルで敵の強さが変わるが、報酬は共通」という仕様も悪手で、

早々にプレイヤーが動かせるコマ頭打ちになってしまうので「一部の艦娘を入手し、育てたら後は司令部レベルを上げない」というのが

イベントを楽に攻略する手段だと言うのだからもはや笑うしかない状態である

そもそも司令部レベルが高くて何故敵が強くなるのか?何故報酬が同じなのか?一切設定や「リアリティ」では説明が付かないし、

艦娘の強さは司令部レベル20でも50でも80でも頭打ちですよ、という話だ。

◆2,「新装備」が入手できない

とにかく「新装備」が手に入らないことが、先に述べた艦娘の強さの頭打ちを更に強めている。

例えば「20.3cm(3号)連装砲」は重巡を少しでも強くしたいプレイヤーにとっては欲しい装備であるが、

この装備は現状手に入れる方法はA,ランキング上位報酬 B,三隈(改)の初期装備 C,利根/筑摩(改二)の初期装備 D,衣笠(改二)の初期装備 の4つだけである

Bは三隈を入手するというステップ自体が大型建造という全く割に合わないガチャを回すかドロップ堀り、

Cは勲章4つ(通常プレイでは2個/月でしか入手できない)、Dは非常に高いレベルまでの育成を必要とするため余程の根気が必要である

ではAはどうなのかというと、サーバーにもよるだろうが「ランキング上位者はありえない量の戦果を稼いでいる」のである

(参考までに述べておくと、横須賀サーバーではランキング1位は4月の集計時に6000近い戦果を稼いでいる)

これらのプレイヤーは24時間張り付いていたとしても手動では稼ぎ得ない戦果をたたき出し、その数値が他のプレイヤーからでも

参照できてしまうという状態、要するに「不正プレイが横行しているし、それをユーザーも確認できるが野放しにされている」という状況。

ほぼ現実的レア装備を入手しうる手段であるランキング上位報酬も、多くのユーザー不正プレイを使って優先的に取得している、という状況は

あまりにもまずい、というか普通のMMOなら大炎上不可避なレベル事態ではあるが、『艦これ』では常態化している。

まあ、これは良い。好きなゲームから太平洋よりも広い心で許すとしよう。

さて、このレアな装備を「先行」実装した時にははっきりと「将来的に他のプレイヤーも入手できます」と明言されているが、

上の例で挙げた3号砲が最初に配布されたのは2014年4月のランキング報酬である

つまり、1年以上の間「先行」配信を受け取る資格を得た上位ランキングプレイヤー以外はB,C,Dのうちいずれかで

膨大な手間をかけてやっと1つ入手可能なのである

これは他の装備(試作晴嵐)などでも同じで、ランキング入賞できないプレイヤーは入手機会は未だに「イベント」か関連艦娘の装備だけである

このような状況から、とにかく「自分の好きな艦娘を集め、一番良い装備をさせる」ことも非常に難しい。

元々『艦これ』が流行った要員に「キャラゲーとしての楽しみ」があるのは間違いないにも関わらず、

「好きなキャラを強くする」ことができる可能性が非常に狭められており、プレイしていてストレスに感じる。

◆3,ゲーム設計上の問題点

史実」という言葉がある。艦これに登場する艦娘過去WWⅡにおいて建造された艦をモデルとしており、関連した能力を持つ。

これは『艦これ』というゲーム大前提であり、敵とステージもそれをある程度共有しているのが世界観としての約束であった。

この「史実」をモデルとすることによる豊富バックボーンは多くのプレイヤーを惹きつけた要素となったわけだが、

残念なことに現在ではこの「史実」はプレイヤーを縛り付けるための方便だけに成り果てている。

主にプレイヤーと敵のパワーバランスの問題である

艦これ』では、プレイヤーが敵艦が跋扈する海域に突入し、連戦をくぐり抜け最終的にボスを倒す、というのが目的である

一度でもゲーム製作したことがある方にあっては態々言うまでもなくご存知のことと思うが、プレイヤーヘルス=敵のヘルスではない。

プレイヤーヘルス最後のリスポーンポイントからそこまで来るだけのバリューを持っており、リスポーン可能な敵のヘルスは軽い。

しかし、このゲームでは後半の海域差し掛かるに連れて「味方よりも高いヘルスを持った敵」が平然と出現するのである

艦これ』がアクションゲームでなんとかガードを決めればどんな攻撃でもダメージ0どころか反撃できるとか、

プレイヤーの卓越した作戦でうまく行動する前に叩き潰せる等の方法があればこの構造は「ボスモンスター」として問題はない。

プレイヤー艦娘たちの戦闘に干渉できるのは戦闘前の陣形決定ボタンを押すのみで、押した瞬間に勝敗は決するうえ、

味方の艦隊は敵陣の奥深くに切り込めば切り込むほど燃料・弾薬が減って不利になっていく。

そこで「何度も」味方のキャラクターよりも絶対的に強い敵が登場する、というマップ設計ゲーム制作素人どころの話ではない。

2-4などのようにボスとして配置するならまだわかる。

特にflagshipヲ級改・ル級改とレ級である

プレイヤーが使える艦娘実質的ヘルスキャップ値は100であるが、これら敵艦は平気で100を越えたヘルスを持つ。

更に道中で連戦・攻撃力も高い・避ける方法はなしとなればプレイヤーサイドでできる事は最早

「一番スペックの高い艦娘を並べて敵が攻撃を全部ミスすることを祈る」だけである

先に述べたようにはっきりいって『艦これ』のゲームとしての戦略性は下の下どころの話ではない。祈るだけである

いわば「味方を一切操作できないWizシリーズで何の対策もなしにクソ固いボーパルバニー連戦」状態だ。

その状態でいくら「強敵」を出現させられても、「高難易度やりがいがある」とはならずただ面倒なだけである

そもそも、長門の2倍のHPを持ち、加賀の2倍の艦載数を不自然に一箇所に割り振られ、軽巡以上の対潜能力を持った艦とは何なのか?

帝国海軍が戦っていた相手にビッグセブンはるかに越えたスペックを持つそのような化け物が居たということなのだろうか。

残念ながら筆者はWWⅡの時代艦船専門家ではないため、そのような存在がいたかどうかについては判断のしようがないのだが。

そして一方で、味方のステータス、装備はいつまでも「史実」に沿った数値のままで一向にパワーアップしない。

ケッコンカッコカリなどのシステムが追加こそされたものの、上がるステータス自体は微々たるもの

次々に追加される敵艦ははるかに強い・・・という状態。

一部『if改造』の入った大井北上は超パワーアップを遂げたという例を除けば「史実」は多くの艦娘にとって

実質的な「能力キャップ」として機能するだけのペナルティと化している。

戦艦で最強クラス大和武蔵が実装され、この「史実」をモデルにしている以上プレイヤーにはこれ以上強い戦艦は手に入らないのである

それこそ大和宇宙戦艦になったり武蔵ゲッターロボに乗るif改造でもなければ。

◆4,艦種の扱い

大艦巨砲主義

上述した難易度調整の結果、一部の艦以外の存在意義は非常にあやふやで、

周回して何度もボスドロップ等を入手しようというプレイヤーでなければ戦艦・正規空母以外を使う価値は非常に薄い。

そもそも強い強い敵と正面から殴りあうしか攻略が無いので、耐久と火力の高い艦以外は後半海域になると一気に出番がなくなる。

既存マップがほぼすべて「戦艦や正規空母を含む敵と連続で会敵し、戦う」という構造を取ってしまっているため、

駆逐・軽巡などは道中に潜水艦が居る場合でもなければ入れる価値が非常に薄い、ただ大破撤退を引き起こすキャラと化している。

その潜水艦に関しても後先考えない実装をしたせいで味方の潜水艦だけは一瞬で敵駆逐・軽巡に大破させられるキャラとなっており

(対潜水艦装備をしていない駆逐・軽巡でもどんどん「敵だけは」攻撃を当ててくる)、通常マップではかなり有用性が薄い。

実際に後半海域で出番が回ってくるのはごく一部の戦艦娘大鳳赤城加賀を除けば大井北上ぐらいのものである

一般的なMMOで「終盤MAPでジョブや装備が絞られる」というのはまだわかるが、『艦これ』のゲーム性はそこまで深くない。祈るだけだ。

艦これがウケた理由の一員である多種多様キャラクターたちは実質的に後半海域では20人以下まで絞りこまれ、

後は後述するハンデキャップマッチお荷物役にしかならないというのはキャラゲー部分にも影を落とす設計である

空母烈風ガン積みで制空権を取ったら戦艦だけが殴りあう。WWⅠどころか大航海時代レベルの海戦ゲームである

艦種縛り

2-4以降目につくようになるのが「艦種しばり」である

代表的な例としては、3-2をクリアするために必要な「駆逐艦縛り」などであるが、これらマップは「史実」をベースにしたと言われている。

(3-2、キス島はキスカ撤退作戦のもじりである

このキス島作戦の時点で駆逐艦を編成して突入しても普通に戦艦と遭遇し、ここをいかに中破で乗り切ってくれるか祈るだけ・・・というマップ構造になっている。

しかし、モデルになったと言われるキスカ撤退作戦では駆逐艦は敵艦には「遭遇していない」。

これを再現しろというのはさすがに無理だが、後々の艦首縛りマップでもだいたいの場合普通に敵主力とは会敵し、撃破する必要がある。

結局のところ、この「艦種しばり」も「史実」にかこつけたプレイヤー側への一方的なハンデキャップであり、

将棋で言えば飛車角落ち、ひどくすれば金銀桂香全落ち程度にまで行くというのが実情である

お荷物を抱えれば道中を通過しやすくなりますよ、というのが2-4以降での方針らしいが

自分の好きなキャラクターお荷物扱いされて気持ちの良い人がいるのだろうか?その辺りの考えが非常に浅い。

駆逐艦縛りや軽巡縛りにすることで事前工作活動を行い、主力攻略を有利に進められるようなシステムであれば良いものだが、

残念ながら現状の『艦これ』の戦闘は操作不能のボーパルバニー連戦モードだけである

また、重雷装巡洋艦は先手で敵の数を減らすまたは削れるというかなり強い特徴を与えられたのに対し、

航空巡洋艦は非常にその特徴が薄く、いつまでも劣化重巡のまま(そしてその重巡も戦艦の劣化版)である

申し訳程度に引き上げが入ったものの、早々に"if改造"が適用された雷巡とは違い劣化重巡、ひいては劣化戦艦という色が強く、

専用装備である水上機は2で述べたようにほぼ手に入れる手段が皆無ときている。更に言えば、弱い。

開幕の爆雷攻撃で落とせるのは精々低レベル雑魚駆逐のみであり、更に潜水艦がいれば無意味な攻撃を繰り返すという仕様で

どうもこのあたりから「開発方針を決定する人のお気に入りかそうでないか」という格差を感じるのである

どうも最近の新規マップを見る限り、開発方針は「ドラム缶でも運んでろ」という事らしいが。

このあたりの艦種縛りに使うために都合よく部分的に引用される「史実」と、

その史実から外れることができる・できないの基準が不明瞭極まる点がプレイしていて非常に不満点として持ち上がってくる、

というか2-4実装までとそれ以降で明らかに設計基準が違うことを感じるのである

特に後に実装されたものになればなるほど「史実」を使った理不尽プレイヤーいじめがひどく、

敵は好き放題パワーアップしていくという印象が強い。

5,運営アナウンス

0で述べたように艦これ運営オーバーキャパ状態で回している。大変だと思う。

いつも新規解放などに追われていて、大変そうにしている・・・それはわかる。

が、艦これ運営新実装に関するアナウンスはいい加減で、「かろうじて嘘はついていない」レベルのものが多い。

2で述べた「先行配信」で1年以上、勲章実装時の「持っていたらいいことがあるかも・・・?」から後出し設計図

新装備実装の「~するといいことがあるかも?」というような物言い

元々『艦これ』自体がかなりマスクデータの多いゲームで、プレイヤーは解析でもしない限り情報を与えられないが

(事実として公式轟沈の発生する条件も未だに伏せられているままである)、その中で公式物言い

ギリギリ嘘ではない」レベルアナウンス運営スタッフにさせる点はかなり不誠実な開発方針である

運営は大変そうだけど開発からアナウンスがあまりにも不誠実だよね」という点は間違いなく艦これ運営問題点だ。

なんとなく維持運営が大変そうなので心情的に同情してしまいがちだが、その影で開発からアナウンスに関しては

後出しイベント報酬を追加する、後出し勲章重要アイテムにする(うえにリアルタイム縛りにする)、

決して嘘は言っていないというレベルの適当な新装備の説明、先行実装(1年)という装備の出し渋り等、枚挙に暇が無いのである

twitter上だとアカウントひとつで巧妙に偽装されている上に、だいたいここらへんの不満を率先して

袋叩きにしにくる憲兵が居るので口が裂けても言えない話なのであるが。

◆まとめ

まとめると、2014年5月現在艦これアニメ化、グッズ展開、コミック展開等をかけていくに「これから」という時に

肝心のゲーム側の鍍金ボロボロと剥がれ、末期臭を漂わせながらキャラゲーとして楽しんでいる人にまで影を落としつつある。好きなキャラが使えないのだ。

コミカライズやこれから放送されるアニメ同人誌や関連グッズだけで『艦これ』に触れる人は良いかもしれない。

だが、その一方でゲーム本編ではどんなかわいいキャラ潜水艦退治かハンデキャップマッチ以外に仕事がなく、

そのキャラが気に入っても全く強くすることはできず、嘲笑うかのように敵は遥かに強いものが出現する。

強い強い深海棲艦に比べあまりに艦娘は貧弱で矮小無限にリスポーンする敵に対して一度死ねばロストという儚いもの

肝心のゲーム部分で「艦娘」というキャラクター価値を落とすようなことをしているのは非常に残念、というのが私の思いである。

プレイヤーがどんなにキャラクターに愛着を持っても、開発方針がそれをシステム

 徹底的に否定するようなアプデ・イベントを繰り返すのはやめてほしい」、ただそれだけの話だ。

2014-05-02

http://anond.hatelabo.jp/20140502082634

>「子どもをあんなに泣かすなんて駄目だよ。」

「父親として」が抜けてる。

「親として○○」っていうのは一般論を笠に着た物言いで、概して非難のために使われるものでしょ。

「泣かさないでほしい」という個人の願望より強制力が強まる。「そうであって当然」というニュアンスが加わるからね。

説得力のある反論をって言ったじゃないですか。あなた想像なんて何の根拠にもならないよ。

しか元増田夫婦想像ですらないし。あなたん家だしそれ。

2014-05-01

緊デジ、私的な総括 ~東北のある制作サイドから視点

緊デジ、私的な総括

http://www.pot.co.jp/default/20140501_150904493933661.html

大変興味深く読んだ。うちのことを書いているのかと思ったw



緊デジの話があったのはいつのころだったか。うちのような弱小制作会社にとってはとにかく大きな話だった。

そもそもなぜうちに問い合わせがあったのか今となってはそれもわからないが、改めて振り返る機会もなかったから、便乗して総括してみようと思う。


うちにとっての緊デジの結論は

・危うく倒産するところだった。というか話をそのまま鵜呑みにして"法律をしっかり守っていたら"多分倒産しただろう。さらに言えば、それが遠因となって倒産した福島会社は現にある。

・ようするに、こりごりだ。二度とやりたいとは思わない。

連絡をもらったのは確か2012年の年明けだ。

当時はまだ電子出版物を作るということしかからなかった。

うちにはそんなノウハウは全くなかったしやったこともなかったが、DTPだのWebだのができる会社だったら大丈夫とのことだった。

東北雇用を増やすという主旨を聞いてあぁなるほどなと思ったけれど、既に復興バブルが始まっていた当地においては申し訳ない気持ちがあったと同時に、「ま、お役所が考えることっぽいわな」と思ったものだった。

「覚えれば誰でもできる作業」ということだったから、そんなもの一時的雇用を作ったところでしょうがないじゃないか、と経営者ながら思ったものだ。

そういうことじゃないんだよ、復興っていうのは、とね。

話を聞けば聞くほど、「それ、うちで大丈夫かいな」と思うようになったのを覚えている。年商1億にも満たない我が社に割り当てられる冊数は相当なもので、緊デジだけで1億数千万以上の売上となる計算だった。

経営者としては究極の選択ではあった。

フレコミは「これを機に電子書籍制作体制を作れれば仕事が増えるしうちからも出しますよ」ということだったのだが、電子書籍未来が我々制作会社にとって大きな市場となるのかどうかなどまだわからなかったし、わからないもノウハウスキル時間と機会を投資するのは流れの速い昨今にあって経営上致命傷となりかねない。

はいえ、確実な売上が見込める特需が舞い込むということで、鼻息荒く「その売上増を何に投資するか」と巡らせたものだ。

これを機にMacを新調しようだとか、これを機に大手出版社さんとの取引を拡大させようだとか、この利益人材採用・育てようだとか。


さて、冷静にコスト計算してみる。InDesignは1本10万円としよう。パソコンもどう考えても足りん。

もちろんスペースも足りないから作業場所を確保しなければならない。採用コスト教育コスト馬鹿にならんだろう。

そして何よりも、その間受注を一部停止するわけだが、そんなリスキーな事はできるのか。

一体何人いればその売上を作れるのか。10人そこそこの我が社なのに、どう考えても数十人必要だ。

おまけに、全員が8時間労働とは限らない。

というか復興バブルが始まっていた当地において「最長でも1年ですよ」「別にスキルが付くわけじゃないですよ」などという仕事で人が集まるのだろうか。

最終的には下記のようになった。

パソコン・・・60台

Indesign・・・とりあえず15本(ほんとは60本必要だった。が、後述するがその投資は不可能だったため1ヶ月の期限付きの試用版で多くは乗り切った)

採用・・・30万円(媒体費用のみ。タウンワークとか)

事務所・・・オペレーション上、本社と離れた場所はいけないからたまたま空いていた同じビルの上階を借りた。短期で、という無茶な条件だったため、割増で掛かった。

机、椅子・・・60人分。

サーバ/HDD・・・50万円分くらい。

都合数百万か。

しかし、何より痛かった費用は、借り入れの金利と「支出を伴わないが確かに掛かる見えないコスト」だった。

見えないコストとは、例えば面接だ。

結局、述べ500人程度の応募があり、1通1通履歴書に目を通す。

面接集団で行ったが、それでもやはり1回2時間程度は掛かる(PCスキルの把握が必要だったため、テストも行ったから)。

これを何十回とこなす。人によって条件(働ける時間曜日)は違うし、できるだけ丁寧な説明を心掛けた。

そして教育だ。採用したとしても、最初から生産=売上を上げられるスキルなわけではない。

人によっては80時間程度の研修必要となった。この間は、いわば持ち出しだ。

管理コスト馬鹿にならない。毎日毎日名前も覚えていない人達の作業を記録し、適材適所で配していく。どうしてもタグがわからない人がいる。

どうしても長時間画面を見続けることができない人もいる。

そういう一人一人のメンテナンスケアをし、設備が最大限使われるようシフトを調整していくこれらの時間は、予定時間に含まれているわけではなかったから辛かった。

そして最大のコストリスクは、これらを管理するために人を配する事で起きる本業の受注減だ。

緊デジの話をもらったときは、もうすぐにでも始まりますよ、といった物言いだった。実際、研修に来いとのことで6~7人を東京派遣したりした。2泊。

これだけで30万のコストだ。

それが何回もあった。

仕様が変わりましただの、こないだのだけじゃわからなかったでしょだの。1億のため、と先行投資も飲んだ。

いずれにせよ、すぐに始まるというし急いで体制を整えるわけだ。

何事も急げばコストは上がる。

受注しそうだった本業の大型案件は断って緊デジを待つしかない。

が、発注は来ないのだ。待てど暮らせど来ないのだ。

「今月末には始まる」という台詞は春から秋まで毎月聞いたものだった。

そのくせ「貴社はしっかりと体制を整えているようだし、紹介したい発注元がある」などと予定冊数をどんどん増やす。来ないんだけどね。

つか、雇ってんだけども。どうすんのよ!つか、借りてんだけども。どうすんのよ!

制作会社である我々は、制作をしていない時間というのはただのコスト消費になる。

「すいませんまだ上の方で揉めてるみたいで発注できないんです」と言うのは簡単かもしれないが、止めていた受注が来月発生するわけではないし、1時間当たりにこなせる仕事量は決まっているから、来月挽回できるわけでもないのだ。

装置産業ではない。労働集約なのだから

これは今でも悪夢になってうなされるほど、本当にきつかった。

そして極めつけ「何が復興支援じゃ!」と思ったのは、支払いサイトだ。

今時、手形だ。

しか100日オーバーだ。

人件費は先に出て行く。何十人分もの人件費が。

納品の定義もどうかしてる。うちは作る。納品する。

でも、相手(出版社)がウンと言わないと納品にならないという。

まぁ、そうかもしれない。それが普通だろうとも思う。

が、弱小制作会社にそんな資金繰りを強いるのはどの辺が復興支援なんだ?と思った。

とっくに納品した電子書籍が、何ヶ月も先方の確認待ちになり、3ヶ月後にようやく納品と思ったら、その月の月末に手形が振り出され、換金は120日後とな。

要するに、最大で数十人分の人件費×9ヶ月程度のお金が先に必要ということだ。

社員10人の会社で、だ。

しゃーないから借りたさ。1億な。

月商300万足らずの我が社でよく借りられたもんだ。個人保障付けさせれらたけどな。

つか、個人保障意味あんのか。払えるわけないわけだが。

いずれにせよ、この金利だけでも相当堪えたよ。

なぜなら、最終的には1千万しか受注できなかったからだ。

「受注で」1千万強だ。粗利じゃないぜ?この受注額から人件費だの設備だの揃えるんだ。

何も生み出さな金利だけで150万飛んだだぜ?(笑)

1億数千万発注するっつーから借りた金。

つーから雇った人。っつーから借りた事務所。ツライね。

結局、私を人間不信にさせるほど困憊させたのは発注元の会社経産省だ。

揃えろと高圧的に言うものから、揃えたさ。何十人も。

毎日毎日「まだ仕事まらないんですか?」と雇った人達不安にさせながら。

この会社大丈夫か?と思われながら。

そのたびに答える「実はこの案件は緊デジといって、経済産業省助成事業なんです。だから何も心配要りませんよ」とな。

だが、それは間違いだったんだ。発注元(東京の超大手企業)が、なんと東北の地の

子会社で独自に募集して、自分達でやってたんだよ。

俺は目を疑ったね。復興支援からとか東北本社必要だとか言ってたけど、おまえら自分でやってんじゃん、と。

タウンワークデカデカ募集してやがる。

おい、それは本来私たちに出すと約束した仕事だったのではないか?

設備を整え、ありもしない仕事のために事務所を借り、結んだはずの労働契約反故にした私たちはどうなるだよ、と。

つか、雇用契約については結果的に嘘ついたことになったんだぜ?

ま、大手なんてこんなもんだろうと思ってたけど、現実はやっぱり厳しいね

で、経産省に問い合わせてみたさ。匿名で。責任者とやらに窮状を訴えてみたら「本当にごめんなさい、指示はしてるんですが」やら「ひどい話ですね、指導しておきます」やら、色々言ってはいたが、何も改善しなかった。

3回目の電話では、最後にこう言い放たれた。



仕事をするもしないも、貴社次第です。そんなに発注元が酷いというなら、緊デジをやらないという選択肢もあるのではないですか?」だとさ。



役人さんよ。民間はそういう力学じゃねーんだよ。やると約束したんだよ。

からやるんだよ。

例え今上手くいっていなくても、そう簡単に発注元に不義理はできないんだよ。

すみませんやっぱやめますとは言えないんだよ。

彼らだって困るし、彼らにも事情があったんだろうよ。

それはお互い様なのよ。

それに、緊デジ以外でも続くかもしれない関係でしょうよ。

人も雇ってんだよ。

仕事がどうしても作れなくて1度も出勤していない人も大勢いた。

その人達は、うちがキープしてなかったらきっとほかの仕事に就いていたろう。

そのお金で、何かを買っていたかもしれないし、遊びに行っていたかも知れない。

雇用ってそういうことなのよ。

それに、やめろったって、もう金は借りたし設備も買ったよ。

どうすんだよInDesign(笑) 

使わねーよこんなに。

そもそも社員分以上あんだしさ。今更やめられないよ。

社員に対してもそうだ。

デザインを覚えたての新入社員も含め「この仕事自体は何のスキルにもならないし経験にもならないかもしれない。でも我が社にとっては非常に大きな機会であり、ここで得た有形無形の利益できっとみんなにも色々還元できる」って言ったさ。

デザインがやりたくて入った社員には、さぞかし苦痛だったろう。

誰でもできる仕事PC作業という一括りにされて。デザイナーってのは仕事じゃないからさ。生き方からさ。

本当に申し訳ない気持ちで一杯だ。

緊デジの担当者のうち一名は、これをきっかけに鬱になった。

こんな仕事がしたかったんじゃないんですと涙を流しながら辞めた社員もいる。

いずれにせよ、これら全ては経営者である私が見極めることができなかったことに起因する。

本当に申しわけないことをしたと今でも思う。


最後愚痴を。


設定された目標冊数=予算をこなすためだけに揃えられた日の目を見ないであろう本を復興の名の下に電子化する作業は本当に辛かった。

電子ブック屋でいくら探しても、私たちが作った電子書籍が出てこないのも辛い。

本を愛していたからこそ、「津波で流されてしまった本があります。二度とこうならないように」という理念賛同して最大限リスクを取ろうと思ったが、そんな理念はついぞ体感することはできなかった。

補助金が出るから、という理由で出版社電子化実験にさせられた本たちもまた、かわいそうだなと思ったものだ。

そして福島では、緊デジに乗って人を増やしすぎた会社が先日潰れた。

それまで3~4名だった会社が、緊デジを機に4~50人になったのだ。

そら、潰れるよ。

だって人はそう簡単に切れないもの


というわけで、時間だ。

地方の小さなさな制作会社がどのように緊デジに臨んだかを記してみた。

一部角が立つかもしれないからフィクションも織り交ぜてあるけれど。

2014-04-30

「奇跡」に対する嫌悪感

あの方が手をかざしたら苦しんでいた病気が治ったとか、

災害の中で、あの方を拝んだ自分たちだけは被害を免れたとか、

あの方がいらした間だけ雨がやんで陽が射したとか、

そういう物言いがすごく腹立たしい。

そういった特別イベント奇跡と扱う発想が、間違ってるとか恥ずべきだとか、

理屈の上でも倫理的にでもズバッと一蹴できるなら、スルーできなくもないんだけど。

なんでモヤモヤするんだろう、これはどういう心理なんだろうという自分に対する疑問がある。

腹が立つのは、自分たちさえ気分よけりゃそれでいいっていう選民思想無自覚なこと。

自分らだけが助かったり特別扱いされたってんなら、そうでなかった人がいるってこと。

全員を救えないレベルで、何有り難がられてんの?何偉そうに語ってんの?と

そういう奇跡を信じることで辛さを紛らすのに役立つのかもしれないけど、

裏を返せば、信じなかったから罰が当たった、不幸になったんだって

強迫してる自覚がないことが、凄まじくむかついてたまらない。

2014-04-29

こういう身振り素振りを見ただけで、「貢献度は認めるから作品に賞はあげるけど人としてはだい嫌いだから本人の入会は断固拒否」って今回の結論は

とても腑に落ちるんだけどそれは私がけっこうなプライド重視型だからなんだろうな~……などと思わされるにつけ、ほんっとに嫌な人だな~という感じ

 

っていうかこういう物言いで「わたしが傷つけたのは彼らのプライドであって心情でも名誉でも仕事でもない」って認識を押し広げようとするのがまずマッチョ臭くていやだな

あいつら無駄プライド高えからボクちゃん逆恨みされちゃってえ、でもいいのよボクちゃんダークヒーローwww SF会のブラックジャックでえすww って???

そういう幼稚さがこの事態を招いたんじゃないですかねえ………

 

最初からこれを真摯に主張してればよかったんじゃないんですかねー

http://anond.hatelabo.jp/20140428040704

2014-04-28

雇用関係の論評読んでて今思いついたけど、

結局女性結婚会社から落ちたら今でも性風俗水商売しかないみたいな物言いがあるけど

あれって四大新卒男性ホワイトカラーの女版なんだな

「このアニメは今期のダークホース」って言い方はいい加減やめろ

お前の期待度なんかどうでもいい。

期待してるのは少数派だったかもしれないけど、なんでお前に俺の好きなアニメを「意外と面白いじゃん」みたいに言われんとアカンのだ。

ダークってなんだよ。こっちは別に大穴に賭けてるつもりねえよ。

まあつまりダークホースなんて上から目線言葉使うなってこった。

ここまで読んで「こいつ何様なんだよ偉そうに」って思った人はいませんか?すみません意図的上から目線で書きました。

ダークホースって言葉で苛ついてる人がいなくなるようにと思って書きました。イラッとするのが僕だけだったらごめんなさい。

上から目線」にも、論理的に批判が出来ない人が使う言葉だーって批判はありますが。なんとなく感じる不愉快ってありませんか。

そういうのがちょっとでも減るような物言いも考えてみようかなあなんて思ってる昨今です。

ダークホースに変わる言葉はないかなあ。「意外と面白い」みたいなニュアンスを、自分勝手な期待度を添えて言われるのが、ちょっと気分の悪いポイントなんだけども。

2014-04-17

エセモラリストもの主張する神観

彼らにとって神はどうやら目に見えないもののようだ

世界の裏側、あるいは天国のような異世界にいて彼らを見守ってるらしい

現実のある地点には神はいて、かつ同時に複数の地点に存在する

拝むとその神が持つ現実に起こる事象に介入する力によって、彼らに都合のいい現実をもたらしてくれるんだそうだ

あるいは現実のある事象を司ってて神様がその気をなくすと事象のものが起こらなくなる

神にも色々いるが、とりあえず天照大神は日の光の神様

この神様太陽のものから岩屋にこもったら核融合が起きなくなる

まぁ少なくとも太陽が生まれてからこっちずっと我々を照らし続けていかしてくれるわけ

さて、ぼくの同僚は結構人を見下す

神の庭で働いてるにもかかわらずね

差別もする

特に中国人韓国人

と金権威が大好き

彼らが参拝者にさんざん説いて聴かせる天照大神の御神徳は選びはしないのにね

神に仕えて、神の意志を代弁するような物言いをするけど

なにも考えてないね

嘯いて、騙っているだけだね

彼らには神の声は聞こえてないし、見えるのは誰が書いたかわからん古文書だけ

彼らの言い分だと神は尊い恵みを与えてくれて、自分らは神に仕えてるらしいけど、

ただの穀潰し、恵みは貪り楽はしたいけど尊敬してほしい

プライドは守ってほしいから、他人をこけ落として優越感に浸りたい

口を開いた瞬間論理破綻する

神の庭で働くなら人を大事しろ

神はどんな罪人でも生かす

2014-04-10

映画マイ・フェア・レディ」の設定ってシェークスピアの「じゃじゃ馬ならし」のようですね。

花売りの少女貴族の令嬢と差がありますが、

要は言葉とか容姿とか身の振る舞いとかをちゃんとした紳士教育してもらう話でして、

この二つは大体似通っています

それなのに、全く別作品であるかのような世間的な扱いを見ていまさら愕然とした思いです。

設定が明らかに酷似しているのに未だかつて表立ってこれを批判した人はいなかったように思います

いわば、荒野の用心棒七人の侍パクリだと言ってるような物言いであるため、むしろ分かっていてあえて言わないのかもしれません。

変に勘繰ってみせたのは、私自身そのようなはずがないと分かっているためでもありますが、

それでも疑問を口にせずはいられなかったのです。

いずれも名作であるため、発表したもの勝ちという風潮と相俟って言い出せなくなった、とも考え得る事だと思います

それでも私は声を大にして言いたい。

マイ・フェア・レディじゃじゃ馬ならしからヒントを得ていますよね?」と。

2014-04-06

医師になった友人

高校時分から浪人中にかけて最も仲が良かった友人の話。

彼は何浪かして地方国立大医学部医学科に進学した。

その後無事医師になったようだ。

10年ぶりくらいだろうか、久しぶりに話す機会があったのだが、

言葉のはしばしで君ら庶民とは違うんだよと言わんばかりの物言いになっていて驚いた。

なにかを失った気分になった。

素数でも数えようか。

ピアノでも弾こうか。

今日は桜を見に行こう。

2014-03-24

http://anond.hatelabo.jp/20140324180208

リケジョとかもそうだけど、有名大学出るのにコピペでいいんだから

というアッタマ悪い物言いは下調べした上での発言なんですかね?

普通か異常かで考えようとするから答えが出なくなるんだな。

まずは自分が相手のどんな所を嫌だと思うか、何に違和感を覚えるのか、はっきりさせることから始めよう。

ただ相手にレッテルを張りたいわけじゃなくて、自分が今後どう動くべきか判断したいだけなんだから。よし。

<嫌な所・理解できない所>

・個人的なこだわりを勝手に他人に押し付けて、その人の悪口を言う所(嫌うのは構わないけど攻撃する必要はないだろ)

・「誰かがこう言っていたから~」という理由だけで何かを批判してしまう所

・批判じゃなくても「○○に対する誰かのイメージ」をそのまま自分の○○のイメージにしてしまう所(自我がないのか?と気味悪くなる)

・つらい、寂しい、とわざわざ人の目につく所で悩んで見せるのに、それに対する助言は絶対に聞き入れない所。挙句に悩みたいから悩んでいると言う

・悩みたくて悩んでいるのなら何も言うことはない、と放置したらしたで「あなたは他人に無関心」と批判めいた物言いをしてくる

・皆の前では「他人のことが大好きで無関心ではいられないゆえに傷つき苦しむ自分」をアピールする一方で、大勢に見えない場所では「○○さんには全く興味が沸かない。苦手」などと平気で言う

・相手にプレゼントなどしてアプローチしているので好意を持っているのかと思えば、相手から関係を絶って離れて行くと後で「あの人は私のことを嫌っていたし、離れて自分もすっきりした」と悲しむでもなく言う(じゃあなんで自分から好意があるような素振りを見せていたんだ)

・常に誰かを暇つぶしの相手にしている。誰かと繋がっていないと不安で仕方ないと言う(友達は寂しさを紛らすための道具じゃないだろ)

・誰かを好きな理由が全部「構ってくれる」「いじると面白い」(友達はお前の退屈を紛らすためのおもちゃじゃないだろ)

・うまく行かないことがあると反省していろいろ考えているように見せかけて、結論はいつも自己正当化、他人のせい(言ってることとやってることの矛盾自覚して成長する気配がまるでない)

他人が好きで他人のために動いていると言いつつ、細部まで見えてくるようになると行動に一般的愛情や他人への敬意といったものが感じられなさすぎて気持ち悪い。

自分と直接関わらない他人、自分を見てくれない他人はただの物。絶対的価値基準がない。

とにかく自覚がないのが気持ち悪い。

これだけ書き連ねられる時点であの人のこと嫌いなんだってよくわかった。

きっぱり縁を切ってもややこしいことになりそうな予感がするから自然と向こうが飽きて距離を置けるような方法を考えよう。

2014-03-22

政治的な話題に関心が強い人って、自分と同じ立場じゃない人は馬鹿だ、みたいな言い方をするじゃない。

そういう人たちは、そこまで支持を得られないなーと思ってる。

なぜなら、自分100%同じ立場出ない人は見下すような言動をしているから。

誰かと100%同じ立場に立っている人なんてほとんどいるわけがなくて、つまりその他の人にとってのその人達は、自分を見下すような言動をしている人ってことになる。

そんな人をを支持することはないよね。

いいとものあれとか、新大久保のあれとか、他人を見下して終わりみたいな集まりって、鼻で笑われて終わりであって、同類以外の支持を得ることはない。

あと、どうでもいいけど数十年前に絶滅したようなレッテル貼りはださいと思う。

他人を見下して優越感に浸るだけの集まり賛同するようなアホの子はそこまでは多くないよ。

あいうところで上手いこと言ったつもりで喜んでても、身内ネタ以外の何物でもない。

そんな中でひとつ右翼の人に有利だなーと思うのは、彼らって下層になればなるほど割と感情に訴えかけた物言いをするじゃない。

それは割と強いと思っていて、左翼の人が徹底して徹底して知識人を自認して行動するのに対して、

共感を求めるような言い方をする右翼の人はカバー範囲ひろいよなーとおもっている。

左翼の人ってそこまでまで振り切っている人じゃなくても、自分と同じ考えじゃない人は勉強の足りてないバカみたいな言い方をするよね。

アレは筋が悪い。自由と平等理想であって原理ではない。

軽く右よりな人たちの、そうはいっても自分たちの身が一番だよねってのは、自由と平等のたてまえより相当強い訴求ポイントだと思う。


ばらばらでなに言ってるのかわからなくなってきた。

行くとこまで行っちゃった人なんて鼻で笑われて終わりだから、ある程度マイルドな方向で他人を納得させたほうが

支持を得るんじゃないのと言いたかった。

http://anond.hatelabo.jp/20140321232815

アスペってもう名前がひとり歩きしてて「自分と違う意見価値観をもってる人」にすら

「おまえがアスペから俺の意見がわからないんだ」みたいな容易に相手を叩ける言葉になってるからなー

本来病気としてのアスペルガーがどれだけいるのかわからないくらい増殖してる気がする

もしかして自分アスペかも?みたいな事、私も思ったよ

日本人て直接的な物言いを嫌うからますますこうゆう人が増えるんだよね

増田が言ってるように、結構みんな他人の言葉の裏を察せるような努力は少なからずしてると思うんだよね

「この荷物すごく重いんだ」にしても、本当に重いわコレって意味しか使ってない人だっているし

だって「あの時いったあの言葉空気悪くした…」で学習するって事は普通の事だと思う

から自分アスペだって思い込まないほうがいいよ

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