彼らにとって神はどうやら目に見えないもののようだ
世界の裏側、あるいは天国のような異世界にいて彼らを見守ってるらしい
拝むとその神が持つ現実に起こる事象に介入する力によって、彼らに都合のいい現実をもたらしてくれるんだそうだ
あるいは現実のある事象を司ってて神様がその気をなくすと事象そのものが起こらなくなる
この神様は太陽そのものだから岩屋にこもったら核融合が起きなくなる
まぁ少なくとも太陽が生まれてからこっちずっと我々を照らし続けていかしてくれるわけ
さて、ぼくの同僚は結構人を見下す
神の庭で働いてるにもかかわらずね
差別もする
彼らが参拝者にさんざん説いて聴かせる天照大神の御神徳は選びはしないのにね
なにも考えてないね
嘯いて、騙っているだけだね
彼らには神の声は聞こえてないし、見えるのは誰が書いたかもわからん古文書だけ
彼らの言い分だと神は尊い恵みを与えてくれて、自分らは神に仕えてるらしいけど、
プライドは守ってほしいから、他人をこけ落として優越感に浸りたい
神はどんな罪人でも生かす