2014-04-30

「奇跡」に対する嫌悪感

あの方が手をかざしたら苦しんでいた病気が治ったとか、

災害の中で、あの方を拝んだ自分たちだけは被害を免れたとか、

あの方がいらした間だけ雨がやんで陽が射したとか、

そういう物言いがすごく腹立たしい。

そういった特別イベント奇跡と扱う発想が、間違ってるとか恥ずべきだとか、

理屈の上でも倫理的にでもズバッと一蹴できるなら、スルーできなくもないんだけど。

なんでモヤモヤするんだろう、これはどういう心理なんだろうという自分に対する疑問がある。

腹が立つのは、自分たちさえ気分よけりゃそれでいいっていう選民思想無自覚なこと。

自分らだけが助かったり特別扱いされたってんなら、そうでなかった人がいるってこと。

全員を救えないレベルで、何有り難がられてんの?何偉そうに語ってんの?と

そういう奇跡を信じることで辛さを紛らすのに役立つのかもしれないけど、

裏を返せば、信じなかったから罰が当たった、不幸になったんだって

強迫してる自覚がないことが、凄まじくむかついてたまらない。

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