はてなキーワード: 判例とは
それはそれとして、小学館への「もっと作家に寄り添え」の大合唱については、小学館もしんどいだろうな…とも思う。
この辺の感想の内訳を、出版業界の端っこ(非漫画系)から自分の知識に基づいて書く。
今回の原作と脚本の問題は、つきつめれば著作者人格権の問題だと考えている。
(仕事上、著作権について多少は調べているが、法律の専門家ではないことは先に付言する)
「財産権」とは、そのまま、著作者の財産的利益を守る法律である。
そして、今回でいうドラマにあたる「二次的著作物」を作る(翻案)/利用することなどは
すべて著作権者の権利であり、第三者が行う場合は許諾が必要だ。
対して「人格権」とは、著作者の「精神的利益」を守る法律である。
公表権・氏名表示権・同一性保持権、つまり著作物を公表するかどうか、名前を出すかどうか、作品の改変を容認するかどうか。
このふたつの違いは何かというと、
「財産権」は譲渡も相続もできる(著作者でなくても、著作権者にはなりえる)が、
「人格権」は、だれにも譲渡も相続もできない、「著作者本人のみ」にある権利だということだ。
個人的に「精神的利益」とは、ネットスラングで言う「お気持ち」と同義であると考える。
軽んじる意味で言うのではない。
公表するか、名前を出すか、改変してもいいかどうか。つまり、自分の著作物が、自分の納得のいく形で扱われているかどうか。
それによって守られる作者の「気持ち」こそが、法律で守る価値のある、大切な「精神的利益」なのだと思っている。
以上を踏まえて今回の件を見ると、
今回、原作者がドラマ側に繰り返し要望したのは、自身の著作者人格権の尊重だと考える。
もちろんそれ以外にも、著作者には二次的著作物の作成/利用の許諾を行う権利があるのだが、
「ドラマの結末を自分に決めさせてほしい」「キャラクターを変えないでほしい」という要望は、作品世界そのものを守りたい、言い換えれば「同一性保持権」を守りたいという願いのもとに出されたように、私には思える。
そして前述の通り、それは著作者本人の「精神的利益」を守る重要な権利だ。
ここまで書いた通り、著作者人格権とは作者の精神的利益を守る大切な法律だ。
よくわかる。
今回のように著作者一人で本が一冊出来るような漫画や単行本であれば、先生の納得を大切に
進めましょう、といえるだろう。
けれど、たとえば、子供向けの学習ドリルをつくることを想像してほしい。
問題文、解答解説文、ページ内のイラスト、すべて著作物であり、それぞれ著作者がいる。
なので、理屈上は、ドリルのカットイラストを描いたイラストレーターさんが、あるひとつのイラストを指して「このイラストをもう公開したくない」といえばそれは尊重されるべき、となる。
著作財産権ならばお金で解決…つまりイラスト自体の権利を買い取るという交渉もできるが、著作者人格権は譲渡できない。著作者がダメと言ったらダメである。
公表したくない…それは、どこまでの話なのか。もう印刷して積んである在庫は、書店に出回っている在庫は。シール対応か? 断裁か? 絶版か?
もちろん、そんなことになった例を私は知らないし、たいていのクリエーターさんはこちらの状況を汲んで、たとえば改訂するときに外してください、などの常識的な要望におさめてくれる。
ところで出版系は契約がルーズだなんて言われるが、最近は結構まじめにやっている(少なくとも私の周りは)。
さて契約書を結ぼうとなると、この著作者人格権については悩ましいところがある。
何せ字義どおりに捉えたら強力すぎる。
著作者人格権を盾に、出版物全体に影響を及ぼすような運用ができるのか、それは判例が出ない限りわからない。わからない以上、我々は会社員なので、裁判沙汰になる芽はできるだけ摘まなければならない。
かくして契約書に、「著作者人格権を行使しない」なんて文言を盛り込む羽目になる。
「著作者人格権の不行使」は契約書では案外よく見る言葉である。
たとえば会社のポスターやパンフレットやDMを発注したとして、取引先の「公表権」で取り下げさせられたり、「同一性保持権」で修正できなかったりする可能性がある…となると、必要性が想像つく人もいるのではないか。
クリエイターが本来持つ権利を制限する契約は、誠意に欠けると思っている。
今回の事件は漫画作品なので、カットイラスト1つとはわけが違う…とも思うが、
わけが違うか? ほんとうに? すべての著作物は同等に尊重されるべきでは??
という思いもある。
100%くもりなく「著作者人格権を尊重します!」と言い切れるかというと…権利の強さゆえに、あまり現実的でない、と思ってしまう。
今回の問題の根幹が「著作者人格権の尊重」をめぐるものだと考えると、小学館全体として声明を出すのは苦しいだろうな…と想像している。
逆に言えば、それ以外の事情……芦原先生が小学館に対して寄せていた信頼が裏切られてい
た、というような経緯がないことを祈っている。
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ちまちま書いていたら小学館から著作者人格権に言及した声明が出ていた。
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言葉だけが先走りそうで、そして実際権利としてはかなり強いものなのでちょっと先が思いやられる。
なお「じゃあAI学習は著作者人格権侵害なのでは!?」と盛り上がってる人を見たが、機械学習は私的利用とかと同じ例外規定やで。
実態や真偽はともかく,5年後でも10年後でもポケットペアの当時の社員が「社長からパクれと言われて作りました」とか証言しちゃうと一気にお問い合わせが行くリスクがあるやつです。
任天堂を含め,いわゆるゲーム業界でポジションのある人たちが「パルワールド」のモラルのない制作手法に怒っているのはそこかしこから聞こえてきます
任天堂が今回の「パルワールド」を押さえに行く場合は特に「訴えてはみたもののうっかりミスって,パルワールドみたいなパクリなら法的にまあいいんじゃね,と裁判所に認められてしまったら大変なことになる」というリスクを伴いますから,いずれにせよ,すぐには動かないでしょうし,もっとユーザーさんの利益になる方法を考えることでしょう。
修正されたことによりわいせつ図画に当たらなくなっている本が~ということを言ったら
「最新の判例では「松文館事件」で【修正も必ず猥褻でない根拠ではなくなりました。】」とまるで揚げ足取りみたいな返事が返ってきた。悪気はないのだろうが。
修正済みなわいせつ図画に当たらなくなっている本←修正自体がわいせつ図画を否定する根拠
修正済みな、わいせつ図画に当たらなくなっている本←そうではない
と、(カンマ)一つで明確に書き分けられるのに、日本語だとこれで意味を分ける機能が文法の次元で担保されてないからね。
「猥褻図画だったが、猥褻性を取り除く適切な修正によってわいせつ図画でなくなった本」とでも言わねばならなくなる。
いやこれでも「修正自体がは猥褻性を取り除く根拠」というわけではないとか言われかねないなあ。
ほんと日本語が不便すぎていらぬやり取りをしないようにできるだけ言葉を尽くしても、むしろあまりそういうこと考えず書いて事後のやりとりで認識のすり合わせをする手間と大差なかったりする。
前回の記事では日米における画像生成AIの使われ方の違いを説明しました。
雑にまとめると以下です
以下のPostが X (Twitter) で話題になっていました。
https://twitter.com/Pureevilbich/status/1751662096381587457
元の投稿は (r/TwoXChromosomes)になされたものです。
内容はインスタグラムの写真を使われてポルノ画像を作られてしまったという話です。調べてみると友人、知人に LoRAされた AIポルノを生成されたという被害はそこそこ稀にあるトラブルのようです。今回炎上しているのは警察が対応してくれないということについてです。以下翻訳:
(r/TwoXChromosomes) url:https://x.gd/gl4BT
・・・そして警察は、彼らは何もすることができないと言った。電話は4分にも満たなかった。(もちろん110ではない普通の電話だ)警察は私の名を聞くことすらしなかった。警察は私に彼らをブロックしてこれ以上接触してこないことを願いましょうと言った。まるで私がまだブロックしていないかみたいな言い草だ。
何者かは私のインスタ写真を使いAI生成に使ったのだ・・・そしてそれは気持ち悪いほどリアルに見えた
全く加工していない写真に見えた。指の形まで精巧で。まさに不気味の谷だった。私は震えていて、どうすればいいのかわからない
これが女性としての人生として受け入れろとでもいうのだろうか?
…And the police officer said they can’t do anything about it. The phone call (to the non-emergency line) lasted four minutes. He didn’t even ask for my name. He told me to block them and hope they don’t contact me again. Like I hadn’t already blocked them by the time I decided to report it.
The person had taken a photo of me from my instagram and put it though an AI generator… and it looked sickeningly realistic. It didn’t look altered at all. Even the fingers were fine. It was so uncanny-valley. I am shaking, and I don’t know what to do.
ホスティングサービスにDMCA削除通知を提出しましょう。あなたの著作権で保護された画像があなたの許可なく使用されているのです。(+2.9k)
Laws always lag far behind technology.
File a DMCA takedown notice with the hosting service. It's your copyrighted image being used without your permission, you can even sue if you want. (+ 2.9k)
AI画像生成自体は罪になりません。上記のやりとりではインスタグラムの写真を勝手に学習に使われたということで、著作権侵害として対処しようとしています。
ただし日米で法律が異なるのに注意です。
日本ではよく知られたように著作物のAI使用は広く認められています。ただし
第三十条の四
著作物は、次に掲げる場合その他の当該著作物に表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人に享受させることを目的としない場合には、その必要と認められる限度において、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該利用の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。
とあります。『著作権者の利益を不当に害することとなる場合』に該当すると良いのですが。そうじゃないと困る。
また、プライバシーの侵害という観点から見れば「宴のあと事件」「石に泳ぐ魚事件」などの判例をみるに民事で訴えることは可能なように思えますね。
さらにいえば、もともと日本ではポルノの扱いが厳しくてポルノ画像を公共の場に送信するのは禁止されています(猥褻物頒布罪)
なので上で話題になっている男は日本なら刑事罰で捕まるはずです。
こんなわけで、アメリカで起こっている問題がそのまま日本ですぐさま問題になるわけではありません。
日本における表現規制の厳しさに救われたようなちょっと不思議な状況ですね
あくまで現状においてですが、LoRAによるAIポルノ被害は日本では全然耳にしません。
アメリカ人はフォトリアルなポルノを作るのに対し、日本人は萌え絵を作る。
萌え絵のおかげで日本人女性はあまり被害に遭わないというちょっと不思議なおはなし。
もちろんこれはあくまで傾向です。例外はありますよ。アメリカ人にも萌え絵を生成する萌えオタはいます。また、古くはグラビアアイドルでコラ画像を作る日本人もいました。
昔はコラ画像を作る技術を持った人たちはごく一握りだったのに対し、技術を持たないアホが画像生成AIを手にしてしまったということが数々の問題を引き起こしています。
アメリカでは大量のアホがフォトリアルなエロ画像を生成しているせいで出てくる問題なわけです
逆に言い換えれば、日本にも知人でLoRAする知人の写真で追加学習させるアホが探せばいるかもしれないけれど数が少なすぎて表面化しないということですね
念のためAI画像生成絵師さん達の名誉のために書いておきますが、Pixiv等でルールを守って投稿されている方々は何のトラブルも起こしていません。生成している絵もこだわりが込められていて、使う道具が違うだけで愛があるのだと感じます。まともな人ほど静かで目に入らない、問題のあるやつほど悪目立ちするというのが話がこじれる原因ですね
一連の記事は絵師とAI絵師の対立を煽るものではないことを強調しておきます。(いちおう私は絵師の立場です)
RoLA → LoRA
あー すでにあるんですか・・・・困りましたね
"24/1/28 「生成AIの『学習』は学術用語だ」ということをそろそろちゃんと説明した方がいい"
https://saize-lw.hatenablog.com/entry/2024/01/28/210053
いまだにこのレベルの内容がバズってるのを見ると少し辟易させられるが
考えてみると、ちゃんと技術を理解してる人間すらこのレベルのことしか書けないのは
対話の場がなくお互いの言葉尻をとらえてる状況が悪いと思うので少し整理して書こうと思う。
・著作権をめぐる法理が日々変化しつつあることが理解されていない
という二重の難しさにある。
単に概念的に難しいというだけではなく、日本においては法制度の実装レベルですでに混乱が生じている。
とくに生成AIと著作権を語るにあたっては「フェアユースという発想に賛同するか否か」という観点が必要不可欠なのだが
一足飛びに機械学習だけ著作権法30条の4によってフェアユース的発想が導入されているという
非常に奇妙な状況になっている。
フェアユースとは何か、というのは非常に難しい。
「一定程度の公正さがあれば具体的な類型を列挙しなくても著作権を制限できるという考え」
とでも要約できるが、これだけでは意味不明だろう。
英国にフェアディーリングというものがあるが、こっちの「公正さ」はわかりやすい。
「非営利かつ研究や教育目的、批評、報道などの場合は著作権は制限される」ということ。
たとえばこれがなければ公営の学校や図書館は莫大な支払いに追われ成立しえない以上
「公正さ」のために著作権を制限してよいという発想はわかりやすく
近代以降の文明国でこれを否定するような法理はまず存在しえないだろう。
フェアディーリングそのものではないが、EUの情報社会指令第5条なども同じように
「公正さは基本的に非営利や少なくとも公益目的、かつ具体的にあらかじめ列挙される」という発想である。
「営利でも、今までに判例がなくても、抽象的な議論で公正さを主張できれば新しく著作権を制限できるケースを創れる」
ただし、元の著作権者の利益を「不当に」害さない範囲で。何が不当か?それはよくわからんので最高裁まで争いましょう。
一見すると無茶にも思えるが、現代人の多くはこの法理の恩恵を受け、著作権を制限することで利益を得る側だ。
フェアディーリングの発想だけでは、検索エンジンのサジェスト機能すら著作権的にアウトということになる。
それを「フェア」にしたのは、米国著作権法に組み込まれたフェアユースの発想なのだ。
サジェスト機能だけでなく、情報技術を用いた新サービスが興るたびに多くの裁判が発生している。
ただし問題点は、それがフェアユースだと認められたとしても、EUの法理で「いや、この機能は著作権的にアウトだ、金払え」ということも現時点ですら可能であるということだ。というか実際にそういう判決はそれなりの頻度で発生している。
だってフェアユースはあくまで米国を含む一部の国でしか確立していないのだから。
しかし、現実問題として、それなりに有用なwebサービスを立ち上げようと思えば、まずフェアユース的発想に頼らざるを得ないだろう。
そこでいわれている「引用」は基本的に紙媒体で実名の人物が著作で相互引用する低速で静的な状況を想定しており
インターネットでアルゴリズムやボットを含む様々なエージェントが高速で動的に情報をやり取りする状況は考慮外だ。
もちろん、法の運用上はそれらに解釈を加え、少しずつ判例を積み重ね、法的に許される状態を少しずつ拡張していくわけだが
その結果が「サジェストは権利侵害です」となるのと、「フェアユースなので許可」となるのとでは、新サービス市場の発展速度が圧倒的に違う。
これらは基本的に著作権侵害であるが、訴訟を起こす利益などが小さすぎるため放置されているに過ぎない。
しかし例えば、訴訟が大幅に簡素化・自動化され、二次創作やミームが不可能となる社会を人々は望むだろうか?
究極的には、「どちらを選びたいか」という話になってくる。
もちろん、自分でどちらかを選びたいからと言って、それが自分の国の法理として実装できるかというと、大抵はそれは別問題だ。
フェアユースの発想を頑として認めない米国民がいたとして、如何なロビー活動の天才でも、死ぬまでに合衆国法典第17編第107条を改正するにこぎつけるのはまず不可能だろう。
逆に欧州の新進気鋭の政治家がEUの現状を憂い情報社会指令第5条を全面撤廃・改正してフェアユース的発想を導入できるだろうか?
全政治生命を賭したとしても、やはり死ぬまでにやり遂げるのは無理だろう。
すでに著作権法30条の4が存在しているというのがそれを端的に示している。
しかもそれほど政治的な紛争もなくぬるっと成立した、としか言いようがない成立過程である。
これは「元の著作物に表現された思想又は感情の享受」以外なら、営利目的でも無許可で機械学習を行っていいとするものだ。
ただしここにはやはり「フェアさ」は必要で、その条件は「元の著作権者の利益を不当に害さない」という抽象的なものだ。
現時点では確固たる判例はないので、大型の訴訟が起きてから決まることになるのだろう。
前述したとおり、日本の著作権法にはもともとフェアユースの発想はない。
それにもかかわらずいきなりこれがぬるっと成立するというのは、ある意味特殊な日本の政治状況、法体系の面白さというほかない。
ぬるっと成立した以上、ぬるっと撤廃されることだってありうるのだ。
ともかく、日本においてはいろいろロビー活動の余地、法改正の可能性、政治闘争で結果が変わる余地が多分に残されている。
だが以下は整理しておくべきだろう。
・フェアユース的発想を認めたとして、生成AIの利用はどのような具体的なケースでどうフェア・アンフェアなのか?
これは非常に難しい問いだと思う。私が答えるなら
(1)
フェアユースは認める。そもそもインターネット時代にそれ以前の著作権法を解釈と判例でそのまま運用する発想は無茶。
二次著作物の利用や検索エンジンなどのwebサービスを「基本はアウトだが、訴訟コストが支払えないから事実上セーフ」という現状はいびつすぎるのはもちろんのこと、訴訟コストが簡素化されてそれらが制限される状況が公正とも思えない。
(2)
生成AIにおいて元著作物と生成物の市場での利用形態が完全に競合する場合はフェアユースを認めたとしても「不公正」といえる。そもそもフェアユースはあくまで「新しい市場の開拓」という米国的な大義名分があって初めて成立する。
イラストを売っている販売元と同じようなプラットフォームで再販売するような場合は市場拡大していないし不公正だろう。
逆にそうではないケース、元データの市場と新データの市場がバッティングしない場合にはフェアユース的発想で公正とされると思う。
というあたりになるだろうか。
ちなみに文章生成の場合はニューヨークタイムズとかがCHATGPT訴えてほぼ勝てそう
https://note.com/freena_illust/n/ne1442b0563c3 ソースここ
ただ個別の有名絵師が訴えないとなかなか判例にならないしかといって絵師は創作に注力したいし
なので国か赤松あたりが先導しての集団訴訟(プロンプトからオレの名前はずせ、学習材料からオレの絵はずせ)やったほうがいいとおもう
オレは塗りのある絵をほぼかかないド素人白黒絵師だしオレの名前どころか作品タイトルでもなに一つでてこないの確認済みな
ちなみにこの日本人特有の「誰か法律のめんどくさいことやらねーかなー」でだまって指くわえてざっくり持って行かれたのがシャインマスカット(日本発なのに今や「韓国の」名産品)、iPS細胞とか有機ELあたりも失敗しそうではらはらするね~
中国人絵師なんか逆に国に捧げる創作しかできない環境でやってるからAI化をはいよろこんで~ってうけいれてんのかもしれんけどね
著作権で黙認されて、同人誌でお金を稼いだり、FANBOXなどでお金を取ってきた側が言えるようなことではない事をAIに関して言っているからダブスタになっていると思ってたので、こういう意見は正しいように感じる。
AI側に問題がないことは間違いなくないが、少なくともXで暴れている過激な反AI派のやり方ではAIの絵というのを止めることは出来ないと思う。
日本ってかなり特殊な国であって海外判例は関係ないようにしたのは今反AIしているイラストレーター自身である事をまず自覚する所から始めるべき。
俺は所謂反AI思想だ、ラッダイト的と批判されても「そうだ」と言い返す。それぐらいに反AIだ
だがSNSやらnoteでワイワイ反AI論じてる奴らに頭に来てる、はっきり言って害悪だ
具体的には「自分のことを倫理的にも、法律認識も、そしてクリエイターに対する道徳性も一般人よりは優れてる」と思ってるプロのイラストレーターたち
こいつらがどうしようもない無謀な発言を繰り返し、そして「プロ」だから盲目的な信者たちが沸いて・・・あぁクソが、思い出すだけで冷静じゃなくなる
これは苦情だ
自分の事を「一般人よりは、イラストについて一家言持ってる」と傲慢に思い込み
愚かな風説をまき散らし、自分のファンたちを先導し、結果今の状況を招いた「バカなプロたち」への苦情だ
noteにしょうもない幼稚な反AI論書いてたやつら、全員読んで反省してくれ
1.今どういう状況なのか
3.「プロのイラストレータ」と「クリエイター的な道徳や倫理観、知識の高さ」が相間しない理由。あるいは一般人未満の遵法意識しか持たないわけ
という構成でいく。長くなるから好きなところだけ読んでくれていい
端的に言えば「反AI勢の負け」だ
ただの負けじゃない、だれも想定してなかっただろう最悪の「負け」だ
どんなに異常な「AIイラスト大好き、人力イラストレータを憎んでるぜ!!!」な人でも、
まさか政府が「GalzeやNightShade で機械学習の邪魔する人は、刑事告訴されちゃうかもね。ウフフフフ」なんて気色悪い文章を出すとは思ってなかったはずだ
赤松議員は「ただ、有名漫画家で明確に反対だと言っている人もあまり見かけないですね」なんて、「反AIって弱小漫画家しないよね(笑)」みたいな対立煽りをして、
「日本政府」という枠組みが反AIを冷笑しようとしてる、最悪でしかない
この前提で話をする。この前提に納得できない人は、こんな文章を読むのをやめてパブコメを書きに行こう。俺も書いたよ
一部のバカなプロのイラストレータが本気で理解できてないので書く、
普通の人は理解できてる・・・っていうか知ってると思うので飛ばしてよい
そしてこれが何故ダメなのかは・・・それは「木目百ニ」の事件が簡潔に表現してみせてる、
だからマジでわざわざ俺が説明する必要がない、木目百ニでググってくれ
でもまだ理解できてないプロのイラストレータがいるので説明するが、
ようは日本には「イラストレータの大半が、著作権を重んじなかった」という歴史があるという話
皆勝手に人のキャラクターを脱がせてそれにセクハラをするイラストを描くし、
しかもそれを、イラストサイトの有料コンテンツとして登録して月額課金を稼いだり、ダウンロードサイトに登録して販売する
ブルアカ公式が定めてる「継続的な創作活動のための、原材料費や光熱費諸経費、ツール類など制作にかかった費用程度の対価・利益を得る」を明らかに超過した売り方をして、
多くの人々がそれを買って毎日ブルーアーカイブで過酷なオナニーをしてる。そういう歴史のある国
別にそれが悪いとは言わない、でもその歴史を作ったのは先人と今のイラストレータ達なわけだ
人のキャラクターを勝手に陥没乳首にしたり、勝手にオッサンの子供を身ごもらせたりして、人の著作物でお金を稼いでいる
で、そんな状況で「著作権を重んじよう、創作者に敬意を払おう」ということに、どれだけの意味がある?
どうして「なんだコイツら・・・」って不信の目を向けられないと思ったのか
一つ上の章を読み飛ばさなかった人はもう察しがついてると思うが、
SNSの"大抵"のイラストレータよりも、一般人のほうが実は創作に対して真摯な姿勢を持ってるし、
だって、一般人は「無許可で人のキャラでエロ本を書いて、しかもそれを売って金儲けしたりしない」からだ
せいぜいファンアートレベルだ、500円の月額課金コースに設定したりなんて「一般人」はしない
それを悪とは言わない、版元も喜んでるケースもあるだろう
しかし「著作権」を軽視した態度であることは事実だ、遵法意識という観点で見れば黒だ
SNSやらnoteで反AI論だの、中立ぶって「建設的な議論」だとか「理性的な倫理観」を掲げるイラストレータ達はこの視点が抜けてる
お前たちイラストレータが、ちゃんと著作権や「クリエイターへのリスペクト」について布教啓蒙してればこうはなってない、みんな生成イラストを焼き捨ててただろう
でもそうしなかった、「オリジナルから許可を得てない、エッチなイラストでお金儲けすること」これを良い事だとした
その結果が今だ
普通のイラストを描かない人も、AIイラストを描いて楽しんでる人も、全員お前らより「著作権」に向き合ってる
AI規制の海外判例なんて取り出すな、役に立たねーよ。お前たちがこの国を特別にしたんだろ
偉そうに著作権を語ったり、クリエイターの存続がどうのと言うべきではなかった
AIイラストを楽しんでる庶民に「まぁ、リスペクトはしっかりもって、常識の範囲内でね(笑)」みたいなポーズを取るべきじゃなかった
私は今でも反AI、AI規制論はもっと広く受け入れられる「はずだった」と考えている
「AIイラストなんかが流行ると、若手のイラストレータが食えなくなる」
「集中的にLoraされて、似た絵を量産されると、画風が売りの人は苦しい」
このあたりは、多くの人々に受け入れてもらえる「はずだった」と思ってる
かなり筋の通った意見だし、何よりも「クリエイター」を尊敬してる一般人は本当に多い
でもイラストレータ達はそうしなかった
一般人に頭を下げずに、偉そうに「倫理」だの「道徳」だの「著作権」だの適当なことを吹聴してAIイラストへの攻撃を支持した
「著作権に触れてる」と怒鳴ってAIイラストを捨てさせて、その次の日に自分は二次創作同人の宣伝をした
政府の見解を曲解して吹聴して、それを信じたファン達は盛大に恥をかいた
その結果は?
「反AI」という不名誉なレッテルを張られ、日本政府からは煙たがられ、過激派でひとくくりにされてしまってはいないか?
もう手遅れかもしれないけど、ひょっとしたらまだ何かを変えられるかもしれない
少なくとも私は、変えられると信じてる
割と子供に食べ物の口移しって普通にあるからね、多分本能的なモノなんだろうね。
「虫歯の移る原因」として取り上げられるくらいだし。そういった事を行った結果、ベロチューと普通のキスの境界線が無くなっていったんだろうな。
小児性愛の判例を実際職業柄よく見るんだけど、表立って言わないし「犯罪者がそういっているだけ」「そう認識して言うだけ」とは表面上書かれているけれど、
「男児、女児の性欲・誘惑がきっかけの性的虐待」は結構存在する。
女性器を見せたり、自慰行為をしたりさせたり、キスをしたり、異性の性器を触る女児はそれなりにいるけど、その対象が同じ年代とは限らないんだよね。
男児だけじゃない、女児にも性欲はある。男児の性的虐待に関してはかなり闇に葬られてる感じあるけど。
この場合女児の方が積極的に口の中の飴玉をせがんだり、ベロチューに類似する行為をし始めたんじゃないかと思ってる。
性欲に関するスイッチは年齢に関わらず非常に浅い所にある。
「相手が悪かった」と認識しつつも本人が傷ついていないのは多分主体性が自分にあった自覚があるから、むしろ加害者としての意識が強いからやろな。