「判例」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 判例とは

2024-01-30

画像生成 AI (LoRA)によるポルノ被害

前回のまとめ

前回の記事では日米における画像生成AIの使われ方の違いを説明しました。

雑にまとめると以下です

 

 

今回はAIポルノの話

以下のPostが X (Twitter) で話題になっていました。

 

https://twitter.com/Pureevilbich/status/1751662096381587457   

(2.5万RT, 16万いいね 863コメント

 

元の投稿は (r/TwoXChromosomes)になされたものです。 

内容はインスタグラム写真を使われてポルノ画像を作られてしまったという話です。調べてみると友人、知人に LoRAされた AIポルノを生成されたという被害はそこそこ稀にあるトラブルのようです。今回炎上しているのは警察対応してくれないということについてです。以下翻訳

   

(r/TwoXChromosomes) url:https://x.gd/gl4BT

誰かが私のAIポルノを作った・・・

・・・そして警察は、彼らは何もすることができないと言った。電話は4分にも満たなかった。(もちろん110ではない普通電話だ)警察は私の名を聞くことすらしなかった。警察は私に彼らをブロックしてこれ以上接触してこないことを願いましょうと言った。まるで私がまだブロックしていないかみたいな言い草だ。

 

何者かは私のインスタ写真を使いAI生成に使ったのだ・・・そしてそれは気持ち悪いほどリアルに見えた

全く加工していない写真に見えた。指の形まで精巧で。まさに不気味の谷だった。私は震えていて、どうすればいいのかわからない

これが女性としての人生として受け入れろとでもいうのだろうか?

 

 

Someone made AI porn of me…

…And the police officer said they can’t do anything about it. The phone call (to the non-emergency line) lasted four minutes. He didn’t even ask for my name. He told me to block them and hope they don’t contact me again. Like I hadn’t already blocked them by the time I decided to report it.

The person had taken a photo of me from my instagram and put it though an AI generator… and it looked sickeningly realistic. It didn’t look altered at all. Even the fingers were fine. It was so uncanny-valley. I am shaking, and I don’t know what to do.

Is this really what life as a woman has come to?

 

トップコメント

法律はいつもテクノロジー進歩から大きく遅れている。

ホスティングサービスDMCA削除通知を提出しましょう。あなた著作権保護された画像あなた許可なく使用されているのです。(+2.9k)

 

Laws always lag far behind technology.

File a DMCA takedown notice with the hosting service. It's your copyrighted image being used without your permission, you can even sue if you want. (+ 2.9k)


日米の法律の違い

AI画像生成自体は罪になりません。上記のやりとりではインスタグラム写真勝手学習に使われたということで、著作権侵害として対処しようとしています

  

ただし日米で法律が異なるのに注意です。

日本ではどうでしょうね?

日本ではよく知られたように著作物AI使用は広く認められています。ただし

  

第三十条の四 

著作物は、次に掲げる場合その他の当該著作物表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人享受させることを目的としない場合には、その必要と認められる限度において、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。ただし、当該著作物の種類及び用途並びに当該利用の態様に照らし著作権者の利益を不当に害することとなる場合は、この限りでない。

 

とあります。『著作権者の利益を不当に害することとなる場合』に該当すると良いのですが。そうじゃないと困る。

また、プライバシー侵害という観点から見れば「宴のあと事件」「石に泳ぐ魚事件」などの判例をみるに民事で訴えることは可能なように思えますね。

さらにいえば、もともと日本ではポルノの扱いが厳しくてポルノ画像公共の場送信するのは禁止されています猥褻物頒布罪)

なので上で話題になっている男は日本なら刑事罰で捕まるはずです。

 

こんなわけで、アメリカで起こっている問題がそのまま日本ですぐさま問題になるわけではありません。

日本における表現規制の厳しさに救われたようなちょっと不思議な状況ですね

 

萌え絵女性を救う?

あくまで現状においてですが、LoRAによるAIポルノ被害日本では全然耳にしません。

  

だって日本人萌え絵を生成させているんですもの

  

アメリカ人はフォトリアルポルノを作るのに対し、日本人萌え絵を作る。

萌え絵のおかげで日本人女性はあまり被害に遭わないというちょっと不思議なおはなし。 

  

もちろんこれはあくまで傾向です。例外はありますよ。アメリカ人にも萌え絵を生成する萌えオタはいます。また、古くはグラビアアイドルコラ画像を作る日本人もいました。

ここで重要なのは数の問題です。

昔はコラ画像を作る技術を持った人たちはごく一握りだったのに対し、技術を持たないアホが画像生成AIを手にしてしまったということが数々の問題引き起こしています

アメリカでは大量のアホがフォトリアルエロ画像を生成しているせいで出てくる問題なわけです  

逆に言い換えれば、日本にも知人でLoRAする知人の写真で追加学習させるアホが探せばいるかもしれないけれど数が少なすぎて表面化しないということですね

 

最後

念のためAI画像生成絵師さん達の名誉のために書いておきますが、Pixiv等でルールを守って投稿されている方々は何のトラブルも起こしていません。生成している絵もこだわりが込められていて、使う道具が違うだけで愛があるのだと感じます。まともな人ほど静かで目に入らない、問題のあるやつほど悪目立ちするというのが話がこじれる原因ですね

  

一連の記事絵師AI絵師対立を煽るものではないことを強調しておきます。(いちおう私は絵師立場です)

追記

コメントどうもありがとう修正しました

RoLA  → LoRA

LoRAする → の写真で追加学習させる

LoRAされた → AIポルノを生成された

   

あー すでにあるんですか・・・・困りましたね

 

トラバ

トラバが長すぎて全然探せないです。読めなくてすみません

追記

短縮url 追記しました

https://x.gd/gl4BT

 

増田仕様でRで始まる某所へのリンクが貼れなくて困っていたのですが、短縮url がありましたね

囚われの聴衆事件

ふーんこういう判例があるんやね

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9A%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%81%AE%E8%81%B4%E8%A1%86%E4%BA%8B%E4%BB%B6

最高裁判所判例

事件名  商業宣伝放送差止請求事件

事件番号 昭和58(オ)1022

プライバシー公共の場所では保護も薄くなり、受忍すべき範囲が広くなる。原告が車内では囚われの聴衆であること、本件地下鉄地方公共企業であることを考慮に入れるとしても、この程度の商業放送原告の受忍の範囲を超えたプライバシー侵害とは言えない。」

2024-01-29

生成AI推進派も反対派も「議論する以前の状況」を脱しよう

今日のハテブで下のようなブログが上がっていた

"24/1/28 「生成AIの『学習』は学術用語だ」ということをそろそろちゃん説明した方がいい"

https://saize-lw.hatenablog.com/entry/2024/01/28/210053

いまだにこのレベルの内容がバズってるのを見ると少し辟易させられるが

考えてみると、ちゃん技術理解してる人間すらこのレベルのことしか書けないのは

対話の場がなくお互いの言葉尻をとらえてる状況が悪いと思うので少し整理して書こうと思う。

生成AIをめぐる問題の最大の面倒くさいポイント

・現時点での著作権運用がよく理解されていない

著作権をめぐる法理が日々変化しつつあることが理解されていない

という二重の難しさにある。

単に概念的に難しいというだけではなく、日本においては法制度の実装レベルですでに混乱が生じている。

とくに生成AI著作権を語るにあたっては「フェアユースという発想に賛同するか否か」という観点必要不可欠なのだ

日本においては一般フェアユースの法理が未整備なのに

一足飛びに機械学習だけ著作権法30条の4によってフェアユース的発想が導入されているという

非常に奇妙な状況になっている。

フェアユースとは何か、というのは非常に難しい。

一定程度の公正さがあれば具体的な類型を列挙しなくても著作権制限できるという考え」

とでも要約できるが、これだけでは意味不明だろう。

英国にフェアディーリングというものがあるが、こっちの「公正さ」はわかりやすい。

フェアディーリング英国を含む英連邦法体系にある発想で

非営利かつ研究教育目的批評報道などの場合著作権制限される」ということ。

たとえばこれがなければ公営学校図書館は莫大な支払いに追われ成立しえない以上

「公正さ」のために著作権制限してよいという発想はわかりやす

近代以降の文明国でこれを否定するような法理はまず存在しえないだろう。

フェアディーリングのものではないが、EU情報社会指令第5条なども同じように

「公正さは基本的非営利や少なくとも公益目的、かつ具体的にあらかじめ列挙される」という発想である

しかし、フェアユースはそういう単純な話ではない。

営利でも、今までに判例がなくても、抽象的な議論で公正さを主張できれば新しく著作権制限できるケースを創れる」

というのがフェアユースなのだ

ただし、元の著作権者の利益を「不当に」害さな範囲で。何が不当か?それはよくわからんので最高裁まで争いましょう。

一見すると無茶にも思えるが、現代人の多くはこの法理の恩恵を受け、著作権制限することで利益を得る側だ。

最も影響が大きいのはインターネット検索

フェアディーリングの発想だけでは、検索エンジンのサジェスト機能すら著作権的にアウトということになる。

それを「フェア」にしたのは、米国著作権法に組み込まれフェアユースの発想なのだ

サジェスト機能だけでなく、情報技術を用いた新サービスが興るたびに多くの裁判が発生している。

ただし問題点は、それがフェアユースだと認められたとしても、EUの法理で「いや、この機能著作権的にアウトだ、金払え」ということも現時点ですら可能であるということだ。というか実際にそういう判決はそれなりの頻度で発生している。

だってフェアユースあくま米国を含む一部の国でしか確立していないのだから



しかし、現実問題として、それなりに有用webサービスを立ち上げようと思えば、まずフェアユース的発想に頼らざるを得ないだろう。

そもそも著作権の発想はインターネット以前のものだ。

そこでいわれている「引用」は基本的に紙媒体実名人物著作相互引用する低速で静的な状況を想定しており

インターネットアルゴリズムボットを含む様々なエージェントが高速で動的に情報をやり取りする状況は考慮外だ。

もちろん、法の運用上はそれらに解釈を加え、少しずつ判例を積み重ね、法的に許される状態を少しずつ拡張していくわけだが

その結果が「サジェスト権利侵害です」となるのと、「フェアユースなので許可」となるのとでは、新サービス市場の発展速度が圧倒的に違う。


ネット民になじみが深いのは二次創作ミームだろう。

これらは基本的著作権侵害であるが、訴訟を起こす利益などが小さすぎるため放置されているに過ぎない。

しかし例えば、訴訟が大幅に簡素化・自動化され、二次創作ミーム不可能となる社会を人々は望むだろうか?


ここで問題は、「フェアユース」が正しいか、ではない。

究極的には、「どちらを選びたいか」という話になってくる。

もちろん、自分でどちらかを選びたいからと言って、それが自分の国の法理として実装できるかというと、大抵はそれは別問題だ。

フェアユースの発想を頑として認めない米国民がいたとして、如何なロビー活動天才でも、死ぬまでに合衆国法典第17編第107条改正するにこぎつけるのはまず不可能だろう。

逆に欧州の新進気鋭の政治家EUの現状を憂い情報社会指令第5条を全面撤廃改正してフェアユース的発想を導入できるだろうか?

政治生命を賭したとしても、やはり死ぬまでにやり遂げるのは無理だろう。


しか日本は違う。

はっきり言って日本における法改正ハードルは低い。

すでに著作権法30条の4が存在しているというのがそれを端的に示している。

しかもそれほど政治的紛争もなくぬるっと成立した、としか言いようがない成立過程である

これは「元の著作物に表現された思想又は感情享受」以外なら、営利目的でも無許可機械学習を行っていいとするものだ。

ただしここにはやはり「フェアさ」は必要で、その条件は「元の著作権者の利益を不当に害さない」という抽象的なものだ。

現時点では確固たる判例はないので、大型の訴訟が起きてから決まることになるのだろう。

これはかなり米国っぽい、フェアユース的発想である

前述したとおり、日本著作権法にはもともとフェアユースの発想はない。

それにもかかわらずいきなりこれがぬるっと成立するというのは、ある意味特殊日本の政治状況、法体系面白さというほかない。

そしてこれを「所与の動かしがたい条件」とみなす理由もない。

ぬるっと成立した以上、ぬるっと撤廃されることだってありうるのだ。


ともかく、日本においてはいろいろロビー活動余地法改正可能性、政治闘争で結果が変わる余地が多分に残されている。

だが以下は整理しておくべきだろう。

あなたフェアユース的発想を認めるのか、認めないのか?

フェアユース的発想を認めたとして、生成AIの利用はどのような具体的なケースでどうフェア・アンフェアなのか?

これは非常に難しい問いだと思う。私が答えるなら

(1)

フェアユースは認める。そもそもインターネット時代にそれ以前の著作権法を解釈判例でそのまま運用する発想は無茶。

二次著作物の利用や検索エンジンなどのwebサービスを「基本はアウトだが、訴訟コストが支払えないか事実上セーフ」という現状はいびつすぎるのはもちろんのこと、訴訟コスト簡素化されてそれらが制限される状況が公正とも思えない。

(2)

生成AIにおいて元著作物と生成物の市場での利用形態が完全に競合する場合フェアユースを認めたとしても「不公正」といえる。そもそもフェアユースあくまで「新しい市場開拓」という米国的な大義名分があって初めて成立する。

イラストを売っている販売元と同じようなプラットフォーム再販売するような場合市場拡大していないし不公正だろう。

逆にそうではないケース、元データ市場と新データ市場バッティングしない場合にはフェアユース的発想で公正とされると思う。

というあたりになるだろうか。

みなさんもまずこれを考えてみてほしい。ここを明確にして初めて議論価値が生まれるといえるだろう。

2024-01-28

anond:20240128030802

北朝鮮でもないかぎり先進国万国著作権条約に加盟してるから

日本から著作権侵害いわれたらビビって逃げるやで

ちなみに文章生成の場合ニューヨークタイムズとかがCHATGPT訴えてほぼ勝てそう

https://note.com/freena_illust/n/ne1442b0563c3 ソースここ

ただ個別の有名絵師が訴えないとなかなか判例にならないしかといって絵師創作に注力したいし

なので国か赤松あたりが先導しての集団訴訟プロンプトからオレの名前はずせ、学習材料からオレの絵はずせ)やったほうがいいとおもう

オレは塗りのある絵をほぼかかないド素人白黒絵師だしオレの名前どころか作品タイトルでもなに一つでてこないの確認済みな

ちなみにこの日本特有の「誰か法律のめんどくさいことやらねーかなー」でだまって指くわえてざっくり持って行かれたのがシャインマスカット日本発なのに今や「韓国の」名産品)、iPS細胞とか有機ELあたりも失敗しそうではらはらするね~

中国人絵師なんか逆に国に捧げる創作しかできない環境でやってるからAI化をはいよろこんで~ってうけいれてんのかもしれんけどね

2024-01-27

anond:20240127144331

いろんな裁判があって判例出てるんで調べるといいよ。

賠償金から見る個人情報の値段はひとりあたり500〜1000円。

これ豆な。

2024-01-26

anond:20240126020048

著作権で黙認されて、同人誌お金を稼いだり、FANBOXなどでお金を取ってきた側が言えるようなことではない事をAIに関して言っているかダブスタになっていると思ってたので、こういう意見は正しいように感じる。

AI側に問題がないことは間違いなくないが、少なくともXで暴れている過激な反AI派のやり方ではAIの絵というのを止めることは出来ないと思う。

日本ってかなり特殊な国であって海外判例関係ないようにしたのは今反AIしているイラストレーター自身である事をまず自覚する所から始めるべき。

一人のAI規制派(ようは反AI)として、SNS思想家気取りの反AI勢に思う事

前書き「害悪しかいかマジでやめろ」

俺は所謂AI思想だ、ラッダイト的と批判されても「そうだ」と言い返す。それぐらいに反AI

だがSNSやらnoteでワイワイ反AI論じてる奴らに頭に来てる、はっきり言って害悪

本当に害悪だ、誰のためにもなってない、いい加減にしろと思う

具体的には「自分のことを倫理的にも、法律認識も、そしてクリエイターに対する道徳性一般人よりは優れてる」と思ってるプロイラストレーターたち

こいつらがどうしようもない無謀な発言を繰り返し、そして「プロ」だから盲目的な信者たちが沸いて・・・あぁクソが、思い出すだけで冷静じゃなくなる

これは苦情だ

自分の事を「一般人よりは、イラストについて一家言持ってる」と傲慢思い込み

愚かな風説をまき散らし、自分ファンたちを先導し、結果今の状況を招いた「バカプロたち」への苦情だ

noteしょうもない幼稚な反AI論書いてたやつら、全員読んで反省してくれ

1.今どういう状況なのか

2.反AI勢力は何に失敗したのか

3.「プロイラストレータ」と「クリエイター的な道徳倫理観知識の高さ」が相間しない理由。あるいは一般人未満の遵法意識しか持たないわけ

4.どうあるべきだったか、どう祈るべきだったか


という構成でいく。長くなるから好きなところだけ読んでくれていい

(注意:以降「イラストレータ」という単語はこの文章では、「同人コンテンツお金を稼いでる+SNS積極的活動してるイラストレータ」のみを指します。そうじゃないイラストレータはこの文章対象じゃないです)


1.今(2024/1/25)どういう状況なのか

端的に言えば「反AI勢の負け」だ

ただの負けじゃない、だれも想定してなかっただろう最悪の「負け」だ

どんなに異常な「AIイラスト大好き、人力イラストレータを憎んでるぜ!!!」な人でも、

まさか政府が「GalzeやNightShade で機械学習邪魔する人は、刑事告訴されちゃうかもね。ウフフフフ」なんて気色悪い文章を出すとは思ってなかったはずだ

赤松議員は「ただ、有名漫画家で明確に反対だと言っている人もあまり見かけないですね」なんて、「反AIって弱小漫画家しないよね(笑)」みたいな対立煽りをして、

日本政府」という枠組みが反AI冷笑しようとしてる、最悪でしかない

AIは苦境に立たされてるし、事実上撤退戦の状況にある

この前提で話をする。この前提に納得できない人は、こんな文章を読むのをやめてパブコメを書きに行こう。俺も書いたよ

2.反AI勢力は何に失敗したのか

正直この説明いるか?って思ってるのだが、

一部のバカプロイラストレータが本気で理解できてないので書く、

普通の人は理解できてる・・・っていうか知ってると思うので飛ばしてよい

端的に言えば「著作権意匠権で戦おうとしたこと」に尽きる

そしてこれが何故ダメなのかは・・・それは「木目百ニ」の事件が簡潔に表現してみせてる、

からマジでわざわざ俺が説明する必要がない、木目百ニでググってくれ

でもまだ理解できてないプロイラストレータがいるので説明するが、

ようは日本には「イラストレータの大半が、著作権を重んじなかった」という歴史があるという話

勝手に人のキャラクターを脱がせてそれにセクハラをするイラストを描くし、

しかもそれを、イラストサイトの有料コンテンツとして登録して月額課金を稼いだり、ダウンロードサイト登録して販売する

ブルアカ公式が定めてる「継続的創作活動のための、原材料費光熱費諸経費、ツール類など制作にかかった費用程度の対価・利益を得る」を明らかに超過した売り方をして、

多くの人々がそれを買って毎日ブルーアーカイブ過酷オナニーをしてる。そういう歴史のある国

別にそれが悪いとは言わない、でもその歴史を作ったのは先人と今のイラストレータ達なわけだ

今日も多くのイラストレータ達が二次創作経済を廻してる

人のキャラクター勝手に陥没乳首にしたり、勝手オッサンの子供を身ごもらせたりして、人の著作物お金を稼いでいる

で、そんな状況で「著作権を重んじよう、創作者に敬意を払おう」ということに、どれだけの意味がある?

どうして「なんだコイツ・・・」って不信の目を向けられないと思ったのか

3.「プロイラストレータ」と「クリエイター的な道徳倫理観知識の高さ」が相関しない理由。あるいは一般人未満の遵法意識しか持たないわけ

一つ上の章を読み飛ばさなかった人はもう察しがついてると思うが、

SNSの"大抵"のイラストレータよりも、一般人のほうが実は創作に対して真摯姿勢を持ってるし、

もっと言えば著作権への理解もしっかりしてる

だって一般人は「無許可で人のキャラエロ本を書いて、しかもそれを売って金儲けしたりしない」から

せいぜいファンアートレベルだ、500円の月額課金コースに設定したりなんて「一般人」はしない

しかし、イラストレーター達はそれをやる

それを悪とは言わない、版元も喜んでるケースもあるだろう

しかし「著作権」を軽視した態度であることは事実だ、遵法意識という観点で見れば黒だ

私が特に問題視してるのはこの点だ

SNSやらnoteで反AI論だの、中立ぶって建設的な議論」だとか「理性的倫理観」を掲げるイラストレータ達はこの視点が抜けてる

散々著作権を軽視して無法地帯になったイラスト界隈を自分たちが作ったのに、なに「思想家」ぶって人に説教してるわけ?

お前たちイラストレータが、ちゃん著作権や「クリエイターへのリスペクト」について布教啓蒙してればこうはなってない、みんな生成イラストを焼き捨ててただろう

でもそうしなかった、「オリジナルから許可を得てない、エッチイラストお金儲けすること」これを良い事だとした

その結果が今だ

その現実から目をそらして、人を批難するのはやめろ

普通イラストを描かない人も、AIイラストを描いて楽しんでる人も、全員お前らより「著作権」に向き合ってる

お前が一番非建設的で、非理性的で、愚かだ

そしてそんなお前らが築き上げた帝国がこのクールジャパンだよ

AI規制海外判例なんて取り出すな、役に立たねーよ。お前たちがこの国を特別にしたんだろ

4.どうあるべきだったか、どう祈るべきだったか

AI勢が本当にすべきだったこと、

端的に言えば「一般人を見下した態度を取るべきではなかった」これに尽きる

偉そうに著作権を語ったり、クリエイターの存続がどうのと言うべきではなかった

AIイラストを楽しんでる庶民に「まぁ、リスペクトはしっかりもって、常識範囲内でね(笑)」みたいなポーズを取るべきじゃなかった

私は今でも反AIAI規制論はもっと広く受け入れられる「はずだった」と考えている

もっと広く支持される意見になったはずだと思っている

AIイラストなんかが流行ると、若手のイラストレータが食えなくなる」

「集中的にLoraされて、似た絵を量産されると、画風が売りの人は苦しい」

「私の絵は私の物なので、学習されない権利も持てるはずだ」

このあたりは、多くの人々に受け入れてもらえる「はずだった」と思ってる

かなり筋の通った意見だし、何よりも「クリエイター」を尊敬してる一般人は本当に多い

SNSオタクはみんなクリエイターのことが大好きだ

でもイラストレータ達はそうしなかった

一般人に頭を下げずに、偉そうに「倫理」だの「道徳」だの「著作権」だの適当なことを吹聴してAIイラストへの攻撃を支持した

著作権に触れてる」と怒鳴ってAIイラストを捨てさせて、その次の日に自分二次創作同人宣伝をした

政府見解曲解して吹聴して、それを信じたファン達は盛大に恥をかい

その結果は?

「反AI」という不名誉レッテルを張られ、日本政府からは煙たがられ、過激派でひとくくりにされてしまってはいいか

文化庁パブコメの締め切りは2月12日

もう手遅れかもしれないけど、ひょっとしたらまだ何かを変えられるかもしれない

少なくとも私は、変えられると信じてる

あなたたちも変わるべきだ

追記自分語り、読まなくてもいいです」

余計で、人のツイート誤読を含んだ、不適切攻撃的な悪文が書かれていたので削除

2024-01-22

anond:20240122153146

名誉棄損は原則として真偽を問わないし判例なんか山ほどあるからなあ

名誉棄損=嘘で損害を被ったみたいなイメージあるけど実際は真実であろうと名誉毀損されたら成立する

から親告罪系は第三者簡単に触れたらダメ

2024-01-20

anond:20240120105519

出羽守がいつも悪いとは言えないから言うけど

イギリス司法では、被告人黙秘すると裁判官不利益推認をする判例があるそうだ

 

ていうか、公判では偽証が罪になるという建前なんだから、新たな自白可能性あるのに

 

検察が不起訴決定をして公判に持ち込むことを避けるのは…普通におかしいだろ!

2024-01-18

anond:20240117022024

割と子供食べ物の口移しって普通にあるからね、多分本能的なモノなんだろうね。

虫歯の移る原因」として取り上げられるくらいだし。そういった事を行った結果、ベロチューと普通キス境界線が無くなっていったんだろうな。


小児性愛判例を実際職業柄よく見るんだけど、表立って言わないし「犯罪者がそういっているだけ」「そう認識して言うだけ」とは表面上書かれているけれど、

男児女児の性欲・誘惑がきっかけの性的虐待」は結構存在する。

女性器を見せたり、自慰行為をしたりさせたり、キスをしたり、異性の性器を触る女児はそれなりにいるけど、その対象が同じ年代とは限らないんだよね。


男児だけじゃない、女児にも性欲はある。男児性的虐待に関してはかなり闇に葬られてる感じあるけど。

この場合女児の方が積極的に口の中の飴玉をせがんだり、ベロチューに類似する行為をし始めたんじゃないかと思ってる。


愛情と性欲は非常に密接で境界線が薄い。

性欲に関するスイッチは年齢に関わらず非常に浅い所にある。

相手が悪かった」と認識しつつも本人が傷ついていないのは多分主体性自分にあった自覚があるから、むしろ加害者としての意識が強いからやろな。

anond:20240118112231

横だけど、気になるなら判例データベース検索して調べるなりできないの?

anond:20240118112052

女性場合はさ、「濡れってたから~」云々は今の時代否定されるようになってきたじゃん

じゃあ男の場合は?っていう素朴な疑問なんよ

日本判例とかあるのかな?

2024-01-14

昔は部屋に招かれて相手コーヒーを出してくれたら不同意性行は成立しないとか

相手ジーンズを履いてたら無理やり脱がすことは困難だから不同意性行ではない

みたいな判例があったと思うんだけどそういうのってもう通じなくなったの?

anond:20240114123843

施工されてからの実際の判例がまだ少ないか

そこら辺って結局は裁判官の法解釈によって

分かれると思うんだよね。

賭博罪の「一時娯楽物」や

贈与税の「社会通念上相当」と同じで。

女性側の言い分を全部信じてたら冤罪だらけになる

のは分かり切ってるし、検察も勝てそうな場合しか

起訴しないでしょ。

2024-01-13

anond:20240113150335

被害者物理的に接触しない行為であっても「卑わいな言動」(痴漢行為)にあたるという最高裁での判例があるみたいなので、迷惑防止条例違反でアウトやね

迷惑防止条例違反の罪については、個人被害被害感情問題になるのではなく、そのような行為を見た人がどう感じるかといった社会秩序から判断問題になります

2024-01-10

松本裁判の結果って、「したくなかったけどフェラとか手コキをしてやった」ことが男→女の性加害になるかどうかの判例になるなら結構気になりますわね。

2024-01-07

性的同意について気になることがあるから教えてほしい

20代後半の童貞だよ

この先できるかどうかも分からん彼女とあれこれするために、その機会があるかどうかも分からん性的同意についてちょっと調べたりしてる

で、いくつか気になることがあるから教えてほしいんだ

察する文化排除していく考え方っぽく見える

気になるっていうか確認なんだが、要は空気読めとか態度からしろとかそういうのとは真逆だよな?ってこと

個人的には嬉しく思う、察せなかったケースとか怖えし最悪言質も取れるし

据え膳食わぬは男の恥って言葉があるけど、性的同意を考えるなら勝手に食っちゃだめなんだよな

据え膳であっても食っていいと許可を貰うべきだし、逆に食ってほしけりゃ自分から食ってほしいと言うべきってことだよな

(据え膳が女とは限らないとか食うのが男とは限らないとかあるだろうがその辺は適宜読み替えてくれよな)

行為が終わったあと後出し同意撤回されるリスクにどう対処すべきなのか

「あのとき同意したけど思い返すとやっぱダメだった」ってケースね

個人的には裁判の時に周辺事情とか加味して撤回できるできないを判断するんじゃねえかと思う、運用でカバーってやつだ

行為の前とか途中で同意撤回されたらそこで止めろっていうのは正しいと思うのさ、そこから先は止められるから

けど全部終わったあとに後出しで「やっぱや~めた」ってされたらどうしようもないじゃんね、現状やれることなくね?

同意アプリとかが想定してるであろう脅迫とか泥酔とかのケースはまだ分かるよ、それは明確に犯罪だし不同意性交罪なくても他の法律に引っかかるもんな

分からんのはその辺特にないケースで、後から「うーんやっぱ嫌だったかもな…同意取り消し」みたいな状態になったらどうしたらいい?

信用できる人とだけしろっていう話もある程度は分かるけど、これからその信用できる人が死ぬまで心変わりしないって保証はどこにもない訳じゃん

なんというか、物を送り返せないクーリングオフみたいなことができると悪用されて制度運用に支障出ねーか?って感じ

とはいえ自分のやったことに責任は取るべきって考えが主流で悪用する人は少ないだろうと思ってて、個人的には一度同意して行為を済ませたならよっぽどの条件がないと同意を取り消せないって方に進むんじゃねーかなと思う

裁判において不同意の立証はどの程度できるのか

不同意性行罪の存在自体は知ってるんだけど、じゃあそれに基づいてしょっぴく難易度はどれくらい?って話よ

個人的には難しいんじゃねえかな~と思ってる

それこそ同意アプリとか使ってたなら同意した、同意しなかった、同意を取り消した辺りは確実に分かるじゃん

ただ記録にはないけど脅されて~とか、そもそも口頭だけで同意たか確認できる記録がなくて~とかのケースって性格には無理じゃん?

疑わしきは被告人利益にって考え方からすると、前者は間違いなく無罪よな

後者に関してはまあ「明示的な同意を示さなければアウト」と考えることもできるけど、そもそもこういうのって訴える側に立証責任があるはずだよね、どっちが優先されるんだこういう場合

というのを考えてると、不同意性交罪で有罪に持っていくのって立証が大変で難しそうって思った

実際の判例とかあれば教えてくれ

2023-12-29

アメリカ契約法を齧ってみた感想愚痴

仕事アメリカ契約法を勉強しなくてはならなくなったのだけど、日本法とのギャップがすごい。

条文・判例へのアクセス悪すぎ

アメリカでは適用条文を探す際、どうやら UCC(統一商事法典)→リステイトメント→判例 という順に探していくようなのだが、いずれも全文がネット上で容易に見つからない。

検索ワードを工夫すると出てくるのだが、最新版なのか、正確なものなのかどうかがよく分からない)

民法」、「判例」と検索するとすぐ条文や判例の全文が出てくる日本とは大違いで、まじでどうかと思う。

法律文書の作り方がよく分からない

日本だと法律文書を作る際、条文の文言を引いて、その解釈を書いて、事実とその評価を書いていけば良いので、ひじょーに明確。

なんだけど、アメリカ契約法の場合、何かその辺があいまい判例法の国のせいか、実際の文書を見ても、結局ぐちゃぐちゃっと書く。

教科書が役に立たない

これは日本と同様で、ぐだぐだ理屈を書くだけで息切れしてしまう傾向がある。

具体的なケース→適用条文・判例→その解釈→あてはめ、で書いてくれるのが一番分かりやすいんだが、そうなると結局予備校本になる。

あっちだと司法試験対策が完全に予備校に委ねられているのでなおさらその傾向が強いのかも。

いたことある判例とかが出てくるとうれしくなる

「ハドリーバクセンデール事件判決」とか、「衡平法」とか、日本法教科書でも出てくる言葉を見つけると、おおっと思って読んじゃうよね。

日本法で「こんなこと条文に書いてねぇじゃねぇか!」と思うことがアメリカ起源だったりするので「ああー」と思う。

2023-12-28

検察出身最高裁判事はなぜ存在感がないか? →判例を作ったり目立つことをすると、経産省から叱られる

2023-12-26

anond:20231226165118

またループしています

もう何を言っても無意味だと思いますのでこれで最後にしておきます

繰り返しになります

「「よその弁護士事務所」と過去判例から解釈した事」と

「そうした物が皆無な素人勝手感想」であれば

当然前者の方が信憑性があります

あとこれも繰り返しになります

主張がただの感想と言われたくないのならちゃん根拠を示して喋って下さい

それは違う!と思うのならそれも含めてあなた感想なので好きにして下さい

ただこれらの事が何時まで経っても理解できないままでは

今回の様に言ってる事がダブスタになって主張の内容も他人から個人の感想しか思われないでしょう

もう少し世の中の事を勉強してみる事をオススメしま

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん