はてなキーワード: 保証とは
急拡大時でなければ今の緊急事態宣言レベルでもいいかもしれないが、急拡大時はもっと厳しいロックダウンも検討すべき。
フランス等では最悪時に効果も出てるわけだし、ずるずる長引かせるよりは2週間ロックダウンして感染抑え込んだ方が、感染病の特性からも理にかなっている。
緊急事態宣言の期間が長すぎる。もっと緩急をつけるべきだし、「急」にあたる措置が必要。
それと同時にセットで保証もすべき。
一部の業種だけにしわ寄せさせるのではなく、災害と捉えて負担を分散させる必要がある。
最終的にはワクチン・特効薬が出てくれば、平常状態に近くはなるはず。
ただし、最近のイスラエルを見ているとワクチン万能ではなさそう。
宴会需要などを筆頭に、飲食の需要は以前と同じに戻らないだろう。全て元通りには戻らない。
ということで、楽観バイアスばかりの今の政権がうまくやってるとは全く思えないし、ワクチン頼みの姿勢からして今後もうまく行くとは思えない。
デルタ株で「ワクチンの接種は、打った人の重症化を防止し、生命を保証するが、集団免疫獲得は無理」ゲームチェンジが行われてしまった。
「これからさき、打たない人をどうするのか?」っていう議論が必要である。
欧米社会の「集団免疫は無理。打たないやつは自己責任で死ね」という選択をとったら、50%ぐらいの接種率でも、おそらくすべての社会制限を撤廃できるんだろうと思う。
ワクチンを打ってない人間は、ジムやライブやレストランを利用できないという社会構築である。
居酒屋が、ルールを破って闇営業をしているなか、ワクチン提示していない客を追い出せるだろうか?
おそらく抜け道を作ったり、見て見ぬ振りをして入れたりするだろう。
となると、
1.みんなで半端に我慢し続ける。
https://news.yahoo.co.jp/articles/664e6c0f49294e584ae90c3ce23a0bb0331f40fc
多分パンデミック下だったらどういう行政でも差はあれど厳しいことには変わりないのに何故こう言い切った? という声がすこし見られましたが、あさっての方向とはいえこう言い出すことについてはまあ不思議な部分はないのではと思ったので書き留める。
なんで不思議じゃないと思ったかというと、以前津田大介がフジロック会場でのトークセッションで「音楽はもともと反抗するための云々」とか言ってたのを思い出したから。そうだわそういえばフジロック周辺は割とまだ反権力の色が残るロックカルチャーだったな…と。
折坂個人の思想も参照しないといけないが、フジロックとしてとらえたときに「フェスは開きたい」「権力に媚びない(抗う)」の2点が含まれていることがフジロック側としても外野側としてもややこしい…変な言い方かもしれないが、当事者含め全員にとってフジロックが厄ネタな印象を受ける。
政府側…というか経済も回したいよねという市民含めた派閥については「策定したガイドラインを運用してCOCOAや見守りサービスも活用してイベントを開く」考えがあるので、正直オリパラとフジが成功して感染者数を参加者のうちの数パーセントにとどめられれば上々(小さい数字であるほど、現在の東京の通勤風景程度であれば生活や娯楽が保証できる)なので、反権力とはいえ「ちゃんとやれよ」程度の心持ちでいる。
一方フジロック側には五輪にめっちゃ起こってた野田洋次郎をはじめ、抗体検査だったり参加者結局飲み会する事件など、YouTube配信へのポジティブ反応とは裏腹にやらかしちゃってるわけで…。これは政権もだろうし党派にかかわらず他ライブ業者や見本市、コミケを含めた即売会・フリマの関係者もまあ発言は避けるまでも怒ってるだろうな…
仮にRIJFが開かれてたら、あっちはまだチケット転売防止策に奔走したメンバーとの関わりが多く多少は行政寄りなので(だからおとなしく中止したんだろうが)フジロックの開催の是非を論じるときにややこしくなる部分は減らせたんだと思う。
書き終わって蛇足だらけだなと思うけれど、まあフジロックは「開きたいけど言うこと聞くつもりはない」部分があって、コロナを論点にすると政府への攻め手がないので「分断」という論点を使ったんじゃないか……という考えなんだけどどうっすかね
このご時世、気軽に旅行にも行けない。
そんな中、友人間で流行っているのがdiscordでの思い出語り。
過去に友達と行った数々の旅行やお出かけの写真や動画を見返して懐かしみ、
「また行けるといいな」なんて言いながら、
その日がそう近くないことはみんなわかっているので、ちょっとしんみりして通話を終わる。
ふと思った。
100年後の俺がもし生きていたら、
老衰しきってもはや友達もお互いに五体満足に動けなくなっているかもしれない中で、
せめて過去に縋るときにはこの頃をこそ再び振り返るのではないか?
今まで撮った写真や動画は歴代のスマホ・ガラケーの中にたくさん詰まっている。
容量にすると多く見積もって1TBくらいになるだろう。
例えば向こう10年程度を想定するなら、適当なクラウドストレージにぶち込んでおけば
たまに見返したくなった時の思い出くらいは問題なく満足できるだろう。
ただし今俺が求めているのは、
・今まで撮ってきた思い出のすべてを
である。
たとえば、両親が財布に幼少期の写真をプリントしたものを大事に抱えていることがあるかと思う。
または結婚式のアルバムだったり、写ルンですで撮った褪せた写真の束なども実家なら存在するだろう。
白黒の文字のみを記録するのであれば紙媒体でも100年程度もつかもしれないが、
こと写真において破れたり色褪せたり滲んだり折り目のついたものではもはや満足はできない。
それに1TB分の写真・動画であり、物理媒体に保存した場合はたとえばこれからの引っ越しの際などに
ググったらちょうどいい記事が見つかった。
https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1508/26/news007_2.html
紙媒体にも触れていて、結論からすると電子媒体では100年後に残すことは難しいらしい。
続く記事にも、このあと触れようと思っていたクラウドストレージの問題点(データは保証されない、サービスの予期せぬ終了など)があり、
結局はたとえば今ならSSDかHDDあたりにぶち込んでおいて、
適宜マイグレーションを行いながら後世へとつなぐしか方法はないように思える。
ただ、これにも実は懸念があり、
例えば現在主流の圧縮形式、拡張子が100年後も現行で使われているとは限らないためその部分もマイグレーションが必要になり、
そしていつかはマイグレーションすらできないタイミングが発生しうるということだ。
その時俺はどうするのか?
もはや記憶の中の美化された各々の顔や声だけを頼りにするしかないのか?
誰か助けてくれ。
ちなみに26歳です。
資本主義の亡者が我先に他人を蹴落とす。安全な医療体制で俺を守って欲しいんだ
この小さな番号札さえあればそれが接種可能な券として俺の未来は保証されるらしい
会場は既に一杯。人だかりで埋まっている。
冷静な振りをしながら疑心暗鬼の目であいつもどいつもメディアの支配する不安の感染者だ。
まあ少し延期したってしょうがない
痛いのは嫌だし、恐怖が勝ってるし
中途半端な願望でも持たずにいるよりは良い
上位に食い込みたい
あいつより、誰より
自宅に引きこもってろ!
なあ?なんでこんなに必死なんだろう?
誰にも大事にされない俺は
こんな時くらい主張したって良いだろ
どうせ守ってくれる人もいないまま最前線に立たされるんだから。他人の人生なんか心底どうでも良い
虚ろな目をしてる
一週間、一ヶ月
ひたすら我慢した
この国では絶望する速報ばかりなんだ
安全圏をひたすら探して
延々と続く苦しみをやり過ごして
俺自身は何処に行ったんだろう
何も手につかないまま
なあ、なんで俺だけ置いて行ったんだ
しがみついてんのは他人の腕
こんな筈じゃなかったんだ あの時点では
今は震えて明日を待つだけの身じゃなくなったが
今後の生活はどうなる?誰も教えてはくれない
頼むよ神様
ここで幕を下ろすのは嫌なんだ
望みを捨てさせないでくれ
俺はまだ人間のままでいたい
どうか違う世界へ行きたいんだ
その為の通過点なんだろ?
生きて明日が見たいと思った
それが当然の権利なんだと
無様でも歯痒くても
終わらないこの地獄のような日々に
神よ、終止符を
もう天罰は要らない
ドラッグストアにて。
レジは1つだけ開いていて、自分の前にはやや高齢の女性が会計を行おうとしていた。
レジ係が女性の買い物カゴにあるバーコードをすべて読み取り、「お会計〇〇円です」と言った後、
女性は「ところで『増田印の洗剤』って置いてないのかしら?前ここで買ったんですけど」と言い始めた。
レジが終わった後に言うなよ。そもそも、レジ係に聞くなよ。洗剤売り場の担当者に聞けよ。
店内放送が鳴り、もう一つのレジが開かれて自分はそちらのレジで会計を行った。
背後ではババアが「棚を見たけどなかったのよ、『増田印の洗剤』。前ここで買ったんですけど」などと押し問答をしており、
別の店員を呼んで、『増田印の洗剤』の有無を調べてくる流れになったようだ。
自分が会計を済ませてサッカー台で荷物を詰め終えようとしたとき、調べ終わった店員が戻ってきたようだ。
店員が言うには『増田印の洗剤』はメーカーがすでに生産終了していて、取り寄せもできないとのことだった。
で、それを聞いたババアは「あら、『増田印の洗剤』ってとてもよく落ちて重宝してたのに。前ここで買ったんですけど」
いや、生産終了って言ってるだろ。
このババア「前ここで買ったんですけど」と何度も言う。
増田は基本的人権を得られるのか?という議論から始めなければならない
「増田」という呼名の中にアノニマス(ダ)=匿名が本質的に含まれる正体不明の存在が、日本語(らしきもの)を書いたからといって、日本国憲法の庇護下に置かれるかは不明であり、現所在地も国内であるという保証は無い
人権は生来のものであり国家から与えられるものではない、という立場に拠っても、匿名の存在が人間である保証はない(宇宙人、アンドロイド、AI、キーボードが叩けるサル等)ので、人間以外の存在に「人」権は付与できず、未知の存在が有する権利の範囲から議論しなければならない
設問中のAさんが増田の存在を確認したとして、AIやサルの可能性は排除できても、宇宙人や精巧なアンドロイドの可能性は排除できない ましてネットを介してなら、AIがパ美肉したり、類人猿を毛深い人間だと誤認した可能性もある そもそもAさんが存在するかも不明
よって枝3)4)は選択できない
報道規制も何も最初から因果関係なんか認めるわけないって書いたじゃん
まぁ実際に脳炎・多臓器不全になったわけじゃあないので
死にかけたは比喩だが39度以上の熱が3日以上続いた。フツーにインフルってますやんクソがと思ったわ
ワイは打たんぞ
たぶん出ないと思うぞ
インフルエンザワクチンの接種で死んでる人はほぼ毎年いて公的機関も統計取ってるが
ウルトラ雑に言うとフグ毒で人間が死ぬのはおま環じゃないじゃん?
ワクチン開発とは身体に取り入れても問題ないレベルの毒性にすること
(ここではウイルスもどきを投与する RNAワクチンについては触れない)
ただ問題ないレベルではあっても『すべての人に問題が出ないことを保証するものではありません』ってヤツ
基礎疾患がある人はなんて雑な括りではなく、○○がある人は○○%の確率で重症化すると通達・備えるけど
今は出来たばっかで無いからな
死亡率もCDC信じるなら10万分の1だよ(接種後も感染し死亡もゼロではない)
既に日本国内に入っているラムダ株は知らんけど(デルタよりも効きにくいらしい)
ただまぁ普通に接種後も感染すんのよね。軽症・中等症(肺炎)くらいには普通になる
結局、軽症・中等症(肺炎)なるんじゃ接種含めて人の集まるとこへ行かないことが正解な気がするよ
まとめると、、、、
普段女をあてがえとか言ってる連中、タリバンだったら女どころか最低限の生存も保証されないと思う。
アフガンの弱者男性ってまず戦闘員でやっていけない層だろうし、そうなると妻も娶れないでしょ。加えてわずかにあった下方婚もなくなるから、弱者男性には一層つらい社会になるんじゃね。
妻が家賃はいくらまでと制限をかけてる中で必死に家賃重視で選んでいくと、妙に安い物件を発見し今はそこに二人で住んでいる。
冬頃はまだ快適だったのだが、夏になって値段の理由がわかった。
湿気がすごいのだ。
とにかく異常な量の湿気が襲ってくる。
カビがすぐに生える。
1ヶ月前に一度大掃除して家中のカビを退治し、カビ防止スプレーもしたのにいまた生えてきている。
そんな中でふと不安がよぎり冬物衣類の確認をするとスーツ類にビッシリとカビが生えていた。
三ヶ月前に半年持つはずの防湿剤を入れたはずなのに完全に死んでいた。
仕方がないのでネットに書いてあった対策通り濡れタオルでポンポンと叩きながら落とし、洗えるものは洗った所なんとか自宅で洗濯可能なものに関しては復活。
ただしドライクリーニング専用のスーツ類のうち何着かはうっすらカビが残ってしまったのでクリーング屋に持ち込むことに。
すると店員から親の敵のように「一切手を加えずに持ってきてほしかった。ウチでは預かれない」と罵倒され追い出されることに。
仕方がないのでカビ取りしみ抜きの性能について自信満々に謳っていた少し遠くのちょっと高いクリーニング店に持っていった所、同じように罵倒されまくったがやるだけやってくれるとのこと。
家に帰りそのことを妻に報告すると「なんでネットの情報なんて鵜呑みにしたの?まずクリーニング屋に持っていけばいいのに」と罵倒されてしまった。
ちなみに最初に罵倒してきたクリーニング店は全開食べ物のシミがついたスーツを持っていったときは「こういうのはついたばかりの時に自分である程度落としておいてくれないと入り込んでしまう。結果を保証できませんよ。次からは最低限の処置をして持ってきてくださいね」と罵倒してきた。
言うことが変わるのは卑怯だろ。
流石にこの家に来年も住むのは辛いと妻に相談したが、「貴方が選んだのが悪いんでしょ?引っ越しのやり直しなんて面倒だから対策しろ」と言われたのでとりあえずカビが生えなくなるキンチョールのようなものを散布することに。
結果家中がフローラルの香りになってしまったことをまた罵倒された。
辛い。
悪いのはカビや湿気であって、我々はそれに立ち向かいながら共にサバイブする仲間ではないのか。
そのことを友人に相談したら「だからあの女と結婚するなといったんだよ。俺の忠告を聞かなかったお前が悪いんだよね」と。
辛い時一緒に励まし合ってくれる仲間だと思っていた人たちが次々裏切ってくる。
俺はもう駄目かもしれない。
ちなみに職場でこの話をしたら同情してもらえたのでまだ生きてる。
『【独自】基礎疾患ない30代男性 自宅で容体急変 コロナで死亡』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4337935.html
この記事のブコメがひどく非論理的。この人達とワクチンの副反応の個別事例でワクチン忌避してる人間となんの違いがあるんだろうか?
楽観しろとは当然言わないが、恐慌状態のように自ら進んでコロナを恐れたい人が多いことで。
例えばこのブコメ
本文中にはなく、動画内にしか書いてないけど「在宅勤務」ってところは結構重要なポイントかも。少なくとも日常的に通勤電車に乗って出社する人じゃなくても死亡まで行く例は出てきているんだよな。
「在宅勤務で日常的に通勤電車に乗ったり人と接触してないのに死んでしまうコロナは恐ろしい」
ということを意図するブコメで大量の星が集めてるけど、この人のライフスタイルや日常的な活動を知らないのになんの意味があるの?
在宅勤務は個人で移動したり人が集まる場所に行ってない保証にはならないのに。
もし都内なら、持ち家なんていらないんじゃない?
・子供が一人だけ
前提ならわからん。
そうでなければ、「持ち家を子世代に引き継ぐ」というのは幻想でしかない。
まず、子が所帯持ちになるタイミングで、職場の関係から違う地域に住居を構える可能性も十分高い。
そもそも30年も違えばライフスタイルが変わるし、子世代がその地域に住み続けたいかなんて保証はない。
自分自身、親の死後に親が「終の棲家」として買った実家には住めず、結局売りに出した。
そして老後を迎えたとしたら、戸建てはメンテナンスが負担になるし、マンションは管理費取られ続けた挙句、老朽化・建て替えの問題に直面する。
自殺した妹が猫を8匹残していった。
幸い自分の住んでる古い借家は大家が寛容で猫を飼うことは一応許してもらうことができた(数を伝えたら態度は変わりそうだけれど)が、できれば早急に不幸にならない形で新しい飼い主を探したいと思ってるんだが色々と困難にぶち当たっている。
まず保護団体をあたってみたが、現在はどこも飼い猫を直接引き取るようなことはしておらず、捨て猫や保健所で殺処分を控えた猫が優先されるらしい。
じゃあ一回捨てたら良いってことか?と思ったが、誰かに拾われる保証も無いし、カラスにでも襲われることを考えたら夢見が悪いので却下。
次に保健所に相談したが、こちらも自分の住んでる地域は飼い猫の引き取りは原則しないらしい。
道で拾った猫と遺族の部屋で拾った猫の違いはなんなんだ、そして突き放すような担当者の物言いにかなりイラッときた。
そもそも保健所は保護じゃなく処分する所なので、自分が相談するのも間違っていたかもしれない。
まず妹の猫は全員雑種の成猫だったので、周りの可愛らしい子猫の写真が掲載された投稿はどんどん成約していく中で、自分の投稿はほとんど反応が無かった。
何件かあった問い合わせは「自宅を知られたくないので近所の大きめの公園で引き渡し希望(しかも夜間指定)」っていうおじさんとか、自宅まで届けに行ったらボロボロのアパートから言動がおかしいおばさんが出てきたりで、その辺りは流石にこちらから断ってしまった。
自分が裕福であれば全員飼ってあげたいけど、金銭的にも健康管理って意味でも3匹ぐらいが限界なんだよな。
知り合いは山にでも放したらって言うが完全室内飼育だった猫を山に放すのって要は遠回しに殺すってことだよな。
どうすればいいんだろう。
住人(特に持ち家をもっている人)にとって、洪水は水がひいてからが真の戦いになる。
うちは避難所ではなく自宅2階に避難した。周囲が3mの水深、床上1.5mの浸水。今回は自宅避難メインで災害後にやったことを記録しておく。
被災後は呆然としてしまう。頭がまっしろになって、なにから手を付けたらいいかわからなくなる。だから結構細かく書いた。全部つめこんだから長いけど、読み飛ばしてもらって構わない。もしもの事態に遭ってしまったときに、この記事を思い出してもらえたらとても嬉しい。
被害にあった場合、まずはとにかく写真を撮る。撮りまくる。可能なら水深が一番あるときの室内の写真も撮っておきたい。また、床下浸水であったとしても写真をとっておくこと。床下浸水でも中規模半壊に認定されて保障がもらえる可能性はあるし、家の補修(消毒作業)は必要。
写真を撮るポイントはウェザーニュースのサイトがわかりやすい。https://weathernews.jp/s/topics/202007/050075/
①建物の全景を撮る
あと新宿区のやつがわかりやすい https://www.city.shinjuku.lg.jp/content/000291807.pdf
この写真が、これから申請するあらゆる支援金や保険のベンチマークになる。というのもこの写真(プラス客観的な情報)で罹災証明書の内容が決まるからだ。罹災証明というのは災害被害にあったこと、その被害の程度を証明する書類で、保険適用するとき、支援金の受給対象かどうか、支援金の額、税金の免除、会社に特別休暇を申請するとき、ありとあらゆる後処理にこの書類が関わってくる。
床上浸水になると、棚は倒れ、畳は泥水に浮き、ひどい有様になる。正直目も当てられないので一刻も早く掃除したい、元にに戻したい気持ちになると思う。が、やけにならず、落ち着いて、写真を撮ってほしい。
これがすべてうまくいけば、1階床上浸水でも大体1カ月程度で元の生活に戻ることができる。ただ自治体の動きの速さや、情報収集能力の差がでてくるのでかなりばらつく。うちの場合は3カ月で8割片付いた感じ。
もちろん全壊の場合は元の家には戻れない。今も仮設住宅に住んでいる人がたくさんいるのが現実である。
これは洪水中に避難所に行っていて、片付けのために帰宅した人向け。ガス漏れしていないか、ブレーカーは落ちているかを確認する。火花が散っているとか、ガスの臭いがするとかあれば、近づかずに最寄りの消防署とか役所とかに相談する。断水状況も確認する。水と電気が使えると片付け作業が楽になるので、つながっていたら天に感謝したいところ。
増水して家が沈んでいく速度に比べて水が引いていく速度は遅い。増水していくときは、家が河川に飲まれていく感じなので流れも早いが、水が引いていくときは次第に流れがゆるやかになり徐々に水かさが減っていくという感じ。これが厄介で、押し流されてきた漂流物や泥が様々な場所に堆積していく。室内ももちろん例外ではない。めちゃくちゃ粒子の細かい泥がヘドロになって室内にも積もる。うちの場合は5cmくらい積もった。
最初に直面する敵にして、最大の敵が泥。この泥がまじ厄介ということを書きたくてこの記事を書いているといっても過言じゃない。
臭い。とにかく臭い。洪水によって流されてきた泥はいわゆる川底の泥ではない。ヘドロだ。これを吸うと病気になりそう、と本能に訴える臭いをしている。
実際洪水の後は感染症のリスクが高まる。サンダルで作業してて落ちているガラスを踏みケガして破傷風になるとか。土埃と一緒にレジオネラ菌を吸引して肺炎になるとか。無知だったので素手で作業して手がかゆくなったりもした(おそらくなんらかの虫が泥の中にいて嚙まれたんだと思う)。
可能なら片付けを本格的に始める前に、衛生面で気を付けるべきポイントをまとめてるサイト、例えば下記サイトとかを一読しておくことをおすすめする。ほんとはゴーグル、長袖・長ズボン、長靴、ゴム手袋とか徹底しないといけないわけだが夏のクソ暑い中、外で作業するのは普通に無理げーなので、ポイントを押さえつつ自己責任でうまいことやってください。
泥の話に戻るが、流れてきたそのへんの板でいいのでとにかく泥を屋内から掻き出す。ある程度掻き出せたら、ホースまたはバケツリレーで水を流す。
高圧洗浄機があると非常にはかどる。これがあるとないとでは天と地ほどの差がある。思い切って購入するか、借りるかしてなんとしてでも確保したい。
掻き出したらいったん気安めにアルコールスプレーをかけまくるのがおすすめ。なければハイターを薄めたものでもいい。臭いがだいぶましになる。どんだけ水を流しても壁紙や床にこびりついているので、家の補修をするまで根本的な解決はない。とはいえ避難所に行かず家に残る選択をした場合は、都度戦うことになる。避難所に行く場合も、次に家の片付けに来た時のカビの進行を少しは遅らせられるんじゃないかなと思う。
なお当然ながら庭や道路、屋外にもヘドロが堆積している。洪水が起こる時期は大抵夏なので、晴れるとそのヘドロは一気に乾燥する。そして風に巻き上げられる。部屋の窓を開けていようものなら部屋に砂がつもる。数時間置きに掃除をする必要があるし、外にでるときはメガネやマスクを推奨する。
この掻き出した泥だが、そのまま捨てることはできない。用水路が詰まるので。
いったん積んでおいて、ホームセンターが営業を始めたら土のう袋を調達してそれに入れておく。被災後数週間後には、自治体の手筈が整い回収にきてくれるようになるはず。
床上浸水した家の車はほぼおじゃんになる。エンジンもかからないので動かすこともできない。室内のゴミと化した畳や家財道具を運ぶにあたり非常に邪魔なので早めに回収してもらう。
その車を購入した販売店に連絡がついて、車の回収と代車の申請が早めにできると一番良い。とはいえ難しい。早いもの勝ちになるし、なにより通信がしんでいる。
そんなときはJAFに連絡するという手がある。電話がだめでも、アプリをDLすればアプリから呼べる。JAFは水害で動かなくなった車も対応していて、代車の手配こそできないが、回収には来てくれる。
一昨年新車を買ったのでなんとなく入ったJAFだったが、まさかここで効いてくるとは思わなかった。なお新車泥まみれになりJAFにドナドナされていくのを見るのはつらかった。
気が動転していると思うが、車が回収される前に、免許証・めがね・保証書系・ETCカードの置き忘れがないかチェックすること。
浸水にあった家財道具は基本すべて災害ゴミ。陶器や金属類は丁寧に消毒して使い続けることもできるかもしれない。タンスや机などの木製のものや、畳などはどうしようもない。もう捨てるしかない。
上の階に運び損ねた食べ物ももちろんアウト。うちの場合、米俵が1俵まるまる1階にあり、なんとか洗って食えないか試みたけど、数日後には全部発芽しました。水に漬かったし暖かいし当然だね。。。すごい発酵臭を放ちだしたためあきらめて捨てた。
捨てるものは全部いったん室内から出す。自治体が被災ゴミ捨て場を整備してくれるはずなので、それをまって捨てに行く。このとき、謎のゴミ収集屋が出現し、親切な言葉をかけてきますが無視推奨。あとで高額請求をふっかけられる恐れがあるので。焦らず行政のゴミ捨て場を使う。
床上浸水した場合、浸水した箇所はすべていったん破壊しなければならない。床はもちろん壁も。いったん家の柱スケスケ状態にしてがっつり乾燥させる必要がある。
なぜなら、洪水によって持ち込まれた大量の雑菌がすでに家じゅうに浸透していて、カビだらけになるからだ。乾いたからいいやとか、泥を洗い流したからいいやとか、アルコールで拭いたからいいや、壊したら後が大変だしやりたくない、という気持ちになると思う。だれだって面倒なことはしたくないし、家は壊したくない。でもその家にこの先も長く住むつもりなら、これを避けては通れない。アルコールやハイターで表面を拭いた程度ではどうにもならないくらいカビてくる。まじでカビる。ちょっと雨が降って湿度があがると一日と経たずに室内に腐海が形成される。たぶんナウシカもびっくりする侵食速度だと思う。ふき取りと消毒で乗り切ろうとした家がうち含め何件かあったが、カビにやられてしまい結局みんな取り壊すことになった。
もし大工が確保できるなら、それがベスト。大工と併せてシロアリ対応業者も手配できると最高。壁と床をぶちぬいて専用の熱風おくる器具で一気に完全乾燥させるので1日で乾燥が完了する。さすがプロ。
大工いない場合は、自分たちでやる必要がある。壁と床をぶち抜いて、柱用の消毒剤を塗ったり、地面用の消毒剤を撒く。自然乾燥の場合、柱スケスケのまま最低1カ月は乾燥させたほうがいいらしい。プロ向け工具店の店員曰く、可能なら2カ月くらいは乾燥させたいところらしい。ここで湿ったまま進むと、カビはもちろんシロアリの格好の餌にもなる。うちの場合は、1カ月待てなかったので2週間くらい乾かした後、乾燥剤を買ってきて床下にばらまいて床を貼りました。自己責任。
大工の数は限られているので、ツテがないと大工をすぐ確保するのは現実問題として厳しい。見積はとったものの2-3カ月たっても来てくれないから結局自前でやったという人は結構多い。
自前でやることに決めた場合でも、見積だけはとることをおすすめする。というのも大工の見積があれば、その後大工が来てくれなかったとしても見積分のお金を自治体が負担してくれるからだ(自治体にもよるが、そういうケースがある)。
ちなみにうちは見積すらとれず、自前修理に使った資材のレシートを保管・整理し記録をつけて役所に申請したが、びた一文もお金はもらえませんでした。かなしい。これ以上かなしむ人が増えないよう、みんなはなんとか見積まではとってほしい。
なお自前修理の際はDIY系Youtubeを片っ端にみました。プロからアマチュアの方まで。全DIY系Youtuberに感謝。
罹災証明書の取得は自治体によって細部違うが大まかにこんな感じ。被害状況の申し出をする→自治体の担当者が家を訪ねてきて実際の被害状況を確認する→被害状況が判定されその内容が記載された紙(罹災証明書)が渡される。
行政から支給されるメインの支援金は、「被災者生活再建支援制度」だ。全壊・大規模半壊・中規模半壊など被害の程度によって額がきまる。基礎支援金と加算支援金の2段構えになっているが、合計すると全壊なら150-300万、大規模半壊なら100-250万、中規模半壊なら25-100万支援がある。
大規模半壊と中規模半壊の差が非常に大きい。大規模半壊以上じゃないと保険の対象にならない、等。床上浸水なら大抵の場合大規模半壊がとれるはずなので、しっかり写真をとって、大規模半壊の判定をもらいたい。
全国からのあたたかい支援により、自治体に集まった寄付金を住民に分配してくれる場合もある。このときの分配額も罹災証明書の被害状況に応じて判断される。
ただしく罹災証明書を発行してもらえるよう、繰り返しになるが被害後の写真はしっかり撮っておきたい。
申請できるものはすべて申請する。もらえるお金は1円でも多くもらう。これが鉄則。
古い持ち家の場合、火災保険に入っていないこともあると思う。もしくは期限が切れたまま放置してしまっているとか。ハザードマップ確認してやばかったら至急確認してほしい。被災後に受け取れるお金は1円でも多いほうがいい。切実に。
多くの場合、火災保険に水災も含まれている。また家財保険もセットでついていたりあする。ただし、保険によっては水災は射程外だったり、家財に対してしか保障しない場合もあるため、読み直しておくのがおすすめ。
保険とか共済とかなにかしら入っているはず。書類を探し出して申請する。新車ならほぼ全額かえってくる。
自営業で店舗をもっている場合、店舗に対しても保険がかかっている可能性がある。水災も保障対象になっているか、どこまで保障対象になっているか(建物も含むか、商材のみか、など)もみておくとよい。
そのほか、自営業用とか特定の業種向けとかいろいろ自治体によって支援金がでる可能性があるので、情報はしっかり収集する。
もし洪水を自宅避難で乗り切っていた場合、1階の被害状況によっては避難所に行ったほうがいいと思う。
浸水により室外機が故障するので、エアコンはつかない。浄水場が浸水した場合、きれいな水は出ないし地域によっては断水している。ガスもつかない(プロパンガスを交換してもらう必要がある)。1階に台所や風呂、トイレなどの水回りがある場合、床上浸水後は流れてきたヘドロが堆積するので使えない。漂流物で窓などが壊れている場合、侵入者の可能性もある(残念ながら)。備蓄があればいいが食料がないかもしれない。
熱中症のリスクや衛生面の問題、安全性、食料確保の観点から、貴重品をもちこんで避難所で寝泊まりするのは良い選択のはず。1階が主要な生活スペースだった場合、家に残るより避難所のほうが生活環境が良い可能性が高いし。洪水の翌日には災害用の中継車がきて無料インターネットが解放されたし、洪水から数日後には自衛隊が避難所に風呂を設置してくれていた。1週間くらい後にはコインランドリー車(トラック型のやつがある。このとき初めて知った)も来てくれて洗濯ができた。また、食料については支給があるため心配の必要はないし、衣服についても支援いただいたものをいただけるチャンスがある(着の身着のままか、数日分しかもってこないので、衣服はすぐ足りなくなる)。
加えて、避難所にいると自治体の支援情報がすぐ入ってくる。テレビは哀しい哉、災害から1週間もたてば全く取り上げてくれなくなるので、自治体の情報は自分でなんとかして取りに行かなければいけない。その点避難所は掲示板などで支援情報がまとまっているので便利である。
そして家の片付け・補修が終わるまでは、昼間は家に帰って泥の処理、夜は避難所で休む、という生活がしばらく続く。友達とか親戚とか避難所生活した(そしていまも仮設住宅に住んでいる)ので、避難所のこともそのうち書けたらいいなと思う。
線引きはどこに引いてる?
俺は「どんなに教育を受けても絶対に人間の言語によって双方向にコミュニケーションを取ることが出来ない」を線引にして人権を持たない存在として扱っていいってルールにしてるんだけど、これだと植物人間は実はアウトになっちゃうんだよな。
だから「ただし、生物学的に両親が人間がである場合、その子孫は人権を持つものとする」ってことにしてる。
そして俺は「全ての人類が十二分に基本的人権を保証される社会になったと言えるまでは、人間以外の生物については一切の権利・権限を認めないことを良しとする」って考えで動いてる。
人類が真に基本的人権を尊重できるだけの社会成熟度にたどり着くまでの期間限定で人間中心主義を許容してるって感じかな。
そもそもこれは「人権というものは過酷な自然環境を技術革新によって克服した生物種に対して、天より授けられるものである」っていう技術革新母体型天賦人権説っていう発想に基づいてるんやが。
逆を言えば「自ら技術革新を起こし自然界の弱肉強食の摂理に立ち向かうことをせず自然に生まれたままに生きてきた生物種は、天より権利を授けられるに値するものとして、これを認めない」ってことなんだけど。
でもいま人類がやっていることこれからやろうとしていることに対して一貫性を持たせようとするこういった思想を持たざるを得ないんだよね。