2021-08-22

折坂氏の分断発言について

一般企業国民に多くの責任を負わせ、必要のない分断を加速させる構造を作った今の政府に対して、改めて憤りを感じます

https://news.yahoo.co.jp/articles/664e6c0f49294e584ae90c3ce23a0bb0331f40fc

多分パンデミック下だったらどういう行政でも差はあれど厳しいことには変わりないのに何故こう言い切った? という声がすこし見られましたが、あさっての方向とはいえこう言い出すことについてはまあ不思議な部分はないのではと思ったので書き留める。

なんで不思議じゃないと思ったかというと、以前津田大介フジロック会場でのトークセッションで「音楽はもともと反抗するための云々」とか言ってたのを思い出したから。そうだわそういえばフジロック周辺は割とまだ反権力の色が残るロックカルチャーだったな…と。

折坂個人思想も参照しないといけないが、フジロックとしてとらえたときに「フェスは開きたい」「権力に媚びない(抗う)」の2点が含まれていることがフジロック側としても外野側としてもややこしい…変な言い方かもしれないが、当事者含め全員にとってフジロックが厄ネタな印象を受ける。

政府側…というか経済も回したいよねという市民含めた派閥については「策定したガイドライン運用してCOCOAや見守りサービス活用してイベントを開く」考えがあるので、正直オリパラフジ成功して感染者数を参加者のうちの数パーセントにとどめられれば上々(小さい数字であるほど、現在東京通勤風景程度であれば生活や娯楽が保証できる)なので、反権力とはいえちゃんとやれよ」程度の心持ちでいる。

一方フジロック側には五輪めっちゃ起こってた野田洋次郎をはじめ、抗体検査だったり参加者結局飲み会する事件など、YouTube配信へのポジティブ反応とは裏腹にやらかしちゃってるわけで…。これは政権もだろうし党派にかかわらず他ライブ業者や見本市、コミケを含めた即売会フリマ関係者もまあ発言は避けるまでも怒ってるだろうな…

仮にRIJFが開かれてたら、あっちはまだチケット転売防止策に奔走したメンバーとの関わりが多く多少は行政寄りなので(だからおとなしく中止したんだろうが)フジロックの開催の是非を論じるときにややこしくなる部分は減らせたんだと思う。

書き終わって蛇足だらけだなと思うけれど、まあフジロックは「開きたいけど言うこと聞くつもりはない」部分があって、コロナ論点にすると政府への攻め手がないので「分断」という論点を使ったんじゃないか……という考えなんだけどどうっすかね

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