はてなキーワード: ストップ高とは
今回、ふと思うところがあったので、会社員の株式投資との向き合い方を3点に絞って説明する。
こういうのには慣れていないので、まとまりがないかもしれない。ご容赦を。
やったことがあるのなら、ほとんどの人が負けているはずだ。特に、数日~数週間以内で完結する短期トレードがそれにあたる。
実力者以外は負け続ける。株式市場はそういう風にできている。理由は以下のとおりだ。
①値上がり率ランキング
ここの上位に上がっている株を買ってはならない。たいてい落ちていくからだ。「噂で買って事実で売れ」「人の行く裏に道あり花の山」と言われるように、あれは提灯買いを誘うために存在しているようなものだ。買った後は落ちるものの方が多いし、上がったとしても会社員が働いている間に下がることがほとんどだ。値上がり率ランキングというのは、デイトレーダーであるとか、専業であるとか、株式市場に張り付ける人のためにある。
②人間の性
損をする人は損切ができない。指を咥えて見ている間に株価はさらに下がり、どんどん下がり、どうしようもないほどに下がった後で塩漬けという判断になる。または、株価がガクンと下がった段階で狼狽売りをする。
塩漬けにしている間は、ほかの株に挑戦することはできない。こういう人の場合――塩漬けになった株がストップ高になったとしても、利益が出ていない限り、もっと言うと、損を取り返せない限りは売らない傾向にある。株価というのは1回ポンと上がったらそれで終わりであり、2回目の花火が上がる頻度は少ない。毎日、ランキングを見ていればわかる。
③仕手株
ランキングで上位になる株のうち、例えば50円とか200円のがあるだろう。それで、いいニュースが出ているわけでもないのに、あるいは大したニュースでもないのに爆上げする。仕手筋は、時価総額の少ない株式であれば、ある程度コントロールできるだけの資金を持っている。日頃はボックス圏相場を作って株を買い集め、時期が来たら一気にストップ高にしてランキングに載り、一般人が釣られて買い上げ、十分に上がったところで何段階かに分けて売り浴びせて――終わりだ。後は元の株価に戻るだけだ。仕手筋が売りに失敗したと判断した場合、数か月をおいてまたストップ高になることもあるが、最初の上昇よりは小さい。
④情報操作
中高年向けの雑誌で、「今買っておくべき株ランキング」みたいなのが載っている。あれは編集者がそれっぽい基準で選んだものの寄せ集めか、過去記事の焼き直しか、はたまた〇〇〇な人達からの依頼であり、一般人に買い上げて欲しい株を掲載しているだけだったりする。インターネットの掲示板も信用に値しない。百害あって一利なしだ。「買った方がいい」と言っている人は高値で売りたい人であり、「売った方がいい」と言っている人は安値で買いたい人だ。もちろん〇〇〇な人達が情報操作のために利用している。個人的には、インターネットの掲示板は逆の視点で利用している。「買うべき」という人が多ければ売り、「売るべき」という人が多ければ買う。本当にいい株は自分で見つけるものだ。他人に提示された時点で、いい株ではない。
要するに、会社員は短期投資をやったらダメなのだ。日中に売り買いの意思決定ができない時点で論外だ。
ストレスも多くなる。毎日、通勤中や昼休みや、家に帰ってから損益をチェックし、その後の方針を決定するというのは脳の疲労になる。
会社員にとっての株というのは、副業であり、趣味であり、暇つぶしであり、本業に差し支えた時点でNGだ。
私が長年株をやってきて、一番いいと感じたやり方が長期投資だ。すなわち、社会に新しい価値を創造できる会社、なんだかフィーリングの合う会社、自分が好きな商品やサービスを売っている会社、それでいて、10年単位で見た場合に株価が低位を彷徨っている。そういう株を買って放置しておく。
それで、数か月とか半年とか、1年とかが経った段階で売るのだ。上の条件を本当に満たしている株であれば、たいていは1~2割は利益を得ることができる。
満たさなければ売る。具体的には、株価が10%下がったら売る。金融機関でも10%を損切ラインにしていると聞くが、これは冗談抜きで有効な基準だ。私がこれまで10%ルールで損切りした株は30銘柄以上になるが、今のところハズレはひとつもない。みな、10%を超えて株価が落ちた場合、さらに下に下へと、けっこうな勢いで落下していった…
2.株で資産を築くための手順
20代とか30代で、毎月貯金ができていて、ようやく何百万円かが貯まって、貯まったはいいもののどこに投資しようか……みたいな悩みを抱えている。
株をやってみたいけど、財産を失うのは怖い。でもやりたい。興味がある。
そんな人に向けて話をする。
手順① 証券口座を作って10万円を入れる
最初に全財産を突っ込むなど論外だ。「小さく始めよ」はどんな分野でも通用する。
株というのは、向いてない人がやると一か月で資産の5割以上が吹っ飛ぶようにできている。常に慎重な判断が必要になる。株のプロは、自分が勝てる勝負しかやらない。勝ち方にはいろいろあるが、とにかく自分の中で勝率が8割以上みたいなトレードでないと参加しない。
話は逸れたが、初心者の場合は少額から始める。これが一番費用対効果が高い。
まずは10万円を口座に入れて、適当にトレードしてみよう。5万円でも、3万円でもいい。自分にとって惜しいお金ではあるが、別になくなってもいい金額を入れる。初心者はSBIにしておけ。
さて、トレードを続けていったとしよう。最初の1週間くらいの成績はまずまずだが、続ける度に負けが込んでいくはずだ。そして、負けた分を取り返そうとすればするほど、資金を失う速度が上がっていく。
そういうものだ。反省はしても気に病む必要はない。10万円でこのこと(実力のない者は株式市場でお金を吸い取られること)が学べたのなら、その時点でコストパフォーマンスがいい。
残念ながら、何度やっても資産が増える状態を作れない人もいるだろう。
悪いことじゃない。別に株式投資で勝てなくても、人生はどうにでもなる。むしろラッキーだ。株式投資で勝てないことがわかったのだから。もしわかっていなければ、遠い将来に退職金の全部または一部を突っ込んでいた可能性がある。あなたはツイている。
運のない人や愚かな人は、最初に300万円とかを突っ込んで負け続け、さらにボーナスで負けを取り返そうとして…みたいな地獄に陥ったりする。
手順② 実力をつける
これが一番大事。すなわち、時間が経つごとに資産を増やせることだ。
これができないと、毎年1憶円を稼ごうと意味がない。市場にお金を吸い取られるだけだ。
まずは実力。これさえあれば、最初の資金が10万円だろうと数年以内にお金持ちになれる。
ところで、安定して勝てるという条件を満たしている人は株式市場には2割もいない。では、どうすれば勝てるようになるのか?
その前に、私の資産の推移(株取引に限る)を教える。社会人3年目の時から8年分だ。毎年、50万円を追加で入金して、それ以外は奨学金の繰り上げ返済をしていた。
当 初 150万
1年目 90万
2年目 40万
3年目 30万
4年目 30万
5年目 140万
6年目 220万
7年目 650万
8年目 900万
残念ながらアホの子だったので、最初に全財産を賭けてしまった。数年間は胃が痛くなる思いをした。
5年目のところで資産が伸びているのは当たりの株を引いたからだ。5日くらい連続でストップ高になった。そのうえで、大きな負けがなかった。
自分なりの簡単なルールを確立して、愚直に守り続けた。特に損切10%ルール。これを無条件に守れるようになったのが6年目のあたりだ。
そう、ルールだ。自分のルールを作って、ひたすらに守り続ける。
取引の結果が出たら、どうやってトレードしたか、どんなことを考えていたかを振り返って、場合によってはルールを変更する。それを繰り返す。
社会人は短期投資をすべきではないという原則を導いたのも、投資の失敗によるメンタルダメージが仕事に響く経験を何度もしたからだ。
今だと、1回買った株を売るタイミングはだいたい半年だ。早くても三か月。1年以上持つこともある。
ひとつの例として、一番最初に完成したルールを以下に公開する。最初はこんなものでいいし、正直、今でもこれに毛が生えた程度のものだ。
・日を空けてもう1回見てから売買を決める。
(2)買うとき
・有利な価格以外では買わない。暴騰時は1.3倍まで。
・短期売買の場合、買いと同時に下限10%程度で逆指値を注文する。
・機会損失(※買わないと決めた株、売った後の株が値上がりした)は気にしない。結果論に過ぎないため。
・株は上がる時はジワリと、下がる時は滝が落ちるようになる。ジワリと上がっているか横ばいの株を買う。
(3)売る時
・損切10%ルールを徹底する。
・今が買いか?を基準に売買を判断する。過去に買った時の価格は関係ない。
・機会利得(※買うと決めた株、売った後の株が値下がりした)は気にしない。結果論に過ぎないため。
・頭と尻尾はくれてやる。
(4)今後について
・噂で買って事実で売る
・相場暴落時は様子見。落ちるナイフでなくなったら暴落した株を買う。たいていは日銀の買いが入る。
自らのトレードを研究するのに併せて、投資に関するベストセラーも読んでみよう。
アマゾンでたくさん星がついていて、ロングセラーのやつを買うといい。
以下に、私が読んだ中で勉強になった物を4点挙げる。初心者だったら2冊も読めば十分だ。
https://www.amazon.co.jp/dp/1646746828
https://www.amazon.co.jp/dp/4775972340
https://www.amazon.co.jp/dp/1646747216
https://www.amazon.co.jp/dp/4534039611
手順③ ポートフォリオを決める
株で勝てるだけの実力が身に付いたとしよう。
だったら、あとはもう勝手にお金が増えていくだけだ。追加資金を投入する必要はない。損をして資金が減ることもあるだろうが、長期的には増えていくだろう。愚かなことを繰り返さなければ。
この段階では、自分にとってベストであると思われるポートフォリオ(資産配分)を決めよう。
私の場合は、奨学金の返済が終わったタイミングで決めた。自分が持っている資産の種類ごとに、以下のような方針を決めた。
この時点での私の年収が380万円で、固定費と小遣いを除いた可処分所得は月平均で3~4万円だった。
国内株式・・・この時点で資産の8割。これ以上の資金投入はしない
インデックス・・・毎月3万円とボーナスの半分を積み立てる。もし結婚したら見直す
現金・・・毎月の小遣いが残った分を封筒に入れて貯金する。月に5千円~1万円
ネットなんかでポートフォリオの作り方を説明しているページの意見をそのまま採用すると、もっと複雑な組み合わせになる。不動産とか、海外債券とか、金とか、ETFとか、とにかくいろんなものを組み合わせてリスクヘッジを狙うべきだと主張している。
そこまで複雑なのもどうかと思う。大まかにリスクヘッジができていればいいんじゃないか?私の場合は、全世界株式のインデックスファンドを買っている。これが暴落して落ち切った時には世界が終わっているので、何を買おうと人生終了! そういう考え方を採用している。
というか、ポートフォリオをうまく組んで資産形成を~といった案内をしているページのアフィリエイト広告を見ていると、「あ…察し」みたいになるはずだ。あからさま過ぎる。もっとうまく隠してほしい。
3.最後に
これまで投資をしてきた株で、思い出に残っている奴を3つほど挙げて終わりにする。
ここ数年は買っていないし、今後も買うことはないだろう。
・キヤノン(7751)
今は息も絶え絶えの株価だが、以前は強かった。
安定企業かつ、大企業かつ、配当金が高い株の代表格だった。元々お金をたくさん持っている投資家が買っていたのだろう。
コロナのせいで経営の先行きが不透明になり、配当金が下がり、そのせいで株価もガクンと下がり、落ち目の印象がある。
日本を代表する企業のひとつであるため、今後復活する可能性は大いにある。あなたが10年単位で投資をするタイプの人であれば、暇なときに株価をチェックしてもいいかもしれない。
・ブロッコリー(2706)
10年ほど前はボロ株だった。10円とか20円だった気がする。株式併合をしているので、今のチャートでは昔の株価を知ることはできない。
若い頃はアニメをたくさん見る人だったので、応援のつもりで買った。もしあの時、もっとたくさん買っていれば…と後悔したこともあるが、今は気にしていない。
お金を儲けるために株をやるというのは間違った考えだと思う。株というのは資産運用だ。急激にではなく、じわりじわりと増やしていくものだ。その対象として、自分が応援したい事業をやっている会社に投資する。専業トレーダー以外にとっての株式投資とはそういうものだ。
・テラ(2191)
廃人向けの株だ。
もしこの株を1年間運用して利益を出せたのであれば、あなたは会社をやめて専業トレーダーになるべきだ。というか、この株で勝てる人間はむしろ社会人に向いていない。
どうヤバいのかは、風説の流布にあたるのでここでは述べないが、最高難度の仕手株であるということは述べておく。
ちなみに、がん治療の研究や、免疫細胞の製造・加工をしている会社だ。四季報には東大発ベンチャーとあるが、厳密には違う。創業者が東大での研究をきっかけに会社を立ち上げたというのが正しい。
会社そのものは技術力のあるところだが、経営がピンチになってからは、ヤバい連中に囲まれている印象がある。いいニュースを知らせるIRが出た翌日に株価が思いきり下がるのは、おそらくここぐらいのものだろう笑
ただ「他のドラマは見習うべき」おじさん/おばさんが大量発生する程に王道かと言われると……
(インド映画が面白かったら世の中の映画は全てインド映画を真似ないといけないのだろうか。)
実際、一期も最初のエピソードぐらいがピークで後半よくわからなかった感はあった。
けど二期はもうなんか凄い。
半沢直樹が悪過ぎて、都度挟まれる顔芸対決シーンでも、どっちかって言うと半沢直樹の方がが悪役側でヤクザの親分が怒鳴ってる感じしかしない。
親会社と子会社のスパイ合戦のくだりも、最初に喧嘩ふっかけたのが親会社だとしても明らかに反撃の仕方の方が重罪っぽくて
いくら顔芸シーンで正義を力説されても、「礼儀に欠けたら鉛玉打ち込まれても仕方ないよね」みたいに聞こえてしまう。
百歩譲って(この世界の)銀行員は「疎開資料」とか言い出すアウトロー集団だとしても
3話のIT社長が社員に不正アクセスを大声で命令してフロアの全員が応援する展開はIT業界からクレーム来るレベルだと思う。
いやー、別にそこは社長室でコッソリやるとか、何なら倉庫に隠れてやるとかの演出でも良かったのでは……
下町ロケットで徹夜のサービス残業で起死回生の一手を繰り出すのは、まぁ演出の範囲だと思う。
でもそれをこの展開で使ったら流石にわけわかんなくないか……?
悪い奴が主役でも良いとは思うんだけどね。クライムサスペンスはそれをクライムとして描いてるから面白いと思うんだよね。。。
半沢直樹のアウトロー加減とそれ以外の作品の一致団結感を融合させてしまった結果、何かよく分かんない状態になってるけど
世間的にはこれで大正解のようなので文句ばかり言っても仕方ないのだけど、
もう少しリアルっぽさ(≠リアル)な路線で来ると思ってたのでここまで振り切ったのは意外だった。
別に演出優先でもいいんだけど、例えばストーリーに影響ない範囲で株価をストップ高にするとか(せっかく大画面にローソク足を常時出してるし)、
ハッキングネタやるにしても日本語ファイル名のタイピング速度で決着が付くんじゃなくてシェル芸っぽい何かをやるとか、
この記事は上場当日に自分が社内ブログに投稿した記事を編集したものである。
なぜそれをこうして公開する気になったかと言うと、もしかしたらこれからIPOを経験する人の参考になるかもしれない、というのは理由のひとつだ。
もっと大きな別の理由は、この記事には自分が以前に勤めていた会社のことが書いてあるのだが、昨日の忘年会で会った当時の同僚たちに読ませたところ「懐かしすぎてもだえ死ぬ」という好評価をいただいたので、もう少し広く仲間内で盛り上がるためである。
そして何より、年末の休暇にすることもなく暇だった。
中学受験体験記 https://anond.hatelabo.jp/20170206102543
内容的には今回の記事とは何の関連もないのだが、匿名とはいえ単一の人格として認知されたいと思ったので書かせてもらった。
では、以下投稿本文。
本日めでたく東証に上場した。このタイミングで皆に話をしないといけないと以前から勝手に思っていたことがあるので、長文だが昔話に付き合って欲しい。
勤めている会社がIPOするというのは、自分にとっては二度目の経験である。
最初にIPOを経験したのは、大学を卒業して新卒で入社した会社だった。
4月1日、入社式が終わるとオリエンテーションが始まる。しかしそのオリエンテーションで、なぜか銀行の人が前に出て話し始める。
「皆さんはとても運がいい。御社はIPOを目指している。皆さんには持株会を通じて未公開株式を取得するチャンスがあります。30万円を支払えば持株会に入会できます。お金がなくても心配はいりません。我々の銀行がお貸ししましょう!」
入社早々、新入社員に借金を背負わす会社があるか?むちゃくちゃ怪しくないか?もしかしてヤバい会社に入ってしまった?
しかし未公開株という言葉は魅惑的だった。ちょっと前まで世間を騒がせていたリクルート事件のニュースでよく聞いていた。が、聞いたことがあるだけで、実のところそれが何を意味するのかを理解していた人間はほとんどいなかったはずだ。
結局、同期のほとんど(全員?)は30万円を支払って持株会に入会した。自分も含め、ローンを借りた者も多かった。
また、毎月の給与からの天引きで持株会に拠出する制度もあり、自分は毎月1万円に設定した。
入社して半年ほど経ったある日、全社員に「持株会に追加拠出できます」というアナウンスがあった。1口 30万円、最大3口まで追加拠出できるということだった。
ローンを借りると翌月から返済が始まるので、たぶんその負担を考慮したのだろう、自分は2口 60万円を追加で借りることにした。
入社2年目の冬のことだった。IPOが決まった!というニュースが流れた。
この頃までに累積で110万円くらいを拠出していたはずだが、公開価格で計算すると5倍!
20世紀末、日本経済はITバブルに沸いていた。そんな中、その会社の株も「有望」とみなされ、株価は上昇を続けていった。
当時はインサイダー規制も緩くて、みんな比較的自由に自社株を売ることができていた。周囲からは景気の良い話が次から次へと聞こえてくる。豪邸を建てたとかフェラーリを買ったとか。
同期で集まって酒を飲んだりすると、株や金の話になる。
「みんなで金出し合ってマンション建てようぜ」
「無人島とか買ったら楽しくない?」
億万長者が最も多くいる会社として、週刊誌の記事で取り上げられたりもした。
株価は上昇の一途。3日くらい連続でストップ高が続く時期もあった。自分の持株の含み益も1億円くらいになっていた。
でも周囲には5億、10億の人がざらにいたし、全然特別感はなかった。
この頃は狂っていた。株価が下がるのが怖くて株を売るやつはいない。逆に、自分が売った後にさらに株価が上がるのが怖くて売れないのだ。
「あいつは仕事もしないで株価チェックばかりしている」と言われる人が少なからずいた。
オフィスの自席の電話から大声で証券会社に売り注文を出す人間もいた。(当時、インターネットでの売買は現在ほどは普及していなかった。)
一方で、持てる者と持たざる者との分断も発生した。
IPO後に入社した人は、株をほとんど持っていない。周囲で自分には関係のない浮かれ話をされて面白いわけがない。しかも仕事をしないのである。
なにせ、ストップ高ともなれば、含み益が1日で数100万円増加、3日も続けば自分の年収を大きく超える金額になるのだ。何のために働いているのか分からなくなる。
冷静に考えれば、自分は1億円に値する働きをしていない。しかし当時の自分は「こういう会社を選んだのも自分の才能」と、完全に思い上がっていた。
世の中ちょろいと思っていた。自分には才能があるから、金なんかいくらでも稼げると思っていた。
株価が頂点近くのときに、試しに10分の1だけ売ってみた。数日後に銀行口座に950万円が振り込まれた。その金は1ヶ月半でなくなった。
追加の資金調達がきっかけだった。ついに株価の急落が始まった。連日のストップ安。
しかしそんなことはなかった。数ヶ月後には株価は半分以下、2年で数10分の1になった。
結局、数年後に残った株を処分したのだが、数100万円にしかならなかった。
しかし意外と悔しくはなかった。
結局、あの1億は自分の実力ではなく単に運が良かっただけなのだと思い直したし、出資した金額に比べればはるかに大きな利益を手にはしてたし、20代のうちに特異な経験をすることができたのだ。
自分の知り合いの事例をいくつか紹介しておく。
ある人は「これからは毎日サーフィンと株価チェックして過ごす」と言って辞めていった。そのうち自宅でデイトレードを始めたが、今は普通にサラリーマンをしている。
ある人は株を売って得た大金を、ソフトバンクや光通信など、他の流行りの株に投じ、結局手元には何も残らなかった。
ある人はフィリピンパブのお姉ちゃんと仲良くなり、家族を捨ててフィリピンに移住していった。
ある人は滝のある豪邸を建てた。高級車も買った。きれいな奥さんと結婚した。六本木での夜遊びは続けた。離婚して財産をほとんど持っていかれた。
ある人は息子たちがいい年になってもろくに働きもせず、親の金で夢を追いかけ続けた。
別にこの人たち皆が不幸せになったわけではない。そもそも消息を知らない人もいるし。
が、もしこういう人生を望んでいないのなら、過去事例を知っておいて損はないだろう。
入社6年目の終わりに会社を辞め、大企業に転職したものの、物足りなくなって1年半で再度転職した。
値下がりしきった株を処分するなどして作った1000万円を、自社のシードラウンドに投じた。
その会社は30億円以上を調達したものの最終的には立ち行かなくなって、現在ではゾンビ企業と化している。今でもその株式を持っているが、何の価値もない。
次に、今では超有望ユニコーン企業となっているスタートアップ企業に転職した。
しかしここでは満足のいく成果を出すことができなかったし、ストックオプションもなかったし、そもそも当時は全然成長路線ではなかったので、ここでは夢を見られないと思い辞めた。
スタートアップ2社で消耗しきったので小休止が必要だった。それでいったん大企業に転職した。
しかし数年働いているうちにまた元気が戻ってきた。もう一度スタートアップの世界で勝負したい。
そしてこの会社にやって来た。
あのITバブルから20年、「次こそは」とスタートアップに身を投じてから15年、ようやくここまでたどり着いた。
熱狂と失望の後、その会社は本当につまらない会社になってしまった。
多くの人間が株に狂って会社を辞めていったし、上がらない株価を見ながら「あの頃は良かった」と昔の思い出に浸るやつ、持てる者と持たざる者の間に生まれたしこりも残った。
別にそれが主因ではないだろうけど、業績も悪化して早期退職を募集することにもなった。
自分は、この会社にはそんなことにはなって欲しくないと願っている。
この記事を書いているのはそのためだし、これを読んだ人にとって何かしら考えるきっかけとなってくれたらうれしい。
もちろん今はITバブルのときとは状況が違うから、同じように狂う人間が大量発生するとは思えないけど、それでも自制心は必要だと思う。
せっかくなのでいくつかアドバイスしておく。
「上場初日に読めてよかった」「背筋が伸びた」「何度も読み直した」などなど、うれしいコメントももらった。
その後、この記事の効果かどうかは分からないが、幸いなことに社内に浮かれた雰囲気は全くなく、株価の話をする人間もほとんどいない。入社以来、勝手に感じていた使命を果たすことができたような気がしてほっとしている。
ここに公開するにあたり、オリジナル版にあった固有名詞や株価の推移を示すチャートなどを削除しているので、文章からいくらか臨場感が失われているかもしれない。しかしもしこの記事がこれからIPOを経験するかもしれないどこかの誰かの役に立つのなら、望外の喜びだ。
なお、15年かけて再びIPOを経験できたのだからさぞや嬉しかろう、と思う人もいるだろう。
実のところ、嬉しさよりも社会的責任の重さに身が引き締まる思いのほうが強い。格好つけているわけではなく本当に。
ストックオプションを行使できるようになるのはまだしばらく先だし、その頃に株価がどうなっているかなんて分かりやしない。事件・事故を起こすことなく、しっかりと業績を上げていくこと以外にできることはないのだ。
俺も大人になったもんだ。
まずはWantedlyさん上場おめでとうございます。ITベンチャー業界の末席を汚す筆者と致しましても格別な思いで眺めております。
想定時の時価総額は40億円でしたが上場するだけで210億円と5倍以上に跳ね上がるのですから、ここには夢しかないと言っても過言ではないでしょう。
日々インターネットで炎上案件を追い掛けている皆さんにおかれましては、DMCAの件であれだけ燃えたにも関わらずこれだけ株価が爆上げしていることに納得がいかないと思います。そこであまり専門的な用語を使わず簡単な解説をしたいと思います。
長くなると読まれないので結論から先に書きますが「買いの需要の方が極端に多くなるように、供給を著しく絞った」からです。
またこの様な銘柄の一般的な今後の傾向ですが「今がバブルなだけで株価は適正な値に落ち着くことが多い」です。
すごく極端な話、株価は需要と供給のバランスでのみ決定します。というか市場はその様な前提で仕組み化されています。投資家が「この会社は実力の割に今は安いし将来伸びるはずだ」と思えば買いの需要が増えますし、「会社の実力が過剰に評価されすぎ」とか「不祥事起こして信用できない」とか思えば減ります。
ここで言う需要を発生させるプレイヤーですが、大きく分けて「個人投資家」と「機関投資家」が存在します。
通常時の株の売買は買い手と売り手の需給がマッチした瞬間に成立(約定と言います)しますので株価形成に時間的な分散が発生しますが、新規上場銘柄の初回の売買には時間的な分散がありません。従って初値の株価形成時には大量の資金が瞬間的に動きます。
大量の資金が瞬間的に動くと何が起こるかと言うと、動かせる資金が精々数百万から数千万の個人投資家の思いなどは誤差の範囲となり、要するに影響力などありません。
新規公開株への投資方針は各機関投資家のアセットマネジメントに依りますが、どんなに少なくても億単位にはなるので、公募株式の数を絞ることによって初値を高騰させる方向へコントロールすることはある程度可能、という話になります。
供給を絞って初値が高騰する事自体は特段珍しいことではありません。そもそも厳密なコントロールが可能な訳ではないですし。
むしろIT系のベンチャーがマザーズなどの新興市場に上場する場合、上場の目的を資金調達よりも社会的信用の獲得に設定することが多いので、大抵の場合は需要過多で初値が死ぬほど高騰します。
この増田というサービスを提供している株式会社はてなも想定時の時価総額は18.5億円でしたが、初値が付いたタイミングでは80億円を越えました。4倍強です。夢がありますね。現在でも60億円程度なので誠実に経営をしていると市場から評価されているのでしょう。
上場と言うと日本郵政やLINEなどを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、あいつらは超巨大な規模でいきなり東証一部に上場しており、新興市場であるマザーズに上場する小型案件の話とは全く変わってきます。
一般に、VC(ベンチャーキャピタルの略)から調達するタイプの資本政策を行っているようなIT企業が市場からの資金調達を目的に上場することは、VCの利益確定のための上場(上場ゴールと揶揄される場合が多いです)と判断され嫌われます。
機関投資家は新興IT企業のやってることは理解できませんが、そこに投資をしているVCのやっていることは理解できるため「他人の利益確定に金など出さん」ということですね。今は上げてるけど当時のグノシーとかしょっぱかったよね。
もちろんベンチャー企業がVCから資金調達を受ける社会的なメリットもあります。
世の中には「あとは金さえあれば加速度的に成長できるのに…」という機会に恵まれる場合というのもありまして、まぁその多くが幻想なのですが、極まれにマジで成長出来てそして社会の役に立つ場合というのがありまして、そういうタイミングでまとまったお金を出せる可能性があるのはVCだけというシチュエーションは世の中には多々あり、そこでの投資行為の成功は社会全体のメリットとなりえます。
ややこしくなるのでここではベンチャー企業側やVC側のメリット・デメリットは論じませんが、もし貴方がVCから出資を受けているタイプのベンチャー企業・スタートアップ企業等で働いている場合は資本政策について敏感であった方が自分の身を守ることが出来ると思います。
端的に言いますが、SO(ストックオプション)を貰っていないならさっさと逃げましょう。やり甲斐搾取である場合が多いです。
いくつかありますが、
などが挙げられます。
会社には上場にあたって上場審査というものがあり、そこで「成長性」と「公益性」を求められます。というかその辺の準備に二年くらい掛かります。
なので「もう上場したし株式を現金化してはい終わり〜」とかされちゃうとヤバいんですね。なので創業者や初期の投資家など、大量に株を保有している人間は簡単に株を売れないようになっています。これをロックアップと言います。
しかし絶対に売れないとなるとそれはそれで夢がないので、売れる条件というのが付いています。その多くが「90日間」や「180日間」などの期間の指定、あるいは「株価が1.5倍になるまで」というような指定になっています。
「90日 or 1.5倍」とあります。
勘の良い方ならすぐに分かると思いますが、初値のコントロールが簡単である以上、このロックアップは実質意味を持ちません。つまり上場して即大量の株が売りに出され現金化される可能性があるということです。
株価は需要と供給のバランスによって決定されると先に述べましたが、今は供給を絞って値段を釣り上げた状態です。みんなが雰囲気で高い値段で売買している今の内に一気に売り抜けることによって利益を確定させられる状況にあるということです。夢がありますね。楽しみです。
ちなみに株式会社はてなの方のロックアップは180日と期間指定のみでした。誠実ですね。このまま頑張って欲しいと思います。
やまもといちろう氏がWantedly上場前夜にYahooニュースの方に職業安定法に照らし合わせた記事を上げられており、それに対する反応で「直前に出すなんて嫌がらせかよw」みたいなものがありましたが、初値バブルを少しでも食い止めた方が被害者が減る方向に働くと考えられるため、むしろ個人投資家や社会に対して誠実であるとさえ言えます。蓋を開けてみれば影響力なんて全く無かったんや…ということに気付かされただけでもありましたが。動画上げただけでAppBankを二日連続ストップ高まで操縦したヒカルを見習ってもうちょっと頑張ってくれよ!頼むぞ!
なるだけ平易な言葉と表現で書くことを心掛けましたが、それでもややこしくなってしまうのは過去に色々とやらかした人間が沢山いたせいです。経済活動というのは難しいですね。そういった視点でVALUなどの炎上を見ていると、今まで先人が踏んできた地雷を悉く踏み続けていることに気付かされ、こうやって人類は発展していったのだなぁと優しい気持ちになれます。こういった形で歴史の追体験が出来るとは夢がありますね。
この業界には夢がいっぱいあるようなので、みんなで幸せになっていけると良いなと思います。
狙おう一攫千金。こちらからは以上です。
予想した通りだった
VALU審査落ちたってエントリー書いてから1ヶ月足らずで炎上した
https://anond.hatelabo.jp/20170730123952
しかも懸念してた通り割とデカい炎上だった。金絡んでるから損した人たちの恨みは大きいと思う
審査の基準が審査する中の人の主観で決まってるのが理解できたし、仮に主観じゃなかったとしてザルだったのは間違いなかった
これからどうするんだろう
審査基準見直すのか、売り方とか買い方に規制かけるのか、特典を廃止するのか、それともストップ高とストップ安の値幅規制を構築するのか
多少高くついてもいいから証券取引所関連の専門家を雇うかアドバイス受けた方がいいんじゃないかと思った
中の人たちが自分たちは証券市場を模した市場をサービスしてるって意識は全く無いっぽい。外から見てるとそう思える
事実としては証券市場なのに、運営がそう認めないから投機の場所になってる事実が野放しになってる
その事実を認めた上でそれをやめたいなら証券市場的な機能を外すか、逆にその事実を認めた上で資金調達の場所として運営するのか
前も書いたけど理念が立派な分こういうことが起きると詐欺っぽさが逆に出てくる
それと思いついたのはVALUの運営会社に投資することはできないけど、VALU創業者のを買うのは擬似的にVALU全体の株を買うのと同じような意味になるからVALU全体の応援をしたいって意味ならそれがベストかもしれない
どんなコンペティションも勝ち取れば賞金が出る
野球選手が年棒で揉めることがあるが、あれは大抵の場合、もっとお金欲しいと言っているわけではない
あなたの私への評価はこんなもんなのですか、と落胆しているだけだ
お金が好きなのではなく、素晴らしい男が好きなだけだと言えると思う
お金持ってる男狙いに特化すれば、自分が男の能力を評価する必要はなく、他人の評価に乗っかればいいだけだし男選びも楽だ
ただし、すでに評価を得ている男は大抵伴侶がいるし、いなくても競争が激しいストップ高銘柄なので自分が選んでもらうことは難しい
そこで女は、まだ実績を得ていない若い男の才能を自分で評価して、青田買いしなきゃいけない
ということは、女だって目利きの能力が高くないとお金を手にすることはできない
結局、才能も能力も実績もない人は、お金を手にすることはないんだ
才能に不相応な泡銭を手にした人は一瞬で使い切るしね
はてながマザーズ上場して、ストップ高になって凄い凄いさすがはてなとか言って、アホだなぁと思ってた。
絶対にこのはてな株は極端に落ちるだろ。実力以上すぎるよなと思ってたら、
本日の値下がり率が、「全市場」で断トツ一位おめでとうございます!
-21.09%の値下がり率(笑)
マザーズ以外も全部含めて。
マザーズだけでも全市場でも、ぶっちぎりの断トツ一位の値下がり率おめでとうございます!
まぁ、はてな上場直前になって、はてな匿名ダイアリーの保育園アホンダラ文で
テレビで必死にステマしてたが、それが逆効果になっておめでとうございます!
もうね、はてな株はクソ株やら、こんだけ損したやら色々言われて、何だこの酷いはてなってのはとかさ(笑)
はてブボタンに仕込んだのはスパイウェアと同じであるとか書かれてて、そんな酷いことしてたんだ。
しかし、はてながストップ高になったてのは必死に記事にしてたIT系サイトって、
そのはてなが、三日坊主で終わってしまった命のことを何で記事にしないんだろ。
はてなって、IT系サイトにマイナスのことは書かないようにとでも口止めしているのか。
昔は祖母が好きだったのに、正直今は好きではない。
好きではないと言ったら嘘かもしれない。好きなはずだ。
でも、どうなっても別にいいという人になってしまった気がする。
よく価値観の違いで話が合わない。
他の家族でもよくあることだろう。
別にいい。
もう、なんていうか自分でも最悪と思うし、鏡見ろと言われたら泣き出すしかないんだけど、それだ。
しかし、美しい若い女に接待したり、金を払って優しくしてもらっても劣等感にしか繋がらないだろう。
もう、なんというか自分がどんどんゴミと化していき、美人の価値が連日ストップ高になっている。
あぁ、もう祖母を好きにはなれないだろう。
最近はどっちの祖母にもひどい遺伝を自分にさせたくせして、顔のニキビやらに文句言いやがってと思う。
母方の祖母はよく入院していた自分に付き添ってくれたのに、母親が中学受験の塾のテストの結果で激怒した時にかばってくれたのに。
もう、好きとは思えない。
祖母に優しくされても嬉しくない。
ちょっと小保方氏のSTAP細胞周りのことが賑やかになってきましたね。このことに関連してちょっと興味深いことが分かってきたので、僕も自分のはてなブログに書こうかやめようか考え中♩(by タルトタタン)だったんですが、さすがにこれは増田案件かなー僕まだ院生だから消されちゃうかもしれないしなーと思いここに書く次第です。
さてさて本題です。小保方論文についてはNatureに出たSTAP細胞論文とTissue Eng. Aの論文について不正疑惑が出てますが、その陰に隠れてNat. Protocol.に2011年に出した論文でも怪しい点が指摘されているんです。それが、この図。
Fig.5aのNumber of B cellsとFig.5bのNumber of neutrophilsの値がクリソツすぎる。違う細胞種を異なる条件で実験してるのに、この一致ぶりは奇跡。奇跡のリンゴ、奇跡ンゴ。SDは一致しないけど、いずれにしてもエラーバー小さすぎ。他の論文がいわくつきなので、これも故意によるものじゃないかと疑ってしまうレベルっすよね。
しかし話はこれだけじゃ終わらないんですね。
この論文の内容は培養した細胞で移植用の細胞シートを作ってマウスに移植したら成功しましたよーというもの。で、ここでは実験が再現できるようプロトコールを詳細かつ正確に書かなきゃなりません。なんせ、掲載ジャーナルがNature Protocolsなんだから。にもかかわらず、まー内容のクソなこと。ざっとあげると、
1 マウスの株を記載していない
2 免疫能力をもたないマウスを使っているはずなのにT細胞が見られる
3 論文の方法では全てのマウスやラットに適応できるはずがない
などなどです。なんでこんな怪しいデータ+クソ内容な論文がNature姉妹誌に載っているのかわけワカメですね。
実は、この論文のコレスポ著者はT京女子医科大のO野教授。小保方氏の大学院生時代の実質的指導者なんですね。O野教授は日本再生医療学会理事長でもあり、この世界の権力者でもあるんです。SHI・KA・MO!自身が社外取締役になっているバイオベンチャー企業の大株主なんです。
このバイオベンチャーはこの論文にもあるようにO野教授らが開発している細胞シートを事業の柱にしています。当然のことながら知名度の高いジャーナルに論文が載れば会社の宣伝効果は甚大ですから、会社の株も上がって株主もオイシイ思いができます。にもかかわらずこの論文の<Competing financial interests>のところには<The authors declare no competing financial interests.>とか書いてあってマジパネェっすO野教授。ちなみにSTAP細胞論文が出た後はこのベンチャーの株はストップ高になりました。いやすごい。
この論文で意図的な不正が行われたかは不明です。しかし、論文データは怪しいわ内容はクソだわで、いい加減なブツであることに変わりはありません。金銭的インセンティブが働いたためにいい加減な内容の論文を投稿したことは大いにありえるんじゃないでしょうかね。でもって、こういう指導者のもとで教育を受けた小保方氏のその後の論文データに対するワキの甘さっつーかいじくり方っつーのもそういうところから来てるんじゃないかなーと思ってしまうわけっすよ。
ノバルティスの件もあるし、バイオ業界はもう腐るところまで腐ってきてんじゃないかと思いますね。どうなんですかね。理研も早く何かアナウンスしてほしいですね。とりあえずソレ待ちですかね。
それじゃ僕はこの辺で。逃げろー!
250 名前:山師さん@トレード中[sage] 投稿日:2013/02/15(金) 16:52:39.14 ID:XywO/PQe0
大証がJASDAQ上場の20銘柄を抽出して、みなし株価を平均した
JASDAQ TOP20指数インデックスってのを発表している。
それに合わせて、シンプレクスがJASDAQ TOP20に連動するETF
それは、ガンホーの株価がここまで高騰することを見込んでなかったため
ガンホー1銘柄の価格変動が、インデックスならびにETF全体の44.4%を支配する状況にあること。
つまり、来週月曜に他の19銘柄がすべて1%ずつ下がったとしても、
ガンホーさえストップ高(+20.2%)になれば指数自体は2411.93(+7.9%)になる。
しかもストップ高になれば、みなし株価(平均化する際に用いる株価)も大幅に上昇するとともに
指数寄与度も49.2%にまで上昇し、ますますインデックス、ETFの価格がガンホーに連動しやするくなる。
つまり、直接ガンホーを買わずとも、ETFを買えば実質的にはガンホーを半分買ったことになる。
以上。
市場にはこういう欠陥がいっぱいある
MSCIとか有名だよね