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はてなキーワード: アニメ映画とは

2022-11-11

anond:20221111140656

そのお三方は、とくに、躍動感ある漫画を描きたがってる印象があるよね。

動きがあるという意味では、アニメ映画でもCG映画でも実写映画でも、ホントはどれでもいいんじゃないか。

anond:20221110203659

井上「うおおおおアニメ映画作るぞ!」

鳥山「うおおおおアニメ映画作るぞ!」

尾田「うおおおおアニメ映画作るぞ!」

なぜなのか

漫画はそんなに不完全なメディアなのか?

映画館スマホ弄り続けている人への対処

自分は週に1、2回ほど、映画館に通うくらい”映画館で見る映画”が好きだ。

ただ、ここ最近上映中のスマホ弄り人間にぶち当たる確率が高くなった。

モヤモヤした気持ちがずっと晴れないので、ここに放流して消化したい。



・某ハリウッド映画の時

続編なので冒頭からシリアス演出だった。

にも拘わらずずっとスマホゲームしてた。

私は泣きながら「スマホ弄るの辞めてください」と声をかけた。

そしたらその人は出て行った。何しに来たんだ?

・某アニメ映画の時

座席の埋まり具合はまばらだった。

一つ座席を開けた隣が上映予告を終えた後も画面を隠すことなくそのまま弄り続けていた。

その映画を見るのは初回だったこともあって、真剣に見たかたから意を決して「スマホ触るのやめてもらえますか?」と声をかけた。

そしたらめちゃくちゃ睨まれた。

申し訳なさそうな顔をするでもなく、睨まれた。

自分がびっくりして茫然としてる中、結局ずっとスマホ弄り続けてた。めちゃくちゃメッセージアプリ開いてた。

しかクライマックスにも差しからいくらいのところで出て行った。

2人で来ていたようなのだが、上映前の言語を聞いたり、顔を見た限り日本の人じゃなかった。ベトナムとかフィリピンとかそこらへん。

海外じゃ普通なんだろうけど、ここは日本だし上映前の注意もあるのに…?とモヤモヤしながらクソ映画体験になった。

ホラー映画の時

週末ということもあって座席はわりと埋まってた。

上映して20分ほど経ったころ、斜め前のお団子頭の女性が徐にスマホを弄り出し、その連れの男性に画面を共有しだした。

その映画複数回見たということ、前回自分から声をかけても結局辞めてもらえなかったこから自分で注意せずにスタッフを呼びに行った。

シアターを出てすぐのところにスタッフの影がなく、わざわざチケットもぎりのところまで行って「すぐにスタッフを手配する」と言われ、席に戻った。

ら、その女性は気配を察知したのかスマホを弄らなくなった。

スタッフも2回ほど見に来たけど、該当の座席番号の人物現在進行形スマホを弄ってないのを見て、その後は見回りに来なくなった。

そしたらクライマックス30分でまためちゃくちゃにスマホ弄り出した。しかそいつもめちゃくちゃにLINEしてた。

さらにはくくってたお団子をおもむろに解き出し始めてなんかめっちゃリラックスし出した。

もうスタッフ呼んだところで終わるし、とっととスタッフ最初に注意してくれれば最後まで楽しめたんじゃないかってモヤモヤした。



映画館スタッフの人にお願いしたい。

例え現行犯じゃなくても、クレームが出てる時点で一度はその座席の人に注意してほしい。

結局隠れて触り出してるし、隠れてるってことはあいつらはわかっててやってる。

アルバイトの人で権限がないのならすぐに社員相談してほしい。

そのシアターでそういう人が一人でもいるってわかったら巡回の回数を増やしてほしい。

最近だとアプリ字幕だったり音声補助のシステムがあるのは知ってる。音声補助に至っては使用したこともある。

でも、字幕スマートグラス用だし、音声補助は上映後液晶は伏せて置ける。

から大半はそういうのを使用していない、迷惑だってことも判別つくかと思う。

スタッフに言ってもダメ自分で注意してもダメ自分はあの時どうすればよかったんですかね。

1900円捨てて迷惑客外に出して怒ればよかったんですかね。

今後同じのにぶち当たったとき対処の仕方がわからなくなった。









最後に上映中にスマホを弄る人へ

家帰って配信見てろボケクソが二度と来るな飲食物も買わない映画館にも金を落とさねえクソ客がよ

2022-11-04

[] 『ぼくらのよあけ』

昭和かよ!」(小松左京の方を見ながら)

いろんなSFアニメ映画を思い出したが、二重の意味で『楽園追放』だった

(他に、『地球少年少女』(将来ロケットに乗って宇宙に行くぜオチ)『雨を告げる漂流団地』)

2022-11-03

君の名は。アマプラで見た

あんまりえすえふじゃなかった

アニメ映画としてはクセがなくてよかった

あとぱんつ見えるのは気になる

2022-10-21

70点を積み上げても良いアニメにはならない

今日、あるアニメ映画を見てきた。

2本立てになっていて、どちらから先に見てもいいが見る順番によって受ける印象が全然違うよ、みたいな触れ込みのやつ。

先日他の映画を見た時に予告がやっていて、なんか面白そうな企画だなと思ってみることにした。

情報仕入れてない。ちょっと面白そう、くらいの興味だったので。

で、まあ感想だけど、内容については何も言わない。まだ1本目しか見てないので。

しかし、内容を差し置いても今回一つ強烈に感じたのが、アニメというものは70点を積み上げても、決して70点の映画にはならないんだなということだ。

一つ一つ感想をいっていくと、

作画、悪くなかった。単調だし動きが少なかったが全く崩壊することなく、きれいだった。及第点

音楽、悪くなかった。全体的に劇伴が少なかったが、挿入歌劇伴ともに違和感を覚えたり、不快になることはなかった。及第点

演技、悪くなかった。声優ではなく、役者系が演じていたので、素朴な感じではあったが、酷い棒演技などはなく、淡々とした作品に合っていた。及第点

脚本、悪くなかった。SFなので独特な用語や背景説明など、小難しいところもあったが、本筋はシンプルでわかりやすかった。及第点

キャラデザ、悪くなかった。平凡であまり個性がないが、しっかり描き分けられていてキャラ混同したりしなかった。及第点

そう、全部が及第点なんだよ。でも何も心に残らなかったんだよ。

印象的なシーンを思い出そうとしても一つも浮かばない。

なんというか、進研ゼミマンガみたいな映画だった。漫画の態は成していて、それなりに面白いんだけれども、読み終えたらすぐに忘れてしまうような、あの感じ。

なんだろう、やっぱり良いアニメ(というか印象に残るアニメ)にするにはどこかで100点や0点を取らないといけないのかな。

それが作家性ってものなんだろうか。

とにかく今日見たアニメ映画は悪いところがひとつもなかったのに総評としては40点くらいの映画だったよ。

2022-10-12

素人による今後のAIの動向予想

NovelAIクオリティ動画生成が可能

動画生成の3D表現化&カメラアングル指定可能

ボイスチェンジ音声合成がよりなめらかに

一人の人間脚本を書いてアニメ映画制作

アダルトビデオAIで生成され始める

脚本プロットを書けば細部を詳細化してくれる小説AI誕生

脚本プロットだけで簡単映画作成可能

素人制作アニメ深夜アニメクオリティと遜色なくなり、素人投稿型のアニメサイトが主流化

2022-10-09

映画】バッドガイズ

・画面がすごい綺麗だった

テーマストーリー大人向けだけど

 リアリティライン子供向けアニメのそれだったのでそこでたまに頭の中で調整する必要があるときがあった

スパイダーバースの後に作られたアニメ映画って感じだった

・画面?絵柄?がマットな感じ?ですごくかっこよかった 色もおしゃれですごくよかった

獣人人間比率が謎

ちょっとズートピア思い出した

 あと尻尾本音〜はビースターズ思い出した

2022-10-01

anond:20221001220201

無料で見れたテレビ放映アニメと、金払って映画館行かなきゃならないアニメ映画の違いだろ

anond:20220930015933

コメント返信

>悪い事してるやつが許されがちなのはメイン視聴者層元ヤンとかそういう奴らだからだよ~

非常に腑に落ちる解説ありがとうございます

書いてあるとおりなら、私がワンピにハマれなかった理由が見えてくる…

私は元ヤンではないし、なんなら全く真逆位置にいるタイプなので、そりゃあ合わないなと。

元々ワンピ一般人というか陽キャ向けの作品なのは分かっていましたし、世代性別を選ばない人気がある作品でもありますからね…。

対してDB男性人気ばかりで女性人気はさっぱり…

流石に人間正しくなきゃ生きる価値無しとまでは思いませんし、任侠的な要素も割と好きな方ではありますが、やっぱりウタは受け入れられないなー

>こうであったら良いけどこうじゃない方が儲かる、みたいなモデルケースになっちまった感は確かに。~

同意して頂いてありがたいです。

私が述べた原作付きアニメ映画のあり方は悲しい事に理想論であって売れる映画モデルでは無いんですよね。

オリキャライラついても原作ファンは見に行くはその通りで、私も恐らくというか絶対あいったオリキャラDB映画に出てきても1回は見に行くでしょうね。

考えたくないことですが…

ていうかウタほどの悪人あの世普通にのさばってるってマジですか…?

ただし、それについては原作をしっかり知らないのでなんとも言えませんね…

DBは作者が一番設定をわすれているので誰も怒らん

作者が一番設定忘れているは否定しませんが、誰も怒らんは100%違います

神と神や復活のF、ドラゴンボール超TVシリーズ映画漫画)には作者が原作設定を忘れて後付け設定による上書き批判が大量に飛び交っていますので。

まあ最近映画の方でエグゼクティブPが厳しくチェックするようになって大分マシになりましたがね。

竜とそばかすの姫を見て後悔した

この映画金曜ロードショーで上映されたらしいのだが、子供の世話で見る機会がなかった。でもアマプラ配信しているのは知っていたから昨日の夜にそちらで視聴した。

結論を言えば全然面白くない。たしか感想を探しても似たりよったりな低評価散見されるが、そもそもこの監督は叩かれやすいかバイアスがかかっていると推測してある程度は無視していた。だからあらすじやビジュアル、そして個人的名曲だと思っているOPだけしか知識を入れずに素の状態で鑑賞した。

それでも全然面白くなかった。

もちろん良かった点はある。とくに主題歌アニメ映画としてはきちんと作り込んでいると思われるし、なにより曲単体がとても好きだ。昨今の流行を外してイントロが長いのもいい。

それと、冒頭10分程度に収まっている、主人公仮想世界ログインするシーンとかは中々わかっているなーと思う。

逆にそれ以外は全く面白くない。

この映画を見る前に曲だけはラジオなどを通して頻繁に聞いていたため、YoutubeMusicなどではかなりリピートしていた。なので本編より曲の方にずっと思い入れがある。

からこそ、本編があの出来であるのが辛い。自分の好きな曲が主題歌となっている映画がああいものだったなんて。

似たような例としては、打ち上げ花火がある。ただあれはもはや笑い話にもならないくらい酷くて、曲以外の良い要素がゼロという点で突き抜けているのでまだよい。そばかすの姫は一応は見どころがあるから困る。

とりあえず思ったことを箇条書きにしておこう




端的に言って脚本がひどすぎる。サマーウォーズOZというシステムをうまく利用しているのに対して、竜そばのそれはTwitterで十分だと思う。Twitterニコニコ歌ってみた人が思いがけずバズるということを発端にして現実問題に向き合う、という内容ならばヒットはしないまでもそこそこの良作品になっていたかもしれない。

この映画ではアバターを通すことでその人の本質や才能を引き出す、という設定がある。だけど現実SNSにおいて自分を偽ることで才能を発揮できる人は数多くいる。主人公が人前で歌うことができてそれが非常に上手かった、という描写現実Twitter等でも見る現象であり物珍しくない。そのくせアバターの介在なしにはっきりと歌えるという部分にはリアリティがなさすぎる。

そして竜の存在も酷い。竜はあの世界において自治組織から目をつけられる存在だけど、50億もの人がいる場のおいて単なるPK行為が衆人のもとで白日にさらされることなんて殆どない。例えば遊戯王世界大会において優勝するほどの実力者だけど顔や素性が一切不明暴力行為不正行為の疑いがある、というレベルならまだ理解できる。だけどTwitter規模で暴力不正をしたところでお尋ね者になったりはしないだろう。

逆にあの程度の暴力行為だけで盛り上がれるというのは、それだけUという仮想現実では娯楽がないということかもしれない。

徹頭徹尾、Uという仮想現実空間は虚無なんだよ。

サマーウォーズほど舞台装置として機能していないし、そこにいることで自己実現をできるほどのものがあるとは思えない。派手な演出ごまかされているけど、あの世界が存在する意義が最後までなかった。

監督美女と野獣現代的にアレンジしたいだろうけど、舞台装置が酷すぎるし主人公があまり搾取され過ぎなので整合性面白さも何もない、虚無な映画となっている。

作家性のあるアニメ映画監督

作家性のあるアニメ映画監督新海誠細田守の名が挙がるのに違和感を覚える

絵を作る才能はあるけど作家性は無いような

2022-09-30

アニメ映画友達と見に来たよ

「何名様ですか」

「あ、にめ(アニメ)い」

なんつって

ぷぷ

anond:20220929200607

これ、多分「順番が逆」なんじゃないかなって思う。

誰かの事を好きになってからデートするのか、そうじゃないか、みたいな。

同じ趣味とか「これを一緒にやってればずっと楽しい相手と一緒に行動するのは楽しいよね。

アニメという共通項があるなら新作のアニメ映画見に行くとか、同じアニメが好きならDアニメとかでそれ見ながら語り合うとか楽しいじゃん

鉄分が強めなら列車の旅したり列車撮影したりするの楽しいだろうし、登山という趣味共通項ならどこかの山に一緒に登る、みたいなね。

デートサイゼリア』が炎上するのにも似てるんだけど「価値観」がどれだけ近いか大事だと思う。

もちろん「私」という人間は、この世にひとりしかいなくて「通じ合う、分かり会える」みたいな幻想を追いかけるのはイクナイんだけどさ。

恋愛したい』『性的交渉気持ち良い』みたいのも幻想とまでは言わないけれど「そこを目的」にしちゃうからデート苦痛なっちゃう。

アニメ漫画が好きなら自分が好きなジャンル作品を描いてる性的対象(※LGBT配慮しますた)の作家さんと交流するとこからだろ。

鉄分多めなら鉄分多めな性的対象を見つけるところからだろ。

弱者男性』という言葉が嫌いというか、何を持って弱者と言っているのかしらんけれど、弱者と誰かを定義して蔑んだり、みずから弱者という場所に置いても何も変わらない。

変わりたくない、自分はそれで構わない、ひとりでも良いという人はおそらく「デート苦痛」を考えることもないだろう。

恋愛性的交渉目的にしているうちは『デート苦痛』だ。当たり前だ。

ゼリアでデートしたいならゼリアがオッケーな人を探すところからだし、4Cのアクセがオッケーな相手と付き合ってればSNSに「4Cのアクセプレゼントされて私は、この程度の価値しかないんだ」みたいなことを投稿されたりもしない。

わたしあなた」は他人から

完全に一緒を望むことは出来ない。

だけれども、だからこそ

趣味や嗜好、着る服の好み、食べ物の好み、旅行での振る舞い方、時間に対する価値観遅刻オッケーとか時間厳守とか)

そうしたことで「同じだ」と思える人を探そう。

まあ手っ取り早いのは「趣味サークル」に入ることだと思うよ。しらんけど。

DB好きがONEPIECE film:REDを見て必ずしも映画が売れる事が良いとは限らないなと思った話

一昨日の夜、タイトルに書いた映画を見てきて、色々と気持ちが整理出来たので、備忘録としてこれを残す事にした。

先に結論から書いておくと、私はこの映画シナリオ以外の部分は文句なしで好きであるものの、シナリオもとい映画メインヒロインであるウタの存在に大いに疑問を抱いた。

そしてこのウタの存在映画の売れ方、更に自分本命作品であるドラゴンボールとの関連性を見てタイトル結論に達した。また、ワンピファンライトもヘビーも、特にfilm:REDが好きな方)にとってあまり良い印象を持たれないであろう内容を書いている事を明記しておく。それを念頭に置いて読むか読まないか判断をお願いしたい。

以下詳細に書き記す。

まずは私のワンピ遍歴から

といっても実は私は原作をしっかり読んだことが無く、昔にゾロが仲間になった付近までを読んで自分には合わないなと思い、読むのを辞めている。内容もほとんど覚えていない。それ以外では2chのまとめなどのネット記事ネタ動画コラ画像などの賛否別れるであろう二次創作でうっすら知っているぐらい。簡単に言えばにわかである

そんなワンピにわかの私がfilm:REDを見ようと思ったきっかけは単に周りで流行っていたからだ。ネットでもリアル人間関係でも耳にしていて好評を聞いていた。そして、それに加えて実は試写会から公開当初にかけて、原作ワンピースファンから著しく評判が悪かったのも風の噂で聞いていた。そんな評判で何故こんなに売れたのか?と不思議に思ったのだ。原作ありきのアニメ映画というのは、第一原作アニメファンの為に作り、それに加えて新規層の確保が主な目的だと思っているので、原作ファンに不評なのによくヒットしたもんだと純粋な疑問と好奇心が沸いたかである

また、話は変わるが私はドラゴンボールという作品の大ファンだ。ワンピ同様有名タイトルなので、知っている方も多いだろうから詳細は割愛するが、このDBワンピは実は関連性が非常に高い。

・連載期間は違うものの同じ雑誌掲載されているバトル漫画大人作品

原作者同士で仲が良く漫画で大々的にコラボや対談なども複数回行っている。

アニメ制作会社(東映)、アニメを放映している放送局フジテレビ)、グッズやゲームなどの販売会社バンダイナムコ)がモロに被っており、アニメ製作陣や販促に似通った節がある。アニメゲームでもパロ含めてコラボを行っているほど深い縁がある。

このようにかなり深い関係にあり、DB界隈にそれなりに深く長くいれば、確実にワンピ話題は耳に入り、恐らく逆も然りだと思われる。良くも悪くも比較されて並べて語られることも多いので、ファンが一部対立していたり、どっちも好きな人、片方嫌い片方好きな人がいるなど、色々とカオスである。かく言う私は良くも悪くもワンピは興味が無く、嫌いでも好きでもないと言った感じだ。しかし、ドラゴンボールはめちゃくちゃ大好きな為に近年のDB映画の高クオリティ作画に圧倒されていたこともあって、同じ東映作品作画陣が本気を出して作ったfilm:RED作画構成に興味を持った。恥ずかしながら、あわよくばワンピで使った最新技術を今後のDB作品でも使ってくれないかなーなんていう下心があったのも付け加えておく。とにかく東映映像技術の視察名目があった。

で、映画を見た感想に移ると映像面、音響面ではかなり満足する結果を得られた。CGや高クオリティ作画を駆使したライブシーンと戦闘シーン、ベテラン声優DBZの効果音をふんだんに使っており、迫力も満載だった。DBで一軍の作画である高橋優也さんの名前EDクレジットで見た時は本当に興奮した。

ウタ役の名塚佳織さんもadoさんも賛否両論あるもの自分はそこは受け入れられた。これは恐らく原作ファンではないからというのが大きい。鑑賞目的の一つである技術視察という面で言えば大収穫だったので、これだけで1800円払う価値があったと言える。あと、分かっていたとはいえ声優陣がDBともろ被りなのが、中々に笑いを誘った。

さて、本題である批判部分だが、第一にも第二にもシナリオ構成とウタにある。これが非常に疑問というか一部(多くの?)原作ファンから不評なのが納得する内容だった。1番言いたいのはウタはかなり悪どい事をしているにも関わらず他キャラ特に観客及びルフィ一派から許されすぎだと感じた。過去に悲しい出来事があったのも引き返せないのも分かるし、逃げたくなる気持ちも分かる。キノコ副作用暴走したのもわかるが、それでも世界の7割を巻き込んだ集団心中未遂はやりすぎだし、簡単に許されるものでは無いと思う。一番辛いのはウタじゃなく、ウタの歌を純粋に楽しんでいたのに不幸な事故に巻き込まれた罪なき観客達及びルフィ一派だと感じる。せめて、もう少し観客に叩かれる描写を強化するかルフィシャンクスゴードンなどがキノコ暴走する前のウタ(具体的に真実を知った1年前)を多少なりとも咎め描写を入れてくれれば溜飲が下がったのだが、自分が見た記憶ではそれは無かった。擁護派の方が特典冊子を読めばウタの事を理解出来るというので、2回ぐらいちゃんと読んだが残念ながら上記感想になった。とにかく自分倫理観的には受け入れ難い人物だった。全部トットムジカが悪くて、ウタは全く悪くないは流石に無理があったと思う。ただし、最後亡くなった事を考えると本当に全く悪くないとは思ってないだろう。多分

そして、どうやらこういう風に思ったのは私だけでは無いらしい。同じく受け入れられなかった人々が試写会から現在に至るまで苦言を呈している。それらの評価を読んでみると大いに同調出来るものが多い。ワンピにわかの私ですら、このような評価を下してしまうぐらいなので、原作ファンでこの映画が好きじゃない方にとっては耐え難い苦痛だろう。「原作者が関わっているとはいえ、後付けぽっと出の映画オリキャラチート能力を使って無双しまくり」「オリキャラを立てる為に既存キャラの設定が壊されて時系列等に矛盾が生じる」などが行われた(らしい)ので、たまったもんじゃないのは大いに賛同出来る。同じような事をDBでやられたらめちゃくちゃブチギレる自信があるぐらいには理解出来ているつもりだ。一応本編とはパラレルという補足はされてるらしいが、それでも嫌な物を見てしまった事実からは逃れられないのも理解出来る。せめてこれが映画という大々的な作品での発表ではなく、ゲームオリジナルストーリーなど明確に本編と違うおまけの物として扱われていれば、まだ受け入れられたのかなと感じた。それじゃあ、ado宣伝にならないか絶対やらないだろうけど。

しかし、残念ながら映画は大ヒットしてしまい、これがワンピースの代表作であり、この作品を絶賛する層と受け入れられない層とで決定的な溝が出来てしまった。どこもかしこ新規層によるRED及びウタの話題で持ち切りになっていたら、反RED古参から悲鳴という名の批判REDファンに突き刺さり、盛大な論争へと発展していることだろう。というかしている。最初の方でも書いたが、私は原作ありきのアニメ映画の正しいあり方というのは第一原作アニメファンに向けて作り、第二に新規層の開拓にあると思う。今回の映画は前者をやや蔑ろにし、後者に重きに置きつつ、ado宣伝に使ったという印象が強い。なので、興行成績的に言えば大成功だが、反RED原作ファンからすれば全く嬉しくない成功であろう。なんせ、これで売れるってのがわかってしまったので、またやらかす可能性が出てきてしまう。

私もDBに関してはガッツリ原作推しなので、もし万が一このような事態になったらと考えたら身震いがした。そして同じアニメ製作会社故にこのような方式DB映画が作られた可能性がある。よって某ネットミーム風に言えば「逆だったかもしれねェ…」ってやつになってた可能性さえある。もし仮に作られたとして流石にREDほどヒットするとまでは全く思わないが、成功しようが失敗しようがそんな映画自分の好きな作品に残るのは絶対に嫌なので、嫌な言い方になるが作られた時点で負けである。少なくとも私はめっちゃ嫌だ。

こうして、タイトル結論へと帰結していく。ぶっちゃけ、この記事対岸の火事に飛び込んで火達磨になった事のレポでしか無い。しかし、これを読んでRED及びウタ推しアンチワンピ好きな人DB好きな人、どっちも好きor興味無しetc…どんな層であっても何かしら感じ取れる部分があったなら、それで良い。是非コメントを残していただけたら有難い。なるべく削ったつもりだが、とんでもない長文になってしまった事をお詫び申し上げる。

そして、最後まで読んで頂きありがとうございました。

追記:ちょっと文章修正

コメント欄にてコメント返信を行いました。

また、記事を書いたあと時間が経って書いたものを読み直したり、色々と考えを深めていたら他にもウタに関して追記したい事があったので、補足

ウタが現実世界海軍民間人攻撃された際にやめてー!と言って必死で手当していたけど、あれを見て恐らく大部分の方はウタは優しい子なんだなーとか好印象を抱いたと思う。

しかし、私はいやいや、なんか必死こいてるけど元はと言えばそっちが勝手に巻き込んだせいだからな。海軍だってそういう選択を取るつもりは無かったのに、あんたのせいだからな。とシラケた感情になった思い出。

とにかくこの子は良い子で悪くないんですよ感を強調されてうんざり

あと最終的に死んでしまったのが気に食わない。

死んだ事が禊のつもりで逃げるいうテーマに沿ったものなんだろうが、寧ろ生きて自分が犯した罪を償って欲しかった。

まあそれじゃあラストに繋がらないからそうする理由はなかったんだろうな。はぁ…

最後にウタの心情補完をもっとみっちりやってくれたら、まだ私でも同情出来たかもしれない。

ウタと似たような動機境遇心中を測ったキャラ複数名知っており、普通に好きなキャラもいるぐらいだが、どれも原作者の心情描写が光る作品だったので、小説漫画などでそこら辺を補完してくれたら話が変わったかもしれない。

そしてそれらの作品基本的映画のような短編ではなく漫画ゲームなどのそれなりシナリオがみっちり描ける媒体からこそ、深堀出来たのだ。

批判レビューの中で映画でやるべきじゃなかった、ワンピでやるべきじゃなかったとあるが、正しくその通り。

ウタは映画で扱いきれるようなキャラではなかったのだ。

その他色々言いたいことはあるがマジで無限文句が出てくるので一旦ここまで。

シナリオ面は叩けば叩くほど埃が出てくる映画だな本当…

2022-09-25

anond:20220925095225

公道スケボー」が「小学生が真似をする可能性のある」として、コナン君の一部の話もPG12指定になるのかな?

というか初期のコナンに「暴力残酷」で引っかかる話がいくつかありそう。

PG12

性・暴力残酷麻薬などの描写や、未成年役の飲酒たばこ自動車運転ホラー映画など、小学生が真似をする可能性のある映画がこの区分対象になる(アニメ映画に関しても同様)。

映画レイティングシステム

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A0%E7%94%BB%E3%81%AE%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

2022-09-20

anond:20220920125200

キャンセルカルチャーってことで不幸、マイナス通貨のほうが有名だけど本来お金感謝して払うんだよね

たとえば有名アニメ映画監督が部下を過労死においやった話なんか±ゼロなのかマイナスなのかプラスなのか

お金感謝としたらたぶんプラスなんだろうけどなんだかなぁ

2022-09-17

anond:20220917124609

ひとつ目、色恋要素ゼロストリートファイター2主題歌が「恋しさと切なさと心強さと」みたいな。

これはTKブームだったからとしか

そもそも格闘ゲーム劇場アニメ映画になること自体が異例だった

そんだけストII流行ったんだけどさ

anond:20220917122821

>>ひとつ目、色恋要素ゼロストリートファイター2主題歌が「恋しさと切なさと心強さと」みたいな。<<

これはTKブームだったからとしか

そもそも格闘ゲーム劇場アニメ映画になること自体が異例だった

そんだけストII流行ったんだけどさ

2022-09-15

KADOKAWA関連のオタクコンテンツまとめ



他になんかある?

2022-09-13

尾田栄一郎鳥山明井上雄彦も結局みんな「うおおおおおおアニメ映画作るぜ!」っていう流れになるんだね

そもそも手塚漫画映画を紙という媒体に落とし込んだものだったし、漫画家が映像媒体に惹かれるのは必然なのか。藤子・F・不二雄大友克洋アニメの魔力に取り憑かれたもんな

2022-09-08

イラストレーター v.s. プログラマー

まあ対立構図に直面してるわけではないのだけど。

将来イラストレーターになりたいって宣言してる、姪っ子。

俺は職業プログラマーとして彼女アドバイスすべきではないか、という気になってる。

いや実際は、あの子は何を言っても聞かないっつーか、自分で決めたことは曲げないか無駄なのだが。

しかしそれでも、人生の先輩としての、大人責任感なるもの独身ミグタウの俺にもあるみたいで、うずく

イラストレーターが閑職になる未来が、俺らプログラマーには(もはや)解っているのだから

夢みる子どもが食えない職業に突き進むのを、応援だけして後は知ったことかってのはマトモな大人のやる事ではない。

せめて選択肢を示すくらいはすべきではないかプログラミング楽しいよ、と。

彼女意志が強いし才能もある。

だけど、この先の未来彼女を待ち受けるのは、わずかなポストを奪い合う凄惨な争いだ。

生き残るのは、高度なオリジナリティーを生み出し続けるホンモノの才能だけ。

純粋確率問題として、彼女運命を引き当てる可能性はごくごく微かな数字しかない。

機械学習は楽観的な人たちが言うような「便利な筆」じゃない。

それは言うなれば——正確なたとえではないが——機械のドレイを雇うのに似てる。

クリエティティーはAIが発揮して、イラストレーターはそれを監督するだけ。

そしてその仕事は、発注する側の人間が代行できる。アニメ映画なら監督が、漫画なら編集が、よりハイレベルな指示を行い実作業担当しない立場人間が、直接使役した方がコストカットできる。

俺は美術の分野は門外漢だけど、そんな俺にも判ることがある。

美は一般オリンピックのような競争ではない、ってことだ。

絵画コンテストならともかく、商業の場、企業コンペで「AI を使わない部門」というのはたぶん開かれないだろう。顧客が求めるのは役に立つ美、そのものだ。レギュレーションを揃えた競争にはならないし、創作の上で人間がどれだけ苦労したかなどどうでもいい。

それゆえに明日クリエティブシーンでは AI を駆使するのは前提になってくるだろう。イラストレーターが実際には創作などしてなくて、ただ上がってきた絵をチョイスしてるだけだとしても、彼女著作権を主張すると思う。

——どこまで自分創作に貢献したかは、外部から観測不能から

そんな訳で、これから多種多様な人々が「イラストレーター」になれる時代になるのさ。あらゆる職業の人たちがイラストレーションを駆使する事になる。

…そして皮肉なことに、職業としてのイラストレーター縮退する。俺たちが殺したのだ。でもプログラマーなら同意してくれると思うけど、そんなことを気に病む同業者はいない。だよな? プログラマーなら誰だって明日自分仕事を奪うために今日コードを書いている。プログラム自分に、誰かに、成り代わって働くように設計する。プログラマーって本質的に「誰かの仕事を奪う仕事」なんだ。

2022-09-05

ONE PIECE FILM RED感想

なんかシナリオ夢小説だってのばっかり言われてるけど、そもそもシナリオ自体の作りもかなりまずくないか

いきなりウタのライブを見にきてバーベキューしてる、いかにも日本フェス()満喫してますみたいな麦わら海賊団のシーンから始まるんだけど、なんでグランドライン進んでたはずのルフィがあの場所にいるのかも説明がないし、いきなり全員が知っていてファンだってことにされるのが意味不明

いや、なんでああい場所いるかってのがそもそも伏線になってるでしょ?って言いたい人がいるのもわかるよ。でも表現稚拙すぎてそう機能してないんだわ。

あと、あのバーベキューシーンを書きたかったんだろうね。「こんな特等席で見れるなんて」みたいなセリフが出てくるんだけど、ルフィたちがいるのはステージ前に謎にある離れ小島だよ?ほかの観客はみんなその小島ステージを取り囲むように配置されてるの。なにその晒し台。しかも一応指名手配犯だろ。マジでどうなってるんだ。ファンみんな海賊嫌いって設定なんだから、秒で気づかれるだろこんなの。

あと、ビッグマム生きてるのなんで?時系列意味不明すぎるんだけど。

まあ、原作準拠してないって話はパラレルワールドからいいよってことにしよう。そういうアニメ映画結構あるしね。


あと、ライブシーンな。

まず、最初の「新時代」を歌うライブシーンと思われるシーンなんだけど、マジで最悪。

ライブというからには演者は観客の方に向かってないといけないけど、この映画では四六時中カメラに向かって歌う。それはライブじゃなくてPVなんだわ。舞台で歌ってるシーン自体もかなり少ないし、ウタの能力のせいもあって、本当にワンピースキャラソンPVって感じなんだけど、ライブシーンって銘打っていて、キャラクターライブアクトを見せますよ!みたいな映画なのに肝心の歌唱シーンがこれって酷くない?とりあえず監督アイカツプリパラを1億回ぐらいみて、タツノコプロトイレウンコでも食ってろって感じ。

そのあとに「私は最高」って歌で「あーここはディズニーヒロインっぽいのやりたいのね」ってのもわかるんだけど、ああいうのはストーリー上でのキャラクター描写とそれに沿った作詞あってこそであって、Adoから上がってきた楽曲に宛書でコンテ書いてるようなメインストリー全然整合性の取れてない歌唱シーンぶち込まれても、一切感情移入できないのね。

それ以降の歌唱シーンも全部本編の間にある異物て感じ。なんか、ワンピースアニメYoutubeで見てたら、合間合間にAdoの曲の広告まれる感じみたいな映画なんよ。


もう見てる間中ずっとクソクソクソって心の中で思ってたし、人生で初めて映画中退席しようと思ったわ。

後半歌のシーンが減ってきたら嫌悪感も薄れてきて反笑いで夢小説的なシナリオを眺めてたんだけど、シナリオ抜きでも相当ひどい映画だったと思うよ。


追記コメントで「逆張り」って言うけどさ、根拠なく批判してるわけじゃない分からないの?売れてても売れてなくても知らねーよ。見に行った映画がクソだったから書いただけだろ。

「何に対しても反論してそう」って言うけど、批判意見根拠のないレッテル貼ってること自体が「何に対しても反論してそう」って感じなんだけど。ブーメランじゃないの?

というか、具体的な反論もないし、お前らもあれがクソだってことは薄々気づいてるんじゃないの?

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