はてなキーワード: NeXTSTEPとは
少し前にmacOSはLinuxではないとTwitterで話題になりました。その際に
といった内容のTweetを見かけたのですが「元になったのはBSDではなくMachなんだけどな~。昔を懐かしみつつ、調べながら何か書くか」と思いつつ、面倒になったので記憶のまま適当に書くことにしました。
Machは当時一世を風靡していたマイクロカーネル設計を採用したOSで、BSDとは全く違うOSです。
ただしBSD互換機能を利用していたユーザーは、内部に関心が無ければ
といった印象を持っていたのではないでしょうか。互換機能としては成功なのですが。
macOSのもとになったNeXTSTEPはMachを改造して始まりましたが、現在では別物であると考えるべきです。
macOSは直接にはMachから派生したもので、BSDではありません。ただし
など、BSDと誤解させる点があるのは確かです。
上記のUnix → BSD → Mach → NeXTSTEP → macOSではソースコードを利用しながらOSを作って行ったため共通の部分がありますが、これらとは全く関係無く独立して開発されたものです。
しかし現状ではNode.jsやPythonなどでプログラムを作ろうとした場合にシェルで使うコマンドはmacOSとLinuxでは共通するものも多く
Objective-CとNeXTSTEPの歴史を見るとジョブズがObjective-Cを見初めてNeXTSTEPにObjective-Cを採用したように見えるんだけど、
どこが良かったんだろうね
20年くらい前に化学系でMacやEWSを使っていたので一言。
考えてみれば、10.1からMac OS Xを使ってきて、PowerPCマシン廃棄させられたり色々あったが、Appleにある意味「貢いできた」のはNeXTが手に入れられなかった過去の自分を満足させるためだったりした。
ちょっと言ってる意味がわからないが、おれは漢字Talk6.0.7.1からMac使ってきて、別にNeXTが使えなかったことに不満を感じたことはないな。まあそれは、使ったことがないからで、阪大関係者なら別かもしれないが。
おれのNeXTについてのイメージを一言で言うと「暴利」これに尽きる。だってさーできることはマックと大差ないでしょう。マックとEWSの中間なんていうが、両方の用途に使えるわけでもない。
そりゃ当時(90年代前半か?)のマックのマウスは圧倒的に使いやすかったよ。何の設定もせずクリックしただけで論文に使えるcricket graph、WYSWYGを実現したMac Wordその他いろいろ。マウスだって、あんな使っていて気持ちいいマウスは他になかった。きっとNeXTはもっと使いやすかったんだろう、と思う。
でも高すぎた。IBMPCのマウスが5千円、マックのマウスは2万円、しかも1年でだめになる。それでも泣く泣く使ってたんだよ。EWSで全部やっちゃおうという奴もいたけど。
これがNeXTなんてCPU68030くせにMacIISiの倍以上のお値段、しかもOSのライセンス料別途100万。MacとEWSの両方をNeXT1台で済ませるなんて到底無理なのに、このお値段。
だったらDECSTATIONでSPARTAN使って、論文はLaTexで書いて、Ghost scriptで出力するよ。
まあ科学技術計算でなく、なにかデザイン用途だったらこの限りではないのかもしれない。
いずれにしても「NeXTはすばらしい!」みたいな論調をみるたびにむかつくんだよ。20年たっても。午前三時の今でも。
…と延々書いているうちに消された。
消すなよこのクソが!
大体お前はNeXTSTEP使ったこともないくせに勝手にあこがれてたんだろうが!
おれだって使ったことないけど「こいつはクソだな」くらいの見極めはついたぜ!