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2023-11-03

アニメウマ娘3期は失敗作だと思う

アニメウマ娘3期、自分はあまりにも見るのつらくて視聴を止めてしまった。

2期の感動がない。RTTTであったレースへの敬意、同期とのライバル友情がない。

話題になるのは「誰が実名で出るか」だけ。

3期1話でドゥラメンテ出てきたときはすごく興奮した。でもその後、「制作陣がキタサンブラックとその世代を持て余してる」というのがわかったんだよな。

キタサンブラックアニメウマ娘ではずっとトウカイテイオーに憧れていた存在だ。だから皐月賞ダービーへの想いも強い……と思っていた。

しかし、ドゥラメンテにその2冠を取られ、普通なら悔し泣きとか、絶望とか、そういうものが来るだろう。

アニメウマ娘3期では「負けちゃった〜!?!?!」で締めくくられた。

そんなことがあるか?

これまでどの媒体でも、ゲームでも、ダービーに賭ける想いを真剣に描いていたウマ娘がこれか?

正直この時点でとてもがっかりした。

そして今話題になっている「宝塚記念でのリバーライト(史実だとマリアライト)への『誰!?』」

「あれはドゥラメンテしか見てなかったことを表している」

ドゥラメンテキタサンブラックを見てなかったことのリフレインだ、わからないやつはオタクやめろ」

「1期などでもあった描写だ」

という「説明」がオタクから来ているが、なんというかアニメでのキタサンブラックドゥラメンテがリバーライトに敬意を表す1面があればこのシーンはここまで荒れなかったと思う。

結局負けた後も勝者を称えず2人の世界に入っているので、より一層「リバーライトをなんだと思ってるんだ?」「そもそも普通同じレースに出てくるG1勝ち馬で、前の年も同じレース走ってるやつをノーマークはありえんくない??」と思う。馬券買う側が頭から外しているのは有り得るが、陣営が完全に無視するとは考えにくい。

キタサンブラックが異様に軽く、勝利にこだわらず、世代ウマ娘がそれなりにそろっている割にお互い何を考えているのか伝わらず、妙にギャグ描写が多く、はっきりいってとっちらかっている。

そしてRTTTまであった「元ネタ盛り込み」が薄い。

競馬愛がない人が作ってるんだろうな……と感じる作品だ。

正直これだとすでに売り上げが落ちまくってるアプリ側にも影響出かねないので、3期作り直してほしい。

待ち望んでいたアニメキタサンブラックの姿か?のれが……

2023-09-20

anond:20230920150941

実際は90%どころか99%くらいのレースがあるんよ

桜花賞リバティアイランドとか、宝塚記念のイクイノックスとかね

でもその、1.1倍なら1万円もうけるなら10かわなきゃでしょ、さすがに買えんわって言って、20倍くらいの3連単1000円くらいで狙って1000円失う人が多いわけよね

どっちが狂人か?といわれると、投資家からすれば後者の方が狂人に見えるのかもしれない

2023-06-22

ファミ通の巻頭広告競馬JRA)って、なりふり構ってないな

読者は20歳以上ってことなのか?

競馬ゲームと絡めることなく、普通に宝塚記念宣伝してるし。

ファミ通お金ないんだなぁ

2023-05-30

死んだ馬

サンエイサンキュー(父:ダイナサンキュー 母:グロリーサクラ 母父:シーホーク

17戦5勝 主な勝鞍:札幌記念、サファイヤステークス

ハードバージ(父:ファバージ 母:ロッチ 母父:ダイハード

11戦3勝 主な勝鞍:皐月賞 毎日杯

ハマノパレード(父:テューダーペリオッド 母:オイカゼ 母父:ソロナウェー)

20戦8勝 主な勝鞍:宝塚記念 阪神大賞典

2023-04-30

anond:20230430175211

クタくんは、パドック気合いがフッと抜けたり、また暴れたりみたいな安定してない感じで、菊花賞みたいにグッと気合い乗せてる感じじゃなかったのは、なんか違うなって思ってました

体調なのかメンタルなのか、なんか宝塚記念狙うとか思ってる場合じゃないなって思いましたよ

なんか燃え尽きてるというかね

これは立て直せないかもしれない…

宗教上の理由がなく純粋な目で見れば、パドックの良さは、ジャスティパレスボンド、タイホの順かなあ、と言う感じでした

シルヴァソニックとかブレークアップはよく見えなかったなあ

健闘やね

やはりテレビより現地はよく見えて、よくわかってよかったよ


悲しいけど、ずっと戦い続けられる馬なんていないわけなので、覚悟はしなきゃいけないかもしれないな

天皇賞(春)結果

アスクビクターモア増田です

anond:20230429013213

現地で単勝5000円と、ビクタくん軸で3連単少し握って見てました。

結果は惨敗

パドック菊花賞より嫌な感じで落ち着いてました。

なんというか、あまり言いたくはないけど、調整が完璧という感じではなかったです。

まあ、スタッフの方はできることは全てやって、あとは馬本人の調子だいうことなのだと思います

そう思うと人にはどうにもできないのかもしれないし、かなり難しいですね…

今後が心配です。

宝塚記念出れる体調ではないかもしれないですね。

そしてタイトルホルダーが沈むのは想定してたけど、故障とは後味悪いです。

アフリカゴールドも。

心配ですね。

1番手強いと思ってたパレスがやはり勝って、周りも全て傾向通りサンデーでした。

増田信仰上の理由でビクタくん頭以外の馬券は買わなかったけど、タイトルホルダー盲信した人以外は割と買いやす馬券だったと思いますね。

とりあえず、全馬ダメージも大したことなくすぐ回復してくれたらと思います

2023-04-27

天皇賞(春)枠出ました

アスクビクターモア増田です。

続きを書きます

anond:20230425154817

最終追い切りと枠が出ましたね。

追い切りの評価ができるほど馬を見る目はないので、有識者評価待ちですが、タイトルホルダーは手綱完全に絞ってタイムさないようにしてましたね。

併せ馬にも遅れたしタイムも出ませんでした。

追い切りがいいとは言い難いですが、抑えないと行っちゃうからあんな感じに抑えた、ということなら、好調の裏返しなのかもしれません。

ちゃんと走らせたらどうなったのかわからないので、正直評価不能でしょう。

ひとつ、重馬場日経賞での激走でダメージがないかはチェックしたかったんですけど、わかりません。

明らかに不可解な抑え方だからダメージあるから追わなかったのだとすれば、ひょっとするとひょっとするのではと思っています

有識者意見を待ちましょう。

クタくんはとてもよかったし、ボルグフーシュもよかったですね。

ジャスティパレスは見れてないですが、情報としてはいいらしいです。

まあ、タイホ以外の有力馬はみんな状態いいとみてよさそうです。

タイホの状態は信頼筋に確認するように!

枠は、ルメールジャスティパレスが1枠引きました。

極端な枠を嫌うケースは多いけど、中団にいれていい馬で、長距離ルメールにとって、最内はご褒美の枠なのは間違いないです。

タイトルホルダーが3番で、ビクタくんはタイホを内に見れる6番

タイホくん、ビクタくん、共に文句なしの枠だと思います

アフリカゴールドが大外になったことを思うと、和生騎手最初少し追って、ハナに行きたい馬の脚を削りにいくと思います

宝塚記念の時も、パンラッサしかけましたし、あれをやるでしょう。

おそらくテンのスピードは速くなるし、そこからすぐ下り坂の京都コースだと思うと、願ったように前半1000mはそこそこのペースが出るかも?

タイトルホルダーがハナを譲る要素はおそらくなくて、譲るとしたら外から強引に来られた場合で、それは相手が自滅するだけなので無視でよいでしょう。

ディープボンドは久々に悪くない枠を引きました。

クタ君のすぐ外なので、ビクタ君についていくでしょうけど、ビクタ君の後ろをうまく取らないと外回されるので注意ですね。

ボンドも消耗戦が好きなタイプなので、ペースは欲しいでしょう。

とするとビクタ君を嫌な感じでつつくかもしれませんね。

ボルグフーシュは外。

阪神大賞典は前で行ってダメだったし、以前のようにゆっくり出るなら、下手したら一番後ろからになるかもしれません。

京都でそれで届くのかなー

本当に川田さん次第ですよね。



さて、ビクタくんの戦略ですが。

武史騎手、どうやら作戦はありそうな雰囲気です。

戦略については濁したし、田村先生は新しいビクターモアを見せれると言っていました。

1週前追い切りではリードホースを追いかける形に。

これはひょっとすると控える形もあるのかもしれません。

ハイペースで前に行って粘りこむ競馬は強いけど、ためたらどうなるの?というのは正直気になっている。

そして阪神では粘りこめても、京都で粘り切れるの?ダービーみたいに3着くらいまで下がってしまわない?という懸念があるので、そうすると思い切って貯めてくるかもしれない。

武史君は先行しながらうまく内でためて、内をさばいて伸ばすのも上手だもんな。

今まで通りの、前で粘りこむ競馬をするなら、タイトルホルダーが中盤でペースを落とした時に仕掛けなきゃいけないか、またはペースを落とさせないようにつつき続けなきゃいけない。

でもそれをやると共倒れもある。

ハナにいくのもすごくあり得るし、5、6番手の内に控えるのも、それはそれですごくありそうだ。

サクラローレルも後ろから追い込んできたし、レインボークエストの血が濃いとされるビクタくんなら、それもやってやれないわけではないのだろう。

「この馬のことは田村先生高木助手がよくわかっているので、武史からは何も言ってない」と会見でも話してたし、「戦略としては前で粘りこみなさい」みたいなのと違う指示が出ている気がするね

やはり、状態、枠、騎手、全て総合して一番手ごわいのはジャスティパレスで間違いないです。

タイトルホルダーを前にやりながら、いかにペースを落とさせず突きつつ、パレスの追撃をかわせるかが、ビクタくんのミッションです。

おそらく田村先生からかい指示が武史騎手に出ていて、武史騎手ならそれをやり切るでしょう。

距離が長いと騎手の腕が出るから、一番勝ちたいレース」と言って、戦略を明かせないとした武史騎手は、ここを本気で勝ちに行ってくれる騎手です。

信じるに値すると思うよ。

クタ君は元々、負けたら必ずリベンジする馬でした。

アサヒにやり返し、ジオグリフにやり返し、ドウデュースにやり返し、ダノンベルーガにやり返し、ガイアフォースにやり返してきた馬です。

ここはもう、タイトルホルダーに先着するのは至上命題でしょ。

それは少なくともやってくれると信じている、というか知っています

問題はやっぱり、パレスなんだよなあ。

あの年のホープフルで、パレス複勝を1点買いした増田としては複雑だよ。

2023-03-07

ミナミベレディ(牝馬)の成績をまとめてみた。

なろうの競馬小説

気が付いたら競走馬に生まれ変わっていました。でも、競馬知識は0なんです!(作者:南辺万里

https://ncode.syosetu.com/n6917ha/

主人公ミナミベレディ(牝馬)の成績をまとめてみた。特に意味はない。

たぶん大体あってるはず。

サクラキレイ系の成績

サクラキレイ 産駒重賞勝利23

 サクラヒカリ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3 仔:プリンセスミカ

 ミユキガンバレ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3

 ヒダマリガンバレ 重賞1勝 中山牝馬ステークスG3

 キタノオジョウサマ 地方馬

 モコモコ 未勝利 乗馬

 ミナミベレディ 重賞12勝 天皇賞春秋連覇、グランプリ4連覇

 サクラヒヨリ 重賞7賞 二冠牝馬(桜花賞秋華賞)

 サクラフィナーレ 重賞1賞 桜花賞

ミナミベレディ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

馬見厩舎(美浦)

通算成績

19戦14勝 14-2-0-3 連対率88.88%

重賞12勝 G1 10勝(海外1勝) G2 1勝 G3 1勝

通算獲得賞金:約23億円(+348万ドル(約4億円)

年度代表馬・最優秀4歳以上牝馬(2年連続20xx、20xx)

■主な記録

国際G1勝利10勝:アーモンドアイ9勝を超える

国内G1勝利10勝:コパノリッキー11勝に続く2位タイ

国内史上最高獲得賞金:アーモンドアイ19億1500万円を超える

平地重賞9連勝:テイエムオペラオータイキシャトルの8連勝を超える

平地G1 8連勝(G2勝利を挟む):テイエムオペラオーの6連勝を超える

牝馬初の天皇賞春秋連覇

史上2頭目牝馬による天皇賞(春)勝利1953年レダ以来

史上初のグランプリ4連覇、牝馬初の有馬記念連覇

史上2頭目牝馬による宝塚記念連覇:クロノジェネシス(2020、2021)に続く

■2歳 4戦3勝 5,220万円

1着 新馬戦 札幌1200 鈴村(美浦) 720万円

1着 コスモス賞(OP) 札幌芝1800 鈴村(美浦) 1,600万円

1着 アルテミスステークスG3 東京芝1600 鈴村(美浦) 2,900万円

6着 阪神2歳牝馬優駿G1 阪神芝1600 鈴村(美浦) -

■3歳 5戦2勝 3億2020万円

2着 フラワーカップG3 中山芝1600 鈴村(美浦) 1,500万円

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 鈴村(美浦) 1.3億円

5着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦) 520万円

2着 秋華賞G1 京都芝2000 鈴村(美浦) 4,000万円

1着 エリザベス女王杯G1 京都芝2200 鈴村(美浦) 1.3億円

■4歳 6戦5勝 9億2700万円

4着 金鯱賞G2 中京芝2000 鈴村(美浦) 1,000万円

1着 天皇賞(春)G1 京都芝3200 鈴村(美浦) 2億円

1着 宝塚記念G1 阪神芝2200 鈴村(美浦) 2億円

1着 オールカマーG2 中山芝2200 鈴村(美浦)  6,700万円

1着 天皇賞(秋)G1 東京芝2000 鈴村(美浦) 1.5億円

1着 有馬記念G1 中山芝2500 鈴村(美浦) 3億円

■5歳 4戦4勝 10億円+348万ドル

1着 ドバイシーマクラシックG1イダン芝2410 鈴村(美浦) 348万ドル(約4億円)

1着 宝塚記念G1 阪神芝2200 鈴村(美浦) 2億円

回避 京都大賞典 阪神芝2400)

1着 ジャパンカップG1 東京芝2400 鈴村(美浦) 4億円

1着 有馬記念G1 中山芝2500 鈴村(美浦) 4億円

サクラヒヨリ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

武藤厩舎(美浦)

17戦9勝

重賞7勝 G1 4勝 G2 1勝 G3 2勝

負け 新馬

負け 2歳未勝利

1着 2歳未勝利

1着 百日草特別(1勝) 東京芝2000 鷹(栗東)

10着 京都2歳ステークスG3 京都芝2000 鷹(栗東)

1着 共同通信杯G3 東京芝1800 鈴村(美浦)

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 鈴村(美浦)

3着 優駿牝馬オークスG1 東京芝2400 鈴村(美浦)

1着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦)

1着 秋華賞G1 京都芝2000 鈴村(美浦)

3着 エリザベス女王杯G1 京都芝2200 鈴村(美浦)

1着 アメリカジョッキークラブカップG2 中山芝2200 鈴村(美浦)

7着 大阪杯G1 阪神芝2000 鈴村(美浦)

1着 天皇賞(春)G1 阪神芝3200 鈴村(美浦) ※同着サウテンサン

6着 宝塚記念G1 阪神芝2200 長内(美浦)

3着 オールカマーG2 中山芝2200 長内(美浦)

1着 エリザベス女王杯G1 阪神芝2200 鈴村(美浦)

3着 有馬記念G1 中山芝2500 鷹(栗東)

サクラフィナーレ 父カミカゼムテキ 母サクラキレイ(母父チューブキング

武藤厩舎(美浦)

6戦3勝

重賞1勝 G1 1勝 G2 0勝 G3 0勝

1着 新馬戦 長内

1着 葉牡丹賞(1勝) 中山芝2000 長内(美浦)

3着 チューリップ賞G2 阪神芝1600 長内(美浦)

1着 桜花賞G1 阪神芝1600 長内(美浦)

3着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 長内(美浦)

4着 秋華賞G1 阪神芝2000 長内(美浦)

プリンセスミカミ 父ドレッドサイン 母サクラヒカリ(母父?)

太田厩舎(栗東)

9戦3勝

重賞0勝

2着 新馬戦 刑部(栗東)

負け 2歳未勝利戦 刑部(栗東)

1着 2歳未勝利戦 刑部(栗東)

6着 白菊賞(1勝) 阪神芝1600 刑部(栗東)

1着 アルメリア賞(1勝) 阪神芝1800 浅井(栗東)

1着 忘れな草賞(L) 阪神芝2000 浅井(栗東)

5着 優駿牝馬オークスG1 東京芝2400 浅井(栗東)

2着 紫苑ステークスG3 中山芝2000 鈴村(美浦)

3着 秋華賞G1 阪神芝2000 鈴村(美浦)

●トカチドーター 父ゴーアース 母サクラヒカリ(母父?)

馬見厩舎(美浦)

未出走

●トカチフェアリ

黒松厩舎(栗東)

3着 新馬浅井(栗東)

1着 2歳未勝利中京芝1600 浅井(栗東)

2023-02-08

コントレイル顕彰馬になれるのか、顕彰馬にすべきか

2022年顕彰馬投票アーモンドアイがまさか落選となり顕彰馬になれなかった。

流石に2年目の今年は選ばれるものと思われるが

顕彰馬の条件である75%の得票は、4人に1人が4票の持ち分を他の名馬を優先しただけで落選する極めて厳しい条件だ。

2015年に今の制度に変更されて以降、オルフェーヴル(2015)、ジェンティルドンナ(2016)は一発合格だったが

ロードカナロア2015年から4回目でようやくの選定、キタサンブラックは2回目で選定となっている。

カナロアの場合は短距離路線歴史を塗り替えた素晴らしい実績だったが、実際には産駒が好走した結果もあって再評価されたという見方もある。(2018年投票時点でアーモンドアイが2冠)

さて、コントレイル顕彰馬になれるのか、すべきなのかだが

まず、顕彰馬に一発合格は厳しいのではないか

問題になってくるのが戦績。

他の選ばれた顕彰馬たちはいずれも「最強」か「挑戦・史上初」なのである

父、ディープインパクト国内では3歳有馬記念の2着しか破れておらず

海外遠征こそ結果は出なかったが、最後有馬記念でも圧勝国内敵無しを証明してターフを去った。

前代三冠馬オルフェーヴルはまともに走れば圧倒的なパフォーマンスを残し

日本馬に不向きとされる凱旋門賞にも出走、日本人にあわやというところまで夢を魅せた。

ラストランの有馬記念で並み居るライバルを圧倒的大差で蹴散らしたことも「最強」を示した。

ジェンティルドンナも史上初のジャパンカップ連覇や

ドバイSC勝利最後有馬記念勝利という輝かしい記録を持ち

最強世代と名高い2012世代の中にあって、同世代、周囲の世代と比べ優れた馬であることを証明している。

ロードカナロアにしても短距離馬の歴史を塗り替える

香港スプリント優勝、さらに連覇という短距離路線の史上初。

距離路線で「敵なし」を証明しての引退

それでもすぐに顕彰馬にはなれなかったのが短距離路線の厳しさである

キタサンブラック古馬王道路線はすべて走り

天皇賞春・秋、ジャパンカップ有馬記念とめぼしいレースはすべて優勝経験がある。

宝塚記念大阪杯が異なるだけで、オペラオーとG1優勝レース構成が似ている。

最強あるいは史上初、この条件に当てはまる引退馬は?というと

アーモンドアイだけである

G1 9勝は史上初だし、ヴィクトリアMを除いて古馬混合の中距離という激戦区で戦った。

最後ジャパンカップでは三冠馬3頭対決を制し「最強」を証明してターフを去った。

2400mは彼女からすると長い距離だったと思うが、それでも勝ってしまうというのは改めて本馬の規格外証明したものであった。

このように、名馬を超える顕彰馬たちは

果敢に挑戦し、競馬ファンに夢を魅せた存在の中でも特別な結果を残した馬が並ぶ。

さて、コントレイルである

5冠馬といったところで、同じG1 5勝にしても、ホープフルS歴史の浅い世代限定レース

最後ジャパンカップは格の高いレースにしても、海外遠征無し、グランプリ無し、歴史若い大阪杯で破れ

天皇賞秋では3歳馬のエフフォーリアに敗れている。

2021ジャパンカップ上下の有力馬が集結したわけでもなく、最強馬を証明してターフを去ったとはいえない状況だった。

仮にコントレイルが現役を続けていたら顕彰馬当確ラインG1 7勝をクリアたかといえば

していた可能性は大いにあると思うが、それよりも種牡馬としての活躍を優先した引退となった。

この戦績はいかにも物足りない。年度代表馬にも一度もなれなかった。

親子で無敗3冠は初とはいっても、半分は親の功績。本馬が初めて無敗三冠を達成したわけでもない。

かつ、2020クラシック世代世代限定レース果たしてレベルの高いものだったのかも疑問符がつく。

リオスアリストテレスは振るわず、ヴェラアズールやジュンライトボルトクラシックを走っていない。

コントレイルは、ターフで最強は証明できなかった。海外や史上初への挑戦をしたわけでもなかった。

それよりも種牡馬としての道を選んだのである

であれば、産駒成績を待って、それが評価できるものであれば

その実績を加えて顕彰馬評価するほうが妥当ではないかと思う。

名馬であったが、最強馬を証明するところまでいかなかった馬としては

ゴールドシップブエナビスタがいる。

コントレイルは彼らと同じ惜しい馬、だと思う。

特にブエナビスタ降着がなければG1 7勝JC連覇もあったかもしれず、極めて惜しい馬である

なお、戦績がすべて3着以内で綺麗だという主張もあるが、出るレースをかなり絞っての結果であり

若くして引退したキングカメハメハドゥラメンテダイワスカーレットきれいな戦績である

2022-12-26

有馬記念おつかれさまでした

イクイノックス強かったですね

そして出遅れたジェラルディーナがまともにポジション取ってたら着順どうなったかな、とも思いましたが、ボルグフーシュもあそこしかないという仕掛けどころで動いた好騎乗もありましたし、結局は変わらなかったかもしれません

ボルグフーシュは吉田隼人騎手が見事な騎乗神戸新聞杯菊花賞でいい競馬をしたので、名手福永先生とはいえ乗り変わりはマイナスなのかな、と正直思ってましたけど、いやいや全くそんなことなかったどころか変わってよかったまでありました

福永先生申し訳ありませんでした

個人的馬券の方は、イクイノックスとジェラルディーナ重視で、イクイノックス-ジェラルディーナ-ボルグフーシュの3連単は勝ってましたが、2、3着が逆だったので不適中でした

しか3連単が外れた時用にイクイノックスとジェラルディーナのワイドを2000円買っていたので、数百円のプラスにはなりました


さて、みんなが気になるのがタイトルホルダーの惨敗だと思う

ネットを見ると、凱旋門賞の見えない疲れが、という話しかないけど、そんなはずはない

レース前は元気過ぎて帰厩時期を早めたほど、と言われていたし、栗田先生も和生騎手の表情も明るかった

事前に不安点があればそうはなってないはず

じゃあ何か?というと一番でかいのはトラックバイアス

土曜の11Rのグレイトフルステークス(有馬記念と同じ中山2500m)は3着こそ終始3番手を走ったホウオウリアリティが3着に残しているけど、1、2着は差し馬の外からの追い込みで決まっている

日曜の有馬記念の2走前、9RグッドラックHC(これも有馬記念と同じ中山2500m)はもっと顕著で、1-6着までは全て中団以降に位置取りした馬が入っている

前を引いた馬は14着15着に終わった

典型的な前が残れない差し馬場になっていた

直線の短い中山はそこまで差しが届かない先入観はあるけど、冬枯れして開催が進んでタフになった中山馬場はかなり癖がある

ただでさえ適性ゲーム中山で、今は逃げ先行馬にデバフがかかる特殊ステージだった

しかも土曜のグレイトフルSは1000mを1分1秒、前壊滅だった日曜9RグッドラックHCは1000m1分3秒2だ

土曜はともかく、グッドラックHCのスローペースなら逃げ先行馬も消耗がなく、差し届かない展開になりやすそうなペースなのに、それにも関わらず前が残れない

時計には現れないようなタフさが馬場にあって、かなりの消耗を強いるコースだったのだと思う

今回のコース、何回やり直したって逃げ切り勝ちは不可能だったと思う

これじゃあアスクビクターモアが仮に出てくれていたとしても、彼の脚質ならディープボンドやジャスティパレスと同じ7,8着、めちゃくちゃ状態整っていてもエフフォーリアの5着の位置にいけたら上出来ってところだっただろう

出なくて正解だったかもしれない

個人的はイクノックスが強いのもあり、前が残れない馬場もあり、力はあるけどタイトルホルダーは3着前後と予想していた

頭はおそらくなくて、2着ならあり得て、馬券外4着もあるだろう、という想定

しかし、9着惨敗は想定していなかった

問題はここなのよね

4着や5着の、ただの馬券外なら、気にもならない

まあそういう馬場だったもんな、で終わり

しかし9着はおかし

スタートもいつもより出足が鈍くて、かなり押さないとハナにいけなかったし、道中もあまり差を開けなかった

ここに何があるのか?だと思う


レース前の様子はあまりよくなかったという声もそこそこ聞かれているので、調整ミスが少しささやかれている

しかしこれは外部のただの素人ファン判断できるものでもない

ただ、トラックバイアスマイナス、調整ミスマイナス凱旋門賞メンタルダメージなど、全てが少しずつ重なり合った結果の9着となれば、まあそうなのかなと思う

正直言うとクリティカルな原因はないと思っている

この要因ひとつのせいで一気に飛んだ、みたいな話じゃなさそうかな


ただ、タイトルホルダーが3000m超で強いのは知っているけど、2000-2500m付近で好走したのは弥生賞宝塚記念だけなんだよな

まあ2着の皐月賞も強くはあったけど

宝塚記念は間違いなく強かった

でもそこにはクロノジェネシスコントレイルもいないし、エフフォーリアやデアリングタクトは輝きを失っていた

仮にあそこに全盛期のエフフォーリアが出ていればタイトルホルダーは勝てたのだろうか、というのはずっと気になっている

タイトルホルダーはエフフォーリアには、皐月賞で負けて、ダービーで先着されて、有馬記念で負けて、宝塚記念では勝ったけど、今回の有馬記念ではまた先着された

要するにあの宝塚記念しかエフフォーリアに先着していない

そして今年はイクノックスという化け物が出てきてしまったし、年度代表馬はイクノックスが取るだろう

タイトルホルダーは本当に、そこまで強い馬だったのだろうか?

これは夏からずっと考えていること

強いのは間違いなく強いんだけどさ、エフフォーリアやイクイノックスに並べていいほどの強さは、本当にあるんだろうか

この疑問は、タイトルホルダーが来年も勝ち続けないと、答えが出ないと思っている

2022-12-01

アスクビクターモア有馬記念回避

とても残念

有馬記念で見たかったし、出るなら勝つチャンスも大きくあったと思う

中山巧者で、長距離得意な菊花賞馬、そして直線の短い中山で有利な先行タイプさらに斤量有利な3歳馬

さらに最大のライバルタイトルホルダーに競りかけていって、彼のお得意のパターン通りに中盤でペースを落とさせず、前でペースを引っ張ることも可能だったと思う

最終的にイクイノックスやボルグフーシュの末脚を封じれるかはやってみなければわからなかったと思うけど、うまく乗ればタイトルホルダーやディープボンドを上回ることは可能だったろう

今回はほとんど唯一に近い、一度も先着できていないイクイノックスに勝つチャンスだったし、勝てば最優秀3歳牡馬表彰も得られたはず

そう思うと有馬記念回避は本当に残念でならない


しかし、田村先生が「今年1年、本当に頑張ってくれて、(休養という)ご褒美をあげてもいいのではないかと思います。」というコメントをだしていた

いやもう、本当その通りで、この1年めちゃくちゃ頑張ってくれたんだよな

クタくんから素晴らしいものを色々すでに貰っているし、休むことが彼のご褒美になるというなら、楽しく休暇を過ごしてほしいなと思う

競走馬トレーニングしてレースに出るのはお仕事時間で、休んでいる今は彼のプライベート時間なんだよね

もちろん多少のトレーニングは続けていると思うけども

ファンとして、彼の休暇がよいものとなるように願うのみです

今後は来年春、大阪杯春の天皇賞、という話がでているけど、春三冠でビクタくんに最も合う舞台宝塚記念だと思う

宝塚記念で勝つことを最終目標とした場合、どこを使うのがいいか?となると、大阪杯なのではないか

菊花賞馬として春の天皇賞に出て欲しい気持ちはあるけど、菊花賞からもう1ハロン伸びる上に、末脚勝負になりやす京都舞台が変わることを思えば、ボルグフーシュに今度も勝てるかは少しあやしく感じる

そのうえで春の天皇賞から宝塚記念はなかなかきついローテーションなのも知られている

そう考えると春天を諦めたほうが宝塚記念勝利に近いんじゃないかなー、というのが希望ですかねえ

もちろん、春天を勝てる公算が大きいなら、ぜひ出て勝ってほしいけどね!

宝塚記念勝ちを目指しつつ、春天出走も視野に入れるなら、春は日経賞始動して、その後の様子を見て春天宝塚記念にらむ形もひとつだと思う

しか春天視野にいれないのなら、日経賞じゃなくて大阪杯での始動でいいと思う

とりあえず無事に春にまた大きく育ったビクターくんに会えるのを楽しみにしています

2022-11-10

エリザベス女王杯 予想の備忘録

エリザベス女王杯が悩ましい

とても難しいのでなんとなく今のところ調べた情報を書き連ねておこうと思う

自分備忘録もかねて


まず有力馬を紹介

有力馬

・復活を狙う女王 デアリングタクト

全盛期なら余裕で勝ちそうな気がするけど、全盛期の力はない

しかし、半端な馬よりは今でも強い


秋華賞馬 スタニングローズ

今年のクラシックの主役2番手

桜花賞こそ間に合わなかったがオークス2着、秋華賞1着

紫苑ステークスから秋華賞メイチの秋3戦目で中3週の余力が心配


クラシック惜敗 ナミュール

豪快な切れ味とスケールの大きさはピカイチで、そのうちG1を勝つ逸材

出遅れたりコーナー膨れたり競馬は下手だけど、完璧に噛み合った日には圧勝する能力がある

体が小さくて秋華賞から中3週でくる余力が心配

こちらは秋2戦目


女王の娘 ジェラルディーナ

昨年から3戦重賞で惜敗続きだったが、今年6月鳴尾記念から雰囲気が変わり、ただの惜敗ではなく本気の勝ち負けに

鳴尾記念から3戦目のオールカマーでついに重賞タイトルを初戴冠

しかオールカマーは有力ライバルの自滅と、トラックバイアスの有利があったのでフロック視されがち


アイドルを粉砕した嬢 イズジョーノキセキ

昨年のエリ女5着

大事前哨戦府中牝馬でソダシを破って重賞タイトル初戴冠

地味だが大崩れせず、末脚が鋭い

前走以外は強いライバルと戦ってきたわけではないため、伏兵イメージを消し切れない


・病を克服した名優 ウインマリリン

G2 3勝、オークス2着と実力は間違いない

日経賞勝ち、天皇賞春5着とスタミナはメンバー随一

昨年のオールカマー以降は肘の病気でまともに走ることができなかったが、この夏ごろから回復傾向

今回と同じコース宝塚記念では7着、札幌記念で3着と復活の兆し

体調さえよければとっくにG1を勝っていた馬に訪れた最大のチャンスが今回


欧州から遠征 マジカラグーン

重賞3勝、オークス馬で、実力は文句なしの3歳馬

欧州馬の中ではこの馬は高速馬場にも強いほうと言われるが、今回の阪神馬場と合うかは未知数

これまで57kg程度でずっと走ってきたのが、今回54kgで走る


・前年度女王 アカイイト

エリ女リピーター多い、阪神2200がコース実績あるほうが強い、大きめの差し馬が強い、のようなデータからすると積極的に切る理由がない

そのうえ調教も1年ぶりにいいらしい

気になるのはこの1年何も結果を出してないこと


あとは、アンドヴァラナウト、ピンハイ、ウインマイティーあたりが有力だよ

次は上記で上げた馬に関して、さらに詳しいことを書いていくよ

今の時点で自分が調べたことなので、枠が出て、さらにいろんな情報が出ればまた変わっていくと思うよ


デアリングタクト

この馬に関しては、もう終わったのか終わってないのかだけ

三冠馬としては終わったけど、競走馬としては終わっていない、というのが結論

復帰後の成績だけ見て、三冠馬過去イメージを捨てて考えなきゃいけないと思う

しかし、その場合でも宝塚記念で3着に入る馬は切れないな、となっている

調教はとてもいいとのこと

出れるならジャパンカップに出るべき馬だがエリ女選択した、というのが、「確実に勝てるほうを選んだ」のか「ジャパンカップは無理だから少しでも勝算があるほうを選んだ」のか

後者だと思われる

しかし、宝塚記念3着をすぱっと切れますか、というとそれは無理だよね

あー、しかし、昨年の宝塚記念3着、オールカマー4着のレイパレエリ女6着、2016年宝塚記念1着、オールカマー5着のマリアライト京都開催だけどエリ女6着ってのと被る

ただの有力な1頭って感じがする


タニングローズ

この馬に関しては秋華賞の疲れがあるかどうかが最大の疑問

結論としては、疲れはある

確実に疲れが見える

陣営現状維持できていると言っているけど、そんなこと言って沈んだ馬はいくらでもいる

アカトリノムスメも、ガイアフォースもそんな感じだった

仮に現状維持できていたとして、阪神2200は阪神2000以上に過酷でタフでスタミナを要求するコースだし、難しい面はあるはず

天皇賞から宝塚記念つのだってなかなか難しいのに、メイチ秋華賞から阪神2200エリ女はなかなか厳しい

切ってもいいけど、実力があるのは疑いがないし、根性馬券内もなくはないとは思う

母系の奥にはシャーリーハイツがいて、ミルリーフクロスもある

クロフネイメージでスタミナ不安と思う必要はなさそう


ナミュール

秋2戦目なので、スタニングロースと違って疲れどころか上積みがあるらしい

馬体が大きく減るようなことがなければ秋華賞からの疲れ、というのはそれほど考えなくてよさそう

阪神2200が東京コースのような一瞬の切れ味を要求するコースではないためナミュールイメージコースが合わない気がするが、タフなコースに強いハービンジャー産駒だし、父の血が騒げば案外こなすかもしれない

そもそも秋華賞2着というのも、絶妙コースの合わなさを見せながらの僅差2着だったわけで、そのレベルの馬なら適性外でもそつなく能力でこなしそうには見える

しかし、こいつに関しては確かなことは言えない

勝ってしまっても驚きはしないし、最後方をやる気なく走っても驚きはしない


ジェラルディーナ

気になるのは実力が本物なのか?ってところだと思う

デアリングタクトやヴェルトライゼンデは故障経験者だし、案外あんもの、と思えば、あのオールカマーはやり直してもまた勝つと思う

そういう意味ではフロック勝ちではなくて、相手が弱かったってこと

鳴尾記念から馬体も変わってきて「勝ったらいいよね」が「今回は勝つんじゃないかな」に変わってきた中でのオールカマーなので、この夏から秋にかけて本格化してきたのは疑いようがない

その中で負けた相手マリアエレーナやヴェルトライゼンデなど一線級だった

そして今回はオールカマーより状態がいいってことなので、夏前の重賞4着してる頃のイメージで見くびらないほうがいいのは間違いない

気になるのは乗り変わりで、微妙に手があわなかった福永騎手から武史騎手に乗り変わりで一気に結果に結びついたが、今回もCデムーロに乗り変わり

武史騎手のほうがよかったけど、デムーロうまいから、まだ調子は上がってないけど、まあなんとかなるかなと信じたい

あとは最初の直線が長い阪神2200で、中団前目7番手前後で内にスッと入って脚をためれるかどうか

二の足がつかない馬なので、最初に折り合い重視の福永騎手の時はいポジションとれなかった

デムーロポジションとれるかどうか?後方になってしまうと厳しいと思うので中団インが欲しい

理想はウインマリリンの後ろのポジション

あと、陣営距離問題ないと言っているけど、阪神2200の適性は本当に大丈夫なのかな、ってちょっと気になってる

あ、あと、ジェラルディーナにとって久々のG1なので、初めてこの子見る人も多いかもしれない

パドックでは目をむいて首を振りまくって、野武士のような形相になって入れ込むけど、それで平常運転なので気にしないであげてください

普段は可愛らしい女の子なのに、レース終わっても目が逝ったまんまのめちゃくちゃ雄々しい馬ですが、それで普通です


イズジョーノキセキ

府中牝馬組が強いとか、過去阪神2200の成績がいいとか、末脚があるほうが強いとか、そういうデータがあつまってくるとイズジョーノキセキが条件に合うよな、ってなる

問題は実力が通用するか、だけど、昨年5着なら通用するとみていいと思う

勝つかはわからないけど、勝つかもしれないし、馬券内なら普通にあると思う


ウインマリリン

気になるのは阪神適性だと思う

阪神天皇賞春5着、阪神エリ女4着、中山重賞で2勝、洋芝札幌記念で3着など、これまでの成績を見て、阪神がこなせないと見るほうがおかし

調教師も阪神はこなせるはず!と言っている(でも結果が出てないから向いてないのかも、とも言っているw)

輸送は苦手みたいだったけど、前乗りして克服しているし、コースに関してはあらかた問題はないはず

あとは肘の問題

ようやく気にせずにトレーニングができてて、この3年で一番いい状態で出れる、と陣営は言っているし、実際に調教は抜群!

陣営のしゃべり方も、今回は勝つために出ているって色気をプンプン感じる

本来の実力はメンバーでもトップクラスなので、勝ち負けの1頭だと思う

2020年ラッキーライラック宝塚記念6着、札幌記念3着、阪神エリ女1着なので、あやかりたいところ


マジカラグーン

まじでわからない

わからんやつを軸にはできないし、日本の有力馬もみんなそこそこに不安点がある

勝つ気できているのは伝わるし、阪神2200は外国馬も比較勝負やすコース

買い目から抜くことはできないだろう


アカイイト

正直言うと去年ができすぎただけで、完全にフロックだったと思っている

というか、そう思うしかないような成績を今年はあげている

これで絡むと思う方がおかし

んだけど、そのレースにだけは強い子っているからねー

去年だって普通は来れないのに来てしまうんだから、そうさせるだけの何かがあるんだろうね

と思うと一応絡めたいよね


まとめ

あとは伏兵

アンドヴァラナウト、ピンハイ、ウインマイティーらが馬券に絡むこともあるかと思います

インキートスはこないと思ってます


個人的には今のところの一番手評価はウインマリリンとデアリングタクト

次いでジェラルディーナ、イズジョーノキセキ、ナミュール

有力視しているのはこの5頭

だけど、3着までなら、というか、上記有力5頭の間2着に差し込んでくる馬がいるかもしれなくて、その可能性あるのが、マジカラグーンアカイイト、スタニングローズ、ウインマイティーあたりだと思う

ひょっとしてひょっとすると、荒れたらピンハイ、アンドヴァラナウト、クリノプレミアム、ローザノワールあたりも絡むかもしれません

そうなるとお手上げかなあ

アンドヴァラナウトは長い距離走ってないけど、長距離にも似た阪神2200をほんまにこなせるの?というのを疑問視してる

クリアできそうって情報を得たら、有力にするかもしれない

2022-11-01

2022年 年度代表馬争い

タイトルホルダー

4戦3勝

G1 天皇賞春、宝塚記念優勝

G2 日経賞優勝

今年唯一のG1 2勝馬

今年はあと有馬記念に出走予定なので、勝てば文句なし

勝てなくとも他に有力な候補が現れない可能性が高い


〇イクイノック

3戦1勝

G1 天皇賞秋優勝

皐月賞ダービー2着

今年G1のみ出走で、その全てで連対

今年はジャパンカップ有馬記念に出走できれば、という話なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ

有馬記念を勝てばタイトルホルダーとの直接対決を制するので、上回れる公算が高い

が、今年はもう出走できない可能性が高い


アスクビクターモア

6戦3勝

G1 菊花賞優勝

G2 弥生賞ディープ記念優勝

皐月賞5着、ダービー3着

クラシック皆勤でその全てで掲示板確保した唯一の馬

今年は有馬記念に出走予定なので、タイトルホルダーとの直接対決を制してG1 2勝となれば選ばれる公算が高い


△ドウデュース

5戦1勝

G1 ダービー優勝

皐月賞3着

今年はジャパンカップ出走予定なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ

凱旋門で負けたアルピニスタや、古馬最強格シャフリヤール、同期のライバルのイクイノックスらを倒して戴冠すればインパクト

しかし、ジャパンカップを勝ってもダービーとの同コースでの2勝だし、ライバルタイトルホルダーには凱旋門賞で先着されているため、上回る評価は得にくい


ダノンスコーピオン

4戦2勝

G1 NHKマイルカップ優勝

G3 アーリントンカップ優勝

今年はマイルチャンピオンシップ出走予定なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ

香港マイル登録済なので、どちらも勝てば国内G1 2勝の上、国内外でG1計3勝となる

そこまで出来れば選ばれる目が出てくる


△ソダシ

4戦1勝

G1 ヴィクトリアマイル優勝

フェブラリーステークス3着

今年はマイルチャンピオンシップ出走予定なので、勝てばG1 2勝でタイトルホルダーに並ぶ

距離路線なので、G1 2勝では少しインパクトは弱いか

2022-09-22

日本語の原郷」についての論文、取り下げ勧告を受ける

去年、「日本語の原郷」についての論文(Robbeets et al. 2021)が話題になった。増田は専門外の素人ながら疑問を持ったのでツッコミを入れたんだけど(anond:20211121124146)、今年の6月に入って専門家集団から「あの論文は取り下げろ」という反論論文が出ていた(Tian et al. 2022)。といっても、プレプリントサーバのbioRxivに置いてあるだけで、学術誌に掲載されたわけではないんだけど、まあいずれどこかには載るよね多分。

そういうわけで、反論論文の内容を(素人なりに)紹介していくよ!

そもそも誰が書いたの?

ふええ……知らない人ばっかりだよぉ……

22人の共同著者による論文だけど、その多くは中国人研究者。ほかは数人のヨーロッパ人中国人研究者については全然からない。漢字で書かれれば一人か二人は名前を聞いたことがある人がいるかもしれないけど、ラテン文字で書かれているので誰が誰やらさっぱりなんだよな……

ヨーロッパ人研究者のうち、ラッセルグレイ氏は聞いたことがある。20年くらい前に『ネイチャー』に印欧語族起源に関するレター載せてた人だ(Gray and Atkinson 2003)。ホセ・アロンソ・デ・ラ・フエンテ氏は以前ロベーツ氏の著書に辛辣書評書いてた人で、去年の増田でも引用した。

そしてトマ・ペラール氏は、日本では有名な研究者だ。彼は宮古島の北4キロに浮かぶ人口数十人の離島大神島方言について博士論文を書き、それが「母音あるいは声帯を震わせて出される音を含まない単語がある」という世界でも珍しい特徴を持った言語であることを明らかにした(Pellard 2009: 80–85;ペラール 2011: 28–29)。ペラール氏は母語フランス語だけでなく英語日本語でも論文や共著を発表していて(最近だとペラール 2021とか)、琉球諸語の言語復興についても発言しているので(ペラール 2013; 2015)、琉球諸語に関心を持って調べたことがあれば一度は名前を聞いたことがあるはずの人物だろう。

要するにこの反論論文には、そのへんの日本人よりはるか日本語に詳しい研究者が参加しているってこと。

言語的側面について

反論論文は、ロベーツ論文で挙げられている同根語(cognate words)が少なすぎると指摘する。

同根語というのは、「起源を同じくする単語」のことだ。ある言語から分かれた娘言語たちは、いずれも共通した同根語を(二次的に失ったのでなければ)持っているはずだ、というのが比較言語学の基本的な考え方だ(生物学でいう原始形質/祖先形質にあたる……と思う。多分)。もちろん、偶然の一致とか、言語場合借用語とかがあるので、言語学的な検討を行って「これは祖語から受け継がれた同根語である」というのを確定させて、それをもとに言語系統関係判断していく。

たとえば印欧語族だと、次のような対応関係が見いだせる(例はウィキペディアの「印欧語彙」のページから持ってきた)(*がはてな記法の一部と認識されちゃうっぽいので*で代用)。

-印欧祖語英語ラテン語サンスクリット語ハラ
pH₂tér-fatherpaterpitṛ́car
2dwóH₁twoduodvā́wu
ped-footpēspā́d-pe
*ék̂wos英語eohequusáśva-yuk

複数の語派(語族の下位区分)にわたって対応する語彙が存在することがわかると思う。これらの同根語が存在することで、「英語サンスクリット語は親戚なんだなぁ」というのがわかるわけだ(お墓に卒塔婆って置いてあるじゃん。あれに書いてあるのがサンスクリット語)(足で操作する機構を「ペダル」といったり歩行者デッキを「ペデストリアンデッキ」といったりするのは、英語のfootに対応するラテン語pēsから派生語なんだよね)(「父権主義」が「パターナリズム」になるのも、英語fatherに対応するラテン語がpaterだから。これがポルトガル語でpadreになり、そこから日本語に入って「ばてれん」になるわけですよ)。

ついでに日琉語族の表も示しておく(Vovin 2017)。基礎語彙において規則的に音韻対応しているのは、これらの一致が偶然ではなく日本語沖縄語が親戚であることの動かぬ証拠だ。

-標準語沖縄語(首里
これkorekuri
toritui
komekumi
場所tokorotukuru

しかしロベーツ論文は、ひとつ以上の語族でみられる同根語が317、2つ以上の語族でみられる同根語がわずか50、そして5つの語族で共有されている同根語はたったの2つに過ぎないという(Tian et al. 2022: 2)。思い出してほしいんだけど、ロベーツ論文テュルクモンゴルツングース朝鮮・日琉の計5語族が同一の起源を持つと主張しているのね。なのに5語族で共有されてる同根語はたったの2ってどういうこと? って話になるでしょ。全然トランスユーラシア語族」の証拠になってないじゃん。

っていうか、その50個の同根語リストの中には、ロベーツ氏自身が「これは借用語だよ☆」って書いてる単語が入ってるんだってさ。借用語は除くというのが比較言語学の基本なのに(借用語だと気づかずにリストアップしたならまだしも)借用語だとわかった上でリストアップするのヤバくない? そんなこと言ったら日本語英語の親戚になっちゃうよ? 大丈夫

反論論文の著者たちはこれに激おこぷんぷん丸になっていて、ロベーツ論文の「著者たちは彼ら自身歴史的言語比較原則無視し、証拠を彼らの必要にあわせて歪曲している」(Tian et al. 2022: 3)とまで断言している。そりゃ、借用語混じりのたった数十の同根語で「トランスユーラシア語族は、ありまぁす!」って言われたらそう言いたくもなるわな。

遺伝学・考古学的側面について

遺伝学的にも、ロベーツらの論文は「不当な仮定unjustified assumption)と、移民についてのありえそうな他の仮説を排除した選択モデリング」に基づいているとバッサリ。考古学証拠も「弱い」と切り捨てている。このへんは遺伝学や考古学に詳しいはてなー解説をお願いしたいところ。

結論

そして反論論文は、こう締めくくられている。

ロベーツ論文の結果を再現しようという我々の試みは[言語遺伝・考古の]3つすべての面で重要な不一致をみた。さらにいえば、ロベーツ論文はこれら3分野の研究成果を統合するために「三角測量」を用いたと主張するが、その「三角測量」とやらの手法定義記述もしていない。したがって、彼らの手法に従って3つの分野に関する訂正を組み合わせることも不可能だ。つまるところ、我々が行った3つのデータセットすべての再検討は、ロベーツ論文の主張を完全に崩壊させた。トランスユーラシア仮説は未実証である私たちはこの論文を取り下げるよう謹んで勧告する(Tian et al. 2022: 7)。

要するにアルタイ語族2.0は失敗したってことっすね。ロベーツ氏は「民族主義的な議題を持つ人々にとっては、自分の言語と文化の起源が国境の向こうにあるということは不快な真実だが、すべての言語と文化、人間は混じりあっている」って言ってたらしいけど、まずはご自分の仮説がボロボロだという不快真実に向き合ってほしい。

こんなガバガバ論文を載っけちゃった『Nature』については、まあ……仕方ないところもあるのかな? ちょっとでも言語系統かに関心を持っている人なら「これアルタイ語族2.0じゃん」と気づける内容だけど、理系雑誌編集者にその目利きを求めるのも酷かな……査読者選ぼうにも誰がこの分野の権威かすらわからんだろうからな……ただし『トランスユーラシア語族ガイドブック』なんてものをホイホイ出版したオックスフォード大学出版会テメーはダメだ。お前んとこは人文系研究書いっぱい出してるんだからアルタイ語族2.0くらい見抜けるだろうが!

なお、ペラール氏のツイッター(@ThomasPellard)を見たら「そもそも論証の基盤になってる語彙の出典が書いてないやんけ。これスタロスチンが作ったデータベースからコピペじゃね? っていうかいくつかの言語対応表に載ってないから同根語を検討できないんだけど?」という趣旨ツッコミをしていた(https://twitter.com/ThomasPellard/status/1536288665936306176)。あっ……(察し)

そういえば

そろそろ凱旋門賞ですが、タイトルホルダーくん楽しみですね。天皇賞(春)宝塚記念圧勝劇(+お姉ちゃん)ですっかりファンになりました。ロンシャンでも逃げ切ってほしいですね。ただ背負ってる期待が大きすぎるドウデュースくんにも勝ってほしい……武豊凱旋門賞に勝たせるために生まれてきた馬になったら胸熱すぎるでしょ……

あと先日のセントウルステークスは感動で泣きそうになりました。桜花賞のころから推してたので……(ソングラインちゃん安田記念戴冠おめでとう。BCマイル頑張れ!)。スプリンターズステークスで今度こそ待望のG1制覇を成し遂げてほしいですね……

ユキノビジンは! 引けませんでした!(すり抜けで夏服メジロドーベルサクラチヨノオーが来たのでまあ良し)

追記

ペラールさんの解説動画見た方が分かりやすい。

https://www.youtube.com/watch?v=UgXq14ag85Q

anond:20220922081214

これ見落としてましたわ。教えてくれて感謝こちらの方がわかりやすいのでみんなペラール氏の解説動画を見てクレメンス

専門外って日本語起源についてってだけで、比較言語学で博士取られてませんか??

博士号って持ってないからわからないんですけど食べられるんですか? ご飯粒よりおいしいんですか?

ここでもいくつか紹介されているようにトマ・ペラール氏は日本語でもいろいろ書いているしTwitterやAcademia.eduなどでも積極的情報研究を公開していて我々素人にとってはとてもありがたいです

ペラール、ヴォヴィン、ローレンスの3氏は色々academia.eduに上げてくれてて助かりますよね。ところで素人はいったい……うごごご。

有り難い要約だけど、最後の「アルタイ語族2.0」だから胡散臭い、という部分はやや迂闊かと。当該論文はそうでなさそう、というだけで真に画期的論文によりアルタイ語族復権することは可能性としてはあるよね

もちろんそれはそうです。ちゃんとした比較言語学的な手法で「アルタイ語族」の存在実証できるのならそれは歓迎すべきことで、その可能性は残されています。ただ、これまで数百年にわたって研究が続けられてきて熱心な擁護者も大勢いるのにまだ確固たる同系の証拠が出てきてない、というのは相当に重い事実ですよね……。ロベーツ氏は「民族主義的な議題を持つ人々」のことを揶揄してますけど、日琉語族の分類というのはまさにその「自分たちの言語はどこから来たのか」というルーツ探しの情熱に取り憑かれた人たちがいっぱい研究して、それでもなお結論が出ていないテーマなわけで(cf. 日本語の起源 - Wikipedia)。

日本日本語起源について野生の専門家増田意見を聞いてみたい

anond:20220922103201

増田はドシロートなんでなーんも独自見解は持ってないですが、古代ロマン的な観点からanond:20211121124146でも言及した大陸倭語仮説が面白そう(「大陸倭語」の存在はまだ定説にはなってないことに注意)。島嶼倭語(仮に「大陸倭語」の存在実証されない場合は日琉語)のUrheimatは五十嵐氏の指摘に沿えば近畿地方のあたり(多分四国ではない)。日琉語族列島半島にまたがって分布していて、そのうち大陸倭語が南進してきた朝鮮語族同化されたと考えると古代日本朝鮮半島との関わりに色々納得がいく(繰り返すように素人古代ロマンといくつかの論文に基づいて妄想したものです)。では仮に対馬海峡をまたいだ日琉語族存在実証されたとして、そのUrheimatは……どこでしょうね? なんもわからん

あ、トラバでやたらゲノム研究URL貼ってる人は、(もし同一人物なら)去年の議論血統言語系統混同したり(anond:20211121201022)、論文増田の内容を理解できてなかったりする(anond:20211121224311)ような人なので、マトモに相手する価値はないっすよ。一応ご忠告

参考文献

2022-09-12

anond:20220912175000

うーん、それを決めるのは馬主からなあ

馬主菊花賞秋天よりも凱旋門賞勝利を夢見てたらそりゃ遠征するのも止めれんやろう

別に馬主国内の馬生産力の誇示のために遠征するわけやなくて、凱旋門賞を勝ちたいか遠征するんやで

ドウデュース馬主は、盟友の武豊を勝たせたいか遠征してる

タイトルホルダーの馬主調教師に言いくるめられて(中距離G1勝利が条件なら宝塚記念勝てば行っていいですね?と言われた)遠征している

タイトルホルダーの馬主増田みたいに、「もはや凱旋門賞にこだわる時代じゃない」って言ってるし、さらに「だからこそここらで勝ってこの熱を終わらせよう」って言ってる

2022-07-16

悲劇シルヴァコレクターウインバリアシオン

オルフェーヴルさえいなければ、東京優駿日本ダービー)、菊花賞宝塚記念有馬記念を勝っている馬だからね。

有馬じゃゴールドシップを突き放して2着の馬だからね。

普通にGI4勝はしている馬なんよ。歴史的名馬の1頭よ。

オルフェさえいなければ。

2022-06-26

三冠馬を2頭以上破った馬は何頭いるか

調べてみたら意外といなかった。

三冠馬に2回以上勝った馬」は割といるけど,「2頭以上の異なる三冠馬を破った馬」はそんなにいない。考えてみればそれはそうで,同じ時代に2頭以上の三冠馬がいなければ成り立たない記録なので,たとえばナリタブライアンに勝った馬が他の三冠馬に勝てる可能性はほぼなかったわけで。

そういうことで以下で「2頭以上の三冠馬に勝った馬」を挙げてみる(三冠牝馬も含む。また,「先着した」ではなく「レース勝利した」に限った)。

1頭目カツラギエース1984年ジャパンカップミスターシービーシンボリルドルフの両者を破っているが,実はその前,1984年毎日王冠三冠達成後初戦となったミスターシービーを破っている。

2頭目は言うまでもなくアーモンドアイ。自身そもそも三冠馬である2020年ジャパンカップコントレイル・デアリングタクトを破った。

ここでは「三冠達成後に破った馬」のみを対象としたけど,三冠達成前も含めるならホエールキャプチャが入る。同馬は2012年ヴィクトリアマイルアパパネを破っているが,実は2010年芙蓉ステークス新馬戦に勝ったばかりのオルフェーヴルを破っている。

現時点で現役で,この記録を達成できそうな競走馬は以下。

2021年大阪杯コントレイルを破っているので,デアリングタクトを破れば達成。

2021年天皇賞(秋)コントレイルを破っているので,デアリングタクトが出走している今日宝塚記念で優勝すれば達成。

  • ソダシ

先日のヴィクトリアマイルでデアリングタクトを破ったので,今年スターズオンアース三冠を獲った後彼女を破れば,あるいは来年度に誕生した三冠馬を破れば達成。

2022-06-13

クラシックの年齢差別抗議デモに500頭 栗東

栗東栗東トレーニングセンター(以降トレセン)でJRA所属する競走馬約500頭によるダービーを始めとするクラシック競走の年齢規定に抗議するデモが開かれた。

クラシック競走とは、イギリス起源とする古くから施行されていた伝統的な競馬の競走である

現在日本では3歳馬のみが出場できる。

デモに参加した競走馬の1頭は「クラシック年齢制限をかける必然性は無く、実際年齢制限を設けていない国もある。また、調教師意向により自分意思に反してデビューが遅れることが常であり、それにより出走できないのは不公平だ」と主張した。

抗議デモが激化しストライキに発展した場合宝塚記念の開催が危ぶまれる。

JRA関係者はこの抗議運動に対し、「競走馬の主張を真摯に受け止め、今後の対応検討して行きたい。」と述べるに留まり年齢制限撤廃について明言を避けた。

一方、「一生に一度だからこそクラシック特別なのだ」と抗議に対し不満を述べる競馬ファンも多い。

政府はこのデモ競馬界で収まらず、各地の草野球チームが甲子園への出場を主張しないか懸念している。

anond:20220613103740

貯金はいくらあるんだ?

とりあえず増田に何か起きて無職になるリスク対応半年分の生活費現金で持っておいて、あとは宝塚記念エフフォーリア単勝全賭けすれば良いと思う

2022-06-11

世界がどう転んでも生涯独身が確定している増田民が男だの女だの結婚だの家事育児だのを語るのを観るのは辛いから、みんなで宝塚記念の話でもしようぜ

2022-06-05

anond:20220605204635

そうかー、それは不運だったね

来週は箱館スプリントだね

上半期は月末の宝塚記念最後G1

なんとか取り返して夏を迎えたいよねー

こちらの土日の成績は、土曜は新馬戦でエゾダイモンに単複合計1500円注ぎ込んで撃沈

5レースエルパソ単勝500円1点で、2倍ついてエゾダイモンにやられた分が500円返ってくる

鳴尾記念勝負三連単空振りで、しか利益確保の三連複がまさかオッズ下がってて230円トリガミ

土曜は計マイナス1230円

日曜は安田記念のみ

総額2700円買って、馬連300円当選利益2520円

日通算でプラス1290円でした

2日楽しく遊んでお昼ご飯代もらえた感じなので、まあ、大して儲かりはしてないけど、悪くなかったと思います

次は宝塚記念かなあ

来週は田村厩舎の新馬グランサバナって子がデビューするから、それだけ応援で買うかもしれない

2022-05-30

やっぱりダービー馬になれなかったのが悔しくなってきた

大興奮のダービーアスクビクターモアが応援かいあって3着になったり、馬券がきちんと取れたりしてすごくいい日になったのは間違いないんだけど

今日競馬ニュースはドウデュースのことばかり

アスクビクターモアも強かったよね、みたいに書いてくれてる記事はそこそこあったけど、やっぱりダービー馬にならないとダメなのかあ、と

一日たつと、やっぱりビクターに勝ってほしかったなあ、という気持ちがしみじみわいてきた…

よし、菊花賞は勝つぞ!

G1勝利ダービーで3着になった馬で、後にG1取った馬はメジロブライトとかサトノクラウンがいるみたい

テイエムオペラオーとかもダービー3着だったけど、こいつは皐月賞勝ってたのか

ブライトクラウンを思うと、ビクターも将来狙うのは宝塚記念とか春の天皇賞あたりか

有馬記念でもいいぞ

G1馬になりますように

2022-05-12

ヴィクトリアマイル予想

1週間ぶりだね

買うな、俺は買わないと言いながらも200円だけNHKマイル買ってしまって当たり前に損する競馬増田だよ

さて今週はヴィクトリアマイルだね

春の最強牝馬決定戦という意味合いがあるので、適性外の牝馬も出てくる難解なレースだよ

でも、馬券が当たるとか当たらないとかはおいておくとしても、今年は役者がすごく揃ったのでとても楽しみなレースだよ

しっかり予想して、少額でも馬券買ったらもっと楽しめるから、一応ちゃんと考えよう!

ヴィクトリアマイル傾向

傾向としては、過去10年を見ると、

1番人気が馬券になった確率50%

2番人気が馬券になった確率10%

3番人気が馬券になった確率20%

10番人気以降が馬券に絡んだ確率60% (30頭中7頭)

となっていて、人気順で買っても当たらない、とても難解で荒れるレースと言えるよ

その反面、過去10年で馬券に絡んだ30頭のうち16頭は5番人気以内だよ

5番人気以内が馬券内に2頭入った年はは10年中6回あって、5番人気以内が1頭も絡まなかったレースは1回だけだよ

5番人気以内、というキーワードで注目すると難解さのわりに取れるチャンスがあるレースだよ

また、アーモンドアイやグランアレグリアのような、牡馬も凌ぐような絶対女王が出走した場合はきちんと勝っているし、ブエナビスタも敗れはしても2着に入ってるよ

何より東京1600mというコースは堅い決着になりやすコースとして有名だよ

同一コースでもNHKマイルカップは力関係も変わりやすい3歳馬で、色んな路線からやってきて初顔合わせもあるため予想は難しいのだけど、古馬東京1600であるヴィクトアマイルが本来は難しいはずはないんだよ

ところが荒れてしまうのはなんでなんだろうね?ということを考えるといいんじゃないかな、と思うよ

また、気になる点としては、東京1600は枠の有利不利がほとんどないコースとも言われているけども、ヴィクトリアマイルはなぜか内枠がはっきり有利な傾向が出ているよ

これなんだけど、有利不利はない、って話が本来、強い馬は外に行っても勝つ、って話なだけで、突出して強い馬がいなくてみんなが同レベルなら当たり前だけど内枠が有利だよ

さらに、ヴィクトリアマイルの週からBコースにかわるため、内の荒れた馬場を使わなくなって、内外の馬場の差は一応はなくなるよ

馬場の差が内外でない=内が有利ってことで、それがそのまま結果になってるってことだと思うよ

要するになんだけど、ヴィクトリアマイルの難解さって、本来差なんかないドングリの背比べなのに、無理やり序列をつけようとしているから、荒れたように見える、ってだけの話なんだと思うよ

言ったら失礼かもしれないけど、牡馬含めてガチンコでやるレースと比べたら突出した馬がほとんど出走しなくて低レベルって話になってしまうと思う

実力馬も外に行けば3-5着とかになるし、人気薄も内枠に入れば勝ちまで狙える

(人気薄の外枠もちょこちょこ絡んでるからあれですけど)

違う世界線10回同じレースをしたら、10回ともバラバラの結果になるようなレースなら、予想に意味なんてないんだよ

仕上げ具合の差もあるよね

強い馬からすると、天皇賞ダービーなんかと違ってヴィクトリアマイルを最終目標としない子も多い反面、G1を狙えるとしたらこしかない、みたいな力が劣る子がメイチで仕上げてきたりもするよ

その仕上げの差は結果の差になるよね

しかし、今年に関して言えば、役者が揃っていて上はハイレベルに見えるので、例年のように荒れた結果にはならないんじゃないかと予想しているよ



予想の手がかり

というわけで

手掛かりは古馬牡馬ともG1レベルで互角に渡り合って勝ち負けできている馬がいれば、その子に関してはレースが荒れるとか、疑う必要はないと思われる

今回のレースに関して、そんな馬がいるのか?というといる、4頭もいる

疑いのないのが1頭

あほぼそれに該当するというのが1頭

実績から言えば該当するけどこのレースでその実力を発揮できるかわからないのが2頭だよ


レイパレは間違いなく該当する

ソダシは、札幌記念フェブラリーステークスがそれに該当するので、まあ、当てはまってるっちゃ当てはまっている気はするけど、札幌記念で最も強い相手牝馬だったのと、ダート競走のフェブラリーステークス3着をそのまま高評価してええんか?というと少し考えてしま

デアリングタクト伝説ジャパンカップがあるから一応クリアしてると思うが、故障明けだから参考外

システンシアは、昨年高松宮記念2着、スプリンターズステークス2着だし、短距離ならば間違いなく当てはまっている

けど、今年の高松宮記念敗戦と、昨年のヴィクトリアマイル、一昨年のマイルチャンピオンシップを考えるとまた印象違うよね、という感じ

さし当ってはこの4頭の見極めをまずしなきゃいけない

この4頭のうち、今回のレースでばっちりハマる!いける!と踏んだ子が見つかれば、それは信じていい

強いけど荒れるからなー、とか思わなくていいと思われる

でも、実際問題、デアリングタクトとレシステンシアを不安なく信頼できる人はいないだろう

現実的にはつまりレイパレとソダシの2頭の見極めが予想のスタートラインでしょう

レイパレ

レイパレに関しては大阪杯をメイチに仕上げていて調子が落ちているかどうかが懸念

ギリギリまで仕上げていたら通常はその後休養させないとリフレッシュしないもの

そこがどうなのかをきちんと見極めたい

一応短期放牧にも出ているし、1週間前追い切りも悪くなく、調子維持という話

調教の動きに怪しさがないなら信頼していいのでは

マイルレースが久々だけど、スピード不安はないし、むしろ2200でよく善戦してたなという印象

1600は川田も待ち望んでいたそうだし、ファンだって待っていた面はある

適性は疑う必要はないでしょう

最終追い切りと枠の発表を待ちたい

ソダシ

ソダシは急にやる気なくしたり根性出すのアホらしくなったりする気分ムラのある子だから難しい

今回もそれがないか、いい感じに集中できているか問題

これはパドックから返し馬で見るしかいかもしれないし、見ても馬の気持ちなんてわからんから何とも言えない

信じるかどうかでしかない

あとダートから芝の走りに戻れてるか、だけど、そこはそんな問題じゃないぽい?

ただ、本気出せたのなら、一般的に思われている以上の能力は持っているはず

地方競馬ちょこちょこ見てる増田からすると、中央G1で3着絡む馬なんて化け物だしパワーは牝馬では抜けてるだろう

桜花賞レコードスピードもある

ソダシ自身がこれ以上ないくらい本気を出してくれるなら、適性ばっちりのマイルならレイパレだって負けないだろう

まじで馬の気持ち次第

今回の予想で一番難しいのはここ

デアリングタクト

デアリングタクト故障明けで今回はちゃんと走れたらそれで満足、みたいなところもあるだろうし、宝塚記念目標という話もある

故障明けでいきなりギチギチに仕上げることもできないだろう

楽しみではあるけど、勝ち負けのレベルかは疑問に思っている

陣営の考え方次第なので、厩舎の談話をしっかり聞きたいと思う

案外あるでってなったら当然無視できない

システンシア

システンシアは阪神JF桜花賞マイルG1の実績はあるけど、古馬マイルG1は2回出てて8着と6着

弱くはないけど、短距離イメージほど、マイルで強い馬とは思えない

距離延長に対応できるように仕上がっているかどうか?がポイント

これは騎手調教師の談話を参考にしたい

個人的にはタワーオブロンドンが高松宮記念負けて終わったように、レシステンシアもピークは過ぎた気がしていて、全盛期で無理だったマイルに今更行けるんか?と思うとちょっとダウト

でもさー、それこそが穴馬って感じもするんだよねー

冷静に実績、実力だけを見れば、その力は疑いようがないわけ

もしレシステンシアが勝つようなことがあれば、なんで切ってしまったんやろ、って思うよね

なやむー


それ以外の馬

ソングラインファインルージュはもちろん有力だと思うし、実力は上位にほとんど迫っている気はする

上の4頭、というか上位2頭が少し本調子じゃないだけで十分勝つチャンスがある馬だと思う

他にも、アンドヴァラナウトやテルツェット、マジックキャッスルみたいな、阪神牝馬Sとか、牝馬前哨戦を戦ってきてここでメイチ、みたいな馬もいるし、そういう馬も穴をあけるチャンスは十分ある

この辺の上がり馬的な立ち位置の馬の、本当の実力の評価アンカツさんの評価が大体当たっていると思うので、なんと言うのか待ちたいと思う

最後

もし、レイパレからシステンシアまでの実績馬4頭のうち、これだ!信じられる!って馬が見つからなかった場合

例年並みの、どんぐりの背比べレース、つまり、荒れる、と言われる結果になる可能性が出てくる

3着まで、というなら全頭にチャンスがあるのは例年の傾向が示しているところだし、何が起きても不思議はない

けど、今回に関しては、上がしっかり強い分、勝つ馬は5番人気以内だろうし、おそらく3着内のうち2頭以上は5番人気以内で占めると思っているよ

とりあえず今回はいつも以上に調子、仕上げの見極めと、枠の差は大事

全てはそれが判明してから考えたいですね

色々情報出たらまた追記しま

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