はてなキーワード: メモ帳とは
タイトル通りなんだが、
「初心者にはmacおすすめ!」「世の中のプログラマはみんなmac使っている!」
というバカなことを言っているアホが仰山いて笑える。
しかも、最近、OS事情が大きく変わっているのに、未だにwindowsはunixコマンドガーとか言っているやつが居る。もうね、言葉を失うよね。
まず、最近のOS事情の移り変わりなんだけども、windowsが最近かなりLinuxに近い触感になるような機能が多く追加され続けている。
例えば、wsl(コマンド関係)やwinget(CUIインストール)が挙げられる。
他にそれらを取り巻くプログラミング事情としては、vscodeがある。vscodeは、powershellやsshだけでなく、wslのコマンドも使えるようになっている。
そのため、従来はpythonやらjsはめんどくさ。とおもっていた点もある程度は改善されている。
ちなみにmacは特に最近はプログラミングに関する話を聞かない。
自分が、プログラミング環境の次に、大事な要点だと思っているのが、一般人の使用含めたシェア率。
正直、作っても誰にも使ってもらえないという状況では、全く意味がないので、シェア率は非常に大事だと思っている。
最近のデータでは、88%ぐらいがwindowsであるという統計がある。web系やiosアプリならまだしも、パソコン一般人に使わせたいソフト(特にゲームとか)を作りたいなら、windowsしか選択肢ないと思う。
そんなわけで、元からmac使いなら、まだしもわざわざwindowsから乗り換える必要は全くない。
ただ、mac使いでも全くwindowsでないと非常に困るということは、ある程度は…無くなってきてはいるですよねー。
ほれ、クロスプラットフォーム開発が盛んで、ライブラリなどの環境から障害は、少なくなってきているので…ただし、ios開発お前だけは許さない。
1点目は、web系からプログラミング始めたいとかいう奴に釘差したい、
web系はある程度セキュリティやらデータベース、コマンド知識やらないと爆死する。そんなわけで、GUIオンリーでパソコンを楽しんできた奴には、マジでお勧めしない。
まずは、webからではなく、統合開発環境上で実行ファイル(メモ帳とか)を作れる方面から始めろ。そして、linuxとかネットワークとかセキュリティとかの本を片っ端から読め。webを始めるのは、それからだ。
webでも実行ファイルを作ることは、星の数ほどあるし、別に必要ない知識はないぞ。
2点目は、勉強用とはいえ、いつも使っているOS上で、コマンドが使えるからと鯖建てるな。(windows・macどちらも)
かならず、仮想OSでやれよ。ミスって、apacheインストールできないとか言われても、周りは困る。とりあえず、わけわかめになったら、スナップショットでリセットしとけ。
あのさ
机の周りのデスクを整理していたら、
何かオススメない?
できれば木の温もりティー感じられる温かみのある木製のペン立てがいいなぁ、
とかリクエストをしておきながら、
もうおまえの欲しいペン立てのイメージはついてんだろ!?とかって意地悪なことは言わないで、
推しを教えて欲しいわ。
そう言えば、
推しと言えば、
推しが出てくる夢を見たの!
でね、
向こうからいつも応援ありがとうございます!って
手を差し伸べられたので握手してくるくる回ってワーイってなったところまでは良かったの。
で手を剥がすとき、
ちょっと手が引っかかっちゃって、
向こうの手首を痛めさせたような感じで、
すごく手大丈夫かな?負傷させてしまったわ!って夢の中で気落ちしていたの。
本当に、わ!マズいことやらかしちゃったわ!って思いで一杯だったんだけど
目覚めて、
ああ、夢で良かった!って先に言っちゃってたけど、
夢落ちの話しなんだけど、
本当に夢でよかったわ!って思ったわ。
でも正に正夢にならないように、
私も手を剥がすとき気を付けなくちゃって思ったし、
ああいう人たちって剥がし避けというかギュッと握り返したりされたりするので、
なお注意しなくちゃいけないのよ。
夢で得た教訓よ。
でもさ、
夢って一瞬で起きたら忘れちゃわないワンダーランドって感じで、
夢見たらメモするのよ!って
意気込んでメモしても
うーんこれは一体何の夢だったのかしら?思い出せないこと多々ありまくりまくりすてぃー。
でも来れよく考えたら
浜辺美波ちゃんがシーエムに出てるクックドゥーの夢だったんじゃないかしら?って思ったの。
でも思っただけで、
本当にその夢だったのかは結局よく分からないんだけどね。
そういうのとは逆に、
起きても鮮明に覚えている夢ってあるじゃない。
今回の推しが出てきた夢は正にその夢で
赤いドレス着ていたのまでしっかり覚えてるのよ。
でもさ、
お味噌汁作るシーエムとXOジャンのシュウマイを中華屋さんで頬張るシーエムとでは
シーエムごとに妹役の人が違ってて、
これはパラレルワールドの世界の中のifなのかしら?って思って
よく見てみるとそう言ったことがあるみたいよ。
私今度は夢にナタリーポートマンさんが出てくるようにお願いしてみるわ。
でもこればっかりは本当に夢でよかったわ!って話しでした。
うふふ。
たまに私の好きなラインナップのサンドイッチが一切無いときがあるから
まあそう言うこともあるわねって感じの
この季節はスイカはそのまま食べた方が美味しいわよね!
やっぱり。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
小学3年生までは絵を書くことが好きだったけど、4年のときに都会に引っ越して、一気に増えた同級生たちと付き合ったり、野球部に入ったりして時間がなくなり、絵を書くことは全くなくなった。
1年生のときに小さな町のコンクールで入賞したんだけど、今は絵がクソ下手。ウルトラマンを書いた時は崩れた目玉焼きみたいになった。
そんな私が今、約8年ぶりに絵を書きたいと思った。ぞうさんの絵を。
ぞうさんの絵は大きな耳と長い鼻、つぶらな瞳を書くだけでいい。たったこれだけでいい。
緊張しながらシャーペンを……書きやすいという理由で長年愛用しているぺんてるのスマッシュを手にとった。手元にあったメモ帳に書くことにする。
まずは左耳から書く。体を洗うときは左腕からだ。物事の始まりは左。まんが日本昔ばなしのエンディングで揺れている少年の輪郭から左耳から下を消したような左耳が書けた。
次は右耳。下手くそな3になってしまった。何十年も書き続けてきたよく見る3だ。
2つの耳を書いたところで、これらを接続する頭頂部が必要だということに気づいた。一旦お茶を飲み、落ち着いて書く。力なき、ゆるく盛りあがるお山だよ。
次に書くのは目か鼻か。だるまの目は最後に入れるのだから、このぞうさんも目は最後だな、と判断し、Jを2つ書いて先端を3で接続した。ゆるふわなお鼻にしたかったけど、なんか緊張している。
最後は目。なんかキラキラさせたかったので、黒丸の中に白い3があるような感じのものを書いた。
ぞうさんが完成した。8年ぶりに書いた絵を見た私の心境を考えてみろ。そしてぞうさんの絵を想像してみろ。今日の夢にそいつが出るぞ。
修学旅行の必要性を感じない娘の話がツイッターでバズってるので、私の経験を少し。
(ちなみにこの話自体は、「何も修学旅行を楽しみにしている人たちを下に見なくても…」と思った。)
もう15年近く前になるが、私は周りの友達と群れないことをかっこいいと思っている、超絶生意気な中学生だった。
そして、元ツイ主の子供と同じように、大勢で泊まる練習をする意味を感じないと親に主張し、修学旅行を拒否しようとした。
母は、それを頭ごなしに否定することなくこんな感じのことを言った。(※私が受け取ったメッセージの意訳で、当然細部は異なります。)
「その考えも間違っていないけど、お母さんは、生い立ちや考え方が全く違う人たちと、意見をすり合わせる練習だと思う。将来どんな仕事をしても、嫌な意見をそれとなく回避したり、自分の意見をすんなり通したりする場面は出てくる。ゴリ押しだけでは周りも不快にするし、楽しく仕事ができない。私はこれがしたいです!で通用する大物アーティストだっているけどね。」
だから、親に甘えられない場所で、旅行の行き先を決めたり、見学中に迷ったり意見が割れたりするのも、意味があることだと。
私は、それでもわざわざそんなことを練習するために2泊3日無駄にするのが嫌だと返した。大人になってから仕事をするときの自分の苦労なんか知らないしどうでもいいし、ディズニーランドだけが楽しみだったから、我慢しても1泊だと思った。
そこで母に提案されたのが、旅行中メモ帳に「楽しいと思ったこと」「つまらないと思ったこと」を書くことだった。
そして、「楽しいと思ったこと」が、「つまらないと思ったこと」を我慢してまで得たいと思わなければ1泊で帰ってきていいと言った。
今思えば、そんなことは無理なのだが、母は私が修学旅行を楽しんでくるという確信があったのだろう。確かにその通りになった。
「つまらない」もたくさん書いた。Aちゃんの歯磨きが雑で歯磨き粉が飛んできたとか、Bくんが新幹線で吐いたとか、国会議事堂つまらなかったとか。
でも、「楽しい」の方がもっと多かった。楽しいと思ったら直後に書き留めていたので、夕食のマズいコロッケの押し付け合いの話まで書かれていた。
私は、つまらないこともたくさんあるけど、楽しいことのために我慢することを選んで2泊3日を終えた。
たった一度の旅行の経験だけが、社会人になった現在の意見のすり合わせの土台になっているとは思わない。旅行以外にも、部活や、習い事や、受験勉強など、色々なことを経てこその今だと思う。
上司への愚痴をTwitterに書いたり、命令してくる先輩への愚痴をTwitterに書いたりしながら、現実では自分の意見も主張しつつ相手の意見も取り入れた妥協点を仕事に反映させている。
修学旅行に行く必要はないかもしれないけれど、私はあの時自分の主張通りに修学旅行を不参加にしていたら、その後の部活での話し合いや、学校生活での色んな揉め事を、全て同じように切り捨ててしまったんじゃないかと思う。
切り捨てることが悪いとは思わないけど、切り捨てた場合の自分の不利益に納得できるような人間でもないから、切り捨てない生き方をしたことは私にとっては正解だったと思う。
大好きな仕事を大嫌いな人間たちとこなす人生だってあるわけだからね。
元ツイ主の娘がどんな人かは知らないし、あの短いツイートで人格を断定することもできないけど、修学旅行に意味を付け加えるのは自分自身であって、そういう機会を与えてもらえる機会というのは人生で意外と少ないということは伝えたい。
きっかけは何だったか、そうそう鈴村さんの生放送のラジオに真綾さんが出演されたのを聴いたとき。
その時たまたま見かけたファンの方のツイートで、真綾さんの「from every where.」のことを知ったんだった。
調べてみると真綾さんのヨーロッパ一人旅のことを書いた本だそうな。
なんだかとっても気になって、でも正直言って真綾さんのファンなわけでもなし、旅行だってどちらかといえば好きじゃない。
いきなり買うのはなぁ、と部屋を埋め尽くす物の山々を見て、とりあえず図書館で借りよう、そう思った。
ここで大事なのは借りようと"思った"だけで、"決めた"わけではないということ。
実際それから2020年春になるまで私は地元の図書館の蔵書検索すらしなかった。
2020年、いま現在もその渦中であるが、おそらく歴史に残るであろう未曾有の事態に世界中が襲われている。
様々な業種がコロナ禍にあえぐ中、書籍の売上はどうやら好調だったらしい。
確かに営業時間を短縮し、人数制限をして営業してくれた駅前の個人書店も、いつになくレジに人が並んでいた。
私自身もご多分に漏れず本を読みたくなり、そこで思い出したのだ。
坂本真綾「from everywhere.」
iPadから蔵書検索をしてみようとアクセスすると、当然だが図書館も閉館中。
外出自粛要請が解除され、徐々にお店や施設が再開しはじめ、蔵書検索機能も復活した。
早速、気になっていた小説2冊とともに予約。最寄りの図書館には無かったものの、貸出待ちをしてる人はいないようで、すぐに他館から届くだろうと思っていた。
というか、知らないところへ行くのがあまり得意ではない。
旅行先の土地へ着いてしまえばあまり気にならないのだが、それまでが非常に億劫である。
海外へのフライト中なんて泣き出したくなるくらい不安で不安で仕方なくなってしまう。
以前たまたま見た某バラエティ番組で「寄り道をしたり、今日は違う道を通ってみよう、とならない人は適応障害になりやすい」という精神科医の発言を見た。
そのとおり、私は適応障害を発端としての諸々で長くポンコツになっている。
じゃあそうならないように寄り道をしろ、知らない道を歩けと言われても、そもそも知らない道に入るだけで不安になるのにどうしたらいいのか。
近所を2~3時間散歩するときだってグーグルマップが頼みの綱なのに。
そんな私にとって真綾さんが書き記した数々の土地での不安な気持ちは正直心がざわつきもした。
閑話休題。
読みすすめてしばらくして気付いたことがあった。
「そりゃ坂本真綾が書いてるんだからそうだろう」と思われるかもしれない。実際彼女のファンの方はそうなのだろう。
だがしかし、私が知ってる坂本真綾の声はほんの数本のアニメか、数曲の歌声か、何本かのラジオ等でしかないのだ。
彼女が長年ラジオをやられているのは知っているが、一度も聞いたことはない。(ファンの方、関係者の方もしこのブログを見てしまってご気分を害されたらすみません)
なのに何故かすべての言葉が彼女の声で、間で、温度で聞こえてくるのだ。
ローマのそばの山の頂上のB&Bにて彼女が山中湖を思い出す中で、彼女の作詞した『I.D.』という曲の歌詞が出てくる。
http://www.utamap.com/viewkasi.php?surl=k-000640
それだけでとても幸せな気分になれるんだ
だから堂々としていればいいのさ
心と同じ声になるように
何度も何度もその部分を読んだ。
指でなぞりさえした。
心のなかで読み上げた。
その時頭の中で聴こえる声は坂本真綾ではなかった。
いま私が好きなもの。
それを見ず知らずの人たちに根拠なく叩かれている。
直接言われたわけじゃない。ただのインターネット上のデカイ声に殴られているだけ。
別に私自身が貶され、謂れのない誹謗中傷にあえいでいるわけじゃない。
そう思って息を潜めて周りの様子をうかがって声を出すことに疲れていたのかもしれない。
私がいまこの本を手にとったのは、この言葉に出会うためだったのかなと思えてちょっとうれしくなった。
37日間のひとり旅を終えた真綾さんの元に届いた数々のメッセージ。
これはあの時の彼女から、これはあの時出会った彼から、読んだばかりの彼らの姿は鮮やかに呼び起こせる。
シャルル・ド・ゴール空港で書かれた真綾さんからの最後の手紙。
このとき市橋織江さんが撮った坂本真綾はどんな表情だったのかなって想像しながら読んでいた。
日本に帰ったらまず「あなた」と一緒にしたいこと、その文章を読んだ瞬間なぜか急に涙が出た。
出たなんてもんじゃない、しゃくり上げるほどの大泣きだ。
この気持は何だ?
夜、車の中から街頭を眺めていて感じる帰りたい切なさと、安心と、羨ましいほどの愛情。
きれいな気持ちじゃない、でも決してドロドロはしていない、いろんな何かがぐわっとせり上がってきたのだ。
いまだかつて経験したことのない感情の揺さぶりに驚きすぎて、私もこの事を文章に残そう、そう思って勢い任せに書き始めたのがこれだ。
誰に読んでほしいわけじゃないけど、誰かに聞いてもらいたかった。
坂本真綾の「from everywhere.」のことを。
メモ帳を立ち上げると同時に、私はこの本「from everywhere.」を購入した。
正直何度も読み返すかと言われたらわからない。
また同じように涙するかと言われてもわからない。事実この文章を書くために最後の手紙を読み返したが泣く気配はなかった。
真綾さんのファンの方で、実際同じように彼女の足跡をたどって旅行をした方もいるのではないだろうか。
ストラホフ修道院、モルダウ川、ピアノのある老舗のカフェ、素敵なご夫婦と過ごしたB&B、サン・ジョルジェ城…
どんな景色が見えて、どんな匂いがして、どんな音が聴こえるのか想像をかきたてられる場所ばかりだけれど、きっと私は行かないのだと思う。
でも何故か思ってしまったんだ。
華奢で、シンプルなニットやタイトスカートを高校のうちから着こなして、大学では大学院まで行って英語を学んで海外で仕事をしたいと語る、耳で綺麗に揃えられたショートヘアの彼女は、私の自慢の友人だった。
高校を卒業して大学に入っても、彼女とは頻繁に連絡を取り合っていたし、お酒を飲めるようになってから月に一度は私たちには少し敷居の高いお洒落なお店で近況報告をした。ふたりで丸一日ディズニーランドで過ごすことなんて何度もあったし、初めての海外旅行は彼女とだった。つまり、かなり仲が良い女友達だったのだ。
本気で好きになった人に秒でやり捨てされた大学1年の夏、男がダメなら女と付き合うことにしたと言っていた(私はその日初めて彼女がバイだったことを知った)翌月、親のために結婚をしたいと言われ振られたと泣いていた2年の春。
もはや自暴自棄になった彼女が手を出したのは出会い系アプリだった。
そこで出会った10個上の男性は、彼女曰く「完璧な人」だったらしく、彼女はわかりやすくその男性にのめり込んでいったし、あっという間に付き合うことになった。
それはおめでたいと飲み会を取り付け、肉を焼きながら話を聞くのだが何かがおかしい。
「家が2つあるらしくて、ひとつの家にはお邪魔させてもらったけどもう一つの家には社員さんとルームシェアしてるから行けない」
「付き合って3ヶ月経つけど、未だにおうちデート以外したことがないし、写真も撮らないでねって言われてる。そういえば苗字も知らない」
「あと、完璧主義で私にもそれを要求してくるんだけど、それは全部私のためになることなんだって。」
………いやいやいや。いやいやいやいやいや。
どう考えてもおかしい。麻雀のことはよくわからないけど、「役満」ってたぶんこういうことだろう。ダメ男役満。どう考えても奥さんか、それか本命の女と一緒に住んでるオチだろうし、完全に遊び相手にされてるだろ。喉まででかかった言葉を飲み込んで、
と一番突っ込みやすそうな部分を笑い混じりで指摘してみたところ、彼女の顔色が変わった。
「でもね、彼と私は、今のままの私じゃ釣り合わないんだって。だから彼は強く言ってくれるし、私が気づかないような部分まで指摘してくれるの。伝えてくれたところを頑張って直すと、自分がとてもいい女になった気がするの」
「それよりね、こないだ彼と〜」
あれ、彼女、こんな子だったっけ?
最初に抱いた違和感はそこだった。一瞬言葉に詰まったのを覚えている。
無我夢中で彼の「いいところ」を並べ立てる彼女は、可愛らしいというより少し不気味だった。
そんな別人のような友達と喋ることが辛くなり、その日は早めにお開きにした。
それからは恋は盲目、あばたもえくぼ、そんな自分に気づかない彼女は周りを蹴散らしてどんどん彼に猪突猛進。そんな状態が続いた。
「ベッドに長い髪の毛が落ちていた。でも大丈夫。私は彼を信じているから。」
「彼の通知画面に出会い系アプリの通知があった。でも大丈夫。私は最後には幸せになるから。」
「彼には何年も付き合っている彼女がいて、その人と同棲していた。でも大丈夫。私が一番愛されているから」
私はそのたび彼の矛盾している部分を何度も何度も指摘したが、私の言葉は彼女には何も届いていないようだった。
友達が出会い系アプリで彼と出会ってから、もう一年半が経とうとしていた。
私は就活をしながら、めっきり会う頻度が減った彼女の裏アカウントのツイートを眺めていた。いつのまにかラインもしなくなった私たちが、お互いの近況を知るためのツールはツイッターとインスタグラムだけだった。
基本的には、彼のどんなところが好きだとか、自分には何が足りないのかとか、そんなことを綴っていた裏アカウントに、衝撃の言葉が綴られていた。
「彼の会社に就職することにした♡面白そうだし、楽しみだなあ。」
頭がくらくらした。たしか、彼の会社はベンチャー企業で少なくとも海外で働けるような環境ではない。
いやお前、、、あのさあ、、、
海外で働く夢は?進学予定だった大学院は?その夢を応援してくれていたご両親は、、??
もう、私が知っている彼女はどこにもいないのだとその時痛いほど突きつけられた。私が大好きだった彼女は、出会い系で出会った32歳の男性によって全て塗り替えられて、まったくの別人になってしまったのだ。
大体、出会い系で20歳の女の子を引っ掛けて会社にまで入れちゃう30代社長って何?最初から最後まで地雷物件じゃねえか。
そんな気持ちで裏アカウントのフォローも外さず、監視を続けていくと(わかっているとは思うが、私の性格は全然良くない。)、彼女の様子はどんどんおかしくなっていった。
「仕事が辛い。けど、頑張らなきゃ。」「大学辞めたい。仕事に集中したい。」「仕事に集中したいのにゼミの人たちが邪魔をしてくる。」
「こんなの、やりたい仕事じゃない。」
うーん、このままだと、大学中退の就活未経験のフリーターが出来上がってしまうのかな。それとも先に鬱になっちゃうのかな。でもまあしょうがないか。もはやエンターテインメントのひとつとしてしか彼女を見ていなかったが、それも長くは続かなかった。
彼女が裏アカウントを消してしまったのだ。理由は確か、仕事の愚痴をここに吐いてしまって甘えてしまうとかだった気がする。
これで完全に彼女との深い友人としてのつながりは切れてしまったと思った。あとはうわべだけのインスタグラムしか残っていない。インスタグラムのストーリーで、彼がついに本命女と別れて、彼女とちゃんとした同棲を始めたことを知った。(ふつうにすごい。健気さと執念と若さの勝利だと思った。)(本命女は30前半だったらしい。)
ただ、すでに私の中で、心からおめでとうと言える段階ではなかった。
私は高校時代から大好きだった友人があっという間に変わっていくのが悲しかったのかもしれない。私の話も聞かずに彼のことばかりを上の空で話し続ける彼女から目を逸らしたくて、連絡する頻度も少なくなっていったのかもしれない。ただ、今となってはそんなことはどうでも良くて、彼女は私にとって「どこからどうみても地雷の男に溺れて忠告も聞かず自分との友情を切った女」でしかなかった。そんな女を今でも大好きな親友♡と思えるほど、私はお人好しではない。
彼女が同棲を始めて少し経った時くらいだろうか、彼女から急にインスタグラムのDMが来た。(驚きすぎて、その日の夜は彼女と社長の彼と私の3人で遊ぶ夢を見た。悪夢だった。)
2日間ほどぽつぽつとやりとりをしていると、送られてきたのは「彼が浮気していて辛い。自分の思い描いてた幸せはこんなものじゃなかったのかもしれない」というメッセージだった。
「今更気づいたのか」以外の感情が沸かなかった。ていうか彼との関係が不安定になってきたから私に擦り寄っているようにしか見えないんですけど…。
ねえ、私たちってまだ友達なのかな。私がもっと優しい人だったら、今でもあなたの悩みに寄り添えるのかなあ。そう思いながら、興味本位で話を聞き続けた。彼女はいつのまにかポエマー気質になっていて、文章はとても読みづらかった。(彼も清水翔〇の書く歌詞のようなLINEをすると話していたことを思い出した。やっぱり彼氏彼女は似るのかと思ったし、良くないところばっかり似る気がする。勘弁して欲しい。)
ついきのう、彼にもう無理かと思ってると言われた、辛いけど離れようと思うと彼女から連絡が来た。これを伝えるためにライン1スクロール分くらい使って送ってきた。
ねえ、もう大学四年生の冬になるよ。失ったのは、たぶん彼に費やした時間だけじゃないんじゃないかな。学校での信頼とか、ご両親の信頼とか、私との友情とか。あなたはこれから、どうやって過ごしていくの?
あ、お願いだから、私にだけは頼ってこないでね。
そんなふうに思いながら自分の心の整理のためにメモ帳のアプリに書き起こしてみたら、想像以上に大長編になってしまった。とりあえず残しておこうと思う。
〜後日談〜
結局彼女はのこのこ彼と復縁をして、また頑張ってみると抜かしやがった。2時間電話して別れたのは正解だったよとテープレコーダーのように繰り返し声をかけ続けた私の虚しさを返してほしい。
怒り半分、悲しさ半分。この時の気持ちは、同じ経験をした人にしか分からない気がするが、ここまで読んでくれた人にはちょっとでも共感してもらえたらいいなとも思う。
気付いたら「なんでもいいけど彼の言うことしか聞けないならもう私に連絡してこないでね」とラインしていた。完全に友達を失ってしまった瞬間だった。(何度でも言うが、私は性格が良くない。)
anond:20200715070147書いたものだけど別にさ消えろとか死ねって思ってるわけじゃなくて自虐をやめなさいよって話をしたいの
んで自虐をしたい?のに無意識に加害してるから気をつけなはれやってこと
加害してもノーダメな無敵の人ってわけじゃないし、自虐することが快感ってたちでもないんでしょ
世の中には他人パンチしても痛覚が発生しないタイプもいるわけよ、自虐で達しちゃう人もいるでしょう、でもそこまでには見えない
消えてなくなりたいなぁって思う気持ちは否定しない、自殺したい人やひきこもりになる人にもいろんな事情があるから
それでも、やってて辛いと思うなら一旦やめにしねえかって話
アスペだろうが発達障害はスペクトラムであって衝動性が強かったりするのも往々にしてあるから脳直で思ったこと言っちゃうのも分かるし、発達障害者だからと言って社会性が完全にゼロではないわけで思い返して後悔するってのもそりゃあるだろう
リアルは無理にしても、ネットなんかなら思ったのを文章にして投稿するってワンクッションツークッションあるんだから、わざわざ他人にボコボコにされて自虐感情を強化しないでも他に道はあるんじゃねえの?(メモ帳や日記に書いて満足して後で読み返すとか推敲するとかさ)
飲食店に行けば2日に一度食器を割り、レジを担当したら値段の読み上げが出来ず、コンビニではレンジの時間を間違って弁当をいくつも駄目にした。
記憶の飛び方も、増田に良く似ている。昨日まで覚えていたはずの仕事を突然仕事を忘れる。数分前に覚えていたことを忘れる。優先順位がごちゃごちゃになる。不器用でミスを繰り返す。
俺も同じだ。そのせいでクビになったことも数え切れない。
でも働いてはクビになっての繰り返しの20年で、ちょっとだけ学んだコツがある。
だから増田、長くなるけど俺の言うことに耳を傾けてみて欲しい。お願いだ。
多分増田は俺と同じく、脳みその記憶を置いておける部分が、とても狭いタイプなんだと思う。
覚えておけることが少ないから、入ってきた情報を並べて、比較して、優先順位をつけることも苦手だ。
だから、記憶は出来るだけ外部に置いておくことをおすすめする。
具体的な方法は、下に書いていく。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.freecolors.routinetimer&hl=ja
これ超おすすめ。やらなきゃいけないことを登録しておくと、一つ一つ音声で読み上げてくれるソフト。iPhone版もある。
朝起きる→ご飯を食べる→顔を洗う→着替える→ゴミを出す→出勤する→ハンコを押す→メールをチェックする→やることを書き出す……
みたいに逐一やることを入力しておくと、音声に従って行動するだけでヌケモレなく用事が片付く。すごい!
ただこれだけだと、ルーチンタイマー起動するのを絶対に忘れるので、間違いなく起きていそうな時間にアラームをセットして、ルーチンタイマーを起動するというタスクを入れておくと良。
廃棄する裏紙とかで、メモ帳を作るんだ。
洒落たメモ帳は使っちゃいけない。惜しみなく使い捨てることが出来ないから。
仕事に優先順位をつける必要があるときは、メモに内容を全部書き出して、番号を振っていけ。
調べ物の内容も、全部紙に書き出せ。
そうすると自分の頭だけで考えるより整理しやすくなって、かなりマシになる。
そして、メモを見せて「この解釈で合ってますか?」って聞くんだ。
そうすると、見当違いの修正をすることはなくなるはずだ、多分。
もし可能であれば、「指示は絶対メモを取らせて欲しい」「メモを取ったら、合ってるか確認してほしい」と上司に協力を仰ぐといい。
自力だけだとしばしばメモを取るのを忘れる。記憶力の良い人の力も借りよう。
あと大事なこと。
自分の経験上、一枚に複数のことを書いたり、メモを長く残しておくと取り違えの元になる。やめとけ。
自分用仕事マニュアルを作るんだ。大事な仕事から、些末な仕事まで。
出来れば、初めてノートを見た人でも仕事の概要が分かるぐらい分かりやすく書いておくのがおすすめだ。
そうすると、ある日突然仕事を忘れても、ノートを書いた過去の自分が助けてくれる。
マニュアルを改めて読む必要もないし、同僚に改めて聞かなくてもいい。
前所属の係のことで質問されたときにも、このノートを見て!と渡すことが出来る。
ちょっと手間はかかるけれど……でもきっと無駄にはならない。やってみて欲しい。
目覚ましのアラーム音が全く聞こえないのは寝不足の可能性はないだろうか?
もし寝不足なら、ちゃんと寝た方がいい。寝ると、ミスも少し減る。
ちゃんと寝てるなら、もしかすると睡眠の質が悪いかも知れない……睡眠外来に行ってみてほしい。
上の方法はあくまでも俺に特化した方法で、増田には合わない方法もあると思う。
なので、自分の環境に合うように改良することが必要になるだろう。
その時、増田が発達障害かはさておき、発達障害者向けの仕事ノウハウの本は読んで無駄にならないと思う。
似たような苦労をしてきた先人の工夫を取り込んで、どうか自分に合った方法を見つけて欲しい。頼む。
なんだか偉そうに長々と書いてしまった。ごめん。
もしかしたら共感を求めていただけかもしれないのに、うるさいことを言ってごめん。
でもどうしても他人事と思えなかった。
俺は仕事が出来ないことを、クビになり続けたことを責め続けて、うつ病になってしまった。
俺、増田のことすごいと思うよ。
3年頑張って続けてきたんだろ? すごいじゃないか。
文章だって幼稚じゃない。てらいが無くて読みやすい文章だと思う。自信を持ってくれ。
人と違うことで苦労してきたことは、いつかどこかで役に立つはずだ。
足掻いたことも、工夫も、絶対に力になるはずだ。そう信じたい。
増田、頑張れ。俺も頑張る。
今年の初めから流行し始めた新型の感染症のせいで、今年は花火大会のほとんどが中止になるかもしれません。
未知のウイルスが世界中に蔓延して自由に外出できなくなって、人々がマスクを奪い合う日常というのはまるで現実離れしていて、私は春からずっと誰かが作った映画や本の中に迷い込んでしまったような気分がしています。
今日は少しひんやりしているなと思いながら、傘を持っていない方の手のひらで反対側の二の腕をあたためました。家の中に居て雨の音を聞いていると保護されているような気持ちになるのに、外に出るととたんに心細くなるのはどうしてなのでしょうか。
傘を指してどこかへ急いでいく人々が目の前を横切っていきます。私は待ち合わせ場所が間違っていないか不安になりました。そういえば、本屋さんで待ち合わせをしようと決めただけで、具体的な場所を指定していなかったことに気づきました。待ち合わせといえば当然入り口だろうと思い込んでいたのです。
腕時計の針はここに到着してから15分が経過したことを告げていました。
私は今、街で一番大きな本屋さんの入り口に立っています。この本屋さんにはいくつもフロアがあるので、別の階に探しに行ってもどこかですれ違ってしまうかもしれません。あたりを見回すと、どの人も私の待ち人そっくりに見えて、でもよく見ると決してそうではないのでした。
誰かを待っている時間というのはおそろしくゆっくりと流れます。どこのコーナーに行ってどんな本を見ようかとわくわくしていた気持ち、そして会えるのを楽しみにしていた気持ちが、自分の中で少しずつしぼんでいくのがわかりました。
夏にこうして誰かを待っていると、私は子供の頃の花火大会の日の夕方の、長い長い時間のことを思い出します。
中学校の制服をどうやって手に入れればよいのだろうと考えていた記憶があるので、きっとあれは小学校六年生の頃だったのだと思います。いつだったか、転校してきたクラスメイトのおうちに一度か二度お邪魔させてもらったことがあった気がしますが、それ以外では子供の頃に誰かとの交流を経験することはなかったように記憶しています。当時の私にとってそれは日常でした。
だから、今考えると、花火大会に誘われたということのほうがおかしなことではあったのです。
自分の掌を開いて見つめていると、しばらく忘れていたはずのあの日の出来事が鮮やかに蘇ってきました。
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その日はよく晴れていて、花火大会はまず中止にならないだろうと教室で誰かが話していました。お祭りの屋台で何を買うか、楽しそうに相談する声が聞こえました。私には関係のない話でした。
私は机のしみを数える作業に戻りました。それに集中していたので、教室の窓側で立ち話をしていたクラスメイトのうち一人が私の方にやってきて話しかけてくれたときは本当にびっくりしてその場で飛び上がりそうになったのを覚えています。最初は人違いをしているのではないかと思いました。待ち合わせ時間と場所はまだ決まっていないから、夕方に連絡網を見て電話するねと言われて、私は彼女の気が変わらないうちに思って急いで頷きました。
私は電話線が抜けていないか何度も確かめながら、誰もいない家の中で電話を待ちました。貯金箱を割ってみると、思っていたよりお金は入っていなくて、でも一番安い何かなら買うことができるかもしれないと考えました。
他の女の子たちは浴衣を着てくるのかもしれません。私は、一緒に並んでいて皆がなるべく恥ずかしくならないように、持っている中で一番ましだと思う服に着替えました。
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水色の空がオレンジ色になって、薄紫色に変わって、それから深い群青色に染まりました。電話の前で座り込む私の影が長くなって、それからだんだん見えなくなりました。
目をつぶると、目の前に深いあかがね色をしたびろうどの緞帳が現れました。私は幕が上がっていないステージの内側で片足立ちをして、始まるのを今か今かと緊張しながら待っている踊り子になっています。
まだ幕は上がりません。どんどん足が疲れてくるので、そうしたら反対側の足で片足立ちをします。それをずっと繰り返しながら、踊りのステップを忘れてしまわないよう頭の中でそらんじています。
何かを待っているとき、私はいつもこうして踊り子のことを想像しました。これは私が何度も繰り返して読んだお気に入りの本に入っていたおはなしの一つに由来するイメージです。このイメージを頭に浮かべていれば、不安な気持ちが少し紛れるような気がしたものです。
私はふたたび手触りのよさそうな緞帳を見つめました。何度も何度も交互に片足立ちをして、そのときが来るのをじっと待っています。
もう外はすっかり夜でした。
遠くで花火が上がりました。それからしばらくして、祭囃子の音が小さく聞こえてきました。
私は真っ暗な部屋でしずかにそれらに耳を傾けます。目を閉じて、わたあめのふわふわとした触感や、水の入ったカラフルなヨーヨーのひんやりとした温度や、りんごあめやいちごあめの甘さを想像しました。わたしの貯金箱に入っていたお金では、きっとどれも買うことはできなかったのだから、これでよかったのだと思いました。クラスメイトに気を遣わせるようなことにならなくて本当によかったのだと。
目の前で花火のにおいがするような気がしました。煙がしみるので私は目をしばたたかせました。お金を握っていた手はすっかり汗ばんでいて、手を開くと金属くさいにおいが立ち昇りました。
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誰かが呼ぶ声がしてはっと我に返ると、私はふたたび雑踏の中にいました。隣には恋人が立っていて、私に何か話しかけていました。
私は、花火大会のあの日からずっと今まで待っていたような気がしました。やっぱりちゃんと約束していたんだというほっとした気持ちと、待っている人が約束を守ってくれたうれしさと、待っていた時間の悲しさが胸の中でごちゃごちゃに混ざり合いました。
黙っている私に、待ち合わせまであと三十分もあるのに先に来ていたのでとても驚きましたと彼は言いました。そういわれて昨日の電話の内容を思い出してみると、待ち合わせ時間は十七時だったことに気が付きました。それでかばんのなかにいつも入れている小さなメモ帳を見てみると、十七時にT書店で待ち合わせ、と私の字で書かれていました。メモまで取ったのに待ち合わせを一時間早く間違えていたのです。一人で勘違いをして一人で悲しくなっていたことを恥ずかしく感じました。それにしても、一時間遅く間違えなくて本当に良かったと思いました。
そういえばK市の花火大会は今年も開催されるらしいですよと本屋さんのエスカレーターに乗っている時に恋人が教えてくれて、今年も行こうということになりました。
去年の花火大会は、前日まで一週間も雨が降り続いていました。花火大会当日も結局雨だったのだけどなぜか開催になって、傘をさしながら足元を泥だらけにして一緒に見たことを思い出しました。私にとってその日は花火大会に初めて行く日で、しかも隣には好きな人がいて、これは現実なのだろうかと何度も疑ったものでした。
私たちの距離は今のように近くはなくて、その頃はまだ手を繋いだことがありませんでした。
手が冷えていたのでエスカレーターの手すりがあたたかいなと思っていたら、一段下にいた恋人が隣にきて私の手を握ってくれました。
私は今とても幸せだと思います。こうして一緒に過ごしている間は何も余計なことを考えないでいられるのですが、一人になるといつも罪悪感をおぼえました。恋人に優しくされるたびに子供の頃の私と今の私とのコントラストが強くなっていくように感じられて、何だかとても悪いことをしているような気持ちになるのです。
子供の頃の私はきっとここではないどこか違う世界に行くか、別人に成り代わりたかったのだと思います。大人になった私は今こうして別人に成り代わって、別の世界にやって来たつもりでいました。でも結局のところ過去の自分と現在の自分は分かちがたく連続しているのだということが、今更になって漸くわかってきたような気がしました。
私は恋人の手を握り返しました。本当は横並びに乗ったらいけないとわかっているのですが、ずいぶん待ったのだからこのくらい良いだろうと勝手なことを思いました。
自分のやりたいことってなんだろう?
自分のなりたい姿ってなんだろう
思考を文章にする、言語にするってなんかスッキリするよな なんでか知らないけどさ
自分の中で渦巻いてぐちゃぐちゃだったものが整理されるっつーかさ
人に見られるかもしれないって思って書いた方がいいような気がして
ちっちゃい頃から夢がなかった
進学して就職して なんかの仕事をして生活できればいいやって それしかなかった
まぁそれもある意味夢か?まぁいいや
普通で、当たり前で、それが一番いいって思ってた
いや今でも思ってるか それができるならそれが良いと思う
でもさぁ出来なかった
このまま死ぬのかって 自分のしたいことって本当にこれだったのかなって
このまま死んで後悔しないのかって そう思った
仕事してても趣味でちょこっとやってたけど、なんか仕事に追われちゃって
満足できるほどはできてなかった
多分 それで普通は満足するんだろうな
限られた時間と体力の中でやりたいことをやるんだろうな
それが上手くできなかったんだよ やりたいことばっかり増えていって
じゃあこれからどうすんのかって話で
絵とか音楽で食ってけるように頑張るのか?
正直さぁ そんな熱意はないんだよ そこまで出来る自信がない
才能がないからとか言い訳がましいのじゃなくて とにかく自信がない
何がなんでもやってやる!出来る!とか思えないわけ
あー腹立たしい また涙出てきた
絵描くの好きなんだ
かわいい女の子でも 素敵な風景でも かっこいい怪物でも 何でも
音楽も好きでさ
聴くのも 歌うのも 演奏するのも ちょっと作ってみるのも好き
この曲はこう歌って 演奏して…って形にするんだよ
そう 形にするのが好きなんだ
あわよくば誰かに見てもらって
すげー!って言われたいなーって
喜んでもらえないかなーってさ
認められたいなって
それだけなんかな結局 誰かに認めて欲しいだけ
ほめてもらいたいっつーか 子どもっぽいよなぁ
そんなのできっこないだろ それで成功してる人もいるだろうけど
だから思うんだよ 全部諦められたらどれだけ良いだろうって
だから諦めるべきなんだきっと もう何もしないで
生きて
そんなの嫌だ そんなの 自分じゃなくなるのと一緒だろ
諦めたくない なにかつくりたい 誰かに喜んでもらいたい
そんなひとになって
できるわけないってわかってるのに
プライベートで一筆箋を頻繁にまめに使う人ってどんな人なんだろう
家族や親しい相手なら100均で売ってるようなメモ帳で十分だから一筆箋使う必要ないし
プライベートで一筆箋活躍させる人というのは、メルカリとかでハンドメイドのものを売って、お客さん宛に一筆書いて送るとかかなぁ?
仕事柄短い手紙をたくさん書くから一筆箋をよく消費する人がいるのはわかる。プライベートで一筆箋をたくさん消費するのは特殊な人じゃないかな。
私が一筆箋使うのって年イチ位なのにページ数多いんだよな一筆箋
数冊しか一筆箋持ってないけどこれで一生分だと思うなぁ…
はがきと言っても自分は私製はがき用のはがきサイズの白い紙と63円切手をたくさん持っていて、郵便局やコンビニで売っているような郵便はがきは使わない
誰かにはがきを書いて出すことが滅多になくて、懸賞ばかり参加することになる。
年賀状はやりたくないけどポストカードのやり取りをするような関係に憧れるなぁ。
LINEやTwitterがあるからポストカードのやり取りなんてする意味ないんだよね どうせやるなら封筒と便箋使って普通に文通やるよね。はーーーだれかとポストカードを送りあいたい……
どうしよう……
《 追記 》
通販だから自分で梱包しないんだ。だから、手紙を同封できない。「別便で○○を送りました」と一筆箋に書いて手紙として送ることはできるけど、毎回何が送られてくるのかワクワクするという親戚の楽しみがなくなるからネタバレの手紙は送らない
子供の写真を親戚に送ったりするときとか手紙を同封するんだけどね
一筆箋を複数枚使ってメッセージを送る方法もあるけど、一筆箋を消費したいからって5枚も6枚も一筆箋を送るわけにはいかない。
私は手紙を書くことが好きなんだけど圧倒的に普通の便箋やレターセットを使うことが多い
ポスクロ勧めてくれる人もいたけども、私はポスクロにそれほど魅力感じなかったよ。使用済み切手や外国のはがきを集める趣味はないし
赤の他人と手紙やはがきのやり取りすることにあまり興味がない。
文通するんなら実際に会える人がいい。「文友」じゃなくて普通の「友達」と文通したい。
私はファンレターも書くんだけどファンレターは別。相手とは会わなくてもいい
ファンレターを出す対象である推しと友達になりたいとは思わないのよ!雲の上の存在に手紙を出すんだから。