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はてなキーワード: 治療費とは

2014-02-26

保険ギャンブルだと言う馬鹿

仕組み自体ギャンブルと同じようなものだ、ということは正しいが。

だが、根本的に勘違いしてる部分は、保険に「勝ち」はない。

言うなれば、賭けた時点で100%負ける。(一部、そうでない場合もあるにはあるが。)

医療保険で支払われるのは何か?

それは治療費

では、治療費を得ると勝ちなのか?健康で居た場合に比べて勝ってるか?

違うだろ、事故なりなんなりで治療をせざるを得なくなった時点で負けてるし、

それにより他の事を出来なくなる事のほうがよっぽどデカイだろ。

死亡保険について残った家族が得をして勝ちなんだ、って言うならいいが、本人にしてみれば完全なる負けだからな?



保険を勝ち負けのギャンブルと同じに考えてる時点で馬鹿

そんなギャンブルギャンブル言うなら保険なんて入るなよ。

お前は全部負けてんだぞ?

それなら同じ金額で宝くじでも勝ってろよ。

アホか。

http://anond.hatelabo.jp/20140226220704

2014-02-02

http://anond.hatelabo.jp/20140202091834

どこまでウェブだけで取れるかしらんが、治験結果は全て公開されてるだろ。

必要なら厚生労働省に直接行って来い

http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/chiken/

最近見つけたサイトの人など見ると、抗癌剤を拒否した方が体調もよく、4年近く普通に生活をしているようだ。

そりゃ、人間の仕組みのほとんどを理解できてない状態で、たまたま上手く行く例もあっただけの話。

それにネットで嬉々としてでてくるのはそうやって「外れた」ことをして上手くいった!っていいう話なわけで。

普通の話は出てきづらいわけで。

んで、4年で、その後は?抗癌剤打ってれば10年生きられた者が拒否したせいで5年で死ぬかもしれんのだが?

こういうのを見ると、抗癌剤の使用に疑念が生まれてしまう。

お前の偏った情報源のがよっぽど疑念が生まれるだろ。

いいよ、勝手に全てを疑って現代医学を受けなければいいじゃん。

医療費節約になるしいいわ。

でも、日本でやらんでな?日本中途半端に体壊されると余計治療費かかるから

2014-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20140115202117

うんと、まだわからないかな?

保険賭博が似たものだし、根本的な仕組みは同じもの、だということはいいが、

定義として保険はより狭いものだ、ということは理解できないのかな?

保険利益というものが法的にも定められてて、"ロスしたことに対して"適当だと認められない額が支払われるような保険日本では認められていない。

ご存知でした?

「がんと診断されたらXXXX万円!」というのも、その金額は別に治療費だけに当たるものではない。

それによりその後、職を失う可能性、職を真っ当出来なくなる可能性も含むし、

精神的なダメージ補填とかんがえることも出来るだろう。

それらが正しく適法である場合のみ保険として商品化出来る。

例えば、よりギャンブル要素を増やそうと、肺がん場合に右の肺に出来たら1000万、左なら無し、みたいな何の意味も持たない理由に対して対価が変わる様なものは認められづらいのでは?

(この辺詳しくないのでこれは適当だけど)


少なくとも、増田の言う原発破壊されるかどうかをみんなでBETしよう!なんてのは日本では出来ない。

故に日本の中でそんな原発に対する保険を作ることは不可能。


イギリスブックメーカーなら簡単に出来るし、それに近いものは探せばあるかもしれんがな。

イギリスロイズなんかも保険会社だが、何でもかんでも保険を賭けられるし、意味不明保険も沢山あるが、あれはある意味賭博だろう。

日本で同じ類の保険会社は不可能だろう。

2014-01-08

社会的弱者とは考える能力の低い人。

http://anond.hatelabo.jp/20140108165037

現在病気の人というよりも、今は収入があって健康である人。今健康な人は、将来病気になると考えることができない。そういう予測が出来る人は日本人離れした異常な人。今は健康で働けるが病気になった時のために貯蓄しておくという考え方が出来ない人から強制的に金を取って、病気の人にまわす。それが健康保険ひとつ役割

別にお節介でやっている訳ではなくて、一度病気になった人が、病気→働けない→治療費が払えない→病気が治らない→働けないというループに入ると国の税収が落ちるので。

ま、現状で完璧機能しているかというとそうは言えないわけだが。

2013-12-03

地球上のすべての土地を削り取って海に投げ込むと陸地は無くなって海だけになるという。つまり山の総量よりも海の深さの総計(海の容量)の方が大きいということだ。

つの例え話なのでこれが事実であるかはどちらでもいい(たぶん事実だけど)。

もしくは以下のような仮定をしてみる。。

予算に限りのあるNPO、例えば貧しい人に食料を配布するNPOだとしよう。そのNPO一部の人だけに支援をするのは不適切からと支援の対象者を世界の全員に広げたら支援は一食分にも満たずに結局は一人も救えないことになる。一人ひとりには取るに足りない金額でもかき集めれば何かを成し得るという募金の考え方の真逆になってしまう。

世界は少しずつ改善されており、建前と現実に食い違いはあるものの着実に民族宗教性別ジェンダーでの差別を減らす方向に向かっている。

奴隷はいなくなり、軍人ですらも拷問されない権利があり、病気や障害などで働けない人、そもそも働く気のないような人ですらも生きることは保障されていたりもする。

今では子供向けギャグマンガでうっかり男の子同士がキスしちゃったりしたときに「オエー!気持ち悪い!」なんて言っている描写を見ると、同性愛者の人は気分を害していないだろうか?なんて余計な心配をしてしまうぐらいに世界は「配慮」に満ち溢れている。

もちろん国や地域社会階層などで進行・浸透の度合いは違うけれど、少なくとも日本の属する西側先進国の間ではあらゆるマイノリティに対しての配慮を進め、平等社会を実現することを目標としているように見える。

貧困差別は無い方がいいに決まってる。貧困にまつわる問題を解決するためには貧困層以外の全員がなんらかの負担をしなければならない。それはある程度は税金と言う形で実現されている。

差別をなくすためにも何らかの負担必要だ。上に挙げた例のようにゲイオカマデブハゲチビに嫌な思いをさせないためには程度の低いジョークを止める程度の負担で済む。もっと根深差別に対しても同様で、差別される側が深く傷つく代わりに、差別していた側が広く浅く少しだけ何かの負担をすればいい。それは金銭的、精神的な負担だったりもしくは歴史的背景を学ぶことだったりといろいろな事が必要だとは思うけれどつまりマイノリティが抱え込まされている負の財産大勢ちょっとずつ負担するという募金のような考え方になるんじゃないかと思っている。

2012年ごろに月刊アフタヌーンで連載していた「勇者ヴォグ・ランバ」という漫画で以下のようなセリフがあった。正確には覚えてないので印象に残った部分の要約みたいになってしまうがこんな感じだ。

世界から奴隷がいなくなったので今まで奴隷がやっていたような労働を一般の人が少しずつやるようになった。世界から戦争を無くしたいならば一般の人を含めた全員が今まで軍人がやっていたような作業をやらなければならない。」

続きで語られる具体的な部分は覚えていないが、つまり戦争を無くすという大きな変革を成し遂げるためには全員がそれなりの負担をする(主人公為政者側なので「負担をさせる」が正しいが)覚悟必要覚悟も無しにきれいごとを言っても意味が無い。という会話だったと思う。

誤解の無いように書いておくと、ここで言う「軍人がやっていたような作業」とは人を殺して回ることなどではなく、もっと精神的な部分だったと思う。この辺で揚げ足を取られるのは本意ではないので意図を汲んでいただけると幸いです。

現実に話を戻すと、少人数の重病の人の治療費をみんなの保険カバーすることは可能だと思う。日本人口の2%程度に生活保護を支給するのもまだ大丈夫だろう。でもこれは日本と言う裕福度の平均値が高い閉じた社会から可能なだけであって、先の二例だけであってもこれを世界中に広げることは不可能だ。

全ての先進国が食事の選択肢を減らし、贅沢をしないように、残飯が出ないように、とがんばればアフリカで飢えてる人を全員救ってもまだ余るらしい。じゃあやりますか?「それ(アフリカ)とこれ(先進国)は別」というのが現在出ている答え。これについては特にコメントしない。

食料やお金なら多少は分けてあげてもいいという人もいるかもしれない。じゃあ平和を少し分けてあげることはできますか?過度な貧困地域犯罪多発地域を無くすために世界で広く貧困犯罪を引き受けてあげますか?

貧困が減れば犯罪も減るかも知れないので、それらの総量は常に一定ではないかもしれないけどここでは無視する)

今は世界の都会でもいわゆる危険エリアに行かなければそこそこ安全だけれども、広く薄く貧困犯罪を引き受けるというのは、全員が常にそこそこの犯罪リスクさらされながら生きるという事になるのではないかと思ってしまう。全員が「負担」として十分な警戒心と自己防衛の知識と技術を持たなければならなくなるのではないだろうか。

先進国の豊かな暮らしは、貧困犯罪差別や不衛生やその他の負の財産途上国マイノリティ負担してもらう事でなりたっている。

みんなの理解や努力で負の財産自体を減らしたり消滅させたりすることが可能な部分もあるとは思う。

それでも海は陸地より大きいのではないか不安になる。

全ての人を救おうとした結果に待っているのはすべての人の不幸なんじゃないだろうか。

おれの考え方がおかしいのかもしれない。みんなこの辺にどう整合性を付けているか気になる。

追記

トラバにあるように、まずは自分生活大事。遠くの誰かより身近なペット心配。というのは理解できるし自分もたぶんそういう人間だと思う。

しかし目が届きにくいからと言って遠くの問題から目をそらすのは人間としてあまり程度の高くない行いにも思える。100年前ならいざ知らず今はインターネットマスメディアなどで多くの情報を得られ、一般人でもその気になれば世界のほぼどこにでも行ける時代だ。なのに「遠くの事は知りません」という態度が(個人としてではなく社会として)正しいのかはわからない。

じゃあ何をどこまですればいい?そもそも今のまま差別不公平をなくして行けば良くなるのか?もしかして良くしてるつもりがみんなで袋小路に突き進んでるのではないのか?と疑問がつきない。というのが現状。

追記2

トラバブコメもあんまりついてないのに追記ばかりしてもしょうがないのだけれど、どうも意図がうまく伝えられてないようなので書き足す。

身近 VS 遠く という軸も気になる部分の一つではあるのだけどそれが主題ではないのです。

社会は確実に「遠くの知らない誰か」や「昔なら無視していいと考えられていたマイノリティ」に配慮する方向に向かっています。だからと言って身近な人やマジョリティ死ねとかは誰も言っていない。全員が幸せになるために、現状不幸せな人が幸せラインに立てる方策模索しているわけですよね。

だけど「全員が幸せ」っていうのは実現可能なのか?それは「全員が少し不幸せ」になるのではないか?と言っているのです。

10の人、5の人、マイナス10の人、いろいろいると思います。(誰がどういう基準で判断するのかは置いといてください。定量化目的ではなく、ただの表現ですから

全員の幸せを目指した時にせめて3とか4で落ち着けばいいけれど、結局全員がマイナス7とかになるんだとしたら悲しい結末ですよね。会社で言うならば使えない社員アルバイトにも平均的正社員と同じ待遇を与え、障害者雇用も推し進めてたら潰れてしまったということになるんじゃないの?差別や不平等は無くした方がいいとは思いながらも、差別や不平等があるからこそ今の生活があるのだとしたら、差別や不平等を無くさない方がいいんじゃないのか?でもそれは被差別者人権を考えるともうありえない選択肢になっている。つまり社会沈没に向かっているということになるのではないか

というのがメインテーマです。

さらに追記

いろいろ意見をいただけてうれしいです。今後も考える材料にしたいと思います。より有益意見をもらえるように以下に気になったコメント等に返事します。これ以降、コメント等への返事については「追記」とか区切らずに追記しちゃいます

そもそも幸せかどうかって以前に命が保証されてない生活を送っている層もあるわけで、食料や医療の問題と、差別マイノリティの問題を同じステージで考えるのは無理があると思うよ

話を広げ過ぎてしまったこちらのミスです。すみません

だけども、基本的には同じだと思っています

命が保障されていない人たちを救うために自分たちの命の保証度を引き下げる事をどう考えるか?

差別されている人を差別から自由にするために自分たちの自由が減ることをどう考えるか?

一個一個を見ると「やるべき」に思えるけど、それらをすべて推し進めた先には暗い未来が待ってる気がする。結局は誰かを犠牲にしないと生きていけないのか?という疑問です。

歴史上、農耕社会成立以降に被搾取者や非差別者がいなかった事はありません。彼らの犠牲なしに人間社会を維持できるのか?犠牲のない社会とはどんな社会なのか?そこに自分は暮したいのか?今の暮らしを維持するために誰かを犠牲にし続けるのか?結局は「遠くの被差別者よりも身の回り大事から」と言って物質精神搾取を続けるのか?わからないことだらけで困っています

http://anond.hatelabo.jp/20131203172536

わかりやすい説明をありがとうございます

富の問題に関しては少なくとも良い方向に向かってるんですね。なんか安心

2013-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20131113023530

こういうのでよくわからんのだが、結局歩行者優先だろうが何だろうが怪我した時点であんたの負けじゃないの?

怪我したら、

歩行者優先も守れないキチガイみたいなドライバーと対決

保険のこと

・相手が無保険で極貧ドライバーだったら?

裁判もあるかも

治療費とかどーなんの?請求めんどくせ

・もし大怪我して入院なんかになったら?

・最悪死んじゃうかも

家族がいたらそれはどーすんの?

etc...

色々と面倒なことがあなた自身及び家族に発生すると思う

歩行者優先は当然だけど、相手が止まるだろうと仮定して横断歩道に突っ込んで行って結果的に大損こくのはあなたではないかい?

一番大切なのは歩行者優先という権利が守られることではなく、あなたが怪我しないことでしょう

うーん

こういうのでよくわからんのだが、結局歩行者優先だろうが何だろうが怪我した時点であんたの負けじゃないの?

怪我したら、

歩行者優先も守れないキチガイみたいなドライバーと対決

保険のこと

・相手が無保険で極貧ドライバーだったら?

裁判もあるかも

治療費とかどーなんの?請求めんどくせ

・もし大怪我して入院なんかになったら?

・最悪死んじゃうかも

家族がいたらそれはどーすんの?

etc...

色々と面倒なことがあなた自身及び家族に発生すると思う

歩行者優先は当然だけど、相手が止まるだろうと仮定して横断歩道に突っ込んで行って結果的に大損こくのはあなたではないかい?

一番大切なのは歩行者優先という権利が守られることではなく、あなたが怪我しないことでしょう

2013-11-05

http://anond.hatelabo.jp/20131104231354

お前のは対案にも何もなってねーよ。お前は自身は、じゃあ74になったら大人しく収容される準備すんのか?77になったら大人しく殺される準備すんのか? 大人しく死ねるのか?

誰もそれができねーから、この状況なんだろうが。

その点、タバコっつーのは良くできてたわ。悪影響出るまで大体30年以上かかるって、要するに、現役世代終わり頃から体がぶっ壊れるようにできてんだよな。でもって、「体に悪い」と分かってても、麻薬から誰も止めないもんな。ホント癌治療進歩して、生存率が向上したり治療費が高騰したりしなけりゃ、未だにタバコは世に溢れてただろうにな。

↑これくらいクールアイデアのことを「対案」つーんだ。バカ。もう少し頭冷やしてから出直せ。

2013-10-30

父親と縁を切らないと心が壊される

数週間で結婚することになる。

結婚相手に関しては私にとってもったいないぐらいの人間なので不満は何もない。

ただ、私の父親に関しては黒くドロドロした淀みが心中にある。

奴は建築関係仕事の就いているからかもしれないが、とにかく怒鳴る人間だった。

幼少から怒鳴られ、そして夜は頻繁に飲みに行く。

母は奴が飲みに行くのに車で送らされていた。

それは20年前に引っ越してきた実家となる場所に来ても変わらなかった。

しろ、母はその家に引っ越してきてから辛そうにしていることが多かった。

実家も奴曰く、

「俺は長男から大きな家を建てなければならないんだ」

という到底理解できない理由で6LDKの家を福岡田舎に建てた。

その周辺では私と兄はのびのび育ったが、母はその家を毎日掃除しなくてはならず、そして炊事や草取り等の雑務も来なさなければならなかった。

そして、母は、

「私はこの家の家政婦ではない」

と私にこぼすことが多かった。

そして、相変わらず奴は怒鳴りまくった。

とにかく自分が気に食わなければ、怒鳴りまくった。

怒鳴れば何とかなると思っているのだろう。

奴の中では奴以外の人間は獣かもしれない。

そして、やはり飲みに行くことは頻繁で、時折私や兄が小学生中学生必死に貯めた小遣いを借りて飲み代に当てていた。

一応それはパチンコや次月の奴の小遣いから返還されていた。

だが、子供から金を借りて飲み代やパチンコ代に当てることに内心呆れていた。

また、休日家族でどこかに行くということはほとんどなかった。

それも子供心ながら寂しくも恨んでいた。

深夜に酔っ払って帰ってきて、暴れまわったり大声を出してわけのわからないことを喚く。

挙句の果てには吐瀉物をまき散らす。

しかもその後奴は寝てしまい、その片付けは私達や母にやらせていた。

吐瀉物の件で最も許せなかったのはSFCにぶちまけたことだ。

奇しくも、SFCは綺麗に拭いてなんとか壊れずにすんだ。

不幸中の幸いである。

そして何より、幼少の私達に対して、

「家のローンは俺が死んだらお前たちが払わないとならないんだ」

「金が無い金が無い。あー、きつい」

といった金に関する発言をことあるごとにしていた。

そしてその言葉が重荷になったことを奴は気付いていなかった。

私の反抗期が始まると、奴との関係さらに悪化した。

から借金や私達兄弟への理解がなく、己の妄執に基づいた「常識」を押し付けてきた。

母は私達をかばってくれ、そして理解しようとしてくれた。

そのため何度も離婚話が出ても、私は母に付いていくことを明言していた。

奴との関係とは対照的に、母との関係はすこぶる良好だった。

だが、その母も私が20歳の時に亡くなった。

乳がん転移して脳まで来ていたらしい。

絶望だった。

兄との仲は良くもなく悪くもなくだ。

だが奴との関係は最悪だ。

話しても理解しようとせず、己の中で凝り固まったもの押し付けることしかできない奴しか親がいなくなることが絶望的だった。

この時、どれだけ母ではなく奴が死ねば良かったと思っただろうか。

いや、この時だけではなく今でもあるが。

母は所謂新興宗教信者ではあったが、お金を取られるわけではないので私自身は構わないと思っていた。

しろ、そこは火の車っぽかった。

度が過ぎるのであれば、忌避するべきであるが母は私にそれを押し付けなかったのだ。

私自身としてはやはり信仰心は大切にするべきものとあるという考えがあるので、特に何も言わなかった。

だが、母は所謂仏教葬式をあげてほしくなかったらしく、その宗教葬式をあげて欲しい旨を私に伝え、それを私は奴に伝えた。

だが奴はそれを一蹴した。

世間体のためだった。

奴は特に信仰していない仏教葬式をあげ、おまけ程度に母の宗教葬式をあげた。

これで満足だろうと言わんばかりにだ。

私は憎んだ。

母の信仰心を汚した奴をとにかく憎んだ。

母が大切にしてきたものを奴は20年以上共に生きていても理解していなかったのだ。

私の大切な母を奴は殺したのだ。

から、憎んだ。

念のため、学費を払ってもらって就職してからも盆と年末年始実家帰省した。

だが、2,3日もすると家の中の空気が息苦しくなる。

そして、帰省しても話す内容は一緒だ。

住宅ローンや祖母の入院費、それにお前たちを進学させた教育ローンが苦しい」

「あー、金が無い。金が無い」

こればかりである

また、兄は規制せず、私だけ帰省するので家のことを何でもかんでもさせられる。

この時に思ったのだ。

「私はこの家の、こいつの家政婦ではない」

と。

私は皮肉にも母と同じ心境に辿り着いていた。

そもそもこいつは己の見栄のために無駄に広い家を建てた。

教育ローンに関してはお前の甲斐性の問題だ。

祖母の件もそうだ。

それを子供に言ってどうなる?

苦しめるしか無いのに気付かないのか?

ああ、気付かないだろうね。

お前は己のことしか見えておらず、私たちのことを理解する気もないのだからな。

金の問題に関しては、生前の母から聞いた話がある。

奴は飲み屋のねーちゃんの借金保証人になったのだ。

祖母が飲み屋で働いていたのと重なって哀れになったらしい。

愚かである

もちろん、そのねーちゃんは雲隠れした。

そして我が家には借金が新たに増えた。

その借金は祖母の葬式代のための貯金から補填された。

この事件から数年後、奴は私に対してこう言った。

「母さんの治療費にばーちゃんの葬式代を使ったけど、その金も貯まった」

と。

奴と母親、どちらの話が信用できるかと云えば、どう考えても後者である

私はこの話を聞いて奴と縁を切りたくなった。

こんなのが身内だと、いつトラブルに巻き込まれるのかがわからいからだ。

社会人になりIT社畜になったら、案の定精神的に追い詰められてしまい、退職した。

一時期は「死ぬしか無い」とまで追い詰められていた。

だが、それも徐々に良くなり、なんとか私は生きている。

結婚することになったので、色々な準備をしている。

式は近縁の親族のみで執り行うようにしている。

そもそも、私はドレスを着たいだけであって式などどうでも良かったのだ。

だが、奴だけは、

「ここで式を挙げないと、母さんに何言われるかわからん

と言ってきた。

正直に、自分が式をやってやったということを周りにいいたいがためだと云えば良いのに、母親を引き合いに出す時点で侮蔑感情が湧いた。

式までも、やはり奴関連でトラブルが多発している。

そもそも、メールをしても返信が来ない。

電話で返信内容を伝えるのである

それで何度もトラブルになったので私は電話スピーカー状態にし、録音するようにした。

そもそも、結納の件をやるかどうかを訊いても、「やらなくていい」といったと思えば、

「なんでやらないのか!?

お前は常識がないのか!?

こっちは犬猫を嫁にやるわけではないのだぞ!!!

と怒鳴り散らしてくる。

そして、いざ結納をやり、食事会を行っても一人だけひたすら飲み、挙句の果てには私の過去の嫌な思い出ばかり相手の両親に話している。

そして、奴の兄弟とは疎遠になる、縁も切ると言っていたのに突然、

「お前から俺の兄弟や従兄弟電話しろ

「私は結婚後に結婚の報告の葉書を送るつもりなんだけど…

「そんなことしなくていい!

いか電話するんだ!

それが良識だろうが!

そんなこともわからないのか!?

そして、今度はいつ帰ってくるんだ?

俺の兄弟たちとお前の婚約者との顔合わせの食事会をやるからな!」

と言って、電話口で怒鳴り散らしてくる。

これがきっかけだった。

言っていることが論理的ではなく、ころころと内容が変わるので、それに振り回されていた。

振り回されることで、精神的に落ち込み、

「ここまで振り回されて死ぬしか無いのだろうか」

と考えることも増えてしまった。

そもそも母方の方には何も連絡していないのに、何故父方のみ会わなければならないのかがわからない。

奴の見栄に付き合わなければいけないのか?

私は奴の所有物なのか?

そもそも、縁を切ると言っていた人間たちに会わなければならない意味がわからない。

そして、私から必ず電話をしなければならないわけでもないだろう。

もし、私の病気の理解があれば負担を減らそうとするだろうが、その素振りもない。

単純に自分がやりたくないだけなのだ

服装に関しても、相手はモーニングを着るというのに、

「俺はサイズが無いか礼服しか着ないぞ」

と言い始めた。

奴は155センチ100kg超なので特殊な体型ではあるが、何もやろうとしない時点で呆れてしまった。

結局は奴はモーニングを探す気も無く、ドレスを借りる衣装店に頭を下げて探してもらえた。

憎悪しかない相手に対して、至れり尽くせりをして疲れてしまった。

実家帰省したら、家政婦になり、延々と金が無い話をされ、怒鳴られるのだろうか。

そんなに金が無いことを言って私を苦しめたいのなら、私を殺せば良いだろうに。

私を理解する気が毛頭もないのなら、父親面をしなければ良いだろうに。

そんな気持ちになってしまう。

こんな気持ちになるぐらいなら、もう疎遠になろう。

そうしないと、またあの地獄に逆戻りだ。

から、私は父親と縁を切ろうと思う。

私はただ、この平穏毎日笑える日々を守りたいんだ。

バージンロード

それは婚約者と歩くよ。

あと数週間の辛抱ができるかどうか不安だが、とにかくできるだけ平穏に過ごしたい。

2013-09-29

http://anond.hatelabo.jp/20130928224122

読む限りでは、あなたに過失はないので、殺処分だろうが、飼い主が苦悩の末自殺しようが、しらっとしていればよい。

おそらく殺処分はないだろう。そこまでいくと、役所側が訴えられる恐れがある。

常習的なノーリードで度々苦情がきていたモンスター飼い主に、お灸を据えるための脅し文句だろう。

その点で、あなたが恨まれ役として役所に利用された可能性に憤るならば、次は役所に突っかかればよい。

 

しかし、あなたのように、お粗末な人間に対して不寛容で、抜け目なく連絡先を聞き、

治療費を請求をするタイプの人は、合理的な反面、ヘイトを買ってトラブルに巻き込まれやすものだ。

そうであるならば、各方面自分の非のなさを堂々と訴え、

相手が裁かれる様子をむしろ楽しむような性質がなければやっていけない。

それが半端だと、悩むことになるだろう。

良心の面で半端なら、論理的に整理した上で態度をはっきり決めるべきだ。

責任の所在があいまいで割り切れないなら、法律専門家に判断を仰ぐべきだろう。

 

上記のようなタイプでない人は、面倒事になるのを嫌って、

お粗末な人間にふっかけられても多少のことはおおらかに済ますものだ。このタイプの人は、

お粗末な人間は常に一定存在すること、たまに自分に流れ弾が当たることを普段から覚悟しているため、

理不尽不利益を被って泣き寝入りする可能性があっても、自己犠牲精神でおおらかでいられるのだ。

どちらが賢明かは一概に言えないが、前者で行動して疲れた場合後者採用するのがよい。

2013-09-28

私が頭を打って犬は殺処分になるべきか

子供を連れて買い物帰りに、近所の高級マンションの前でリードのついていない犬に出会った。

毛並みは良さそうだし、ゴミ出し用通路が開いていたから、飼い主が油断してる隙に出てきたのだと察する。

子供がその犬を「ワンワンだ!」って喜んで指差したら、犬が驚いたのか大声で吠えてきて子供を追いかけようとして、子供は私の裏に隠れようと足に絡みついてきたせいで、私は子供ごと転倒。手が買い物袋で埋まっていたために受け身を取れず、頭を打つ。

飼い主はそこでようやく自分の犬が粗相をしたことに気付いたようで、「大丈夫ですか!?」と声をかけてくるものの、手を貸す素振りも、散らばった食材を集めようともしない。

とりあえず、娘には見た目の傷はなさそうだけれど、私は頭が痛いし、何か後であったら困ると、

リードのついていない犬が吠えてきたため私と娘が転倒したこと

・何かあった時のその犬の飼い主の連絡先

を紙に書いてくれるようお願いしておいた。

ついでに私の携帯番号も教えておく。


荷物を家に置いた後、娘を連れて近くの整形外科に行き、外傷の他、何か炎症がないかチェックする。

私が頭を打った時に多少血が出たのと、娘が膝を擦りむいたぐらいだった。念のため先生に紙を見せて経緯を説明し診断書を作ってもらう。


飼い主に、診断書を取ったこと、治療費がいくらかかったかメールで送るが、3日経っても何の音沙汰もない。

メールに気付いていないのかと電話をしても折り返しはない。


同じようなことがあってもよろしくなかろうと、役所に行って、あの紙と診断書を見せて、これこれこういうことがあったので、あのマンションの住民に注意をして欲しいと伝えた。どうやら同じような苦情が他にもあったらしく手を焼いていることを愚痴られる。私に愚痴られても。


警察には被害届を出すほどではなかろうとやることはやった気になってしばらく経ったら、例の飼い主から電話が。

今更になって診断書の件でお金を払ってくれるのかなと期待して出たら、「おたくのせいで、うちの犬が保健センターに連れてかれた」「役人は吠えて人に怪我をさせるので殺処分になるかもしれないと言っている」「おたくから役所に何か言ったのではないか。そちらにも非があったことで、お互い様なのだから、役所に電話して、何もなかったと伝えて欲しい」と早口で伝えてきた。

私と娘の怪我程度で殺処分になるのは大袈裟からきっと他の余罪があるのだろう、私どもでは殺処分にして欲しいなんてことは伝えていないと冷静に返すも、

「役所に文句を言いに行ったことは認めるわけね。じゃあ、それを取り下げて来て下さい」と上から目線は変わらず。

怪我の治療費を払ってくれるってことでもないなら私には関係のないことですからと伝えて、電話を切る。そしてその番号を着信拒否。


電話最中は売り言葉に買い言葉のようになり、私も冷静ではなかったが、もしかしたら、本当にその犬が殺処分になるかもしれないと考えると、私がその犬を殺したということになるのではないかモヤモヤし始めた。もちろん、娘にはあの犬が殺処分になるかもしれないなんてことは言ってない。娘が判断できることではない。

私が重い買い物袋を抱えていて機動性がなかったという点では私にも非がある部分がある気もするが、ではこれが私たち親子ではなく、杖をついた老人であれば非はないだろうし、私の方が加害者のように言われる覚えはないだろう。

ある意味不幸な出会いと言ってもいい。可愛い小型犬であり、噛んだわけでもない。


私は役所に殺処分を止めるように連絡するべきなのだろうか。

追記

トラバブコメをみる限り、少なくない人が役所に電話した方がいいとあったので電話してみた。

休日なので担当者は不在だったこともあり、そういう事案を受けているかは確認できなかったが、「その程度のことで殺処分になることはない。勘違いではないか?」という話はあった。


読む限りでは、あなたに過失はないので、殺処分だろうが、飼い主が苦悩の末自殺しようが、しらっとしていればよい。

おそらく殺処分はないだろう。そこまでいくと、役所側が訴えられる恐れがある。

常習的なノーリードで度々苦情がきていたモンスター飼い主に、お灸を据えるための脅し文句だろう。

その点で、あなたが恨まれ役として役所に利用された可能性に憤るならば、次は役所に突っかかればよい。


しかし、あなたのように、お粗末な人間に対して不寛容で、抜け目なく連絡先を聞き、

治療費を請求をするタイプの人は、合理的な反面、ヘイトを買ってトラブルに巻き込まれやすものだ。

そうであるならば、各方面自分の非のなさを堂々と訴え、

相手が裁かれる様子をむしろ楽しむような性質がなければやっていけない。

それが半端だと、悩むことになるだろう。

良心の面で半端なら、論理的に整理した上で態度をはっきり決めるべきだ。

責任の所在があいまいで割り切れないなら、法律専門家に判断を仰ぐべきだろう。


上記のようなタイプでない人は、面倒事になるのを嫌って、

お粗末な人間にふっかけられても多少のことはおおらかに済ますものだ。このタイプの人は、

お粗末な人間は常に一定存在すること、たまに自分に流れ弾が当たることを普段から覚悟しているため、

理不尽不利益を被って泣き寝入りする可能性があっても、自己犠牲精神でおおらかでいられるのだ。

どちらが賢明かは一概に言えないが、前者で行動して疲れた場合後者採用するのがよい。

http://anond.hatelabo.jp/20130929025510

たったこれだけの文章しか書いていないのに私のことが見透かされたようでした。私が、鈍臭い頭でっかち中途半端馬鹿だったんでしょうね。これからは前者で徹底することにします。


id:xevra さんもご助言ありがとうございます。そのように対処します。

犬に罪は無い。だが、飼い主は裁かれるべき。警察被害届を出して警察沙汰にし、和解条件に犬の管理を厳密にさせる事を入れて殺処分を回避するような方向が良いと思う。 http://b.hatena.ne.jp/xevra/20130929#bookmark-163337630

いつもの病院に行けではなく、現実的な回答頂いて、失礼ながらびっくりしてしまいました。

2013-09-25

カネボウ白斑問題 私的まとめ(1)

妻がこの問題で被害者になってしまったので情報共有の意味も込めてまとめてみようと思う。

症状としては目の周り/首/首元に複数の白斑が出ている。(化粧で隠れない箇所も多々・・・)

病院で診断書を貰い先日、カネボウ担当者が自宅に来た。

結局、この日行った事は通院の領収書を元に簡単な伝票を作って口座に振り込むとの事だった訳だけど、商品の購入記録もあるのに商品の代金は一切、支払わないと言われ意味がわからなかった。

ウチの場合美容部員のいる店でずっと買っていたのと病院の通院記録(請求書)を持っていたけど、ドラッグストアで買ってて領収書を持ってなかったら1円足りとも支払いはナシなの?

明らかに症状が出てても3000円くらいの菓子折りでチャラですか?

カネボウのお偉いさん方や社員の奥さんや子供に同じような症状が出てそれくらいの対応で納得出来るの?

一応、今後の治療費/交通費は全額支払うとは言ってたけど全てが完治するまで慰謝料的なモノは一切支払い出来ないって書面渡されたけど、3年以上前から色々な病院に行って全然治らないのに本気で申し訳ない事したって思ってないでしょ?

仮にこの先何年も通院してやっと治ったとしても大体の人がそこまで通わずドロップアウトして行く事を想定してるとしかいいようがない会社スタイルにもう呆れた。

とりあえずしばらくは通院させてみるつもりだが被害者の会的なモノが発足されればそこへ参加させてもらおうと思ってる。

  • 追記 : 2013.09.27

今後ブログの方へ投稿していこうと思いますので同じような境遇にあわれた方がいらっしゃれば情報共有できればと。

カネボウ 被害者から見た白斑問題(ロドデノール)

2013年7月に発覚したカネボウ化粧品による白斑問題を被害者立場から見た実情とカネボウ対応まとめ。

http://ameblo.jp/high-tripper

2013-08-24

http://anond.hatelabo.jp/20130824203223

あんたは医者なわけだよね?

1)納税が面倒だ。

今までにちゃんと申告したことあるの?

2)お礼をもらうのを前提に今の保険診療の点数が決められちゃってる。

んなわけねーだろ。もし仮に、そんな話があればまじめに働いてる奴はどうなるんだ?皆損してるのか?ふざけんな。そんなら医者になるなよ。

3)誇りが傷つく。

どういうこと?何も意味分からんのだけど。

1)病院財団法人場合がある。独立行政法人でもいいや。寄付しましょう。そんなにお礼したいならどうどうと。1000円でも2000円でも。

ちげーだろうが、お前らが金で差別する様な慣習にしたから、直接金でなんとかしたいんだろ?関係ないとこに払うんじゃ意味ないんじゃぼけが

2)自費診療医療費を払う。これは病院にもよるけれど、10点の医療費だったら保険診療だと100円の収入になるんだけれど、自費診療だと210円ぐらいになることが多く、そうしてら100円お礼をしたのといっしょだ。(10円は消費税です)

これで何が変わるの?寄付と何が一緒なの?どういう理論

これが嫌だという患者さんのお礼は結局袖の下なんだと思う。袖の下っていうのは、「他の人より自分をよく診て」の意味だ。

これは却下します。

却下するも何も、これしかないだろうが。

父親は患者さんから金品を受け取らない外科医で、祖父もそうだった。自分もそういうのは好きじゃない。

先祖はどうだったかというと、金持ちからは数千万単位治療費をもらって、お金のない人は無料で診るっていうのが保険のない時代の当然のスタイルだった、と祖父から聞いた。

でもパトロン探しはよほど実力がないと無理だからそうはうまくはいかないよ。

保険医者がみんな歓迎したんだよ、と祖父は言った。

祖父はパトロン探しはうまい人だったから、皆保険は嫌だったみたいだけれど、結局は従っていた。

祖父は金品を受け取らないのに、訳分からんパトロンはいたのか?なんだそれ?どの時代のどういう話だ?

そのパトロンは一体何なんだ?それが仮に事実だとして、日本でどれだけそういうスタイルだったんだ?

あんまふざけたことばっかいってんじゃないよ。


てか、お前医者の卵だとしたら、いますぐやめろ。患者にいい迷惑しかならない。お前みたいのは医者になるな。

単に、金で医大まで行けただけだろ?ただのくずだろ?やめとけよ、ほんと。

医者へのお礼について

父親は患者さんから金品を受け取らない外科医で、祖父もそうだった。自分もそういうのは好きじゃない。

先祖はどうだったかというと、金持ちからは数千万単位治療費をもらって、お金のない人は無料で診るっていうのが保険のない時代の当然のスタイルだった、と祖父から聞いた。

でもパトロン探しはよほど実力がないと無理だからそうはうまくはいかないよ。

保険医者がみんな歓迎したんだよ、と祖父は言った。

祖父はパトロン探しはうまい人だったから、皆保険は嫌だったみたいだけれど、結局は従っていた。

今はなんでも保険診療だ。

で、僕は患者さんが金品を持ってくるのは良くないことだ、と言っている。

それでもお礼をしたいんだという。じゃあどうすれば良いのか。

なぜ金品のお礼が良くないか

1)納税が面倒だ。

からいくらお金をもらったかを記録して税金のおさめるのはとても大変な作業なんだ。

からやめてください。

2)お礼をもらうのを前提に今の保険診療の点数が決められちゃってる。

じゃないか、と思うんだ。僕はペーペーだから知らないけれど。

どうせ患者さんからお金もらうんだから心臓の超高度な手術してもたったこれだけね、みたいなあり得ない安さになってしまっている。

薬や検査薬ばっかり高い今の保険制度医者も喜んでいない。働いた分ちゃんと報酬ほしいもん。

3)誇りが傷つく。

自分医療価値は大抵は患者さんが想定しているお金よりすごく高い。笑


で、じゃあどうすればいいか

1)病院財団法人場合がある。独立行政法人でもいいや。寄付しましょう。そんなにお礼したいならどうどうと。1000円でも2000円でも。

2)自費診療医療費を払う。これは病院にもよるけれど、10点の医療費だったら保険診療だと100円の収入になるんだけれど、自費診療だと210円ぐらいになることが多く、そうしてら100円お礼をしたのといっしょだ。(10円は消費税です)


これが嫌だという患者さんのお礼は結局袖の下なんだと思う。袖の下っていうのは、「他の人より自分をよく診て」の意味だ。

これは却下します。

2013-08-17

http://anond.hatelabo.jp/20130817095421

日傘の色、服装、顔から絞り出しは十分可能。

うまくいけば治療費&通院にかかった交通費&その他もろもろもらえるぞ

2013-08-10

嫁と親と義理の親とお金の問題

登場人物

俺 30歳 会社員 年収500-600 一人っ子 実家を離れて2人暮らし中。転勤族

嫁 28歳 パート 年収100未満 早く子供が欲しいらしい。

父親 62歳 今春ガンであることが発覚。先月リンパへの転移が見つかる。現在抗がん剤治療中。

母親 63歳 パート 年収不明



約1年半前。

結婚をした。

結婚したとき約束事。

 ・2人とも働けるうちは働く。

 ・結婚前の貯金は個人それぞれの財産として管理

 ・俺の収入生活費をまかなう

 ・嫁の収入は全て貯金し、今後の大きな出費(出産引越し子育てなど)に備える



結婚後。

時々ケンカをする。

主には価値観の違い。

俺が悪いときもあれば、嫁が悪いときもある。

俺が怒るときは、嫁が自分勝手な(あるいは二人の生活にとって非協力的な)ことをしたとき



昨年秋。

嫁が流産をした。

原因は不明。しばらくは落ち込んでいたが、しばらくすると元のように元気になったように思えた。

当時フルタイムで働いていた嫁。

妊娠発覚後に、思ったタイミング病院にいけないことを愚痴っていた。(が、決して病院に通えなかったわけではない)



今年3月

嫁が仕事を辞めると言い出した。

上司が気に入らないらしい。

精神的につらい思いをしてまで仕事を続ける必要はないだろうと思った俺は合意した。

ただし、一つ約束をした。

「辞めた後も、今までの収入レベルをなるべく維持して、今後の生活に備えて貯金をしよう。」

当時の嫁の月の手取りは16万前後



今年4月

嫁がパートを始めた。

気が付いたら、嫁が俺の扶養に入ることになっていた(年収130万円以下)

当初の約束と違うということを話し合ったが、

 ・なれてくれば、収入はあがっていくはず

 ・またすぐ子供ができるかもしれないし

という点を主張して嫁は譲らなかった。

当時の貯金は約300万円。

子供を生んで嫁が(あるいは俺が)理想とする新生活を始めるには少し心もとない額であるように思えた。

俺は子供ができたとき休みやすくするのであれば、日雇いバイトパートの合間にいれる方法もあることを提案したが、拒否であった。



今年6月

父親のガンが発覚したあとの父の日ケンカをした。

2人でそれぞれの父の日プレゼントを買いにいった。

嫁は自分の父親に服(1万円未満)を贈るという。

俺は、入院生活が多くなった父親を少しでも励ませればとタブレット(3万円)を購入しようとした。

ここで嫁の言葉

「金額的にお互いの両親の扱いに差をつけたくない。あなたが3万円使うなら、うちの母親にもプレゼントする」


俺は言った。

「通常のときであれば、差をつけるべきじゃない。ただ、今うちの父親は病気であり、困っている家族がいれば助けるべき。仮に嫁親が同じ状況だった場合、俺は快く払うよ」


結局2人は分かり合えなかった。

これまでも口論になることはあったが、嫁に対して出て行けと言ったことはなかった。が、このときは言ってしまった。「出て行け」と。


結局嫁はでていかず、ルールを決めた。

今後、お互いの両親にプレゼント(あるいは金銭的に援助)する場合、お互いの個人資産から行うこととなった。

これまで異なる環境で育ってきた二人。

価値観に違いがあるのは仕方ない。

幸い、ある程度独身時代貯金があった俺は、釈然としないところもあったけれど、このルールでいくことにした。



今年7月中旬

母親から電話があった。

父親のガンがリンパ転移していたと。これから抗がん剤治療を行うと。

そして、治療費がかかるため、援助が欲しいと。

結論からいうと、独身時代貯金から援助をすることにした。

父の日ケンカのこともあり、嫁には特に言わなかった。



今年7月下旬

些細なことでケンカになった。

話は発展し、俺は嫁に「もっと働け」と言った。

怒鳴らず、今の我が家の現状を、論理立てて説明した。(子供を産みたいのであれば、もうすこし貯金いるよね、という趣旨)

が、結局嫁は「家事がしたい」ということだった。


結局、俺は言ってしまった。「出て行け」と。

嫁は出て行った。実家に帰った。



今年8月上旬

俺は後悔した。

「出て行け」とは言うべきではなく、もう少し話し合うべきだったと。

その旨を嫁に伝えた。

何度か話し合いをした。

このときに、俺は親に援助をするつもりであることも伝えた。

このことが嫁には納得できないらしい。


今の俺は、もう一度やり直したいと思っている。

嫁は離婚したいと思っている。


嫁の主張

 ・今後も俺の親が金銭的援助を求めてくる可能性がある。そのとき、俺の貯金が無くなったら、どうするのか。不安すぎる。離婚。(嫁の親も同じ趣旨のことを言っているし、今回の件に関してはかなり怒っているようだ)

 

俺の主張

 ・俺の貯金がなくなるのはまだ数年先のこと。そして、そんな先のことは誰にもわからない。もしかすると、他の原因でお金に困っているかもしれない(嫁が働かない、嫁の両親がお金に困って援助を求めてくる)。今はもう少しお互いわかりあえるように努力をしたい。

 


結局議論は平行線のまま。

もう価値観が決定的に違いすぎて、お互い分かり合えないのだろうか。

まだ話し合えば修復可能な範囲なんだろうか。

追記

ちなみに、我が両親の具体的貯金額は聞いていません。

ただ、もともと年収はそこまで高くなさそうで、そんな中、私一人を大学院まで一人暮らしで6年間通わせてくれた。

それが負担になっていたというような気はしています。(だから、恐らく、保険とかにも入っていなかった可能性あり)

そんな両親を嫁から見ると、「子供お金たかるほど生活に困窮しているようには見えなかった」そうで、俺もそこは一度話し合う必要があると感じています

また、嫁に出て行けといったのは100%俺が悪いと思っていて、そこを謝ってもう一度努力をしたいと思っています

2013-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20130704092106

昔に比べりゃ随分と最近歯科治療進歩してるからそんなに怖がることはないと思うけど、

でも「歯医者が怖い」ってのはそういうことではないから、恐怖感のほうが勝るなら無理かな。

保険で治す範囲なら一本あたりの治療費がトータルで1万を超えることはそうはない。

でも酷くして通うと回数がかかるから費用もかさむ。

にしてもよくそこまで耐えられたねぇ。

自分歯科治療中に神経性の貧血で倒れたこともあるくらいの歯医者恐怖症だが、それでも

歯が傷んだら我慢はできなかったなぁ。

貴方は偉いぞ。

褒められても嬉しくはないだろうけど。

歯はもうボロボロなのに今まで一度も歯医者に行った事がない

怖くていけない。でも、歯はもうボロボロ

というか奥歯は一本もない。小学生の時、学校の定期検査ですでにレベルは「C4」だった

今までは奥歯が虫歯だったので周りからはバレてないと思い、放置してたのだが、

最近では笑うと見えるところの歯も欠けてしまい、笑う事ができない。

さすがにマズイとおもい、歯医者に行こうとようやく思うようになったのだが、正直かなり怖い。

治療費・通院などどれくらいかかるかも不安だ・・・

2013-07-03

憲法ブームにのっかって最初から読んでみる・10から19条まで

10条。7月3日

日本国民たる要件は、法律でこれを定める。

日本国民」とは誰かを定めないことには国民主権もクソもないのだから、当然といえば当然か。

それを法律で定めていいのか、とは思わないでもないが。

11条。7月5日

国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久権利として、現在及び将来の国民に与へられる。

有名な「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」のうち唯一前文で明示的には出てこなかった「基本的人権の尊重」がここで出てきたか

この「侵すことのできない永久権利」を憲法改正で奪うことができるのかどうか気になるな。似たような疑問を前文でももったが。

12条。7月6日

この憲法国民に保障する自由及び権利は、国民不断努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

自民党草案で、この「公共の福祉」が削られ「公益及び公の秩序」に変えられたとネットで話題になってたな。なんでも人権制約の原理が「公共の福祉から公益及び公の秩序」に変わることで制約が容易になるんだとか。

正直、大きな違いがあるとは思えないが。

13条。7月7日

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

表現の自由みたいなのと比べると、「生命、自由及び幸福追求に対する国民権利」ってえらく抽象的・包括的だな。

一つ一つあげてられないのでとりあえず「あらゆる権利を尊重すべき」的なことが言いたかったんだと理解していいんだろうか。

14条。7月9日

すべて国民は、法の下に平等であつて、人種信条性別社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係おいて、差別されない。

2項  華族その他の貴族制度は、これを認めない。

3項  栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない。栄典の授与は、現にこれを有し、又は将来これを受ける者の一代に限り、その効力を有する。

法の下の平等についての規定だが、「人種信条性別社会的身分又は門地」以外の差別についてはどう考えるのか。

例えば最近話題になっている1票の格差も法の下の平等関係する問題であるように思えるが、「人種信条性別社会的身分又は門地」のいずれにも該当しない気がする。

15条。7月11日

公務員を選定し、及びこれを罷免することは、国民固有の権利である

2項  すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。

3項  公務員選挙については、成年者による普通選挙を保障する。

4項  すべて選挙における投票秘密は、これを侵してはならない。選挙人は、その選択に関し公的にも私的にも責任を問はれない。

公務員の選定や罷免は国政に関係するのだから、これも国政の決定権は国民にあるという国民主権の一つの現れというふうに考えてよいのだろうか。

普通選挙とは、狭義では財力を選挙権の要件としない選挙のことをいうらしい。広義では教育性別なんかも含まれてくるようだ。

そういえば歴史で、昔は一定額以上の納税者しか選挙権がなかったとかやったな。そのことか。

16条。7月13日

何人も、損害の救済、公務員罷免法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。

ふーんという感じ。

少し気になるのは、これまで「国民」の権利等に関する規定という体裁をとってきたのがここにきて「何人も」となっている点。何らかの意図を読みとるべきなのか。

17条。7月15日

何人も、公務員不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる。

公務員の不始末はこれを管理監督すべき立場にある国や公共団体責任とりますよ、という話だろう。

気になるのは、公務員が公務とはまったく関係なく個人的な怨恨から他人にけがを負わせたような場合でも国などが治療費等の賠償責任を負うのか、という点。

国による賠償というのは結局税金なわけだから、もしもそんな責任まで国が負わねばならないのだとしたら、ちょっと勘弁してくれ、という気持ちになる。

18条。7月18日

何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。

もっともな規定だと思うが、「奴隷的拘束」「意に反する苦役」をどう捉えるかでかなり意味合いが変わってきそうでもある。

たとえば徴兵制は「意に反する苦役」なのか。あるいは、無理筋だとは思うがワタミのようなのを「奴隷的拘束」とする余地は全くないのか。

19条7月19日

思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。

思想・良心の自由を侵すということの意味をどう考えるべきか。たとえば廃仏毀釈よろしく仏教施設を破壊し、ただし内心で信仰するのは自由だから思想・良心の自由は侵していない、という論法は可能なのか。

そもそも思想・良心のような内心の問題はいかなる権力によっても強制できないとも言い得るのだから(表面上は従いつつ心の中で舌を出すことが可能)、その意味の捉え方次第ではこんなものをわざわざ保障する必要はないとも言えるのではないか

2013-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20130607093901

真面目に生きてきたのに難病にかかって治療費が足りない人とかには、みんな喜んで寄付する。

ねーよw

「私はこんなに可哀相です」ってアピールする”図々しさ”がなければ知られることすらない。

そして”真面目に生きてきた”タイプ人間にそういう”図々しさ”は無いことが多い。

どんなクズでも餓死されたり犯罪に走られたら社会不安に繋がるから

やむなく国が最低限の福祉を与えて、死なない程度に飼い殺しにしようという話のはずなのに、

ギャンブルナマポを使うな」「酒を呑むな」「求職活動しろ」と言う方がおかしい。

ギャンブル飲酒は切りが無くあっというまに金が無くなる(そして社会不安へ)ので

「死なない程度の飼い殺し」には適してない。

同情の余地がないクズからこそ福祉が必要

世間の同情が得られるような境遇であれば、福祉がなくても募金寄付で援助してもらえる。

真面目に生きてきたのに難病にかかって治療費が足りない人とかには、みんな喜んで寄付する。

そういう人を援助することによって名声を得たいと思う人も出てくる。

まともなコミュ力がある人は、親族や友人から援助してもらえることもあるだろう。

同情の余地がないほどのクズ、今の境遇自業自得しか言えないような人には、誰も援助しようと思わない。

そういう人を援助することによって世間の非難を浴びる可能性が高いから、誰もやりたがらない。

はいえ、どんなクズでも餓死されたり犯罪に走られたら社会不安に繋がるから

やむなく国が最低限の福祉を与えて、死なない程度に飼い殺しにしようという話のはずなのに、

ギャンブルナマポを使うな」「酒を呑むな」「求職活動しろ」と言う方がおかしい。

2013-06-04

大正末期のある女郎の実態

300円の借金で難儀している実家を救おうと1,350円で身を売った

だが、そのうち周旋人に250円実家借金返済したあと残った800円が

家に残った金。6年の年季の間に1,350円は返せると考えていたが、とんだ誤算

朋輩の多くがいつまで経っても一向に足を洗うことができないのを不審に思ってが

謎はすぐに判明。客から入った10円のうち7割5分を楼主に取られてしまい2割5分が

玉割と称して娼妓手取りだがその中から1割5分が借金返済のたけ天引きされ残り

1割(1円)だけで生活彼女の稼ぎは月に300円程度、手元に残るのは僅か30円

これに対し呉服代、化粧品代、洗濯代、電話代、客用の茶菓代、銭湯病気の際の

治療費に至るまで諸掛一切が娼婦負担。これが月に40円をくだらないので、楼主

から追借をせざるを得ず借金は減らない仕組み。さらに、特定の日を「しまい日」と

称して割高の金を客かた取れるが、この日に客がつかない娼妓には1日2円の罰金

課せられた。売れっ子でない普通娼妓では到底抜け出せない仕組みになっていた。

2013-03-27

父が癌になって思ったこと

http://1024.hatenablog.com/entry/2013/03/26/195249

うちの親父も癌になった。発覚時ステージ3で、手術からそろそろ五年経つがいまのところ再発はなし。まぁとりあえず一安心というところか。

最初に見つかったのは歯肉癌。本人気づいていなくてなんか痒いな、腫れてるなということで歯医者に行き、歯医者も炎症起こしてる程度だと思って大きめな病院を紹介しただけだった。その後ふた月くらいは全く危機感がなかったのでほったらかしてた。昔親知らずで異様に腫れたことがあったのでそんなもんだろうと思っていたらしい。で、気づいたときステージ3。リンパにも転移していた。会社の定期診断では大腸への転移の疑いありとも出ていたが、それはシロだった。

この時親父は59歳、3月生まれなので翌年に定年退職の予定だった。

癌だっつーことで速やかに休職。すぐ手術するのかとおもいきや、意外に検査時間がかかるのね。保険ガンガンきいたのと、でかい企業だたので病気での休職などの制度もしっかりしてて、子どもはまだみんな学生だったけどとりあえず困らなかった。

別に嫌な親父だったわけではないが、自分と一番下の妹以外は何故か見舞いに行かず、いろいろ日頃の関係が出るなぁと思ったりしていた。自分はこの時躁うつ治療中&大学院生だったので割と暇ではあった、というのもあるが、手術の立ち会いも自分がいった。母はなぜか切れていてろくに見舞いに行かなかった。病気になるのは本人が悪いらしい…基地外である

手術と治療東京歯科大でやった。総合病院じゃないのに手術とか(リンパの切除もあったし)大丈夫なんだろうかと個人的にはちょっと思っていたが、口腔がんセンターになっているだけに治療スムーズで、特に不安に感じることもなかった。病床少ないので静かでいいし、がん患者が少なく、入院患者もだいたい元気に退院していく(親知らずとかだからね)ので、逆に本人にとってはよかったようだ。病院としてもアレルギーなし、他の病気もなし(昔胃にポリープが出来たくらい)、なんでも食べるしとくに落ち込むこともない親父は割と扱い易かったもよう。

こちらとしては切除した顎やリンパを見せられるのは勘弁していただきたかった。医療系じゃないんだから免疫ないんです。ここが患部だとか言われてもハイそうですか、としか

なお家族の絆とやらはうまれなかった。なのでそんなに感動的な話はない。

一ついい事といえば悲劇のヒロインになったつもりの母親が、親父が最初にかかった歯医者女医さんに「きっとうつなっちゃったのよ!」などと言われ、病院に連れて行かれて今もなおうつ病だとおもっていることだ。もともとボーダーなんだが、薬を飲んでるとみんなちやほやしてくれるのを学習したようで時々貧血が…とか動けないの…などと病弱なふりをしつつもちゃんと薬を飲んでくれている。出ている薬にリーマスが混じっているので、医者はたぶんボーダーであることを把握していると思われる。薬が効いてるおかげか昔より性格が穏やかになった。相変わらず人の悪口は多いが、まぁいじわるばあさん程度だ。

癌は不治の病というイメージがあったが、どちらかと言えば母親のほうが不治の病にかかっているような気がしてならない。

ま、母親は置いといて、当人はそんなに深刻な感じではなかったが、同時期にやはり癌(ただ部位は異なる)になった同僚がいて、その人が焼身自殺した直後だったので、どちらかというと現実逃避をしていたっぽい。えんぴつでなぞる徒然日記とかイラストロジック差し入れを喜んでいた。なんにも考えたくなかったんじゃないかなーと今になると思う。病院暇だしね。

手術直後は気力がなくなったのか、気にしない振りをしていてもやっぱり怖いのか、ボケっぽい症状があらわれて鉛筆でろくになぞれなくなっていたりした。あと算数どころか一から百まで数えるのができなくなった。

会社休職後には元の業務に戻さず新人教育とか、後方支援とかなんとか名目を付けてあまり重要な業務はさせなかったようだ。それでも置いてくれているだけましだと思うくらい、ぼけた。幸い今はボランティアにいける程度には回復している。

あのボケ方をしていたにもかかわらず、定年まで退職勧告をしなかった会社には感謝をしている。ずっと夜勤のある仕事だったが配置転換夜勤をなしにしてその代わり日勤と早朝勤+出勤をタクシーにしてくれたのもありがたい(事故があると困るからだろうが)。退職金も一割減だったけど出たのでその後の治療心配せずにすんだ。でかい企業だったので労組から見舞金もかなり出た。親父が退職したその次の年の年度末に会社更生法を申請しているのでかなり余裕が無い時期だったに違いないが、そういう対応をしていただいたことには本当に感謝している。あの会社のおかげで自分病気持ちだが大学院まで出ることができたし。色々悪く言われているし、問題もあったことは知っているが、でもやっぱり職を奪わず金を払ってくれる存在があるというのはありがたいことだ。

癌は不治の病というイメージがあるし、昔はそれこそ家を潰して治療費にあてなければならないほど治療にはお金がかかったらしいが、実際にすぎてみると「あれ、そんなもんか」という程度ですんだような気がする。しかしこれはうちの親父がでかい企業に勤めてて、その企業が先回りして色々と保険をかけてくれてたりとかしたからだ。これはたぶん幸運なことだったのだろう。幸運ではないかもしれない俺やあるいは俺と同じ世代の人々は、癌になったらまず経済的なところで問題がないかをおさえるべきだと思った。

あと思ってたよりずっと医療は進んでて、患者にはそれほど負担がかからないように医者も日夜研究をしてくれてるんだなぁと思った。一番ネックになるのはたぶん本人の恐怖心だと思う。これは個人の資質にもよるので本当にどうすりゃよいかわからん。恐死の恐怖は肩代わりできないしね。

しかすると恐ろしさのあまりボケるかもしれない。変な宗教にハマるかもしれない。騙されて医療を拒むかもしれない。そういうところに点け言ってくる奴はたぶん必ずいて、それに利用されることは大いに有り得る。出来る限り完治後も継続して安定した生活が送れるように変な情報シャットアウトして、本人の逃避の方向を問題ない方向性に向けてやるしか、周りで見てる人間にはできないんだろうなぁ、なんてことを思った。そゆう意味でも親父は手のかからないひとだった。ありがたい。

2013-03-06

職場暴力を受けてから半年

暴力を振るった人間とは普通に接する事ができるようになった。

が、まだ問題は続いている。

これまでの経験から分かっていたことではあるのだが。

人前で暴力を振るわれた時点でもう、「そいつには暴力を振るってもいいんだ、許されるんだ」という共通認識ができあがっているようなものなんだ、という事を痛感した。

まず、後輩がつまらない事で反抗してくるようになった。

まともに言う事を聞かない。

先輩達が当たり前に一人でこなしてきたこともやらない。文句を言う。遠まわしに言う。

聞こえよがしに皮肉を言う。悪口を言う。

まあガキのやる事だから、とスルーしていたら、

こんどは違う先輩がパワハラめいた真似を始めた。

舌打ちする。椅子を蹴る。人前で面罵する。対象は私のみ。

一体どうしたらやめてくれるんだろうか。どうして私ばかりこういう目に遭うんだろうか。

わかっている。

こいつには例え暴力を振るったとしても、大した報復はないんだと思われているから、イジメみたいな真似を受けるのだと。

暴力を振るわれた際、病院に行って帰ってきた私を待っていたのは「仕事に穴を開けて皆に迷惑をかけたのだからありがとうございましたと言いなさい」という先輩の一言だった。

なめられているのか。暴力を振るった人間の親に手紙を出し、どういう事をされたのかを詳細に説明し、当人からの謝罪と治療費を引き出したが、それでも手ぬるいと見られたのか。

他の人はこんなくだらない件にいつまでもつき合わされたりしていない。

たか職場でこんなつまらない人間関係上の問題に巻き込まれ、対応を迫られている時点でもう終わっている。

やはり断固たる対応をしなければいけないのだろうが、もう嫌だ。

でも他ののほほんとした跡継ぎ連中と違い、苦労して苦労して今の仕事に就いた私には、経てきた苦労が重すぎるために今の職業をほうり出す事なんてとてもできない。

他のやつらより苦労し努力し現職に就きそして今なお我慢し続けている私が一切報われず斯界から放り出されるなんてそんな事は絶対に許されない。何より私が許さない。

もう何年も似たような問題には悩まされているし、もう心療内科にかかれば職場を納得させるのに満足な診断書の一つも出してもらえるんだろうが、「ちょっとイジメたらあっさりノイローゼになって辞めてったわアイツ」と笑う連中の姿を想像すると絶対にそんな事はできない。

ああ。明らかに足元を見られている。

私は周囲に構い面するタイプではないのに、どうしてこんなつまらない問題にいつまでも巻き込まれていなければならないのか。

今日も眠れない。吐き気もする。

この苦しみは一体いつまで続くんだろうか。

2013-02-27

国民皆保険が無くなる恐怖

肌荒れ、ニキビ跡酷い、不細工、腎臓疾患(ネフローゼ)、発達障害持ち、身長170cmどまりの超低スペック高校1年生です。

今日ネフローゼが再発して病院に行った。 

病院領収書は3割負担で5000円だ。僕の住んでいる自治体高校生まで医療費無料なので、その領収書を役所にだせばその5000円すら浮く。

今日ニュース日本TPPに参加したら国民皆保険が無くなると聞いた。

国民皆保険がなくなったら僕みたいな厄介な疾患持ちは民間の保険会社は弾き返すだろうし、入れてくれても疾患の治療費は全額負担だろう。

将来が怖くなった。

みんなは医療費食いの疾患持ちはシネとか言うんだろうけどさ。

将来、容姿も悪くて、体も悪くて、頭も悪い僕はまともな仕事につけないかもしれないし、、、

そうなったら死ぬしかないのか

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