2013-08-10

嫁と親と義理の親とお金の問題

登場人物

俺 30歳 会社員 年収500-600 一人っ子 実家を離れて2人暮らし中。転勤族

嫁 28歳 パート 年収100未満 早く子供が欲しいらしい。

父親 62歳 今春ガンであることが発覚。先月リンパへの転移が見つかる。現在抗がん剤治療中。

母親 63歳 パート 年収不明



約1年半前。

結婚をした。

結婚したとき約束事。

 ・2人とも働けるうちは働く。

 ・結婚前の貯金は個人それぞれの財産として管理

 ・俺の収入生活費をまかなう

 ・嫁の収入は全て貯金し、今後の大きな出費(出産引越し子育てなど)に備える



結婚後。

時々ケンカをする。

主には価値観の違い。

俺が悪いときもあれば、嫁が悪いときもある。

俺が怒るときは、嫁が自分勝手な(あるいは二人の生活にとって非協力的な)ことをしたとき



昨年秋。

嫁が流産をした。

原因は不明。しばらくは落ち込んでいたが、しばらくすると元のように元気になったように思えた。

当時フルタイムで働いていた嫁。

妊娠発覚後に、思ったタイミング病院にいけないことを愚痴っていた。(が、決して病院に通えなかったわけではない)



今年3月

嫁が仕事を辞めると言い出した。

上司が気に入らないらしい。

精神的につらい思いをしてまで仕事を続ける必要はないだろうと思った俺は合意した。

ただし、一つ約束をした。

「辞めた後も、今までの収入レベルをなるべく維持して、今後の生活に備えて貯金をしよう。」

当時の嫁の月の手取りは16万前後



今年4月

嫁がパートを始めた。

気が付いたら、嫁が俺の扶養に入ることになっていた(年収130万円以下)

当初の約束と違うということを話し合ったが、

 ・なれてくれば、収入はあがっていくはず

 ・またすぐ子供ができるかもしれないし

という点を主張して嫁は譲らなかった。

当時の貯金は約300万円。

子供を生んで嫁が(あるいは俺が)理想とする新生活を始めるには少し心もとない額であるように思えた。

俺は子供ができたとき休みやすくするのであれば、日雇いバイトパートの合間にいれる方法もあることを提案したが、拒否であった。



今年6月

父親のガンが発覚したあとの父の日ケンカをした。

2人でそれぞれの父の日プレゼントを買いにいった。

嫁は自分の父親に服(1万円未満)を贈るという。

俺は、入院生活が多くなった父親を少しでも励ませればとタブレット(3万円)を購入しようとした。

ここで嫁の言葉

「金額的にお互いの両親の扱いに差をつけたくない。あなたが3万円使うなら、うちの母親にもプレゼントする」


俺は言った。

「通常のときであれば、差をつけるべきじゃない。ただ、今うちの父親は病気であり、困っている家族がいれば助けるべき。仮に嫁親が同じ状況だった場合、俺は快く払うよ」


結局2人は分かり合えなかった。

これまでも口論になることはあったが、嫁に対して出て行けと言ったことはなかった。が、このときは言ってしまった。「出て行け」と。


結局嫁はでていかず、ルールを決めた。

今後、お互いの両親にプレゼント(あるいは金銭的に援助)する場合、お互いの個人資産から行うこととなった。

これまで異なる環境で育ってきた二人。

価値観に違いがあるのは仕方ない。

幸い、ある程度独身時代貯金があった俺は、釈然としないところもあったけれど、このルールでいくことにした。



今年7月中旬

母親から電話があった。

父親のガンがリンパ転移していたと。これから抗がん剤治療を行うと。

そして、治療費がかかるため、援助が欲しいと。

結論からいうと、独身時代貯金から援助をすることにした。

父の日ケンカのこともあり、嫁には特に言わなかった。



今年7月下旬

些細なことでケンカになった。

話は発展し、俺は嫁に「もっと働け」と言った。

怒鳴らず、今の我が家の現状を、論理立てて説明した。(子供を産みたいのであれば、もうすこし貯金いるよね、という趣旨)

が、結局嫁は「家事がしたい」ということだった。


結局、俺は言ってしまった。「出て行け」と。

嫁は出て行った。実家に帰った。



今年8月上旬

俺は後悔した。

「出て行け」とは言うべきではなく、もう少し話し合うべきだったと。

その旨を嫁に伝えた。

何度か話し合いをした。

このときに、俺は親に援助をするつもりであることも伝えた。

このことが嫁には納得できないらしい。


今の俺は、もう一度やり直したいと思っている。

嫁は離婚したいと思っている。


嫁の主張

 ・今後も俺の親が金銭的援助を求めてくる可能性がある。そのとき、俺の貯金が無くなったら、どうするのか。不安すぎる。離婚。(嫁の親も同じ趣旨のことを言っているし、今回の件に関してはかなり怒っているようだ)

 

俺の主張

 ・俺の貯金がなくなるのはまだ数年先のこと。そして、そんな先のことは誰にもわからない。もしかすると、他の原因でお金に困っているかもしれない(嫁が働かない、嫁の両親がお金に困って援助を求めてくる)。今はもう少しお互いわかりあえるように努力をしたい。

 


結局議論は平行線のまま。

もう価値観が決定的に違いすぎて、お互い分かり合えないのだろうか。

まだ話し合えば修復可能な範囲なんだろうか。

追記

ちなみに、我が両親の具体的貯金額は聞いていません。

ただ、もともと年収はそこまで高くなさそうで、そんな中、私一人を大学院まで一人暮らしで6年間通わせてくれた。

それが負担になっていたというような気はしています。(だから、恐らく、保険とかにも入っていなかった可能性あり)

そんな両親を嫁から見ると、「子供お金たかるほど生活に困窮しているようには見えなかった」そうで、俺もそこは一度話し合う必要があると感じています

また、嫁に出て行けといったのは100%俺が悪いと思っていて、そこを謝ってもう一度努力をしたいと思っています

  • 父親の存在が癌だな 早く死ぬことを祈っておくよ

  • 金銭的援助がなんで必要なのかがわからない。 保険はかけてなかったのか? 高額療養費制度を活用しないのか? 嫁は出て行けと言われたからその通りにしたまでだろう。

  • 離婚して実家に援助一拓 理由 ”俺の貯金がなくなるのはまだ数年先のこと。そして、そんな先のことは誰にもわからない。” こんなこと言ってる奴は夫としてクズ といっても、た...

    • ”俺の貯金がなくなるのはまだ数年先のこと。そして、そんな先のことは誰にもわからない。” こんなこと言ってる奴は夫としてクズ 家族の医療費なんてそんなもんじゃない? だ...

  • 金銭のことは、親や夫婦だからこそきっちりしておけばいい。 お金の考え方がここまで違うなら結婚生活は無理 金銭面で同意が得られてなさそうだから寄り戻せたとしてもいずれ破...

  • 整理すると、嫁さんは ・元増田の両親がいまいち信用出来ない。 ・子供が出来たりしても、元増田が嫁さんや子供より自分の両親を優先しそう。 ということを感じてしまったのだと思...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん