はてなキーワード: 今日一とは
好きでやってんじゃねーよ 能力がないからやってんだよ もう疲れたわ折れたわ心とペニスが
しんどいなんてもんじゃない 飛びたいわ 自分の無能さを受け入れられたら楽になるんだろな
思えば全てが勘違い。小さい頃なかば勉強ができてしまって、とはいっても人よりは多く勉強してやっとこさそれなりの高校に入って挫折 エリート街道からは早々にリタイアしたんだろ?
自分が優秀な人間だと勘違い大きな勘違いただのバカだよバカ 足るを知ったんだよ俺はもう 弱いことを知った能力がないことを知った無知の知ムチの知ピチン
俺は今死んだ。そして生まれ変わる。バカで愚鈍な自分を受け入れ、ありのーままのーって生きていく。何者にもなれなかったし、何ものこせなかった でもそれも人生 いいじゃない
さいごはたんぱく質の塊になるだけの話、何てことはない。今日一日をいきよう。終わりなき日常をいきよう。今この瞬間を生きて感じて死んでいこう。沢山笑おうhttp://anond.hatelabo.jp/20150820200018
ロリコンとか叩かれそうだけど、誰かに聞いて欲しいがリアルでは言えないので増田に書かせてもらう。
今日近所の公園に子供を連れて行ったら、JCくらいの女子2人が砂場で遊んでいた。
そのうちの1人が腿の真ん中より短いくらいのフリフリのミニスカで、
そんな格好で砂場でしゃがんで遊んでるので、丸見えなわけですわ。
しかもチラッと見えるというレベルではなく、M字開脚で正面からモロに見えてる。
黒田。いや、黒だ。
見せパンとか無粋なことを言う輩も多そうだけど、そんなの関係ないっすわ。
見せパンだってパンツ。少なくとも若い女の子が履いてるパンツに貴賎なんてない。
おまけにその子は顔もけっこう可愛かったんです。
こちらは割と離れたベンチに座ってたので、警戒されてなかったのか、
そんな子が1時間くらいほぼずっとパンチラならぬパンモロしてたんです。
しゃがむとスカートの裾がずり上がるのが気になるのか、
立ち上がる度にスカートの裾を直していて、
恥じらいがありつつもパンチラなんですわ。
今までの一生で見たパンチラの延べ時間を今日一日、その子だけで越えてしまった。
追記
・背丈が周りで遊んでる小学校中学年くらいの子供より明らかに大きかった
・服装が親のお仕着せみたいな小学生っぽいものではなく、おしゃれめの服装だった
・砂場遊びにきたのではなく、元々はあるスポーツをするために来ていて、そのスポーツ自体や道具が小学生っぽくなかったこと
でも俺の欲望的に、自分では100%JCだったと言い聞かせるつもりです。
先日クレジットカードを落とした。あやしい季節だった。即停止したが自分の名前が記載されたものが
落ちている状態も嫌だったので、昔見たシネマのように、近くの交番に遺失物届けを出した。
翌々日、仕事中に交番から見つかったので取りに来て欲しいと連絡。それは9月だった。
30分以内なら交番にあるが、すぐ警察署に移管するので、今来れないようなら警察署に行って欲しいと言う。
交番なら割と近いのだが、警察署だと車で20分はかかる。まるでマンハッタン・ストーリー。
今仕事中なので出られないが、今夜はSeptember dreaming今日一日交番に置いてもらう事はできないか?と頼むと
「無理です」の一言。たかだか一日交番に置いておくことが何故できないのか、とたずねても
警察署も受付が5時15分までなので仕事で行けない。3日過ぎたころ、「早く取りに来てください」と電話が。
「仕事の都合で週末までは無理です。そちらで破棄願えますか」と前述の経緯と合わせ伝えると、
またしても「無理です」の一言。「届けを出して、見つかった以上は取りに来て下さい」と。
そして「572番ですので」と唐突に。「は?何がですか?」と返すと「572番で管理してます」と担当。
ここで私、夕やみをドレスに変えて堪忍袋の緒が切れる。
「あのね、確かに紛失した責任は私にあるけれど、私は落し物のプロではないので、
唐突に番号を言われても何のことだかわかりませんよ。せめて、『この番号で管理していますので、
受け取りの際にお伝えください。君が踊れば都会も踊る』とかそれくらいの案内はできないのですか」と
暫くすると「はぁ」と気の抜けた返事が返ってきたので益々ラィラィラィラィ。
「遺失物管理も警察業務の一環でしょ?顧客としてサービスに一意見を申しているのに、
『はぁ』ってなんですか!?恋に人生賭けてみようか?」結局担当は最後まで気の抜けた返事で終わった。君は夢か幻。
週末になってようやく取りに行くと高々カード1枚出して受け取りの書類を書くのに1時間かかる始末。
ずっとペラペラファイルをめくってるし、途中で掛かってきた電話に20分も応対。もうね、君さえいればパラダイスかと。
このご時勢まだペーパーで管理してるのかよ。この1時間の人件費も税金で払われてると思うとすみれSeptember Love。
ブサヨとかネトウヨになるモチベーションはなにかと今日一日考えていた。
やはりあれだけの負の感情をもち、ネガティブな行動を続けられるのは、
ただ、直接的に右翼団体や左翼団体に負の感情を埋め込まれた、発生させられたとは考えづらい。
―右翼のヤクザみたいな人たちに恫喝されたとかはあるかもしれないが―
普段生活する上で政治的立ち位置に対し憤りを覚えることはそうそうない。
怒りや憎しみなどの感情は、身近にあるからこそ、自らに影響を与える可能性があり、自ら関与できる可能性があるからこそ
とすると、政治的立ち位置などの実生活とは離れたものに対する怒りなど強めようがない、ということになる。
つまり、右翼左翼などの政治的因果とは離れたところで植え付けられた負の感情を右翼左翼的な感情として発散していると考えられる。
なぜそんなことが起きるのか。
それは簡単な話で、自らの醜い怒りの感情も、大義名分を持たせてでかいステージに立たせてやれば綺麗なものに見える。
そう考えているからであろう。(実際は、全くそうではなく個人的な感情が見えすぎて醜い事この上ないのだが)
ブサヨもネトウヨも結局は常日頃たまった鬱憤を適当に晴らしているだけにすぎないのだ。
それは、彼らの言動を見ていればよく分かる。
政治家をバカだとこき下ろし、それに民衆が騙されているとして民衆も見下す。
「奴らは馬鹿でものを知らない!ものを知れば皆自分と同じ結論に至るはずだ!」
全部このパターンに当てはまる。
彼らは、おそらく日頃上から押さえつけられる生活をしており、内心では「俺のほうが優秀で頭がいいのに」と思っている。
そうしてためられたルサンチマンが政治問題など広い世界の事柄に乗っかって発散される。
彼らが求めているのは解決でも理解でもなく、発散。そして承認である。
しかし、彼らは自らのことを賢いと思いながらもその実本当の自分の意見を持たない。
どこかで見た意見をパッチワークして自らのもののように振る舞っているだけである。
今、35歳でエンジニア。
厳密にいうと、転職・求職中。仕事はしたい。一か月前、目が覚めたら利き腕のひじから先が動かなくなってた。神経科医は「原因不明」と言う。それ以来、『実は夢でした』って落ちの夢を何度も見た。
『リアル』というマンガを思い出した。暖かいお湯に浸したり、つねってみたりしても、何も変わらない。眠りから覚めた時にどうしようもない不安と、虚無感にかられるようになった。今日一日何をしたらいいんだ?って。ここに手はあるよ。でもこの手は誰のものでも無いようだ。
あの日に利き腕のひじから先が動かなくなるようにスケジュールされていたのか?避けられる方法は無かったのか?
コード書くのは楽しい。趣味でも書いていた。QiitaにもTips書いたりした。ニヤニヤしていた。
片手で頑張る気持ちはある。でも、途中で挫折する。
こんな人生もある。
不安だ。
眠りたくない。朝起きるのが怖い。
○夕食:マーボードーフ丼
○調子
気分は普通。
今日一日、色々なゲームをして、かつそれらを実況配信したりして楽しく過ごせた。
普通なんだけど、ちょっと最近、体に異常があるのでメモがてら記述しておく。
睡眠がうまくとれない。
「このままじゃ低温火傷になる」と思ってパニックになったりした。(当たり前だが、低温火傷になんてなっていない)
あと、どうにも眠りが浅く、30分おきに少しだけ目が覚めてしまう。
うつ病と診断されているけれど、以外と睡眠に関しては寝付きが悪い程度のトラブルしか抱えていなかったので、少し困惑している。
年明け後、1月6日にまた病院に行くので、その時まで続くようなら先生に相談しようと思う。
○キラーインスティンクト
難易度を挙げて見ようかなあ、とも思ったが、やっぱり最低難易度でも中々苦戦するほど僕は弱いので、これでいいんです、これで。
実況配信がてらダラダラとプレイ。
何かしらの目標を据えてじっくりやり込む機会を作りたくも感じる。
○Halo TMCC
全くと言っていいほど活躍できなかった。
1キル20デスぐらいの酷い結果だった。
なんとなくやりたくなり久々に起動。
何となくそれだけで今日一日頑張って働こうという気持ちになれる。
手元のスマホには、途中でコンプを断念したアイマスのキャラクターソングが
たくさん入っているし、自作のメドレー曲まで入ってるけど、
何気なく入ったコンビニで、気づいたらかかっていたという点がポイントが高いんだと思う。
ある程度メジャーで、時々はメディアにポロリもある好きなモノに手を出して良かったと思うのはこういう時だ。
数年前までの宇宙探査機打ち上げ観戦みたいな、マイナー過ぎる趣味だと、自分から場所や時間に頑張って赴こうとしなければ会うことが出来ない。
そこで過ごす時間はそれはそれで楽しいけれども、スイッチを入れ替えて楽しもうよと何となく強いられてる感じもして疲れる。
受身でも勝手に入ってくるこの瞬間はやっぱり無理がないだけ一番楽しい。
今日も一日頑張るぞい。
以前ここでさらした者です。
さらしたら、その増田(http://anond.hatelabo.jp/20140620190651)がちょっとブックマークされて、小説のブクマも伸びました。どなたか知りませんが、本当に本当にありがとうございました(´;ω;`)
ちなみに小説はこれです→『月精のコニーリョ』http://ncode.syosetu.com/n8411cb/
「なろう」の相互お気に入りユーザーの方に「1話読んだだけでおなか一杯」って言われたので、まあそうなんだろうなと思いました。活動報告にだらだら書きましたが(http://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/445982/blogkey/928868/)、文体は微妙にジュリアン・グラックを意識したのでとにかくだるいです(いや、全然そんな完成度はないんですが)。
で、今回この小説を「なろう」との連動企画「第2回オーバーラップ文庫WEB小説大賞」に応募したんですね(タグはもうはずしました)。今日一次選考通過作品が発表されたんですが(http://over-lap.co.jp/bunko/narou-award2/)、まあ、普通にぼくの名前はありませんでした。
でも一次落ちなんてよくあること。つぎは「創元ファンタジイ新人賞」を目指しています。ぼくはラノベはあまり読んでこなかったので(少女小説や児童文学は好きなんですが)、こういう普通のファンタジーのほうが適性があるのではないかと思いました。
ちなみに、次回作はスティーヴ・エリクソンをかなり意識してます。スティーヴ・エリクソンのような大胆な構成で、日本サブカルチャーのぶっとんだ荒唐無稽さを利用して、人間のおかしさ、悲しさ、愛、さらにはそれを超えた永遠性みたいなものを表現したいと思ってます。あと、大好きなル・クレジオのエッセイや上橋菜穂子の某小説オマージュみたいな部分もあります。
話は戻りますが、じつはこの『月精のコニーリョ』はガガガ文庫の賞でも一次落ちしたやつなんですよね(もちろんガガガの落選原稿を書き直して「なろう」に投稿したわけですが)。だから今回落ちたことにはあまりダメージはないんです。でもまあラノベはむずかしいのかなあとあらためて思ったりもします。ラノベってほんとにむずかしいよ。だからといって、自分はガチ純文学の人間でもないので、めんどくさいんですが……。
ぼくは文学が大好きで、人生でそれしかやる気がないんですが、悲しいことにまったく才能がなさそうなのです。でももう引き返しません。もう人生消化試合なので。ほかにやることもない……。
ぼくの場合、他人に認められるかどうかよりも、真の芸術がやりたいというか、結局自分が納得するものが書きたいのです。書けたらもう死んでもいいのです。もちろん他人に評価されたほうがいいのだろうけれど、でも世の中つまらない低レベルな作品ばかりが売れているので、べつに認められなくてもいいのかなとか思ったりもします。どうせぼくがすばらしい作品を生み出したところで世間は見向きもしないだろう、そういう失望感はあります。ただまあこれはワナビの堕落最終形態ですね……。それをいってしまったらおしまいってやつです。でも実際、ル・クレジオの『調書』が大好きな人間とか日本にあんまりいないですよね。そういう日本の小説読者を相手にどうやって表現していったらいいのか……。わかりやすいエンタメ、わかりやすいエンタメ、わかりやすいエンタメ……。
先日、冗談で『スタバ☆de☆マック』(http://ncode.syosetu.com/n0138ci/)というショートショートを「なろう」に投稿したのですが、ありがたいことに現在74ptついてます。書くのに全然時間かかってないのに。あ、ちなみに、わかると思いますが、書き出しはカルヴィーノオマージュです。あまり意味はないですが、ワナビなら一度はやりたくなりますよね!? こういう雑なギャグのほうが需要があるんだなあと、なんか自分で書いてて複雑な気持ちになりました。
なんだろう。真面目なファンタジーはだめなんでしょうか。もう日本でファンタジーはできないんでしょうか。でもぼくはまだファンタジーの可能性を信じたいです。というわけで、「創元ファンタジイ新人賞」に向けて頑張ります。でもまた一次選考で落ちると思うので、それを「なろう」に投稿して、また増田で愚痴って、そうやっていつの間にか年を取って死んでいくんですねw
でもその辺の一般人の人生なんてそんなもんかもしれません。なにかを成し遂げようと思ったはいいけれど、それを夢見ただけで終わってしまう。自分はいつも自分の人生から疎外されているわけです。ため息が出ます。
昨日のことだ。
大学の夏休みも後半に差し掛かったものの、相変わらず暇を持て余していた俺は、夜の新宿で一人のおばあさんと出会った。
その時の出来事がずっと引っかかっているので、ここに吐き出してみようかと思う。
(※ 昨日実際にあった出来事を、短編小説風に書いてみました。
長文ですが、宜しければ暇潰しにでもどうぞ。 )
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大通りの横断歩道を渡りきったところで、歩き食いもみっともないからと、立ち止まって新作のマックシェイクを飲んでいた。
イヤホンからONE OK ROCKが聴こえる。もう片方の手でスマホからFacebookをチェック。
ふと気付くと、隣にある周辺地図を指して、おっさんが道案内をしている。
相手は、おっさんの倍近い年齢はありそうな、新宿には似ても似つかないおばあさん。
なんの気もなく目を向けながら引き続きマックシェイクを飲んでいると、突然おっさんに話しかけられた。
新宿にはいくつもの路線が集まっているが、西武新宿線の駅だけは孤立している。
ここから歩いたら10分近くかかるだろう。かくいう俺も西武新宿線沿いに住んでいる。
「そうですねー。そこそこ距離ありますね」
そう答えると、そうですかー…という少し暗い声がおばあさんから返ってきた。
「西武新宿線に、乗って帰られるんですか?」
今度は俺からおばあさんに声をかける。
「そうなの。昔はこの辺りに住んでたんだけどねぇ。40年も前だからすっかり変わっちゃって、迷っちゃったの。」
と、おばあさん。
正直に言うと、この時点で少し厄介なことに巻き込まれたかもなという予感がした。
ほっておいたらどう見てもこのおばあさんは駅にたどり着くのに時間がかかるし、危なっかしい。
おっさんは見るからに良い人だが、さすがに西武新宿駅前まで案内するのかどうかはわからなかった。
「杖をどこかに置いてきちゃってねぇ。傘を買ったのよ、ほら。」
聞いたわけではなかったが、嬉しそうに傘をあげるおばあさん。
足が悪いのだろう。今気づいたが補聴器も着けている。
「お元気ですねぇ! 今おいくつですか?」
「85歳!」
元気な返事が返ってきた。
「そのお歳で都会に一人で出てこられるなんて、ご立派ですね!」
おっさんが引き継ぐ。俺も同感だった。
しかしいくら元気とはいえ、やはり道に迷っている85歳のおばあさんを置き去りにするのは酷だろう。足も悪いみたいだし…。
「西武新宿線だったら、山手線で高田馬場まで行って乗り換えた方が、歩く距離は短いかもしれません。」
そう提案すると、
「あぁ、そうですね!! その方が、いいかもしれませんね!」
「そう。ありがとう。」
ニッコリと笑うおばあさん。
(面倒くさくないと言ったら嘘になるけど、"やらない善よりやる偽善"かもな。今日はもう予定もないし、俺も付き合うかぁ、、! )
おばあさんの笑顔を見た時、そう思った。
「じゃあ、行きましょ。」
おっさんが先陣を切る。俺も歩き出す。
「でも、二人に悪いじゃない。。」
申し訳無さそうな声を出すおばあさんに、
いえいえ僕らも同じ方向なので。 と各々答える。
おばあさんの足は、遅かった。とても。
おっさんはそこそこゆっくり歩いてくれていたのだが、どんどん距離が離れていく。
おばあさんが急がなくてもいいように と思い、俺も出来る限りゆっくり歩いてみたが、それよりもおばあさんは遅いのだ。
仕方ないので少し差が出来たところで止まって、追いついたらまたゆっくり歩く というのを繰り返すことにした。
住んでいる場所的に、新宿を経由して帰るのはどう考えても遠回りだったが、そのことは言わないでおいた。
普段なら3分くらいで歩く道を、10分近くかけて、新宿駅に着いた。
「すごいわぁ。」
コクーンタワーを見てか、高層ビル郡を見てか、おばあさんはそう漏らした。
「夜景綺麗ですねー。」 カメラが趣味だというおっさんは、そう言いながら写真を撮る。
新宿は、道端はさておき、たしかに夜景は綺麗だ と俺も思った。
40年の月日を、おばあさんは今この場にいる誰よりも感じていたに違いない。
「それじゃあ僕はあっちなんで、ここで。」
おっさんはここでお別れのようだ。
そう言って違う路線の方面へと去っていった。
良い人だったな と素直に思った。
「じゃ、行きましょうか。」
おばあさんの速度に合わせて歩いていると、都会の街は一層慌ただしく見えた。
帰宅する人々は皆、すごい速度で通り過ぎ、横切り、追い越していく。
一体、なにをそんなに急いでいるのだろう。
当然Suicaなど持っていないおばあさん。切符俺が買ってきますよ と言うと財布を取り出した。
「はい!これ、あげる!」
そう言って差し出されたのは、1万円札。
(小銭はないのかな。というか、あげる…?)
「え、いや、、いらないです…!」
突然の出来事に焦る俺。
「いいから。」
少し強引に差し出してくるおばあさん。
困った。お金が欲しくないと言ったら嘘になるが、なにもお金をもらうために付き添ったわけじゃないのだ。
ここで受け取るのは、なんだか違う気がした。
「いえいえ、本当に結構でs」
俺の発言を遮るようにして、おばあさんは今日一番力強い声で、そう言った。
「そう、ですか…。」
流石に受け取らざるを得なくなってしまい、ありがたいような、申し訳ないような複雑な気分で1万円札を引き取る。
「私ね、子供も孫もいなくて…。だから、今日は本当に楽しかったわ!」
おばあさんは、俺のことを孫のように思う気持ちでこの数十分を過ごしていたのだ。
さっき「面倒なことに巻き込まれた」などと思っていた自分が、恥ずかしくなった。
「そうでしたか…。…僕も西武線なので、途中まで同じ電車です。もう少しの間、お話しましょうね。」
それが偽善なのか善なのか自分でももうわからなかったが、そんなことは
「そう!嬉しい!」
というおばあさんの一言で、どうでもよくなった。
おばあさんと一緒に歩いていると、人が歩く速度以外にも色々な発見があった。
まず、多くの人が周りの人のことなんていちいち見ていない。
よく見ずに直進するので、ゆっくりしか歩けないおばあさんは怖かったと思う。特に歩きスマホは本当に怖い。
そしてJR新宿駅は、入る改札によってはホーム行きのエレベーターもエスカレーターもないことがある。
意識したこともなかったが、これにはとても困った。改めて他の改札に行くのも階段を上るのも、おばあさんからしたらどちらもシンドイことこの上ないのだ。
結局階段を上ることになったが、俺が普段何気なく一段飛ばしで15秒もかけずに上る階段も、足の悪い人にとっては小さな山のようなもの。
「よいしょ」という掛け声と共に、片足で一段一段登っていった。
本当に疲れるのだろう。 登り終わった後おばあさんを見てみると、汗をびっしょりとかいていた。
山手線は座れなかった。
ただ電車を立って乗るだけだけでも大変だったに違いない。
ホームに着くと、「ちょっとあそこに座らせてもらおうかな」と、乗り換え口までの道の途中の椅子に、俺らは腰を下ろした。
世間話をしてる途中、
「お兄ちゃん、やさしいのね。」
おばあさんはそう言ったが、さっきまで考えていたことを思い出すと、俺はなんて答えたら良いのかわからなかった。
西武新宿線も座れなかった。
おばあさんの杖代わりの傘に、力が籠もる。
一駅が、くそ長い。こんなに長く感じたのは初めてだった。
辛そうに立っているおばあさん。隣に立っている俺は、なにもしてやれない。
やはり西武新宿駅からの始発に乗るべきだったとか、優先席のある車両に乗るべきだったとか、色々な後悔が頭の中で渦巻いた。
電車内の人々は、皆が皆スマホをいじっていて、気持ち悪い光景だった。
もちろん誰もおばあさんの存在には気付かない。
それぞれが自分の世界に閉じ篭っている空間は、なんだか無性に寂しかった。
目の前に音楽を聴きながら、スマホをいじっている青年が座っている。
(そこの同い年くらいの青年!目の前に困ってる人がいるだろ!気づけよ…っ!!)
心の中でそう叫んだ時、何かひっかかった。
…そうだ。これは俺だ。
普段の、そしてさっきの俺。
スマホでネットを開いて、音楽を聴く。いつもやっていることじゃないか…。
きっとそれだって、見えていないだけだったんだ。俺も。
駅では我先に歩くし、歩きスマホもする。
そう思ったら、どんなツラして目の前の人に声をかけたらいいのか、わからなくなってしまった。
目の前の、気持ち悪い自己中な人々。
笑えた。そして、ゾッとした。
幸い、ようやく着いた次の駅で人が降りた。
座ろうとするサラリーマンに、
「すみません!そこ、座らせて頂いてもいいですか?」
と急いで声をかける。
一瞬「?」という顔をされたが、おばあさんを見て納得してくれた。
「そうやな。その通りや。」
その一言の暖かさは、今も俺の中に残っている。
周りの人は敵じゃないんだと、そう思えた。
「ありがと!」
おばあさんは、また笑った。
「俺、次の駅で降ります。あと4駅ほどですので、降りそびれる事のないようにお気をつけて下さい。」
屈託のない笑顔のおばあさんに、
「こちらこそ、ありがとうございました。」
そのやりとりが終わった辺りで、丁度電車が駅に着いた。
「では。」と俺。
「さようなら。」とおばあさん。
もう一生会うことはないんだろうな と思ったが、それは顔に出さずに電車を降りる。
ドアが閉まってもおばあさんは笑っていた。
でも電車が発車した際、不安そうな顔をしたその一瞬を、見送っていた俺は見逃さなかった。
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あれから一日経って、老人に優しくない街や社会についてだったり、
受け取った1万円の重みについてだったりを考えている。
大変そうな人の存在に気付くことくらいは、出来る社会でなきゃいけないよなと思う。スマホやめることは出来ないにしてもさ。
若いうちは老いた後のことなんて考えないし、出来れば考えたくない。
自分が高齢者になった時に生きやすい社会を作っていくことは重要な課題だし、
将来されたら嫌なことは、今他人にもしちゃいけないんだよね。
とはいったものの自分もそれらが出来ていない一員だと気づいたのが昨日なので、
社会にどうこう言える立場ではないことも痛いほどわかってて、だからまずは自分から変わっていこうと思います。
それを1時間程度の短い時間の中で手にしてしまったのだから、なんだか罪悪感に近い想いがある。
面倒くさいとか思ってたし。
初めから「1万円あげるから案内してください」って言われてたら、どうかな。
俺なんかよりもっと丁寧に親切に案内してくれる人が殺到したかもしれない。
でも結局は、おばあさんの言ってた「嬉しかった」って一言が、本質であり真実なんだと思う。
喜びとか感謝の気持ちが先にあって、言葉だけじゃなくて形でもその想いを伝えたくて、
今回はその想いの形に、お金という形式を選んだだけなんだと思う。
たしかに1万円を受け取る時、「あぁ、俺が思っていたよりもずっと喜ばれていたんだなぁ…」と思った。
お金って汚いイメージもあるけれど、気持ちを形に出来る大切な手段の一つでもあるのかもしれない。
出来ることなら世の中のビジネスが、今よりもっと"感謝の形"で回るようになるといいのかもなぁ。
書こうと思ったことは以上です。
Facebookなんかで書くと善人アピールっぽくて気持ち悪いと思ったので、
ここに書かせて頂きました。
(とはいえ増田でも同じなのかもしれないし、心のどこかにそういう動機が含まれているのは否定しないです)
今まで迷ったことはあったけど、それは複数の選択肢でどれにするのかという悩みであって、今とは違う。
今はどう生きればいいのかわからない
あまりに突然で、朝見送ったときはつわりはあったけれども、元気だったのに、死んだ。
薄目を開いてこっちを見ている。
泣き叫ぶことしかできなかった。
本当に、何もかも信じられなかった。
妻が死んだことも、自分がなんでここで泣いているのかもわからなかった。
嘘であって欲しかった。
本当に嘘であって欲しかった。
妻は子供が生まれるのを心底楽しみにしていた。
ありがちなのかもしれないけれども、生まれる前から男の子でも女の子でもいいように二つ名前を考えた。
あと、男の子だったら春馬は?
と妻。
でも春馬はちょっとなー。
なんかいまどきっぽいし。
伊織は?
と俺。
伊織なんて変な名前なんて言ってたくせに、翌日には男の子だったら伊織ねなんて言ってくるから、こっちはたまったもんじゃない。
ベビーカーもいるよね、アプリコットってメーカーがいいらしいよ、あと他にもベビーベッドとかいろいろ買わなきゃね。
あんたに似たらキツネみたいになりそうだから嫌やわーとクスクス笑いながら言った。
そのあとのお通夜と告別式の準備も、非日常すぎて全く現実感がわかなった。
多くの人たちが来てくれた。
妻の友人や会社の同僚、上司、俺の友達が泣いているのを見て、やっぱり現実なんだと自分も泣いた。
なによりもそんなみんなを前にして、何も反応しない妻は、生きているみたいなのに、やっぱり死んでいた。
いつもみたいに、半目を開けた間抜けな顔だった。
一週間、仕事を休み、事故の時に居合わせた医師の方にお礼を言いにいき、少しでも事故の内容を詳しく知るために警察に行った。
でも、ただただ、つらい現実を知るだけだった。
妻が死んでから、仕事が忙しくて、こんな時に何やってんだろうと思いながら、働いて、とりあえず、今日一段落したからこれを書いている。
ただ、そこにいてくれることが、どれだけ自分のことを支えてくれいてだろうと、今さらながら思う。
とびきり美人でもない。
帰ってきても横になりながらテレビ見てる。
口を開いたら憎まれ口ばっかりだし、自分勝手なところもあった。
でも、普段は当たり前すぎてわからないその存在が、いてくれるだけなのに、その存在は間違いなく俺に生きる意味を与えてくれていた。
俺が世の中にいていいということを、家族以外で唯一肯定してくれていた人だと、今はそう思う。
当たり前の存在だった妻は、そこにいない。
もう、どうやって生きていけばいいのかわからない。
女子高生の白いセーラー服も汗に濡れその若く活発な新陳代謝の結晶である滴を夏風の中にキラキラとまき散らす七月下旬のいま私は女子高生が猛暑のなか今日一日分の汗を存分に染みこませた裾をバタバタと揺らしてうっすら湿った双丘に新鮮な外気を送り込もうとする姿が見られるのではないかという期待のもとに午後六時頃に都心から郊外へと向うサラリーマンキャリアウーマンその他あらゆる暑苦しい面々を新幹線で売ってる押し寿司のような要領でぎゅうぎゅうと圧縮させた仄かに押し寿司の香りさえ漂う列車に乗り込んだのであるが列の後ろのほうでぼんやり立っていたためホームの駅係員のたくましき腕によってメタボ中年の下腹に押しつけられた上に私の身体の押しつけられた部分が中年の服から染みだしてくるなにかによって水分の感触をおぼえ私は思わず声を上げかけたがそんなことで音を上げるようでは女子高生など夢のまた夢と思いなおし眼球をあたう限り上下左右に動かして周囲の状況を観察してみると車内の人間はほとんど成人のようであったからああ来る時間を間違えたかと気落ちしかけたそのとき右目の視界の端っこ眼鏡のツルに隠れて見にくい辺りにわずかに女子高生の姿がありしかもそれは私が待望していた白いセーラー服に黒光りする合皮の鞄をもった女子高生だったので私は欣喜雀躍し彼女のとこまで雀のごとく跳躍していこうかと思ったのだが常識的に考えて無理だったので鷹のごときつぶらな瞳でもって観察してみると吊革を握る女子高生の指はその何気ない動作においても柔らかであって腕は白くそしてその奥にある腋の下は一本の黒線が入ったカフスに遮られて見えないのであるが私が想像するに制汗デオドラントの鼻に抜ける香りの背後にカバーしきれない膨らみをもった濃厚な汗の香りが混じり合ったものであるだろうというのも彼女がたとえ部活のあとに自分の身体にスプレーをかけたとしてもその汗は今朝通学電車に駆け込んだとき腋の下の汗腺から滲みだしたものであって数時間ものあいだセーラー服の中という狭く通気性の悪い空間の中で発酵したものであるから制汗スプレーのようなもので軽く糊塗したからといって消しきれるものではなく私の眼は五感の一つとしての視覚という枠組みを超えてその臭いをたしかに感じ取るのであったがそれにも増して注目すべきは通勤電車のなかで際立って輝く白いセーラー服のその生地の上にまで確かな存在感をもって浮かび上がってくる淡い緑色あれはたしかに下着の色であろうぞ少女のわずかな動きに合わせてその緑色は細やかな陰影を生じその下にある膨らみの形状を間接的にしかしそれゆえ本質に迫った形で示すのであったがそれを見た私は触りたい吸いつきたいという強い衝動を感じたその瞬間私の押しつけられていたドアが突然開き私は大きな毬のようにころころと線路の上に転がり落ち危ないと車掌が絶叫したのも遅し早し上りの電車が運悪く地を撼かしてやってきたのでたちまちその黒い大きい一塊物はあなやという間に三四間ずるずると引き摺られて紅い血が一線長くレールを染めた。
最近の閉塞した人生を少しでも変えようと街コン参加を決意して、色々と調べたら大変面白いイベントへ参加出来たのでメモがてらレポを残しておく。ちなみに筆者は男です。
09:00 小田原集合
15:15 九頭竜神社参拝
朝から夕方まで分刻みの忙しいスケジュールだが、箱根パワースポットバスツアーの名に相応しい要素を抑えていると思う。
参加費は、男性\16,800、女性\9,800と、中々にツボを突いた値段設定と思う。
集合場所は小田原駅。箱根湯本で無いのは個人的に残念なものの、新幹線の駅もあるしロータリーも広く妥当な所だろう。
バスの前に行くと受付で名前を告げてバスの座席順決めのための最初のクジ引き(マッチング①)。バス座席は左右2列ずつの普通の観光バスで、窓際女性、通路側男性となるよう番号で決められていた。覚悟していたとは言え、狭い空間で初顔合わせの男女で二人きりという状況は、中々のスキルが要求される。さっそく仲良く話始めるペアもあれば、気まずそうな沈黙に包まれるペアもある。もう戦いは始まっているという事だ。15分ほどでひと通り集合・出発。
バスは箱根の山道を左右に揺らしながらガンガン進む。出発時に参加人数が40弱である事が発表された。(しかし、驚愕の発表として、うち男二人が集合場所を新宿と勘違いして集合出来なくなるハプニングも…。ちなみにこの二人は頑張って昼食から合流してました)
道中最初の自己紹介タイム。全員にプロフィールシート表が配られていたが、これがわかりづらい!A4の厚紙に合計12箇所の記入欄があり、それぞれに名前や仕事・趣味といったことを書く欄があるシートとなっていた。はじめは全てに頑張って記入し、切り取って相手に渡していくのかと思ったが、実はこのシートをそのまま異性に渡して、その異性にプロフィールを書いてもらうという仕様となっていた。つまり、ツアー終了時には12人分の異性のプロフィールが自分の手元に一つのシートとして残るわけだ。ともかく一人目のお相手に書いてプロフィールを書いてもらって、それをネタに雑談を進めていく。その他にはジャンケン大会などを行いながらほどなくガラスの森へ到着した。
バス内で事前に8チームになるようクジ引き(マッチング②)を行って、4~6人ずつでガラスの森へ。夏休み突入直後ともあって館内は子供連れも多く気恥ずかしい。しかし大変天気も良く、美しいガラス細工を見ながら館内を鑑賞。途中、グラスハーブなどによる生演奏が開催され、柔らかくも美しい音色に聞き入る。実に良い経験をさせてもらった。散策時間は約1時間ほどだったが、ゆっくり見てまわるには少なすぎる。チームの互いの紹介もままならない状態でバスに帰還となった。バスに戻る際に再び座席決めのクジ引き(マッチング③)で先ほどとは別の異性と相席する。プロフィールを交換しながら雑談しているうちに次のザ・プリンス箱根へ程なく到着した。
ガラスの森と同じく、バス内で事前に8チームになるようクジ引き(マッチング④)を行って、ザ・プリンス箱根のパーティー会場「相模」で昼食。食事はビュッフェ形式で、ビーフシチューやパスタ、ピザ、ドリア、サラダ、スープ、カレーなどなど、種類は豊富。食事の量も人数分しっかり確保してあり、後半メンバが足りなくなるような事はなかった。ただ、全体的に味付けが濃く、夜のお酒を片手に行うパーティー向けなのは少々残念。飲み物はソフトドリンクとしてオレンジジュースや烏龍茶が用意されていた他、アルコールはビール、ワイン、焼酎とこちらもホテルのパーティーらしい品揃え。全体的には過不足ないが面白みも無いメニューだった。ただし、ピンクカレー。テメーはダメだ。食事中にツアーの目玉の一つである専門の占い師による無料恋占いの整理券配布が行われる。先着順ともあり、女性の皆様は一斉に整理券ゲットに走っていた。すぐに順番に呼び出しがかかり、個別ブースでタロット占いを行ってもらっていた。一人5分弱?くらいと思われる。食事は20分ほどで終了。ちなみに途中で新宿野郎たちも合流していた。ホントに来たよ。ある意味尊敬する。
食事もそこそこに、マッチングタイム開始のアナウンス。ちなみにこの間も占い呼び出しは続行中。まずは女性がクジ引き(マッチング⑤)で席替え。食事の時とは違うメンバでマッチングタイム開始。円卓のテーブル内で男女4~6人の円テーブルを囲みながら1回7分ほどのコミュニケーションを取っていく。ただ、例のプロフィールシートを書くのに忙しく、大半の時間が記入に消えてしまう。書き終わっていざ話を盛り上げようとしても、あっという間に時間終了で、ろくに会話が出来ないのは残念すぎる。時間経過後は、男性のみテーブル移動。クジでは無く、男性の自由意思でテーブル選びを行う。熾烈な争いの場だ。途中休憩をはさみつつ、合計4回の移動(マッチング⑥~⑨)でコミュニケーションを取っていく。正直後半はダレて来てプロフィールシートを埋める作業になりつつあり、顔と名前が一致しなくなる。ある意味、ココでどれだけ集中力を持続させ、最大のパフォーマンスを発揮するかが求められるだろう。
戦いの余韻を残しながら、アンケート記入タイムへ。Webに掲載されていた前回開催時の率直なアンケート結果を事前に見ていたこともあり、割と辛辣な事も書きつつ良い機会を用意してくれた事に感謝を表明しておく。
その後はお楽しみ抽選会で、箱根の温泉入浴券や箱根園水族館チケット、さらには\30,000相当の箱根宿泊券など、開催規模から考えたら中々の商品が当たるジャンケン抽選会。箱根観光協会の本気と実力が窺い知れる内容だった。
そして時間は運命のカップリング発表へ。カップリング決めには、各人に配布された希望シートへ第3候補までの異性の名前を記入し、お互いがマッチすれば晴れてカップリング成立となる。今回は合計8ペアのカップリングが成立となった。参加人数が40人弱であるため、成立率は約40%となる。街コンとしては驚異の成立率だろう。ココが一番の盛り上がるシーンのはずだが、人間は素直なもので発表が進むにつれ場の空気は大変重くなっていく。最初のペアが発表された時は気軽に拍手の祝福があったが、最後のペア発表時は本当に悲しいくらい弱々しい拍手だった。今日一日の戦果が決した瞬間である。
見事カップリング成立した8組が先行しつつ、徒歩で九頭龍神社参拝へ。片道30分ほどの距離。カップリング成立したペアはお互いの親睦を深めつつ長い道のりをゆっくり進む。逆にカップリング成立しなかったメンバはフリー移動で続いて神社へ。ココでさらに声をかけて仲良くなる人もいたようだが、やはりカップリング不成立の壁は大きい。中には孤立する人も抱えながらゆっくり神社へ歩を進めていく。午前中の快晴と打って変わって深い霧に包まれた芦ノ湖を見ながら程なく神社へ到着し、順番に参拝を済ませていく。途中、白装束に身を包んだガチの参拝者もいらっしゃっており、無作法な人間が多く参拝していた事が少し申し訳ない気になった。道中は特にマッチングのイベント等は無く、カップリング成立者と非成立者で明確に天国と地獄が別れた時間だったと思う。
ホテルへ戻った後は30分余りの休憩、おみやげタイム。気の合う人たちはラウンジでお茶を楽しんだりしていた。また、主催者はバルコニーに出てアンケート結果らしきものを眺めながら一日の反省会をしていたようだ。
帰還のバスも自由着席でカップル同士や同姓同士、ボッチなど様々なスタイルを反映しながらの道程で、一日の戦果を客観的に教えてくれるものだった。小田原到着後の解散もあっさりしたもので、2次会らしきものに行くメンバも見当たらないまま流れ解散となった。
批判的な所も書いたが、率直な感想としてツアー代金以上の価値があると思う。ある程度運も要求されるが、前半のバス搭乗~食事までは異性と強制的にゆっくりと話す時間が設けられており、ココで気の合う異性を見つけられた人がカップル成立となっていったのだと思う。特にガラスの森は女性受け抜群で、適当に会話をあわせるだけでコミュニケーションをとれるので口下手な人でもネタには困らないだろう。逆にマッチングタイムの忙しさが際立ってしまったのは残念で、正直自分はココで会話した異性の印象はほとんど無い。1日で最大多数のマッチングを取るためには致し方ないが、もったいない気がしてならない。
参加者の質としては、男女ともに2割くらいがハイスペックだったと思う。容姿だけで無く、年齢や仕事など総合力に優れる人はやはりカップリング成立となっていた。自然の摂理とは言え自分が鋭く評価されるものであるため、結果をどのように受け止めるかが今後にも繋がってくると思う。カップリング不成立だった人は不満タラタラだと思うが、今日1日で同姓のドコが評価されていたかを観察できたのでは無いだろうか。今日の結果を踏まえて改善出来なければ今後には繋がらないという残酷なまでのメッセージをだと思う。
逆にカップリング成立した人たちに対する九頭龍神社参拝は、一日の熾烈な戦いに勝利したご褒美だろう。都合2時間弱の時間を強制的にペアを組んで行動するため、コミュニケーションを深めるにはうってつけだ。神社のご利益も相まって、主催者の狙い通りの展開となっていた。
主催者側については、箱根観光協会ならではの趣向で楽しませてもらったと思う。ただ、全体的に手作り・手探り感が拭えず、進行もわかりずらい点が多々あった。今後に期待。
主に男性視点。まず身だしなみは大変重要と再認識。だらしないシャツ着てるヤツは論外。目立つだけの服装もNG。コミュ力はどうしても要求される。主催者側はマッチングやプロフィールシートできっかけ作りに腐心してくれているが、結局はそこから会話に繋げられるかは参加者自身の問題だ。会話が続かなかったり、トンチンカンな受け答えしている限りカップリング成立は夢のまた夢。イケメンがカワイイ子をゲットしていくのは当たり前と了解した上で、いかに自分の土俵で勝負するかが問われるということだろう。ただ、参加者の質は本当にピンキリなので、最上でなくとも中の上を意識して目指せば、カップリング成立はそれほど難しく無いのでは無いだろうか。
あと女性側へ。30後半は正直厳しい。ともかく、男女問わず空気嫁。
今日は10時頃に目が覚めたが、スマホをいじったり漫画を布団の中で読んでしまい、1時間ほどダラダラとしてしまった。まだ朝起きてから朝食をとるまでのベストソリューションが見つけられないでいる。目覚ましが早すぎて、鳴った記憶すらないので、明日は9時に鳴るようにセットした。
◯
朝食は、ホッケだった。これを例のごとくお茶漬けにして頂く。そして朝の散歩へ。帰ってきたら、シャワーへ。ここまでは、上手くルーチン化できていると思う。
◯
そしてスキマ時間にはKindleで読書。今は「ベンチャーファイナンス実践講義」というのを読んでいる。起業を資金調達の面から説明した良書だ。ただ、今日一日結構長い間読んだのだが、3分の1も読めなかった。Kindle本は、頑張れば1日で読めるくらいの短い本がいい。
◯
この本と平行して合同会社の設立のKindle本も読んでいる。合同会社は、株式会社よりも設立にかかる費用がかなり安く済み、また運営も緩くできるとのこと。もし会社をつくるなら、合同会社は有力な候補だ。まだ制度ができてから10年も経っていないのであまり聞き慣れないが、今では設立される会社の20%は合同会社なのだそうだ。問題は、マイナーなので株式会社並みに世間では信用されているのか、そして合同会社に詳しい税理士は多いのかどうかという点だがどうなのだろう?
◯
昼食後はネットの繋がる珈琲屋へ行った。タスクをどんどんこなしていきたいのだが、しばらくするとモチベーションが下がる。ついつい本を読み出したりしてウダウダしてしまう。これが、1人で仕事をする際の弱点だと思う。やはりモチベーションに依存するのは良くないと思う。やる気のある日はいいのだが、やる気の出ない日はほとんどなにもできないからだ。
◯
そこで、5分間ダッシュ法を取り入れることにした。これはやる気の出ない時にタイマーで5分セットして、その間だけ集中する方法だ。アラームが鳴った後は休憩していい。しかし、意外とアラームが鳴っても惰性で、切りが良いところまで作業することが多い。
◯
そして仕事は「1日何時間仕事をしたか」ではなく「何回5分間ダッシュをしたか」で測る方が良いように思った。つまり、「何回やる気がない状態から仕事に戻ったか」で評価するのだ。ちなみに今日は7回ダッシュした。しばらくは、1日最低5回、目標10回にして暮らしてみよう。
◯
帰ってきてからは、犬の散歩に出かけた。今日は犬の気持ちが乗らないのか、30分ほどで帰ってきてしまった。犬にもモチベーションの変動があるらしい。
◯
夕食後は、すぐに散歩に出かけてみた。そのおかげか、いつもよりも夜を無駄にしなかったように思う。
◯
やはり食事後は歩いたほうがいい。
になるかに注力すれば人生楽になるらしい。
つまり、この会社では、横(仲間)を見るのでもなく、下(力関係的にたまたま劣位にある協力会社)を見るのでもなく、自分の生殺与奪を握る上位者の顔色だけを見ていればいいんだ。
今日一日身にしみて分かった。
今日うちの会社でちょっとしたイベントがあったが、自分が連絡すべき社外の関係者などに連絡を怠った失態をカバーアップしてやり、逐一報告して状況の改善に務めたのに、俺は単なる作業員同然だった。
実際の担当者が一心不乱で作業している中、本来顔が青ざめていてもいいはずの奴らは、くだらないジョークを飛ばす上司につきあっていた。
作業が終わり、そいつら、何もしなかった奴が、上司からご苦労さんと言われたが、
「私は何もしていません。実際に動いたのはXXさんです」的な発言もせず、ねぎらいの言葉をそのまま受け取っていた。
その状況を見て、業を煮やした実際に手を動かしていたチームは、メーリングリストを利用して俺が実質仕切ってくれたことを伝えるあからさまな公開感謝メールを送ってきたが、そのあと特に状況は変わることはなかった。
この会社は腐っている。