12月28日、2019年も終わろうかという頃、桐生ココというVtuberがホロライブからデビューした
https://www.youtube.com/channel/UCS9uQI-jC3DE0L4IpXyvr6w
龍が如くで日本語を覚えたという最高に口の悪いおもしろアメリカ人(ドラゴン)で
はじめのうちはホロライブの宣伝を新人がやってるくらいの感覚で
どうやら番組の半分は身内(4期生や先輩や自分)の失敗を真面目なトーンで弄っていく方針らしく、それが面白かった
私のホロライブに対する認識なんて、ときのそらとAちゃんと桐生ココしか知らない程度だったのに、その身内ネタが面白かったので驚いた
少し分析すると
「誰かが失敗する」→「ココがニュースっぽく紹介(ディス)」→「有識者(ココ)の意見」→「コメント欄」
これはつまり
ボケ → ツッコミ → ガヤ(ひな壇芸人) → 客席のリアクション
の流れと同じだ
今の人気Vtuberが人気になる過程や、ニコ動やYoutubeの切り抜きを見ると、Vtuberの失敗や極端な言動・事件がトリガーになってキャラクターを形成していき人気が出るという流れがあると思う
もちろんそれだけではないが、取っ掛かりのない初期段階における新規獲得導線になっていることは間違いないと思う
だからちょっとした事件を面白おかしく拡散する仕組みが重要になるわけだけど
それを朝ココでうまく再現できているわけだ
その人を知らなくても、その人の「やらかし」が分かって、それをネタとして昇華するのがまず強い
そして誰かがやらかしてもそれを身内がネタとして笑い飛ばすことで、マイナスをプラスにもできる
(これができないと単に滑っただけになるので非常にキツイ、ツッコまれないボケのような状態だ)
しかも桐生ココは結構攻めたディスをするので、いじられた本人も「朝ココひどい」みたいに話のネタにできる
視聴者はコメントで言いたいこと言える、これはニコ動やブコメやTwitterに近い
全体的にかなり上手い仕組みだと思う
思い返してみれば、こういう仕組みは芸能界でもあったのではないかと思う
ワイドショーとかその立ち位置じゃないだろうか、アッコにおまかせとか
何か起こった時にファンがディスるのと身内が上手くディスって笑いにするのとではかなり意味合いが違うと思う
身内ディス芸は、あると非常にうまくいくというのは分かってる人は多いと思うが
やり過ぎると単なるイジメになったり、アンチを喜ばせるだけになることがあるし
言葉選びを間違うと、呪詛返しのように本人にヘイトが向いてくるから怖い
(なので大抵の場合は、こういう弄りはファンが勝手にやる事が多い)
朝ココの場合は、そこらへんのバランスが非常に巧妙に取れている
まずバーチャルキャラクターが片言の日本語で、ニュース形式でやるので、ディスってる感がまず薄い
自分・運営・4期生・先輩・ファン・コメント欄全方位に喧嘩を売っていくスタイルなので特定の批判になりづらいし
他にも、ディスってるとかと思ったらいつの間にか宣伝になっていたり、弄りネタよりブラック度が高いコーナーを定期でやったりと
とにかくバランスがよく、素人がやっているとは思えないくらい完成度が高い
しかもそれを毎朝やってる
朝6時というのも丁度いい
夜ふかしがギリギリ起きていられる時間で、朝早い人がギリギリ見れる時間だと思う
おかげで同接1.3万人くらい行っている、朝から皆元気だな
桐生ココの魅力は他にもあるが
とりあえず朝ココがよくできてるという話でした
おはようございました
朝ココイチじゃなかった。
俺もココイチかと
俺も朝からココイチを食す魅力を力説してくれるのかと思った
大半のココイチは、11時開店なので、昼ココイチになっちゃうんじゃないですかね。 稀に24時間営業のココイチもあるようですが。
お前ら朝ココイチの魅力を語れよ