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2022-11-18

anond:20221118141659

すまん。ただのニートだった。一歩も外に出ない日々が5年くらい続いたから今もヒキニートって括りだと思い込んでたな。

毎日暇で暇で、それなのにゲームアニメも見ることもできずにだらだらと過ごしてるから駅前で色々見て帰ってくるってことをまず趣味にしてみるよ。ありがとう

目的をもって外出しようって思えば風呂にも入りたくなるし。いいかも。

決まった時間に寝起きは小さいころはやってたんだから~って思ってたけどよく思い出してみれば小学生の時も夜更かししたり遅刻したりが当たり前だったなそういえば。

2022-11-14

anond:20211213202937

私も小さいころから大事にしてるボロボロぬいぐるみを持ってるけど、昔から友達の前にも出さなかったし彼氏が居るときにもそのぬいぐるみ存在は隠してる。

ボロボロから見せるのが嫌とかじゃなくて、この子自分のすべてを知ってる唯一の親友から誰にも悪く言われたくないし雑に扱われたくもない。自分のそういう弱い所を他人に知られたくないっていう気持ちがあった。

からよくわかるよ。受け入れてもらえてよかったね。

2022-11-13

anond:20221113142229

理工系出身専業主婦になったお母さんは、子ども勉強を小さいころから見てあげて、名門私立国立学校に入れたりするんだよ。

自分に学が無いコンプレックス子育てスパルタ式にするとこより、よっぽどいいと思うな。

2022-10-30

今日の昼、地元和食屋で親戚一同と食事をとった。

さいころからたびたび足を運んでいたその店も、建物老朽化が進み、その年季が入ったさまは年老いていく祖父母と重なって見えた。

十年後、ひょっとすれば来年にでも、もう一度同じ顔触れで、この店で食事をとることはできないかもしれない...。時の流れは絶えず、いつまでも子供のころのままではいられないのだろう。そんなことを考えながら、かけそば定食と食後のいちごパフェを頂いた。(正直いちごパフェは頼まなくてもよかったが、なんとなく俺は昔と変わらないよという姿を祖父母に見せたかった、と謎弁明をしておく。)楽しい食事会ではあったが、どこか寂しい思いが胸に残った。

そばパフェも美味しかったです。ごちそうさまでした。また行かせてくださいね

2022-10-29

anond:20220327002544

父親と妻が三河人の俺からすると三河の連中が赤味噌過大評価しすぎ。

 

さいころから赤味噌味噌汁ばっかり食わされて、給食白味噌味噌汁飲んだ時どれだけうまいと思ったことか。

白味噌の圧倒的な上品さ、それに比べて赤味噌いかに下卑たることか。

 

それこそが赤味噌の野生の味わいという主張はわかるが、

赤味噌をもって「そこに、白だし味噌汁が入り込む余地はない。」という考えは全く肯んぜない。

2022-10-16

転生したらちんこだった

さいころから守られていた。

何年もの歳月が流れ、成長したオレに防波堤は脆すぎた。

しかし、外は危険だ。

刺激にさらされる日々。

2022-10-02

[]いってんちろく

さいころのこと。 さいころの各面は天地東西南北象徴しているとされ、1が天、6が地(5が東、2が西、3が南、4が北)となるところからの名。



アリスソフトスタッフでいってんちろくってのがいるって認識は10年以上前から持ってたのに、意味を考えたことがなかった

たまたまギラギラって漫画読んでたら出てきて、へーと思った

2022-09-05

なぜ大企業正社員人権侵害なのか(個人的考察

常に80%の人間は保身・保守自己利益だけを考え、20%の人間生産性に寄り掛かる、というパレートの法則学説がある。大企業においてはそれが顕著である

しかし、大企業に入って取締役になって活躍できるのは0.xx%であり、他の99.xx%の人間は、護送船団という名の鎖でつながれた船に乗り、ジョブローテの餌食になって人生を終える。

これは人間能力の発揮、という点では完全に飼いころしであり人権侵害であると思う。

また、実能力上でのスポイラー機能のみならず、「大企業に入ったほうが人生は安泰だ」という錯覚を覚えさせるのも罪が重いと思う。

これは大樹に寄り掛かって安定・一定ペースで人生を進めることがあたか人生成功のように感じさせるが、しかしこれは完全に錯覚である

自分能力スポイルし、社会通念上の「最大公約数」的なルートをなぞっているにすぎない。

なぜそれが人権侵害なのか?

大公約的な人生などひとつもないかである

誰しも小さいころ、絵がうまかったり数学ができたりスポーツができたりしただろう。

それらは誰も追いつけないレベルとして与えられた才能なのである

なので、それらを諦め、生来能力20%しか使わず死んでいく大企業正社員は、人生という大枠で見たときに、人権侵害の大きな被害者なのである

もちろん、その中でトップを目指し達成する人は別であるが、99%は実現できない。

そして出世も諦め、ほどほどで成長を停止し、社内で「ほどよく居心地のいい場所」を見つけ、適当人間関係で右往左往して引退し、年金をもらってロスタイムを消費して終わる。

与えられた人生20%も使わずに終わる。

「安泰」があると思わせて釣り針に引っかけて、組織人間人生を消費する。

これが最大のトリックであり、闇の深さである

2022-09-04

ネコチャン🐈のお父さん伝説🍑

さっきTwitterみてたら急に思い出したよ。

ネコチャン🐈のお父さんは

どうやら

「お尻からまれてきた」らしい(エッ)

「つよっさんは、お尻からまれてきた」

と大叔父再婚あいての方に言われたらしい

母親(ネコチャン🐈の祖母)のお尻から

物理的にはいけても、生物学的に、

まれるのはむつかしいと思う。

逆子ってことなんだろうけど

わざわざ本人の前で(幼少期に何度も言われたらしい酷い)

お尻からまれたっていうってなかなか剛の者である

そんなん、小さいころに聞かされたら

泣いちゃいそうだよ。

きっと当時、祖母も言われたんだろうなーひどいな。






オチはありません。

2022-08-30

上級の家に生まれて下級オタクの心を持つと投資できない

金はあンだわ。使い道がねンだわ。

実家は金がある。親ガチャ大成功した俺の努力のたまものだな。

そんで、幼いころから順当に塾通いと私立エスカレーターを踏みしめて年収のいい企業に入ったわけだが。

金の使い道がない。

上級の家に生まれたのに、小さいころから2ちゃんねるを見て育ってたせいで、思考が完全にねらーのそれになってしまっている。

酒も煙草食事旅行ギャンブル風俗もやらんというか、

試したけど全然中毒性ないし、面白くないから続けられない。

しいていうならエロゲーとか、二次萌え系の文化が好きなんだけど、エロゲなんて月に10万も使えばいいほうだし、

なんだったら特典買いで同じソフト買っても中古で売るから金が戻って来る。

コミケも好き放題薄い本抱き枕を買っても50万程度しか使わん。年2回。

まり、俺の人生コミケ用の100万とエロゲや他の趣味で150万くらい、合計250万くらいあれば満たされてしまう。

家も車も、なんか親が買っちゃったからいらんし、別に買ってくれなくても賃貸電車で良いんじゃねレベルで興味ない。

嫁も普通に働いていて、俺と同じくらい稼いでて、子供への課金額は月に30万もいかいか全然余裕だし。

ていうか、嫁の親が孫の学費大学分まで喜んで出してくれるそうなので、なんか多分大丈夫だろって感じ。

子供健全に育つことにもあまり興味がない。好きなことして生きて好きに死んでいけばいい。金は別に出すし。

そういう感じで、投資して金を増やしても使い道がないんだよね。

そんで、マジで俺は三食マックとか牛丼でいいし、「10万円以上のもの」を自分で買ったことないから、それが自分が金を貯めて買う対象、ってイメージがない。

エロゲしか買うものがない。アニメ音楽はサブスクで、一般ゲームはそんなやらんし。漫画毎日解放されるアプリで読んでっからぶっちゃけタダみたいなもんだし。

から投資全然魅力的に思えないんだよなあ。

みんな金貯めて何に使うつもりなの?

2022-08-17

今回の事件新興宗教で不幸になる家族は減るだろう

明らかなポンコツにされて可哀想人間をたくさん見てきた

さいころからロボットになれ、卑怯人間になれと言われてきたのだから、その思想から逃げることはできない

親のせいで人生不良品に仕立て上げられた被害者であり、

また彼もポンポン生んでポンコツの子供を量産してしま

本人はなぜ自分卑怯者なのか、ポンコツなのかがわからない

それは親と教祖から飲まされた毒物であり、自分浄化するには相当な努力必要からである

そして「毒を浄化しないほうがラクに生きられるのよ」と教えられて精神的に未成熟なまま、不良品人生を終える

今回はそんな不良品を減らす契機にはなった事件だと思う

少なくとも犯罪者絶対数は減るだろう

ポンコツが減り、日本人総合的な精神は向上すると思う

成長のない取り残された40歳のおじさんは朽ちていき、若い世代浄化を進めてくれるはずである

僕は打ち上げ花火が嫌いだ。

地元詐欺師が捕まった。

被害総額は50万ほど。

詐欺師としては小物で、大した額じゃない。

けど、そのうちの10万は僕のお金だ。

いや、違う。僕たちのお金だ。

男は急に僕の家を訪ねてきて、急にお金必要になったからこの時計を買い取ってほしいと言ってきた。

軽く100万を超える時計を、10万で売るというのだ。

そのときの僕はどうかしていたのかもしれない。

でも、本当に高そうな時計に見えたのだ。

から姉さんの3つ目の財布から10万を借りて、買った。

悪気はなかったんだ。100万以上する時計なんだから、売ってすぐ返せばいい。というか10万円を財布に戻しておけばいい。残りは貯金する。生活費のために。

男が去って行った後、僕はすぐに時計価値を調べた。偽者だった。1万もしなかった。

父さんは入院してる。母さんは出て行った。連絡はない。だから、僕の家には僕と姉さんしかない。

そして、姉さんが働いている。

風呂屋さんで。

それがどういう意味場所で、どういうことをしているのか。

僕はもう、それを知らない年齢ではなくなっていた。

姉さんは時計の件で僕にとても怒ったが、お金を欲しがる理由を話したら姉さんは許してくれた。

僕はただ、純粋生活費に当てたかったのだ。

姉さんが、少しでも働かなくて済むように。

詐欺師はすぐに捕まった。

詐欺師が来ると、男の顔を見てすぐにピンと来たそうだ。

ちょうど受付の人が、警察から注意喚起を受けていたらしい。

男はそこで捕まった。警察が来るまでにはたっぷり時間の余裕があったから。

この事件新聞に載ったかは分からない。新聞は取っていないから。

ネットニュースでも見かけなかった。規模が小さいから?

姉さんは笑って言った。間抜けな奴だったよと。

僕は悔しかった。本当は涙を流すにしても、隠れて流すつもりだった。

でも姉さんのその笑顔を見て、僕は不覚にもその場で泣いてしまった。

姉さんは言った。

「騙された10万を、私が直接取り返したようなものからいいじゃない」と。

それを聞いても僕は納得できなかった。でもなんていい返していいのかも分からず、僕は声を殺して泣き続けた。

理不尽に思えたから。

泣き続ける僕に姉さんは寄り添い、優しい言葉をかけてくれた。

僕は申し訳なかった。僕は、姉さんが好きであそこで働いているわけじゃないことを知っていた。

大丈夫大丈夫から。私は大丈夫

姉さんは僕に何度もそう言う。自分自身確認を取るように。

僕は顔を上げて姉さんの顔を見た。

姉さんの目は、釣り上げられた魚のような目をしていた


「死んだ魚みたいな目をしてるね」

こう言われて、いい気分の人はいないはずだ。

言っている人も悪口で使っているだろうから

覇気がない。生気がない。やる気が感じられない。何事にも絶望しているような目。

釣り上げられた魚はい死ぬの?

さいころに僕はたずねたのだと思う。父に。でもなんて答えをもらったかは覚えていない。

でも知ってる。

釣り上げられた魚は、決して死のうなんて思ってないことを。

釣り上げられた魚は、自分死にたいなんて思ってないことを。

釣り上げられた魚の目は、死んだ魚の目じゃない。

必死で、もがいて、あがいて、生きようとする目だ。

僕は釣り上げられた魚がいつ死ぬか知らない。

でも、僕にとって釣り上げられた魚の目は、生きようとする意志が感じられる目だ。


からこそ僕は怖かった。

姉さんが変わってしまうんじゃないかって思いが、いつも心のどこかにあって、それをひしひしと感じていたから。

僕は姉さんの部屋をノックした。反応がないから僕はドアを開けた。姉さんは窓辺に立っていて、新緑色カーテンを隅に寄せて外を見ていた。

僕の位置からでも見えた。聞こえた。打ち上げ花火の閃光が。轟く花火爆音が。

僕は姉さんの部屋に足を踏み入れて、姉さんの隣で花火を観賞しようと思って足を進めた。

でも僕の足は窓辺へとたどり着く前に止まった。

姉さんの様子がおかしかったからだ。僕は立ち尽くす姉さんの隣に、そっと近付いた。

姉さんは泣いていた。声も出さず、僕の耳に入るのは打ち上げ花火の音ばかりで、姉さんの泣き声はこんなに近くにいるのに決して聞こえなかった。

僕はそれに気付きながらも姉さんの顔を見ずに、窓の外に目を向けた。

目を見るのが怖かった。もし姉さんの目が変わってしまっていたら。僕はどうしていいのか分からなかった。

僕は隣で無言のまま打ち上げ花火を観賞し続けた。

花火はとても綺麗で華やかで、打ち上げられるごとに歓声が上がるのが聞こえてきそうだった。

本当は分かってる。分かっていでも疑問にすることで体裁を保とうというのかもしれない。

でも、違うだろうか?

釣り上げられた魚と、打ち上げられた花火はそんなに違うものだろうか?

僕は思い切って姉さんの顔を見た。

姉さんの横顔は綺麗で可憐で、頬には涙がまだ流れていた。

僕には姉さんが、世界一美人に見えた。

「…姉さん」

僕の声に、姉さんはゆっくり反応して僕のほうを見る。

僕は姉さんにキスをした。

姉さんは驚いて目を見開き、すぐに口を離してきた。

僕の目を見つめ、目を逸らす。そして俯いた。

僕は謝ろうと声を掛けた。

「姉さん、ごめ――」

そのとき、姉さんのほうから僕にキス

省略されました。全てを読むにはわっふるわっふると書き込んでください。

2022-08-04

さいころ母親エホバの証人とかアムウェイかいろいろやってたのなんだったんだろうなあ

食事の前に手を組んでなんか言わされてたのを覚えてるけどなんかいつのまにかやらなくなったし集会も行かなくなってたな…

 

小学校上がる前にはもうやってなかった気がする…と思って聞いてみたらエホバの証人輸血事件があったころにやめてたみたい。

私が3歳ぐらいのときにでかい手術して輸血も普通にしてもらっていま生きてるのに輸血拒否とかあほらし、と思ってやめたらしいんだけどニュースで輸血拒否事件報道されるまでエホバの証人は輸血がダメなんて知らなかったそうだ。

 

ネット広告化粧品買っちゃうし明らかに日本語おかしスパムメール見て「これって偽物だよね?」ってわざわざ聞いて来たりするし騙されやすいんだろうか。

田舎から東京に出てきて子育てしてるときってやっぱ何かにすがりたくなるんだろうか。

2022-07-28

さいころ

家に空き巣に入られたことがあったはずで、たぶん就寝中だったような気がしているんだけど

それは私の記憶違いで実は外出中だったんじゃないかとも思ってはいるんだけど

親共他界してるのでもうこの疑問に答えてくれる人はいないんだよね

それから先日、本を読んでて思い出したことがあって

何かをしたときに必ず母が「一度行ってきますをしてすぐただいまをしてね」って玄関先でおまじないみたいなのをやったんだけど

それが新しい靴をおろした時だったか、服を着たままほつれをなおした時だったか覚えてなくて

それも聞きたいけれどもう答えてくれる人はいないので永遠に謎のままだ

2022-07-20

anond:20220720143023

信仰名前で、犯罪人権侵害をしてるのはおかしい!」

って判断ができるかだよな

さいころから親以外によほどすぐれた教師出会えたとか、本に出合えたとかだと思う

2022-07-05

不登校 バイト 大学進学 うつ病

 今現在不登校に悩んでいる中学高校生の中にも死んでしまいたいと思って日々の時間が過ぎていくのをただ待っているだけの生活を送っている人がいるかもしれないけれど。地獄のような生活から逃げ出したい一心自殺を考えている人には、少しだけでも楽しいと思えることができる日が来るのを待っていてほしい。どうか自殺へと行動を移さずに、今も流れ続ける時間を忘れられる方法で一日を過ごしてほしい。

そんな思いで書いています

 成人して数年、久しぶりに一本の煙草を吸ったらいろいろな記憶が蘇った。あの頃までは元気になんでもできるような気がしていたのに、ある時をきっかけに学校へも通えなくなった。

 時を遡ると、高校入学した15歳のころ。ある程度の学力がある人々が集まっていた高校なのに、私のクラスはいじめがあった。被害者はNくんとしておこう。Nくんは比較的活発なグループからまずいじめられはじめ、もともと彼が仲良くしていたおとなしめのグループからいじめられるようになった。彼がいじめられる姿を見て、情けない姿を皆が嘲笑うようになった。私はそこに存在するただの傍観者だった。

 時々、私は彼と帰った。Nくんは太鼓の達人が大好きで、放課後ゲームセンターで上手なプレイを見せてくれた。彼は確かに挙動不審なことが多かったが、それでもいじめられる理由にはならないはずだった。私はその中で、彼がいじめられ続け精神的に追い込まれ部活も行けなくなったこと。勉強も手につかなくなったことを知った。それでも私は彼とたまに帰宅する程度の仲を保っていた。

 このころ、母が国指定難病罹患してしまった。そして私は最低の行為をしてしまった。うつ病の薬のこともあり記憶にもやがかかっているが、自分が最低のことを母にしてしまたことは覚えている。

 体調を崩し脱衣所で四つん這いになったままの母に、私は「何してるの? 大丈夫?」という声をかけながら、心の中では私だって忙しいしつらいのになんで家事をしてくれないんだろうと母を責めた。もちろんそれは口に出さなかったが、それと同じくらい非道言葉を母に投げかけた。

「体調が悪いふり?」なんて、今考えるとどうしてそんなことを言ってしまったのかわからないほどの言葉を投げかけたのだ。当時私は母が何に苦しんでいるのかつゆ知らず、難病のことも知らされておらず気を許せる友達もいない戦場のような高校必死に通っていた。

 母はまもなく入院となり、それが信じられなかったのかもしれない父は私には何も教えなかった。家庭から笑顔は消え、父は仕事、私は学校へ通い夜は二人で家事をするという無機質な日々だけが続いた。

母が数か月後家に帰ってきたとき彼女は骨と皮だけのような姿になっており、帰ってきて階段を上がりきった途端にリストカットするような素振りで「死にたい」と何度もつぶやいていた。私は綺麗だった母が幽霊のようになってしまたこと、悲壮感に溢れた声にもならない声で言ったことに大きなショックを受けたことは覚えている。

数か月後、母は元気になった。朝に起きられるようになり、私の朝ごはんを作ってくれるようになるまで元気になった。抜け落ちていた髪も、青々と茂る夏の木々のように生えそろった。

 朝ごはんを食べ終わり、自室に鞄を取りに戻って登校しようとしたある日、私は階段下りながら涙を流してしまった。すすり泣く私を母が見つけ、その日は学校を休んだ。思えば、この日が私の不登校と出不精のはじまりになってしまった。今思うと、知らぬ間に心にダメージを負っていたのだと思う。

 この数か月前から、授業を聴いていても何も頭に入らず、自分がひどく落ちこぼれたような気がして意気消沈していたのを覚えている。数学テストでは一桁の点数を取り、頭の良い生徒ばかりの高校ではあり得ないほどの点数を取った私は、周囲から馬鹿にされた。盗み見られたその点数を見て。Nくんをいじめていた悪魔から「あたまわっるいね馬鹿なっちゃった?」と言われたことを、今日煙草を吸いながら思い出した。

 体調が悪いと言って登校しなかったその日から、私は完全に学校に行きたくなくなった。もうすぐ高校二年生になるころだったのに、私は自宅でうつろに日々を過ごすのみだった。このあたりの記憶防衛反応によるものなのかほとんど残っていない。覚えているのは、今でも大好きな昔の映画を観たり、小さいころに観ていたポケモンアニメを見ながら昔は良かったなと思いを馳せていたことくらいだ。まるで老人のようなその生活を見た母は、私を精神科へと連れて行った。そこでひとまず一種類の薬を飲むようになり、だんだんと種類が増えていったあたりから私は昼過ぎまで起き上がれなくなった。

 こうして”立派”な不登校になった私は、デ・ニーロのグッドフェローズダニー・ボイルの(ユアン・マクレガー名前を出したほうが分かる人が多いかもしれない)トレインスポッティングを観たり、破滅的な思考をなんとか創作の中で味わい続け、自殺を耐えていた。

 結局、高校2年生の1年間はほとんど学校に行けなかった。

 詳しいことは知らないが、3年生に上がるころ担任から「3年生になると2年生のころのように不登校のままだと卒業ができなくなってしまう」ことを告げられ、私は仕方なく登校を再開した。

 正直2年生のころも同じようなことを言われて、もうどうせ進級もできなくて中卒不登校ひきこもりになってしま未来しか見えていなかった私は、4月から懸命に学校に通った。死にたいことを何度もほのめかす私を。父と母は応援してくれた。父は通勤用の車を私のために家に残し、毎日40分近く自転車を漕いで通勤していた。母は私を学校と自宅まで送迎してくれた。毎日だ。

 途中、休むときもあったが基本的には登校ができていた。Nくんへのいじめ常態化していたクラスいたことで脳にダメージがいっていたのか、相変わらず記憶が思うようにいか勉強はさっぱりできなくなってしまっていた。1学期、定期テストではひどい点数を取り、受験どころか卒業が危ぶまれた。担任から何とかならないかと言われたけれど、何とかなんてならないことは私が一番分かっていた。

 あのころどうしていたのかは分からないけれど、2学期からは死に物狂いで勉強をし、数学では及第点、1学期で0点に近かった世界史テストでは90数点を取った。とりあえず3学期もまた90点ほど取れれば卒業はできるだろうと考えて、3学期も同じくらいの点数を取った。記憶がうまくできなかったので、本当に反復の反復、さらに反復のような状態だった。(今では治った)

 大学ももともと目指していた高偏差値のところなんて行けるはずもなく、必死に受けたセンター試験を利用してそこそこの大学に入った。幸い、高校入学するまでに相当勉強していたのでほとんど勉強しなくても9割近く3教科は取れたのだ。それでも自分にとってはショックで、大学に入っても落ちこぼれた印象はずっとついて回った。

 心を入れ替え大学に通い始めたけれど、不登校の癖がついてしまっていて社会的生活に恐怖を感じていた私は、数か月で電車通学が苦しすぎて中途退学してしまった。

 今、その大学に入りなおしてそろそろ卒業を迎える。内定も得て、自分のやりたかった職業チャレンジできる未来が見えている。

 それでも、いじめを見て疑心暗鬼になっていたことの私の時間は帰ってこない。電車に乗って高校生を見ると、あのころ違う高校に通っていればあんな思いもせずに記憶障害のようなものに悩まされることもなかったのかもしれない、と思ってしまって稀に目に涙が浮かんでしまう。

 それでも時は流れ、日々は続いていく。あの頃は帰ってこないし、私もも20台中盤だ。物事に折り合いをつけられるようになり、バイトまでできるようになった。他人と話すのが怖かったくらいだったのに、今ではコミュニケーション能力も高いよね、と年齢が上の方々からも言っていただけるようになった。(バイトを通して苦手だったコミュニケーションを何度も何度も練習するつもりで磨いた)

 

 今、どうしようもなく不安になってこの日記を書いてしまったが、最近うつ病のような症状も収まりひきこもる頻度も減った。それでも時折、元気がなくなると数日ひきこもってしまう。大学生活だってストレートはいかなかった。体調を崩しひきこもった瞬間もあった。

 それでも父と母は私を理解してくれ、応援してくれた。父に関しては昭和の男だから鉄拳制裁を喰らって殴り合いのけんかになってしまたこともあるけれど、いつの日かを境にうつ病を抱えている私を理解してくれるようになった。遊びに誘ってくれたり、断っても体調が悪いなら仕方ないと理解してくれるようになった。

 うつ病の薬を断って、大学でのストレスからやせ体形だったはずなのに食にストレスをぶつけてしまって今では30㎏ほど増えてしまったし、今の体形の自分は嫌いだけれどそれでも毎日を楽しくは過ごせている。だからこそ、今不登校に悩んでいたり死んでしまいたいと思っている中、高校生学生の同じくらいの年齢の方々に伝えたい。

 どうか諦めずに、つらい今は好きなことをして時間が経つのを待ってみてほしい。

 男だから泣くんじゃない、女だからはしたないことなんてするななんて声は無視してしまえ。男だって泣いていいし、女だって冒険をしてもいい。

 いつしか心に余裕ができて、何かができるようになるかもしれないから。

2022-07-04

坊ちゃんにも格差はある

ワイ、一応社長の息子なんだよね。

故じいちゃん起業して、父親社長やってて、ワイは副社長やってる。

パパももうやる気なくてもうすぐ引退するからワイが社長になるんだけど、

まあ企業規模自体はたいしたことないの。

借金がないだけマシだけど、従業員は50人もいないし、利益なんて1000万にやっと届くくらいよ。

パパには悪いけど、会社資料見れば見るほど、うちはへぼ会社だなぁって思うよね。

 

そんでうちの業種にも業界団体というのはもちろんあり、

そこで若手経営者や次代の経営者の集まりみたいなのもたくさんあるんだけど、

そこでほんと格差感じるのよね。

もちろん中小零細の集まりに顔出してくる程度だから世間一般に知られてる一流企業と比べたらみんなアリみたいなもんなんだけど、

会社Webサイト見ると、従業員500人、利益は知らんけど、事業規模はうちの20倍ぐらいありそうだなって会社社長の息子が来るのよね。

そんで「最近仕事どう?」みたいな話すると、「最近ゴルフ楽しい~」ですよ。

まあ彼には彼なりの苦労ももちろんあるんだろうけどさぁ。

あんだけ会社でかくてたくさんの立派な不動産持ってたら、俺みたいに社内のあれもこれもボロボロだーって悩みは少ないんだろうなぁ。

役員報酬もたくさんもらってるんだろうなぁ。きちんと整備された社内ルールがあるんだろうなぁ。

人雇う金が惜しくて、自分労働者一人分の仕事抱えちゃったりはしないんだろうなぁ。って。

やっぱり羨ましくなってしまう。

 

俺もその辺の人から見たら楽してる人生なんだろうけどね。

さいころから「お坊ちゃんだもんね(笑)」って何かにつけて馬鹿にされてきたよね。

あ~、金持ちになりたい。

人生に余裕と安心が欲しい。

2022-07-03

anond:20220703125622

やっぱり栄養のことは小さいころから親がきちんと管理しないといけないのかな

貧困再生産とかあるし、子がガリガリだと児相の介入までありそうだし

2022-06-18

anond:20220618105133

わしもこないだ成人した息子がいるが、

「小さいころは長女ばかりかわいがってたよね」とかふざけて言われたんで

そんなことねぇよ!と思わず大声を出してしまった

意外と動転してしまった

2022-06-12

anond:20220612081420

でも小さいころから商材じゃんじゃん流し込まれて(特に英語小学校中学校までは大丈夫だったけど

高校大学で鬱になったりなぜか文転理転できない今のカリキュラムで専門か留学にいこってなる子いっぱいおるのよ

学力の勾配はなだらかになるよ

問題発達障害の子の早期分離教育ができることだとおもう、

どんなド田舎でもオーダーメイド医療ならぬオーダーメイド教育できるようにならないと結局孟母三遷の教えとなってしまって子は負担のまま

2022-06-02

anond:20220602083813

さいころから冷酷な殺人マシーンとして育てられたけど葛藤の中で心を取り戻し

「もう誰も殺したくない」って泣く美少女をワイは許すやで

2022-05-26

anond:20220526123934

さいころから一緒にお風呂に入れてくれてた叔父さんが、

痴漢なんかするわけがありません!

侮辱罪です!!!

2022-05-18

anond:20220518130908

好きとなりたいって紙一重で、似てるけど違う気持ちなんだけど混同ちゃう人がいるってことでしょ

さいころウルトラマンが好きでウルトラマンになりたい、みたいな気持ちで、女が好きすぎて女になりたい気がしちゃう人がいるんだよ

でも別に本当に女なわけではないから性の対象はやっぱり女なまま

なりたいくらい女が好きってだけかと

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