2022-09-05

なぜ大企業正社員人権侵害なのか(個人的考察

常に80%の人間は保身・保守自己利益だけを考え、20%の人間生産性に寄り掛かる、というパレートの法則学説がある。大企業においてはそれが顕著である

しかし、大企業に入って取締役になって活躍できるのは0.xx%であり、他の99.xx%の人間は、護送船団という名の鎖でつながれた船に乗り、ジョブローテの餌食になって人生を終える。

これは人間能力の発揮、という点では完全に飼いころしであり人権侵害であると思う。

また、実能力上でのスポイラー機能のみならず、「大企業に入ったほうが人生は安泰だ」という錯覚を覚えさせるのも罪が重いと思う。

これは大樹に寄り掛かって安定・一定ペースで人生を進めることがあたか人生成功のように感じさせるが、しかしこれは完全に錯覚である

自分能力スポイルし、社会通念上の「最大公約数」的なルートをなぞっているにすぎない。

なぜそれが人権侵害なのか?

大公約的な人生などひとつもないかである

誰しも小さいころ、絵がうまかったり数学ができたりスポーツができたりしただろう。

それらは誰も追いつけないレベルとして与えられた才能なのである

なので、それらを諦め、生来能力20%しか使わず死んでいく大企業正社員は、人生という大枠で見たときに、人権侵害の大きな被害者なのである

もちろん、その中でトップを目指し達成する人は別であるが、99%は実現できない。

そして出世も諦め、ほどほどで成長を停止し、社内で「ほどよく居心地のいい場所」を見つけ、適当人間関係で右往左往して引退し、年金をもらってロスタイムを消費して終わる。

与えられた人生20%も使わずに終わる。

「安泰」があると思わせて釣り針に引っかけて、組織人間人生を消費する。

これが最大のトリックであり、闇の深さである

  • 追記: 中小企業だと相対的に「組織:個人」の比率が減るから、食われる量も少なくなります。 なので「新卒カードは大企業で使え」というのも錯覚であり、人権侵害の罠の甘い言葉と...

  • 大企業で長く働いていると、絶対にどこかのタイミングで「卑怯者ムーブ」が迫られるときがある。 それは顧客への対応であったり、取引先であったりいろいろである。 マンガ島耕作に...

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