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はてなキーワード: 善戦とは

2019-09-16

30年以上続いてたスーパーが潰れた

イオンモールほどはでかくないけど

1階に食料品その他、あとテナント

2階にダイソーテナント

あとは立体駐車場がでーんとある

みたいな構成だった

でけえモールができるたびにテナント脱出

1時間いくら、で子供が遊び放題の施設になってお茶を濁してた

唯一善戦してた本屋が退去したとき、もうアカンか、と思ったけど案の定潰れた

閉店間際の叩き売りに行ってきた

寂しさは募るし懐かしさもあるけど、売れ残りとか関係なく、「まあそりゃ客こないわな」みたいな商品ラインナップ

近年はダイソーくらいしか利用していなかった

金も落とさなかったのに寂しいなんて虫が良すぎるけどガキの頃からあるものがなくなるのはやはり寂しい

2019-08-22

https://togetter.com/li/1393168

「なんで?」のディスコミュニケーションに対してサシャ・ブラウスはかなり善戦したと思う。

 

教官「なんで今芋を食った?」

 ↓

サシャ「冷めてしまっては元も子もないので…今食べるべきだと判断しました」

(なぜ「今」か?という質問に対する、正当な回答)

 ↓

教官「いや……わからんな」

 ↓

サシャ「それは…何故人は芋を食べるのか?という話でしょうか?」

(予想した候補をあげつつ、相手意図確認

 ↓

教官「……」

 ↓

「半分どうぞ」

(誤解だったとはいえ相手意図に沿った行動を即座に行う)

2019-08-18

anond:20190817164530

アプリ続けるなら、そういう添削とか写真撮ってくれるサービス使ってみるのもいいのかもしれない。

結構追加費用もかかるけど……。

結婚相談所使ってて、結構そういうPRの添削(というか作文)とかスタジオちゃん写真撮ったりするのやってもらって。

上がってきたのをみると自分で見ても明らかに違うなってなったんだよね。

正直このノウハウ持っていってアプリならもうちょい善戦できたのではと思ったりもした。

あと、PR作ってもらうの何がいいかって

自分無意識のうちに持ってるこだわりやプライドみたいなバイアスがかからないのが良い。

2019-06-14

AIとBIについての記載は定期的にみるがCIほとんどみない

DI、EI、FIも

GI最近全然みないな

UIがまだ善戦してるぐらいか

2019-04-29

四年前から夢見りあむのオタクだった

自分のできる範囲で、具体的には課金まではせず貯め込んだアイテムを削りながらイベントを頑張って、得られた券を全て夢見りあむに投じている。

夢見りあむを応援している。シンデレラガールになってほしい。

夢見りあむの善戦に対して様々な意見を目にする。

批判的なものひとつとして、物語を背負っていないアイドルシンデレラガールになってはいけないそうだ。

好ましく思わない人の気持ちもわかる。今年こそはと切に願っていたところを横から掻っ攫われるかと思えば、たまったものじゃないだろう。それならそうと言えばいい。物語などという言い訳を使わないでほしい。

これから書く中の「あなたたち」とは特定の誰かのことでは勿論ないし、特定集団のことでもない。あくまで私ひとりの狭量な視界に映っていた「世論」の一部であって、私の個人的な怒りの矛先である。全てのプロデューサーファンオタクがそれに当てはまるわけではないことなど百も承知である。私にとっては絶対的だった彼女暖かい言葉をくれた人、素敵な2次創作をしてくれた人、あの選挙の後に彼女を知った人も含めて皆に感謝している。ただ、それと同じくらい、彼女に、彼女を通して私たちに、心無い言葉をかけた人たちのことが忘れられない。今回夢見りあむを批判している層と、その「あなたたち」が大きく重複している気がした。

から、そんなあなたたちと話がしたい。読んでいて「自分はそんなことを言っていない、していない」「そんなのは一部の奴だろう」と感じた方。皆さんには関係のないことだから、読むのをやめてもらって構わない。

あなたがもし「あなたたち」であれば、自分思い当たる節があるだろうから

あなたたちへ。

彼女が積み上げてきた物語を「ガチャブースト」という一言で切り捨てて、それに触れてみようともしなかったあなたたちに、シンデレラ物語を論じる資格は本当にあるのか。

ボイスオーディション橘ありすに逆転された私たちの悔しさやそれから努力という、彼女応援してきた私たち彼女物語を、確かに彼女が背負っていたはずの物語を、ガチャの後押しのないシンデレラ物語を望んでいたあなたたちは無かったことにしたじゃないか

夢見りあむが物語を持っていないと憤るあなたたちにとって、シンデレラガールに相応しい物語とは何なのだシンデレラガールズの象徴として笑顔を咲かせ続けていた島村卯月がついに報われた物語も、無冠の女王と呼ばれ続けていた高垣楓がついに風を起こしたものがたりも、10年後もその先元祈りながら愛すべきコミックリリーフであり続けた安部菜々が第7回についに夢を叶えた物語も、それはもう美しいだろう。私もそう思うし、心からおめでとうと思う。

そして、私にとっては、彼女だってその3人と同じくらい、語られるべき物語があったのだ。

そんな彼女あなたたちがかけた言葉は何だった?

はいはいガチャブースト」の一言だ。

運営に後押しされて藤原肇を抑えてしまった高垣楓には物語があって、運営に後押しされて前川みくを抑えてしまった彼女には物語がないというのだろうか。

しかしたら彼女への巧妙なネガティブキャンペーンと思われはしないだろうかと、彼女はこんなことを喜ばないだろうなと、そう思いながらも今これを書いているような人間である私は、当然、勝てば官軍とは思えなかった。あれほど「盛り上がらない」結果発表は今までになかった。十時愛梨神崎蘭子渋谷凛の後だからシンデレラガールズをよく知らない人に「誰これ」と言われるのは理解できるけれど、競い合ったプロデューサーファンオタクあなたたちはさらに冷たかった。

何の罪もない彼女がこんな風に言われるくらいなら1位になってしまうより上位入賞に抑えてボイスだけ貰った方がよっぽど良かったではないか、とまで思ってしまった。野望なんて似合わないと笑うのを聞いて、彼女はそれでよかったはずなのにと泣きそうになった。

現状、運営による彼女の扱いに不満があるなどと言うつもりはない。客観的に考えて、200人近いアイドルの中で恵まれた側にいるのは間違いないと言っていいだろう。

ただ、ずっと応援してきた彼女の一度きりの晴れ舞台に、現実に生きる人間にたとえれば卒業式成人式結婚式のようなかけがえのない日に、あなたたちが土足でケチをつけていったことだけは紛れもない事実で、それは彼女が今後どれだけ活躍しようとなかったことにできない過去になってしまった。

彼女応援している他の人たちが今も私のようにそのことを気にし続けているかは知らないが、少なくとも私は気にし続けている。

悪いのはあなたたちではなく、運営なのかもしれない。私もあなたたちも運営の掌の上で踊らされているのかもしれない。そういう認識も確かにありつつ、それとは別にあなたたちが彼女にかけた言葉を私が忘れることはないだろう。

四年に一度の災害が再びやってきた。正直に言って、私は、総選挙でこんなことが起きるのをずっと待っていた。ガチャの力ではなく、自分の足で大暴走していく夢見りあむがシンデレラガールという物語を穢した時、あなたたちが何と言って罵倒するのか。

本当に楽しみにしている。

選挙なんてちょろいと夢見りあむに笑い飛ばしてほしい。四年前の私にはそれができなかった。あなたたちが何と言おうと、そういう意味では私と夢見りあむの間にも物語が生じつつあると言える。屁理屈のつもりではなくて、心底そう思う。

自分炎上するよりも推し炎上するのを見ている方が何倍も辛いと、ドルヲタの夢見りあむは知っているんだろうし。

2019-03-19

anond:20190319022830

シャアとか雑魚相手しか調子のられへん雑魚やん。ジオングのってガンダムに負けとるし

それに比べてジ・Oとキュべレイ相手百式善戦するクワトロ大尉はかっこいい

2019-02-26

花粉症化学物質過敏症人間はどうしたらいいのか

高校在学中に花粉症発症して早20年余り、毎年花粉症シーズンになるとクシャミと目の痒みと戦ってきたが毎年アレグラなどの鼻炎薬善戦むなしく風邪まで併発して改善の一途が見えなかった。

しかし、ここ最近気づいた事がある。

私自身、化学物質過敏症で該当するのは「柔軟剤」。部屋干しされると喉がイガイガしながら頭がボーっとして風邪の初期症状のような物となる。

タオル工場などを見学した際も居ても立っても居られなくなり出ていった事もあり、おそらく、不織布や絹などの最終工程で使われる柔軟剤系だと乾いた後でも強くアレルギー反応が出るらしい。

ここまで書けば分かると思うがどうやら今まで花粉を防いでいてくれていた「マスク」そのものが私の化学物質過敏症に引っかかっている事に最近気づき、今まで味方だと思っていた物が突如、敵として認識してしまった。

さて、私はこれからどうやって花粉症と戦ったらいいのだろう。

鼻炎薬を飲みながらやり過ごすのか、粘膜を焼く方がいいのか、そもそも化学物質過敏症は治るのか・・・悩みがつきない。

2018-12-17

日本プロゲーマー世界と戦えてるし、コーチングも重視されてる_2

anond:20181217165652

趣旨理解できないのか?

元増田の「コーチングが未熟だから世界でさっぱり勝てない」は過言だから世界善戦した例を挙げたわけ。

DFMのEDG戦を見る限り、まだまだ強豪との壁は厚い。(Yutapon自身が壁を感じてたように)

それでもC9と善戦できる程には「日本世界と戦えるようになった」と言えよう。

2018-12-08

anond:20181208013514

悪文の見本。添削する。

かつ自民支持者でしたが、今は野党支持です。次は立憲か、共産投票するか……。 

「かつて」の誤字なのはわかるが「かつ」が並列の接続詞と誤認する。「立憲か、~するか」の「か」を同様に並列表現錯覚する。

「かつては自民党支持者でしたが、今は野党を支持しています。次は立憲と共産どちらに投票するか……。」

ブルーカラー職で最高の贅沢の昼寝。

ここではイデオロギーなど捨てて今すぐ!ガン寝したい!

ブルーカラー職」ってあまり聞きなれない。「の」連続はやめろ。「ここ」ってどこだ。

ブルーカラーにとって最高の贅沢は昼寝。休憩室ではイデオロギーなんか捨てて今すぐ!ガン寝したい!」

昼の朝ドラ再放送が人気でそのまま始まる国会に、俺の入眠力を信じてチャンネル争いすらしない。

この文章主語と述語を答えろ。何書いてるかマジでわからん。ここでの「すら」の意図はなんだ。

職場の昼休憩では朝ドラ再放送が人気で、国会放送はその後だ。俺は自分の入眠力を信じてわざわざチャンネル争いはしない。」

いや、国会中継を、他に見たいものもなく切るのもノンポリ過ぎてダサそうとか打算もあってだけど。

お前は本当に助詞の使い方が下手だな。あとここでの「打算」の使い方間違ってるだろ。この行動がどのような意味で「打算」なのか説明してみろ。めんどくさいか放置

「いや、他に見たいものもないのに国会中継を切るのもノンポリ過ぎてダサいという打算もあってのことだけど。」

イザ寝ようとして安倍総理が何か話していると……無視できる(どーせロクな内容じゃないんだろうなぁ)とか決めつけつつ、睡眠浴のため雑音として処理できる。

仮定の話をするなら仮定とわかる表現しろ句点を抜くな。助詞を雑に抜くな。

「イザ寝ようとしたときに話しているのがもし安倍総理なら、それは無視できる。(どーせロクな内容じゃないんだろうなぁ)と決めつけて、睡眠浴のための雑音として処理できる。」

対して野党の主張

耳に付く。感情的。安眠の妨げ。内容は最近善戦しているって聞くし、応援したいけど、この声BGMに昼寝はキツい……。

ここで安部総理と対比されてるのは「主張」じゃなくて「話し方」だろう。「安眠の妨げ」が意味的に前者2つと並列関係になってない。「内容は」「最近は」と同じ助詞連続するな。あと「内容は」の述語ない。「善戦している」の主語は「野党」。

「それに対して野党の話し方はどうか。耳に付くし、感情的。安眠の妨げでしかない。発言内容は悪くないし、最近善戦しているって聞くから応援したいけど、この声BGMにして昼寝するのはキツい……。」

ってか、日本国会中継ってどれ程視るのでしょうか?

ノンポリから一歩進んだ入門勢、(前番組からの流し見だけど、仕事家事が忙しいかチャンネル変るのも億劫)ながら作業勢。

そういうただ、何となく写ってしまったときに激しく糾弾していたということそのもので、印象変わります

主語と述語がぐっちゃぐちゃ。「視る」じゃなくて「観る」。なんの入門なんだ。ここで例にしてるのってお前だけだろ、勝手主語を大きくするなを

そもそも日本国会中継ってどんな人が観ると野党は思ってるのでしょうか?

少なくとも、俺みたいなノンポリから一歩進もうとしている「国会中継入門勢」や、前番組からの流し見してるだけでチャンネル変えるのも億劫な「ながら作業勢」。

そういう人たちにとっては、何となく目に映った野党の姿が「他人を激しく糾弾している様子」ということだけで、印象が悪いです。

今、未来日本のために野党意見を直接聞くのは大事だろう。ただ、毎日が控えの休憩室、テレビを付けながらの家事必死に一日生活している中で、がみがみがみがみ聞こえてくると、内容無視して自民に入れたくなる気持、分かるなぁ。

この「今」って要らんでしょ。お前「直接」聞いてねーだろ。「控えの休憩室」ってなんだよ。お前中学校文法勉強雑にこなしただろ。

日本未来ために野党意見ちゃんと聞くのは大事なことだ。ただ、毎日必死生活している国民が、仕事の休憩時間家事をしている最中に、野党政治家の声がみがみがみがみ聞こえてくるとしたら、内容を無視して自民に入れたくもなるだろう。その気持ち、俺には分かるなぁ。」

自民大人しいなあ。余裕で無視してねむれる。これで、午後の仕事も何とかポカやらず終えられるぞ!やった!派遣期間延長が、見えてきた!

大人しい」は所作への表現からここで言及すべきは音に対する感想

自民の答弁はうるさくないなぁ。簡単無視して眠れる。これで、午後の仕事も何とかポカらず終えられそうだ。やった!派遣期間延長が見えてきた!」

もうちょい日本語書く練習しような。

2018-10-30

[]劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~

劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでネタバレ嫌な人は回避推奨です。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向け。

総評

なんと100点。点数の基準は「上映時間映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」。とは言え、これ、評価難しい。良いところと悪いところと混在しつつ、今の自分からこの点数なんだけど、ちょっと違う自分だったらこの点数は著しく下がっていたんじゃないかと思う。いつにもまして主観的な点数であり他の人におすすめする自信がない。

アニメとしての出来は良かった。演出音楽なんかも水準以上の仕事をしてたんだけど、キャラデザ脚本声優の3点がそれ以上の出来だった。しかそもそも企画で疑問な点も多々ある。

無茶ぶり企画

大体の話原作マンガはいからさんが通るからして相当ボリュームが大きい作品なのだTVアニメ42話やっても完結できてないのがその証拠で、その原作を100分ちょいx2の前後編にまとめるということが最初から無理難題

から素直に作れば駆け足どころかダイジェスト気味になり、点数なんて30点前後になるのが当たり前だと思うのだ。今回の劇場版は、その問題に対して、脚本とか演出技術とかをぶっこんで善戦してたことは確かなんだけど、それってつまり「ハンデを克服するための戦力投入」に他ならないわけで、100点から先に積み上げていく役に立ったかと言えば難しい。

原作ジャンルは一応ラブコメということになると思うのだけど、原作はいからさんが通る』には実は様々な要素が詰め込まれている。主人公紅緒と伊集院少尉の間のラブロマンスを中心としつつも、大正期うんちくマンガの側面、スラップスティックギャグの要素、膨大な登場人物群像劇、そして女性の自立というテーマももちろん重い。

今回の映画企画では、これを前後編で本当にうまくまとめてある。駆け足感は否めないもの違和感は感じない。このへん優れた原作映画脚本の特徴でもあって、印象は原作に忠実なものの、実を言えば改変は結構大胆にはいってる。

今回映画で例を上げれば、大震災後の炎上する廃墟をさまようのは映画では紅緒、少尉編集長という3人なのだが、原作ではさらに鬼島を入れた四人だ。三角関係描写とその解消をクライマックスの中心に持ってくる構成シンプルに伝えるため、鬼島は退場させてあり当然セリフ再構成圧縮されている。

しかし一方でそういう技術的な圧縮だけでは全く追いつかないわけで、群像劇的なキャラクターを絞り、ギャグパートほとんど捨て去って、映画で残すのは「主人公紅緒を中心とした(はっきり言っちゃえば伊集院少尉と青江編集長との三角関係ラブロマンス」と「大正ロマン期の女性の自立」というふたつの大きなテーマに絞った。その判断は正解だと思う。

正解だと思うんだけど、じゃあそのふたつが現代的な視点で見て満足な出来に達しているかといえば――この部分が評価に迷った原因だ。

ダメピープルどもと光のプラスワン

はいからさんが通る』の原作からそうなので、映画(だけ)の問題点というわけではないのだけれど、個人的見解で言うと登場人物のメインどころのうち三人がダメピープルだ。

初っ端から大戦犯のラリサ=ミハイロフ。ロシア貴族である彼女は、満州出征中に部下を救うために突出して倒れた伊集院少尉を見つけ、その命を救う。しか戦争の傷跡で記憶を失った伊集院少尉に、自分旦那(死亡済み)の面影見出し、都合よく嘘記憶刷り込みして、自分の夫として病気自分の世話をさせるのだった。

いやあ、ないでしょ。どんだけよ。しかも病弱な自分を盾にして伊集院記憶を取り戻したあとも関係強要するのだ。クズでしょ(言った)。一応言葉丸めダメピープル(女性なのでダメンズではない)と呼んでおく。

じゃあ、そのラリサの嘘の被害者たる伊集院少尉主人公紅緒の想い人)はどうなのかと言えば、彼もまたダメピープルなのだった。記憶を失っていた間はまあいいとしても、記憶を取り戻し紅緒と再会したあとも、病弱なラリサの面倒を見るために彼女のもとにとどまり続ける。命の恩人だと言えばそりゃそうなのかもしれないが、周囲の誤解をとくでもなく、未来への展望を示すのでもなく、状況に流されて、紅緒のことが大好きなくせに「他の女性を偽りとはいえ面倒見ている関係」を続ける。続けた上でそれに罪悪感を覚えて、紅緒から身を引こうとする。

それだけなら海底二千マイルゆずってもいいけれど、ラリサが死んだあとは紅緒のもとに駆けつけるあたり、手のひら返し恥知らずと言われても仕方ない罪人である(言った)。っていうか伊集院少尉ラリサ関係は明らかに共依存でしょ。カウンセリング必要だよ。

とはいえ主人公紅緒もけして潔白とはいえない。病気ラリサに遠慮をして、二人の間の愛情を誤解して別れを告げられ、告げたあと、心がフラフラしている時期に、少尉実家を助けてくれた編集長にほだされて交際宣言。他の男性伊集院少尉のこと)を心に宿したまま、編集長結婚式まで行ってしまう。それは伊集院少尉に対してもそうだけど、青江編集長に対してはより罪深い。その嘘はやっぱり問題だと言わざるをえない。

――こういう恋のダメピープルトライアングルが炸裂して、映画の前半は結構ストレスが溜まった(この辺個人差はあると思う)。このダメピープル共が。問題解決しろ

まり北川悦吏子なのだ

両思い恋人がいい雰囲気になって決定的にくっつきかけたところで、理不尽トラブルが起こり二人は引き裂かれる! どうなっちゃうの二人!? 以下次週!! で、次週になってトラブルを乗り越えて、またいい雰囲気になると今度は二人が(独りよがりの)善意から身を引くとか、ずっとお幸せにとかいい出して、誤解のすれ違い。神の見えざる手によってやっぱり二人は結ばれない!

連続ドラマのアレ。アレなのですよ(机バンバン

北川悦吏子だ!」といったけどそれは北川悦吏子女史の発明品というわけではなく、自分の中での代名詞彼女だと言うだけなのだけど。もっと言うのならば、年代的にみても北川悦吏子が『はいからさんが通る』やら『キャンディ・キャンディ』に影響を受けた可能性は高く、むしろ原点はこちらだ。イライラは軽減されないが。

そんなイライララブロマンス時空において癒やしは青江編集長である

光のプラスワンこと青江冬星はまっとうで良い人なのだ。登場時は女性アレルギー(と大正時代的な女性蔑視)があったものの、雇用主として新人編集者である主人公紅緒を導き、支え続ける。その人柄に触れて、紅緒に対する愛情自覚したなら、変にこじれぬように即座に自分の口から誤解の余地のない告白を行う。これ以上イライララブロマの炎症を防ぐその手腕。良いね

しかも「お前の心に伊集院がいるうちは土足で踏み込まない」「いつかその気になったとき思い出してくれれば良い」といって加護者の立場に戻る。見返りを求めず、高潔で、慈悲深い。癒やしのキャラだ。

読めば分かる通り自分編集長推し原作当時からだ)なので、そのへんは差し引いてほしいのだが、ダメピープルの中にあった彼が一服の清涼剤であったのは確かなのだ

この映画のおそらく二大テーマである「紅緒を中心としたラブロマンス」はダメ人間もの間違った自己犠牲イライラするし(加えて言えば、何の罪科もない編集長貧乏くじも納得し難いし)、「大正ロマン期の女性の自立」については、無邪気と言えば聞こえはいいが無軌道体当たり主義の紅緒の迷惑編集長が尻拭いし続けるという構造なので、本当に自立しているのか怪しく、どっちもそういう意味ではスカッとしない。

まりこの映画は(原作込みで)イライラする。

60点。レビュー終わり。解散!!

大正東京の迷い子

でも、そうじゃないのだ。そうじゃなかったのだ。

上映終了後、イライラ&60点だと思っていたら、意外なことに結構穏やかな満足感があったのだ。この気持ちはなんだろう? 不思議気持ちで、言語化時間がかかった。

なぜなのか考えた。

紅緒が可愛いあんだけダメな娘なのに、可愛い

やったことや構造を追いかけていく限りイライラキャラではあるはずなのに、可愛い

やばいことに原作よりも可愛い

現代的に変更したキャラクターデザインと、作画と、なによりその声が印象的なのだ

作中、紅緒は本当によく「少尉」という言葉を口にする。二言目にはそれだ。

このおてんば娘は作中のセリフの大半が「少尉!」なくらい連呼なのである伊集院少尉のいるシーンでは脳内その声でいっぱいなのだ。声の表情というか、演技が本当に良かった。

少尉の事で頭がいっぱいで、東京から満州に行き、馬賊親玉体当たりで話を聞き、少尉を探して駆け巡る。東京に戻ったあとも諦めきれず、その面影を探して、亡命ロシア貴族にまで突撃を掛ける。紅緒は、たしかに、周囲を顧みない行動主義で、無鉄砲なおてんば娘で、そこにはイライラさせられる要素があるにせよ、少尉を求めてさまよう姿は、涙を一杯にたたえた幼子のように見える。

それでようやくわかったのだけれど、結局紅緒は子供だったのだ。

少なくともこの劇場版後編において、紅緒は迷子の子供だった。

愛する伊集院少尉とはぐれて、彼を探すために声の限りにその名を呼ぶ子供だった。

それが胸を打ったし魅力的だった。スクリーンこちから彼女を助けたいと思った。

劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~』は迷子の紅緒をハラハラキドキしながら見守り、応援する映画なのだ

大正ロマン期の女性の自立」というテーマに対してイライラするのも当たり前だ。彼女は行動力だけは溢れていて、家を出てしまうわ、死んだ(と思いこんでいた)婚約者実家に行って支える手伝いをするわ、女性ながら出版社就職するわするのだが、どれも力が足りずに周囲に迷惑を掛けてばかりで、そういう意味では「自立」はしきれていない。むしろトラブルメーカーだ。でもそんなのは子供から当たり前なのだ

彼女はその実力不足から失敗してしまうけれど、チャレンジをするのだ。失敗はチャレンジの結果であり、チャレンジをするという一点で彼女の幼さは正しい。

前述したとおり自分推しは青江編集長なのだけれど、彼は作中、何らミスらしきことをしていない。つまり罪がない。罪がない彼が、恋愛において自分の望んだ愛を手に入れられない(紅緒は最終的に伊集院少尉とくっつく)のが納得がいかなかった。その理不尽さにたいして原作読了時は腹がたったのだけれど、今回映画を見終わってしばらく考えたあと、仕方ないのかもと、やっと思うことができた。

なぜなら紅緒は(この映画物語の期間では)未熟な子供からだ。その子である紅緒が、青江編集長という加護者とくっついてしまうと、その保護力のお陰で自立できない。青江編集長は全く悪意はなく、むしろ大きな愛情で紅緒を守るだろうし、その実力がある人だろうけれど、その愛情は空を羽ばたく紅緒にとっては重すぎる。

はいからさんが通る』は紅緒が自立していく物語ではなくて、未熟な子供である紅緒が、自立のスタートラインに立つまでの物語なのだ。だから作中で自立してないのは当たり前なのだ

無鉄砲子供で、何かあればすぐべそべそと泣き、でも次の瞬間笑顔で立ち上がり再び駆け出す紅緒は、この映画の中でとても可愛らしく魅力的だった。

その紅緒は自分の心に嘘をつくという罪を犯し、同じく自分の心に嘘をつくという罪を犯した伊集院少尉と結ばれる。伊集院少尉少女漫画約束として「頼りになる加護者」として登場したが、罪を犯して紅緒と同じ未熟者のレイヤーに降りてきた。降りてきたからこそ「これから自立するいまは不完全な紅緒の同志」としての資格を得た。

青江編集長は同志ではなくてやはり保護者だから、どんなに良い人でも、「これから一緒に成長していく同志」にはなれない。

考えてみれば、紅緒が少尉を好きになった理由は「優しい目で見てくれたから」だった。けっして「助けてくれたから」ではない。彼女にとって助けてくれる(実利)は重要ではなく、ただ単にそのとき自分を見ていてくれれば十分だったのだ。

そういう意味で、青江編集長スパダリであり、伊集院少尉スパダリから降りて結婚相手になったといえる。宮野Win。「立川オワタぁ!」とか「ちゃんちゃんちゃんちゃんか♪」とか言い出さないんで、格好いい主要キャラみたいな演技だったからな。

顔を上げて光に向かって

そういうふうに言語化が落ち着くに連れて、紅緒の親友・環がしみじみと良かったな。と思えた。

「殿方に選ぶのではなく自らが殿方を選ぶ女になるのですわ!」と女学生時代気炎を上げていた彼女大正デモクラシーにおいて「女性の自立」を掲げて紅緒とともに時を過ごした親友である彼女

でも、彼女と紅緒の間にあるのは思想共鳴なんかではなかったと思う。

女性の自立」と言葉にしてしまえばそれはどうしてもイデオロギー的な色彩を帯びざるをえないけれど、本作においてそれは、そこまで頭でっかち教条的ものでもなかったのだろう。

劇場版サブタイトル元ネタはおそらく菊池寛短編小説「花の東京から来ているのだろうけれど、そこで描かれた女性(の自立と言っていいのかなあ)も、現代フェミニズム的な意味でのそれではなかった。どちらかと言えば「どんな環境でもめげずに生き抜いてゆく」という、ただそれだけのことだった。

それはもしかしたら、現代価値観ではむしろ非難される態度かもしれない。なぜなら、男性支配的な社会で「めげずに生きる」というのは、ときその男支配社会迎合しているようにも見えて、原理主義者には利敵行為とされるかもしれないからだ。

でも人間は結局与えられた環境ベストを尽くすしか無い。まだまだ男権社会的な大正社会も、作中クライマックスで描かれる関東大震災崩壊した東京も「与えられた環境」だ。

その与えられた環境の中で酔っ払って肩を組み、愚痴を言い合いながらも諦めずに笑い合う同志として、紅緒と環のコンビ尊い

ことによると、紅緒と伊集院少尉のそれよりも確かな絆があったのではなかろうか?

いつどんなときでも、どんな環境でも、うつむかず、意気軒昂と拳を突き上げて、笑顔で生きていこう! 女学生時代無鉄砲友情のそのままに、二人は大正という時代自分人生を描いた。

女性の自立」と主語をおけば、それは成功したり失敗したりしてしまう。でも彼女たちが持っていたのは、成功したり失敗したりするようなものではない。どんな環境でもくじけうず、へこたれず、転んでも立ち上がって歌を歌いだす。それはイデオロギーではなく心意気の問題なのだ彼女たち二人のあいだにあったのはモダンガールとして時代を先駆ける思想などではない。ただ単に、お互いがかけがえのない友達で、楽しかったのだ。

女の子は元気よく未来に向かって生きる!」。紅緒が愛しく思えたのは、多分その一点だったし、伊集院少尉彼女を愛したのもその一点だった。本作では描写が欠如していた伊集院少尉も、そのテーマに沿うなら、大震災後の東京意気軒昂未来をつくるべきだ。紅緒同様「未熟者の仲間」になった彼はそれが出来るし、その義務もある(でないと編集長はほんとうの意味道化者になってしまう)。

原作を読んだ学生時代には持てなかった視点をみせてくれた。その意味合いにおいてこの映画には100点をつけたく思う。

2018-09-22

anond:20180922125249

病院の待合室に、5大紙(読売朝日毎日産経日経)が置いてあったけど、読売産経には「首相信任。これで憲法改正現実的。みな長期政権を好んでいる。」的に首相善戦と書かれ、石破氏善戦なんて確か一言もなかったよ。

2018-09-21

石破氏が善戦

みたいな報道が多いけど、ボロ負けやんか。

2018-09-20

ネトウヨ

安倍総理圧勝なのに、石破が善戦たかのように見せかけるマスコミwww

みたいな反応してるが

事前に報道されてた予想ライン安倍陣営から漏れてきた目標ライン(石破を完全に潰す)より石破の得票が多かったか善戦と言われているのであって、今日この結果だけを見て無理矢理見せかけてるわけではない。

安倍ちゃん大好きのくせにニュースまとめサイトしか見てないかトンチンカンになるんだよな。

安倍晋三が勝って石破が負けた。

で、善戦したって言うけれど、石破の価値は一気に下がってたことがわかる。

以前は、党員票では勝ってた。なのに得票を減らしてる。

これは安倍晋三が以前より評価された、石破信頼が減った、どちらだろうか?

少なくとも、ここまでメディアを含めて石破期待、石破贔屓があった中で票を減らしたということは、

安倍晋三は当分強いままだろう。

野党に石破が新党作って下野したら面白いんだが、多分そうはならないだろうなぁ。

2018-07-04

日本はハリル監督を維持するべきだった

日本ベルギー善戦したことで、ハリル解任を是認する人が多い。

しかし、結果は問題ではない。W杯勝利するかどうかはどうでもいい。

一次リーグは3戦全敗でもよかった。

決勝トーナメント進出してベルギー戦で健闘したことなど、まったく意味がない。

大事なのは、正しいことをするかどうかだ。スポーツで大切なのは勝敗ではなく、正しいことをすることだ。

ゆえに、日本はハリル監督を維持して、ハリルと心中するべきだった。一次リーグで3戦全敗こそと、日本サッカーにとって正しい道である

 

田嶋を辞任を追い込め。間違ったことをして勝利することなど、邪悪以外の何物でもない。これでは世界に示しがつかない。

それは、ポーランド戦で卑怯な戦い方をして、世界から非難を浴びたことでもわかる。

繰り返す。スポーツでは勝敗関係ない。正しいことこそ、何よりも大事なのである

 

田嶋を辞任させよう。そうすれば、次期監督としてハリル監督を再任することができる。そうすれば、次期 W杯は3戦全敗になるだろうが、それこそ正しい道である

邪悪勝利など、何の価値もない。正しいことをなせば、敗北などは何ら問題ないのだ。そのことは昔の日本軍が証明している。美しい敗北こそ、至上である

2018-07-03

ハンド英雄戦犯

もしコロンビアの開始直後の退場がなかったら、日本は2分1敗か1分2敗でグループリーグ敗退。善戦評価されず、JFA西野監督選手戦犯としてボロクソに叩かれただろう。

選手はとても頑張ったし、面白かったけど、今回の決勝リーグ進出が単にラッキーであったことは否めない。

本人の頑張りは同じでも、英雄になるか、戦犯になるかは運が決めた。人生もこんなことばかりなんだろうね。そして、それが見えないことが問題なんだ。

日本代表終わったね

ボロボロだったドイツなど他国構造改革するだろうけど日本グループリーグ突破して格上相手善戦したしお咎め無し。目星しい若手もいないし感動ありがとう(笑)で何も変わらずに弱いまま消えていくでしょ。

ハリル解任は大正解戦術ヲタ存在こそ害悪

タイトル通り。

あのタイミングでの監督解任大正解だったし、ハリルは単純に監督としてクズ

ハリルでは間違いなく決勝Tには進めてないし、ベルギー戦での善戦も無かった。

ハリル解任を非難してた戦術クラスタサッカーオタクどもは、自分たち日本の向上の妨げになっていることを自覚すべき。

ちゃんと本番用の戦術があって、その答え合せがしたかった〜とか自己満足も大概にしろ

2018-06-23

今のサッカー日本代表応援できないって言うけど、なぜなんだろう?

巷では田嶋会長がクソだからハリルホジッチ解任に納得できないから、実質電通サッカー部からケイスケホンダいるから、とかいろいろ言われてるけども

応援する・しないってそんなに理詰めで決めているものなのだろうか?


僕も応援をやめた経験は何度かある。

最近でいえば、20年来のベイスターズファンを去年やめた。ひどいプレーを繰り返す某選手が固定されつづけているのを見て、応援する気がなくなってしまった。

そのときは、もうファンはやめようなんて決意した記憶はない。なんとなく、いつの間にか離れていた。

今思えば、「僕だったらこうやるのに」という僕の考えと監督選手思考が著しく乖離していると感じたから、ファンでなくなったのだと思う。


ところで、なにがしか属性を持ったモノは、一定応援をされるという世の中の相場がある。

たとえば「日本代表」、たとえば「善戦マン」「シルバーコレクター」。弱い立場の人に同情する判官贔屓もその一種だろう。

それらが応援されるのは、その応援対象自分との間になにがしかの関わりが感じられるというのが一番の理由だと思うのだ。愛国心があるから日本代表応援するのではなく、なんとなく他人とは思えないか応援する。そういうものだと思うのだ。


結局、何かを応援するというのは、自分の魂の小さなひとカケラが「そこ」にあると錯覚して、魂の共振錯覚して、「そこ」にいる自分自身を応援しているということなのだと思う。

そう考えると、今のサッカー日本代表応援できないと言う人たちの理由もすっきりする。

彼らにとって、サッカー協会周辺のゴタゴタに左右されまくっているあのチームは、もはや"Their Team"であって、"My Team"とは感じられなくなっているのだろう。


かくいう僕も今のサッカー日本代表特に応援してないです。

セネガル代表のシセ監督めっちゃイケメンなので、彼の笑顔ガッツポーズがまた見たいなあ。

2018-06-01

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今回はとなりのヤングジャンプでも読める、シンマンGP2018のエントリー作品

エントリーNo.1~4までの感想

ローローリップ (シンマンGP2018 エントリーNo.1

主人公秘密は、ストーリーものに慣れている人が警戒して読めばすぐに見当がつくから、前半すぐに明かしたのは割り切ってるなあ、と思った。

プロットとしては、読み切り作品だと定番な「隠された力を持った主人公が、土壇場になって奮起する」みたいな話。

その隠された力が、敵側の力だっていうのも今日び珍しくないかな。

本作はそのことについて前半であっさりと明かされる構成から、どちらかというと主人公がそのことで葛藤するのと、取り巻く環境世界観)について楽しむ感じだろうか。

主人公葛藤については、死が怖いからというよりも、周りからプレッシャーや、自分の隠された力を使うことで人としては死ねない、といった具合にちゃんと練ってあるのは好印象。

絵に関しては、特に表情の描写で強いこだわりを感じさせる。

ただ、まあ、話の軸となっているのが主人公葛藤になっているのは良くも悪くもって感じだなあ。

結果、他の鬼殺隊の活躍する描写が皆無に近くて、妙に設定とか作りこんである分、無駄情報を羅列された印象を与える。

話の構成上、善戦させたらダメだってのは分かるし、前半で語られた背景と齟齬があるわけでもないけれども。

まあ、批評とかそういうの抜きにして、単純に今回の企画を楽しむ(期待する)上で、エントリー作品レベルの高さを見せるスタートダッシュとしては申し分ないと思う。

さばいさんインザブッシュ (シンマンGP2018 エントリーNo.2)

タイトルで察しがつくけれども、いわゆる“ナントカ女子○○さん(ちゃんタイプ”の漫画

常識人男子と、特定知識スキルに特化した非常識女子が主役ね。

プロットの都合上、絵の動きが少なくなりがちだから、主役の女子に「サバイバル」という要素を付与したのは良い判断

おかげでアクションシーンを描く理由が出来て、作者が画力をある程度見せることに成功している。

女子披露するちょっとしたウンチクとか、奇抜な言動によって発生する嬉し恥ずかしのイベントとか、コレ系の漫画の要所は抑えているし。

強いていうなら、主役の鯖井の言動がやや悪目立ち気味かなあ。

作中での主役、目立たせるのは女子のほうってのは分かるんだけれども、男子紋切り型の巻き込まれ役って感じなのもマイナスポイント

まあ、全体的な印象としては、作者の力量を見せつつ無難テーマをこなしたかなあって印象。

Guns and Valinta ガンズ アンド ヴ (シンマンGP2018 エントリーNo.3)

うーん、こういうのって判断に困るなあ。

本作がシンマンっていう、「連載権をかけた賞」という土台に乗ってなければ、もっと評価したいんだけれども。

なにせシモ・ヘイヘを題材にした漫画って時点で、話の骨組みとしての面白自体担保されているわけで。

素材が良いから、作者がよほど無能でもない限りは、そりゃ面白いだろうっていう。

本作のストーリー面白かったとしても、それは作者の手柄だとは言い切れなくなる。

もちろん表現力とか構成力とか、そういったところでの評価は出来るけれども、そこと完全に切り離すのって難しいよね。

題材選びも含めての作家の実力と割り切るなら、まあ面白かったかなあ、と。

D-ドリーミン (シンマンGP2018 エントリーNo.4)

最初読んだときはそこまで大した印象がなかった。

絵やコマ割、演出などの表現力の面では小奇麗でもそれだけって感じだし、テーマもそこまで深くないしね。

ただ、感想書くときに改めて読み直してみると、中々にあなどれないとも感じた。

話は主人公ヒロイン学生生活での表面上の関係性と、プライベートでの秘密関係を対比させつつ描いている。

で、この「プライベートでの秘密関係」というのも、学生生活とはベクトルが異なるだけで同じく表面上のもの

けれども、ここに主役同士の対立を軸にすることで、話を展開させつつ関係性が深まる理由付けをしている。

で、合間合間にちゃんと主役二人の設定や現状を説明しつつ、自分自身のポリシーや、互いのことをどう思っているか、というのも描いている。

そして最後には、二人の関係が初めの頃とは違い、少しだけだが確実に深まったことが分かる描写で終わる。

正直、ラストまでの展開は予定調和気味というか尻すぼみではあるけれども。

キャラクター関係性に説得力を持たせる上で必要ドラマを丁寧に描いている構成力は、特筆して褒めるような作家個性ではないにしろ、ここをしっかりこなしたこと個人的には評価に値すると思う。

2018-02-03

豆まきの成果報告会

引っ越したので行く神社も変更。

最寄りの神社は去年までのところより大きく、

豆を投げる回数も投げる人数も増えてた。

豆まきの成果としては、

1回目は後ろすぎてあまり取れず。

2回目は善戦したが、隣の背の高い男に盗られた。

3回目もふるわず

結局、取れたお菓子10個少なかった。

けど前述の背の高い男が転びそうな時に掴んで支えてあげられたので、それでよしとしよう。

お礼言われなかったけど。

ちなみに嫁は自己最高記録を更新してた。

羨ましい。

2018-01-01

30半ばの男の初夢

バスケ部活サークルか何かに所属していて、久しぶりに参加したらなぜか試合に出ることになった。

試合には負けてしまったが、わりと力量に差がある相手だったし久しぶりなのでまあ善戦たかなーと思っていたところ、

たぶん後輩であろうチームメイトから「なんで負けたと思いますか?」と詰め寄られ。

いくつか自分のプレーで思い当たる節を挙げていると、あなた練習不足ではないのか、ちゃんと真剣に取り組んでおるのか

と静かに叱責され、そんなに大切な試合だったのか。気楽に参加して申し訳ないと少し思いながらも

ぐぬぬという気持ちになった。


以上なのですが、僕は何か1つのことに真剣に打ち込むというのが苦手だ。

飽きっぽいし、集中力が続かない。

幸い仕事はわりと楽しくやっているけど、ハードワークは苦手だし、ある程度経験もつんできたから無理しなくてもそこそこの結果は出せる。

さらなる高みを目指して1分1秒も無駄にせず精力的に活動している人が世の中にはいるようだが、自分にはそういう生活はできない。きっと疲れてしまう。

1日が24時間なら、せいぜい4時間くらいでやるべきことは終わらせて、あとはその時やりたいことをして過ごしたい。

そんなふうに自分のペースで、コントロール可能範囲で気ままに生きてるのはむしろ好きだし、今後もそうしていくと思う。


でもこの歳でこんな初夢を見るということは、まだどこかで頑張っている人、努力している人への引け目があるのだろうな。


あ、申し遅れました。明けましておめでとうございます

今年もよい年になるといいですね。

2017-11-07

anond:20171107101514

想定する状況によると思う

仮にガンダムの方は1st、マクロスの方も一番最初時代とする

まずガンダム世界軍隊マクロス世界に攻め込んだ場合

これはガンダム側が一蹴されて終了だろう

序盤で善戦したとしても技術でも物量でも劣る以上、敗北は必至

まあそこまで技術的な差がある相手喧嘩売るかなぁ? って疑問はあるけど

逆にマクロス世界の軍がガンダム世界に攻め込む場合

これはマクロス側が派遣する軍の規模による

例えば移民船団の護衛相当の艦隊10個くらい突っ込んでこられたらガンダム世界終了

ただ移民船団がフォールド中の事故などで迷い込んだというようなケースはなかなか難しい

おそらく技術的優位性から移民船団はガンダム世界では無双できるだろう

ただし技術的な優位性はおそらく持って3年くらいではないかと思う

戦闘になれば鹵獲される兵器はでてくるし、捕虜になる兵士だっているだろう

ガンダム連邦軍は仲間割れさえしなければ、それなりに優秀な組織から技術的な差を埋めるべく全力を尽くす

長期戦になればなるほど移民船団にとっては不利なので、勝機は短期決戦にしかない

マクロス強行型でジャブローに突っ込んで速攻で潰して一気に有利な形での講和まで持っていくといったところか(なんかコロニー落としみたいだ)

それでも連邦が折れなかったらそのまま泥沼だよなぁという気はする

正直まじめに考えれば考えるほど双方にいきなり戦争するメリットないな

余程不幸な遭遇の仕方でもしない限り外交交渉メインの話になりそう

まりゴップさん無双だ!

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