はてなキーワード: 貧富の差とは
投資は余剰資本によって行われるべきである。この一般論に異論を挟む余地はないように思われる。しかし持たざる個人にとってこのような正論は役に立たない。はたして、余剰資本を持たない貧乏人は投資に参加すべきではないのか?ここで、この国において貧富の差を問わず参加の権利を認められている投資活動について考えたい。教育である。
教育とは投資である。教育投資における余剰資本を考えよう。たとえば金銭的、血統的、文化的資本が考えられるだろう。実家の太さはこれらを包含する象徴的な資本の例である。持てる個人にとっては、これらを余剰資本として子の教育投資に用いることができる。これは論を待たない。では持たざる個人にとっての教育投資は不可能なのだろうか?
ここで教育投資が持つ独特の構造に注目したい。種々の投資の中で教育投資を特徴づけるものは何か?受益者と負担者が異なるという点である。しかしながら、これらが一致するような教育投資も不可能ではない、と私は信じたい。受益者たる本人が同時に負担者となる場合を考えるのだ。負担できる資本を持たない個人は如何にしてこの投資ゲームへ参加すればよいのか?残念ながら諦めることもその1つである。いわゆる「地方」においては極めて一般的な選択の一つである。
持たざる個人ー自らに教育投資を行おうとする者ーの戦略は、どこかでこの持てる者の手続きに割り込むことにある。たとえば宝くじを当てて金銭的資本を獲得することができる。たとえば独学ー負担者によらず受益者自らが負担を負う覚悟と責任をもった自己教育ーを実践することができる。たとえばはじめから優秀に生まれつくこと(これは定義により天才であるとする)ができる。どれも極めて厳しい道である。近代日本では、身分は可能性として開放されたが、階層は依然としてゆるやかに固定されているのだ。
ここで資本としての「優秀さ」を考えてみたい。優秀さは高い給料、良い職場や人間関係、豊かな教養などの形で資本へと交換することができる。通常、これらの資本は子への教育投資となる。しかし、優秀さは自分自身への教育投資の資本とすることもできるのだ。就業前の学生においては、通常の優秀さではなく、「際立った」優秀さはこのような異なる価値を持つことを主張したい。際立った優秀さは給付金やサイドビジネスと言った形で金銭的資本や時間的資本へと換金が可能である。これを元手に自己への教育投資を行うことができる。
ひとたび優秀さを手に入れることで、持てる者と同じ正のスパイラルへと入ることができる。むしろその後天的な経験は強みですらある可能性がある。しかしながらこのような、負担者と受益者が一になるような自己教育を、戦略的に発生させることは可能だろうか。どのような制度設計が、このような自己駆動的な自己教育を誘発することができるだろうか。
病気持ちの老人大国になる日本で膨れ上がる社会保障費を抑える手段がないと日本が沈没するのは明白。
産業も経済もこれからジェットコースターのように廃れているく。
グローバル競争の中で企業は正社員を派遣に変え低賃金にすることで急場をしのいだ。
これから急速に膨れ上がる社会保障費は今以上に日本を圧迫していく。
そのうち超天才が現れ日本を救ってくれるとか呑気に妄想し現実逃避するしか手がない。
この超現実の中で一つの光明としてベーシックインカム案が湧き上がっているが
7~8万の最低限の収入は保証するがそれ以上の生活に関しては各個人に委ねられる。
現状で満足なら何もしなくても良い。
しかしその際、社会保障費はなくなるので病気になっても保険が効かなくなり
これではベーシックインカムに賛成する老人は少ないだろう。
60代以上になったら自分の判断で安楽死を選択可能にすればいい。
そして苦しまずに余生を終わらせてあげる。
病気で痛みや辛さに苦しみながらのたうち回って死ぬのは怖いから嫌だけど
安楽死で静かに死ねるのなら死を選ぶことを躊躇しない老人が多いはずだ。
そして病気で病院にかかる費用や年金などの社会保障費を抑えることができる。
がめつくてそんなことをしているわけではなく
終わりの見えない自分の人生を人に迷惑かけず暮らすためにやむをえなくそうせざるをえないから。
これをなくすためには老人に自分で終わりの時間を決めさせてあげればいい。
そうすれば余分な蓄えは必要なくなり老人も金を使い出す。
生きたい人は長生きすればいい。
今の日本の老人はがめつい自分のことしか考えていない老人ばかりのような報道もあるが
多くのまっとうな老人は自分が長生きすることで若い世代を圧迫していることは重々承知している。
そして医療が無駄に発達して簡単に死ねなくなってしまった日本において
よぼよぼの体に鞭打ちながら長生きしていてもなんにも幸せではないのである。
まだ体が動くならまだしも余命だけ無駄に長くなって
生産性のない出費がかさむばかり。
こんなの幸せでも何でもない。
人の役に立てるのなら
喜んで人生を終わらせたいと思っている心優しき老人で日本はあふれているはずだ。
これでみんなが幸せになれる。
死ということを扱うのでいろんな反発は起こると思う。
しかし、みんなが思っている以上に安楽死制度を提案したら賛成する人が多いはずだ。
怖がらず挑戦してみて欲しい。
http://anond.hatelabo.jp/20170204225930
自分の子供が将来この質問をしてきたら、答えようと思っている1つの考え方を。
私は普通に生きてれば君より先に死ぬ。そして世の中の大人の大体は君より先に死ぬだろう。君が将来世の中の仕組みを支える側に回ったとき、それがどんな分野であれ、知っておいて欲しい事を学校で教える事にした。それが義務教育だ。
君が勉強しなくても誰か他の人がやって社会を支えれば良いじゃないかという考え方も出来るね。それは正しい。本当は、社会を維持するために全員が勉強する必要はない。
ただし、勉強した側の人間の方が、相対的に生き残りやすいのは確かだ。
(誰かは)勉強をしなければならない。(君は)勉強をした方がいい。
そして、「君は」の部分を捕捉するために「学問のすすめ」を手渡す。
▪︎人間は平等というが、貧富の差があるのはなぜか。それは、学びの差があるからである。実学を学び、個人として自立する人が集まり、国は成り立つのだ。
サケ(類似生物)漁により富を蓄え貧富の差が拡大した文明の中から
隣国が寝静まっている間に、襲いかかった侵略者は内分泌系の異常により
凶暴化しており、下痢に苦しみながら暴れ回った。
あわれな隣国はまどろみの中で滅亡した。
そんな事態がまたたく間に繰り返され、最初の世界帝国「モレツ」が誕生する。
だが、知的生命本来の生態をうらぎる生き方をよしとしない人々は、
モレツ帝国に奴隷労働を課されながらも、氷と木屑から船を建造。
こうして誕生した増田アース南半球側の「テイジー同盟」と北半球側の「モレツ帝国」は、
数少ない通過点となりえる大陸西側(増田アースは地球と同じ方向周りである)の
寒流帯を焦点として永劫にも思われる角逐を開始した。
アメリカ大統領選挙から数日たちメディアではトランプ氏が勝った理由の分析が目立つが、
今回は駄目な候補が揃っている中でまだマシな候補が選ばれたという側面もあると思われる。
というか、メディアは負けたやつらのヤバさ伝えてなくない?と思うわけで。
そんなで、ネットで「(候補者)敗因」で調べてみたら意外と面白かった。
なんというか、意外とアメリカ人が嫌うことが表れてる気がしたりして。
(主な民主党敗者たちと敗因)
本人もメール疑惑を敗因に挙げているが、そもそもクリントン財団やクリントン家の周りでは
不審死や会計の不明瞭さなど山のように疑惑があり信用されていなかった。
極端な話、暴力団の組長みたいな人が大統領に立候補しているイメージ。
そして、この状況を知りながらメール疑惑以外を解消しようとしなかった。
アメリカでは年々ロビー活動が活発になっており、政治不信が増大していた。
クリントン財団はその最たるものとして利益誘導を受けられない層からは不評だった。
ガラスの天井を破るというフレーズ共々、男性だけでなく何気に女性からも嫌われた。
ストレートな表現が好きと言われるアメリカ人も女性初とだけ言われたら嫌だったようで。
夫の応援を得られない女性が女性票を集められるとは思えないわけで。
トランプより30倍とも言われる選挙資金が逆に貧民層には受けが悪かった。
どんだけメディアに札束積んでるんだという不審がでるようになった。
有名人をたくさん呼んだことも同様に年配には逆効果だったようで。
現在のアメリカの政治不信は根強く、ヒラリーはそれを作り出した一人と思われている。
特に変化を求める層からは変化が期待できないとして票を取り逃がすこととなった。
選挙戦中に倒れるというミスを犯してしまい、タフさが求められる大統領職に不適格と思われた。
そりゃ貧富の差が極端になりながらも無視してりゃこういうこともあるて。
一応格差対策を公約に入れてはいたが、みんなからは信じられなかった。
いくら変化を求めるアメリカ人でも社会主義者の大統領は受け入れられなかった。
・投票しない層に訴えていた
民主党に登録した人のみの投票であるため、投票する層の票を得られなかった。
・年齢の問題
ヒラリーの健康問題もそうだが、サンダースの74歳という年齢も微妙だったようで。
アメリカは4年後に元気であることを投票時に真剣に考えるようですね。
(主な共和党敗者たちと敗因)
トランプの暴言はある種プロレス的だが、クルーズは信念に基づいていると思われ、
支持者の意向に沿わない政策をも強引に進めるイメージがあった。
そしてその政策はトランプ以上の超保守的で過激なものだったため受け入れられない人が多かった。
銃規制反対を示すためか、マシンガンの銃身でベーコンを焼く動画を以前アップ。
ばっちりイメージの悪化に一役買ったわけで、大統領になりたいならネタの内容を選ばんとね。
共和党内でトランプより信用を得られないという意見が多く出たのはねえ。
後半は反トランプで少しまとまったが、本来なら共和党をまとめられる人がいいよね。
アメリカの懐の深さでは移民二世が大統領候補になるのは許せるが、
不法移民の合法化などの強行策はさすがに許されなかったようである。
せめて移民以外に有利になる政策を用意できればマシだったかもしれない。
・討論の対応力の弱さ
自分の政策を繰り返すだけで、討論会などで固まってしまい論戦にならない。
後半はただでさえ討論に弱いのに中傷するだけになり、ひどいことになった。
「ブッシュ家の最高傑作」と宣伝したが、過去のブッシュ家の失敗が大きすぎた。
特にジョージ・ブッシュは「アメリカ史上最悪の大統領」と言われており、
個人主義が強いと思われるアメリカでも受け入れがたい存在だった。
・変化を求める声に答えられなかった
さらに外交のブレーンに用意したのが兄と同じ人選であったため、
選ばれてもまったく変わらないというイメージがついた。
○ジョン・ケーシック
・目立てなかった
特段マイナス面は見当たらないが、色物だらけの中では埋もれた感じ?
他の候補が嫌いという人の受け皿として最後の3人まで残ったが、
存在感のない人はアメリカ大統領にはなれないといったところか。
(第三党の敗者たちと敗因)
○???
いや、誰も知らないし。
アメリカこそ悪の枢軸。人類の歴史の中で、イラク戦争ほど無意味な戦争はあったでしょうか。フセイン大統領は暴君と思われている方が多いかもしれませんが、独裁者の中では比較的善政を敷いていました。サウジアラビアには言論統制もとんでもなく、反対者は処刑されるというのに、アメリカは何も言いません。アメリカは最初からイラクが兵器を持っていないことも分かっていたようです。
アメリカが潰したカダフィー政権下のリビアもそう。アメリカが『悪』とした、カダフィーは国の富を国民に分配し、国民を思い、国民の幸福のために頑張っていた。
医療費、水道代、電気代はタダ、ガソリンも1リットル10円という格安価格。ローンに利子はなし。全国民に家を持たせ、失業者には家等の生活に欠かせないものを無料で支給。農業を始める人には農地を無料で支給、政府の売り上げの一部を国民に現金で支給、識字率を90%まで上げた。スウェーデン顔負けの高福祉の社会主義国家でした。
アメリカが挙げてる悪態は『カダフィーは独裁者である』以外すべて嘘。反政府勢力もアメリカの犬。カダフィー信者と言われるかもしれませんが、そう言う人たちも大体はアメリカ信者です。今のリビアになって国民幸福度も下がってるし、識字率も下がってる。貧富の差は拡大し、失業率も増えた。アメリカとアメリカの犬になった連中や、リビア人の少数派が多数のリビア国民の生活を破壊したのです。
NATOが攻撃したとき、リビア国民の約1/3に当たる170万人が、反対デモを行っていたといいます。西側諸国のマスゴミはそのデモを報道しませんでした。マスゴミは都合の悪いことはすぐに隠したがります。中立的な立場で、事実を報道しなければならないはずのマスゴミが、事実を報道しないのです。
『民意を踏みにじるな!悪者め!』と叫んでいる西側諸国が民意を踏みにじったのです。最低最悪です。西側諸国が殺した数万人をカダフィが殺したことにし、悪者に仕立て上げる。プーチン大統領も、各国の政治家もこのアメリカを初めとする西側諸国の悪事を批判しています。現地にいた外国人たちも、そのような事実はなかったと主張しています。私も当時リビアに行ったとき、良い国ではないかと思った。国民の1割にも満たない人たちによる反政府デモをいいことに、反アメリカ主義の国を潰そうとしたアメリカ。『民主主義』を口実にいろんな国を潰していくアメリカ。世界で一番悪なのは北朝鮮でも安倍政権でもなく、アメリカです。独裁が必ずしも多くの国民を不幸にするわけではないのです。
しかし、人が変われば政治が変わる。1代目がどんなに良い人でも2代目が恐ろしかったりする。ユーゴスラビアもチトーが死んだら内戦が始まったし、北朝鮮も金日成は庶民の気持ちを良く分かってたが、2代目の金正日は国民を不幸にし始めました。
ソ連は例外的で、レーニンが指導者になっていたが、レーニン本人はスターリンを後継者にする気など全くなく、彼の遺書には『スターリンは決して権力者にしてはならない。私の後継者は民を思い、忍耐強く、思いやりがあり、指導力もある者を指導者に…』と指示があり、後継者を決める選挙もされようとしましたが、この遺書はスターリンの命で封印され、政敵と思われるものを排除し、権力の座に就き、独裁を開始しました。
アメリカは自分の利益になる独裁国家は放置するどころか関係強化!
アメリカはフルシチョフ以来のソ連にもいちいち細かいところまで非難しました。そして、何かしらの行動をしました。
しかし、ソ連と対立していた中国に対しては激甘。毛沢東はスターリンの倍の人数を殺しました。それを認知している人間はどのくらいいるでしょうか。
また、チベット人の虐殺も見て見ぬふり。騒がれると口だけで非難をして、一切制裁無し。残虐な独裁者を許さないのなら、チベット人やウイグル人の支援をすればいいのに...
第二次世界大戦後の戦争は間接的なのも含めて7割アメリカからおこしたものです。戦争をすれば、アメリカ経済が潤うのだからアメリカは戦争を繰り返すのです。人の命より金が大事というアメリカの腐った思考は本当に考えられません。スターリンみたいなものです。
原爆を落としたことをアメリカの大統領は謝罪するべきなのに、一度も日本に謝罪しに来ていません。保守派の方々が言う『日本の誇り』を奪ったのもすべてアメリカ。日本人を沢山殺し、戦後の日本に不平等条約を押し付けたのもアメリカ。
それなのに、日本人がアメリカを恨まないのは、アメリカに洗脳されている証拠。北方領土の領有を主張するくせに、アメリカが武力で日本から奪ったグアム島の領有を主張しないのは、アメリカを贔屓しているってことではないのでしょうか。
ソ連軍が北方の島々に侵攻しようとしたときも、事前に出ていくように警告し、日系住民の命をできるだけ助けようとしました。それに引きかえ、アメリカは事前通告も無しに、罪もない市民を何人も殺害したではないですか。
アメリカはソ連への見せしめの目的(口実:戦争を早く終わらせるため)だけに核爆弾で数万人もの日本人の命を奪った『犯罪国家』です。
金が無尽蔵にあったら何をするか。
無限に金があったら全世界に無限に配りまくれば貧富の差のないユートピアが生まれるかと一瞬思ったが、それは貨幣経済の破綻を生むだけで何の意味のないことに気づいた。
つまり自分(とせいぜい自分の選んだ相手)のみ無限に金をもっているから優位性が生まれるというわけだ。
そうなると金をもっていない人間からは自分が最高級の誘拐・恐喝・拉致監禁ターゲットとなる。
よって、無尽蔵に金があったらまずは自分のセキュリティを最高級に高めねば即死である。
自分に無尽蔵に金をわけてもらえる者たちは自分に雇われ従う選択をするものも多くなることだろう。
つまり全世界が自分に無限に金をもらえる陣営と、自分を服従させて無限に金をださせようとする陣営にわかれる。
しかしここであらためて考えてみると、無尽蔵に金があるとはどういう状態をさすのだろう。
仮にATH、銀行口座から金を無限にひきだしたり振り込んだりできる状態だとしよう。
そのような金の動きも額が大きくなればすぐ国税庁の目につくことだろう。
すると自分に金が無尽蔵にあるという状態はすぐに国の知ることとなる。
これはすなわり日本銀行がもっている貨幣発行権を自分という個人が所持して乱発していることとなるが、
とはいえ合法でも日本経済を大きく混乱させる危険因子であるため国としては何らかの口実をつけてコントロールせねばならなくなり、
結果として監視下のもと神社を通っただけで参拝などの正当な理由がないのに神社に入ったとして建造物侵入で逮捕、などの微罪逮捕されてしまうだろう。
などと考えると金が無尽蔵にあっても命がけの何かをしたいと思うまでは金が無尽蔵にない現状と同じ生活をすることとなり、あまり何もかわらない。
命がけで稼いでもいない無尽蔵の金をひきだそうとするのはどのようなときだろうか。
などだろう。
ある程度以上、まっとうで合法的な収入があれば、無尽蔵の金などあったらあったで非常手段にはなってもリスキーなだけで、そう別に夢のある話でもないという結論になった。
以前から気になっていた「まおゆう」を見た。駄肉と取り外し可能な角しか知らなかったけど、結構考えさせられるアニメだった。
たぶん、監督は原作で下敷きになっている背景を知らないで作っているのではないかと思った。シーンがぶつ切りでどうなっているのか分からなかったし、特に戦闘シーンはどんな舞台がどこに向かっているのか全然わからずポカーンだった。
物語の下敷きになっているのは歴史なんだろうけど、経済の部分だけよく分からなかった。奴隷の成長は人権の萌芽を描いているんだろうし、その過程で世俗と教会の2重権力を描写してるしとても面白い素材ではあるけどそれを生かしきれてないという印象。
登場人物の役割が職業別にうまく分かれていてわかりやすかったので、この点は良かった。商人、軍人、役人、農民、政治家そして魔王は学者・思想家という立場か。魔王だけはチート技術で未来技術をバンバン導入してるので学者というのはちょっと違う?
特に商人は見方でも敵でもない、儲かることが正義という精神を体現する非常に面白いキャラだった。儲けるためには敵とも手を結ぶ、戦争を商機と見る悪人か、それとも経済交流と相互依存を通じて戦争を遠ざける平和の使者か
この物語を通じてなにが言いたいのだろうか? 魔王が「あの丘の向こう側が見たいんだ」といったことが、「技術と文化の発展によって戦争のない世界を目指す」という意味なら、それには望みがない。技術の発展はむしろ大量殺戮を可能にした。経済発展も貧富の差を作り出し社会の混乱を生み出した。人間の欲望が限りないことを考えれば、戦争は食えないからするというのは単純すぎるといえないだろうか。
なぜか最終話で火縄銃が登場して、はなしの展開を描く気がないでしょと感じざるおえない。史実では火器は歴史を動かす重要な役割を演じているので面白いネタを前にして最終回とは、非常に惜しい。2期がないのはわかっているが、このアニメの面白さに気づいてくれる人が多く現れることを望む。
Q. 選挙に行かないあなたには、日本が他の国に言って戦争をする国になっても文句を言う権利はない
A. ウチの会社、ぶっちゃけ軍需産業っぽい仕事してるから大歓迎
Q. 選挙に行かないあなたには、徴兵制で無理やり戦争に行かされても文句を言う権利はない
A. 40過ぎてるからまず徴兵されることないだろうし、若い男の徴兵制には大賛成。ウチは娘だし。
Q. 選挙に行かないあなたには、日本が人権よりも国益を重視する国になっても文句を言う権利はない
A. この国が人権優先になったことなんてないだろw 水俣沖縄福島見ろよ
Q. 選挙に行かないあなたには、貧富の差がますます広がっても文句を言う権利はない
Q. 選挙に行かないあなたには、国の借金が増え続けて将来破綻しても文句を言う権利はない
A. 海外投資してるから、破綻したらシンガポールにも逃げるわ。
Q. 選挙に行かないあなたには、スーパーインフレになってものが買えない時代になっても文句を言う権利はない
A. 同上。
Q. 選挙に行かないあなたには、老朽化した原発が福島第一を超える事故を起こしても文句を言う権利はない
A. これも逃げればいい事案。
Q. 選挙に行かないあなたには、あなたの故郷が大量の使用済み核燃料を押し付けられても文句を言う権利はない
低成長時代の幕開けと民族主義の台等によってイギリス人が仕事に就くことができるようになるし、ポンドと株価は暴落する。そのため、貧富の差が減少する。ものすごく貧しく、仕事も得られないというイギリス人が減少する。しかしながら、企業は貿易すると関税が発生することになるため、イギリス製品がEU国内で売れなくなるし、逆にイギリス国内でEU製品が割高になるため、売れなくなる。
(国内製品は国内で売れやすくなる。そのため、内需の仕事は増加する)
つまり、経済が非合理的になるため、パイは縮小し、富めるものはより豊かになるということができなくなる。よって、公平な社会がやってくる。貧しい人が減少し、また、すごいお金持ちも減ってしまう低成長で穏やかな社会がやってくるということ。イギリス人の誰もがEU圏内の外国人労働者に仕事を奪われることなく、安心して働いてい行ける社会をイギリス人が選んだということ。イギリスという国はイギリス人のためにあるということ(民族主義)。
グローバル化すれば富めるものはより豊かになり、反グローバル化すれば富めるものはそれほど豊かにならず、経済のパイは増えず、庶民の生活水準は上昇する。世界における問題は、大企業と富裕層が税金を払わないこと。そして、その少ない税収のなかから、適切な税の再分配が行われてこなかった。だから、グローバル化すると貧しい人はより貧しくなり、(競争に負け続けるから)、そして、税による社会保障が整っていないことを放置した。その結果だと思う。
C.C