「監禁」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 監禁とは

2023-11-01

anond:20231101220232

そら環境活動家自殺しないのはダブスタだよ死んだほうが良い

なんやかんやカスみたいな小型犬外野山で生きていけそうな気がするが

それはさておき積極的に断種監禁する必要はないでしょ

ヒトの家なんていう劣悪な環境でなく放牧のような形で気ままに生きさせるべき

2023-10-31

anond:20231031175457

別にそんな極端な話じゃないだろ

拉致断種監禁してるやつが通り魔批判するのおかしくないか?という話をしてる

2023-10-24

若者向け』と銘打った割にそれほど若者向けではなかった水星魔女

 

anond:20231010034423

いい加減いつまでこの話を続けるんだ?と言われてしまいそうだが、

このツリー感想を読んでいて思ったことを性懲りもなく付け加えてみることにする。

水星魔女若者向けを目指したと言われているが、あまり若者向けの作りになっていないのではないか?という話だ。

リー内に共感できる感想が多かったので、引用が多くなることを許してもらいたい。

 

 

から受けたモラハラ行為子供が許容して終わった

水星魔女を見たが非常に不満が大きかった】

この投稿の「スレッタが酷いことを言われても耐えるキャラのまま終わった」、

水星魔女毒親経済格差をバズネタとして使った】

この投稿の「スレッタとグエルの毒親受容」「ウテナ要素の中途半端サンプリング」に同感である

 

特に決闘による花嫁争奪戦という現代価値観では人権侵害しかない制度否定せずに終わったのはいただけない。

スレッタとミオリネがお互いの意思で一緒にいようとする・グエルが自分意思でミオリネをスレッタに譲るという展開では駄目だったのだろうか?

そもそも何故そんな制度がまかり通っているのかということにも、制度に反対していたのがミオリネ一人だけという異常な状況にも、詳しい背景の説明がない。

正直なところ、本編の描写だけではべネリットグループやレンブラン家が政略結婚必要とするほど切羽詰まっているようには見えなかった。

ミオリネだけではなくスレッタやグエルも当事者なのだからデリングに制度のことを問いただすシーンがあっても良かったし、

最初デリングに反抗的だったミオリネも制度は父なりに娘を思ってのことだったと納得してしまったように見え、非常に残念だった。

 

 

子供ばかりが罪を背負い、大人が罪を償っていない

水星魔女を見たが非常に不満が大きかった】

この投稿の「格差描写無意味作品としての倫理観が粗末だった」、

水星魔女毒親経済格差をバズネタとして使った】

この投稿の「生まれが貧しいほうが泣き寝入り」に同感だ。

 

中でも子供ばかりが罪を負い、大人は罪を償ったはっきりした描写がなかったことが引っかかる。

オリジナルエラン自分影武者として作られたエラン4号や5号ら強化人士たちの扱いをどう思っていたのか?

ラウダが学生たちの乗った宇宙船攻撃し、グエルを殺害しかたことはどう処理されたのか?という点も確かに気になるのだが)

デリングはテロ事件で一時昏睡状態に陥り、プロスぺラも体が不自由になり、一応痛い目に遭っていると言えるかもしれない。

それに比べてペイル社の4人のCEOたちは、財産は失ったらしいもののなぜか私服ティータイムを過ごしているシーンで終わった。

この4人にネタ人気が出たせいなのか分からないが、非道人体実験を行い(少なくとも)4号を殺害した罪を曖昧にしてはいけないだろう。

 

 

血統による差別助長する内容だった

御曹司のグエルがやたら視聴者に持ち上げられる脚本になっていて

(それこそスレッタが落ち込んで行動不能になるのを繰り返していた2期中盤などは、グエルこそが真の主人公だ!貴種流離譚だ!なんて言われていた)、

戦災孤児から実力で成り上がったシャディクや、愛人の子母親に捨てられたラウダなど、

弱者性を持つキャラクターが視聴者ヘイトタンク化したのも本当に希望がないなと思う。

シャディクの掘り下げがなかったことで、「イスラエル可哀想パレスチナ人死ね!」の目線だけで終わった感があるんだよな水星世界観

シャディクが学園の生徒を殺したのは犯罪だが、スペーシアンがアーシアン一方的搾取する構造がなければシャディクは何もしていなかったわけで。

その辺りの掘り下げがなさ過ぎて、ただ視聴者ヘイト集めて終わって、水星魔女って何が言いたかった物語なんだ?になってしまってる。

フィクションには、特に子供が見るようなアニメには、「愛人の子なだけあって全部がグエルに劣ってる」といった差別には反論できるように作る義務があると思うんだわ。

しかし本編を見る限り、ラウダを擁護できない。ラウダを擁護している人々は憶測と願望といった本編に無いものが主な根拠になっている。

フィクション意図によってコントロールできるものなのだから現実差別不利益に晒されがちな非嫡出子の扱いはもっと考えて欲しかった。

愛人の子からジェターク姓でなくニール姓を名乗らされ、23話で「ラウダ・ジェタークが!」と叫んだのに、

客観的には「状況が分かっていない人による迷惑な横やり戦闘」でしかなく、3年後でも当たり前みたいにニール姓のままだったのは酷い話だよ。

兄は正妻の子なのにスレッタに振られ、弟は愛人の子だけどペトラに好かれているようだという点以外、一切の救いがない。本当に酷い。

 

こういった意見にとても共感する。

 

ある程度年齢の行った視聴者なら、「紛争地帯出身孤児スペーシアンとアーシアンハーフであるシャディク」

正妻の子・グエルと同い年の異母弟で愛人の子であるラウダ」という設定を聞いた時点で

シャディクやラウダがどんな目に遭ってきたのか、これまでの知識経験から何となく想像できる人が多いのではないかと思う。

シャディクは「アカデミー」に入るまでは貧困生活に加えて危険と隣り合わせの毎日だったかもしれないし、

ラウダはジェターク家に引き取られてからも「愛人の子」という本人には責任のない中傷に苦しんだかもしれない。

こう考えればシャディクがテロを起こした理由や、ラウダが神経質で他責的な性格になった理由にもある程度納得が行く。

ただこれらは本編に描かれていない以上想像にすぎないので、「そんな描写はない」と言われてしまえば反論できない。

 

個人的に、兄のグエルと比べて弟のラウダは大した苦労をしていないかのように言われがちなことにも無情を感じる。

ラウダも兄のグエルが行方不明になり、そこへ父親のヴィムが死亡し、10代にして経営が傾いた大企業CEOに担ぎ上げられるという

なかなか壮絶な経験をしているのだが、何せ絵的には地味であり直接的な命の危険はなかったため主に若者共感を得にくかったのだろう。

(恐らくペトラはそんなラウダをそばで見ているうちに助けたくなり、それが恋に発展したのだと思うがこれも描写がないので想像しかない)

寮を追い出されて野外でキャンプをする、家出をして偽名でアルバイト生活をする、事故父親を死なせてしまう、地球テロリストに監禁される、と

視覚にわかやすくバズりやす描写があったグエルの方が同情を集めたのも無理もないのかもしれない。

 

制作側としては「シャディクやラウダの過去を詳しく描くと生々しいのでカットしてしまおう、

描かなくても視聴者何となく想像で補ってくれるだろう」という考えだったのかもしれないが、

果たして若い世代が本当にそれを想像できるのかどうか、もっと熟慮してほしかったところだ。

大人であれば「御曹司で純血スペーシアンで正妻の子であるグエルが視聴者に持ち上げられ、

そうではないシャディクやラウダがグエルと比較されて叩かれる」という状況の倫理的なまずさに気が付いても、

若者であればそれが分からず無邪気にグエルを持ち上げシャディクやラウダを叩くこともあり得る。

(というか、実際ネット上でもこのツリーの中でもそれが起こってしまっている)

 

グエルのような(中略)キャラクターに自己投影して持ち上げて、それに比べて貧困アーシアン鉄砲玉として使い捨てして学生大勢殺したテロリストシャディクや

兄を殺そうとして恋愛に逃げた無能な妾の子ラウダは最低と言うのが視聴者にとって気持ちいいんだから仕方ない。

視聴者気持ちよくなれるようにアニメが作られていて、監督脚本家は良い仕事をしたってことだよ。

例えば15話なんて、グエルはもう他に充分良いシーンをもらっているのだから

それこそシャディクやラウダ、スレッタのフォロー時間を使った方が良かったんではないか

それをしなかったことで、結果的に他のキャラを下げてグエルを持ち上げる構図になってしまっている。

グエルというキャラが悪い訳ではなく、こればかりは脚本監督の配分ミスかと。

結局、御曹司が大好きなバズ層とバズ層に媚びた脚本変更で、上流賛美で終わったアニメでしたね

 

最終的に、こう言われても仕方がない脚本になってしまったと思う。

シャディクやラウダへのヘイトも酷かったが、グエルは人気キャラクターであるのと同時に

主人公であるはずのスレッタを食っている」とアンチも多く、グエル役の声優SNS攻撃される事態にまでなっている。

人気キャラからと言って持ち上げすぎても作品バランスを損なってしまうのだ。

 

本題からはズレるが、特定キャラクターを活躍させすぎるとプラモキャラ商品販売にも支障が出る。

できるだけ多くのキャラクターを魅力的に描いた方がそれだけ多くの種類のプラモキャラ商品が売れることに繋がるはずだが、

シャディクやラウダは本編内の描写だけを見るとさながら「お星様(グエル)の引き立て役B」になってしまっており、

(グエルと比較されることこそあまりないが)やはり悲惨境遇であるエラン4号や5号も目立った活躍や掘り下げが少なかった。

その割にスレッタ・ミオリネ・グエル以外のキャラもそれなりの人気を獲得しているのは、ファン想像キャラ過去長所を補っているからだろう。

からと言って制作側は視聴者想像に頼りすぎず、必要描写アニメ本編内でしっかり描くべきだったと思う。

 

 

まとめ

申し訳ないが、総合すると水星魔女

 

子供大人から受けた酷い仕打ちを許し、大人の分まで罪を被ってくれるという大人に都合のいい形で終わったアニメだった

・「信賞必罰」「勧善懲悪」があやふやであり、血統による差別を推進する、道徳的子供若者にふさわしくないアニメだった

 

と言わざるを得ない。

 

制作側に良心があるなら、今からでも作中の大人の罪やモラハラ行為をきっぱりと否定し、

作中で不遇だったキャラクター(特にシャディクとラウダ)について何かしら擁護できるような情報を出してほしい。

そして次回こそは上記のようなことに気を配った、一本筋の通ったアニメ制作してほしいもである

 

2023-10-18

アノンって逮捕されても「警察監禁されてる!」って被害者ぶりそう

2023-10-14

anond:20231013141746

男性とかAV業界の人から見たら「パロディウケる!」「ザマァ」レベルしか捉えられないかもしれないけど、

風刺」されてる女性からしたら、被虐的な扱いをされているわけで普通に恐怖を覚えます

男性で例えるなら、監禁されてボコボコにして殺されるような映像を作られるようなもの。たとえば自分とかがそれをされても「本人と断定される内容じゃないからセーフ」と笑って言えるならいいけど。

生意気な女に加虐してわからせることがパロディ風刺になる、という時点でかなり異常だし性差別だよ。

2023-10-06

ジャニーズ事務所を見ていると、北九州監禁殺人事件のような、被害者洗脳して共犯者に仕立てあげているようなグロテスクさを感じるんだよね。

東山紀之井ノ原快彦言動姿勢に不満こそあれど、彼らを「加害者側」と言い切る勇気自分にはない。

2023-09-28

青葉被告、がんばれ。

京アニ放火事件の青葉被告の、裁判での言動が日々メディアを騒がせている。

ヤフコメやXで見られる反応では青葉被告を徹底的に断罪したいようだが、私は公の法廷に現れた存在としての青葉被告応援しているし、彼が無罪になればいいとも思っている。

少なくとも、青葉被告が、予定調和的に死刑になることは絶対に望んでいない。

被害者(=京アニ)についてはよく知らないし、遺族ほかを非難するつもりもない。これはただ私の思い入れこみによる勝手な文だ。

「もしお前やお前の家族が殺されたらどう思う」みたいな質問はここでは意味をなさない。そんな質問しかできない時点で、大きな断絶があるのだ。

青葉被告死刑容認する人々でさえも一部が指摘しているように、世間には「青葉」的な者がいる。そしてそれは、どんどん増えている。

魔の82年生まれとか発達障害の増加とかそういうお茶の濁し方ではなく、明確に、「青葉」被告的な苦痛に満ちた者が増えているのだ。

世間は少なくともそれをずっと認知して来た。それも、机上のグラフの上の数値ではない。

クラスに一人はいる彼。職場に一人紛れ込む彼女。近所や親戚に一人いるあいつ。

その彼や彼女あいつを、世間はどう扱って来ただろうか。

青葉の体験一般化することはできないだろうが、あえて広く「彼等」の問題として考えたい。

彼等がコミュニケーションに行き詰った時、あなたはどう振舞っていたのか。

彼等がコンビニの列の最前列で何かにつっかえた時、あなたは舌打ちしなかったか

彼等が同じ教室職場で、教師上司に何度も叱責される中で、ただ「そう」であることで評価を下げていなかったか

私は、平均とか標準という考え方で言えば、「青葉」側の人間である

一言で私をどう言い表せばいいかからないが。

ただ、例えば、世間の人々が得られる「幸せ」をあきらめることには納得はいく。

しかし、世間の人々に与えられる「逃げ道」をなぜか私が使えないとなったとき、その惨めさは何百倍にも何千倍にもなる。

私は青葉被告のどうにもならない体験を見て、そんな説明をひねり出すことができた。だが過去のいろいろな事件の時点でひねり出すべきだった。

小学校中学校を通して、本人でもうまく説明が出来ない様な過ちをして、しょっちゅう教師クラスメイトの面前で厳しく叱責されている、今でいえば学習障害とか自閉症なのだろうか、そんな同級生がいた。

この男子同級生はとても「愚か」「間抜け」ということになっていて、実際何を考えているのか、私達にもわからなかった。いや、わからないようになっていった。教師の度重なる叱責や軽視によって。彼が精いっぱい受け答えを捻りだすたびに、教師はその言動を叩き潰した。

今考えれば、教師は彼を叱責すべきではなく、話をゆっくりと聞くべきだった。もっと言ってしまえば、もはや「赦す」べきだった。教師こそがこの同級生の代弁を私達にすべきだった。

大げさに言えば、人に生きる意味を考えさせ、死の世界から遠ざける、ということをこの教師社会はしていなかった。健全市民を育むとかそんなのはどうしようもない建前だ。

そしてそれが為されないとき、この同級生が、教師を刺し殺したり私たちごと教室に「理不尽に」「逆恨みで」放火したとしても、私はもはや文句は言えない。これは一言で言えば「窮鼠猫を嚙む」という格言であり、逃げ場の許されない中で当然生じうる人間のむしろ正常な反応だとおもう。

そうできないならば、世間が彼を徹底的にバカにした通りに、彼はナイフマッチの使い方もわからないまま見当違いの人を刺して燃やす。それは自然なことでしかない。世間が彼をそうさせた。

人を大切にしない社会は、そのどこをやりかえされてもしょうがないとおもう。

私は、あの同級生やそれと同じ人々が何千人と重なって一人となり、被告となって証言台に立っているのだとすら思う。

監禁された人間が「ストックホルム症候群」を起すことには同情されるのに、なぜ狭い世界で逃げ場を失った人間の行動には同情がされないのか。

そこで世間の人々は目を逸らし、「仕方ない、悲惨だけど、死刑」などという。

私は堂々と「青葉は無罪だ。無罪にすべきだ」という。それだけの問題提起をすべき理由がある。青葉を診療し死の淵から回復させた医者は「生きて裁かせる」という信念があったそうだが、直接関係ない私は「生きて無罪になれ」といいたい。

そして99%くらいの確率で青葉が死刑になったとしても、私はいい続ける。似た様な事件がまた起きればその被告擁護する。

世間は、事件を繰り返させる前に、「青葉」的なもの真摯に今度こそ見つめ、「赦し」、我々の社会の要素として自然に見なすべきだ。それが達成されるまで、世間が目を背けた回数の分だけ事件が起きても、無罪にすべきだ。

十九世紀末ヨーロッパでも、社会矛盾に対し、富裕層の集まる場所公務員への爆弾攻撃で答えたアナーキストたちがいた。彼らは少なくとも自分言葉と道具があった。

今は自分言葉も道具すらも持てない時代が来ている。少しでもそんな時代から遠ざかるために。

私の匿名日記世間には何の影響も与えないだろうが、たくさんある非難に対して一つでもこういう意見があったと、どこかで思い出してもらえればいいなとおもっています

2023-09-25

anond:20230924082511

わいのいっていた大学サークルを取りまとめている人たちは左巻きの人の集まりで、噂では学部8年、院で4年いる人たちの巣窟と聞いたことがあった。

彼らの決めたことに反対すると何時間をかけてでも説得してきて、Yesと言わざるを得ないようにする。

確か、辞めようとした学生トイレにも行かせず監禁したこと逮捕者が出たんだったような...

自分の入っていたサークルのお使いで一度足を運んだことがあったが、人一人通れる大きさだけドアを開けて後ろ手にドアを閉めて中を見せないようにする感じだったのを覚えている。

まさかあの時も誰か監禁されていたんだろうか...

2023-09-05

こないだうっかり

なぜか下水管に詰まってしまった男性を救出する映像

をみてしまった。

閉所恐怖症なのでパニックになった。

グロ耐性は強いほうだと思うのに、閉所だけは苦手。

スーツケースに詰められるとかボストンバッグに詰められて監禁とか想像しただけで。

2023-08-29

パウリナ・サラスロベルトミランダを殺したのか?(1)

 この度、岩波文庫からアリエルドルマン(昔は、英語風にドーフマン表記だった)の戯曲作品『死と乙女』が刊行された。90年代に一度、英語から日本語翻訳されたものが劇書房から刊行されたが、その後は長く絶版品切状態だった作品である

 「過去に読んだが岩波文庫から復刊したことは知らなかった」という人は、書店に急いで欲しい。

 読んだことの無い人も、やはり書店に急いで欲しい。

 もしかしたら、作品を読んだことは無くても、朴璐美真木よう子などが主演した舞台を、日本国内で観たという人もいるかも知れない。または、ポランスキーによる映画作品を観た人もいるかもしれない。

 ちなみに、これを書いている増田は、ど田舎生活低所得者なので、演劇文化とは縁が無いことから舞台を観たことはない。

 今回の岩波文庫版は、著者の母語であるスペイン語で書かれたバージョンから翻訳となる。翻訳者による詳細な解説があるので、作品執筆の背景となった70〜90年代チリ内外の政治事情を知ることも出来ることから、一読者として有り難い。

 これを目にしている貴方が、書店に赴いて『死と乙女』を入手して読んでくれるならば、もう以下の駄文を読む必要は無い。

 この増田が読むことを勧めている『死と乙女』とは、どのような作品なのか、読んだことは無いが少しだけ興味が有るという人に向けて、以下を記す。

 ただし『死と乙女』の結末に触れる部分があるので、未読で結末は自分で知りたいという人は、ここで一旦、この駄文を読むのをストップしてもらいたい。

 また、直接的ではないものの、性暴力言及する箇所もあるので、精神的な苦痛を喚び起こされる虞がある人は、ここで読むことを止めてもらいたい。

=======================

 物語の大雑把な時代背景と、粗筋を述べる。

 1970年南米チリで、サルバドール・アジェンデ大統領とする政権誕生した。俗に、史上初の民主主義選挙により誕生した社会主義政権とされる。

 しかし、アジェンデ政権を皮切りに中南米地域社会主義国がドミノ倒し的に増加することを怖れた米国ニクソン政権は、チリへの介入を決定する。かくして、米国の後ろ楯を得たピノチェトが起こした軍事クーデターによって、チリ独裁国家となる。

 この独裁政権時代チリでは、多くのチリ国民政治犯として弾圧され、不当な身柄拘束、拷問虐殺対象となっている。

 チリ国外亡命した人間もいる(亡命はしたものチリ国外暗殺されたという人間もいる)。映画『イル・ポスティーノ』の主人公詩人も、そのような逃亡者であったことを、記憶している人もいるかもしれない。或いはまた、ヨーロッパ亡命していたチリ映画監督ミゲル・リティンが、ピノチェト支配下チリへ潜入して取材する姿を、コロンビア出身ノーベル文学賞受賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスルポルタージュ戒厳令チリ潜入記』(邦訳岩波新書)として著したので、それを読んだ人もいるかもしれない。   

 本作『死と乙女』の著者アリエルドルマンも、チリ国外亡命した人間の一人である

 そして『死と乙女』の主人公パウリナ・サラスもまた、ピノチェト政権下で筆舌に尽くし難い苦痛を味わい、生還したチリ国民の一人である

 本戯曲題名は、音楽家シューベルトの曲に来する。

 パウリナの夫ヘラルド・エスコバルは、ピノチェト政権下で、弾圧されている人々をチリ国外亡命させる手助けをしていた。そのためにヘラルドは、ピノチェト政権当局から弾圧対象とされた。

 しかし、ヘラルドが当局の手を脱して逃亡したので、彼の居場所を吐かせるために秘密警察は、彼の妻であるパウリナの身柄を拘束し、彼女拷問した。その時、拷問者は、目隠しされたパウリナをレイプしながら、シューベルト作品『死と乙女』をBGMに流したのである

 時が流れて90年代に入ると、チリ民主主義国家へと移行する。ヘラルドが逃亡する必要も、パウリナが夫の隠れ場所を吐かずに耐える必要も無くなり、二人は夫婦として、堂々と暮らせるようになった。しかし、パウリナの心には、拷問による拭いきれない大きな傷が残り、それが二人の暮らしに暗い影を落とし続けていた。

 民主主義政権となったチリ政府は、ピノチェト独裁時代に行われた弾圧について、調査究明を行なう国民約束し、そのための調査委員会を任命する。今やパウリナの夫ヘラルドは、その調査委員会のメンバーの一人である。これが、物語の開始の時点で、主人公の置かれた状況である

 物語の冒頭、或る晩、ヘラルドは、パウリナの待つ自宅へと自動車で帰る途中、タイヤパンクにより立往生していたところを、通りがかった医師ロベルトミランダに助けられる。ロベルトミランダの車で自宅に送り届けられたヘラルドは、夜も遅いし助けてくれたお礼にと言って、ロベルトに自宅へ泊まっていくことを勧める。

 結局ロベルトミランダヘラルドの申し出に甘えることにし、ヘラルドが寝室に居るパウリナに声を掛けて、彼女にも客人を泊まらせることを了承させる。

 翌朝。

 ロベルトミランダは、椅子に縛られている。パウリナが、彼にリボルバー拳銃を突き付けている。

 それを見て驚く夫ヘラルドと、狼狽する医師ロベルトミランダに対して、主人公パウリナは告げる。

「昨夜、この男の声を聴いて気づいた。この男、ロベルトミランダこそが『死と乙女』をBGMとして流しながら、あたしを拷問し、レイプした人間だ」と。

 ロベルトミランダ拳銃を突き付けて「洗い浚い罪を吐かせる」と主張する主人公パウリナに対して、夫ヘラルドは思い止まるように説得する。

 チリピノチェト独裁体制を脱して民主主義国家となったとはいえ、いまだピノチェトを支持するチリ国民も決して少ないとは言えない(現実世界2023年現在でも、ピノチェト支持者が残っているのだから民主政権に移行したばかりの90年代前半を時代設定としている物語の中では、尚更である)。独裁政権時代弾圧活動に関与した人間たちの全てを、罪に問うて処罰しようとしたならば、親ピノチェト派の有権者からの反発を招き、まだ体制も盤石とは言い難い民主主義政権が倒れることになりかねない。最悪の場合内戦が勃発して、更に血で血を洗う国民同士の殺し合いともなりかねない。

 そのため、現実世界チリで行われた調査も、調査対象事件を「被害者殺害されたという重大なケース」に限定し、尚且つ、真実を綿密に明らかにした調査報告書を作成する代わりに、弾圧関与者の氏名公表や厳しい処罰免除するという、謂わば折衷案の形をとらざるを得なかった。

 処罰免除するという条件を餌にした、一種司法取引によって、ピノチェト独裁政権時代弾圧に関与した人間に、己の罪を自発的告白するように促したとも言える。

 しかし、もしも調査委員の一人であるヘラルドの妻パウリナが、ロベルトミランダ殺害してしまったとしたら、いや、殺害せずとも、拳銃を突き付けてロベルトミランダ自白強要したこと世間に知られたならば。

 民主化した政権も、真相究明も、全てが水泡に帰すことになりかねない。

 パウリナは、ロベルトミランダの命までは取らないことを条件にして、今ここにいるパウリナ、ヘラルド、ロベルトミランダの三人で"裁判"を行なうことを強引に承諾させる。かくして、現実チリで行われた真相究明の動きを追体験するような、緊迫の一夜が、舞台上で演じられることとなる。

 以下では、物語の結末に触れているので、未読の人は一旦ここで増田駄文を読むのを切り上げて、まず『死と乙女』を読んでもらいたい。

 ロベルトミランダに罪を告白させること(供述テープレコーダーに録音した上で、ロベルト自身の手で文字起こし原稿を書かせ、さらに「自発的真実を語った」と宣誓する署名までさせること)が出来たミランダは、ロベルト監禁する前に家から離れた場所へ移動させておいた彼の車を、返すために取りに行くようにと夫ヘラルドに頼む。

 そして夫ヘラルドが家を出て二人きりになると、パウリナはロベルトミランダ銃口を向け直す。

 「真実告白すれば命を助けると言ったのに、約束が違う!」と抗議するロベルトミランダに、銃口を向けるパウリナ。

 パウリナは、ロベルトミランダの語りを聞いて、心の底から反省や悔悛が彼には見られないと判断したのだ。

 ここで演出として、舞台には幕が降り始め、パウリナとロベルトミランダの姿を隠すとともに、その幕は鏡となっており、演劇『死と乙女』を観ている観客たち自身を映し出す手筈になっている。

 再び幕が上がると、物語ラスト場面であり、パウリナとヘラルドは、二人で連れ立って、音楽演奏会に出掛けている。演奏の休憩時間では、他の観客と、調査委員会による調査の成果について、夫ヘラルドは語り合っている。

 休憩が終わり、演奏が再開される。

 すると、その演奏会の会場にロベルトミランダが入って来て、主人公夫婦から離れた、ずっと後方の客席に彼は座る。

 夫ヘラルドは気づいていないが、パウリナはロベルトミランダ存在に気づいて、しばし後ろを振り返り、ロベルトミランダを見る。ロベルトミランダは、何も言葉を発すること無く、ただ、主人公パウリナに視線を向け続ける。やがてパウリナも、ロベルトミランダから視線を外し、前方(演奏会舞台があると設定されている方向)を向いて、物語は終わる。

=======================

 パウリナ・サラスは、ロベルトミランダを殺したのだろうか?

 この増田は、殺したと考えている。(続く)

2023-08-26

カレーライスを食べたいからって、本格的なインドカレーを食べにいったら、店の会計ルピー支払いだったので、払うことができず、地下に監禁されて、おちんちんミルクをこってり搾り取られて、ようやく今解放されたよ。

2023-08-24

anond:20230824153523

いや思っちゃうからも何もフィクションでも合意してたらレイプでもセクハラでも痴漢でもないが

合意してるならただの性行為です

公衆面前でやったら別の犯罪にはなるだろうが

それを現実にする奴がおるから監禁して快楽堕ちさせようみたいな犯罪者が出てくる

ここのエビデンスくれ

anond:20230823190922

それがヘンテコと思う方がおかしいんだよ。

監禁殺人も、懲役死刑執行という正当な目的があれば許される。

その行為がどのような目的でおこなわれたかを考えずに、ただ外形的な基準のみで善悪有罪無罪判断できると考えるのは異常だよ。

首と床を鎖で繋がれて監禁されてる女性警察が救助する凄まじい動画がながれてきた

とにかく助かってよかった

2023-08-22

anond:20230822114044

なら断って帰ればいいだけ

仮に断れない状況をつくってるならそんなのはAV出演に限らずただの監禁なのでがっつり犯罪しろ性的搾取みたいな造語を使って矮小化するべきじゃない

2023-08-20

ヴィーガンって?


ヴィーガニズムとは、衣食住全ての目的に於て、実践不可能ではない限りいかなる方法によるどうぶつから搾取及び、どうぶつへの残酷行為排斥に努める哲学生き方を表す(ドナルドワトソン)」

まりヴィーガニズム実践する人をヴィーガンと言い、どうぶつのためにヴィーガン実践しています環境健康はすばらしい副産物ですが、これらはメインではありません。

殺害虐待差別搾取レイプ監禁に加担しない、「非暴力(Non-violence)」で成り立っています

犬や猫は可愛がり、その他のどうぶつは食べたり、着たり、水族館動物園などに監禁したり、実験したり、利用し搾取したり。これらは立派な差別で、「種差別(speciesism)」と言います

暴力差別に賛成の人なんていないはずです。反対なら、加担しない非暴力生き方を選びませんか。https://sushivoyage.net/osaka-bakery-vegan/

2023-08-12

[] 魔界指輪の逆行工学

魔界指輪をはめた彼は強い者に見つからぬようにその呪術を使い善のために戦った

指輪は彼の味方だった

あるときは敵の心を読むために、あるときは姿を隠すために

彼は正義呪術師と密かに呼ばれた

だがやがて魔界指輪は悪の手に渡った

解明され、量産された指輪はたくさんの愚者悪用された

愚者たちは世界を混乱に陥れた

強い者に従わぬようにといい、悪のために暴れた

指輪は彼らの武器だった

彼らは邪悪呪術師と呼ばれ、人々の嫌悪の種だった

しかし強い者もその呪術を使えることに気がついた

強い者は力を恐れた

被害妄想により、善人も愚者も虐げた

指輪をはめた者は、善であれ悪であれ世界から排除された

強い者に抵抗きぬように監禁された

指輪呪いだった

人々はかえって自由を奪われてしまい、指輪を持つ者は不幸の呪術師と呼ばれ、憎しみの対象だった

かつて指輪をはめた最初の彼は善の呪術師として死んだ

彼は魔界指輪が正しいことに使えると信じたが、その信念は孤独に散った

指輪は彼の遺産だったが、強い者に怯えて誰もそれを受け継がなかった

呪術師という名は忘れ去られて人々は平和を願ったのであった

2023-08-03

anond:20230802134646

これ見て、「ほら!同性カップル子供を持つべきじゃないんだ!」って言ってる人

異性の毒親には子供持つなとは言わないの?

異性親の毒親の方が母数が多い分圧倒的に多い

一貫した態度は

少子化なんだから異性親だろうが同性親だろうがどんどん子供を産み育てろ」

「異性親も同性親も出産免許制しろ不合格の親は産むな」

そもそも子供を産むべきではない。反出生主万歳

のどれかではないか

一番現実味がありそうなのは、どんな親にも子供を産ませた上で毒親からは逃げられるようにすることだな

増田は正直いい方で、子供監禁して自立させない毒親なんて山ほどいる

2023-08-01

anond:20230731165055

ヴィーガンの身からすると、家畜への虐待は許してて犬猫保護して動物園では監禁を許してるとかそういう時点であなたたちのそれは所詮かわいそうランキングですよねって思いますけど。

2023-07-31

gdgds応援団の人の言ってることはまともなんだが、そのまともな感性がなんで普段は働かないのか?

お仲間をかばう時にしかインテルはいってこないやつか?普段から損くらい頭使ってコメント書けや。普段お前らどんだけ頭悪いんだよ

朝凪の本持ってる人間AV新法に賛成したらあかんのか?

このコメント書いてるやつ、普段自分が気に入らないやつにどういうコメントを書いてるのか振り返ってから書けよ。デマよりも鏡見る習慣ないやつのほうが嫌われるぞ。

ブコメ"屋外掲示物での女性描写問題言及するのと 漫画を楽しむことは矛盾しないのでは?いったい何が疑問なんだ?" これはひどい 心理 男女 区分け

見たいものしか見ない生き方をあと何年続けるつもりだ猿。

「別問題」で終了。 / 俺だって逞しくてハンサムな男が監禁されて性的拷問されるエロ漫画は大好きだけど、それを「駅の広告で堂々と大勢に見せ付けろ!させないのは表現規制だ!」なんて言わないよ。

君は・・・もうとにかく逆張してかまってもらうことしかできない哀れな生き物だからいいや。アイコン使ってる人に謝っとけ。

よくわからん温泉娘やら屋外掲示物での女性描写問題言及するのと、パラレルパラダイスやサタノファニみたいなお上漫画を楽しむことは矛盾しないのでは?いったい何が疑問なんだ?

あなたは、自分擁護している人間普段どういう発言をしているのか理解できているのか?理解できてないならあなたの読解力は幼稚園児並みなのでこれからタラちゃんの声マネをして生きろ

通報はよ。

あなたジャンプ感想を書かなくなった時点でいてもいなくてもいい。好きにすればいいんじゃないかな。誰もあなたに興味ないけど。つーかあなた複垢がgdgdsなのではという疑惑がある。


追記によってgdgds応援団が後ろから撃ち殺されてて大草原。

でもgrdgsさんは屋外掲示物以外の漫画でも性加害表現はやめるべきという立場みたいだよ(´・ω・`)

フィクション性犯罪を引き起こすとも考えてるみたいだし

gdgdsの事を誰も理解せずに擁護してる。

これだからはてな左翼馬鹿なんだよ

2023-07-28

アフリカってほんまいつまで経ってもアフリカやけどちょっと進歩してて草

ニジェール大統領警備隊大統領府を包囲し大統領監禁

テレビにて犯行声明を流した。

なお、大統領監禁場所からSNSを通じて情報を発信し続けている模様。

いやどうなっとんねん。

2023-07-17

暴行脅迫もないし抵抗してないか無罪!不起訴!」とされてきた事件



鹿児島ゴルフ指導者強姦事件

https://enpedia.rxy.jp/wiki/鹿児島ゴルフ指導者強姦事件


2014年事件

ゴルフ指導者が、中学から指導していた教え子の女子高生を、ゴルフ指導を口実にラブホに連れ込んでレイプした事件

行為に及ぶ前に30分説教をし、『お前には度胸がない。だから、こういうところに来たんだ』『社会勉強や』などと言って自分セックスするように説得した。

信頼していた指導者に突然迫られ、精神的混乱に陥って体が固まってしまったという。年齢や師弟関係からも、抵抗が困難だったと

普段から彼には暴力を振るわれていたらしい

被害者従順性格を利用し、行為を受け入れざるを得ない状況に追い込んだとしてゴルフ指導者の男は準強姦罪起訴された

実は最初鹿児島地検は「被害者同意していないのは明らかだが、心理的抵抗できない状態だったとまでは言えない」として不起訴にしていたのだ

だが、鹿児島検察審査会は「女性は信頼しきっていた男性から急に乱暴されてパニックになり、体が固まって逃走や抵抗ができなかった」「犯行計画的で準強姦に相当する」として起訴議決をした

結局、一審、二審ともに無罪

女子高生抵抗できない状態だったなんて知らなかったかもしれない」

暴行脅迫はないし拒絶できなかったわけじゃないでしょ」

というわけだそうだ

まり「私がノーでもあなたイエスなら性暴力ではない」とされたのだ

不同意性交等罪ならば、「恐怖・驚愕(きょうがく)」「地位利用」に当てはまって裁けただろう。

「びっくりした程度で抵抗できなくなる女さんwww」と嘲笑ミソジニスト共を思い出し、はらわたが煮え繰り返る



女性PTSDを患い、プロになる夢も諦めざるを得なくなった

マッサージ店での性暴力




マッサージ店で客にわいせつ行為の罪 2審も懲役2年実刑判決

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230328/2000072245.html

マッサージ店で客の胸を触るわいせつ行為を行った事件

そへなのに、「被告合意だと勘違いしてたから不起訴」に一旦なったのだ!(検察審査会で覆されて無事裁かれたが)

まさに「私がノーでもあなたイエスなら性暴力ではない」

不法侵入して強姦しても合意だと思い込む性犯罪者認知の歪みと併せて考えると、一層恐ろしい

実の娘を襲っても無罪



女性に力を>13歳娘へ性暴力、父は野放し 暴行脅迫なければ罪に問えず

https://www.tokyo-np.co.jp/article/17591

このケースだと、別居してる実の娘に手を出しても、「養育費払ってないから『監護者わいせつ罪』にはならないし、娘は13歳で性交同意年齢に達してるし、暴行脅迫がないから」と罪に問えなかったのだ。

>襲われた時、長女は「パパ、ちゃんと話をしようよ」と必死に止めようとした。それを「同意言葉だと思った」と元夫は警察に釈明したという

>長女は今も心療内科カウンセリングを受けている。突然、家の中で泣きわめいて暴れることもある。「娘は一生深い傷を引きずる。でも、元夫は刑罰を受けなかったので、自分が悪いと自覚していない




娘と性交無罪判決の衝撃 「著しく抵抗困難」の壁

https://www.asahi.com/sp/articles/ASM4D6J6DM4DUTIL051.html

実の娘をレイプしても、「服従・盲従せざるを得ないような強い支配従属関係にあったとは認められない」「抵抗が著しく困難とまでは言えない」とされた無罪判決は有名だ。

長年、実の父親暴力を受け犯されてきたのに、「弟と協力して回避できた時もあったんでしょ。抵抗できないわけじゃないじゃん。無罪!」とされたのだ。

(後に覆されたが)

この父親も例によって、合意だと主張し、逆転有罪控訴している

テキーラ飲ませて泥酔させても無罪



久留米強姦が逆転有罪 裁判所の「経験則」に変化の兆し

https://bunshun.jp/articles/-/35655?page=1

テキーラを大量に飲まされ酩酊させられた状態姦淫された準強姦事件も、一審で無罪だった。

被告人が「女性が抗拒不能であったことの認識がなく、性交について承諾ありと誤信した」だという。

これも、「アルコールまたは薬物を摂取させること」が要件に加えられている不同意性交等罪ならば、無罪はありえなかった。

警察官たち5人が女性監禁して集団強姦し、「抵抗が弱まったので同意だと思った」とのたまい不起訴も、

13歳の少女を27歳男がレイプして、抵抗がなかったか無罪もあった。

まり、これまでがおかしかったんだよ。

こういうやつらを裁くために、法改正されたんだよ

こういったケースが見えてない呑気な人達が、「彼女合意イチャイチャした後本当は嫌だったと言われて有罪になるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」と騒いでるのだ

しかそいつらアンフェはアルファツイッタラーからツイートがバズって男の恐怖を無駄に煽ってる

anond:20230717135019


(続き)

https://anond.hatelabo.jp/20230421224752

暴行脅迫もないし抵抗してないか無罪!不起訴!」



鹿児島ゴルフ指導者強姦事件」という事件があった

https://enpedia.rxy.jp/wiki/鹿児島ゴルフ指導者強姦事件

ゴルフ指導者が、教え子の女子高生

普段から暴力を振るう」

ゴルフ指導を口実にホテルに連れ込む」

行為に及ぶ前に30分間ゴルフに関する説教をする」

といったことをして抵抗できなくし、レイプした事件

一旦不起訴になって、検察審査会に不服を申し出て起訴できて、それなのに無罪になった

女子高生抵抗できない状態だったなんて知らなかったかもしれない」

暴行脅迫はないし拒絶できなかったわけじゃないでしょ」

という理由で。

まり「私がノーでもあなたイエスなら性暴力ではない」とされたのだ

不同意性交等罪ならば、「恐怖・驚愕(きょうがく)」「地位利用」に当てはまって裁けたのに。



マッサージ店で客にわいせつ行為の罪 2審も懲役2年実刑判決

https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20230328/2000072245.html

それどころか、マッサージ店で客の胸を触るわいせつ行為を行っても「被告合意だと勘違いしてたから不起訴」に一旦なったのだ!(検察審査会で覆されて無事裁かれたが)

まさに「私がノーでもあなたイエスなら性暴力ではない」

不法侵入して強姦しても合意だと思い込む性犯罪者認知の歪みと併せて考えると、一層恐ろしい

女性に力を>13歳娘へ性暴力、父は野放し 暴行脅迫なければ罪に問えず

https://www.tokyo-np.co.jp/article/17591

このケースだと、別居してる実の娘に手を出しても、「養育費払ってないから『監護者わいせつ罪』にはならないし、娘は13歳で性交同意年齢に達してるし、暴行脅迫がないから」と無罪なのだ

>襲われた時、長女は「パパ、ちゃんと話をしようよ」と必死に止めようとした。それを「同意言葉だと思った」と元夫は警察に釈明したという

>長女は今も心療内科カウンセリングを受けている。突然、家の中で泣きわめいて暴れることもある。「娘は一生深い傷を引きずる。でも、元夫は刑罰を受けなかったので、自分が悪いと自覚していない




娘と性交無罪判決の衝撃 「著しく抵抗困難」の壁

https://www.asahi.com/sp/articles/ASM4D6J6DM4DUTIL051.html

実の娘をレイプしても、「服従・盲従せざるを得ないような強い支配従属関係にあったとは認められない」「抵抗が著しく困難とまでは言えない」とされた無罪判決は有名だ。

長年、実の父親暴力を受け犯されてきたのに、「弟と協力して回避できた時もあったんでしょ。抵抗できないわけじゃないじゃん。無罪!」とされたのだ。

(後に覆されたが)

この父親も例によって、合意だと主張し、逆転有罪控訴している

久留米強姦が逆転有罪 裁判所の「経験則」に変化の兆し

https://bunshun.jp/articles/-/35655?page=1

テキーラを大量に飲まされ酩酊させられた状態姦淫された準強姦事件も、一審で無罪だった。

被告人が「女性が抗拒不能であったことの認識がなく、性交について承諾ありと誤信した」だという。

これも、「アルコールまたは薬物を摂取させること」が要件に加えられている不同意性交等罪ならば、無罪はありえなかった。

警察官たち5人が女性監禁して集団強姦し、「抵抗が弱まったので同意だと思った」とのたまい不起訴も、

13歳の少女を27歳男がレイプして、抵抗がなかったか無罪もあった。

まり、これまでがおかしかったんだよ。

こういったケースが見えてない呑気な人達が、「彼女合意イチャイチャした後本当は嫌だったと言われて有罪になるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」と騒いでるのだ

2023-07-13

anond:20230713151252

はてなっていうか日本全体がそうだよ。

女の子の性被害は、女児だろうと猛バッシングがおきる。

山口強姦未遂被害者とジャニー被害者への世間の扱いの差の激しさ見たらわかる。

子供の頃に誘拐監禁された少女や、酔っ払った山口に壁に押し付けられて体弄られて顔舐められたけど、トイレに駆け込んで親呼んで助けてもらった少女叩き回してたマスコミネットマジキチしか見えなかった。

2023-07-10

anond:20230710091142

子供への性加害で犯人だけバッシングされるのは当たり前すぎることですが、被害者バッシングされる犯罪なんて性犯罪くらいだ。てゆーかネットでは性犯罪軒並みエグいバッシング起きてたよ。

詩織さん事件も、変態子供誘拐監禁してた事件も、ハニトラだのなんだの。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん