はてなキーワード: 名家とは
以前ネットで見た話ですが、テレビのお見合い番組か何かで、地元の名家の跡継ぎ(だったかな?)ばかりを集めてお見合いをしたところ、経済的条件は皆同じなのでイケメンばかりに人気が集中したそうです。
「年収○○万円以上」とか「職業は医師か弁護士のみ」みたいに同じ条件で勝負したら、申し訳ないけど元増田さんは負けると思います。よく、「女は金持ちが好き」とか言いますが、極端に年収が低いとか収入が不安定でない限り、見た目の印象が良く、しゃべりが面白い人が有利だと思います。
それでも婚活パーティーだと職業や年収をアピールできるだけ良いと思いますよ。普通の合コンとか、職場関係の飲み会で医師や看護師だらけのときはどうなんでしょう?
女は打算の動物ですが、それ以前に生理的に受け付けるかそうでないかを判断していると思います。自分の周囲にそれほどイケメンでもないのにモテる医者がいたら、どんなトークや心理術を使っているか観察してみてはいかがでしょうか?
「琥珀さんルートや桜ルートが好きで、かつFGOのシナリオがそれと同様に面白い」という人です。
当方PLUS-DISCからなので元増田氏の言う古参寄りではあると思うのですが、琥珀さんと桜の物語が好きで、当時回りに全く理解されなかった事もとてもよくわかります。また「ガチャ」やカジュアルなソーシャル的消費要素には否定的であり、その部分がゲームの主軸ではない(特にマルチプレイや対人などバトル要素)事で続けているプレイヤーでもあります。
以下、FGOや各作品のネタバレにある程度触れている部分があります。
数々のインタビューを見ると、奈須きのこ氏はHFがユーザーの多数に受け入れられなかった事を失敗だと思っている節があります(劇場版パンフでも話を変えようという話題があったはず) それがCCCでの桜の復権を目指したテーマ性と描かれ方(別の悪を提示したのは賛否あると思いますが)であり、FGOでのマシュ・キリエライトに繋がる要素の一つでもあるように思うのです。また、彼女はFate無印でのセイバーと対になるプロットのあった没サーヴァントであり、DEEN版のアニメ化で設定が固まったなど、Fateと共に歩んできた裏のキャラクターでもあります。
そこから見た場合、FGOのマシュの立ち位置は、ある種HFのリベンジとも言えるものです。彼女は魔術の名家によって実験体となるべく作られたデザインベビーであり、教えられた目的のために生きる事が全てとして成長しました。そして、オムニバス的な物語が進む中、やがてゆっくりと人間性を獲得し、物語終盤では「人の生きる意味」を自問し、迷い、答えを出す所まで到達します(その真骨頂は奈須きのこ氏が直接書き下ろした第一部6章~終章です)
彼女と対になるのは主人公ではなく、物語のナビゲーターであるロマニ・アーキマンです。彼もマシュ同様特異な生まれで人生の選択権を持たなかったものの、「既にその問題を克服した」人物であり(結果として他の問題を抱え込みましたが)、その意味でマシュを導く鏡のような先達であり、テーマ性におけるナビゲーターでもあります。
これらは明らかに"ロボット"である衛宮士郎や、間桐桜の喪失と救済の物語など、HF(及び重ね合わせとしてのhollow)のリバイバル、リベンジと言えるデザインですが、そこに新しい要素が入り込みます。それが「主人公(プレイヤー)」です。主人公はマスターという価値は担保されているものの、(空の境界の黒桐幹也やEXTRAの岸波白野にも全くキャラクター性で敵わないほど)個性の弱い傍観者です。善性の象徴としてマシュとの絆を育み心の支えにはなっても、プレイヤーの選択肢が彼らの生き方を変化させる事も無く(ストーリー分岐が無いので)、傍観者であり第三者、という位置付けのまま物語は進みます。
そして物語の最後…第一部の結末では、hollowにおけるスパイラル・ラダーとブロードブリッジの再演の中、主人公を残し彼らは生きる意味の答えを獲得して死亡します。ですが、物語はそこで終わりません。彼らの人生、生きる意味の獲得をずっと見てきた主人公(プレイヤー)が、彼らに"続き"を託されるのです。彼らから貰った「命の答え」を声高に叫ぶ選択肢と共に。それはHFと重ね合わされながら別の物語として成った結末…「遊んでいるあなた」にその先を託す、「あなたは、彼らの人生を肯定して良いのだ」という、かつてHFを支持しながらも「評判」にかき消された、私たちへの救済のようにも感じられました。
完成した物語を俯瞰して答えを出すという行為は、hollowのアンリマユのような「主人公」の形でもあり、バゼット・フラガ・マクレミッツが前に進んだ源泉でもあります。かつて主人公とプレイヤーを重ね合わせる事ができず、数多のプレイヤーが登場人物を「理解できなかった」とされたまま完結していた作品は、形を変えたその先で別の答えを模索したのだ、と、そう思いました。
…また、CCCでも結末において「キャラクターの人生を肯定する」選択ができる構造にもなっており、FGOはその表現をさらに詰めた形である、とも考えています。
ここからは余談です。
奈須きのこ氏らはいわゆるソーシャルゲームについて、一般的な対戦や収集を軸としたバトルゲームではなく、リアルタイム性を重視した連載型ゲームとして語っている部分が多く見られます。かつてのWEB連載版空の境界、さらに戻ると氏がノートに小説を書いていた原体験に繋がるのでは、とも思いますが、2016年の年末のツイッターが盛り上がっていたのは完全にその手法の先にあるものであり、インタビューなどで何度も言及されている「漫画雑誌のような」「今追いかけている人にフォーカスした」展開方法の、その最終回の見せ方に他ならない作りでした。それは「見せ方も物語体験に入る」という考え方、「Fate」においてUBWとHFが段階的にプレイする方式になっていた考え方の先でもあるのでしょう。
このリアルタイム的演出手法は過去のエイプリルフールでも定期的に模索されていた効果の高い方法であると同時に、追いついていない・時間の合わない層を強く失望させる作りでもあります。そこに複数ライターによる(プレイヤーの受け取り方も含めた)シナリオの当たりハズレ、新たな更新を待つ期間、そしてこの作品の見せ方に本当に必要だったのか今では疑問とも思える(3分縛りの話を見るに何も考えずに入れてそうな)ガチャ要素も含めると、一概に物語を取り巻く環境全てを肯定しにくい作品とも言えます。
とはいえ、この連載型ノベルRPGとも言えるシステムが非常に希少であるのは確かで、バトルゲーム主体のソーシャルゲーム文化の中で個々のユーザーがそれをどう受け取るかが、このゲームの価値付けになっていくのだと思っています。
4章でプライミッツ・マーダーの話が出てきた時はまさかと思いましたが、本当に出てくるとは…
呉三桂の乱に従軍し生き残るも故郷が焼けてしまったと聞き長沙で暮らしていた。
清貧な生活で金が溜まり嫁を貰おうと考えていた時、人売の老婆が連れていた歳十三、十四ほどの容貌美しく芸達者な白梅という少女に一目惚れしこれを買った。
家に連れて帰り酒を酌み交わすと蝋のような白くなめらかな肌が朱に染まり、その香りがたまらず劉は白梅の手を取り床に入ると隠し所をまさぐるとそれが男だったので劉は驚き問いただすと
「あの老婆は孤児を飾り芸を仕込み売るのを生業としている女で僕は狐でみめよいものだからあなたはぺてんにひっかかったのです」
と言われ劉はがっくりとしていると白梅が出ていこうとするので腕を取りそれをさえぎり言った。
「私は君に惚れて買ったのだからここにいて構わないし、妻と言っても誰も疑わないだろう」
白梅は顔をあからめて座り、劉は同衾を求めるも白梅は処女のようにつつましく言葉が遊戯に触れるとさっと恥じらって壁を向いてしまう。
「あなたはいい人だと思ったのに断袖の癖があっただなんて、僕は狐ですし、禽の習い、獣の好みではありませんか」と怒って出ていってしまった。
劉はこれっきり会えないのかと落ち込んでいたが、しばらくして白梅がまた現れたので劉は喜び夫婦になることを望むと白梅は「交わらずとも親しくなることはできるでしょう」と言うも
劉は「そういう癖は元々なかったのに君は夢にでも出てくる、君以外何もいらない」と言い、蕩かすようなことを言ってまとわりつくのでまた出ていってしまう。
劉は何もかも失ったかのように鬱々としてついに病気になってしまった。
「本当は僕もあなたを愛しているのですが、男同士は禍をもたらすのでしなかったのです。暫くの間時間をください。」と薬を劉に飲ませ去っていった。
一年経ったある日壮麗な御車と麗しく着飾った白梅が現れた。聞くと
「峨嵋山の神仙を頼り、女になる術を学んでいたのです。あなたと一緒にいるためですよ」と白梅は言う。
ありす「この番組は、絶賛配信中のドラマ恋愛探偵橘ありすの事件簿のキャストがお送りしますがドラマ本編とは全く関係ない新感覚LOVE追求型ラジオ番組です。
今日のゲストは女の子の柔らかい部分が大好き系アイドル棟方愛海さんです」
ラジオをよろしくはお願いされますが、マイクなどもあるので向かい側から手を伸ばさないでください」
愛海「うひひっ! 撮影のないラジオはみんなの外行きじゃないお洋服が見れていいね」
ありす「ラジオの良さをパーソナリティーの目に入る視界で語る人初めてみました。
そういうのは内輪受けといって、よくないこととされてるんですよ」
今週のオープニングは、テレビアニメ氷菓第二期オープニングテーマ「未完成ストライド」です」
愛海「あたし! ありすちゃんのお山の柔らかさが気になります!」
愛海「ガード固いなあ。よおし、雑談でありすちゃんの心をほぐして距離を近づけるぞ、二人の距離の概算を0cmまで縮めるぞー
うちのプロダクションで氷菓やるなら、どういうキャスティングになるかな」
ありす「そうですね……
十文字さんが楓さん」
愛海「しょしさるすべりけっていうキャラがいるわけじゃないし、その家の人未登場だよ」
愛海「だから登場してないし、あたしが好きなお山はそのお山じゃないし、桁上がり四名家のキャスティングを決めたいのなら一人超メインキャラ飛ばしてるし!」
ありす「オープニングはこれぐらいにして、メインのコーナー、これコーナーというかですけど
この番組はゲストの方の恋愛にまつわるエピソードなんかをお聞きするんですが、
愛海「えーっとね、この間、あたしと亜季さんと珠美さんの三人で撮影があったのね」
ありす「また変わった組み合わせですね」
愛海「うん、ほら今やってるスーパーロボット大戦とのコラボイベントであたしもヴァルシオーネで出るから」
ありす「いや、今現在出てないし、この二人以外もたくさん出てますけどね」
愛海「いいの! 出るの! それでね、その流れで女子寮の珠美さんのお部屋でお泊まり会することになったの」
とにかく、三人で夕飯食べてテレビ見てたら、珠美さんが寝落ちしちゃってね」
愛海「するときはするよ、そしたら亜季さんがタンスからパジャマ取り出して、寝たままの珠美さんを着替えさせて」
ありす「!」
愛海「妙に手慣れた手つきで、お布団まで運んだんだけど」
ありす「!!」
愛海「珠美さんが「喉乾いた」っていうから、亜季さんがコップに飲み物入れようとしたら
みんなで飲んでたペットボトルが空だったのね。
それで、冷蔵庫に近かったあたしが開けようとしたら、
亜季さんが「あっ、水差しがそこにあるからとってくれますか?」って言うんだけど、
愛海「花瓶だよこれ、と言ったら、亜季さんがすごく慌てたんだけど、これってなんだったんだろうね」
恋愛!!
探偵!!
橘!!!!
愛海「?」
ありす「早速ですが
これは何に見えますか?
人によって答えは様々です。
ちなみに私の答えは、
『交尾している』です。
それでは次、
これは何に見えますか?
『男』
大抵の人はそう言います。
つまり私が言いたいのは、
物は見ようによって色んな形に見えるということで」
愛海「なに? なに? 何が始まったの? これってなに? ラジオで見えてることを前提に話すのは内輪ネタじゃなかったの?」
ありす「えー、水差しのことを花瓶と呼んだ人が一人だけいます、
原因は、母と妹が「強い水圧じゃなきゃシャワーを浴びた気がしない」という理由で毎回お湯の蛇口を限界まで捻ることにあると思っている。
限界まで捻らなくても、途中からもう水圧は変わらなくなると思うんだけど……
で、限界まで捻るから閉めるのがめんどうくさくなるのか、いつも蛇口を全開にしたまま手前のシャワーの蛇口だけとめてお風呂から出てくる。
いよいよ水圧に耐えきれなくなって、蛇口の根元が壁から浮いてきてしまい、お湯がダラダラこぼれてくる。
ここ一年ほどは蛇口を開けると「ボー」という音が出るようになり、夜は特にその音が響くのが気になる。
もう何年も母に「水道屋さん呼ぼうよ」と頼んでいるのだが、その度喧嘩。今夜もそれでマジギレ。
「限界まで開けるから水圧がかかるんだよ」っていうと「私たちのことを責めてる!!」ってキレられる。「あんただって洗面所の蛇口ちゃんとしめてない」とすり替えてきたりとか。私はしめてる。大体は妹だ。でもこういう話が始まると無言で部屋に消える。私がその手を使うと母は私を部屋から引きずり出すというのに。
他にも、家の機能で完全に壊れてるところがあって、常識的に考えてそれは一刻も早く直した方がいい!と思うんだけど、それも言うたび母逆ギレ。
でも、つらさの本質は、結局家の決定権は祖父母にあるということなんだ。母方の祖父母と一緒に住んでるんだけど、母も祖父母も親離れ子離れできてない。もちろん母の言うことは聞き入れてもらえない。
私は壊れてるのが気になるし、そういうのを直して維持しながら暮らすためにお金があるんじゃん、と思う。
母から「おじいちゃんとおばあちゃんに言って」って言われるからちょくちょく訴えかけてるんだけど「お金がかかるのよ」って言われる。そりゃかかるよ!!!!!
母と祖父母は自分たちの考える理想の豊かな生活のために無駄遣いしてばっかり。
「都内に家がある、土地がある」ということだけが自分たちの誇りだから、マジで勘弁してってときがけっこうある。
お墓参りの帰りに揃って鰻食べるの一回控えたら、それで水道直せるんじゃないかなあ。
家の壊れてるとこ直さないことのほうがよっぽど変だよ。
祖父母は自分たちではなんにもしなくて、友達も全然いない。そのくせ親戚か知り合いの話ばっかりしてる。夏は避暑地にたてた別荘にいって孫たちの自慢。よその本当のお金持ちのひとたちに恥ずかしげもなくマウンティングしてる。数年ぶりについていってあげたら、行きつけのごはんやさんの人が私のことすごい知っててめちゃくちゃ恥ずかしかった。大学のこととか、高校の部活のこととか。やめてほしい。お店の人にも、祖父母のつまらない自慢話に付き合わせてしまって申し訳ないと思う。
はやく家から出たいんだけど、私は第一子長女で下に男の子もいない。
母もそうだった。「家を継ぐ」ことだけを求められてきた、かわいそうな人だ。
祖父母から「家を継ぐ気はあるのか」って言われる。拒否したらどうなんのさ?
つーかなに名家気取ってんだよ。マジ大した事ない普通の家だろ。
ホントにちょっとした不動産があるだけで、ただの成金なんだ。しかも最近知ったんだけど、別にご先祖様から代々受け継がれたものというわけでもない。え?そんなもんだったの?って思った。そんなもののために私たちはこんなに縛られているの?
あるだけですごいのも、ありがたみも、よく分かるけど、身の程を知ったほうがいい。
墓参り行く度に「あなたもこのお墓を守るのよ」って言われてきた。正直もうたくさんだ。
おかげさまで大学まで行かせてもらえて何不自由ない暮らしもさせてもらえてるけど、それ以外の精神的な安らぎみたいなものはまったくない。とにかくつらい。
就職が決まって、人事の人からも「最初の1〜2年は実家にいたほうがいいよ、都内ならなおさらだよ」と言われるけど、私はとにかく自分が自分らしく生きていけるように、自由を手にするためだけにここまで頑張ってきた。
中学の頃から「家を出て一人で長く暮らしていくための様々な力をつける」ことを目標にして、大学受験も就活も乗り越えた。
それでも家での私の評価はとても低い。
根暗とか元気がないとか生活力が低いとかやたらガミガミ言われるけど、勉強だけしてればいいっていってたのはどこの誰なんだよ。
それでも一歩家から外に出れば、そんな私を良いと思ってくれてる人がたくさんいるんだ。
なんで自分たちの死んだあとのことばかり気にしているの?
こんな気持ちは本当にもうたくさんだ。
最初はその日の気分とかを一行二行書き殴ってハイおしまい、といったような使い方だったが、そんな駄文以下の文字列にでもコメントをくれる人がいるもんで、コメントをもらうと嬉しくなってくるのが人情である。扇動による木登り速度が豚よりも速いと評判の俺はすぐさま調子に乗って色々書き始めた。
だが、俺自身にはさしたるバックグラウンドがない。名家の出身だとか、幼少期に大事件に巻き込まれたとか、大病を患ったとか、同級生にスゴいやつがいたとか、猛勉強して東大に入ったとか、その手の「他人とはちょっと違う体験」などが、圧倒的に無かった。
そうなると自分語りのネタなぞ三日やそこらで尽きる。かと言って創作増田を書けるような文才もなく、「〇〇と言えば」系のお題も思い浮かばない。そもそも他人が下着のことをパンツと呼ぼうがパンティーと呼ぼうがどうでもいい。
だが承認欲求は満たしたい。そんな浅薄な俺が選んだのは「自作自演」だった。互助会も魅力的だったが、いちいち他人のブログをチェックしてコメントを残さないといけないと知って止めた。
俺が増田を投稿する。その増田に俺が返信をつける。さらにその増田に俺が返信をつける。そんな事を繰り返していくと、ブコメやスターがチラホラとつく。「おああーーーっ。あーっ。いけない。いけないやつだこれ。」などとコメントするだけで800以上のスターをもぎ取っていく大物ブックマーカーからすれば、俺の自作自演につくスターやブコメはまさに塵芥に等しかった。自作自演してその程度だったが、それでも俺は結構満足していた。
変化があったのは先週だ。いつものようにクソ下らないやりとりを増田で自作自演していた俺のスレッドに、全く関係ないやつが割り込んできたのだ。
はた目から見れば、おかしいことなど特にないように見える。だが、そのスレッドのアホみたいなやりとりをしているのは、俺と、誰かも分からない奴の二人だけなのだ。しかも俺の書き込みが大半を占める中、「俺ではない何者か」の書き込みは1件だけ。
例で言うと、ちょっと前に「零戦が飛ぶのが不快」っていうホッテントリがあったと思うが、あの長いやり取りをしているのは9割俺で、たったひとつの書き込みだけ「俺ではない何者か」っていう状態である。
いや、確かに今までも自作自演エントリ中に俺以外の奴が書き込んでくる事はあった。ただ、今回の書き込みは、何と言うか、その・・・俺のことを知っているんじゃないかと言うか、見られてるんじゃないかと言うか、自作自演がバレてるんじゃないかと言うか・・・。単純に言えば、気味が悪かった。シュタインズゲートってゲームの中で、主人公がいきなり「お前を見ているぞ」ってメールを受信する場面があるが、今俺が抱いている感情はあの場面に近い。
この前の土日は、「えっ、もしかして自作自演ってバレてる?って言うか、俺の個人情報漏れてる?って言うか、俺の住所知ってる?」などの考えが脳裏をよぎりつつ、不安と恐怖に苛まれながら週末を過ごしていた。
そういう事を考えているうちに、ひとつの映画が思い浮かんだ。表題にある「トゥルーマンショー」だ。この映画を知らない人向けに簡単に説明すると、映画セットの中で何も知らずに暮らしている男の話だ。男は普通に人生を謳歌しているが、実は無数の監視カメラで24時間撮影され続けており、その様子は全国放送されている。家も、街も、友人も、妻さえもすべてが造り物であり、男だけがその真実を知らない。
映画の続きが気になる方は直接本編を見てもらうとして、ここでは俺の抱いている不安の話だ。一瞬でも「もしかすると、はてな匿名ダイアリーにまじめに投稿しているのは俺だけで、俺以外の増田は全部はてな運営が書いている」「俺の個人情報は全国に晒されていて、俺が増田に投稿すると通知が飛ぶ」「それを見た一般大衆は『またクセエ自作自演してるな』とニヤつきながらスマホやディスプレイを眺める」といった場面を想像してしまうと、もう脳裏にこびりついてしまって振り払う事ができない。
少し前の俺なら、「そんな事あるわけねえだろ」とタカを括っていられたが、あのエントリが、あのコメントが、あの増田が、俺を呪縛から解き放ってくれない。あれは絶対に俺の事を知っている奴にしか書けないコメントだ。
昨日は会社のPCで仕事そっちのけで「増田 正体」「はてな 自作自演」とかのキーワードで検索していた。だが、俺の知りたいような情報は一切ヒットしなかった。当たり前だ。このPCも監視されていて、俺に都合の悪い情報は遮断されているに決まっている。昼休みに、同僚にスマホを借りて同じようなワードで検索してみた。こっちでもヒットしなかった。クソ、手が込んでるな。だが俺は見た。俺が「スマホを貸してくれ」といった時の同僚の怪訝な顔を。いけしゃあしゃあと「いいけど、何に使うの?」等とのたまっていたが、お前のその怪訝な表情は一切隠せてないからな。しかし今思えば、あれは失敗だった。俺が世界の謎に気付いているという無用な情報を渡してしまっただけではないのか。いや、どうせPCの検索履歴から過去の女性経験から全部赤裸々になっているんだ、今更引き返せない。
決意して、上司のLINEに「申し訳ありませんが、本日より2日~3日程度有休を頂きたいのですが、よろしいでしょうか」と送ったのがついさっきだ。上司からは「えらく急だね。いいよ、了解」というすっとぼけた返信が届いたが、そんな態度でいられるのも今のうちだからな。俺は必ず世界の真理、人類の根源、至るべき場所に到達してやるからな。これはこの増田を見ているお前たちへの宣戦布告でもある。首を洗って待っていろ。
しかし、彼は何故私と付き合ってくれているのか全くわからないまま時は過ぎた。
だから、いつか目の前に若くて美しいスタイリッシュな女の子が現れたら、
そこで、何かに例えて考えてみようと思った。
そうだ、冷蔵庫だ。
例えば、冷蔵庫を持っていないとして、
或る日突然知らない人が、
「タダであげる」
って言ってきたらどうする?
一通り調べて不具合がなければ、
冷蔵庫をもらうかもしれない。
なるほど。
わかった。
じゃあもし、その古い型の冷蔵庫使っている時にだ。
「タダであげる」
って言ってきた人がいても、
中身も一度全部出さないとならないし、
なるほど、つまり私の他に若くて可愛いスタイリッシュな女の子が突然目の前に現れても、
彼、引き続き私を使ってくれるかもしれない!!
よし、勇気が出てきた。
あしたもこの調子で愛し続けよう。
http://thesaurus.weblio.jp/content/%E7%AE%B1%E5%85%A5%E3%82%8A%E5%A8%98
裕福な、あるいは高貴な家庭に生まれた子のこと どこぞのぼんぼん ・ 御曹司 ・ 貴公子 ・ プリンス ・ 箱入り娘 ・ 深窓の令嬢 ・ 社長の息子 ・ 良家の子女 ・ 名家の生まれ ・ 良家の坊ちゃん ・ お坊ちゃん ・ ボンボン ・ お嬢さん ・ 令嬢 ・ 良家のご子息 ・ 御令嬢 ・ お坊ちゃま ・ 社長令嬢 ・ お嬢様
世間の常識をよく知らない人のこと 常識はずれ ・ 常識知らず ・ 世間知らず ・ 非常識 ・ 温室育ち ・ 箱入り娘 ・ 世間の厳しさを知らない ・ 箱入り ・ 無菌室育ち ・ 坊っちゃん育ち ・ お嬢様育ち ・ ぬくぬくと育った ・ のほほんと育った ・ 過保護で育った ・ ぼんぼん ・ 苦労知らず
痛い腹を探られた残念な杉並区議のニュースを読んで、へえそうか、おもしれえ、と思って出てきました。
ご存じの方も多いでしょうが、2000年代初頭に規制緩和されるまで、民間で保育園を新しく作れるのは社会福祉法人だけでした。
ちなみに特養は今でも国・行政・社会福祉法人しか作れませんね。その代わり別の枠を作って株式会社が大いに参入した結果、絶賛規制緩和&老人虐待問題などが起こっていますね。
社会福祉法人は、社会福祉法という法律によって定義されてるんですが、この法律、WWⅡ直後に出来たものです。法律の成立背景はぐぐるといくらでも出てきますが、
ごく簡単に言えば、本来であれば政府がやらなきゃいけない社会福祉が、WWⅡで国が極端に貧しくなってしまったために手が回らなかったので
民間の相互扶助でなんとか乗り切りましょう、というための法人です。補助金を入れやすくするし税金も減免してあげるよ、その代わり営利目的はダメよ、となっている。
ちょっと前に「昭和の高度成長期は、保育園の役割は子育て支援よりも生活支援だった」というtogetterなども上がっておりましたが、
保育園や特養は、言葉は悪いけど「貧者向けの救済施設」という位置づけだったんでしょう。美しい国日本()は、ずっと昔から、自助が前提の低福祉国家なんですね。
話は戻ります。
それで、誰がその社会福祉法人を作ったかといえば、地元の名士、と言われる人たちです。戦災孤児院、病院、福祉施設などには広い場所と金が要ります。
必然的に代々続く地主や名主の家系の人たちが手を挙げたんですね。江戸時代から続く名主・庄屋制度の名残は明治大正昭和にかけても当然残っていましたから、
彼らからすると「民百姓のための施しをして当然」という感覚もあったんだと思います。
ノブリス・オブリーシュですね、と言えばそれでほっこりした気持ちになれる、というわけではなく、同時進行で日本では農地解放や財閥解体などが行われています。
名主・地主や地域で成功した名士などは、これらの打撃を受けて、没落する者は没落し普通の人になり、「うまいことやった」人たちは、平成の今でも名士として生き残っているわけです。
その「うまいこと」が、ひとつには社会福祉法人を脱税に使うというテクニックです(真っ当に事業をなして生き残った方も当然いらっしゃいます)。
詳しいことは省きます。というか、昔のことなのでよく知らないんですが、社会福祉法人の他に、事業法人や持ち株会社などを設立して
あれやこれやで収益を還流させて一族が飯を食い、保育園や孤児院や病院を運営してきたわけです。
一つ大切なのは、少なくない社会福祉法人が、本当にノブリス・オブリーシュを旨としているということです。福祉施設は、基本的にはろくに儲かりません。
(話は変わりますが、福祉分野で規制緩和に乗って大きくなった株式会社が不祥事を起こしているのは、「本来、儲からないもの」だからです)
ただまぁ、残念ですが、社会貢献よりもお金が大事な人もいて、そういう人が、やってはいけない・決してバレてはならねえ資金還流をやっている場合があるようです。
私が上司から聞いた話では、昔はよくやってたことで、実はそれほど珍しいスキームでもなかったんだそうで。
名士の家に生まれても、ごく真っ当な思考回路のお子さんだってたくさんいます。
潤沢に教育を受けさせてもらい親のコネで良い会社に入ったりして、金周りの良い一般人と化している人も多い。
地元の区議会議員になるとか、自分の親がやってる保育園の理事になる、なんて手合いは、残りカスか、山っ気と名声欲にまみれた輩かのどちらかでしょう。
言い切っていいのかという感じもしますね。素晴らしい方もいらっしゃるとは思いますが、私が出会った「そういう方」は全員、名誉欲にまみれた残りカスでした。
田中杉並区議のことは存じ上げませんが、まぁ、ご自身が既得権者側であり、権利を付与する側(社会福祉法人の設立認可は市区町村です)でもあるという
グレーゾーンにいることをすっかり忘れて「民百姓の便所の落書きなんて下らないことを、生意気な」と平気で言ってしまう程度の、
残念な能力とメンタリティであったとしても、まぁ、想定の範囲というか「あるある」だなぁという感想になりそうです。
彼らがこういうこすっからいことをする大義名分というか常套句が「GHQの農地解放で身ぐるみはがされて」というやつだったりします。祖父母世代から刷りこまれてきた呪詛でしょうね。
実際にはそれでも元手は残ったはずなので、何を甘えたことを言ってんだコノ、としか思えませんが。
元が地主だったりすれば、思考が保守的になるのも当然でしょうし、その天与を当然と思って差別的な言動をしてはばからないするのは、残りカスだからだったりもします。
一つ弁護してあげられることがあるとすれば、やはり福祉施設って苦労が多いわりに儲からないから、何をこのナマイキな!と思っちゃったのかもしれない。
だとしたら馬鹿ではあるけど、倫理の罪は少しは軽いかねぇ…程度の弁護ではあるけれども。
このような、社会福祉法人運営=地元議員=地主って、本当に日本中にあります。そして、同じようなことやってる人たくさん居るんですよね。
田中杉並区議がどういう素姓の方はは、当人のサイトを見ただけでは分かりませんが、杉並区には「田中家」という名家があるんですよ。
http://www.city.suginami.tokyo.jp/kyouiku/bunkazai/hyouji/1007945.html
なにか繋がりがあるのかなーと、真っ先に思い出したので。
だからええと、みんな、地方選挙なんてわからん面倒くさいって思っても、投票しに行った方がいいと思いますよ。
投票率が低いのと立候補者が少ないから、バカでも選挙に通っちゃうんですよ。
一度目に当選するのが結構大変だという人もいるんですが、地元の名士だと地元組織票が入るから。
社会福祉法人は、会計基準や運営基準に違反があると免許の取り消しや停止処分があります。
でも、いったん関係者が議員になっちゃうとさ、「悪い社会福祉法人」だったとしても、何だかんだで許可取り消しとかに持っていくのは大変難しくなりますよ。