正直言って信長秀吉家康はどれも可愛がってはくれなさそう。秀吉に鳴かせるテクニックなんてないし、いくら待っても下手なままなら家康もぶちギレる。信長は論外。というか大名クラスはみんな気性が荒そう。
良い候補のひとつは茶をたしなむ武将さんだと思う。でも美に敏感な武将さんが鳴けないホトトギスを可愛いと思ってくれるだろうか?それが味わいだとか思ってもらえれば良いのだけど。
一番は何不自由ない御曹司なのに弱い立場も知る武将さんかな。真っ先に思いついたのは秀頼さんだけど最終的に焼かれるしな……。飛べるから逃げるのは簡単だけど後味悪い。やはり氏真さんか。なんだかんだで生き延びるその脇にはいつも鳴けないホトトギスがいたとか、ちょっとありそうじゃない?
戦国時代を代表する茶人・文化人で、没落した名家の御曹司として生まれて家門を立て直し、愛妻家としても有名な大名がいるじゃないですか…!
得意分野を活かせないようなやつをおもしろがってくれるってことは 実力主義でも権力主義でもないってことになると思うけど、 そんなロマンチストが大名として生き残れるわけないだ...