はてなキーワード: 芸事とは
仕事でかなり遅くなって、深夜結構深めの時間に会社の人と相乗りでタクシー乗ったら、
相乗りしてた人の家付近に着き、自分が一人になってすぐ、芸事をやっている息子(40代独身だが曰くイケメン)自慢が始まった。
具体は割愛するが、その芸事をやっている自慢の息子の教育について、いかに自分が素晴らしい教育方針に則り息子を育てたか、そして自分という人間はいかに有能で多彩で天才(自分で言ってた)か、という話が帰り道のおよそ20分間続いた。
こちらもネタとして自ら火に油を注ぐかのように付き合ってたフシはあったのだが、自宅付近に着いてもなお止まらないマウンティングにはさすがにええ加減にせえやと思った。
しかし、このおじさんのマウンティングとの出会いで、歳を重ねてもこういう人間にはなりたくないなあと改めて気付けた。
気をつけよう。
元増田の言うところの「趣味の延長で小遣い稼ぎがしたい主婦」がたくさん存在するのは、昔からよく知られている。
こいつらの生態に詳しいのはフェミニストたちで、彼女らからは蛇蝎のごとく嫌われている。
フェミニストに多い社会学者たちが、こうした主婦らの様々なデータを大量に集めて憎しみを込めて「分析」してるよ。
こうした主婦がしたいのはあくまでも「小遣い稼ぎ」であって、「稼ぐ」気はない。
だいたい、「男に食わせて貰う生活が嫌だから自力で稼ぎたい」人間が、雑貨作りの教室に通うわけないだろ。
(せめてTACに通え。)
旦那の稼いだ金を使って覚えた芸事で、旦那の稼いだ金を使って「ビジネス」を立ち上げ、旦那の稼いだ金を補填しながら赤字で操業する。
主婦の立場をフルに生かしつつ、私はただの主婦じゃないわよという顔もする、自堕落なクズどもがこいつらだよ。
当然、不倫くらいするわな。
生まれてこのかたカスの私は「明らかに乞食目的のクラファンページを見る(金は出さない)」という悪趣味があるのだが、その最中に出会ったVtuberが彼女(仮にV子としておく)であった。
大好きな歌を歌ってみんなに届けたい!
そんなキラキラした夢がありつつも資金が足りずPCや機材が準備できないV子は、ついにクラファンに手を出すことにしたのだろう。
高校生か大学生だろうか、少ない貯金をやりくりしてでもどうしてもVtuberをやりたいのだ、なんて健気な子なんだ。やたら顔文字を使っておりイマイチ真剣みが感じられないところにも、若さというか幼さが感じられる。
V子に興味が湧いたカスオタクは、リンクから彼女のTwitterを覗いた…のだが。
ネットリテラシーって知ってる?と思うほど、個人情報が出るわ出るわ(本名の下の名前、生年月日、血液型、身長、胸のサイズ、最終学歴、居住都道府県)!
マジ…………?
二十代のいい歳なのに、「この衣装は戦う時にはフォームチェンジして〜(以下クソ長くてどうでもいい設定)」だの、「神界生まれだからお勉強は苦手なんだ(//∇//)」だの、中学2年生がノートにまとめててもアイタタタ…となるような設定がてんこ盛りだった。
加えてその超重要(笑)な設定は徹底されておらず、普通に中の人の情報までペラペラ喋っている。神の子なのに派遣社員なんだ…しかも中卒なんだ…みたいな、赤裸々な事情が丸わかりである。
など、いやマジで社会人か!?背伸びした中学生でなく!??と壮大な釣りを疑ってしまったが、V子は至って真剣だ。毎日のようにクラファン支援のリツイートをし、達成率0.1%のまま数ヶ月頑張っている。こいつに支援するやつもなかなか勇気と根性があると思う。
さらにV子は、「専業Vtuber目指します☆」とまでのたまっている。すごすぎる。神界生まれの彼女の目には、人間界の現実など見えていないのであろう。貯金額は約10万(これもツイートしていた)、歌ってみたは現時点で全てカラオケ収録(しかも全部2桁再生)の彼女が、専業Vtuber!?
私は震えた。
人は安定を求めるものではないのか。学歴がなくとも地道に資格を取るなどして働く、結婚して家庭に入り主婦になる、など無難かつ堅実な道を選択するものだとばかり思っていた。芸事の道を選ぶものなど一握りだと決めつけていた。
けれど、V子は違う。
インターネットリテラシーも資格も金も技術もない、他人に勝るような部分は自己肯定感ぐらいの彼女が、Vtuberで飯を食おうとしている!
なんて無謀なんだろう。社会人のくせに化粧もしない、貯金もないし友達もいない、やることといえばゲームかお世辞にも上手とはいえない二次創作ぐらいのV子。
可哀想に……。
Vtuberのコンテンツとしてはクソほども面白くないが、彼女の生き様は見ていて興味深い。以前バズった某メガネをかけたbotと似たようなスリルを味わえる。
シン・エヴァを見る→庵野の妻の漫画・監督不行届を読む→女帝って漫画を知る→無料アプリで女帝を読む
特に美濃村社長と佐和ママが死ぬとこは泣いた。でもあそこらへんがピークで、あとはなんかもう勢いが衰えて蛇足だよね。
困った時はま○こで解決!ザ・ま○こパワー!ヤクザに変わっておしおきよ!って感じで、大変パワーがあってめちゃくちゃ面白かった。
面白かったから続きの花舞も読んでるけど、結局は母親のま○こパワーに依存し切ってるイキりクソガキって感じで応援出来ない。
血筋が全てのウマ娘プリティダービーの世界ならば、梨奈はワンチャン彩香に勝てたかもしれない。
彩香もいくらアタイ水商売の女なんよと言い張っても所詮は総理の娘。アスファルトに咲いたペンペン草のフリをしていた綺麗な薔薇だし、明日香に至っては血の繋がらないヤクザのコネクションすらフル活用だドン!
梨奈の己の身を張ってまで愛する息子を守ろうとする姿は般若そのものだが、スケコマシに騙され身も心もボロボロの娘に「這い上がれ!」と曰う彩香よりは億千倍母性を感じる。
明日香も夢中になったヨン様似のスケコマシにハメ撮りを撮られた上に一億も強請られて「大変!刺さなきゃ!」ってなってしまう、最高に頭悪くて感情で生きてる女オブザの女・梨奈。世が世なら覇権が狙えたのでは...?(何の覇権?)
というわけで、今はもう花舞を読むモチベが全く湧かない。
どうせ明日香が優勝するんでしょ?知ってる。
借金を背負い風呂に沈んだ地獄から来た女こと薫を始めとした女帝時代の気の狂ったライバル達を知っているからこそ、荻美も三千歳も全く物足りない。
「せや!うちのぶぶ漬け喰らえどす!」とか言ってアツアツの茶漬けを顔にかけて火傷させようと画策するとか、「せや!鴨川に沈むどすえ!」ってぽっくりで飛び蹴りするとか、もう少し千年王都と京女の維持と誇りを見せたらんかい!!!
その安心感からか、あんなに読むのを楽しみにしていたのに今やアプリのチケットを持て余している。
女帝はいつ彩香が蹴落とされるかハラハラした。けど明日香は安泰。超安泰。地震が起きようと、揺らぎようが無い安心感どすえ。
結局は、女帝も自分のま○こコネクション&パワーで成り上がる女版島耕作。しかし、彩香はそれなりに苦悩し、人との繋がりの大切にし、努力していた。しかし、明日香ら肝心の芸事や知性は一才使わず、何から何まで「(母親の)ま○この力がピンチを救う!ま○こ最高〜!」って感じだから、もう振り切って宇宙人に攻め入られてま○こパワーで地球を救う宇宙編をやって欲しい。
時は20XX年ーーー。
地球は、外宇宙から現れた高位知的生命体により侵略を受けていた。既にEU諸国や欧米の都市は壊滅。かろうじて生き延びた人類は、日本を防衛最終拠点にしていた。伊達のおっさん達はイタリアやNYマフィア達と国を超えたヤクザ連合を組み、仁義と武力で宇宙人達に立ち向かう。しかし、そんなものは圧倒的科学力の前には蚊ほどにもならず時間稼ぎにしかならない。京都に積み重なる死屍累々と止まぬ血の雨。祇園ももはやこれまで...というところで、芸妓姿の明日香が「ならば...うちを抱くどす!」と現れる。
そうして、明日香ぎ宇宙人に身を差し出すことで祇園はもとより世界は救われたのだった。
数年後ーーー。宇宙中から来るお客様相手にひっきりなしにお座敷予約が入り、祇園はもとより日本の経済は鰻登りの大回復。不景気などなくなり、国民のGNP?GDP?は、これまでの五千倍になった。そうして人々は、女帝を超えた伝説となった明日香を讃えた。彼女の偉業は教科書に載り、石碑にも刻まれた。そうして「流石、女帝の娘や〜〜〜!」って地球中が明日香のま○こに感謝するエンドだったらめちゃくちゃ面白いんだが...。
そうそう、宇宙人に攻め入られてる最中に大切な息子を殺されて覚醒した鬼女・梨奈がブチ切れた結果、宇宙人達を火の国の女の秘められし力でばったばったとなぎ倒し、結果として彼女自身が英雄として祭り上げられ本人が望んだ権力の頂点に収まるのも良いと思う。
とういわけで梨奈、頑張れ!超頑張れ!女帝親子に負けるな!!!
ご静聴、ありがとうございました!
抱きしめてtonightのダンスみて、体格ががっしりしてて手が大きくて、顔も骨ばっててすごい男っぽいし、脚をきれいに高く上げるのもかっこいい。
歌う時に大きな口で白い歯が見えるのも素敵で、鼻筋が通ってて目が涼やかで、さわやかでめちゃめちゃ美形。
ただ、目が違う所を見ているというか、夢見てます、って目をしてる。変な所を見ちゃってる訳でも、キョロキョロしている訳でもなく、どこか遠くを見てて不思議な動きをする。だから目を追ってしまう。
そして歌い方が独特。よくモノマネされるけど、確かにモノマネどおりのしゃべり方で歌う。ちょっとヘン。でも、妙に癖になって何度も聞きたくなる。
ダンスも、キレがあってスタイル抜群ですごいんだけど、どこかロボットっぽい。何がロボットぽさを出してるのかよく分からない。見てて「かっこいい」と思うのに同時に、何か違和感がある。
トークになると、急に子供っぽい感じになって自分のペースで話し出す。見た目の、落ち着いた大人の男性としてかっこいい感じとアイドルとして可愛いがないまぜになる。
要するに、人を夢中にさせる要素が詰まってるのがトシちゃんなんだと思う。
もっと完璧な見た目、パフォーマンス、トークはあるだろうけど、それだと人はここまで夢中にならない気がする。
全部ちょっとずつずれていて、それが個性であり魅力なんだろうけど、絶妙すぎてくせになる。
面白い生き物感があるんだよな。
何でもできそうになった日じゃなくて、少しは何かできたかもしれない日の話。
母方の祖父母はどちらも素晴らしい人だ。いつも穏やかにしていて、人格者で、思慮深く優しい。みんなからも当たり前のように愛されていて、毎年昔の教え子(夫婦である芸事の教室をしている)からの年賀状や誕生日プレゼントが大量に届いてお酒が飲み切れないと笑っている。
そういう人が僕のおじいちゃんとおばあちゃんだった。そんな彼らから僕はまた当たり前のように愛されていた。会う頻度は少ないけれど、わかる。会うたびに見せてくれる笑顔や、優しかったり厳しかったりする言葉、とにかく彼らがくれるものすべての細部に愛が籠っていた。
当たり前のように愛してくれて、だから僕も彼らのことが大好きだった。
でも僕は傍目ではいつも彼らによそよそしくしていた。わざとしていたわけではなく、、つまり、話し方もちゃんとした甘え方もよくわからない、親の背中に隠れる子供のまま礼儀正しさだけ身に着けてしまったんだと思う。彼らはそういう僕を分かってくれているのかそうじゃないのかよくわからないけれど、とにかく驚くべきことにそれでも優しかった。当たり前だけど申し訳なかった。僕は受け取った分の 1mm でも返せているのかな? といつも疑問で、だからいつからか二人が笑いかけてくれるのもなんとなく気まずかった。
祖父母のことだけじゃない。何もかも勇気がなくて。先延ばしにして。僕はそういう人だって分かってたからもうなんでもいいかなと思うことも多かったけど、それでも祖父母のことだけはずっと僕を非難していた。多分、僕に本当に大事に思える他人は少ないから。大事になんてできてないけど。
何でもできそうだ思った夜が何度もあり、同じ数だけ何もかも無理だと感じた朝があった。
そういう日のうちに、あるキャスを聞いた。
「親みたいにずっとお世話になっていた人に会いに行って、ご飯を作ってくれたときに、お皿を洗えて(ほんの少しでも恩返しできたみたいで)良かった」という話だった(わたしの語彙...)。
こう書くとよくある話かもしれないけど、僕は彼女(キャス主)が僕のように何にもしてこなかったような人ではないことを知っていた。つまり恐らく彼女が会いに行ったのも、連絡を取ったのも普段の積み重ねの延長上にあって、、
でも普段からそうしていたとしてもまだ「お皿を洗う姿を見せられて良かった」なんて思うんだと、そう思った。それからたまたまそのとき彼女を少しだけ身近に感じていたのもあった。普段から尊敬する彼女の中に素朴なものを感じて、うまく言えてないけど、とにかく僕にも何かできるし、躊躇ってることがあるなら前に進みなよって言われてる気さえした(なにかこちらに語りかけてくれたわけではない。多分周囲にいい影響を与える人ってこういう人のことを言うんだと思う)。それでその日は遅かったので明日とりあえず祖父母の家に電話してみることを決めて寝た。
翌日よくわからない時間に起きて、頭が回りだしたのは午後。その日は休日だったけど夜にちょっとしたプレゼンをしなければならず、その資料作成をしていた。
正直めちゃめちゃ忙しくて、明日でいいかなーと思ってた。ぼんやり考えていたけど電話をして何を話したらいいかいまいちわからなかったし、ちゃんと話すことを考えてまとめる時間が欲しかった。
ただ、キャスの彼女がまたお世話になっていた人に連絡を取ったっていうツイートを見たとき(確かにまた連絡を取りたいと言っていた)、見て、作業に戻ろうとしたけど、うまくできなくて、スマホを手に取ってたまたま充電がなかったことに気づいて逡巡した挙句財布を持って公衆電話に向かった。
一度、電話番号を覚えてないことに気づいて戻った。話すべきことは歩き出せば意外にもすぐ決まった。国道沿いのコンビニで車のうるささに辟易したけど一度深呼吸して、右耳を袖で塞いで左耳に受話器を当ててダイヤルした。僕から祖父母彼らに掛けること自体は初めてはなかったけど、自発的なものは初めてだった。
正直すぐには意味があったのかどうかもわからなかった。言いたかったことは1割も伝わったかどうかわからないし、そもそも僕が電話を掛けた意味を相手はすこし取り違えて理解したようだった(大学を辞めたことの謝罪をしたかったのだと思われたみたいだった。もちろんそんなことが一番言いたかったことではない)。
こんなんで僕は少しでも彼らを大切にできたんだろうか? その片足でも上げられたのかな。そういうことをぐるぐると考えていた。
でも最終的に、少なくとも僕がこのきっかけを後悔することを彼らは望まないよな、と思った。僕は間違いなく愛されていて、それには自信があったから。
思いつく限り。
デュフフフエロイっすねー作者もエロエロなんだろうなーみたいなのは全然平気なんだどなにこれ……
主人公は「仕事はさっぱり、でもコスプレ配信での評価は高い(それもイベントを勝ち抜くほどガチ勢ではない)」というネット社会にありがちな女性です。
ある意味「現代人の病」でもあり、ネットで芸事を発信している人が陥りがちな「壁」を描いた作品でもあります。
エロマンガとして肉厚でエチエチなこともさることながら、それ以上に主人公に感情移入できる等身大なところが作品に没入感を生んでいてすごくいいんです。
さすがに自分が作った同人作品の感想でこんなん書かれたら目が点になるわ・・・
そんなもん狙ってねえよ!
尾崎だの山田かまちだ、長渕の言ってるナルシシズムな青春より、ギークな方面しか興味がない奴らがその頃にもいた。
潜在的なギークたちは80年代のネアカ、ネクラという今で言う陰キャ陽キャに相当する用語のターゲットになるまいとして自らを隠し通さなければならなかった。
いまやギークな人々は口を揃えて洋画劇場のバルスを唱え、Twitterのサーバを落とす程になった。
どっちがいいかといえば表面的に倒錯的で内面は冷え切っているオタク、表面上クールぶっていて内面が倒錯だらけの尾崎ファンが入れ替わった程度だと勝手に思っている。どちらがいいとかそういうものでもない。
俺たちは夜の校舎の窓ガラスに興味がない。なぜなら家に帰ってアニメを見るからだ。
VTuberにスパチャしたけど読まれなかったとか最近反応してくれなくなったとか、その手のお気持ちで吹き上がっている輩を最近目にするけど、それはお前のコメントのタイミングがズレていて面白くないからだよ。
面白くないだけならまだマシだけど、配信者の活動の妨げになってることすらあるよ。配信者のファンだとか配信好きだとか名乗るなら、お前が熱を上げている対象が提供している「配信」という芸について理解しろよ。
配信者ってのは文字通り配信を生業として人生かけてやってる芸人(近年のお笑い芸人に限定した意味ではなく、広く芸事を職業とする人)であって、配信者の芸とは「面白い配信をすること」なんだよ。
配信者のトークが好調に回っている最中とか、ゲーム実況でボスに挑戦してるとか、そういうタイミングで投げられた無関係な内容のスパチャに反応なんか出来るわけないんだよ。「面白い芸の流れ」が切れるんだよ。
ミュージシャンでもお笑い芸人でも舞台役者でも何でも良いけど、なにか別の芸事に置き換えて考えてみろよ。
今まさに大勢の観客が盛り上がっている最中、流れに乗っている芸を、額面がどうであれ一人の客からの投げ銭が飛んできた程度で止める芸人なんか居るわけがないんだよ。
どんな場面でも「面白い芸」を見せる事ができるから芸人は芸人として生きていけるのだし、それをわかっているファンなら芸の邪魔をしないように観客席での振る舞いに気を配るもんだろう。
お前が配信をよく見ている人種なら、配信の内容に反応した通常のコメントが、場合によってはスパチャよりも優先して拾われている場面を見たことがあるだろ。
あれは内容に対して適切なタイミングで面白いレスポンスを返していて、「読んだら配信が面白くなる」コメントだから読まれてんだよ。
あの手のコメントの投稿者は「面白さ」とは何かってのをちゃんと理解してる人間で、配信内容を受けて当意即妙に面白い内容を考えて投稿しているし、配信者もその面白さが理解できるから反応するんだよ。
いわば即興大喜利のお題、ラジオの投稿コーナー、歌舞伎の大向うの掛け声みたいなもんで、熟練した観客が壇上の芸を受けて自らも芸を披露する、その相互関係が面白さを生み出しているんだよ。
その点、額の割に大した反応が貰えていないスパチャってのは、どれもこれも配信の内容とクソほど無関係な内容を意味不明なタイミングで投げていて、配信の面白さに寄与しないようなやつばっかなんだよ。
ただ一方的に愛をぶつけているだけだったり、個人的な事情を盛り込んだ私信的な内容だったり、配信内容とは全然無関係に〇〇と言って欲しい、〇〇やってほしい、みたいなやつだったり。
別にスパチャで配信者から反応してもらおうって考え自体は否定しない。元々そのための機能として用意されているものだし、自分の好きな配信者から直接反応がもらえたらそりゃ嬉しいだろうよ。その気持ちはわかる。
ただ、配信の盛り上がりどころでこの手の内容を投げ込むのは、「今のあなたの配信の内容には全く興味はありません」と言ってるようなもんで、完全に配信者の活動を蔑ろにした態度なんだよ。
お前は確かに少なからざる金額を配信者に支払った上客かもしれない。それでもあくまで大勢いる客の中のひとりでしかなくて、配信者はお前一人のために配信してるわけじゃないんだよ。
お前の「配信者への愛」とか「配信者にやってほしいこと」はお前一人の願望だけど、他の視聴者は全員「その配信者がやっていること」を見るために配信に来ているし、配信者はそんな視聴者全体の方を向いて配信をやっている。
配信者が「大多数の視聴者はこのスパチャの内容には興味がないだろうな」と判断したら、それでも他の視聴者が楽しんでいる流れを切って反応してやるか、それともスパチャ自体をスルーするか、どっちを選んでも損な二択を強いられているんだよ。
お前のスパチャを見た配信者自身が内心では「ちゃんと反応してあげたい内容だ」と思っていたとしても、タイミング次第では雑に対応せざるを得ないんだよ。それはスパチャを送ったお前にとっても、雑な対応をせざるを得なかった配信者にとってもすごく不幸なことだ。
配信者のファンだ、愛しているんだと主張するなら、愛の証明としてファン歴とか配信への張り付き度合いとか使った金額とかを誇るより前に、お前が愛する対象とその活動について理解すべきこと、想像して思いやるべきことがあるだろうよ。
愛する人の活動内容をしっかり理解して、最大限楽しい配信を出来るように気を使ってやれよ。反応を求めるスパチャを送るにしても、配信の流れを汲み取って然るべきタイミングにしろよ。そういう配慮があってこその愛だろ。
配信者が人生かけてやってる芸の性質も面白みも分かってねえ、今やっている内容さえどうでもいいと思ってる、そんな人間が一方的に好きだ何だと言い寄ったところで、配信者が良い反応を返してくれる可能性はゼロだよ。
だよね。常識的に考えて。
楽太郎はあくまで落語家なので、顧客(ファン層)はおっさんが多いし、割とクズエピソードも結構ある業界なので人となりよりも芸事が重視されるような文化だから、
顧客もそれは受け入れているから癇に障る方はそう多くは無かったわけで。(類義語:桂文枝)
対して、渡部さんの活躍となると、ここ10年で王様のブランチ、ヒルナンデス、相場マナブみたいなどいわゆるF層をターゲットにした露出があまりにも目立つようになった上に、
有名人と結婚して仲良し夫婦アピールまでする営業なんかしてたもんだから、そら顧客に対しての裏切りは楽太郎のそれとは全然違うよね、と。(類義語:東出昌大)
まだF層狙いなんかせずに黙々とコントやり続けたり、有吉にイジられ続けてキレるだけの芸人的な活動だったら傷は浅かっただろうに。
特にコントなんかはアンジャッシュっていうジャンルが確立されつつあるくらいの完成度の高いレベルにあった訳だからまあ勿体ない。
割と常連だった笑点もこれで出られなくなるのかな。笑点に出てるアンジャッシュ結構好きだったんだけどな。
ちなみに毛色がちょっと違うけどナイナイ岡村はスキャンダルで、チコちゃんに釣られたF層には激しく嫌われたと思われるが、
騒動の発端となったラジオ自体が岡村の陰キャっぷりに共感して20年も応援し続けた陰キャ男子のたまり場だった上に
だいぶ前(多分数年前?)、確かTwitterで流し読みしてそれっきりになってしまった話を探している。知っている人がいたら情報が欲しい。
ヤクザに売られた女性の話。話をまとめるのが不得意であるのとうろ覚えということもあり箇条書きで覚えている事を挙げてみる。
・投稿主は店番をしていて、ふと入ってきた年配の女性が自分の身の上話を始める。という始まり方。
・女性の両親はヤクザから借金をしていて、度々取り立てに遭っていたという。
・ある日、取り立てに来たヤクザが提案をする。このまま借金を返し続けるか、借金をチャラにする代わりに娘(女性)を嫁に寄越すか。両親は娘を売ることに決めた。
・それから女性はヤクザの妻として生活を始める。舎弟?は気さくに話しかけてくれるが打ち解ける気にはなれなかった。
・ある日、ヤクザ同士の紛争が勃発。夫に「お前はクローゼット?の中に隠れてろ。絶対に出てくるな。」と言われる。外では銃や喧嘩の音、怒号が飛び交っている。
・紛争が終わり、クローゼットから出てこれた。「もうこの生活に耐えられない。離縁してくれ。離縁が無理なら今すぐ殺してくれ」と夫に懇願する。
・夫は離縁に承諾。離縁後の生活に困らないようにと家や車などを用意してくれる。
・離縁後は日舞か茶道か芸事を嗜んでいたので教室を開くことで収入を得ることができた。
・両親の居場所も教えてくれたが、自分を売った人なので今更と思い会いに行くこともなかったので両親のその後は知らないまま。
・あれから再婚する気は起きずずっと独り身のまま。今となってはドラマか映画を見ていたような気分だ。
2000年代に「会いに行けるアイドル商法」が確立されて以降の
アイドルとかのオタク(一般用語としてのアニメやゲーム好きの意味ではなく)って
近代以前の芸事を支えていた「旦那」とか「パトロン」の薄い水割りなんだよな
テレビもレコード(※古語:CD以前の音源媒体のことね)もなかった
江戸時代とかの歌舞伎役者とか落語家てのは「会いに行ける」のほうが普通で
この「旦那」とか「パトロン」てのは、ごく少数の金持ちの道楽だったんだよ
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今後コロナウイルス蔓延でいろいろな最新とされるビジネスモデルが崩壊して
(どこの国も国境封鎖で経済グローバリズムはしばらく停止やむなし)
芸能もまた然り、て話なんだろ