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はてなキーワード: GCPとは

2023-02-07

オレオレAudbleを作ろうとしてる

自炊した書籍PDFデータとかをOCRに噛ませる→更に音声合成システムに噛ませてオーディオブック化するっていうのを試してる

法的にはよく知らんけど私的利用なら多分大丈夫

テキスト化までは成功してて、試しにvoiceboxに読ませてみたんだが流石に誤読が多すぎる

adidasもエーディーアイディーエーエスって読むからなんのこっちゃってなった、まあそういう用途は想定されてないわな

Amazon PollyかGCPText to Speechデモ試したら良い感じだったからこっち試そうかな

毎月400~500万文字くらい無料らしい、そこそこぶ厚めの技術書でも文字数は10万とかだったりするからまあ事足りるかな

明日はそっち試してみよっと

2023-01-12

anond:20230112221133

・色んなこと満遍なくやりたい

・やべー案件に何年も磔にされたくない

これが多様なサービスアプリ作ってみたいという話なら高単価SESに行くしかない。

かなりの経験を積んだベテランじゃないと入れない世界出身学部も見られるから相当に厳しいと思う。

フロントバックエンドインフラなどもやってみたいという話なら自社でウェブサービス運用している上場企業正社員で入るのがいいだろう。

ただし正社員ということはリリース日には何が何でもサービスインさせる立場になるということでもある。定時退社の社風であっても進捗上がってないなら稼動上げて対応ということは普通にある。

派遣で入ればそういうことは無い。上場企業ならコンプラ厳しいからね。でも数ヶ月程度、長くて数年のスポットになることがほとんどなので長期的にはどうなんだろうな。

ここでは俺の経験を踏まえて「自社でウェブサービス運用している上場企業正社員で入る」という前提で話す。

アピールすると良いのは使える言語インフラの知見、構築と運用経験

全部が強い必要は無い。どれか一つが強くて他はまあなんとか程度でいい。逆に言うと全くダメですが一つでもあると厳しい。

使える言語では、C#,Javaを大きめな規模のバックエンドとして使ってるとこが多い反面、対応できる人はフリーにも派遣にもたくさんいるのでちょっと弱い。SIer出身コード書いてたなら当然できるよね、というレベル

今ならtypescript(javascript), pythonあたりができてgo あるいは Rust勉強してます、というのがけっこう強い。

分かってると思うが言語が使えるというのは、まっさらPCを与えられて主要なウェブフレームワークセットアップしてローカルホストを立てるとこまでを含む。

JavaならSpringboot+gradle+JUnit、PHPならLaravel、pythonならdjangotypescriptならNode+React+knex、あとJestかDreddも入るかな。

インフラ知識では、クラウドオンプレ両方のメリットデメリットを把握しているとよい。

AWS,Azure,GCP,Oracle Cloudのどれでもいいけど実際に使った経験があるとよい。俺は個人GCP契約してkubernetesVM、LBを使っている。

ネットワーク知識は薄くでも持っていた方がよい。HTTPとかcookieとかセッションとか知りませんCORSって何ですか?レベルでは無理。まあここら辺はウェブサービスを作れば必ずやるので大丈夫だろう。

LetsSSL証明書を作ってopenssl検証してnginx適用してHTTPS化ができるならアピールになる。

dockerはもうそろそろ使えて当然のレベルになってきているので必須。実際ウチではdockerが分からない使えない人は面接へ進めないようになっている。

構築と運用では、予算内に収まるような構築と運用サービスインした後のトラブルシューティング経験があるとよい。

常にコスト意識を持っていることが必要クラウドは油断すると100万程度すぐ飛ぶ。コスト意識が無い人を運用担当として採用することは絶対にない。

トラブルシューティングで重視されるのはベンダー対応よりもエンドユーザー対応の方。

サービスを早急に復旧させること、そのためにどういう仕組みが必要なのか、構築するところから語れる知見があるとよい。もちろんそこにもコスト意識必要

CI/CD、PrometheusやDatadogによる監視アラートについて語れるとよい。

CI/CDを扱うということは当然gradle,maven,yarn,シェルスクリプトは書けて使えてwebpack,minify,Jenkinsコンフィグもできるということである


どうだろう、かなり雑に書いたが雰囲気は伝わると思う。

あ、git使えないは論外。もし使えないなら今すぐ使えるようになるか諦めるかのどちらかで。

2022-11-14

もうGoogleって何も生み出してなくね?

GAFAとかGAFAMとか言われるけど、Googleだけ実は何もしてなくない?

Facebook賛否両論あるけど一応メタバースやってるし

AmazonAWSAppleシリコン含めていろいろやってる

MSはWin11やWSLとか結構やってると思う

Googleって墓場象徴されるようにやってもやっても失敗してる

Google+とか壮大に滑ったしGoogleレンズもクソ滑ってるくせにメタバースとかVRには来ないっていうね

GCPAWSに比べて高いし全然進化ないし、G SuiteもOpenOffice全然更新しないからやる気なさ過ぎって批判されてる

Stadiaは荒らすだけ荒らし撤退かいうクソみたいなムーブメント

Pixelを定期的に出してるけど一向にiPhoneに勝てる気がしないし、というかスマホ系はもうやること無くない?

結局は検索エンジンMapストレージAndroidぐらいであとはまぁEarthPhotoぐらいかな?

でもこの辺って10年ぐらい前からやっててここ10年ぐらい何もやってなくない?

2022-11-07

anond:20221107153604

これに関してはAWSGCPのDXが極めてクソだから相対的にそう見えるだけと思う

anond:20221107134816

こういう意見は当然だと思う。

めちゃくちゃGCP推しベンダーとかもいるし。

最終的には決定者の趣味だと思う。

2022-10-13

anond:20221013145402

ほいノ

学歴

中学ん時の偏差値は60くらい。

高専行こうと思えば行けたんだけど、実家離れるの怖くて偏差値45の工業高校へ。

もう全然馴染めなくてさっさと中退

17歳までニート

18歳までフリーター

18歳〜21歳まで定時制に通った。

英語個人的にそこそこ勉強したけど、数学なんかはⅠの後のAが半分も終わらなかったレベルバカ校。

大検で足りない単位取って3年で卒業した。

職歴

21歳〜24歳まで契約社員

この時期は暇で、なぜかやる気に満ち溢れてたから、TOEIC700近くとか日商簿記2級とか色々資格を取った。

24歳でうつになって、30歳くらいまで日雇い派遣無職を半々くらいでリピートしてた。

30歳で製造業正社員になった。

これが人生初めての正社員だった。

やってる仕事は大したことなかったけど、幸い仕事中にPCをめちゃくちゃ使うのでやりたい放題だった。

この時にプログラミングを始めた。

33歳で正社員社内SE転職

年収めっちゃ下がった。

34歳でWebスタートアップ転職

ここで年収どんどん上がった。

36歳でうつが再発して辞めて今に至る。

プログラミング遍歴

略歴・技術スタック

基本は、仕事で使えそうなもの必要ものをその都度吸収していった感じ。

Webが中心ではあるけど、組み込みとかのハードが絡む分野以外は結果的に広く浅く手を出してる、つもり。

言語的なやーつ
Excel VBA 1年
VB.NET半年
JavaScriptNode.js 4年
HTML 1年
SQL 4年
GAS 3年
C# 1年半
TypeScript 2年
Java半年
C++半年
ラダーFB三菱シーメンス 1年

実務経験があるって胸張って言えるのはこれくらい。

大体習得順。

他には、Python、Julia、R、Fortran、Rust、GoDart、Shell、Deno、CSSなんかは少しずつかじってる。

最近Webに関してはほとんどJSTS)で済む感じになったので楽。

なんでPLC最後やねんってツッコミは置いといて、Web系寄りでラダーも触ってるって人は観測範囲ではあんまりいないので、それが俺の数少ない強み。

それ以外のなんかなやーつ

RDBPostgreSQLSQL Server、MySQLSQLiteの順で実務経験あり。

NoSQLはFirestoreが実務経験あり、実務なしだとNeo4jとか。

PaaSGCP(Firebase)、AWSの順で実務経験あり。AzureADVM周りをちょっと触った程度。

Dockerはよく使うけどKubernetesとかまでは行ってない。

後は産業用の通信プロトコル的なやつを無駄に色々触ってる。Modbus TCPとかORiNとかCC-Linkとか。PLCもそうだけど、あの辺は日本ドイツアメリカが未だに既得権益で幅利かせててまじで闇深い。その代わりそれをブレイクスルーできればめっちゃ稼げる分野だと思う。

閑話休題

俺のキャリア形成方法と、簡単アドバイス

まずはカイゼンをしよう

フリーターでどんな仕事してるか知らないけど、仕事で一日の半分が無くなっちゃうじゃん?

から、その時間をまず有効に使う。

以下、俺の場合ね。

次長クラスの人が「この製造番号でクレームがあったんだけど、作業当時どんなことあったか覚えてない?」みたいなことをわざわざ現場まで何度も聞きに来るんだよ。

作業したのなんて半年前だったりするから一々覚えてないっすよ、って言ってるのに何度も聞きに来るからイラッとして仕事用のPC勝手Excel業務日報を付けるようにして、イントラファイルサーバーに置いて「そういう時はこれ見て下さい。次長の貴重な時間が勿体ないです」って言ったのよ。

それだけでめちゃくちゃ喜ばれる。

で、今度はその次長が「この製造番号どれくらいの時間作業終わった?」みたいなことを現場までわざわざ何度も聞きに来るから、俺はその時またイラッとして、Excelストップウォッチもどき作って製造番号とか工程ごとに時間計測して記録して、やっぱりファイルサーバーに置いて「これ見て下さい」って言ったのよ。

それでまた、めちゃくちゃ喜ばれる。

俺のプログラミングの始まりは、ひたすらそれの繰り返し。

最初プライベート時間結構使ってやってたんだけど、そういう周りに喜ばれる効率化を繰り返してると、少しずつ業務時間内で自分スキルアップに直結する時間を作れるようになる。

自分でこれ面倒くせーな、効率よくできねえかなって思ったら、じゃあどうやって?てのを考える。

これがカイゼン英語Kaizenって言っても通じる。

ちなみにPCがなくても、たとえばメールアドレスさえあれば今の時代カイゼンはできる。

大きな会社に勤めてるとかだと使うのが難しいんだけど、IFTTTとかが良い例かな。

https://ifttt.com

これはiPaaSっていうサービス一種で、まあ言葉意味は覚えなくて良いんだけど、要は「イベントAが発生したら別のイベントBを起こせ」っていうのを登録して、自動化できるWebサービス

例えば、あなた日雇い会社にいて、毎日違う現場に働きに行くとする。

で、出勤前、現場到着時、勤務終了の時にLINE毎日報告しなきゃいけないとする。

で、その報告を受けた事務方は、Googleスプレッドシートにその都度入力する。つまり、それだけの為の事務員が一人いる。

面倒くさいし、お金がかかる。

そこで、「特定グループLINEを受信したら(イベントA)、特定Googleスプレッドシート情報を記録せよ(イベントB)」っていうのをIFTTT登録すると、少なくとも事務員入力の手間は省けるってえ寸法だ。

IFTTTはたくさんイベントを処理させたい場合は有料になっちゃうけど、個人で試すぶんにはクレカ登録しなきゃいいだけだから試してみるといいよ。

プログラミングを学ぶならN予備校

月1000円で学べる。コスパは圧倒的。

テキストベースだけど、Web講義とかチャット質問できる。

入門コース学習に180時間と公称してる)がしっかり理解できていれば、Webで大抵のものは作れる。

ただし、大筋は問題ないんだけど、細かい部分で最新技術キャッチアップできてない可能性があるので、そこは注意した方が良いかも。

https://www.nnn.ed.nico/pages/programming/

安定志向なら中小企業社内SE転職する

N予備校の入門コース終わらせたら、基本情報技術者応用情報技術者を取る。

そしたら、職歴書の作り方次第で中小企業社内SEにはまず転職できる。

中小企業社内SEは、ITリテラシーの低い社員が多い中で「Excelセルの色が変わらなくなっちゃったんだけど!」とか「複合機が紙詰まりって言ってるけどその紙が見つからない!」とかクソイージークエストをこなすだけでおちんぎんが貰える、人によっては天国、人によっては地獄のような職業だ。

ごめん、流石に言い過ぎた。実情は色々と面倒くさい。DXとかバズワードを聞きかじったクソ重役から突然言い渡される重めのミッションとか。

けど安定なのは間違いない。

上昇志向なら中小製造業生産技術転職する

N予備校の入門コース終わらせたら、基本情報技術者応用情報技術者を取る。ここは社内SEと同じ。

生産技術ってのは、誤解を恐れずにすげえ簡単に言えば、カイゼンばっかりやってる人たちのことだ。

あんまり詳しくは言えないんだけど、俺が最後にやっていた仕事は言わば生産技術だった。

で、中小企業生産技術は、Webに強い人材をかなり欲しがっている。有り体に言うとIoTとかね。

IoT最近セキュリティの強化がかなりクローズアップされていて、そのせいで二の足を踏んでる企業が多い。

そこに滑り込むのはアリだと思う。

まとめ

よく「T型人材」って言われ方をするけど、どっちのスペシャリストの言うこともある程度分かる「橋渡し」的な人材になると途端に貴重になって需要が増すので、上昇志向があるなら「Web+何か」の組み合わせでお金稼ぐのが良いんじゃないかな。

ま、橋渡しって自然プロマネとか任されがちで、裁量大きくて大変なんだけどね。

質問あればどうぞ。頑張って。

2022-10-03

そもそも国産クラウドサービスを知らん

AWSとかGCPとかAzureに並び立てるような多機能なやつなんかあったっけ?

せいぜいVPS簡単に作れますくらいだったような

2015年くらいの知識で喋ってるけど

2022-09-11

anond:20220910173047

リアルエンジニアのワイがなぜMacでないといけないのかを説明しよう。

Macしかできないことは、WindowsにWSL2があるいま、それただひとつiOSの開発」だけだ。たかiOSというなかれ、今の時代コンシューマサービスB2C)を作るならiOS対応必須なのだから仕方ない。

iOSアプリ開発ができて、AWS/GCP/Azuresshログインしてサーバ開発しようとしたらMac「でなければならない」のである

B2Bビジネスソフトしか作ってない人にはわからないと思うけどね。

なお、単にAWS/GCP/Azuresshログインしてvimでぐりぐりとサーバ開発するだけなら、MacよりもWindows WSL2のほうがはるかに優秀だ。

とはいえ、それでもMacが優れている点を挙げておくと、

・画面の解像度が高い。一番小さいMacbook Airでも2560 x 1600あるからデュアルディスプレイにしなくても足りる。sshの画面を4枚開いても全然余裕がある。なおワイの場合、この画面だけでMacを選んでいるといっていい。

・色がきれいフォントがきれい。ワイはWindowsも(C#開発がどうしてもあるので)使うが、Windowsは画面が汚くてそれだけで非常にストレスになる。

2022-09-07

外国人留学生税金を使うな、日本人学生に金を使え」という意見

デジタル庁はぜひAWSGCPを使え、国産クラウド(笑)なんて使うな」という意見

両立可能なのだろうか?

まだあまり真面目に考えていないが、いつか考えてみる

2022-08-27

anond:20220827183403

ウチはオンプレからawsgcpハイブリッドに移行したけどトータルコストは1/2になったで

構築自動化に労力かけたおかげで残業はもちろん夜間メンテもなくなったし監視に人を張り付かせなくてもよくなったのが大きい

2022-08-08

Google生産性が低い話

Google社長チャイちゃん生産性を上げようねという話をしてるチャイ

CNBC: Google CEO tells employees productivity and focus must improve, launches ‘Simplicity Sprint’ to gather employee feedback on efficiency

GoogleはGAFAMと呼ばれる企業郡の中で最もまったりした会社チャイMicrosoftまったりとしていると言われているチャイね。逆にAmazonFacebook(現Meta)はモーレツな社風でスピード最重視なところがある会社として知られてるチャイ

Googleは深く考えて考えて考えて考えて考えてピョンと出す会社チャイ。良く言えばよく考えられているチャイけど悪く言えば全てが遅い会社チャイ技術は凄いけど製品としては微妙かなというものがよく出てくるのはそういう理由もあるチャイね!

オフィスいつまでもMSに勝てないのもGCPいつまでも低迷してるのもGoogle顧客の声を聞いて改善を回していく力の弱さが現れた結果とも言えるチャイ

暇な社員大勢いて生産性が低いという点を問題視して改善していこうとするのはさすがピチャイちゃんチャイ!$GOOGLは買いだチャイね!

2022-07-19

GCPでの開発の仕方が分からない

cloud functions で開発しているが以下の解消法が不明効率がとても悪い。

以下調べて分かったこ

## コード共通

https://stackoverflow.com/questions/67202735/sharing-code-between-two-gcp-python-cloud-functions

に、同じ疑問についての質問があった。

2022-07-10

anond:20220710075711

そんなのいらないから terraform なりで AWS なり GCP なりでひと通り作っては壊しをやり続けろ。

その過程で嫌でも知識が身につく。

2022-05-21

零細Saasベンチャーから競合のSaasメガベンチャー転職した

表題の通り。当方エンジニア

前職と比較すると平均技術レベルマジで変わったように感じる。

前職だとクリーンアーキテクチャやらCI/CDやらは言葉意味すら知らない人も多かったけど、

今の職場だとイケてるエンジニアは当然知ってるよねみたいな概念は最若手含めてほぼ全員理解してる感じ。

FargateやらKubernetesやらGraphQLやらAWSやらGCPの聞いたことないサービスやら新しい技術は常に吸収して実戦投入してて、

凡人エンジニアである俺にはついていくだけでも結構きつい、でも乗り切ったら市場価値めっちゃ上がるんだろうなって感じもある

コード品質についても常に議論を交わしてて、コードレビューの厳しさとか今までやってきた会社とは比にならないレベル

命名として若干ニュアンス違和感があるとかUT項目の境界値が1ずれてるとかでもどんどん突っ込まれるし、「よくわかんないけど動いてるから良し!」みたいなのは容赦なく潰される。

ペアプロモブプロしょっちゅうみんなやってる。クラス設計に関する議題だけの会議とかも開かれたりする。

会社の規模も超大手ってわけじゃないけど俺が関わってるサービスの部分だけでも前職比較だとサポートとかデザイナーとか含めると10倍とは言わないけど近いくらはいる。

開発手法アジャイルの規模大きい版が実施されてて、それもなんちゃってじゃなくてちゃんセオリーに則ってる形で管理されている。



ただ「これだけの人数いて、これだけ高い技術力があるのに作ってるサービス自体は俺が極少人数で枯れきった技術スタック使って作ってた前職のサービスと大して変わんなくね?」っていうのもまた感じた。

そら管理コストがかかる分10倍の人数がいたって開発速度が単純計算10倍になるとは思ってないけど、前職で作ってたサービスの2倍分も価値提供できてんのかなこのサービス?っていう感じというか……

前職は優秀な人を放任してタイムアタック的にひたすら高速リリース繰り返すみたいな感じで、(一応セキュリティ周りとか品質とか最低限はちゃんとしてたよ)管理コストが少ない分一人あたりの生産性は高かったと思う、属人化ってことだからそれが良いとは思わんけど。

動いてるものが同じなら採用技術オンプレだろうとFargateだろうとGraphQLだろうとRubyだろうとウォーターフォールだろうとアジャイルだろうとユーザーにとっては関係ないし、

NetflixとかGoogleみたいな世界ならともかくとして、世の中の大半のシステムってそういうことじゃないじゃん?

難易度の高いイケてる技術スタックを使う=必然的エンジニアのお賃金が高くなるってことだから経営者視点から見てもこういう選択って果たして正しいのかなぁって。

なんならエンジニア賃金上げるための利権的な使われ方なんじゃっていう気もしてきた。

どう思うよ。

2022-05-07

従業員50人ほどの中小IT企業のFLOSS活用事例 n = 1

弊社ではその設立当初、というよりも創業者(=私)が個人事業主だった頃から業務にFLOSSを多用しています
今回その事例を情報共有するためにエントリ作成いたしました。

従業員50人ほど(学生アルバイト含む)の会社です。ちなみにかなりボカして書きます

社内文書ODF

弊社では社内文書SDGs観点からペーパーレスに努めており……と表現すると些か格好付けすぎなので正直に言えば個人事業主時代印刷機複合機ランニングコストバカにならなかったので物理ペーパーへ出力するのを控えていた運用がそのまま法人化されても続いているだけです。

社内文書として用いられる文書フォーマットODF形式統一している……というかコレもまた個人事業主時代OpenOffice活用しており、現在社内で使われている主なオフィススイートLibreOfficeとなっています
注意点としては弊社がルールとして定めているのはODFを用いることでありLibreOfficeの利用を強制しているわけではないという点です。
従業員の中にはLibreOfficeを常用せず、AbiWordやGnumericを普段使いしている者も居ます
弊社は社外とオフィス文書ファイルをやり取りすることが一切なく、オフィス文書ファイル表現するには正しくないですが社外とはPDFをやり取りするくらいなので何か問題が起きたことが今まで特にないです。

えんたぁぷらいず……

ただ1つ問題があり、弊社はこれまでLibreOffice無償活用させて頂いており、これまでの感謝を示すためLibreOffice Enterpriseへの移行を考えているもの日本国内LibreOffice Enterpriseを利用するための情報が一切なく困り果てています
最悪、海外企業を頼る方法もありますサポート時間の都合などがあるため可能ならば国内で探したいと考えています。どうにかならないものですかね?
社内では「むしろウチがやったら?」なんて声もチラホラ聞こえますが……。

ちなみに社内デファクトスタンダードフォントはNoto Sans Japaneseです。一部でTakao(IPA)が使われています

OSの縛りを設けていない

弊社ではFLOSSを活用しているせいもあって特にOSの縛りを設けていません。何なら経理担当Chromebook使ってます
社内のOSシェアはChromeOSを含めたLinuxディストリビューションが5割、macOSが2割、残りがWindowsとその他です。

気になるであろう開発環境についてですが、Dockerを用いて開発環境統一化を計っており、その時々に応じてDockerコンテナを切り替えて開発しています
Dockerを用いているせいもありLinuxディストリビューションの社内OSシェアが高くなっているのです。
プライベート従業員は様々なOS選択しているようです。ゲームとかVR趣味であるならばWindowsしか選択肢ないでしょうしね。

ちなみに業務用のPCBYODで購入補助あります
結局は従業員現物給与として課税されてしまうだけなので「いくらでも良いけど高すぎるの買うと年収増えすぎて痛い目みるよ?」とは助言してます
会社はまとまったお金を出しているに過ぎないのでメリットデメリットがありますよね。

GNUプロジェクトソフトウェアは無申請で利用可

いちいち申請出す方もチェックする方も面倒なのでGNUプロジェクトソフトウェアは無申請で利用可としています
ただし制限公式リポジトリまたは弊社が安全だと判断しているリポジトリで配布しているバイナリのみという条件が付きます

本番環境ホスト先は色々

どこの会社もそうでしょうけれどもAWSAzureGCPなどたいてい大手に置いてますね、予算の都合もあるけれど。

デザイナーは主にWindowsを使っている

これは弊社が強制しているわけではなく、弊社デザイナーの第1号従業員Windowsユーザであったので惰性のままWindowsとなっているだけであり、中にはMac仕事している従業員も居ますし、状況によってLinuxディストリビューション(主にUbuntu)上で仕事しているときもあります

Linux環境では苦手なIllustratorAI形式などはSVGラスタ画像に落とし込んでもらって開発者適用するという運用になっています
社内では特定環境依存するファイル形式はとことん嫌われる傾向にあります(妙な仕事が増えるから)。

みんなGitが使える

開発者から経理デザイナーに至るまで弊社従業員はみんなGitが使えます
ただし使えると言っても全員がCLIからコマンドを打てるわけでなくGUIクライアントから操作しか出来ない者も居ます
主に使われているGitGUIクライアントGitKrakenです。

入社時の受け入れ教育LibreOfficeGit指導をすることになっており、全従業員が浅くともGitとは何ぞや?を理解している状態にあります
ちなみにGitリポジトリは主にGitLabへ置いていてUltimateを契約させてもらってます

社内にセルフホストしているGitLabサーバもありますが、こっちは従業員個人開発しているものを投げているようですね。業務にあまり使われていません。緊急時バックアップと思われるものがちょこちょこありますが。

プロジェクト管理ツールはopenproject.org

プロジェクト管理ツールはいろいろと試したのですがOpenProjectへ落ち着きつつあります
プロジェクト管理ツールの選定は各プロジェクトマネージャへ任せているのですが、旧来からあるRedmine操作性が近い上にGitLabとの連携も容易でなかなか良いとのこと。

社内チャットは主にElement(Matrix)

他社とのやり取りにSlackやTeamsやZoomが出てくることもありますが、社内だけで完結する際はたいていElementが使われています
これは当時インターン生だった弊社の現従業員若者の熱意と共に持ち込み、サーバを与えたら喜々として運用をはじめたので、それをきっかけに便利だったからそのまま使わせてもらってます

ぶっちゃけて言えば私個人のこだわりはチャットにありません。従業員が楽しそうに使っていればそれで良いんじゃないかと。
IRCとか持ち出されたら「今どきそれはどうなの・・・まぁ良いけど」って言うかも知れませんが。

会計はFreee

会計はFreeeです。特にこだわりはありません。たまたまWebブラウザから使えたのでFreeeとなってます

弊社は95%リモートワーク

残り5%は主に私が出社しているからw
社内にサーバがあるので私以外も出社してくることはあります基本的コロナ禍以降は全従業員リモートワークです。
そもそもコロナ禍以前でもリモートワークしてた気がしなくもないのですが当時は3割4割くらいだったでしょうかね?週に何度か出社して来ないが自宅からdoneしてくる従業員が何名も居たので。
タイムカードもElementのbotへ投げると自動的に処理するようになってます……が、実際のところ最後の処理で私が大目時間を付けてます。打刻を忘れることもあるしね。少ないより良いやろw

結局、郵送物(今ならコロナワクチン関連とか)を処理する必要があったりなど誰かしら会社に人が居なければならず、自分でも忘れがちですが創業者なので私が会社に居るよってことで私だけがほぼ出社するという状況になってます
オフィス処分も一時期考えたのですが、増員への教育とか考えるとやっぱりオフィスあったほうが良いよなぁなんて思ってそのままです。もしかしたら引っ越しするかも?

1つだけ申し訳ないことがあって、コロナ禍の状況下でどうやって増員したら良いのか教育したら良いのか私の能力を超えていまして現在新規募集を停止中です。いやホント申し訳ない。
事業軌道に乗った以降は毎年最低1人は取ろうねと古株と話していたんですが、こうなっては無理だよねと苦笑しあってます
どうやって世間の同規模中小企業新人教育やってるのか解らなすぎる。会社に誰も居ないじゃんと。

上場する気も更々ないし無借金なので、のん気にこのままゆっくりと会社を維持していきたいなぁと思ってます
早くコロナ禍終わらんかなぁ……。

2022-05-05

anond:20220505024023

元増田です。追記でも書いたけど、

レンタルサーバは制約があるからイヤ。

レンタルサーバ比較すらめんどい

環境構築したくない。

環境構築したら一応手順書残すじゃん。覚えておきたくないから。書くよね。めんどい

・Ansible とかもめんどい (これは使ったことがないので学習がめんどくさいってだけ)。

Python だの何だのの依存関係バージョンがあわなくて…みたいなトラブル大嫌い (Docker ならいいけど ECS・Fargate・CloudRun・GKE それはそれで高いし、現時点ではメンテフリーはいかない)

・Let's E とかもめんどい。だってたまにやり方が変わるじゃん。めんどい

なので PaaS にしたいのよ。

GCP独自ドメインマネードSSL するには Cloud Load Balancing 必要しかもそこそこ高いってのは想定外だったので、別にそこに金をかけるべきとは言ってない。でも月2000円くらいだからまぁいいやって感じ。もちろん月300円で済むようになればうれしい。

AWS は S3+CloudFront+ACM+Route53 で安く独自ドメインマネードSSLができるんだっけ? であればそっちの方がいいよね。

なお、レンタルサーバでいいって人は別にそれでいいんじゃないわたしには合わないってだけ。

2022-04-08

anond:20220408001337

かにそういう攻撃ありだな~。

日本も、AWSGCP止められたら機能が止まる会社とかあるのかな?

基幹系のシステムも今はクラウド化がやっぱり多いのかな。

いずれにせよ、中国強い。

ロシア制裁クラウド止めないの?

AWSとかGCPを止めたら大打撃だと思うけど

核使ったとき用の最後カードなのかな

2022-03-14

Web系の個人開発者』のサーバ構成って結局レガシーな感じになっちゃわない?

契約してる1つのサーバ個人ブログとか昔ながらのBBSとかブラウザゲームとか種類が違うサービスをいくつも運営しているけど、サーバ運用方法が流石にレガシーすぎるからもうちょっとモダンな感じにしたいと思ってる。

でも中々抜け出せない。

まず前提としてAWS,GCP,Azureは高いから使えない、同スペックなら適当VPSの方が圧倒的に安い。

最近流行りのコンテナ構成みたいなのもいくらDockerが昔のVMに比べるとリソース食わないと言っても例えば

「1つのサーバ10個のサービス相乗り運営しなければならない」みたいな場合に1サーバ内で何十コンテナ起動みたいなの運用すると流石に相当重くなっちゃうよなぁ。。。

あとnode.jsとかginみたいに1サービスごとに常駐プロセスが増える技術スタックも多分あんまりよくない、必要ポート管理するのも大変

結局自然と行き着くのは格安VPS借りてLAMP構成作ってVirtualHostで相乗り設定して昔ながらの方法運用する方法なっちゃ

php+apache構成ならアクセスの少ないサービスを何十個運用しようとアクセスがないならそれにリソース食われることがないんだよね、何気にLAMP環境結構な強みだと思う

もっと良い方法見つけたいし、多分お金かければあるんだろうけど

月2000円以内くらいで多くのサービス運用したいってなった場合に結局これ以外の選択肢ってなくない?

月1~2万円みたいな額はインフラエンジニア雇う費用に比べると全然安いんだろうけど、ポケットマネー基準だとそうもいかない

もうちょっとマシな方法があるなら教えてほしいんだけど、まあないよなぁ……

2022-03-04

個人開発でAWSGCP技術習得するのって難しくない?

EC2+RDS+S3くらいの構成ならいくらでもできるだろうけど

それにしたってポケットマネーでの運用はキツい

VPSの方が圧倒的に安いから結局そこに落ち着いちゃうよねって

2022-03-01

GCP解説者がうさん臭い

おもいっっっっっっっっきり偏見なのだが、GCP解説者がクソ胡散臭いうえに邪悪で汚い顔なのが気になるw

https://www.youtube.com/watch?v=SaLHDNqrZ80

中の人つかうと普段どんな仕事してるか顔に出ちゃう

2022-02-18

VMWare苦しい戦いしてるなー

まあVMWorldとかで10年以上人生の春を謳歌してきたからもう十分やろ

お疲れさん

マルチクラウド環境における5つの課題とは

VMware提案する、DRにも対応するマルチクラウドソリューション

昨今のCOVID-19流行への対応やDXを推進する中で、クラウドサービスの利用はビジネススピードの加速や柔軟なシステム運用効果的であり、従来のオンプレミス環境と併用するハイブリッド環境や、複数クラウドを利用するマルチクラウド環境が増えている。一方で、これらの環境を維持していくには課題も多く、セキュリティリスクも増大してしまう。ここでは、こうした課題解決するVMwareソリューションを紹介する。

マルチクラウド環境における5つの課題

COVID-19流行への対応やDX(デジタルトランスフォーメーション)のためのビジネス変革が進む中で、ビジネススピードの向上やニーズに対する迅速で柔軟な対応がこれまでになく求められている。これらを実現するために、アプリケーションの変革やクラウドへの移行が加速している。

多くの企業が、「ビジネススピード対応できるモダンアプリケーション」や、「あらゆるクラウドデータセンター、エッジでビルドおよび実行が可能であること」、「エンタープライズクラスレジリエンスセキュリティ運用の実現とビジネス変革」がDXを実現するために必要であると考え、これらを実現するためにマルチクラウド環境活用が前提になってきている。

具体的には、Amazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure(Azure)、Google Cloud Platform(GCP)といった複数パブリッククラウドサービスを併用し、適材適所で使い分けているのが現状であろう。しかし、マルチクラウド環境では解決必要課題存在する。その課題とは、「ワークロードのシームレスな移行・連携」、「クラウドごとのスキル習得」、「運用管理簡素化」、「セキュリティリスクの低減」、「最適なコスト管理」の5つである。この5つがクラウド利用の理想現実ギャップとなっており、これらを意識して進めていく必要がある。

マルチクラウド環境における5つの課題

特にマルチクラウド環境適材適所で使う場合クラウドごとに利用する技術が異なるため、設定項目や内容に違いがあり、その設定ミスによるインシデントも発生している。重大な影響を及ぼす場合もあるため、それぞれのクラウドを扱う際のスキル重要になる。

VMware Cloud on AWSの特長とメリット

こうしたマルチクラウド環境における課題解決するには、一貫性のあるクラウドインフラストラクチャ、および運用管理サービス重要ポイントとなる。例えばVMwareは、複数パブリッククラウドだけでなくオンプレミスを含むハイブリッドクラウド環境においても、仮想的なレイヤーを構築することで管理運用を一元化している。

VMware Cloud on AWSは、VMwareAWSが共同で開発したもので、AWSベアメタルサーバー上にvSphere、NSX、vSAN、vCenterを導入し、ホスト専有型のクラウドサービスとして提供するものだ。

VMware Cloud on AWSの特長

その特長は3つある。1点目は「VMware製品ベースとしたクラウドであること。VMware製品仮想化されているため、AWS世界にいながらオンプレミス環境で利用していたスキルセットや運用管理ツールを利用でき、新たなスキル習得する必要がない。

2点目は「シームレスクラウドに移行できる」こと。ワークロードをオンプレミス環境から無停止で移行することができる。アプリケーションを更改する必要もないため、クラウドに移行する時間コストリスクを大幅に削減することが可能だ。

3点目は「VMware管理を行う」こと。ハードウェアソフトウェアトラブル対応運用管理メンテナンス対応など、すべてサービスの中でVMware実施する。3カ月に一回の頻度で新しいリリース提供しており、ユーザー要件を反映しながら新たな機能を追加している。

最近アップデートの大きなものとして、日本で第2のリージョンとなる大阪リージョンを設置し、サービス提供を開始したことが挙げられる。例えば西日本地区データセンターを持つユーザーは、より低遅延でサービスを利用できるようになった。昨今は感染症流行地震の発生などによってBCPを見直すユーザーが増え、VMware Cloud on AWSリカバリサイトとして利用するケースも増えている。その意味でも、大阪リージョン活用度が高いといえる。

大阪リージョンサービス提供開始

VMware Cloud on AWSが選ばれる理由は、大きく3つ挙げられる。1点目が既存ノウハウ運用管理手法をそのまま踏襲できるという点。VMware製品ベースとしたクラウドサービスであるため、オンプレミス環境における管理者のスキル運用ノウハウなど、既存資産をそのままクラウド上でも活用でき、新たなスキル習得や、運用管理手法の大きな変更の必要もない。クラウドオンプレミス環境をvCenterから一元管理できる。

VMware Cloud on AWSが選ばれる理由

2点目が、規模に依存しないシンプルクラウド移行を実現できる点。ワークロードをそのままクラウド簡単に移行することが可能だ。VMware Cloud on AWSには標準でVMware HCXが含まれ、これはオンプレミスデータセンタークラウド間のネットワークをL2延伸する。ネットワークがつながった環境仮想環境VMをそのままマイグレーションできる。アプリケーションIPアドレスを変更することなく、無停止でワークロードを移行することができる。

3点目が、モダナイゼーションを推進して、ユーザーのDXの加速を支援できる点。まず、クラウドならではのインフラストラクチャとして、1顧客あたり最小2ホストから最大640ホストまで拡張できるが、俊敏性を兼ね備えて提供される。例えば、ホストの展開に1時間半程度、ホスト数を追加するのに15分程度と、オンプレミス環境ではありえないスピード感で環境を構築、提供される。

また、リソース最適化する機能提供される。ユーザーリソース使用状況に応じて、利用するホストの台数を自動的に増減させて最適化する。さらに、名前の通りにAWS提供する各種サービスとの親和性が非常に高いことも特長。VMware Cloud ENIと呼ばれる専用のインタフェースを経由して接続することで、低遅延で高速な環境を利用して各種のAWSサービスシームレス連携することができる。この面も同サービスの大きな強みとなっている。

クラウドスケールインフラストラクチャ

最近では、VMware提供するKubernetesディストリビューションであるVMware TanzuをVMware Cloud on AWS上で稼働させることが可能になった。これにより、短時間コンテナKubernetes環境が導入できるようになる一方で、ハードウェアソフトウェア管理はすべてVMwareが行うため、管理者はKubernetes環境に集中できる。

VMware Tanzuの概要

高まるDR環境へのニーズ安価に実現

VMware Cloud on AWSユースケースには、主に「オンプレミス環境クラウド移行」、「データセンター拡張」、「災害対策サイト」、「次世代アプリケーションプラットフォーム」の4つが多い。特に最近は、災害対策としての利用が増えているという。VMware Cloud on AWSリカバリサイトとして活用する際に強力なサービスとなるのがVMware Cloud Disaster Recoveryだ。

VMware Cloud Disaster Recoveryを利用すると、平常時には本番サイトデータクラウド上のストレージ領域レプリケーションしておき、万一DRイベントが発生した際に初めてVMware Cloud on AWS上にホストを展開し、保護していた仮想環境フェイルオーバーする。リカバリサイトとしてあらかじめ物理的なサイトを構築しておく必要がないため、大規模な初期投資不要となる。

VMware Cloud Disaster Recoveryの特長

このタイプオンデマンド展開型と呼ばれ、DRイベント時にホストを展開したタイミングリカバリサイトに対する課金が開始される。復旧後に仮想環境を本番サイトに戻すことで、ワークロードもフェイルバックでき、不要となったリカバリサイトリソースも削除され課金も停止される。なお、オンデマンド展開型のほかに、事前にホストを展開しておく事前展開型も用意されており、RTOを重視する場合には事前展開型が推奨される

また同サービスは、最近話題になっているランサムウェアへの対策にも有効だ。クラウドストレージ上に本番環境データバックアップする際には、リカバリポイントを長期的に保持することが可能である。このため、ランサムウェア攻撃に遭ってしまった場合、その直前の時点からリストアすることが可能となる。

マルチクラウド環境可視化するVMware vRealize Cloud

マルチクラウド環境では、各クラウドが複雑化し、サイロ化してしま可能性がある。クラウドごとに管理ツールや必要とされるスキルノウハウも異なるため、利用するクラウドが増えるほど複雑化、サイロ化の問題が大きくなり、その結果セキュリティリスクコストが増加してしまう。そこで有効解決策となるのが、クラウド環境をまたがって一貫性のある運用管理を実現できるVMware vRealize Cloudである

まず、VMware vRealize Operations Cloudは、VMware Cloud on AWSリソースだけでなく、他のパブリッククラウド上のリソースも一元管理できる。複数クラウド環境にまたがってデータ収集分析評価を行うことで、例えば常にパワーオフ状態仮想環境や、実体がない状態ディスクなどを検知された場合最適化していくことが可能。これにより、最終的にコスト最適化も図ることができる。

コスト運用最適化できるVMware vRealize Cloud

また、VMware vRealize Log Insight Cloudによって、複数クラウドを横断してログ管理できる。例えば、監視対象イベント通知をあらかじめ定義しておくことで、不正な行動を検知した際には管理者に通知し、適切な調査対応を行うことができる。セキュリティコンプライアンスの強化にも有効だ。

さらに、クラウド間のネットワーク可視化は、VMware vRealize Network Insight Cloudで実現できる。End to Endを含むネットワーク全体を可視化できるため、ネットワークに関するトラブルシューティングや、不審通信を洗い出すこともできる。また、アプリケーション通信も把握できるため、アプリケーションの移行計画にも活用できる。

今後、DXの推進を加速していく上で、必ずしもひとつ環境ひとつクラウドを利用するのではなく、マルチクラウド環境の利用が当たり前になっていくと考えられる。そこで直面する前述の5つの課題に対し、VMware Cloud on AWSそしてVMware vRealize Cloudの活用課題解決するだけでなく将来への有効投資となる。企業規模や業種に関係なく検討すべきソリューションといえるだろう。

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