はてなキーワード: FtMとは
好意的に解釈すると、「自分は男なんで、女を好きなことを女性同性愛と見ないでもらえます?」って意味なんだろうけど
どうしてもニュアンス的に「レズ」と呼ばれることを蔑視してる意識が透けて見えるんだよね。
自分は生物学的に女で、女を好きだけどレズじゃないです。一緒にしないでくださいってさ。
トランスの人には悪いけど、そういう言い方する人ってなんかすげーもやっとする。
「わかってください!」とか言われてもちっとも応援したくない。
男女逆の場合、MTFの人が「ホモって言わないでください」とは主張してるのは見たことないし。
まあ女である自分が嫌いで男「性」を意識してるから、お前は女だって言われたくないのかね。
「自分はオナベなんで」とか開き直ってる人とかすげーかっこいいと思うけど。
http://b.hatena.ne.jp/entry/345535115/comment/ustam
4.HIVや性感染症は公衆衛生の問題だと思うけどLGBTだけが考えを表明するべきなの?
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO21488050V20C17A9000000/
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/50hiv.php
5.90年代のエイズが騒がれた頃から今でもゲイコミュニティでは熱心に啓蒙活動してる人も複数いるし日常的に話題にのぼるトピックですが、おノンケ様から上から目線で「同性愛は認めてやるが、衛生面で問題がありすぎるのはどう考えているのか?」などと言われるまでもなく考え議論し発信してる可能性には思い至りませんでしたか?
6.あなたがこのブコメをつけたnote筆者はFtMトランスジェンダーでアナルセックスには言及していないが、あなたは何故この記事を読んでアナルセックスとHIV感染拡大に言及したのですか?
7.世界で確認されているHIV感染者のうち多くが南アフリカ在住者ですがゲイ男性のアナルセックスによる感染拡大だと思いますか?
8.あなたは普段どれだけHIVや性感染症を拡大させないよう注意していますか? あなた自身はHIVや性感染症の検査を直近でいつ受けましたか?
高校は進学校で、ネクタイの着用を認められなかった。その反動でかスカーフをネクタイ調に首に巻くのが癖になった。通勤の服装もネクタイで、上司からは理解を得られた。その内社内でも「◯◯君」と呼ばれるようになる。さん付けよりかなりしっくり来た。髪も短くないと落ち着かない。ロングヘアに憧れはあるのに。
というより、外見の多くを私自身は選択していない。美容院に行けば自動的に髪を短くされ、親にはストライプのシャツを勧められる。女性らしくはないがまあこれで良いかと思うようになってしまった。服装が変われば性自認も引っ張られるようにして変化する。女性は私にとって守るべきものだった。今となっては女性らしくあろうとスカートも着用するが、それを「中途半端なFTM」のように言われるのは心外だ。
もっと媚びれば生き易いと言われた事があるが、それどころか男になれるなら、と思う。というかR18作品を見る時ですら男性向な嗜好が強くて、困っている。
ブコメに
chuunenh 性転換手術って男→女のほうが多いから一回きりならそっちでは。オナベバーやオナベ芸能人が少ないのと同じように、総数ではオカマよりオナベのほうが数が少ない印象。
ってあるけど、逆だから
・診断書数:合計4671例(性別不明813例)。FTM2929例(75.9%)、MTF929例(24.1%)。
・手術:国内1407例(51.5%)、国外1379例(48.5%)、
http://d.hatena.ne.jp/annojo/20170319
圧倒的に女→男
タイトルの属性の違いは一般の人にとってすごくわかりにくいと思う。
自分ではそのつもりはなくても、その言葉を使うことで「傷ついた」という人も出てきて、煩わしく感じている人もいるかもしれない。
自身は知見があるので、それらの言葉の違いと、どうすればよいかを簡単に記していきたい。
生物学的な性が男 and (女性的な格好をしている or 男性が好き)
自分で自虐的な意味で使うのは良いが、他人にへ使うのは好ましくない。
メディアはオカマという言葉を控える代わりに別の呼び名を作った。
それがおネェである。
ただし、これに侮辱のニュアンスを感じる人もいるため、今後オカマと同じ運命をたどるかもしれない。
また、おネェと自称する当事者はあまりおらず、メディア上の(特にバラエティ番組での)特殊な言葉である。
生物学的な性が男 and 男性のみが好き and 性同一性障害ではない
自分の観測してきた範囲だと、ゲイで女装して過ごしている人は少数派だ。
もちろん、男性に好かれるために女性になろうとする人もいるが。
http://anond.hatelabo.jp/20160118180656
テレビのようなステレオタイプなゲイはお店に行けば会うことができるが、普段からあのノリの人は少数派だ。
マサイ族が普段は都会暮らしで、客が来たら民族衣装を着て狩りをするのに似てる。
自身の生まれ持った性に嫌悪感を感じ、反対の性になることを望む人
実は、格好や性対象はあまり関係なく、自身の性に対し強烈な嫌悪感を抱いているかどうかで判断される。
ここではタイトルの趣旨から、男性から女性になる人について書く。
性対象は、自分は女性だと思っているので、男性になる傾向がある。
自身を女性らしくすることを強く望み、普段から女性の格好をしようとする、またはできるようにする。
女性ホルモンを使うことで見た目を女性的に近づけることができるが、1年以上かかり、
その期間中は男としても女としても違和感のある存在になりがち。
自己実現できていない人や性別移行中の人は、男性であることが受け入れられない自己否定と周囲からの視線や偏見によって病んでいる人が多い。
素材や性別移行開始年齢によって見た目に大きく差が出る。
それらに恵まれなければ、女装した男にしか見えない容姿になってしまう。
社会生活でそれが不利に働くことを認識している人の中には、敢えて男性の姿で生活している人もいる。
ただし、性同一性障害の人にとってこれは侮辱の言葉なので使うことは禁忌だ。
上記の属性以外にも、少数だが、ナルシズムやマゾヒズム、破滅願望などの性癖を満足する手段として女装をする人がいる。
また、厨二病の延長で、何もない自分に何らかの特殊性を獲得するために女装する人もいる。
それらがいきすぎて女性ホルモンを使ったり性転換までしてしまう人も見られる。
しかし、彼らは社会的な承認を得るために性同一性障害と主張するので、結果的に性同一性障害の人と見分けがつきにくくなる。
その動機故に、性対象は女性、または両性である割合が高い傾向がある。
特殊であることが彼らをかりたてているので、承認欲求を満たすべくSNSをやっている人が多い。
逆に、性同一性障害の人は自身の過去を隠し、元男性であることを明かしたくないのでSNSでそれを主張する人は少数派である。
個人によって何がOKで何がNGかはバラバラなので、悪気なく上記の言葉を使っても当人を傷つけてしまうことがある。
それが面倒くさく感じてしまうと思うが、対応策としては当たり障りのない呼び方をするのが最も簡単であろう。
当事者を呼ぶ場合に最大公約数的な対応を考えるなら、オカマやおネェ、女装という言葉は使わず、女性と言えば丸く収まる。
もし、厳密に男性として扱わなくてはいけない場合は、「生物学的に」男性と一言つけることでだいぶ印象が変わる。
あの人は生物学的に男性だから。のような呼び方をすれば、当人を傷つけるケースは減るだろう。
追記:
http://anond.hatelabo.jp/20160713184113
の人が、本記事に対して不完全性を補完しようとしてくれた。
大変ありがたいのだが、本記事の趣旨を明確にしていなかった私のミスだ。
興味のない人にとって新しい概念を理解するのはすごく重労働だ。場合によっては知らない言葉が出てきた瞬間聞くのをやめる人までいる。
簡単な概念であっても「性思考」、「性自認」と言った言葉は普通の人には馴染みがないし、なんとなくつかんでも実感がわかない。
windowsユーザーに「ターミナルやvimというものがあってだね」と言おうものなら、その時点で情報をシャットアウトしてしまう人は多いのと同じだ。
そこで、今回はそれぞれ言葉としてはそこそこ有名だけど、どう違うの?という人に向けて書いたのだ。
(故に網羅的ではなく、トランスヴェスタイトなり、FTMなり、そこまで知名度の無い言葉や類似性が乏しいものについては書いていない)
当事者にとっては性思考、性自認、思考の区別は明確だが、知らない人にとってはごっちゃになっている。
また、当事者が意図せず傷ついてしまい、それ故に当事者と関わるのが面倒くさいという人もいる。
ここではなるべく新しい概念を持ち出さずに、既に知られているがややこしい言葉の違いを一般的な言葉で違いを伝え、当事者を傷つけないようにするための簡単な手段を記した。
ということを文頭に書くべきだったが、あまりに簡素に書きすぎてしまった。
申し訳ない。
なんとなく放送大学を見てたらlgbtのなんたらいう番組をやってた。男から女になった人と女から男になった人と司会の人で、まぁ内容としてはゴリゴリ勉強するというよりも鼎談みたいな感じのことをしてて。そこらへんはよかったんですけど。
出演者の女性(元男性)が、派手な和装のクラブママみたいな感じの人で新宿2丁目で働いてるらしいんですけど、番組の最後で歌謡曲を歌いだしたんですよ。いきなり。なんか「その演出いる?」と思って。なんか、いる? それいる? ってなって。
番組の目的はよく知らないんだけども、「男らしさ」とか「女らしさ」とかいう固定観念がlgbtの人たちの足を引っ張る枷になってる部分もあると思うんですけど、「ゲイっぽさ」みたいのも固定観念じゃん。なんでそこをわざわざ強調する(ように見えることをする)のかなと思って。
死ぬほど当たり前のことを書くけど「男」の中にも色々いるわけじゃん。男がみんな車とロボットとスポーツが好きな訳じゃないじゃん。ゲイの人にも色々いるわけじゃん。mtfの人も「派手な衣装でメイク盛り盛りで人前で唄ったりするのが好きな人」ばっかじゃないじゃん。絶対に。
少数派、性的マイノリティのそういう生き方(ex.新宿2丁目のゲイバーで働くmtf)があると知らしめる。それがひいては偏見をなくす道である。わかる。わかるが「マイノリティの中のマイノリティ」の生き方ばかりが取りざたされて、やたら目立ってしまうのは、「マイノリティの中のマジョリティ」にとって不本意なことではなかろうか。
直近の例では、とある裁判官の人が半裸の写真をネットに云々ていう、それは全然よくて。ああこの人はそういう人なのねって感じなんですけど。なんかそれをまた別の検事だかの人が支援とかいってパンイチの写真アップとかしてて。それは余計じゃねぇの。普通に「支援」を表明するだけじゃダメだったのって。
そういうの見てると「ゲイのおじさんて脱ぎたがりなの?」みたいなイメージになっちゃうような気がして。マイノリティの中のサイレントマジョリティではないが、ゲイのおじさんでも「自分の裸をネットにあげたくない人」の方が多いと思うんだけど(裏は取ってない)、そういう人の声ってわざわざ出てこないじゃん。ネットで裸を見せたがる人もいれば「好きな人の前じゃないと脱げない」ていう人も恐らくいるわけじゃん。
でも脱ぎたがりな人たちのそういうのばっかが見えてくる感じだと、ふっつーの、なんかもう着飾って人前で唄ったり、裸の写真をアップしたりしない、もう極めてありふれたふっつーの暮らしがしたいと思ってる人たちからすれば「自分は違うんだけど」みたいな、どうにもモヤモヤするというか、釈然としない気持ちになってんじゃないのかな、と思ったり。
果たしてゲイらしさ(とはなんだ、という話もあるが)をあえて強調することは、当人たちにとってなんか意味のあることなんだろうか。単にアイデンティティの発露(そういうクイアな部分が当人たちの精神的支柱になっているからもはや否定できないとか)なのかもしれないが。ゲイパレードの映像に出てくるドラァグの人たちとかを見るたびになんとなく思う。あるいはそういう「おもしろいところ」から大衆に受け入れてもらおうという気持ちなのかもしれないが。それは諸刃の剣であるよな、という気もして。
念のため書いておくけどドラァグとか裸体をアップする人とかに「そういうのやめろ」と言いたいのではない。あの人たちは、それぞれそういう人ってだけのことであって好きにやったらよいと思うし。気になるのはそれを個人の特性と捉えず「mtfは全部ああいう感じの人なんだー」みたく十把一絡げに考えてしまう人が多いのではないか? さらにそういった「らしい」部分を無意識に強調してしまうことが当事者の中でも少なくないのではないか? という点。
「そういう人もいるけど、そうでない人もたくさんいる」ていう意識が一般的である状態に持っていかないといけないのでは? それにはふっつーの暮らしをしてるlgbtの人たちがたくさんいるってことをちゃんと伝えるべきなのでは、と思う。ところで放送大学の番組に出ていたftmの人は、そこらへんにいそうな感じ(失礼)の兄ちゃんだった。「男から女になる」ことの難しさも一つの要因なんだろうな。
余談ではあるが以前からlgbtに対する風当たりの強さを理不尽に感じることが多くて、放送大学のやつがきっかけでなんとなく書いてみたんだけど、しかしこのエントリもまた自分自身の「差別意識」を赤裸々にするんだろうな。それを指摘されたい、という気持ちもまたあるので、ぜひ気付かせてほしい。
多様性とか言ってるけど、LGBTは日本の大企業では出世できない。(バイは例外)
何故ならば日本の大企業では男女に求められていることが違うから。
男は結婚して子どもを作って住宅ローンを組んで会社に奉公することが求められている。
女は男と結婚して寿退社して、男を支えることがその求められている。
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以上、男女に求められている役割を考慮した上で、LGBTに当てはめてみる。
女性だから男の配偶者候補として採用されているにも関わらず、結婚しないため会社の求める人材ではない。アウト。
配偶者・子ども・マイホームの担保「3点セット」を供出できないためアウト。
男はカミングアウトせずに、結婚・子ども・マイホームまで担保を出せば出世できる可能性有り。
女は無条件に無い。
「レイプするなとさえ言われない」:トランス男性の目から見た男性特権25例 という記事があり、とても面白く読みました。
これはトランス男性、FtMの視点からのものですが、わたしはMtFで、現在は戸籍も女性でいわゆる埋没、つまり来歴をオープンにせずに埋もれて生きている人です。
ここで書かれていることの少なくとも一部については、わたし自身も逆の関係で覚えがあります。
カミングアウト状態の中くらいの状態、移行し埋没後、と段階的に経験しましたが、最初の頃は「ナメられてる」感にイラッとすることが時々ありました。
なんというか、女というのはデフォルトでナメられているもので、しかもそれがあまりに自然に慣習と一体化しているため、男性もナメている自覚がなく、女性もナメられている自覚がないことがよくあります。
ここに一々カリカリしていては上手くいかず、逆にある程度ナメられを受け入れてテキトーに流していると、結果的に上手くいくことがあります。
こんなのは生まれつきの女性には当たり前のことで、ほぼ無意識に操作できるものなのでしょうが。
トランスが中立な立場などということは全然ありませんし、この人にせよわたしにせよ、ニュートラルな立場で見ているわけではなく、色々とバイアスがかかってはいると思うのですが、率直な感じとしてはそう思います。
もちろん、何もかも男性が優位というわけではなく、女性ならではの特権というのも色々ありますから、単純に比べられるものではありません。
男性社会というのは、はっきり言わないでも暗黙の上下関係みたいなものが支配していて、男性はこうした序列に敏感なのですが(ほぼ無意識も含めて)、女性は割とこういう序列を無視して振る舞える場合が結構あります。この辺、女性の方が鈍感な傾向があると感じます。「アンタ男だったら殴られてるで」みたいな。
まぁ別に、これをもって男性優位社会を批判するとか、そういう意図はなくて、ただ普通に暮らしていると結構気づかないようなバイアスが色々働いているなぁ、と興味深く思うまでです。
旅行してみて初めて気づく自国の良いところ、悪いところ、みたいなものです。
もちろん、旅行者やわたしたちのような立場の人間独特のバイアスというのもあって、その辺はわたしたちの方が鈍感なのではないかと思いますが。
http://anond.hatelabo.jp/20140827014501
最近増田以外のところで自分の記事がホッテントリに入るようにもなってきたんですが、過去最高のコメント率で承認欲求が満たされた元増田です。ありがとうございます。お褒めに預かったり、感想書いてくれたり、気づいて頂いたり、アドバイスしてくれたり、そのアドバイスを諭すようなコメントあったりと、あぁ!これがはてな!って感じで嬉しいです。他の記事は主にコメントしない人たちがブクマしていったので。
というわけで、コメントに対してのお返事を。先に書いときますが、BLについては後で別記事であげますんでよろしくお願いします。でも以外に事実はつまらないものですよ、とお断りしておきますね。
さてさて、まずは誤解があるかな〜ってところを解けるようにがんばっていきます。
少年アヤさんの本(焦心日記、尼のような子)を読んで、自分の性から目をそらさず格闘している姿に胸打たれたし、凝り固まった性への考えが変わった。増田さんに通ずるところもあると思うので読んでみてください。
セクマイが様々であるように、セクマイのサークルも様々だろう。ところで私個人としては、貴方が自身の性志向を理解して幸福になれることを心から祈っている
まず、ここが最大のポイントでして、元記事に書いた通り、僕は自分のジェンダーについて、どーでもよいと思っているのです。
ここを説明するには、僕の理想の話をしないといけません。僕にとって理想の社会というのはジェンダーフリー社会なので、ジェンダーについて特別になにか聞いたり問題にしたりすることがないという社会だと思っております。ジェンダーに限らずありとあらゆる人間の状態について特別扱いしないことが理想だなと思っているんですが、まぁ日本国憲法に書かれていることですね。
で、だ。そんな社会が実現したら自分のジェンダーが決まっていることに意味ないじゃないですか。お前のジェンダーを決めろっていうのは、社会の方からの要求なわけでして、僕はそれに対してそういえば男性を名乗る程でもないかもぐらいの気分でいるんですが、そもそもそんなの決めなくてよいならよい方がいい社会じゃね?ということでした。なので、僕が自分のジェンダーを理解することが僕の幸せにはつながらないし、他人の話(少年アヤ氏のWeb上の仕事を見ましたが、他人をけなす態度の記事も見つかりあまりいい印象はないです。もちろん本は自伝なので違うと思いますが)はどーでもいいです。
なので幸せを祈っていたく分には受け取る(?)のですが、ジェンダー/性指向を理解するということに関しては丁重にお引き取り願う感じです。いや、ほんと、お二人は善意から書いていると思うのですがね。。。
・セクマイのサークルは飽くまでセクマイのサークルであってジェンダーを考える会ではない。・ゲイの中でも「オカマ」を嫌う/見下す人は割と多い。・男らしいゲイの方がモテるのでそれを志向しがち。 辺り。
言われてみればそうでした。でも、セクシャルマイノリティであることが条件のグループで、ジェンダーを考えずに入るってこと出来ないと思うんですよね。セクシャルマイノリティについて勉強することが入会の条件だし。ま、それを踏まえてもsaigamiさんの上げた残り2つの条件が上回って、という可能性もありますな。
いやこれは性的少数派とか関係なく、どの種類のサークルでもありがちな「内向的な人が間違ってイケイケ系に入っちゃった」的な失敗談のように思える。諦めずに違うサークルを探せば解決する可能性があるのでは
でも、やっぱ浮くんじゃないかな
どこに行ってもその場から浮く人って、その人が持つある属性と他の属性の組み合わせの相性が問題なんだろうか? 新しい場に属するとガラっと変貌する人いるけど、それをしないってだけなんだろうか?
空には浮かびたいです。サークル内で付き合う人間を選ぶ程度のコミュニケーション能力はあるんで問題無いです。でも大きな飲み会とか行くと話さないといけなくなったりするよね?それが人の集まりじゃないですか。
お察しの通りモテませんが、ナヨナヨ系(カワイイ系)でもモテる子はモテますんで。
そもそもホモって元は接頭辞な訳だから、たとえ冗談でもホモソーシャルと混同させるような偏見を煽りかねないのはやめといた方がいい。性的嗜好と社会集団内の傾向は全く別問題。混ぜるのよくない
今回のお話は僕の観測するゲイの集団にホモソーシャルの傾向が見られて悲しいという話でして、それは偏見だ!と言われればそうかもしれません。今改めて読んでみたら結論先に書く主義 + 今回採用した文体が悪い方向に出ていますね……反省点です。ところで、性的指向と社会集団内の傾向は、全く別問題ではないように思いますが。。。
そういう向きのコミュニティに関わることがあったのだが性指向に関してふわっとさせておくことが恥みたいなとこがあり「自分たちを受け入れない外の世界」に対して過度に攻撃的な人には閉口した BLの話聞きたいです
類が友を呼んで違うタイプはギブって去って行っているのでは。「恋のかま騒ぎ」なんか見ると「女はこうじゃなきゃ」「やっぱり男ってこうだから」という発言がばんばん出ていて、根本的になんかおかしくてもにょる。
ゲイの人が男尊女卑的な思想を持つというのは意外だったなあ。性的少数派に属する人は、ジェンダーの話には敏感だろうから、そういった思想は最も忌避するものだと思っていたが…自分の偏見だったか
自分と同じカテゴリに属する人には何を言っても差別にはならないと考えている人が、一定数います。同性による同性の差別や、被差別者による同じ境遇の人への差別などですね。こういったものは無自覚で質が悪いのです
わかる。女性側も色々で、若いFtMさんだとゲイ感覚に近い人もいる。「らしさ」を求める人達と、性差別から抜け出したい人達は、正反対だからね。でも同じ思いの人達もいると思うので、色んな人達と出あうのが良いかも
ひとってなかなか差別思考体系から逃れられないというか、いや別に内心で偏見を持つのは構わないけど、それを表に出して差別的行動しちゃいかんだろうという。
ホモやゲイというとガテン系のイメージがまず浮かびがちだけど、この人はアンガールズの山根みたいな感じなのね、きっと。早く良い居場所が見つからんことを。
未だに古いゲイのイメージをお持ちの方はゲイをある種の類型で把握しようとしますが、ヘテロな男性とほとんど変わらないですよ。それと、前回の記事でBLの話を最後にいれたのは、ゲイであるからこそ楽しんでいるものとしてのBLがあり、それは既存のゲイに対するイメージのちょうどよいカウンターになるかなと思って入れました。
2chの同性愛板の雰囲気を正確には知らないんですが、きづきあきらのヨイコノミライで、BLを楽しむ主人公に対し、ゲイの知り合いをお持ちの姉が、実際はこんなんじゃないし!的な批判をするんですが、これって2chの腐女子をやりこめる話の類型として少し前まで蔓延していた気がします。そこで出されるイメージはゲイはガテン系で、筋肉ある人がモテてみたいな。実際そんなゲイもいますし、今もサークル内でゲイの中のマジョリティであるかのように見えるんですが、そうではなくBLを楽しむゲイ、そこの少女漫画っぽさとかを楽しんでるゲイも大勢いるんですよね。
「そのサークルだけかもよ」というブコメとそこに集まっている☆に違和感を感じたのでブクマ。マイノリティ内にもマイノリティ差別が発生しうるという人間の業に目をそらしている方々といった感想です。
正確に書くなら、マイノリティが、マイノリティとして集まっているはずのところで、自分をマイノリティたらしめる既存の社会の価値観によって他のマイノリティを差別してはいかんだろう!っていうちょっとミクロな話なんですが、「マイノリティ内にもマイノリティ差別が発生しうる」ぐらいにマクロにした方がいい感じですね。ありがとうございます。
増田が入ったセクシャルマイノリティサークルがたまたまそういうサークルだったというだけで、セクシャルマイノリティが様々であるようにセクシャルマイノリティサークルも様々だという可能性はないのかな?
それはそのはず。下手な行動打てないなと思って、人間関係をしばらく調べてたんですが、ウェェってなるめんどくささがありました。とはいえ、社交スキルが低いので、ここに入るのに結構よっこらせ感あり、次に行ける気力がいつ出てくるのかw
LGBTの多いそのセクシャルマイノリティサークルですらあまり想定されていないAが通ります。まあ、誰かと番いたいわけではないのでサークルに入りたいわけでもないけれど。
LGBT内部でもTはマイノリティであるが故に差別されやすいとかいう話は聞くねえ。そしてAはLGBTに含まれることすらなく。
Aのひともいますが、Twitterとか見ていると、このセクシャルマイノリティサークルでもやっぱり恋愛話ばかりされてイラッとしている感じもありますねー。
ああ、そういう話はセクマイ界隈でもたまに聞くなあ。「ゲイ中心」じゃないとこ、"LBT"もそこそこ居るようなとこだとまた違うかもよ?
LBTもそこそこいるんですけどね。ゲイ中心って言っても7割は行ってないはず……。
ま、そうなんですよね。
シロイさんのファンなのでコメントうれしいです。マイノリティの名誉マジョリティ的行動の被害をマイノリティとして受けることほど悲しいことはなかったです。
ビアンが男性性高くても、そんなに社会的に変に思われたりしないからとかですかね?あと過度の女性性と過度の男性性って書くと質が違う感じもありますね。過度の男性性はたぶんみなさん想像出来ていると思うのですが、過度の女性性って言うとはてな?になりませんか?
むかしミックスのサークルやってたときには性的規範に過剰適応したタイプのゲイ男性は少なかったですが、これも時代か。/個人的には、前世代のFtMのおっさんの過剰なまでの俺俺アピールが一番つらかとよ。
今サークルを見渡すかぎり、本当に普通のちょっと勇気のある子が入ってるという印象です。なので、既存の性的規範の中で生きていた感じの子も沢山見受けられるな〜と。
面白かったです!ぜひBLの話も書いて欲しい。首都圏のいいところは マイノリティでも一定の規模になれるとこですよね。MtXのみのサークルもあるんじゃないの?潜入して話を聞かせて欲しい(ぉ
どうもです!MtXのサークルってあるんですかね〜。でもその発想なかったのでちょいと調べてみますね。なにかあったらまたご報告します。
最後に落ち込まないようにお褒めの言葉に対する返信をしましたw ありがたい!!散漫に似たようなコメントに対してまとめてお返事してみましたが、足りなかったらまたコメントして下さい。お返事します。返信していないコメントも沢山あるんですが、しろ!って方は言ってくれればします。
元増田です。
セクシャルマイノリティの理解ある親御さんなんですね。カミングアウト済みってのが、ヘタレな僕には想像出来ないんですが、セクマイにとって理解してくれる親だと思われているってかなりすごい状況だと思います。素晴らしい & お疲れ様です。
本題ですが、FtMにセクマイサークルは辛いかと言えば、そうでもないように見えます。これは隣の芝は青いというやつかもしれません。でも、そもそもみなさん僕がかなり辛く見えたようですが、今のセクマイサークルでも、入ってない時よりは充分マシなので、セクマイサークルに入るのはおすすめです。人数が多いサークルだと、嫌いな人とも離れられるので良いかと。
大学ごとのサークルは今、雨後の筍の如く増えてるわけですが、かつてそれなりの規模があったK大のは消滅しているし、栄枯盛衰が激しい感じです。そのためか複数のサークル(インカレと自分の大学のところや、大学関係なく若い人向けサークルとか)に所属する人も結構いるので、その辺は本人の趣味って感じでしょうか。
ご参考になれば幸いです。
http://anond.hatelabo.jp/20140430023142 がFtMの方だったのでMtFである自分自身の話など。
5年ほど前に大学を卒業し、普通に新卒として就活をしました。某上場日系企業に内定をもらいました。
その時はすでに精神科に通院していたので、内定後に人事にカミングアウトしました。
人事には「その外見で女性は無理がある」「通称名の使用(当時は改名前でした)も認められない」などと散々言われました。
上司と人事は把握しているがその他には大声では言わない、しかし同期はだいたい知っている。 中には露骨にオカマ扱いしてくる人もいましたが、概ね普通の男性として生活していました。
結局3年ほどでやめました。ホルモン治療をするかしないかぐらいの時期だったので、ここに勤務中は外見の変化は特にありませんでした。
退職してから何人かの友人に「どう扱って良いのかわからないと悩んでいた」と言われました。
次の会社では、特にカミングアウトをせずに過ごしてみようと思って、男性として就活した上で入社時の書類にとりあえず通称名の使用だけを希望して提出したら、黙って却下されてすべて戸籍名で名刺やメールアドレスが作られていました。
まだ外見的に女性として生活するのは厳しい状態だったのですが、戸籍の改名をする都合上通称名の使用実績が必要なので、改めて事情を話して通称名の使用だけを人事に願い出てみたところ、許可されました。ただ、入社してしばらくしてから名前やメアドが代わり、さらに上司から部署全員がいる前でカミングアウトさせられた(改名の事情を説明する必要があったとのこと)ので、結局全員が知ることとなりました。
最初は完全に男性として働いていましたが、ホルモン治療が進み、勤めるうちに何人かの女性社員とは仲良くなり、いわゆる女子会のようなものに参加させてもらったりもしました。
トイレは徐々に他の部署など事情を知らない人が、男子トイレで私の姿を認め引き返したりすることも発生するようになり、非常に気まずかったです。
その次の会社では、普通に女性として就活して採用されました。しかしながら健康保険や年金などの手続き上どうしても戸籍上の性別を伝える必要があったので、人事には伝えました。
人事には「積極的にはカミングアウトしたくはない」「女性として仕事したい」と言いました。これが認められ、普通に女子トイレを使い女子社員として働いています。
スポーツジムにも会社の女子社員と一緒に行き、女子更衣室で一緒に着替えています。シャワーが個室なのでこれがギリギリ可能です。
なお健康診断は近所の病院に行ったところ、名前と電話の声で完全に女性として準備してあったようで、健康保険証を提示して診察券を作るときに発覚し、本来であればわりとオープンな空間での診断が行われるはずだったのですが、別スペースでの個別対応となりました。逆にこういう対応してもらえるほうがありがたい人もいると思うので、おすすめです。東京ミッドタウンクリニックです。
結局見た目次第なので、見た目をがんばって磨くしかないと思いました。残酷ですが現実です。
ちなみに日本より海外のほうがハードル低いので、日本で微妙にパスするなぁと言う時は海外に行ってみると周りの反応変わっておもしろいかも。
「いつ手術するの?」「セックスどうするの?」とかそういう質問ばっかりするのはやめてください。主に男性からそういう質問を受けます。
あと今はパスして女性として生活しているので、三人称は「彼」じゃなくて「彼女」にしてもらえるとうれしいかなぁ。
日本企業はLGBTというかトランスジェンダーへの対応は全く慣れていないし、カミングアウトすると「余計な仕事を増やしよって」という対応をする人もいました。
その一方アメリカ系の会社は履歴書に性別欄もないし、概ね好意的に対応してくれました。アメリカ系おすすめです。
ソフトウェアエンジニアは売り手市場なのと、わりとリベラルな会社が多いと思うので、性別や性的マイノリティであることを理由に採用を取り消されたり、職場での昇進に影響することはその他の業種にくらべればかなり少ないような感じです。その点は非常に幸いです。
ちんこついているので女風呂はどうしても入れないので、本当にやむを得ない場合には男風呂に入ります。だいたい追い返されそうになったり、周りの人がじろじろ見てきます。知り合いと出会うであろう都内の入浴施設は使いません。そもそもなるべく避けるようにしてます。
アルファベットで書いてるうちはまだまだ知識が普及しない。だれか
http://deztec.jp/design/14/04/28_society.html
先に上記の話題エントリについての私の結論を述べておくと、トイレも更衣室も作業服も、男女用はこれまで通り、多目的用をひとつを用意することで諸々解決すると思いました。そのように、グラデーション領域用を用意しておけば、施設選択の問題は解決できているので、全体に対する事前説明はそもそも特別に必要なく、対人関係に付いては、現場の方の人間力に任せればよいではないでしょうか。まー、そもそもフィクションですけど。
さてよい機会なので、便乗して、フィクションではなく、現実世界での話をすることで皆さんに少しでも性同一性障害者のことを知っていただきたいなと思います。ある性同一性障害者のある会社内での扱いがグラデーションで変化して行く様子の一例です。
・20代後半 フルパスFtM(女→男。フルパス=ほぼ判別が付かない。)
・戸籍の性別を変えられない状況。(戸籍変更条件は生殖腺を取ることなので、体への負担が大きすぎると判断)
・名前は戸籍の通り。何も変更無し(どちらでもいける名前だった)
参考: 性別の取扱いの変更 http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_23/
・30人程度のベンチャー
5〜10年程度前に大学を卒業し、社内で特に告知無しで新卒入社しました。
・周りの認識→めちゃくちゃボーイッシュな女の子(服装は自由な会社。胸は潰して出社)
この頃は、周りの方を戸惑わせてしまいました。本当に申し訳ないと思っています。しかし、大人力の高い弊社社員はなんとなく察し、それぞれの対応を始めました。「ちゃんと女性扱い(紳士)」「男扱い」「一応女性枠で認識しているけど、扱いは男さながら」色々です。「どっちで扱えばいいの?」と聞かれ、「一応男がいいけど、あなたの無理の無い対応で」と答えたこともありました。
実は、このころ自分も本当にあちら側に行ってもよいのか、まだ悩んでおり、性同一性障害に関する診断と治療のガイドラインに沿い、実生活経験(少しづつ逆の性の生活に慣れる)という治療をしている状況でした。性同一性障害者にはこのチャレンジ期間があるものなので、多目的トイレがあると都合が良かったです。
参考: 性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン https://www.jspn.or.jp/activity/opinion/gid_guideline/files/journal_114_11_gid_guideline_no4.pdf
2週間に1度のホルモン注射開始。周りから分かるところでは、声、体毛、顔つきに変化。更に、国内で上半身のオペも行いました。
この頃になると、もう皆さん慣れていました。ただ、この頃は声や体つきが著しく変化し過ぎて、内線で声が判別できない問題が発生したくらいでしょうか。更に察した同僚は「いやーほんと変わったねー」「おい、おっさんw」と嬉しい言葉をかけてくれました。
上半身のオペは半日で終わり、普通の有給で数日休んだ後、体の可動部分は限られるものの、普通に出社しました。割とカジュアルな手術でしたが、ただ1ヶ月くらいは普通に動けず、業務関係者には簡単に事情をお話ししました。内蔵をいじる手術だともっと大変なのかも知れません
・健康診断 →周りの方が動揺するので、センターの方にお願いして、男性用の服で行うことにした。
・手洗い →相変わらず男性用へ。
新しく中途で入った方は、おそらく気付いていません。大人対応の古株社員も「増田さんって元女の子なんですよ〜」なんて、野暮なことは言いません。色々と苦労はあるのですが、こう考えると私は、社員の皆さんの大人力に支えられてきた気がします。本当にありがとうございます。この会社大好きです。
追記(4/30 16時くらい): 「マイノリティに対して高い能力や適応性を要求しちゃうのはまずい。ハードル上げゲームやめよう。」おっしゃる通りです。本来は、ハードルがないべきですが、私なりに「今の社会」に適合したら「結果的に」こうなりました。
とにかくなりたい性の外見と振る舞いを鍛えましょう。分かっていると思いますが、どう扱われるかはあなたの気持ちの強さではなく、あなたの外見と振る舞いで決まります。私は、FtM(女→男)でフルパス(見分けがつかない)状態まで持っていけるタイプの人間だったので、このような状況になっています。正直、フルパスまで持って行ける自信と覚悟が無いなら、ベースを元々の性から動かさない方が幸せに生きられると思います。
とにかく能力を高めましょう。会社からすると面倒くさいと思われやすい人種ですので、それでも欲しいと思われる人間になりましょう。LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー[性同一性障害])に能力が高い人が多いと言われるのは、このための努力をしているからだと思っています。
私も昔は政治に無関心で、誰に投票すればいいかわからなかったのですが、私たちに不利な法律を変える為には、LGBT問題に強い方を政治の場に送り出さなくては行けないんですよね。私は、候補者をLGBT問題の切り口から見て、投票するようにしています。
「周りに居ないからどう接したらいいか…」と、思ったかもしれませんが、当事者が隠しているから知らないだけです。日本にもLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー[性同一性障害])は、全人口の5.5%いるとされています(※2013年電通総研調べ)。近くに居たら慣れる+彼らも変化して行くので、あなたの無理の無い範囲で普通に接していただけると大変助かります。一例として、私の先輩で、治療前は女性として扱うことを譲らなかった方がいたのですが、治療後には完全におっさん枠で扱われています。そういうもんです。
腫れ物に触れるように語りかける方もいらっしゃいますが、社会に出る頃には、私たちは既に一通り偏見に晒されてズタボロになっているので、大抵のLGBTは耐性が強いはず。大丈夫です!また、混同されがちですが、LGBTとフェミニスト(女性解放論者)とは違うので、「男なら〇〇」などの性差発言に対して別に(私は)なんとも思ってませんし、ボーイズトークで女関連やらセックスやらの話も割と普通に話してます。大丈夫です!
【 第1回】ようやく日本で注目され始めたLGBT市場とどう向き合うか https://cakes.mu/posts/1679
ビジネスマンなのでビジネスの話も少し…w 週刊ダイヤモンドの特集「国内市場5.7兆円 「LGBT(レズビアン/ゲイ/バイ・セクシャル/トランスジェンダー)市場」を攻略せよ!【1】~LGBTの“夜明け前”」がとてもよいです(私はKindleストアで買いましたが)。私たちは、LGBTフレンドリーである企業は強く支援する傾向がします。LGBT向けのプロモーションや方針を打ち出している企業って少ないんですよね。同じような商品で、どちらかがLGBTフレンドリーなら多少高くても、なるべくそちらを買って支援の姿勢を示します。日本でもこの視点を持った企業が増えると良いな〜。と思っています。
散文でしたが、「私MtF(男→女)ですー」「俺の会社にもそういう子いるよー」「そういう事務処理をしたよー」という方がいらっしゃれば是非この機会にご意見ご感想をば。
私のやり方は、今の社会のルールに合わせる方法です。そのため、残念ながらマッチョになるしかありません。それが今の社会です。正直かなりしんどいので、マッチョな精神力(やり抜く心と、諦める心)の無い方はこちら側にこない方がいいです。ちなみに、私だってそんなに優秀では無かったし、相当ヘタレで毎日泣いていてました(笑)しかし、弱かったら思うように上手く生きて行けない社会だと気付いて、このままじゃ何も変わらないから、たくさんたくさん考えて、自分の生き方として、日々積み重ねて能力を付けました。悔しいですが、まだ私には自分を救うだけの力しか無いし、このやり方しか知らないです。ごめんなさい…。
ただ、私は社会を変えるという道にも希望を持っています。まだ日本では偏見が多く、普通に暮らせないと感じるかもしれませんが、今ブコメで肯定的な意見が多いですよね。マッチョ否定の意見も多い。これは素晴らしいことで、LGBT運動をしてきた先人の方々の活動の功績です。とても感謝しています。少しづつ世界は変わっています。この記事を読んで、「弱い人どうしようもないじゃん…」と思った方は、LGBTの問題をわかってくださっています。ありがとうございます。おっしゃる通り、みんなマッチョじゃなきゃいけないなんて、おかしいんですよ。私も、こうして語ることでこのことを知っていただきたいし、もっと力をつけて、ビジネスの切り口からLGBTフレンドリーな社会に歩み寄って、過去の自分と同じような人を救いたいと思っています。
本当に素晴らしい環境で感謝しています。ただ、そのような環境を「選んだ」というところは少しあります。就職活動時にスーツとネクタイで面接時の証明写真を撮り、性別欄にマルを付けず、面接で「性同一性障害でもいいですか?」と取締役陣にお伺いを立てたら「それでも増田さんは増田さんでしょ?気にならないよ」とお言葉をいただき、採用に至った次第です。本当に恵まれているのだとおもいます。
半端な外見では風当たりは厳しいと思います。ただ、知人でも全く見分けの付かない方がいらっしゃいます。かなり目が肥えている私でさえ全くわからないので、実は既に紛れ込んでいるのかもしれません。そういう方はバレないように過ごしているので、メディアには出てこないですね。そういう方は二次成長が始まる前に治療を受けられたのかもしれません。それであれば、パスしやすい体を作ることができます。ただ、私自身は二十代中盤で意思が固まったので…難しいですね。私もできれば、二次成長期前に治療したかったと思います。
また、この問題の一因はとにかく世間は男に厳し過ぎることも関わっていると思っています。MtFは男に見えてしまうから、風当たりが強い。私も外見が変わってから、世間の風当たりの強さを非常に感じました。顔は同じなのに、男だと少し近づいただけで、怖がられる(おっしゃる通り凶器扱い)んですよね。切なかった…。でもごめんなさい、専門外で詳しくないので正直わからないです!