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2016-08-22

通り魔に切られて日本すごいと思った話

先日、道端で通り魔に腕を切られたときの話をします。

(※サマーランド事件とは別件です)

まりに突然なことだったのでもちろん驚きましたし、

犯人への怒りの感情もありますが、

なによりこの件で一番強く思ったのが、

日本すごい」

ということです。

わたしの語彙力のなさはさておき、

ネット上ではアンチ日本的記事が目立つ中、

日本は良いところもあるよ、ということをまとめたくてこのブログを書き始めました。

【その1】警察すごい

まず事件当日

詳しくは伏せますが、とにかく道端で知らない人に包丁で腕を切られました。

犯人から逃げつつ、警察電話しつつ、場所や状況などを説明しつつ…

と、電話をして2〜3分経ったところで後方から

警察24時でお馴染みのパトカーの音が聞こえてきました。

まりの早さに、

わたし事件とは無関係たまたまパトカーが通りがかっただけかと思いました。

しかパトカーはすぐに近くに止まり

別方向から自転車で来た警察官と共に犯人を捕まえてくれました。

もしあの時、すぐに来てくれなかったら

第2、第3の被害者が出てもおかしくありませんでした。

また、警察官は、刃物を持っている犯人に対しても怯むことな

しっかりと取り抑えてくれました。

一般人にはなかなかできないことです。

本当にすごいです。

【その2】救急すごい

犯人が捕まりほっと一安心

間もなく救急車も到着し、

救急隊員がすぐにわたしの腕を何かで包んでくれました。

その時のわたしは呑気に、

「とりあえずなんか包んでくれたし、病院行かなくても良いんじゃないかな」

なんて思っていたのですが、

周りの人達必死に受け入れ病院を探してくれているので

余計なことは言わず大人しくしていました。

何件かの病院に断られ、

やっと受け入れてくれる病院外科先生が不在とのこと。

とりあえず診てもらえるだけありがたいので、そこにお願いすることにしました。

後になって分かることですが、わたしの傷はそれなりの深さがあったため

縫わないと血が止まらないような状況だったそうです。

救急の方がそこまで分かってくれていたかどうかは分かりませんが、

わたしはただぼーっとしていただけで、

色んな病院電話して必死に受け入れ先を探してくださったり、

本当にすごいと思いました。

また、病院へ向かう最中に、同乗した救急隊員がわたしの気を紛らわせようと

色々と話しかけてくださり、それもとてもありがたかったです。

【その3】受け入れ病院すごい

病院へ到着すると、内科先生

自分は専門ではないので、明日また専門の先生に診てもらってください」

と前置きした上で、診てくれました。

とりあえず止血しようとしたようですが、

血が止まらないので縫うことになりました。

今まで体を縫ったことがないわたしは驚きましたが、

なにより先生自身が、覚悟を決めたような雰囲気を出していたので

わたしは「先生がんばれ」とだけ思って静かにしていました。

先生は、慣れていないのがわたしでも分かるぐらい

一生懸命に、丁寧に、一針一針確認しながら縫ってくれました。

時間ほど経ち、なんとか縫い終わって

誰よりも安心しているのは先生のように見えました。

慣れないながらもしっかり対処してくれた先生すごい。

そして、終始汗だくで目が泳いでいたわたしに、優しく話しかけてくれた看護師さんすごい。

【その4】再び警察すごい

治療が終わり、今度は警察へ移動し事情聴取です。

みんなが想像するあの取調室。

カツ丼を食べるところです(違います)。

担当警察官が、事件の様子を細かく文章でまとめてくれます

時々質問されるので、できるだけ的確に答えます

(こんなことを言うのも何ですが)

基本的被害者は暇です。

でももし警察官がいなかったら?

自分自分の状況を、矛盾がないようにまとめるのはとても難しいですよね。

およそ4時間かかり、まとめられた文章証拠写真たちは

事件概要が的確に抑えてあり、

第三者が見ても状況がわかるものとなりました。

詳しくはよく分かりませんが、この証拠たちをもとに

今後、犯人の罪を裁いていくことになるようです。

犯人を捕まえ、事実関係を明らかにし、罪を裁くことまでやってくれる

警察すごい。本当にすごい。

【その5】形成外科すごい

翌日、紹介された形成外科先生がいる病院へ行きました。

先生は傷口を見てすぐ、

「縫い直しだね」とおっしゃっていて

せっかく前日に一針一針一生懸命縫ってくれた糸を切るのは申し訳ない気もしましたが

専門の先生が言うことなので素直に従いました。

そして形成外科先生は、さすが専門なだけあって

こちらが心配する暇もなく、手際よく縫っていきます

結果的に、先生曰く「数えきれないぐらい」縫ってくれました。

内側も縫った(しかも内側の糸は数ヶ月で溶けるらしい)

ので、傷口はおそらくほぼ残らないだろうとのことでした。

前日の内科先生には充分感謝しつつも、

やっぱり専門の先生はすごい。

【その6】東京都すごい

以上のように、たくさんの方々、たくさんの日本の仕組みによって

わたし事件以外の不満を感じずに、傷を塞ぐことができましたが

1つ気がかりなのが、治療費についてです。

犯人へは怒りもありますが、

わたしは死んだり障害が残ったりした訳でもないので

そこまでの恨みはありません。

ただ、もう、本当に大した額ではないのですが

治療費ぐらいは払って欲しい…と思っていました。

すると、そのことを話した訳ではないのですが、

警察の方から

わたし治療費東京都が払ってくれるという話を聞きました。

どういう流れでそうなるのかは不明ですが、

(また、その条件など色々あるようですが)

こちらに全く否がないのに一方的にケガをさせられて

治療費まで被害者が払うのはおかしい、ということで払ってくれるそうです。

そんな仕組みがあることは全く知りませんでしたし、

そんな仕組みがなければ本当に被害者は損ばかりです。

僅かなお金ですが、そのおかげでわたしの心は大分軽くなりました。

東京都すごい。

そしてそんなお金があるのはもちろん、

普段税金を払ってくださっている国民の皆様のおかげです。

本当にありがとうございます

普段生活していると気付かないことばかりですが、

日本にはこんなにたくさんの仕組みがあり、うまく機能しています

中には問題があることもあるかもしれない、それでもなんとかうまくいくように

今日自分の知らないところで誰かががんばってくれている。

そう思うと、日本ってすごい。

2016-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20160819180005

こりゃ破壊力高い通り魔だ。

こいつ以上の罵倒で返したいところだけど、ここまでゲス言い回しが思い付かない。

2016-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20160807180951

(つづき)

三ツ目が発射した「超クリック音」を、まともに食らってよろめいたところへ、突進してきたオーシャン・ハチェットに激突されて気絶、水面を漂うゴジラ。象用の麻酔弾を打ち込んだうえ、二艘トロールで回収するG国。

 航行不能になった船舶も曳航されていく。無人デバイス2機を帰投させ、落雷機やハイロメデューサも回収して後を追うオーシャン・ハチェット。海軍巡視艇の乗員を全て救助し、最後尾を勤めるMYキャニー・ロデル

 資源探査用の大型トレーラーが用意され、クレーンで載せられて、ガリバー-in-リリパット状態に縛り付けられるゴジラ軍用車両前後を固められ、首都へ向け搬送されていく。

 港から見送る、三ツ目とシー・リカオン達。


「三ツ目たちとしては、本当は引き渡して欲しいんだよな?」

『ヒトの領域なので無理強いはできない、と言ってます。』

「随分ものわかりがいいな?」

『ヒトのルールでやってほしい、と』

「……え、何を?」

実力行使でない、争い……の解決?』

「は…?」

もしかして裁判?……してほしいのか?」

「オルカが、訴訟を提起しましたよ…」

「ええ~?今、中継してませんよ。嗚呼、しくじったぁ。」

「待ってくれ、それだと俺たちも当事者になるんじゃ?」

「そうだろうな。お誂え向きにも、全員そろっている。」

「シンユウマルもか?」

公海上だったろ?……どこで裁判やるんだ。」

協定違反を罰するときは、両方の種族?…の代表がいないとダメ、と言ってます。』

「三ツ目が代表者なのか?」

ゴジラ側の代表がいないじゃない。」

『既に呼びかけをしている、だそうです。』

「はー。貴方も、こっち来た方が良くない?」

 


逆叉側に訴訟提起の意向があることは、翌日シー・リカオン本部からG国へ伝えられた。しかし、G国が原告をやるとしても、ゴジラ被告として認めることは、被告の「不法行為地」が国外であることだけでなく、CBD名古屋議定書でいう遺伝資源ゴジラは該当しない…と解釈する余地が生じる。だから環境NPOの間では「G国は認めないだろう」という予想が大半であった。それに…


そもそも、都合が良すぎんだよ。」

何となく馴染めない朝食を頂きながら、シンユウマルの乗員も、この話題に乗ってきていた。港のシー・リカオン達とは離れて、首都ホテル提供されており、軟禁されていた砲手長たちとも合流していたが、後者グループは「大使館へ行かなくては」「修理の手配とかあるから」と早々に外出、ホテルの朝食には出てきていない。


「何の都合?大鯱の側は八つ裂きにしたいの我慢してるんだろ?」

「あれは、シー・リカオンが飼い慣らした鯱だろうが。普通そう思うぞ?」

あんなでかいの、どうやって連れてきたんだ?」

「鯱の言ったふりをして、どうぶつ団が訴訟をしたがってる?何でだ?」

「だから人間通り魔とかと同じ扱いにしてやりたいんだろ?」

「なるほどな、ゴジラが鯨だからか。シー・リカオンの都合で訴訟をするというわけだ。」


オーシャン・ハチェットの甲板で、朝食をとっていたシー・リカオン達の間でも。


本部が乗っかるとは…」

「でも、確かに。よく考えると、うちとして他に選択肢がないな。いかに暴れたとして野生動物。G国の”財産”を収穫してあげました、というわけにもいくまい。オルカ側の権利主張も無碍にできないしな。」

「でも、この構図まずくありませんか?」と記者

「なんで?」

最初から裁判をしたがっていたのはシー・リカオンだ…という話になりはしないかと。オルカの言うこととは信じられないでしょうから。」

「え?…だって、あの”通訳”はうちじゃないぞ?」

「そうだったんですか?でも、外から見れば一緒でしょ?」

「……」

「………。」

「あれ、急に無口に?何でです?何か、あるんですよね~」

「それはそうと。三ツ目の奴、ええかっこしいじゃねえ?」

「…何でです?」

若いオルカの素行の悪さ。うちにいるとよく聞くだろ。ちょっとしたギャングみたいだってあいつらがルールとやらに従ってると思うか?相応の罰をもらってると?絶対そんなことない。」

「異種族尊重するように見せて、足下?はボロボロだと。」

「他のオルカも、ゴジラの扱いを聞いたら頭にくる奴もいるんじゃね?」

「まあ、そのあたりも含めて人間ぽいところだな…」

「オルカのことはまあ。それより、シンユウマル感謝の意を示すというのがな…どうなっちゃったの本部は?」

「”ゴジラによるIUU”を協力して阻止した…という理屈らしいぞ。」

「でも、シンユウマルが自ら”囮”になってくれなかったら、捕獲できなかったろうからな。確かに、そのあたりが落としどころだろう。」

「それにしてもG国の方は…”ゴジラ遺伝資源ときたか。」


シー・リカオン本部はともかく、MYキャニー・ロデルやオーシャン・ハチェットなど現場側は、G国の目当てが「遺伝資源」の権利であると思っていなかったので、まんまと利用されたのが非常にこたえていて、その点でも裁判をやる方に傾いていた。


意外なことに、G国は裁判を認めるという。

要は、国際社会が納得するまで、ゴジラ処分を控えるということらしい。


三ツ目の側は、個別傷害事件ではなく、あくまで「国家」として訴訟をすることを主張。「協定」に基づいてゴジラ側に呼びかけを行っているとのこと。


『一ヶ月前からだそうですね』

マリナワールドが襲われる前からか…」

『今は裁判場所を伝えるように、あちこちの……ハブ?……に交代で赴いてるとのことですが、まだ接触できてないようです』

「そのまま接触できないと、どうなるんだ?」

協定では……30日間応答がなければ、代表者抜きでやれるようになってる、と言ってますね』

「ふーん、じゃもうできるのか。」


港にて三ツ目との会見を行うG国大統領。

貴殿、オルカの国を代表しているというお話ですが、その証拠はありますかな?」

『お見せしても良いが貴殿の許しが要る、と言ってます。』

「?…かまわんとも。」


海洋学者が自前のシステムで了承の意を水中音声にした瞬間、見えない影が沖合にすっ飛んでいったような…

「何だ?今の。」「忍者オルカ?」


待たされて苛つき始める大統領。三ツ目に厳しいことを言おうとした瞬間、海面に異変が生じる。無数の三角形海上でひしめきあっている。鳴き声などはいっさい無く、黒い体に波の音すら黙らされる。静寂が、かえって恐ろしい。


しばらく絶句していた大統領


「すごい…数……ですな。」

『ほんの一部、だそうです。公海で待機している者たちの。』

「なんと、EEZ境界がわかると?……まあ、いいでしょう。国連などの見解も同じだといいですな。」


 そのころ、大使館へ来たシンユウマル船長から電話で報告を受けている鯨研内では、現場よりも強い危機感が生じていた。


ゴジラから、訴えられるかも…ということで?」

「そんなのはどうでもいい!公海上のことだ。訴えられても、受理しなければいい。」

「では、何が?」

ゴジラでも鯱でも、訴訟当事者になれるとなれば…どうなる?」

「あっ……!」

「我々は終わりだよ。すぐにUNCLOS加盟国筋へ働きかけねばなるまい…」

しかし、あの……ITLOS行きは避けられても、ICJのほうへ来たらどうなるんで…」

「うるさいぃ!!」



結果から言うと、鯨研側の心配杞憂に終わった。「通訳である海洋学者が”失踪”したのである。おそらく原因はスキャンダル。シー・リカオン海洋学者との過去因縁ネットニュースで「暴露」されたのだ。

金銭のつながり等ではなく、その真逆大学研究予算や優秀な学生達を奪われたのどうので、かなり争った過去があり、今でも犬猿の仲だというのだ。


「有名な話だと思ってたんだが…昔のことだからな。」

「知りませんよ。でも、道理で…いくら誘っても、来てくれなかったわけです。」

「というか、よく今まで協力してくれたなあ。」

「うちじゃなくて、”三ツ目に”協力してたんだろ。」

「まあ、オルカ達には、ヒトのシステムなんかなくても、勝手に争ってもらえばいいわけだしな。」

「G国としては、よくないだろ。」

「あっ、そうか。」


当の三ツ目はといえば、人間側へ何ら挨拶もなくスパッと立ち去った。それを知った記者の落胆ぶりは気の毒なほどで……とまあ、色々あったが。シー・リカオンとしても本件から手を引く理由ができたし、G国とは本来の協力関係に戻ろう…という方針になった、そのときであった。


ゴジラ最後闘争を開始したのは。


突然。厳重な拘束にも関わらず、自らが縛り付けられていたトレーラーを「背負い投げ」し、丁度観察に来ていた政府要人たちを「ぺちゃんこ」にしてからボロボロになった前脚を戦利品よろしく掲げた軍人たちの写真公表されるまで、12時間ほどを要した。

首都居住者たちがアップロードする映像からゴジラの「足取り」を再構成するのがネット上で流行したが、それで視覚化された被害も恐ろしいものであった。

陸軍からは「意外とあっけなかった」との談話公表されていたが、炎上する基地を背景に、横転した戦車や、降着装置まっぷたつにされてつんのめっている航空機写真などが出ていると、やせ我慢しか見えない。

後脚にもナイフが仕込まれていたのを見落としていたのでは?武装テロが仕掛けられたのでは?前脚の写真しか公表しないのは、ゴジラ戦闘力軍事的価値が生じたためではないか?…と、色々な憶測も呼んだ。

もっとも、環境相が真っ先にトレーラーの下敷きになっており、遺伝資源としての価値を主張する者がG国に居なくなったというのもあるのかもしれない。


三ツ目たちの呼びかけに応じる者が現れなかったというのは、要するに…あれが最後ゴジラなのだろう。


大型種の最後。「協定」の当事者たる種族消滅した。三ツ目達の引き際は、そういうことなのだろう。そして。

ゴジラが現れなければ、キラー・ホエール…すなわち逆叉と”話”をする機会もなかったというのも、また真実であろう。」


記者は、そのように終えて。原稿を「送信」した。

2016-08-07

シン・ゴジラ見た。

 テンポはとてもいいんだけど、細かいところが気になっちゃって、今一つ嵌れなかった。

 

 まあそうはいっても、正直なところ「原子力(微)生物」ってどんな描写にしたらいいのか想像つかない…。

 自分で考えようとすると、「原子力」抜きでエメリッヒ版みたいな「ありそう路線」になってしまう。











↓こんな感じ

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グリーンランドバイキング居住地遺跡。逆叉の骨が大量に散らばる中に、奇妙な足跡発見される。

氷河期の巨獣たちが生き残っていたのか? バイキングは何のために逆叉を、危険を冒してまで捕っていたのか?

…訝る学者達。

(生き物としての逆叉の凄さが語られる)


そのころのカナダ

逆叉の「聖地」で、鯨類の研究……特に、逆叉の「会話」を傍受・研究してきた海洋学者が、パニックを起こしていた。


「とにかく、様子が尋常じゃないんだ!」

…と、報道記者やDFO、さらにNOAA必死アピールするが、禄にとりあってもらえない。


「減ってるって言うけど、ここから移動したのかもしれないでしょ」

「オルカに迫る危機…って線なら良いと思いますが、”人類への脅威”みたいな言い方は疑問ですね。恐れながら、入れ込みすぎでは?」

「オルカと人類を同一視しておられる様に見えますよ。」


しかし、すぐに。「北大西洋では、逆叉の個体数は急速に減少している」との見解を、別の科学者も示す。

明らかに何らかの異変が起きている。学会NGOなどに緊張が走るなか、さらに身近なところで事件が起きる。海洋娯楽施設マリナワールド」のスターである逆叉達が。一匹、また一匹と、痕跡も残さずに飼育プールから「消えて」いってるというではないか


通報を受け、マリナワールドに張り込むTV局や警察の目前で。10m以上に及ぶ“何か“が「突入」してきて、最後の逆叉が瞬時に両断される。その様子や、警察ライトに驚いて?凄まじいスピードで逃げる「何か」の不明瞭な映像が放映された。

こいつは一体何だ? いったいどうやって海水導入溝の多段鉄柵を越えているのか? 全世界の注目を集め、前後まっぷたつにされた逆叉や現場の遺留物から、様々な「正体予想」が氾濫する状況に。

そして、報道学者環境保護団体「シー・リカオン」などが州軍とともに詰めかけるのをあざ笑うかのように、100km以上南にある別のマリナワールドが襲撃される。今度は一夜にして12尾の逆叉を全滅させ…たのみならず、施設の大規模な損壊火災行方不明者を出す事態


キラー・ホエールキラー州軍迎撃陣の裏をかく!」

「KWK、ヒトの味を覚えたか?」

 騒動が大きくなって、最初海洋学者に再びスポットがあたるが…。

「頭おかしくなっていたんだ、きっとそうだ…だって、ありえないんだ!」

「どういうことです、あなたは何を見たんです?」

「うぁあっ…勘弁してくれ!」


幸いというのか、北米犠牲はそこまでであった。

今度は、西南アフリカ…。とあるマグロ密漁船が、環境保護団体シー・リカオンのIUU監視阻止船「MYキャニー・ロデルから逃走中に突然、沈み始めたのである。余りに速く沈んでいき、誰も浮かび上がってこない。

マリナワールドからは余りに遠く、KWKと結びつける材料もなかったので、現地国家「G国」海軍に対鑑武装を疑われるMYキャニー・ロデルの乗組員たち。調査で乗り込んできた軍人たちの目前で、軍艦のほうが襲われる。船尾の舵が壊されたのち、水中から飛び出して甲板に跳び乗ってきた”それ”は、あの特徴的な背鰭と禍々しい皮膚を備えていた。

「あれは?…あの、KWKじゃないのか?……しかも、脚があるぞ!」


軍人達は銃撃を浴びせるが殆ど利いてない。シー・リカオン側の船長は、とっさにMYキャニー・ロデル封印装備…「爆発電気銛」を使い、KWKを追い払う。そうこの船は、嘗てノルウェー捕鯨船だったのだ。シー・リカオンとして決して使ってはならない装備を……苦悩する船長


そのころ、マリナワールド遺留品調査していた学者達は驚くべき事実を突き止めていた。DNA解析によれば、KWKに最も近縁な生き物は、鯨類だというのである

(昔は鯨にも脚や頸があった、現世の鯨類から万年前に分岐した…などの蘊蓄が語られる)


「KWKの正体は鯨類と判明。即ち、キラー・ホエールキラー・ホエール!」

ゴンドウ・クジラ類にもっとも近いとされたこから、米NOAAは”ゴジラ”と命名。」

「遺留物の分析からゴジラの表皮や背鰭には鯨類が放つ声…音波を吸収ないし散乱させる性質があると判明した。つまり、逆叉はゴジラ待ち伏せを探知することができない。おそらくはソナーも…」

ゴジラ待ち伏せ型の捕食者であり、ゼロダッシュの加速は凄まじいものがある。」

「頭部の唾液腺のような器官からは、着火性のある炭化水素類を噴出できると思われる…!」


一気に情報が溢れるなか、口をつぐんでいた海洋学者までが、

「あのとき私が見たのは、陸へ打ち上げられるオルカ…を追って、このゴジラも上がってきて。オルカをあの後脚で押さえつけて、前足から飛び出したナイフで……おおぉお!」


さて当のG国では、EEZ内でも出没するゴジラ正規漁船が入漁を見合わせるなど損失が拡大、洒落にならなくなってきた。他国組織からの介入を強く牽制するが、ゴジラ対応できる改装を行うこともままならない。

一方、シー・リカオンに対しては、G海軍密漁対策連携していた経緯から、またKWKが野生動物と判明したことから、G国政府さらなる協力を求めてくる。

しかし、結果的にせよ”鯨類”に銛を向けてしまったMYキャニー・ロデルは、船長も乗組員も動揺が激しく、身動きがとれない状態であった。


一方。

極東の「鯨類研究所」は、ゴジラを”害鯨”と認定、「調査捕鯨に乗り出す」と公表インド洋上の目視採集船「シンユウマル」が、喜望峰を回って大西洋に入る。衛星の合成開口レーダーで同船の動きを追うシー・リカオン。シンユウマルは、かつて南氷洋調査母船シンニチマルとともに、MYキャニー・ロデル挟み撃ちにして、癒えない傷を追わせた仇敵である

しかし。G国が箝口令を強いているため、シンユウマルは、ゴジラがどうやって軍艦航行不能に陥れているか知らない。


そんな中でG国は、シー・リカオン新造IUU阻止高速船「オーシャン・ハチェット」の派遣正式要請した。

ゴジラはヒトを”密漁”しているのです。それで十分ではないでしょうか? それに、貴団体新造鑑には色々”特殊な装備”があると伺います殺処分なら時間をかければ私達でも、あるいはシンユウマルでもできるかもしれませんが…」


実は、G国は。ゴジラ公海などへ追い出してシンユウマルにしとめられるよりも、EEZ内で”確保”するのが望ましいと考えていた。

CBD名古屋議定書に基づき、ゴジラを”遺伝資源”として研究収益化をもくろむであろうグローバル企業達を呼び寄せ「公正かつ衡平な利益配分」を受けられる、「ゴジラ遺伝資源ライセンサー」としての地位を確固たるものにするのだ。米国などで確保した断片程度の”遺伝資源”よりも、生きているほうが価値が高い。そのためにもシー・リカオンは利用できる、と。


そんなG国の本音を知らないまま。G国沖EEZへと急ぐオーシャン・ハチェットは、ゴジラ捕獲」の任務を果たせるのか?





その少し後。

G国沖、公海上に停泊するシンユウマルを後目に、海軍ヘリに先導され、EEZへ入ることを許されたオーシャン・ハチェットであったが……そのあとを巨大な影が追ってきた。シー・リカオン側がそれに気づいたのは、G国の港湾に入った後であった。

もう、ゴジラに追われていた?…身構える乗組員。既に接岸していた同船が、回頭できなくなるほど近くまで、巨体が寄ってきている。

しかし、「ピヨオウアッ!」…という鳴き声で甲板の緊張が解け、興奮へと変わった。


「オルカだよ!本当に大きい…すごい…」

それは20mにもなるかという巨大な逆叉。シー・リカオン等では、通常の逆叉が子供サイズに見える望遠写真で有名な個体だ。頭頂部にも、目の後ろのアイパッチと似た白い紋様があるため、「三ツ目」というコードが与えられている。


「三ツ目が、一頭だけ?」

「南から、シンユウマルを追ってか?あいつら、オルカの群に何かしたのか?」


から来たオーシャン・ハチェットについてきた筈はないから、ある意味当然の発想であったが。レーダー履歴は、シンユウマルが脇目もふらずにやって来たことを示していた。


「ウオイヨ、ニアァーウイウッ、プペラポポ~」

「やたらとアピールするな…」

「野生のオルカが一頭で港へ来て、こういうのって…とっても珍しいですよね」

「やっぱり、ゴジラのことじゃないですか?」


最後質問をしたのは、同船に同乗していた記者である。既にG国のモバイル通信網を経由して、映像送信を開始していた。

そのわずか5分後。記者スマホに着信があった。例の海洋学からである


『三ツ目が来てますよね?』

「もうキャッチですか…!」あきれる記者

『これ、見せられますか?』


海洋学者は、G国検閲済みゴジラ画像プリントを抱えている。甲板に大型ディスプレイが引き出され、大写しにして、色を少しずつ調整していくと…


「パアアアアアアア!!!」と、すごい大声。


「ほんとかよ。」

「ほら、そうでしょう?」

発音や解析の環境も一式用意していますので、画像を併用すればある程度通じるかと』

「え、ここでやるの?」

『ここまで積極的ですから成功率高いと思います


港へ出てきたG国政府の面々も、この状況に驚いたものの。三ツ目がゴジラ接触したがっていることを、すぐ納得した。


「何で、勝手に探さないんだ?」

一言入れてから、ということなんじゃ?」

『”わたしが囮をやる”と言ってますね…戦闘態勢に入ったオルカには手出ししてこないから、と。』

「何だ、古馴染みなのか?」

『大昔からのつきあいで、協定のようなものがあるそうです。それを破ったのだと。』

「あれだけ狼藉働けば、そうだろう…というか異種間のコミュニケーション、初めてじゃないんだ?」

『北のオルカはエコロケーションに頼りすぎ、だそうです。』

「あの。そういうの、貴方自身見解ではないでしょうね?」


こんな感じで。ディスプレイの中から、図版を沢山抱えた海洋学者が色々言うのに、誰もが半信半疑になりつつ。ともかく大逆叉の意向にそって「作戦」を組み立てることになった。


翌日。MYキャニー・ロデルが舷側に大布を吊し、そこに仮病の三ツ目を「収納」して、囮の役割を担う。かなり距離をとって、「ゴジラ対策」を施したオーシャン・ハチェットと海軍巡視艇2隻が追っていく。誘いを掛けるために、三ツ目は自らの血液までも提供した。


ゴジラ巡視艇の後方から現れた。急拵えの「枠」に阻まれて舵を壊せなかったものの、舷側に前脚を掛けて甲板に飛び乗ってきて、自重でロールを抑える。もう一隻のほうの甲板に軍人達が現れ、速度を落として併走しながら銃撃を加え始める。ゴジラは音もなく跳躍するが、足場になった側の船は強烈にロールしてひっくり返った。

ゴジラは、もう一隻の舳先に「着地」したかと思うと、そのまま海へ走り抜ける。その反動で急激な回頭が生じ、底を見せた一隻目に激突。軍人達も海に落ち、海軍は脱落を余儀なくされた。


「あれ、助けなくていいのですか?」と記者

ある意味、予想通りだろう。後方から救助が来るので、こちらは海岸に沿って遠ざかった方がいい。」

『もう外してくれ、だそうです。』

三ツ目の鼻先、海上すれすれにあるディスプレイの中で海洋学者が「通訳」した。一旦リリースすれば、意志疎通は難しくなるだろう。


「き、来たぞ…?…来たぞォオ!!」

保護布を巻き上げつつ、全速で離脱!」

三ツ目の巨体が音もなく沈み、MYキャニー・ロデルの起こした波だけが広がっていく。


「どうなりましたか?」

「あれ…?」


三ツ目の役割は疲れさせるだけ、の筈だが。水中で決着がついてしまったのか?…と全員が思い始めたときもつれあった巨大な塊が海面から飛び出したのは…


あんな後ろで!」

ハチェット、無視されてるぞ…」

「というか、さっきの軍のほうに向かってる?」

大口叩いてたけど、馬乗りされてなかったか?三ツ目。」


オーシャン・ハチェットは、搭載の無人デバイス類を離鑑させていたが、標的に「無視」されてしまったので回頭を始めていた。


「三ツ目に戻ってくるよう伝えられないか?」

「もう無理だろう」

「こっちに誘導してくれないと、まずいぞ?」


実際、流され続ける巡視艇公海に近づいていた。ゴジラはその「障害物」を巧みに利用して、三ツ目と渡り合っている様子である巡視艇の乗員は救命具でひとかたまりになって、二体の闘争から距離をとっていた。

そして、それを観測しているのはシー・リカオンだけではない。「調査」と書かれたブルーグレーの船体に白いブリッヂ……軍艦じみた奇妙な船の操舵室でも、どよめきが広がっていた。


「わざわざ足場を作ってあげてるとは…」

「何とやりあってるんだ、ゴジラさんは?」

「あれ、鯱じゃないか?」

あんなおおきい鯱がいるかよ!」

「上を飛んでいるのは何だ?どうぶつ団の連中のか?」


既に公海上であり、シンユウマルが接近していた。乗員達があわただしく動き、捕鯨砲の準備を行っている。

その鑑影を見て、シー・リカオン側に殺気が走った。


キャッチャーボート接近。シン……ユウ……マル……あれは"シンユウマル"だ!」

「こっちくんな、ポーチャー。」

「雷落としてやれ!」

冗談でも止めろ。裁判いくら掛かったかと…」


オーシャン・ハチェットから操られる飛行ドローンフリゲートバード」は上空で落雷装置を吊り下げたまま、ゴジラの疲れを待っている。同じく潜水ドローンバスケットスター」も特殊装備「ハイロメデューサ」を解放するチャンスを伺っていたが、目まぐるしく移り変わる二体の戦いに手を出す隙がない。

そこへ、速度を上げたシンユウマルが突進してきた。


「ああ、下がってくれ!」

「無理だ!手を出すなぁ!」

…と、若干芝居がかった嘆き声が響きわたるMYキャニー・ロデル船内。公海に出たので、例の記者がTV中継を開始したためだ。シンユウマルへの罵声は(なるべく)控えている。


「いやぁ、下がりませんとも。」

情報戦だなあ。うちも南アに寄って記者でも乗せればよかったかな?」

「よしましょうよ。」

…と、余裕を見せるシンユウマル側では、少し前に”クーデター”が起きていた。

 共倒れを狙い待機する方針を打ち出した砲手長が、大逆叉に畏敬の念を抱いていることを、若手の乗員達に見抜かれたのだ。

 鯨研の「情報戦」に晒されて育った世代にとって、鯨類へ「食品」や「天然資源」以上の評価を与えようとするのは許し難い裏切りであった。

 そして「鯱」はある意味、シー・リカオン象徴であった。この状況は、シー・リカオンが逆叉を操っているようにも、逆叉がシー・リカオンを操っているようにも見える。

 ゴジラと大逆叉。どちらに銛が刺さっても別に問題はなかろう?…この方針に反対する「年寄り」達は、船底の一室に軟禁されることとなった。


 迷いの無くなったシンユウマルが急速に二体へ接近する。三ツ目は深度をとっているのか、ゴジラはひっくり返った巡視艇の側で小休止している。

 絶好のチャンスに食らいつこうとするシンユウマルは、ゴジラ挑発しようと高度を下げていたフリゲートバード直下に入ってしまい、軽く「落雷」を食らってしまう。落ちた先がライトニング・ロッドではなかったため、諸々のシステムが停止し行動不能になったところをゴジラに襲われ、舵を破壊されてしまうシンユウマル


邪魔をするから!」

「いや、チャンスだ……シンユウマルの向こう側へ”手”を掛けようとする筈。急げ!」

バスケットスターハイロメデューサをパージします!」


 これまでのゴジラ船舶襲撃パターンから、先を読んだ指示が乱れ飛ぶ。水中ドローンから無数の「浮き袋」が密集状態で放たれた。膨らみながら急速に浮上していく。ゴジラ側の選択肢制限し、空中ドローンの「雷」を当てやすくするのだ。しかし…この状況では、またシンユウマルの側へ落ちるかもしれない。


 しかも、ゴジラは先程の「落雷」をちゃんと見ていた。舷側から上がろうとせず、上方を警戒して、すぐ潜行しようとする。そこにハイロメデューサが、相互に繋がった無数の「浮き袋」が浮き上がってきた。このまま押し上げられるとまずい…そう判断したのか、ゴジラはシンユウマルを蹴って距離をとろうとした。


「今だ。」「落雷機、投下ァ!!」


 フリゲートバードは、ゴジラの進行方向をふさぐように落雷機を落下させる。着水間際に相当なショックが走る筈…しかしその所要時間を見切り、逆に加速するゴジラ


「全速かけろ!ハチェット!」

嗚呼これは…間に合わない…」

「光った!落ちたのか?」

ゴジラ、頭を出したぞ!」

畜生…」


 MYキャニー・ロデルに広がる落胆の呻き声は、途中から歓喜の驚きに変わる。


「あそこ、三ツ目が!」

ゴジラ、様子がおかしいぞ?」

「痺れてるな…うまく泳げてない」

クリックアタック、食らわせたのか!」

「ぶちあてろ…ハチェット!!」


 三ツ目が発射した「超クリック音」を

2016-07-15

http://anond.hatelabo.jp/20160715203618

一人でやるなら別に通り魔だろうがレイプだろうがそれほど腹は立たない

匿名性の高いネットでは珍しい意見じゃないが、この感覚がある種の「冷静さ」としてまかり通ってしまうという無神経さが問題本質なんだよな。

2016-06-27

http://anond.hatelabo.jp/20160627203820

返答例:

あなたのその態度は、自分が恵まれていないということをアピールして相手から譲歩を引き出そうという態度だよ。その態度自体倫理的に言って問題であるばかりか、その態度は対象自分の間に、精神的な優位や不利な市場がある文化的社会的な前提を置いている。つまり社会は公平であり平等であるべきだと自分相手も思っているので、弱者である自分にたいして相手配慮すべきだ、その要求をしたい――そういう言い分だ。しかしながら、社会世界もそうとは限らない。例えば通り魔的殺人犯が刃物を振り回して襲い掛かってきたときあなた自分自身弱者評価していようと強者評価していようと、相手謝罪要求しようとしまいと、あなた被害者になって死ぬことはありうる。そういう直接的な暴力に対して抵抗のしようがないのが本当の意味での弱者であり、既存社会の中では共通認識として、女性低所得者や体力が少ない老人がそう扱われてきたんだよ。あなた通り魔に対して足の不自由障碍者の人よりも抵抗や逃亡の可能性が高く、不当解雇パワーハラスメントに対して低所得者よりも抗議や抵抗が、それが無理な場合でも転職まで食つなぐことが可能で、それは強者だということを意味しているんだ。もしそれがわからないのだったらバカだし、分かっていて僕にそんな泣き言を言っているんだったら、僕にマウントして精神的な優位を得ようとしているんだと思えるんだけれど、その事実理解しているかな?」

2016-06-17

http://anond.hatelabo.jp/20160617143300

× 今の時代は人に嫌われるのが怖くて叱れない人が多いんだよねぇ。

○ 今の時代は注意した帰り道に金属バットで頭かち割られて生涯寝たきりの障害持ちになる上に通り魔犯行のため犯人まらない一生を送るのが嫌な人が多いんだねぇ。

2016-06-14

女性に対する間違った優しさを持つ男性への警告

優しくて高収入彼氏に別れを告げましたが後悔は全くありません。

彼はネットで女叩きをするようなつまらない人たちと正反対でした。

でも女性に対する優しさが無意識女性への見下しからくるものに気がつきました。

企業女性枠や裁判女性にゆるい判決がくだるなどといったニュースがあるとネットでは「ま~ん(笑)」といった低俗かつ子どもらしいコメントが出てきます

こんなコメントをする男性陣は論外です。(恋愛弱者ゆえに孤独死通り魔可能性があるので配慮必要とは思いますが…)

彼はベクトルがちがう女叩きでした。

女性には辛いことがたくさんある」というのです。これはこころの支えにはなりません。

なぜかと言うと根本には「女性男性より劣るから配慮しなきゃ」という考えが感じられるからです。

「弱いものを守らなきゃ」こんな扱いは時代錯誤ですよ。

私は男女は平等だと思っています。どちらが優れているといったことはありません。

専業主夫問題ないと思います男性にも逃げ場が必要だと理解できます

それでも彼のような考えが少しでもある人は気をつけましょう。

2016-04-23

人間毒牙とか針のような器官がなくてよかったよね

きっと間違って自分に毒いれちゃう人多いよね


あ、これ自殺が楽になるじゃん

しかストレス感じたら刺しちゃうだろうから通り魔し放題だろうし

満員電車法律禁止されるだろうな


しろ毒針あったほうが人間らしい社会生活できたんじゃないかと思ってしまった

2016-03-15

http://anond.hatelabo.jp/20160315130213

自爆テロって不幸に道連れにするためにやってるわけじゃないよ

まあ通り魔自爆テロって呼んでるだけかもしれないけど

2016-03-13

「2万でどう?」って言われた女子中学生クールクレバーな返し方

…って何ですかね?


相手:見知らぬオッサン。道を聞いてきた。当然初対面。

場所駅前。高架線下で暗いけど人の通りはそれなりにある。なお、駅前交番からは遠い。

※装備:自転車に跨ってる状態。(身動きしづらい)自転車籠にはフルート装備(部活帰り)


ええまあ、実体験ですよ。遡ること20年前ぐらいだけど。私もう30オーバーな年だけど。でもって更なる前提として、

「見知らぬオッサンいかがわしいお店(?)の場所を聞かれて、何か答えなきゃ!といういらぬ使命感からうっかり

いかがわしいという刷り込みがあったパチンコのある通りをくそキトーに答えた」ら上記を言われたっていう


【お ま え は あ ほ か !お前が反省/考えるべきはそこじゃねえ!!!

しか言いようがない前段もあるんですけれども、


件のオッサンに【誇りを傷つけられた呪い】が割とキツくて

(相当に自業自得であることも絡んでるのは言うまでもないけれど)

(他にもレイプ狙いの通り魔紛いの人にも遭遇したことあるけど会話したオッサンの方が呪いになってる不思議

痴漢話題とか読むと、何度もクールクレバーを考えてしまうのでネットの海に放り投げてみる。なんていうか、供養したい。できれば笑って。


…ちなみに。クールクレバーができず何も言えなかった代わり、思いっきり睨んだらオッサンは退散しました。

サドル付近を触れられて気持ち悪かったけど、幸か不幸かその意味が深くは分かっていなかった程度にアホな頃でございました。

けが欲しいと思って道行くスーツのお姉さんにアイコンタクトしたけど「一見、父と娘に見えなくもなく助けてと声に出していない女の子」を

アイコンタクトだけで助けてくれるヒーローは世の中に存在しなかった。あのときのお姉さん、無駄にたじろがせちゃってすまない。何とかなったよ。

増田って久しぶりに来たけどやっぱ底辺のたまり場だな

数年前に多かった糖質は減ったけど

どう見ても社会に職とか居場所とか持ってなさそうなやべーのが複数人居る

連続通り魔がどうこう言ってたけど

ここで煽ってたらほんとに何人かそういう事件人生まれそう

http://anond.hatelabo.jp/20160313015851

うんだから

どんなに後から話にいろんな要素を足そうとしてもダメからねw

お・ま・え・が・書いたのは

と煽った結果ブチ切れた底辺ナイフ通り魔刺殺しまくったらおまえの恋人家族たまたま被害者だった、なんてことも世の中巡り合わせで起こりうるからな

ですw

社会がどうこうなんて「しゃ」の字もねーです

うんだから、それについてはさんざん言ってるじゃん

お前のチョンボについての言い訳なら聞くけど

後付けで別の話をどれほど展開しても通さないって。な?

苦しいなりにもっと頭捻ろうよ

お前はさっきからブロックのある箇所に同じシュートを繰り返してるので0点です

底辺じゃないけど底辺並みに頭悪い人」とか呼んだけど

そこらの底辺でもお前よりはトライアンドエラー重ねるうちになんかしらの進化はするよな

http://anond.hatelabo.jp/20160313014542

煽った結果お前の家族含む社会犯罪が起こりうるからやめろという話が

お前の話はそんな内容ではありませんでしたーーーー

お前が書いたのはこれですーーーー(引用何回目だ?)

と煽った結果ブチ切れた底辺ナイフ通り魔刺殺しまくったらおまえの恋人家族たまたま被害者だった、なんてことも世の中巡り合わせで起こりうるからな

社会なんて「しゃ」の字も出てねーよ

なに「~含む社会で」とか後から付けたしてんだよ?w

何回トライしても全然さりげなくないし通さないって言ってるじゃんwww

どうした?もっと頑張れよ?

どんなふうに話を逸らせば俺がお前のチョンボを忘れて通してくれるか超考えて頑張れ!

寝る時間削ってこんな深夜に頑張ってるんだから

もっとすごい手を思いつかなきゃ時間無駄だろーー?www

http://anond.hatelabo.jp/20160313012851

うんだからお前の家族も当たりうる確率を僅かだろうが上げるということは社会全体においても誰かが当たるリスク上昇だろ、なんもおかしくない

うん全然おかし

お前が最初に言った話と全く違う

お前が言ったのはこれ

と煽った結果ブチ切れた底辺ナイフ通り魔刺殺しまくったらおまえの恋人家族たまたま被害者だった、なんてことも世の中巡り合わせで起こりうるからな

社会全体の誰かが」なんて話は一ミリも出てきてないね

「俺の恋人家族が」被害者になることが起こりうる、という妄説を述べたよね

俺お前みたいな頭悪い間抜け

鼻水たらした必死な顔で論点すり替えようとするのを

はいだめー」するのがめっちゃ得意だし大好きだからシクヨロwwwwwwwwww

http://anond.hatelabo.jp/20160313011907

お前の家族含めた社会全体リスク低減だと理解できないのか呆れるわ

だ~~~~~~~か~~~~~~~~ら~~~~~~~~~

話を摩り替えようとしてもだあああああ~~~~~~~~め!

俺そういうインチキ絶対さないので

百回繰り返しても百回ダウト出すからねw

お前が書いたことも何回でも引用ちゃうよw

と煽った結果ブチ切れた底辺ナイフ通り魔刺殺しまくったらおまえの恋人家族たまたま被害者だった、なんてことも世の中巡り合わせで起こりうるからな

・俺が煽った底辺底辺の癖にナイフ通り魔をやる程度のガッツがある確率

・俺が煽った底辺によるナイフ通り魔が俺の関係者を襲う確率

ひとつひとつが俺が一生のうち交通事故死ぬ確率より低いわw

お前が書いたのはこのありえない確率で人を脅そうと言う頭悪すぎて面白いたわごと


脅しが通用せず馬鹿にされたからって

から「おまえのかじょくふくめたしゃかいじぇんたいののりしゅくの~」

とかモジョモジョ言い訳したってそんなもん差し替えてもらえると思ってんのか?

ほんと世の中を舐めてるなこの底辺並みに頭悪いけど底辺じゃないお方はよw

http://anond.hatelabo.jp/20160313011026

俺様の気に入らない主張をする奴は全て底辺レッテル貼りする

1・あまりにも頭悪いこと言ってるから蓋然的遺伝子が悪く学歴も悪い底辺だと思った

2・さっきから「みんなが僕を見下す」という可哀想底辺が暴れてるのでその一味かと思った


どっちにもあてはまらなかったのならゴメンぬぇ


この指摘で社会全体のリスク低減という概念が浮かばないなら底辺並みの頭の悪さだよ

いやいやお前が言ったのは

と煽った結果ブチ切れた底辺ナイフ通り魔刺殺しまくったらおまえの恋人家族たまたま被害者だった、なんてことも世の中巡り合わせで起こりうるからな

からな?


馬鹿にされたからってなーに話を摩り替えようとしてんだ?

それはダメだよ~~~~通らないよ~~~~~

底辺と間違えてゴメンな~~~~~~~~底辺じゃないけど底辺並みに頭悪い人

2016-01-23

http://anond.hatelabo.jp/20160123155431

例えば

自分が、家族が、

ガンになったら?

車に轢かれて障害者になったら?

通り魔に襲われて半身不随になったら?

サリンガスによってまともに話せなくなったら?

痴漢冤罪退職させられたら?

火事で全てを失ったら?

初めに書いたとおり

あらゆる災難を想定しています

脳溢血や後天性の障害であれば自己責任になりますか?

他人の命を切り捨てる自己責任の線引きを明確にすることはできません

生活保護叩きの末増え続ける餓死

月収16万円 40代アルバイト餓死 生活保護申請通らず 市役所「知らん。俺は悪くない」 【2chまとめニュース速報嫌儲板

http://newskenm.blog.fc2.com/blog-entry-47075.html

肉屋を煽てる豚は

自らが豚ではないと、いや豚になることはないと

まるで自己暗示たかのように信じているが

例えば

自分が、家族が、

ガンになったら?

車に轢かれて障害者になったら?

通り魔に襲われて半身不随になったら?

サリンガスによってまともに話せなくなったら?

痴漢冤罪退職させられたら?

火事で全てを失ったら?

明日は我が身であることをゆめゆめ忘れるな

ホームレスにも、乞食にも、車椅子にの障害者にも、

足腰立たない老人にも、管に繋がれたホスピス患者にも、

部屋で餓死する貧困者にも、

我々はいつでもなりえてしまうのだ

生活保護を叩くことで得られるのはなんだ?

弱者を叩くことで一瞬でも自分王様にでもなった気がするか

払った血税貧困者に使うのは無駄金

増田に告ぐ

明日もしも失職し全財産を奪われ家族が全員大病を患い自身障害者になったら?

明後日を生きることはできるか?

自己責任の名の元に国民はだれもお前を助けなくていいとされている

それが、日本

家族のため犯罪に手を染めることすらいとわない人間らしい人間

人生をうばわれるかもしれない

セーフティネットは誰が為にあるのか

情けは人の為ならず巡り巡って人のため

よってこれから年金ソープで生なかだししてきます

2016-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20160121143028

それはそれでもっともだけど、でも公正とか正義に反するって言うかさあ、納得できないじゃん。

通り魔に殺された人は生き返りません、みたいなのと同じ不条理を感じる。

2016-01-18

自殺する前に誰殺したら世界のためになるかな?

すぐに死ぬ気はないんだけどいざ今後死のうと思ったらどうしようかなって話ね。

から20年ぐらい先でも通用するような普遍性のある話題を頼むよ。

話題の○○を倒せじゃ20年後40年後には関係なくなってるっしょ?

そんで話戻すけど自殺する前に世界への置き土産として殺すなら誰(どんな人、組織)がいいかな?

アキバ通り魔みたいに死ぬ前にとにかく世界復讐がしたいっていうんじゃなくて、死ぬ前に少しは世の中に役に立ちたいって動機なのよ。

不正しまくってるからと大きな会社の偉い人を殺したら経済界パニックになるだけだろうしこれは駄目じゃん。

悪いうわさのある政治家ってのも結局裏で操ってるのは官僚だろうし、その官僚の誰が悪いのかなんて一般人には調べようがないから駄目じゃん。

じゃあISISみたいの潰すかってのもこれは無理ってもんじゃん。

死刑になるべき犯罪者トドメをってのも冤罪かも知れないし駄目じゃん。

となると個人レベル相手に出来て世界平和に繋がるのはキチガイ無罪で許されちゃった危険性の高い精神障害者とかかなあ。

うーん難しいわ。

意見待ってます

ちょっと疲れてるから一度寝ます

2015-11-08

血が苦手

血が出てる所とか見ると力が入らなくなって気分が悪くなる。

病院血液検査注射で倒れることもあるぐらい。

ニュース番組見てると、時々病院特集とかが組まれから、すかさずチャンネルかえるようにしてる。

とにかく、そういうシーンが出そうなものは見ないようにしてる。刑事ものドラマとか、映画とか。

でもどうしても回避できないのが、番宣

ドラマ番宣で突然流血シーンが出て来たりするとウッとなる。あれはほんと通り魔みたいなもの

別にドラマ宣伝なんか流血シーン使う必要それほどないんじゃないの、ほんとあれやめてほしい。

2015-11-04

http://anond.hatelabo.jp/20151104182440

通り魔無視される地域って具体的にどこだ?知ってるのかよ、相当な場所だぜ。

http://anond.hatelabo.jp/20151104175731

いじめ殆どは悪口言われたとか仲間外れにされたとかそのレベルだと思うけど。

それで刑事事件には出来ないだろ。

今時マスコミ騒がせるような派手な暴力事件なんて相当荒れてる地域しか起こらないし

そういう所じゃいじめじゃなくても警察なんてまともに動かないんじゃ?

路上での通り魔暴力事件とかも無視される地域ってあるよね。

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