「レポジトリ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: レポジトリとは

2018-07-27

Microsoftドキュメント誤訳を報告したら炎上(増田目線での話)

http://d.hatena.ne.jp/megascus/20180726/1532557216

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空リプ文句言う人がいて悲しいらしいが、直接リプライ文句言う人はブロックされたみたい(https://twitter.com/neuecc/status/1022474784569876481)(https://twitter.com/megascus/status/1022431727979913217)なんで、増田で書くわ。

@megascusがMS自動翻訳おかし問題ツイッター経由で知って、軽い気持ちフィードバックしようとしたのが6月

https://twitter.com/megascus/status/1009298346064822273

(彼はJavaプログラマーなので、.NETフレームワークデザインガイドラインにはモチベーションがないはずなので、たぶん気まぐれから善意)

そしたら自動GitHubレポジトリにissueが立つという予想しない仕掛けだったので、一週間後に気づいてちょっと驚く。

https://twitter.com/megascus/status/1011826869413470209

どうやら、初めにMicrosoft Docsが始まった2016年の時点では、フィードバックコメントGitHubと連動なんてしていなかったらしい。

https://docs.microsoft.com/en-us/teamblog/introducing-docs-microsoft-com

それが、2018年2月システムが変わってGitHubと連動するようになっている。

https://docs.microsoft.com/en-us/teamblog/a-new-feedback-system-is-coming-to-docs

でもそんなのMS寄りの人しか知らなくて当然だし、日本語ページからフィードバックの流れの中で全然説明されていないので、@megascusが驚くのも当然だし、UX改善されるべき。

(彼はフィードバックコメントの一週間前にMicrosoft DocsについてのQiita投稿を読んで「こういうのって普通なのでは。」と言ってた https://twitter.com/megascus/status/1006760629494042626 ようだが、Qiita記事フローとは異なるので、GitHub管理されてるとはまったく思わなかったんだろう。)

それよりも、割と前からMSDNやMicrosoft Docs日本語文書クオリティひくい機械翻訳ベースになって、フィードバックコメントもissueもPRも)対応にも日本語ネイティブの人がほぼ関わってなさそうな残念な感じできてるっぽいのだけど、それもたぶんMS製品に興味ない人には関係ない話だな。

@kiyokuraはそのあたりのことをわかってるMS寄りの人なのか、issueに英語コメント。@kiyokuraのコメントは元のフィードバックとはちょっと違う話をしているが、それより@megascusはいきなり英語で割り込まれたからまた驚いたかもしれない。

で、7/24に「マイクロソフトスタイルガイドラインに従わない」というよくわからない不当な理由クローズ。@megascusにも@kiyokuraにも何の問題もないにもかかわらず。@megascusのコメントちゃんと読まずに@kiyokuraのコメントだけを読んだのか(日本語がわからないならわかるやつに聞くことをしなかったのか)はわからんが、とにかくMS対応はひどい。

https://anond.hatelabo.jp/20180727042905

2018-04-03

中国語を学ぼうと思ったけど、すぐにやめた

機械翻訳の精度が良すぎて、英語で読める。

日本語翻訳がある中国語文章MicrosoftでもGoogle翻訳でもいいか翻訳し、中国語から英語になった文章日本語比較すると、その精度に驚きを感じる。

githubスターいっぱいの中国語レポジトリ普通に英語で読める。

言語を学ぶならマイナー言語のほうが、これから価値が出るのだろうか。マイナー言語だとそもそも使用頻度がなくて不要かもしれないが。

2018-01-31

anond:20180130221601

一番最初Homebrewを落としてくるときなんだけど、素のOSX LoinのcURLを使ってHomebrew用のcURLを落とす過程で、セキュリティ接続エラーが起きてるみたいだ。

困らないケースって、その人がHomebrewを導入したタイミングではまだレポジトリが高いセキュリティ要求してなかったとか、

あるいはFinkMacPortsから移行する場合、新しめのOpenSSLcURLを入れていたかセキュリティ接続ができたんじゃないか、と思う。

とにかく、素のLioncURLHomebrewcURLを落としてこれない。セキュリティ証明書問題かもしれないが、そのあたりはよく分からいからなんかもういいってなってる。

なんせ、brew doctorはLionってだけで警告を出すし、どうも10.8以上が推奨環境じゃなかろうかと。

2016-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20161209203205

何か書き出したら長くなったから、ちゃんと書く。

あと、code-checkは最近耳にして、つい一緒にあげてしまった。

企業登録して使うサービスっぽいからここに上げるものじゃなかった…すまん。

経歴的なの

Web系のエンジニア

・30代前半

・2回転職したことあって、1回目はエージェントで、2回目はpaizaで転職した。

使ったことある / 何となく知ってる転職サービス

paiza

問題解いたらランクっての取れるけど、企業要求満たしてないと応募できない。

ランクは全部の企業に使い回しできる。

応募すると企業から、2〜3個分のソース見れるようになるっぽい。

実際に使って転職した。

CodeIQ

企業ごとに問題出される。

面倒くさがらない OR 意中の企業がある人にはいいのかも。

俺は面倒くさいと思ったからあまり使わなくなった。

Forkwell

自分Qiita記事とかGitHubレポジトリをまとめといて、それを就活に使う。

転職の時どうなるのかは、使ってないから詳しくは知らない。

Wantedly

元増田に概ね同意

自分で全部やらないといけないから、それが自分に有利になる人にはすごくいいと思う。

流石に、Webフォームもなしで面接日を決めるのは面倒だったけど、初めから社長CTOと会えるのは面白かった。

受けたとこの人事の人は、冷やかしで来る人も結構いて困るって言ってたけど。

採用側も全部自力みたいだから企業によってはレスポンス遅かったりする。

転職終わった頃にメッセージ送ってきたとこもあって、なんだかなーって思うことも。

リクルートエージェント

エンジニアじゃないエージェントと話すのに疲れた

コード見てくれるとこと比べると、書類選考と人事面接挟むからステップ多いのも面倒だなと思った。

推薦とかしてほしい人にはいいのかも。

マイナビエージェント

リクルートエージェントと同じ。

マスメディアン

広告デザイナー向けの企業が多かった。

上2つと違うのは、応募した企業ごとに担当者が違って、人にエージェントはつかなかった。

エンジニア専門って感じはなかったけど、Web系の話は通じやすかったのはいい印象。

2016-03-18

http://anond.hatelabo.jp/20160318114236

というかお前が思ってるほど無名のお前のプラグインなんて誰も見ないぞ?

ブログならはてなとかなら無名人間でもなんとなくはてな宣伝してくれて人が来る可能性があるし、

そこから上手いことやれば人を集めたり出来るかもしれないけど、

GitHubのお前のレポジトリなんて誰がどうやって見つけると思ってるんだよ?

ブログでも書いてるのか?書いてるとしても日本語だろ?そしたら日本人しかこねーわ

2015-12-30

法律って無能プログラマが書いたアセンブラの山みたいなものだな

訳あって、ある法律とその関連法の条文を生まれて初めて隅から隅まで読んだ。

なんだこりゃ。ひたすらスパゲッティのようにクソのような日本語が絡み合っているだけじゃないか。

こんなクソみたいなものを更にクソにするためにパッチ作成したり、

クソの内容を解説することでカネを得る職業に、日本最高峰頭脳集団が浪費されているのか。

しか法令データ提供システムかいう国が提供するレポジトリでは改正履歴が閲覧できないときた。

履歴が見れなきゃ頻繁に改正される法律意図目的わからんではないか。

これはIT業界的に言えばこういうことだろう

2015-12-11

LinuxMintを使って数ヶ月

何の問題もない。エロゲギャルゲ乙女ゲーができないくらいか。

ニコニコ動画の視聴にも問題ない(Flashも動く。けど新バージョンリリースはもうないらしい)

MinecraftJavaベースなので問題ない。MODも今のところ全部動いている。(Buildcraft, IC2_experimental, Thermal Expansion, etc.)

・家で文書作るときもとりあえずLbreofficeで下書きして会社で整形する。

アップデート勝手再起動されない(これされるとほんとに殺意が芽生える)

・起動と終了が早い。でもスタンバイモードから復旧したときにたまにマウスの左クリックが効かない。

USBメモリプリンタスキャナ、だいたいのデバイス認識してくれる。

かゆいところに手が届く系のソフト自炊した画像をまとめてスマホ画面サイズPDFにしてくれるやつとか)は少ない。

Chromiumさえ入れてしまえばLINEも動く。

JAVA, Chromium, Flash全部がSynaptic(ウィンドウズでいう「プログラム機能」)でインストールできる。昔apt-getで出来なかったことでもわりとできるようになってる。

Linux Mint指定されたレポジトリの追加さえすればIME日本語環境の構築が簡単。このやりかたの方がMozc単体でインストールするよりも安定性が高い(気がする)。

MATEもCinnamonも使いやすい。スタートメニューボタンがあってWindowsからの移行もわりと簡単。

・Cinnamonのほうがウィンドウマネージャーとしての機能は優秀(画面のスナップで四隅にタイリングできたりデスクトップの切り替えが直感的)だけど如何せん重い。動作が一瞬遅れる。ノートや一昔前のスペックならMATE妥当だし、MATEとCinnamonに大きな操作上の違いはない。

Linux Mintに限らず、LinuxGUI独立しているので、Cinnamon版をインストールして自分に合わなくてもSynapticでMATEインストールすれば良い。

ギャルゲエロゲLinuxの相性については、Wineエミュレータを使う上でいいものと悪いものがあるけども、次に当てはまる奴が動かない可能性高い

・Livemaker製

WMV再生するもの

3Dに凝ったもの

逆に、2Dベースだったり、ライブラリ依存しないようなタイプだと動く? でもしょっぱな動いてても途中で急に詰むこともあるので、エロゲはおとなしくWin機でしたほうが良い。

2015-02-10

http://anond.hatelabo.jp/20150210164113

条件に該当するサイトリストアップいただきありがとうございます

https://jjyap.wordpress.com/2014/05/24/installing-opencv-2-4-9-on-mac-osx-with-python-support/

OpenCVの導入解説として、初めてこの操作をする人に向けて丁寧に説明されているのは素晴らしい。初めて取り組む人に向けては、ここまで噛み砕くと不安感を払拭できてよさそう。ただし、慣れている、またはOpenCVを実際に使って云々と解説する場合は、コマンドの例は飛ばす方がすっきりしそう。

http://kometchtech.blog.fc2.com/blog-entry-1173.html

からないことはわからないと書くのは、賛成。Qiitaのような知見をさくっとまとめるサイトなら、これくらいがいいかも。

問題が起きたときに、わからないと一旦置かれていた部分を追いかける必要があるフラグも立ちやすい。

苦しんで覚えるC言語

http://9cguide.appspot.com/ にもアップされているものと同じ?もしそうだとしたら、解説→ドリル→解説…と、学習参考書に近いものを求められているのかと理解している。

自分自身が持つ技術水準や、求められる情報(導入, 応用, ケーススタディサイズ)によって、読んでもらったとき理解してもらいやすものは違うことを、別の観点から知ることができてGoodでした。

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さて、自分自身が先に示された6つの条件を満たしていると考えているブログはこんな所。

上記2つはいずれも読者に「ある程度」の知識があることを要求している。その上で、運用している上で遭遇する問題…それもドキュメントにない情報…を、後で同じ問題に遭遇した人が問題解決を再現できる水準で記録されていることに感服する。

ただ最近はまず公式マニュアルを見に行って、よくわからなければググって傍系のStackOverflow(一番これが多いです)・英語圏ブログ・解説サイトに行く、エラーが出たら--debugしてみてよくわからなかったらエラーググるなどの使い方をしているので、あまり日本ブログにぶち当たることは無いです。

これは同感。公式マニュアルを見たら解決する問題が多いし、公式マニュアルで嘘をつかれる可能性は比較的低い。

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技術ブログを書いている人間として、嬉しいなと思うのはこんな順番。

  1. 拡散してくれること
  2. 拡散する際に何がポイント一言書いてくれること
  3. ブクマしてくれること
  4. 内容に問題があればコメント編集リクエストを通じて記事を鍛えられること

で、何より嬉しいのは、なんてことはない話だが…

である

多分、自分に役立っていれば、同じ境遇に接した他の人の役にも立ってるはず。そう考えて書いている。

2014-11-14

CVSって何よ状態で困ってます

俗にいう「使えないシステム」ってやつをつかまされたのかもしれない。

今、オブジェクト指向言語みたいので、業務ツール作っているんだけど設計が見えてきた段階で実は環境ボロボロなことに気が付いてきた。たとえばpushとかpullみたいなレポジトリ挨拶するコマンドが何種類かあるんだけど、なんかhageっていうコマンド打たなきゃいけなくて憎い。TortoiseHgpushしようとするとhage hair pushみたいなエラーが出て全然pushできないし、そもそもcommitとpullの違いがよくわからない。社内のSEに聞いても、commitは個人レポジトリに反映するだけで、pushしないとマスターレポジトリには反映されない、あとmergeが必要って言っている。TortoiseHgにMergeしてっていったら「それは無理」の一点張り。そうする間に新しい変更が反映されていたりして、もうぐっちゃぐちゃ。CVSだけじゃなくてほかにも必要自動ビルド環境の画面が執事だったり、そもそもユニットテストのAssertionが欠落しててすべてSuccessになってたりとかしてどうにもならない。

このまま実装がすすんでテストフェーズになったら大変なことになるって言っても「CVSくらい使えるのが当然だし、ブランチとかなにそれ美味しの」とかサラッというし。40代のクソガキが!つうかpush/pullがよくわかんねぇのは俺のせいだけどいくら何でも今の時代CVSはねーよ!っていうかCVNじゃねーかよ!まぎらわしいなって、ベテランに文句言ったところでツールを変えたがるとは思えない。だからといってPerforceのライセンス買う金もない。push and pullしてgitgitする時間金もない。死にそうです。

つかれた。p4mergeが使いたい。

http://anond.hatelabo.jp/20141113134907

2014-07-23

http://anond.hatelabo.jp/20140722233533

晒せばいいじゃん。

本当に10万もダウンロードされてるものならいまさらここで悪意持った奴が行ってもなんともならんだろ。

しろ良い宣伝

コードがパズる、ってめったに無いことだけど。

最近はたまにGitHubレポジトリがあがってくるけど、それでもほんと極たまに新着、くらいほっとえんとりーなんて めったにならん。

2013-09-08

僕はプログラマーです。

僕はプログラマーです。

 

でも僕のMacBookProには何故かAdobeソフトウェアが入っています

iPhoneアプリデザインをするわけではありません。

デザイナーの人がデザインファイルを.psdや.aiや.fw.pngのまま当然の様に投げて来るからです。

 

僕はAdobeソフトウェア精通しているわけではありません。

ですので複雑なレイヤー構造ファイルを切り出すのにはかなり時間を要します。

でもレイヤー構造の説明をしてくれるデザイナーの人は殆ど居ません。

デザイナー同士だとその複雑な構造でもやり取り出来るのかも知れませんが、僕には大抵よく分かりません。

 

例えば、Photoshopエフェクトレイヤーが掛かっているボタンボタンだけ切り出す時に凄く苦労します。

例えば、薄くシャドーが掛かってるデザインは素敵な質感を表現出来るかもしれませんが説明してもらわないとどこまで切り出したら良いか分かりません。

 

一所懸命頑張って切り出した画像アプリを作っていたら「この部分が滲んでいる」とか「ここが1pxズレている」とか言われます

 

僕はAdobe精通する為の努力をしなきゃいけないのでしょうか?

そもそもAdobeソフトウェアは高価です。 今なら毎月3000円払わなきゃいけません。

でも実際使う機会は月に2〜3回あるか無いかです。

一回の起動が1000円です。

 

じゃあデザイナーの人にも僕がソースコードのまま投げても良いのでしょうか?

Xcode無料です。 AppleiOS Developerライセンスは年8400円です。

ビルドから実機へのインストールくらいならボタン押すだけで出来ます

 

じゃあデザイナーの人にもGitデザインファイルを共有して貰っても良いのでしょうか?

Git無料です。 レポジトリは僕が作りますGUIクライアントは有料かもしれません。

多少学習コストは掛かりますがcommitとpullとpushくらいならすぐ覚えられます

 

デザイナーの人が数分で切り出せるボタン試行錯誤して30分掛けて切り出す間、僕がコードを書けばデザイナーの人が8時間プログラムを書くよりも随分作業が進む自信はあります

 

きっと何かしらのデザインルールレイアウトされたデザインの座標を一個一個調べながらボタンを配置していく間、僕がコードを書くよりも、最初からこのボタンはここに配置するってレイアウト図を見せてくれればバグを一個や二個くらい潰せる時間が作れます

 

デザインファイル最初からpngで書き出して貰ってレイアウト図と一緒にくださいというのはプログラマーの怠慢でしょうか?

どう書き出すとプログラマーが使い易いか一番良いのか分からない、とよく言われます

でも、最初に言ってくれればどういう風に切り出して欲しいか説明します。

しかするとアニメーションを追加する為にレイヤーにしたり、書き出す構造が変化することもあるかもしれません。

でもそのときはまたきちんと説明します。

それでも僕がどこまで切り出せば良いかからないシャドーを書き出した方が良いのでしょうか?

 

AdobeのツールはGUIから誰でも分かるのかもしれませんが、それはデザイナーの人が

  self = [super init];
  if(self) {
    [self setShadowImage:[UIImage imageWithNamed:@"shadowpng"]];
  }
  return self;

を見ているのと同じくらいよく分からないものなんです。

別に上の謎の文字列だって適当文字列じゃないんです。 きちんとした意味があります。 誰だってちゃんと分かるはずです。

ボタンが1px右が正解か2px左が正解かを判別するよりも簡単に間違ってるかどうか分かるシンプルものです。

 

確かにAdobeのツールはよく出来ているので僕でも頑張れば使うことが出来ます

でも、僕はAdobeのツールを使った時の生産性よりも、Stack OverflowはてなダイアリーClass Referenceと睨めっこしながらキーボードを叩いて居る方が生産性が高い人種だと思っています

 

別にデザイナーの人と敵対したいわけじゃないんです。

ただ、デザイナーの人がもう一手間かけて頂けるだけで、僕はもっとコードを書いたりデバッグ出来るし、結果的にプロジェクトとして良い物が出来上がるんじゃないかなというだけなんです。

デザイナーの人がAdobeのツールを習得するためにマウスペンタブを触っていた時間を僕はプログラムを覚えるためにキーボードを叩き続けていたんです。

 

もし、デザイナーの人がもう一手間かけて頂けたら...

僕はデザイナーの人から貰うファイルリネームに集中出来るんです。

2013-01-06

だいたいこんなかんじのEULA

http://blogos.com/article/53423/

だいたいこんなかんじのEULA

1. これはGoogleNexusです。サムスンが作ってGoogleが売っています。いいビジネスモデルでしょ?

2.rootを取るということは,誰かにrootを取られる可能性があることを常に忘れないでください。

3.これはガジェットです。文鎮にしても泣かないこと。

4.ソースフォークするときは,マージの計画を立てること。あなたフォークしたソースを持て余している間にも元のツリーは進みます

5.ガジェットあなたを助けてはくれません。あなたがしてほしいことを指示しなければいけません。注:メーカー宣伝メールなどは別途考慮します。

6.万が一文鎮にしたり文鎮にしたり文鎮にしたりしたら,まず冷静にどこまで動くのか考えてください。ブートローダーが動けばなんとかなります。こういうことは怒ります

7.このテクノロジーを使って自分幸せにすること。もし面白いROMができたら,リソースをみなと共有すること。

8.面と向かって言えないようなFUCKな言葉で誰かがあなたROMをFUCKだと言っても,それはその人の自由です。無視するのも良いですが,でも自分でも見返してみましょう。100のFUCKのうち1つは良い指摘も含まれています

9.友達にすら使わせられないようなアルファ段階のROMは公開しないでください。それは内内で行うこと。

10チート禁止。私の古いNexsus SシェアできるようなROMをお願いします。パフォーマンス優先はときバッテリーを損ないますバランスは,最初は私に聞きなさい。あとで自分で考えなさい。

11.公共の場では,「それiPhone?」と言われても,くどくど説明しないこと。だいたい通じていれば,ひとさまの発言を汲んであげてください。

12.他の人にあなたレポジトリ管理パスワードを教えてはいけません。笑わないで。参加ユーザーを作るのが面倒くさくて ついやってしまときもあるのです。インターネットあなたが思うよりも悪意に満ちています

13.初期バンドルアプリを膨大に作らないこと。すべてを収録する必要はありません。/systemよりも/dataのほうが広いのです。

14.ときどき家にスマフォを置いて出かけてください。自分にとってスマフォ重要じゃないと思えたら,大人の階段を1つ登っています。また,逆にこの場合必要だと思ったら,今度はそこを突き詰めたROMを作りましょう。

15.古いアニメ,古い音楽,古いゲームも楽しんでください。あなた世代は史上もっとも幅広い娯楽にアクセスできる時代なのよ。プログレについてキングクリムゾンアメリカンプログレッシブとジャーマンプログレッシブで言っていることが違うことを確認してください。

16.ときどきイースターエッグを埋め込むのを忘れないで。

17.前を向いて歩いてください。自分ものにぶつかって怪我をするのは勝手ですが,人様に怪我をさせると,いろんな意味で面倒です。

18.あなたは失敗する。そのときはこのNexus文鎮からスタートします。もう文鎮は怖くないわね。

ks1234_1234

2012-09-10

http://anond.hatelabo.jp/20120910112616

OSUNIX系だから超使いやすいよ。linuxに比べると若干癖はあるけど、winの使いにくさに比べたら誤差の範囲。

レポジトリ結構しっかりしてるからパッケージインストールだってbrew install hogehogeとかで一発だぞ。

2012-03-18

WEBサイト発注してみた。

アニメゲームキャラクター情報をまとめてるサイトがないから作りたいなぁって

思ってたんだけどhtmlは初歩しかからないしプログラミングもできないので構想するだけで作れなかった。

ゼロから4ヶ月でWEBサービスをリリースした人の記事を見つけて「自分にもできるかな!」なんて思い挑戦してみたけど理解できず挫折・・・orz

WEBサービスを個人で作ってる人達が羨ましいです。

それでもWEBサイトを作りたかったので制作会社発注してみようと思い立った。

ただのキャラクターデータベースだけではつまらないのでコミュニティ要素なども付けて

ネットで見つけた制作会社見積もってもらうと下記のようになった。


合計1,483,125円


以前、SNSウェブカレ」のサイト制作費が1千万円で安く仕上がった(潰れたけど・・・)という話があったか

なんとなく3~400万くらいかかるんじゃないかなと不安だったんだけど予想より安い見積もりだったので、

このくらいの金額ならなんとか出せる!ということで制作してもらうことにしました。

本当は何社かに見積もってもらって比較しようと思ったんだけど面倒だったのでそのまま制作をお願いすることにした。

最初はもう少し高かったけど機能の簡略化とオープンソースライブラリを使用してもらう事で費用を抑えてもらった。)

去年の10月の頭くらいから打ち合わせを始めて第1フェーズワイヤーフレーム作成仕様策定をして第2フェーズhtmlシステム開発

移ったのは中旬だったかな?その段階で前金で4割の580,650円を支払いました。

制作会社には3回くらい打ち合せに行って、あとはメールでやり取りしていました。

当初は12月中にリリースを予定してたんだけど、なんだかんだで伸びてあらかた出来上がったのが2月中旬くらい。

見積もりがちょっと甘かったんじゃないかなぁって思うw

ちなみに僕はヒッキー(どれくらいヒッキーかというと外出は3日に1回くらい)なので制作してもらっている間は

家でずっとサイトに必要なアニメデータを収集していました。

↓作ったサイト

http://neoapo.com/


以下、サイト設計担当してくれた人の製作記。

サーバ設定

サーバさくらVPS 8Gを使用。CentOS5の64bit

設定した項目は以下のとおり

HDDが3つあって、普通に/var/wwwコンテンツを入れていくとHDDが溢れそうだったので、容量の大きいものを使うように工夫したりなど。

メモリもそこそこ積んであるサーバなので、mysqlphpapcに多めにメモリを割り当てる設定をした。

データベース

本当はmyISMやInnoDBエンジンでLIKE "%word%"のようなクエリーを投げて十分なパフォーマンスが出ればいいんですけどね。

それはムリなので、全文検索エンジンとしてgroongaを使用。

groongaを使用するために先にインストールしたのはこんな感じ

この時点でいざ、groonga!と思ってgroongaをインストールしようとすると競合を起こして入らない。

epel、remiレポジトリからインストールしてあったmysqlと衝突してたのでyum remove "mysql*"で

一旦mysqlを消して、groongaレポジトリからmysqlとgroongaをインストール

するとgroongaは入ったものの、今度はphpから使おうとしてもphp-mysqlパッケージが入らない。

あちらを立てればこちらが立たぬ状態で本当にこまった。

どうしようもないので、やりたくないけどyum-downloadonlyを使ってパッケージに含まれる設定やら、soファイルなどを直接とってきて入れた。

mysql.so、mysqli.so、pdo_mysql.soを/usr/lib64/php/modules/にコピーしたり、設定をコピーしたり、少しずついじりながら、なんとか動いてくれた。

状態としてはmysqlとgroongaはgroongaレポジトリからphpと本来php-mysqlパッケージインストールされるmysql.soは手動で置いたことになる。

シェルから直接mysqlログインするときはgroongaレポジトリのやつを、phpからmysqlを呼ぶときは手動で置いたmysql.soを使うことになっている。

ちょっと心境的にしんどい。別の方法があったかもしれないけど、調べても分からず結局1日くらいかかった。

アクセスカウンタ

アクセスは、サイト全体(トータル)、サイト全体(当日分)、各コンテンツ日別、各コンテンツ週間、各コンテンツトータルのアクセスをとるようにしています

高速だとうわさのredisアクセス回数を残しています

検討した候補はmemcaced、apcmysqlredis、fileあたりなんですが、

memcacheはサーバリスタートするとデータが消える。

apcapacheリスタートするとデータが消える。

fileは候補にあがったものの、メンドウ、、どうせなら楽な既製品がいい。と思って候補からしました。

残るはmysqlredisだけど、redisが高速って聞いていたのでredisにしてみました。

最初全部redisに入れて、集計した結果をmysqlに入れるつもりでしたが、週間ランキングなどはINSERT INTO .. DUPLICATE ONを使って、

アクセスした週の月曜日00:00:00のタイムスタンプコンテンツIDキーにしたレコードを作ればそのまま週間ランキングになるなー。と思ってmysqlを使っています

コンテンツのトータルアクセス数コンテンツレコードpvという項目をつくってUPDATE table SET pv=pv+1 WHERE id = ? のようにしました。

最初難しく考えていたけど、こうすることによって大分楽になったなーといった感じ。

まとめ

全文検索エンジンや対話検索、ここにこのリンクがあればなぁ。。という所に何とかしてリンクを作るのが本当に大変だった。

使い勝手を良くするために、ここにこの機能をなど、さくっと思いつくのは簡単でもそれを実現するために、あーでもない、こーでもないと

DBプログラムとにらめっこしながら「あ!こうすればできる!でもそうすると今度はこっちが・・・」みたいなのがあったりでとても大変だった。

そんなに機能がないような感じがしても、このサイトだけでテーブルが20個あって、途中本当に死にそうだった。

2012-03-13

書き直したって、いいんだよ

http://www.yamdas.org/column/technique/hatenablog.html

 なお、タイトルに PART I とあるが、このネーミングはメル・ブルックスの『珍説世界史 PART I』にちなんだもので、PART II 以降は存在しない。つまりあなたソフトウェア企業)が絶対すべきでないことは、Joel Spolsky にとってこの文章に書かれることだけなのだ。それは何か?

 プログラムスクラッチから書き直すことに決めることだ。

まぁ、そんなわけないんだけどね。

最近はてな体たらくへの失望感名前を付けたい」というだけの文章にマジレスするのも我ながらどうかと思うし、気持ちは分からなくもないんだが、最近は「はてブ」以外全く使ってない俺でも、長年お世話になってきたはてなに対してそれなりに愛着というものがあるわけで、ディスられるばかりの流れに少しばかり反抗を試みたい。これは、それだけのエントリだ。

というわけで、以下に書くのは、技術の話でも倫理の話でもない。どうか気軽に読んでほしい。

書き直してはいけないのか

実例を挙げる。

今やワールドワイドな影響力を持つ勝ち組ソーシャルサービスTwitterだが、彼らは、ここ数年でバックエンドの大半をスクラッチから完全に書き換えたしかも、RubyからJavaへと、使用言語すら変更してしまった。

http://d.hatena.ne.jp/teppei-studio/20110709/1310168002

もう一つ。Tumblrも、LAMPアーキテクチャからJVMベースへ切り替えた。その過程で、Twitterオープンソース化した技術を取り入れたりもしている。

http://blog.kyanny.me/entry/2012/02/19/002256

『「古いコードクズだ」というのは錯覚だ』というJoelの意見は、一面では正しいが、他の面では間違っている。なぜなら、あるソフトウェアに求められていること(要件)は、時間と共にどんどん変化するから

書き直そうが、書き直すまいが、一番ダメソフトウェアとは「ユーザの要求に応えられないソフトウェア」だ。規模や環境の変化によって古い技術技術限界に直面したり、ビジネス環境の変化に追随する必要が出てきたのなら、「スクラッチから書き直す」のは立派に一つの選択肢だ。

技術の変化

はてなダイアリー最初バージョンがどういうものかは俺もよく知らないが、おそらく「LAMP」がエッジなキーワードとして持て囃されていた頃に書かれたプロダクトなんじゃないかな(間違ってたら突っ込みを)。それから時代下りRuby on Railsに代表されるCoCフレームワークの登場を経て、今や大規模分散や非同期を前提としたアーキテクチャが当たり前の時代。当然改修はしているだろうけど、MySQL職人芸で負荷分散していた時代から大分遠いところに来たのは間違いない。

何より、はてなダイアリーといえば「はてな記法」とカスタマイズ自由度の高さがウリだったわけだが、これらの存在が、今や機能追加や改良の妨げになっているとしても不思議じゃない。

はてなブログ開発の動機として「今どきの技術で、最初からやり直す」というのがあるのは間違いないが、それは「スクラッチからの書き直し」だから悪手なのだろうか。結局のところ、レガシーコードメンテナンスを続ける場合と比べてどちらがより低コスト、という話の結論によるとしか言えない。

ビジネス環境の変化

はてダソーシャル要素といえば「トラックバック」と「idコール」と「キーワードリンク」だったわけだが、全部Twitter(とTogetter)に持っていかれたよね、という話。

から、「はてダver.2」や「ブログ2.0」を望む声が大きいのは理解できるけど、ぶっちゃけ、そんなもんに開発リソースを突っ込んでも勝ち目なんか無い。んで、それに代わるアイディアを持ってる奴はどこにもいないと。だから既存コードの改良ではなくスクラッチから書き直し、スモールスタートでフィードバックを受けながら方向性を考えていく、という方向性はそんなに間違っていないと思う。

ただ、現状を放置すると「それTumblrでできるよ」という話にしかならん、というのはその通りで。それ以外だと、もしgithubblogサービスを始めたりすると、かなり客を持っていかれるのではないかという予感はする。いっそのこと、Tumblrのデッドコピーから始めるのが一番早いのかもしらんね。

技術の体系化の弱さ

少し別の話を。

https://github.com/twitter

これは、Twittergithubレポジトリだ。上でも書いた通り、Twitterサービススクラッチから書き換えた。で、その過程で開発した内部向けのフレームワークを、どんどんオープンソース化している。彼らが、内部の技術をきちんと体系化して再利用可能にしていることの証左と言える。

一方、はてなgithubレポジトリ。正直、サンプルとかプラグインばかりですね、と。

https://github.com/hatena

色々と理由はあるんだと思うが、一つ思うのは職人芸頼りで自分たちの技術を体系化するという部分が弱いんじゃないか、ということ(はてな発のオープンソースで広く使われてるのって何かあったっけ?)。

先ほどから散々「書き直していい」と主張しているが、誰かが言っていた通り、技術本質を捕まえきっていない状態でフルスクラッチをやっても、失敗する可能性は高い。はてなブログがどちらなのかは、中の人しかからないことだけど。

マネタイズ

はてな経営的にあまり状況がよろしくない、という推測はおそらく当たっているのではないかと思う。

タイムラインで、誰かが「まっとうな方法収益化する方法を真面目に考えるべきだった」と言っていたのを見た。それをしていれば、今回のような事態を招くことは無かったのだろうか。

だが、「まっとうなビジネスモデル」とは何だろう。実際問題として、ここ最近成功しているネットサービスビジネスモデルで「ターゲティング広告」と「マスなユーザベースから抽出したビッグデータを解析して売る」以外で何か有力なものはあっただろうか。FacebookにせよTwitterにせよ、収益化の原動力はユーザ行動解析だったりするわけだ(彼らがオープンソース化に積極的なのはインフラ技術差別化の源ではない、という面もある)。

まぁ、あとはガチャだが、どちらにせよ現状では高木先生逆鱗に触れるようなものしかないよね。

そんなわけで、それらに代わる第四のマネタイズモデルを思いついた人は、ぜひ近藤さんに教えてあげると良いんじゃないかな。あればだけど。

最後

今後はてながどうなるかは分からないけど、一つ希望したいことがあるとすれば、故伊藤計劃氏のダイアリーがこの先も保全されることを望みたい。

それは、エントリを全て魚拓しろ、という話ではもちろんない。彼の生前に書かれたエントリは、当時の「はてな」という生態系を構成する一部でもあるわけで、そこから切り離して文章だけをアーカイブしてもあまり意味がない。

まりネット過去を作ってきたものとして、現在適応しながら、未来へと生き残って欲しいと、そういうことです。

2011-12-22

本来電子化の先駆けとなるべき学術文書がちっとも電子化されてないってことを考えてみれば

たとえレポジトリだろうが、URLURIを出典に記してフルボッコな現状を鑑みれば、

クリエイティブ・コモンズとなった学術書をweb公開してみたりしてもフルボッコ

何をやってもフルボッコなのだ

電子化なんてお前らの孫が死んでから実現するとでも思っとけ

その点トッポはすげえよな、最後までチョコたっぷりだし

2011-09-02

学術出版という封建制

西洋世界でもっとも無慈悲な資本主義者は誰だろうか?

彼らの独占の仕方の前では、ウォルマートさえ街角個人商店にすぎず、

メディアマードックでさえ社会主義者に見える。

そのような候補者は限りなくあるだろうが、

私が一票を投じる先は銀行でも保険屋でもない。

学術出版社である

科学最先端研究を理解することが望ましいということには、誰もが賛意を惜しまない。

最新の知識を欠いては安定した民主的決定は不可能だ。

しか出版社はその門の前に立入禁止の札を掲げる。

タイムズ紙やサンデー・タイムズ紙をアクセスするのに24時間あたり1ドルという、

マードック流の購読システムには飽き飽きしている人も多いだろう。

しかし、少なくともその期間内はいくつでも記事を読めるし、ダウンロードしておくこともできる。

エルゼビアの出版する学術雑誌では、1つの論文を読むのに31.50ドルかかる(原注1)。

シュプリンガーは34.95ユーロ(原注2)。ワイリー・ブラックウェルは42ドルだ(原注3)。

10件読みたければその10倍を払わなければならない。

そして出版社は永続的な著作権を保持している。

1981年出版されたレターを読みたければ、やはり31.50ドルだ(原注4)。

もちろん、(まだそれがあるとして)図書館で読むという選択肢もあるが、

図書館も多額の購読料に苦しめられている。

化学分野の学術雑誌場合、年間購読料は平均して3792ドルだ(原注5)。

なかには年間1万ドル以上に及ぶものもある。

私が見た範囲ではエルゼビアの Biochimica et Biophysica Acta の2万930ドル(原注6)が最高額だ。

大学図書館は購読を打ちきることで帳尻を合わせようとしているが、雑誌購読費は予算の65%を占めている(原注7)。

大学支出のうち学術雑誌購読料はかなりの割合を占めており、

そのつけは学生に跳ね返ってくる。

マードック記者編集者賃金を払っており、

彼の会社群が使うコンテンツの大半は彼ら自身が作ったものだ。

一方、学術出版社論文論文の査読と編集作業の大半とをタダで手に入れている。

コンテンツ製作に当たって支払いをするのは出版社自身ではなく、

政府による研究費を通して支払う私たちだ。

そしてそれを読むために、私たちはもう一度支払うのである

上がりは天文学的だ。

会計年度のエルゼビアの経常利益営業利益は 36% (20ポンド収入中7億2400万ポンド)(原注

8)。

この結果は市場の独占から来ている。

エルゼビア、シュプリンガー、ワイリーはそれぞれ競合企業を買収した結果、

今では学術雑誌出版の42%を占めている(原注9)。

さらに重要なのは大学が購読にロックされていることだ。

つの学術論文は一ヶ所でしか出版されず、

研究者は最新の情報に追いつくためそれを読まなければならない。

需要弾力性はなく、競争存在しない。

同じ内容を別の出版社出版することはできないからだ。

多くの場合出版者はたくさんの学術雑誌パッケージとしてまとめて購読するよう、図書館に強制している。

この国の人々を食い物にした極悪人の一人、

ロバートマクスウェルが学術出版でその財の大半をなしたことは驚くに当たらない。

製作と配布の費用をまかなうためにこれらの購読料を課さざるをえない、と出版社は主張する。

また(シュプリンガー言葉では)「雑誌ブランドを築き、学術情報流通電子的基盤で支援する」という付加価値提供もしているという(原注10)。

しかドイツ銀行の分析では異なる結論が出ている。

出版社出版プロセスに与える付加価値は相対的にはほとんどないと考えられる。

もし出版社の反論するように出版プロセスがそれほど複雑で高コストだとすれば、40%の利益率は不可能だ」(原注11)。

出版社は、投稿から出版までに1年以上の長いプロセスをかけることによって、

研究を伝播させるどころか研究を隠してしまっている(原注12)。

ここに見られるのは、公共の資源を独占し不当な価格を課す、純粋なレンティエ資本主義である

経済寄生ともいえよう。

その製作に当たって自分たちがすでに支払っている知識を得たければ、

私たちは地主土地を明け渡さなければならないのだ。

これが学術界に対して害をなすのはもちろんだが、

世俗に対してはさらにひどいことになっている。

私は主張をするときは根拠となる原典をたどれるようにしておくべき、

という原理にしたがって、査読済み論文引用する。

だがその主張を私が公正に要約しているかどうか、読者が検証しようと思っても、

その費用を支払えるとは限らない。

在野の研究者重要な学術雑誌に目を通しておきたければ、

数千ポンドを支払わなければならない(原注12)。

これは教育への課税、公共の知の収奪である

「全ての人は自由に……科学の進展とその恩恵を享受する権利を有する」とする世界人権宣言抵触する恐れすらある(原注13)。

Public Library of Science (PLoS) や物理arxiv.org などの優れた事例もあるとはいえ、

オープンアクセス出版は独占資本家を駆逐するには至らなかった。

1998年エコノミスト誌は電子出版の可能性を調査し、

利益率40%の時代はまもなくロバートマクスウェルと同様に終わりを迎えるかもしれない」と予言した(原注14)。

しか2010年のエルゼビアの利益率は1998年と変わらず36%のままだった(原注15)。

その理由は、大出版社インパクトファクター上位に来る学術雑誌を手中にしているからだ。

こうした雑誌出版することは、研究者にとって、研究費を獲得しキャリアを積むためにかかせない(原注16)。

とっかかりとしてオープンアクセスジャーナルを読むことはできるが、

クローズドな方もけっきょくは読まなければならない。

少数の例外を除いて、各国政府は彼らと対決することができていない。

米国 National Institutes of Health は、自らの研究費を獲得した研究者オープンアクセスアーカイブ論文を置くように求めている(原注17)が、

英国の Research Council の公共アクセスについての宣言は無意味の極致である

それは「出版社現在ポリシー精神を維持しつづけるという仮定」に基づいている(原注18)。

政府は短期的には、出版社に対する監視機関を備えるとともに、

政府研究費に基づいて製作される論文がすべて無料の公共データベースにおかれるよう強制すべきだ(原注19)。

また長期的には、政府研究者協調して中間搾取者を追い出し、

ビョルン・ブレンブスの提案に沿い、学術論文データ世界単一アーカイブを作る取り組みを進めるべきだ(原注20)。

査読を監督する独立した機関を設置し、

いまは略奪を受けている図書館支出でそれを運営することもできるだろう。

知識の独占は、穀物法と同様、正当化できない前時代の遺物だ。

寄生地主を追放し、私たちの研究解放しよう。

George Monbiot

2011年8月30日ガーディアン

http://www.monbiot.com/2011/08/29/the-lairds-of-learning/

2010-04-20

SIerアウトソーシングに起因する人材問題

人材の流動化か囲い込みか(http://remote.seesaa.net/article/147006872.html)」で示される問題は、SIer案件であれば1つや2つはよく起こっている。ここまで問題が積み重なっててひどいのはあまりない(...と思いたい)以下は実際にみてきた現場の惨状。

2.ドキュメント無茶苦茶

excel方眼紙はよく見かけます。修正にやたらと手間がかかるので苦痛です。継続的にメンテナンスする必要があるドキュメントには向いてません。あと、ソースコード日本語訳したようなひどい設計書が多いです。そんなもんソースコードで十分だろって思います。

3.プロダクトのソース管理無茶苦茶

本番環境コンパイルしたりとか、恐ろしい事をしている現場がありました。それでソースコードレポジトリとの同期が取れてなくてどのファイルが実際に稼働しているコードなのか分からなくなったりもしていました。

4.ユニットテストコードがない

ユニットテストがないのはデフォルトです。テスト仕様書が残っていればまあいい方ですが、テスト項目に「正常に動くこと」としか書かれてない場合もあって信用できません。

5.GUIがひどすぎる

RDBMSをつかったシステムで、会社の休業日を管理するテーブルの編集画面レコード番号が必要かどうかで議論が始まり一時間くらいぐだぐだと会議をしたりします。そんなもん年月日でユニークキーにしておけば十分。いちいちユーザに番号を振らせるという手間をとらせたいんだろうか。

アウトソーシングSIerの開発力は空洞化した

自社で一貫して設計から実装まで担当しているSIerは別として、そうでないSIerには実際にモノを作っている人間は居ない。仕様の検討段階での資料作成から、アーキテクチャ設計設計テスト運用までほとんど外注にたよりきっており、ざっくりなマネジメントをしているだけだったりする。

設計から外注に丸投げしているSIerでは、日本式のやりかたとか言う以前に、そもそもSIerの社内にシステム開発を行ったオリジナルメンバー存在すること自体少ない。

すでにSIerでは内製することすら出来ない状態まで空洞化している。

元記事のコメントより

コストダウンの名の下に人減らしだけは進みましたが、そのことがどれくらい破壊的な影響をもたらしているかを、上の人が全く理解できていません。上の人ほど開発経験に乏しく、細部を理解できていないのです。

『鉄筋減らしてコストダウン』して住めないマンション大量生産したマンション販売会社がありましたが、IT業界は減らすどころか「鉄筋も柱も無くしてコストダウン」を目指してる感さえあります。

IT業界は減らすどころか「鉄筋も柱も無くしてコストダウン」を目指してる感さえあります。

ってのは言い得て妙だ。

技術力がないのでマネジメント不安

SIerはモノを作るのが仕事ではありません、マネジメントするのが仕事です」キリッ!

ってよく言うけど、マネジメントに関しても、技術的な問題が起こっても解決するだけの力がないので、下請けに残業してくれという根性マネジメントしか出来てない。顧客から仕様変更の要求があった場合でも、どういう影響があるかも理解できてないので、全部請けてきて下請けに丸投げとか。

たちが悪いのは見当違いなルールを課して管理したつもりになっている事。

外注に頼り切っているSIerでは、アーキテクチャ設計ドキュメント整備、ソースコード管理テスト自働化GUIデザインは社外の他人まかせになってしまっており、現状の開発方法でどのような問題があるのか気づくことができない。そういった現場から遠い場所にいる連中が現場をうまく回すためのルールを作れるとは思えない。

SIer謹製足枷にしかなっていないルールの例には事欠かない。

2008-05-04

http://anond.hatelabo.jp/20080504201241

そのコードに直接自分の葛藤とかを表現できないのかなって意味不明な欲がでてくるわけ。自己実現欲求みたいなものがコードで解消できないのかって思うわけ。

コードは難しいがバージョン管理で葛藤を表現するのはきっと可能。

2007-03-12

Rev:1 斬新なソフトウェアの構想を思いついたのでとりあえずレポジトリを作っておく

2007-03-12

Rev:2 とりあえずプロトタイプを作ってみた。このペースなら二週間もあればできるかも

2007-03-18

Rev:10 挙動が怪しいがなんとか動いているように見える

2007-04-15

Rev:20 また一つバグを潰す。そろそろ安定してきたかも

2007-08-18

Rev:21 モチベーションが下がって放置状態だったが、久しぶりに実装をする

2007-09-12

Rev:22 設計の重大ミス発見リファクタリングしなくちゃ。めんどくせえ

2008-02-12

Rev:41 有名な××さんの書いた○○というソフトウェアで似たような機能があるのを発見した。

2008-02-25

Rev:1 斬新なソフトウェアの構想を思いついたのでとりあえずレポジトリを作っておく

2008-04-05

さくらの旧(?)専用サーバ CentOS 4.6 を Linux-Vserver に入れ替えてみた

前置き

契約直後の初期状態

  • ホスト名をsakura2とした。
  • sshd と vsftpd が動いていた。
[admin@sakura2 ~]$ uname -a
Linux sakura2 2.6.9-67.0.4.ELsmp #1 SMP Sun Feb 3 07:08:57 EST 2008 i686 athlon i386 GNU/Linux
[admin@sakura2 ~]$ cat /etc/issue.net
CentOS release 4.6 (Final)
Kernel \r on an \m

CentOS 5 へのアップグレード(?)

中身の整理
  • なるべく最小構成に近い最新のCentOS4.6にしてみる。
# yum update
# yum remove emacs emacspeak emacs-leim emacs-common
# yum remove NetworkManager
# yum remove bluez-bluefw bluez-hcidump bluez-libs bluez-utils
# yum remove cups cups-libs
# yum remove irda-utils isdn4k-utils pcmcia-cs wireless-tools
# yum remove wpa_supplicant gpm xinetd
# yum remove ppp nfs-utils lksctp-tools autofs
# yum remove xorg-x11-libs
# yum remove selinux-policy-targeted
# yum remove vsftpd
# yum clean all
CentOS 5 にアップグレード(?)してみる
[admin@sakura2 ~]$ uname -a
Linux sakura2 2.6.9-67.0.7.ELsmp #1 SMP Sat Mar 15 06:54:55 EDT 2008 i686 athlon i386 GNU/Linux
# rpm -Uvh http://mirror.centos.org/centos/5/os/i386/CentOS/centos-release-notes-5.1.0-2.i386.rpm \
http://mirror.centos.org/centos/5/os/i386/CentOS/centos-release-5-1.0.el5.centos.1.i386.rpm
[root@sakura2 admin]# cat /etc/issue.net
CentOS release 5 (Final)
Kernel \r on an \m

# yum update glib procps udev iptables
# rpm -Uvh --nodeps http://mirror.centos.org/centos/5/os/i386/CentOS/initscripts-8.45.17.EL-1.el5.centos.1.i386.rpm \
http://mirror.centos.org/centos/5/os/i386/CentOS/mkinitrd-5.1.19.6-19.i386.rpm
# rpm -Uvh http://mirror.centos.org/centos/5/os/i386/CentOS/e2fsprogs-1.39-10.el5.i386.rpm \
http://mirror.centos.org/centos/5/os/i386/CentOS/e2fsprogs-libs-1.39-10.el5.i386.rpm \
http://mirror.centos.org/centos/5/os/i386/CentOS/e2fsprogs-devel-1.39-10.el5.i386.rpm
# rpm -Uvh http://mirror.centos.org/centos/5/os/i386/CentOS/kernel-2.6.18-53.el5.i686.rpm
[admin@sakura2 ~]$ uname -a
Linux sakura2 2.6.18-53.el5 #1 SMP Mon Nov 12 02:22:48 EST 2007 i686 athlon i386 GNU/Linux

# yum clean all

[root@sakura2 admin]# yum --version
Loading "fastestmirror" plugin
2.4.3
[root@sakura2 admin]# rpm --version
RPM version 4.3.3
# yum update
Error: Missing Dependency: python-abi = 2.3 is needed by package python-elementtree
  • 解決法がわからないので放置

Linux-Vserver の導入

# vi /etc/ssh/sshd_config
# /etc/init.d/sshd restart
# vi /etc/yum.repos.d/dhozac-vserver.repo
# yum update kernel
# yum install util-vserver{,-core,-lib,-sysv,-build}
[admin@sakura2 ~]$ uname -a
Linux sakura2 2.6.22.19-vs2.3.0.34.1 #1 SMP Mon Mar 17 05:32:04 EDT 2008 i686 athlon i386 GNU/Linux

ホストOS環境の整備

# yum update bash screen rsync
# /etc/init.d/iptables save
# /etc/init.d/iptables start
# cat /etc/sysconfig/iptables

# Generated by iptables-save v1.3.5 on Mon Mar 24 19:57:07 2008
**filter
:INPUT ACCEPT [1067:96557]
:FORWARD ACCEPT [0:0]
:OUTPUT ACCEPT [63680:6208436]
:e0 - [0:0]
-A INPUT -i eth0 -j e0
-A e0 -m state --state RELATED,ESTABLISHED -j ACCEPT
-A e0 -p icmp -m icmp --icmp-type 8 -j ACCEPT
-A e0 -p tcp -m tcp --dport 22 -j ACCEPT
-A e0 -p tcp -m tcp --dport 80 -j ACCEPT
-A e0 -p tcp -m tcp --dport 443 -j ACCEPT
-A e0 -j REJECT --reject-with icmp-port-unreachable
COMMIT
# Completed on Mon Mar 24 19:57:07 2008
# Generated by iptables-save v1.3.5 on Mon Mar 24 19:57:07 2008
**nat
:PREROUTING ACCEPT [179:10642]
:POSTROUTING ACCEPT [213:13895]
:OUTPUT ACCEPT [251:16220]
-A PREROUTING -s ! 10.0.0.0/255.255.255.0 -p tcp -m tcp --dport NNNN -j DNAT --to-destination 10.0.0.1:22
-A POSTROUTING -s 10.0.0.0/255.255.255.0 -d ! 10.0.0.0/255.255.255.0 -j SNAT --to-source AAA.BBB.CCC.DDD
COMMIT
# Completed on Mon Mar 24 19:57:07 2008

ゲストOSの設定

[root@sakura2 ~]# /usr/sbin/vserver-stat
CTX   PROC    VSZ    RSS  userTIME   sysTIME    UPTIME NAME
40013   27 301.5M  73.8M  30m36s31  56m38s90  11d06h56 one
40015    5  10.8M   4.4M   0m28s33   0m12s68   9d04h23 two
40016    2   4.2M   1.3M   0m00s47   0m00s64   0m01s97 three

追記

2007-11-29

Re: 友人が死んだ

彼の書いたコードは、いつか別の人に上書きされるかもしれないけれど、バージョン管理から消されない限り、レポジトリに残りつづける。

残念ながら、Linuxカーネルのように数十年生き残るソフトではないだろうけれど、少なくとも、いま、彼の作品は生きている。

そのようにありたい。別に特別でなくてもよい。ただ、忘れた頃に目にふれ、思い出してもらえたら本望な気がしている。

2007-05-08

Ubuntu Feisty 七つのスゴさ

先月、正式にリリースされたUbuntu Feistyなんですが、これが本当に使いやすい。自分は第一次Linuxブームの頃からずーっとLinuxを使ってきましたが、おそらく現在最高峰ディストリビューションじゃないかと思います。とはいえ、このことは知らない人には伝わらないと思うので、以下、個人的にスゴいと思うところを書き連ねていくことにします。

1. 速いのがスゴい

Ubuntuは、起動が速い・動作が速い・更新が速い、と三拍子揃っている。自動ログインに設定していると、本当にあっという間に立ち上がります。動作速度は、まあWindowsと比べるとまだまだなんですけど、過去に比べてべらぼうに速くなりましたよ。パッケージ管理も速い!一度aptを体験すると、もうyumには戻れません。

2. フォントが綺麗なのがスゴい

いや、OSXと比べるとまだまだなんですけどね。IPA系を入れて、Firefoxを明朝フォントで見ることにしたらびっくりするくらい読みやすい[1]。Windowsの場合、日本語で斜体のページなんてとても読めたものじゃないですからねえ。

3. 最新のEmacsが利用可能でスゴい

みなさん100年のエディタ[2]使ってますか?実は、フリーGnu EmacsフリーGUI環境であるX11上では、TrueTypeフォントの表示が出来ませんでした。WindowsMac OS X上では余裕で出来るのに。これは最新版の開発ブランチで解決されてますが、まだ正式にはリリースされていません。

ところが、Ubuntuには最新版のバイナリパッケージ[3]があって簡単にインストールすることができます。自分でコンパイルしてもいいですが、パッケージで入れると他のElispパッケージAnthy.elとかphysical-line.elとか)が入れやすくていい。最新版なんで不具合が心配ですが、作業してて落ちたことはまだありません。ただし、M+1VM+IPAGフォントを指定すると何故か落ちます。

4. GNOMEが便利でスゴい

GNOMEは本当にどんどん便利になってきています。特に個人的に便利だと思うのは、Deskbar Applet[4]とNautilus g-script[5]の二つ。

前者デスクトップ検索&ランチャ。デフォルトではタスクバーに表示されてないから自分で出す。Alt+F3でなんでも検索できるし、コマンドを打てば実行できる。ウィキペディア検索ができたり何かと便利。

後者GUIシェル拡張NautilusWindowsでいうエクスプローラ)上でコンテキストメニューを好きなように設定できる。これがあれば「フォルダ上でマウスを使ってsvn up」なんて動作をあっというまに書けます。こんな風に。

# .gnome2/nautilus-scripts/SVN_Update*
cd $NAUTILUS_SCRIPT_CURRENT_URI
exec zenity --info --text="`svn up`"

5. マルチメディアが簡単にできてスゴい

レポジトリを有効にして、gstreamer系をインストールするだけ。Adobe Flashも(32bitCPUなら)Firefoxyoutubeを見に行って、指示通りにインストールするだけ。いやあ、いい時代になったものですね。

6. 非フリーアプリが充実しててスゴい

Acrobat Reader, Google Earth, Picasa, Skype, Javaなんかが簡単にインストールできます。いやあ、いい時代になったものですね。個人的にはもっと、Linux上でも商用アプリが増えてもいいと思うけどなあ。

7. PC/AT互換機なのにWindowsじゃないのがスゴい

「他人と違う」ってのはそれだけで素晴らしい。違いすぎると苦痛ですけど、今のUbnutuレベルなら、やせ我慢してしのぐことができます。粋ですねえ。ファッションとしてのLinuxというのはいかがでしょうか。

  1. http://www.pc-souko.jp/deskbbs/linux/bbs/thum/0134.png
  2. バベル案内 http://www.aoky.net/articles/steve_yegge/tour_de_babel.htm
  3. http://debs.peadrop.com/dists/feisty/backports/
  4. http://raphael.slinckx.net/deskbar/
  5. http://g-scripts.sourceforge.net/
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