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はてなキーワード: バリアとは

2021-06-01

anond:20210601120109

バリアを発生させることによって今までの大坂なおみ発言に傷つけられた人は何も言えなくなります

2021-05-27

いつまで傘とレインコートで消耗しなきゃならないの?

雨で濡れるのを防ぐものって傘とレインコートから進化してないし100年後も変わってなさそうだよね。頭にかぶると体と荷物が透明なバリアで覆われる未来はいつ来るの?

anond:20210527151218

ブスな女がバリア貼られるのはしゃーないと思うぞ

だってブスなんだもん

ブスさの度合いにもよるけど、自己防衛ならしゃーないと思う

同じ仲間である女ならともかく、そうじゃないやつがバリア貼られてたら余計しゃー無いと思う

anond:20210527151003

キモい男がバリア貼られるのはしゃーないと思うぞ

だってキモいんだもん

キモさの度合いにもよるけど、自己防衛ならしゃーないと思う

同じ仲間である男ならともかく、そうじゃないやつがバリア貼られてたら余計しゃー無いと思う

男は女のそういうところを見ている

キモい男にバリア貼る女は男から評価クソ低くなるぞ。

いや、単純に男って、女が思ってるより遥かに男同士の友情というか、連帯感みたいの持ってるからな。

感情面だけじゃなくて、冷酷な損得勘定の話でも、キモい男>女って優先度になることもある。

社会人として、女より男の方が役に立つ確率が高いからな。

てか、若さ身体、ヤレるかヤレないかという価値をさっぴいて欲しいんだろ?

そしたら、やっぱり同じ仲間であるキモい男にどれだけ優しいかを見てるよ。

「あ、こいつ相手によって態度変えるんだな」って思われた時点で、もうその女は男に内心で切られてる。

損得で考えるならキモ男にも優しくしろよ。

2021-05-26

anond:20210526202537

これすごく良い。女の本当の本音が出ててすごく良い。

ちやほやされたいけれど気持ち悪い男には近寄ってほしくない、って女の一番基礎的な感情なのに、

こういう感情をこうやってちゃんと詳らかにできる女って本当に少ない。

この増田みたいに意識的に捉えることすら出来ていない女が大勢いる。

無意識でこういう反応をすると気持ち悪い男から異常な気持ち悪い反応が来る。

からちゃんとこの増田みたいにしっかりと意識することが大事

「ちやほやウェルカム」と「キモバリアー」を明確に意識できないとマジで超絶面倒くさいことになる。

2021-05-17

https://anond.hatelabo.jp/20210516225443

空間除菌がとんでも科学で、アルコールでの手指の消毒は科学だっていうのを判断したときの俺の考え方はどうだったかなって思ったのでふり返ってみた。

アルコールによる殺菌について


空間除菌について

厚生省から情報効果がなかったというデータがあるみたいなのでトンデモで確定で良さそう。

結論


大学とかで得た知識から考えて胡散臭さを見破って、それを確認するために権威も利用するって感じだった。

あとアルコールはバシャバシャかけたほうがいいっていう話なのに空間除菌で効くはずないじゃん、みたいな直感的な感覚もあったかも。

大学教育大切だな。

追記

手指の細胞膜が粉々に破壊されたら怖いんで、アルコール消毒はこんご二度としないことにする。

空間除菌も何故人体に安全で菌だけ殺せるのかの科学的な説明があれば信じるのだけど。

細胞膜破壊されると嫌なのでアルコールを使わない、というブコメがあるが、角質層のバリアのおかげでそれなりに防御力があるからある程度は大丈夫

2021-05-14

ワクチン接種が進むにつれ

ワクチンバリアーをゲットした人達リスク行動取るようになる。

勿論ワクチン100%効果が見込めるわけではなく、mRNAワクチンでも数%の人はcovid-19で重症化したり死亡したりする。

それでもある程度は"経済を回す"助けにもなるし、直ちに責められるわけではない。

ただ、高齢者優先で総合的に低リスク若者が後回しになってる以上、世間の半分が打ち終わったとしても学生などの若年層は数か月半年遅れる事すら予想される。covid-19罹患でのリスクが低いとは言え世代断絶感社会からの疎外感は結構激しいのではないか。病床問題ワクチンでほぼ解消できるなら問題にならないのかな?

なんにせよ、早くワクチン行きわたるといいね

2021-05-12

anond:20210512132637

というか勇者って呼称から

あいつは勇者だ、みたいな

ファイターでもレンジャーでもバーバリアンでもないわけ

(よく考えるとバーバリアンも職業じゃないんだけどな)

2021-05-11

今更ながらJR東日本の車椅子乗車拒否問題について考える

伊是名夏子氏のブログTwitterから話題になったJR東日本車椅子乗車拒否問題。結局なんだかんだ言って有耶無耶になって終わった感があるので今更ながら考えたことを投稿

事の顛末は以下の通り

〜以下伊是名氏のwikipediaページより引用

改正バリアフリー法が施行された2021年4月1日。伊是名は来宮神社観光のため、宿泊施設飲食店は予約した上で、友人・介助者・子供ら5名で電動車椅子で出発。JR事前連絡せずに小田原駅来宮駅下車をJRの係員に伝えた。しか来宮駅無人駅階段しかないため、係員はバリアフリー化されている熱海駅下車を推奨した。伊是名は車椅子で乗車可能タクシーは1ヶ月前からの予約が必須と主張し、バリアフリーにのっとり対応するよう求めたが、利用者数3000人以下の来宮駅同法対象ではないと説明を受ける。伊是名は次に障害者差別解消法根拠合理的配慮を求め、駅員3・4名を集めて電動車椅子を運ぶよう要求。急に人員を確保できないとするJR側と交渉中に、伊是名は新聞社数社に取材要請。駅係員と1時間ほど交渉の末、熱海駅に向かった。小田原駅から連絡を受けていた熱海駅では特別の計らいで、駅長を含む係員4名が一行を急遽出迎え、来宮駅まで同行。階段降下時には、100キログラム超の電動車椅子を4名で手持ち運搬した。熱海駅長の教示で、復路は伊是名が事前連絡をおこない同様の措置がとられた。

引用ここまで〜

○なぜJR事前連絡できないのか

伊是名氏は宿泊施設飲食店を予約している。なのになぜ移動手段についての事前連絡ができなかったのか。

伊是名氏の主張するとおり障害者にも自由に移動する権利は認められるべきである。ただ、バリアフリー対応タクシーという代替手段もあるわけで、伊是名氏は利用の1ヶ月以上前から予約が必要であるためこれを利用できないと自身から主張している。結局のところ、自身不手際からくる旅行の行程の綻びをJR側に押し付けているだけにすぎない。問題提起のためにあえて準備をせずJRを利用しようとしたのであれば尚更たちが悪い。

交通事業者に駅バリアフリー化を求めるという気持ちもわかるがJR側が説明したように来宮駅バリアフリー法の対象であるJRは法に従って業務を行っているため責任所在はここにはない。バリアフリーについて訴えかけるなら立法機関に対して行うべきだろう。

そもそも合理的配慮とは何か

伊是名氏が主張した合理的配慮について。そもそも合理的配慮とは何か、内閣府作成ガイドブックより引用する。

〜以下引用

合理的配慮は、障害のある人から社会の中にあるバリアを取り除くために何らかの対応必要としているとの意志が伝えられたときに、負担が重すぎない範囲対応すること(事業者においては、対応に努めること)が求められるものです。重すぎる負担があるときでも、障害のある人に、なぜ負担が重すぎるのか理由説明し、別のやり方を提案することも含め、話し合い、理解を得るように努めることが大切です。

引用ここまで〜

合理的配慮というものは、義務ではないが、可能な限り対応しようという努力目標ということである

今回の対応について、社民党が出した声明文に対しJ-CASTニュース取材JR東日本横浜支社は次のようにコメントしている

〜以下引用

当社では、お客さまのご要望を承りつつ、代替手段であるタクシーの手配や、可能範囲での駅係員の手配による来宮駅での介助対応を行っており、『合理的配慮提供』を行ったものと考えております

引用ここまで〜

事業者側がどれだけ合理的配慮を行ったと主張しても、受け取る側が合理的配慮と感じていなければそれは合理的配慮ではないという考え方もできる。

この点は両者の言い分が理解できることであり今回の問題で一番難しいポイントだと思う。

特別の計らいを当たり前にしようとするのは逆効果

今回熱海駅から係員4人が駆けつけて、100kgを超える電動車いすを運んだことは、合理的配慮の枠を超えた特別な計らいであったとされる。合理的配慮の枠を超えるということは、つまり負担がかなり重かったということである

このような特別な計らいを目撃した身体障害者が同じ対応を主張し、これを認められなかった際に「伊是名氏は対応してもらえるのに私は対応してもらえないのは差別ではないか」という考えを持つことは容易に想像できる。かなり重い負担をかけて対応した上に、一度対応した手前これが当たり前になってしまうというのは事業者にとってはかなりしんどい特別な計らいを当たり前にしようとする運動は、かえって他の身体障害者に対する合理的配慮の幅を狭めてしま可能性がある。

バリアフリー化は健常者差別

そもそもバリアフリー化を求めるのは良いが財源はどこにあるのか。国からの補助もあるだろうが、交通事業者の出費も馬鹿にならない。

交通事業者の出費は主に運賃収入によって賄われる。バリアフリー設備は健常者(高齢者等を除く)にとっては必要のない設備である必要のない設備を設置するために、運賃が上がるというのは健常者差別ではないだろうか。

基本的身体障害者は、介助者1人を含めて運賃が半額となるケースが多い。受益者負担原則に則るならば、ある程度運賃を上げてこれをバリアフリー化の財源とすればよいのではないかと考える。

○主張ばかりでは賛同は得られない

他の障害者から伊是名氏に対して否定的意見が多く寄せられたという記事を見たが、主張ばかりする存在丁重に扱わないと何を言われるかわからない存在になってしまうと受けられる合理的配慮の幅も更に狭まってしまう。

伊是名氏の言動には一方的な主張と問題提起を混同している節が見られ、この考えを改めない限りは社会から総スカンを喰らい続けることになるだろう。

2021-05-04

「結局、弱者男性は何をしてほしいの?」

追記

おい、冗談だろ。

ヘイトスピーチやめろが「具体的じゃない」って本気か?

「何が差別か具体的に教えてもらわなきゃわからない」って正気か?

急なわからないフリ、属性によって主張すら変えるそのふざけた態度が差別だっつってんだろ。


もう正直、ここにきても差別的な言動を続ける奴らは手遅れなので、

如何に酷いコメントがあるかをまともな人に見てもらう場にでもなればいいと思ってる。


それにしても、「障害者」という弱者(あえてこう書くが)が「男性障害者」になっただけで「危ないから近づくな」という論調になった話まで書いてるのに、

「具体例が分からない」ってのはどういうことだ?

なに都合よく無視してんだよ

挙句

レディースデーとか女性専用車両差別?」 「女性の万倍ラク」 「実は具体的なこと何も言ってない」

「結局むずかってるだけ」 「俺に優しくしろと言いたいだけ」 「勝手被害妄想してるだけ」

「いや普通に女をあてがって欲しいんじゃないかな」だとよ。(ほんとに出たキチガイ!ね、嘘じゃなかったでしょ)


お前ら、逆に、ほかの場面でこういうことを言っても差別なんかじゃありません」と、今まさに太鼓判を押したんだからな?よく覚えとけよ。

みなさんも「これは差別じゃない」と主張してるこの人たちの事を、忘れないであげてくださいね


「それ、黒人差別の万倍ラクな悩みだな!被害妄想じゃね?」とか、

俺なら死んでも言いたくない。

---

「結局、弱者男性は何をしてほしいの?」

って、

そんなもの差別すんな」の一言で足りる。

お前、いい歳した大人だろ。

当たり前の事だろ。そんなことを指摘されてんじゃねえよ。

世の中にセンシティブ問題は色々あるが、「何が差別になるか、差別的にならないように言動に気を付けよう」、それを考えることが始まりだろ。

まずそれを考えろ。

弱者男性の具体的な意見が見えてこない」「もっと説明するべき」とか、

てめえはどれだけ寝ぼけてんだよ。

ずっと「まずは差別的な扱いをやめてくれ」って言ってんだろ。

それに対して「なるほど、女をあてがってほしいんだな」って、キチガイかよ。

まさか、「弱者男性意見はみんなバラバラからヘイトスピーチがいけないことだなんて思わなかった」とでも言い訳するつもりか?

恥を知れ。

そもそもお前は政治家でも権力者でも何でもねえんだから

「具体的に可能な行動」がヘイトスピーチをやめる、デマ拡散しない、ぐらいしかないだろ。

属性問題なら誰もが真っ先に思いつく「ヘイトスピーチをしない」ってだけのことを、なんで守ろうとすらしないんだよ。

その素振りすら見せないって、それこそが重大な差別だろ。

普通マイノリティ(に限らず、他の属性でもだが)相手なら許されないような罵詈雑言が、

男性」とついただけでありになる風潮は糞だろ。


「なんだ、悪口言うなって程度?やっぱり他の弱者に比べれば大したことないんだね」とか言い出すんだろうが、

これだけ「差別ダメセクハラ禁止!」という建前の世の中で、「性別」を理由にここまでオープン差別的な扱いされてるのをおかしいと思わないのか。

それに建前の上ですらこの扱いなんだから、裏では推して知るべしだろう。

「男の自殺率が女の倍」って、そういう話だろ。


ネットで「サベツハンタイ!」と叫んでる奴にすら、フルオープンの場でも平気で差別されるんだぞ。

「それは差別だろ」って指摘しても、「じゃあ何をしてほしいの?結局女をあてがえって?ミソオスめ」とか意味不明なことを言われるんだぞ。

自助努力」なんて、やる気力も湧くわけねえだろふざけんな。

そもそも差別しないでくれ」と訴える集団に、「自助努力すれば」って、くっそヘイトスピーチだろ。


最近盛り上がった障害者系の話題でも、

その一か月前は対象が「男性障害者になっただけで「性犯罪懸念される」「危ないか女性は近づいちゃいけない」って論調になったんだぞ?

「健常者がバリアを作ってる」「現代人は心が狭すぎる」なんて奇麗事、誰も言わなかった。

お前らが言ったのは、「障害者特に危険」「障害者に近づくな」だ。

忘れてねえからな。


結局、弱者男性は何をしてほしいのか。

簡単なことだ。

まず、お前が差別発言をやめろ。

簡単だろう。

他人にはさんざん言ってきたことだものな。

差別について深く難しく考えて発言しろなんてことじゃない。

普通なら言わないようなことを「あえて弱者男性話題では大っぴらに言う」、その浅ましい差別心を少しは抑えろと言っている。

簡単なことだ。

anond:20210503235946

突き落とす余計なバリアがなければそれで良いと思うよ。

余計なバリアってのは、デスクワークなのに二足歩行必須みたいな、本来関係ない要素ね。

それで救われない人らは、弱者男性と同じく、障害年金生活保護で良い。

2021-04-29

伊是名さんのJR乗車拒否(?)問題に思いをはせる

最初炎上したときなんだかなぁとは思っていた話題なのですが。

社民党から出されたこちらの声明(https://note.com/sdp_japan/n/n5ae62868e4f2)が話題になっているのを本日見て、ふとそのとき気持ちを思い出して考えていたらなんとなくネットにのせてみたい話を思いついた気がしたので書いている次第です。


結論から言うと、僕は伊是名さんや社民党意見には全く賛同できません。

理由は単純で、この件に関してはJRに非がないと考えるからです。


僕は健常者です。

なので、障碍のある方々の立場生活というものはいくら想像してもやはり理解することは難しいのだろうとは思います。だとしても重ねて言いますが伊是名さんや社民党意見には全く賛同できません。


こういった形の炎上の大半は起こった『不利益不条理』の中に潜む相手方の悪意を前提に話が進み、どんどんと話がよく分からない方向へ展開していくように思います

この件では伊是名さんが『目的の駅へ行くのに大変な苦労をせねばならなかった』という『不条理不利益』に対し、伊是名さん側はJRの『怠惰』という悪意を前提として話しているように感じます。伊是名さんはかなりの重量がある電動車いすに乗らなければ生活ができないそうです。ことの発端となったのは旅行の際の目的駅が無人駅階段しかなく、事前連絡がないと人員の配置は難しく電動車いすを運ぶ対応ができないため隣駅での降車をお願いされたことです。この出来事を伊是名さんは『JR車いす乗車拒否されました(http://blog.livedoor.jp/natirou/archives/52316146.html)』とブログに書き、車椅子ユーザーへの無理解が原因で問題が起こったとの立場JR批判しています。このブログに書いてあることからJRは怠けていると伊是名さんが言っている』と引き出すことは暴論ではないでしょう。

このブログものの見事に炎上します。批判側は、タクシーの予約は1か月かかること、目的駅に階段しかないことなどを把握している(※上記ブログ参照)のに事前連絡を怠ったことに同じく伊是名さんの『怠惰』という悪意を見出し批判します。 

そして、ここからマスコミへの連絡を用意してるとかそもそも炎上目的なのでは?』という伊是名さん側の純粋な悪意を想像したり、『結局運んでもらった(※上記ブログ参照)のにありがとう一言もないというのはなにごとか』という何よりもまずお気持ち問題論がたくさん出てきたりして、どんどんと伊是名さんの人格攻撃方面へと進んでいってしまい色んな方向に矢だの鎗だのが飛び始めます


そしてこれが他の障碍者の方に刺さって『出かける度にありがとうと言う、つまり毎度誰かの手を借りなければ生きられないうしろめたさはやっぱり理解されない』という悲痛な叫びになったり、逆に『幼いころ横柄な障碍者の方にさんざんな目にあわされたのに、障碍者相手ということで親や教師はなにもしてくれなかった』という健常者の方の怨嗟の声になったりしています

話を戻したいのですが、問題は単純に『車いすユーザーの方が、車いすであるがために目的駅に行くのに大変な苦労をした』ということです。

すべての人が、どんな人であろうと望む場所バリアなく行けることが望ましいということに反対するような人はほとんどいないでしょう。逆張りして反対を表明する人がいたとしても寒すぎて誰にも相手にされない程度に圧倒的に。


ここまで攻撃的な話題になってしまったのは、最初に言った通りどちら側も相手に『悪意』を見出そうとしてしまっているからだと思います

わかりやすく言えばどちらも『お前が悪い』と言ってしまっているからです。そして、もともとの問題そっちのけで自分の側から見て悪く見えるところをあげつらって攻撃が止まらなくなってしまうという話なのだと思います


無人駅人員を配置してなかったJRが悪いのか? 事前連絡をしなかった伊是名さんが悪いのか?

どちらも全く『悪く』ないと僕は思っています



話が少しそれるようなのですが、歳を重ねてから僕は『しょうがない』という言葉が大好きになりました。

不貞腐れたり、できっこないと可能性を否定するために使われることもありますが、僕は現状をしっかりと見据えるための言葉として好んで使います


今できないことは『しょうがない』。ではできるようにするためにはどうすればいいか?と、今を理解して次の一歩を考える言葉として考えています


先ほども書いた通り、社会バリアフリーは推し進めていくべきです。ですが、現状そうなっていないのはしょうがないのです。JRバリアフリー化に対し少なくとも悪意を持って遅らせてはいないでしょう。

そして、企業として余分な人員を余らせておけないのもまたしょうがないのです。

こういう話になると近頃では『健常者の無意識差別だ』という論調が出てきますよね。だからこそ、冒頭のなんだかなぁという気持ちだったわけなんですが。

長くなったんですが実はここからネットに書いてみたいと思った思考実験でして。

無人駅バリアフリー化されていないのがJR怠惰拡大解釈すると健常者の無意識差別だというのであれば、女性子供でも簡単に持ち運べるような車椅子が開発されていないのは車いすメーカー怠惰、同じく拡大解釈すると健常者の無意識差別という話も成り立つのではないか

ということです。

どういうことかというと『駅がバリアフリーだったら車いすでも行けたのに→差別』という図式が成り立つのであれば、『車いす簡単に運べれば車いすでもいけたのに→差別』という図式も成り立つのではないだろうかという、バカみたいな話です。でも、正直バリアフリー化を進めるのに必要時間お金と、軽量な車いすを開発するのに必要なそれって同じくらいなんじゃないでしょうか。


自分で書いててもバカバカしくなってきてしまいましたが。でも、正直『今現在バリアフリー化されてない駅がある』という事実を『健常者の無意識差別』に結び付けるのは、同じくらい馬鹿馬鹿しいと思ってます

何度でも書きますが、社会バリアフリーは推し進めていくべきです。ですが、現状そうなっていないのはしょうがないのです。誰かがズルをしたり、怠けたり、悪いことをしたりしているのではないのです。


違う属性相手に『無意識の悪意』を見出し攻撃する活動は、もう限界にきていると思っています

願わくば対話相互理解相互理解のまま受け入れる寛容さによって融和が実現する社会にならんことを


酒がうまい

おやすみなさい

2021-04-28

[]

2021年4月26日(月)〜5月9日(日)の期間中対象店舗App Store & iTunes ギフトカード バリアブルを購入・応募された方にもれなく10%分のApp Store & iTunes ボーナスプレゼントするキャンペーン実施

実質割引率は9.1%

1人10回までの応募回数の制限があり、対象ギフトカード1枚につき1回の応募となる。

バリアブルカード、固定定額カード対象店舗が違うので気をつけること。

2021-04-20

顕性と潜性のはなし(優性と劣性の話)

たか。どうでもいい話だ。まあ、どうでもいいので、顕性と潜性になってもいいと思うよ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1700955

みなさんが生活上どういう場面で優性と劣性という言葉出会うのかわからないが、仕事日常的にこれらの用語を用いている職業がある。遺伝専門医遺伝カウンセラーである。これらの専門家職能集団からなる学会が、「日本人遺伝学会」。「日本遺伝学会」ではない。わかりにくいな〜と思われると思うが、これは欧米にある同様の名前学会日本語訳だから(つまり優性or顕性と同じ問題だ)。

日本人遺伝学会は、The Japan Society of Human Genetics

日本遺伝学会は、The Genetics Society of Japan

英語にしてみるとなおのこと、「顕性と潜性」に勝るとも劣らないどうでもいい違いだが、しか所属している人間は丸々違うのである

日本遺伝学会静岡三島国立遺伝研が率いる学会であり、進化とか集団遺伝とか縄文人とか、そういったことをやっている(と思う)。生物学とか数学とか(遺伝学は割と数学が幅を効かせる学問)。世界的な遺伝学者であった故木村資生先生はこっち。一方日本人遺伝学会国内遺伝患者を診ているような医療機関(ほぼ大学病院)が持ち回りで運営している。病気寄りで、医者が中心。国際ヒトゲノム計画ときも、日本代表は日本人遺伝学会の榊先生だった。別に取り合いになったわけではなく、国立遺伝研は「そんな労働みたいなくだらないことに研究者を参加させるわけにはいかない」とかいうわけで参加を拒否したらしい。一方、日本人遺伝学会会員は比較的、労働的な研究を好むような気がする。次世代シーケンサーとか。

さてここで優性/劣性を、顕性/潜性と変えようとしているのが日本遺伝学会である

日本人遺伝学会はそうでもない。なんだかやる気のない声明文を出している。

https://jshg.jp/news/1269/

興味深いのは、ヒトを、遺伝性疾患を診ている日本人遺伝学会は大して興味がなく、サルとか縄文人日本遺伝学会必死に優性/劣性を変えようとしている、という構図である

基本的ハイコンテクストな話なのでしょうね。

実務的に見ると、常染色体劣性遺伝性疾患の患者さんが、「劣性」という言葉に強いコンプレックスとか別に感じていないように思われる。

なんなら、常染色体優性遺伝性疾患の患者さんが自分は優れているだなんて鼻にかけるなど微塵もあり得るはずがない。

そうである。単純な話、常染色体劣性だろうが、常染色体優性だろうが、伴性劣性だろうが、辛いものは辛いのが遺伝である言葉遊びはどうでも良い。

優性だから優生思想優遇されそうもないことは、ちょっと遺伝カウンセリングを受ければすぐわかる。

そう、優性疾患の原因バリアントは、劣性疾患よりも強い選択淘汰を受け、集団頻度が低いのであるほとんど全ての人間が、劣性バリアントをヘテロ接合体の形でたまたま持っているが、優性バリアントをたまたま持っている非遺伝子疾患の人というのは定義上いない(浸透率の問題はあるが)。

そしてまた、優性だろうが劣性だろうが遺伝性疾患には耐え難い精神的辛さがつきまとう。なぜならそれは遺伝する病気から。親が自分を責めずして誰を責めることができよう。そんな親に、自分を責める必要はないと伝えるのが遺伝カウンセラー遺伝専門医仕事である。優性とか劣性とかどーでもええわ!遺伝病そのもの差別対象であり、取り組むべきはスティグマとしての遺伝病という見方改善である。優性・劣性にこだわるのは実務を知らない人間たちである私たちには他に、もっと先に、もっと多大な時間をかけて解決しなければならない問題がある。

もちろん、世の中というのは実務者というブルーワーカーとは関係なく変わっていくので、いずれみんな特に迷いもなく顕性と潜性に変わっていくだろう。精神分裂病を統合失調症と言い換える、至極どーでもいい言葉遊びがきちんと定着したのと同じように。

統合失調症になって何か変わりましたか?誰かが救われましたか

まあどっちでもいいっすよね。

そんなことよりも実務家は、本当に深刻なことを防ぐために努力しなければならない。

それが、遺伝情報差別禁止法の制定です。

うつ病になりやす遺伝的因子を持っていたら、就業時に差別される・・・そんなことを許してはいけない。そんな社会にならないように、今すぐ動かねばいけないんです!私たちは実務家で、馬鹿から、優性とか劣性とかい言葉で誰が不幸になるのかよく知らない。しかし、遺伝情報差別禁止法がないために不幸になる人間は、今後きっと現れる。一刻も早く手を打つべきなんです。

くだらない言葉遊びはやめよう。本質的意味で、今のゲノム研究進歩危険だ。現代ゲノム研究進歩に基づき、社会倫理的にまずやらねばならないことは、遺伝情報差別禁止法だ。優性か劣性かの言葉遊びなんかじゃない。みんな目覚めてほしい。

2021-04-17

anond:20210416132847

いちばん理解できたもやもやは「旅行とかじゃない必要な移動すら、こっちは命かかってんのに」ってとこ。

かに視覚障碍の場合、命を落として初めて、世間耳目を集めるってパターンになってしまう。

耳目集めてなお、ホームドアがすぐさま設置されるわけでもないしね。

それでも私(非障碍者)が、伊是名氏のパフォーマンスを支持するのは、無関心よりはいいのかなということ。

バニラエア木島さんの時も、いっときは関心をもたれたけど、あまり続かないよね。非障碍者にとっては他人事から

悪手でも関心を引いた方がいいのかなと。当事者でもないのに勝手な言い分と思うけど。

「ぶつかった後心無い言葉を浴びせられた」などの事例は、無関心や想像力の欠如から来てると思うから

この件で初めて、これまで考えても来なかったこと、障碍ある人の外出の困難さを考えてみた人もいるはず。私もあらためて考えさせられたよ。

伊是名氏への苛烈批判は、障碍者への「偏見」というより、

「人に迷惑をかけてはいけない、自分で頑張れるだけ頑張れ。できることはすべてやれ。助けを求めるのはギリギリ最終手段」という社会空気によるものだと思う。

「助けを求めるなら、頭下げろ。謙虚にしてろ。申し訳なさそうにしろ」というね。

その空気を変えなければ、障碍者に対する心のバリアも低くすることはできないんじゃないか

もちろん、伊是名氏の行動は、もともと障碍者に対する心のバリアが高かった人のバリアを、より強化したことは否めないけど。

あとは怖かったのが、私も障碍者にこんな迷惑かけられた、暴言吐かれたとかいう事例を書く人が出てきて、同調する人もいたこと。

目に見える障碍があり、サポート必要とする障碍者悪態って、数少ない悪例だけでこんなに悪印象を残してしまうもんだなと。

駅員に悪態つく事例とか暴力は非障碍者の方が圧倒的に多いはずなのに。やっぱ「助けてやってるのに、余分な仕事してるのに」その態度かよって意識があるんだよね。

よくも悪くも印象に残ってしまうからこそ、伊是名氏のパフォーマンス諸刃の剣増田が憂慮するのも当然だよね。

視覚障碍をもつ方へのサポートの仕方とか、参考になった。こういうの練習できればいいのにね。

実際サポートしたことあるけど、慣れてないからあまりうまくいかなくてお互いハッピーじゃなかったように感じた。

2021-04-16

伊是名夏子さんの件でもやもやしている

もやもやしている

私は本当にもやもやしている。発端は例の伊是名夏子さんのこの投稿

http://blog.livedoor.jp/natirou/archives/52316146.html

バリアフリーは推進されるべきだ。その方向性異論はない。そしてバリアフリーを訴える目的はよいと思うし、その目的批判している人はほとんどいない。

でもこの記事最初に読んだ時、「これは炎上するな」と思った。

そして案の定炎上した。

私のこと

片目の視覚障碍

私は、きちんとした教育を受けそれなりの大学を出て、結婚もして家族もあるし、収入はそこそこあり持ち家にも住んでいる。

いわゆる「強者男性」に分類されるのだろうと思う。

私は自分社会的弱者というつもりは全くない。

ただ片目があまり見えない。病気というか、発達障碍というか、弱視という視覚障碍がある。ちなみに弱視というのは、眼鏡などで矯正しても視力がでないことをいう。

だが片目だけの視覚障碍なので、私は身体障碍者ではない。健常者だ。もっとも正常な方の目も、近視、乱視はいって矯正しないと0.5ぐらいなので、そんなに見えるわけではないけれど、視力矯正できるかできないか全然違う。

普段生活には全く支障はない。

もっとも、もしかすると両目がきちんと見える人よりも、遠近感の把握ができなかったり、視野が狭いのかもしれないが、両目見えていた経験がないので、違うのかは全くわからない。

視覚障碍があってよかったこ

不自由はないといいつつも、ほんの少し、両目が見えたらいいのにと思うことがある。例えばVRゴーグルをかけてみた時などにそう思うことがある。でもそれは総じて大したことではない。

逆に見えなくてよかったと思うこともほとんどないのだけど、ひとつだけ、心からよかったと思うことがある。

私は、健常者の目と、視覚障碍者の目と、2種類の目を持っている。社会を、健常者の目と、視覚障碍者の目と、2種類の目で見ることができる。それは本当によかったと思う。

視覚障碍の目で街を歩く

私は、時々、自分の健常者の目をつぶり、視覚障碍の目だけで街を歩くことがある。特に、今回は、もやもやし続けているので、いろんな場所で何度もそうしている。

通しでやったことはまだないが、眼帯などで健常者の目を隠し、視覚障碍の目だけで自宅から会社まで通勤するのは可能と思う。

記憶と音や他の感覚で補いながら歩く

なぜ可能と思うかというと、私は、自宅のドアを開けたところから会社入り口まで、健常者の目で何度も通勤しているので、途中の、道路通路の硬さ、すべりやすさ、段差、②曲がるときの角度、直線で歩くべき距離、③階段のおおよその段数やエスカレーターなどの位置、こういうものを覚えている。

見えないものは、記憶で補いながら歩く。ゆっくり歩けば、弱視の目でも歩くことができる。

そして音は重要だ。自動車が近づいてくる。こういうものは音で判断する。

自転車は、音が小さいから、怖い。電気自動車も、音が小さいから、怖い。

大変なのは情報を得ること

電車時間も、発着ホームも、だいたい覚えているので、目的電車に乗ることはできる。ただし、遅延などが発生し、行き先が違う電車普段とは違う時間にやってきたりすると、困る。

そういう時は駅員さんしか頼りにできなくなるだろう。

本当の視覚障碍者の人は、情報を得るのにとても困るだろうなと思っている。ホームに駅員さんがいれば聞くことができるのだろうけど、いつもいるわけではない。視覚障害者はそうたやすホームを歩けないので、同じホームに駅員さんがいても、距離が離れていたら聞くのは難しくなる。

少なくとも私は、視覚障碍者の目で歩くとき普段と違う状況になると状況を把握できず、いらいらする

声をかけて

私が、視覚障碍者の目で歩くときは、記憶と、耳と、手と、足の裏の感覚と、それ以外の感覚も総動員しながら、歩く。

から情報が少ないのを、全身の他の感覚で補おうとする。

集中しているので、いきなり肩や腕をつかまれたりすると、とてもびっくりするだろうと思う。怖いと思うかもしれない。

もし皆さんが視覚障碍者に何か情報を伝えたい、手助けしようと思ったら、白杖身体をいきなり触るのではなく、まずは声をかけてほしい。もし声をかけて手助けを断られたり、声をかけるのを躊躇するなら、見守ってほしい。

ホームの端が見えにくい

私の弱視は、光線の具合で、見えたり見えなかったりすることがある。

広い平坦な場所で、突起に気づかずつまづくぐらいなら笑い話かもしれないが、ホームの端がみえにくくて転落することがあれば、それは生命問題に直結する。((ホーム線路の彩色、彩度が似ていると、ホームの端がわかりにくい。))

その対策だが、蛍光色で10cmぐらいの幅のラインを描くことで、ホームの端の視認性はかなり上がる。これをCPラインというらしい。

一部、導入されつつあるが、まだまだ普及がすすんでいない。

https://ameblo.jp/milkyht2/entry-12244392124.html

ホームドアがあれば死なずにすんだ命も多い

CPラインよりももっと効果的な方策がある。ホームドアだ。

ホームドアは、視覚障碍者のためだけではなく、酔っ払いなど一般の人の転落事故も防止する。ホームドアがあれば死なずにすんだ命は多い。できる限りペースを速めて、設置してほしいと思う。

ネックは、ご存じの通り、多額の費用がかかることだ。

でも、生命にかかわることだから優先順位は一番高くていいのではないかと思う。

日本視覚障害団体連合ホームドアの設置を求め続けている。2020年7月の阿佐ヶ谷駅での視覚障碍者の転落死亡事故をうけて、同年9月にも国土交通大臣要望書を提出している。こういう働きかけは大切だ。政治企業への働きかけは、絶え間なく行わないといけない。

働きかけを行うべき先は、政治企業しかるべき権限もつ者=責任者であるべきだろう。「なんでホームドアがないんだ!」と現場で駅員さんに怒鳴っても、何も改善しない。

http://nichimou.org/notice/200923-jimu/

ホーム上の点字ブロック

歩道施設などの通路ホーム上にある点字ブロック日本発祥のものだ。これはよい発明だと思う。かなり普及しているのも評価したい。

また、2016年に近鉄大阪線河内国分駅ホームから視覚障害者が転落死した事件をうけ、対策として「内方線付き点状ブロック」設置を推進していたが、これはかなり進んだと思う。評価したい。

https://www.sankei.com/affairs/news/161017/afr1610170045-n1.html

でも、「なんでこうなった?」というような謎な点字ブロックも多々ある。そんな役に立たない点字ブロックや、かえって危険を作っている点字ブロックがある。

ホームなどの点字ブロックの配置についてはガイドラインがあるが、まだそれが守られていないことがある。2019年の京成立石駅視覚障碍者が転落死した事件は、規格外ブロック問題と指摘された。

https://s.mxtv.jp/mxnews/kiji.php?date=14s53i742ax788in6

ガイドラインに沿っていても、転落事故(死)が起こることがある。視覚障碍者は、目から情報が少ないため、点字ブロック認識しつつも、現在地と歩く方向を間違い転落することがある。

点字ブロックはとても有効設備だが、点字ブロックだけでは転落事故はなくせない。

https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/437710.html

次に、弱視から視点追記したい。

点字ブロックは、黄色のものが多い。(私も健常者の目で見た時はそう思うが)黄色ブロックは、色がガシャガシャして、うるさく感じないだろうか?

そこで、街並みをおしゃれにするため、点字ブロック歩道の色と合わせて設置することがある。最近増えた感じがする。

でも弱視者には、これがわかりづらい。

視覚障碍者全盲の人ばかりではないという認知もっと広まってほしい。

視覚障碍者は見えないのだから点字ブロックは何色でもいいのでは?」と思わないでほしい。

少ない視力を使って点字ブロックの上を歩きながら、足の裏の感覚などで点字ブロックの助けを得て歩く視覚障碍者もいる。

私には、色がガシャガシャしていても、黄色の方がありがたい。

白杖について

視覚障碍者は、道路交通法によって、白杖を持つこと、または盲導犬をつれることが義務づけられている。(第14条第1項)

また、視覚障碍者でなければ、白杖を持つこと、または盲導犬をつれることを禁止されている。(第14条第2項)

さきほども書いたが、視覚障碍者全盲の人だけではない。ロービジョンといわれるのだが、若干の視力はあるのだが日常生活に支障がある人がいる。白杖の使い方は、人それぞれだ。

ところで、視覚障碍者白杖を持つ理由は次の3つとされている。

https://nippokai.jp/wp/formembers/canes/

  1. 視覚障害を持つことを周囲に知らせる
  2. 触覚を通じて路面の情報収集する
  3. 路面上にある障害物を検知する

障害物もなく、路面が確かな場合ロービジョン視覚障碍者は、白杖を「視覚障害を持つことを周囲に知らせる」だけに使うことがある。つまり周囲の人に自分存在を知らせるために、白杖を動かさず抱えることがある。

それを白杖を使っていないと思わないでほしい。白杖で地面を叩いていないからといって、「こいつは視覚障害ではないのでは?」なんて思わないでほしい。

白杖を持つ人が近づいてきたら

点字ブロックの上や近くで立っていたり、荷物を置いていたりしていないだろうか?

いわゆる歩きスマホはしていないだろうか?

視覚障碍者は、器用にぶつからないようにしたり、避けたりするのが苦手だ。

視覚障碍者安全に歩くためには、健常者の人の協力が必要だ。

もやもやしているのはなぜか

伊是名夏子さんの投稿とその後の議論、動きなどみて、私がもやもやした理由は主に次の3つになる。

バリアフリーとは?

私が、ここに書いた話題は、全部が「視覚障碍者にとってのバリアフリー問題だ。

伊是名夏子さんの投稿は、さまざまな議論を呼んだが、その議論は、エレベーターとかスロープとか、「車いす利用者にとってのバリアフリー」だけしか議論されていないでは?と感じた。

かに伊是名夏子さんは自分自身の障碍のため、「車いす利用者にとってのバリアフリー」を問題にしている。それは当然だと思う。

でも、「バリアフリー」を必要としている人は、車いす利用者だけではない。視覚障碍者も、聴覚障碍者も、妊婦精神障碍者なども、「バリアフリー」を必要としている。

それぞれの障碍やハンディキャップが違えば、「バリアフリー」として求めるものは違う。でもそこまで広く捉えた「バリアフリー議論ほとんどなかった。

いつでもどこにでも自由に行ける自由はとても大切なことだと思うけど、毎日、命の危険を感じながら鉄道を使う人のことも思い出してほしい。

からもやもやした。

伊是名夏子さんの手法をもてはやすことは何を呼ぶか?

案の定、伊是名夏子さんの投稿炎上した。あの投稿批判的に見る人は、来宮駅を巡るトラブル作為性を問題にしている。作為性とは、バリアフリーを訴えるために、わざとトラブルを起こしたのではという見方だ。ご本人は否定している。しかし私も実は、作為性はあっただろうと思っている。

現場でのトラブルを、乗車拒否などの強い言葉を使った非難を行い、耳目を集める手法というのは、そのトラブル作為性を巡って反感を買いやすい。

伊是名夏子さんご本人が、それが戦いだとお考えになることは、批判できない。こうしなければ、耳目を集められないという気持ち理解できる。

しかし、何かバリアフリー課題改善したいと考えた時、この手法が一番効果的となってしまえば、他の障碍者も(少々作為性があろうと)トラブルを起こし、それを声高に訴えないといけなくなってしまうのではないか? 私は、そういう状況が本当のバリアフリー社会とは思えない。

そして、あの手法に反感をもつ人と、支援する人との分断は、更に広がったように思う。

分断されたバリアフリー社会とか、笑えないブラックジョークだ。

からもやもやが続いている。

個人攻撃している人にも協力を願う矛盾(心の中のバリアフリー

伊是名夏子さんの投稿に対しては、私も批判的だし、批判する人の気持ちはわかる。

一方、こういったネット炎上が生じると、その人の過去の行動を洗い出し、それらも併せて執拗非難するような行動がよく見られる。晒しと呼ばれる行為だと思う。

かに、伊是名夏子さんの過去の行動で、「それはよくないな」と思う事例はいくつか見つかった。

しかし、既に法的には時効を迎えたと思われる古い過去を、声高に非難する合理性はないように思う。

話は変わるが、視覚障碍者投稿を読むと、白杖を持って歩いている時に誰かとぶつかった後、その人から心無い言葉を浴びせられたという投稿がいくつも見つかる。

他の障碍者ハンディキャップを持つ人も、そういう経験をしているのだろうと思う。

そんな心無い言葉を浴びせる人は、たぶんその人の心の中に、障碍者への「偏見」というバリア障壁)を持っていると思う。

心の中のバリア障壁)は、目に見えるものではないので、取り除く=バリアフリーを作るのはとても難しいと思う。

インフラは整っているが、人の心の中はバリア障壁)だらけのバリアフリー社会って、何かのアイロニーだろうか?

今回、伊是名夏子さんの過去の行動を非難した人の心の中に、障碍者に対するバリア障壁)ができないことを願う。そして本当のバリアフリー社会を作るには、あなたの協力が必要だと訴えたい。

インフラけが整っても、バリアフリー社会にはならない。

たくさんの人の理解と協力が必要だ。

私はまだもやもやしている。

2021-04-15

anond:20191108210738

あなたの状況であれば、視覚障害者等向け電子図書館サピエが利用できます

視覚障害以外でも、一般的読書バリアのある人は利用できます

ただ、元が視覚障害者用なので、点訳されたもの、音訳されたものがメインです。あなた場合テキストデイジーが一番良いでしょうが、残念ながら十二国記テキストデイジーは『白銀の墟 玄の月』1〜4巻しか存在しないようです。最寄りのサピエ会員施設登録後、制作リクエストをしてみてはいかがでしょうか。もしかしたら、上記テキストデイジー作成した団体が、十二国記の残りも作るかもしれません。特に著者が電子書籍化を拒んでいて、とうぶんのあい障害者が読めそうにないという状況なので、優先的に検討されるかもしれません。

それから、これをお読みの方でもし、金のかからない趣味を探している方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひ1年ほどの講習(多分いまごろが募集時期です!!)を受けたのち、点訳音訳ボランティアになってください。寿命は伸びています人間の体はそれよりも早く故障します。そうなった未来自分のために、サピエを充実させておくのです。今のサピエは、図書館と呼ぶにはあまりに質が低い。好きな作品検索してみて下さい。結構割合で入ってません。

はてなーたちの叡智と暇を、サピエに分けてくれませんか。基本ババアだけでやってるので、男性特にパソコンスキルのある若い(60未満)男性は大歓迎です!

2021-04-12

anond:20210412163245

彼女目的というか、役割は、リテラシーの無い障碍者を演じることで、

平均的なリテラシーのない障碍者が感じるバリア可視化して、社会に知らしめることにあるんだよ。

事前連絡事前調査すればスムーズにいくことは知ってるし、どの駅がどうなってるかなんて

とっくに調べつくしてある。

その上で、平均的なリテラシーのない障碍者なら困ることが起きそうなルートを選んで、

無知なふりをして、何も予約せずに振舞ったらどうなるか?をやってみた。


彼女リテラシーが足りなかった部分は、昨今のSNS事情であり、10年前にやったことと

同じ感覚アピールすると、SNS徘徊するネット自警団攻撃にあってしまうことだった。

今は、下手なウソをついて大袈裟に騒ぐよりも、正直に誠実に事実ありのまま伝えるほうが望ましい。

何なら、駅のバリアフリー度を調べますスマホライブ配信したほうがはるかに良かったはずだ。

すごい女は年齢関係なくすごい

タイトルで言いたい事言い終わったけど、

男並みに仕事できる・成長できる・味方も多い。

こういう強い女っていうのが社内に入ってきてよく分かった。

 

ネットだと強い女=フェミニスト、というイメージが未だに蔓延しているが実際はそんなもんじゃなかった。

 

・まず単純に仕事ができる

仕事に対してストイック言い訳とかそういうのがない。

とにかくひたむきに仕事頑張ってる。

その点で自分含めオッサン連中より優れている。

正直自分反省している。

女だからかいう甘えというか、そういう発想そのものがない。

普通に頑張って普通に仕事している。

から成果が出る。

 

・女の武器を使わない

使わないというか、使うという発想や意図もないように見える。

与えられた自分仕事自分でする。

能力を超えた場合は男と同じように上司相談する。

なにかズルしているとか頼ってるようなものゼロと言い切れるくらいオーバーワーク気味に働いている。

とにかく単純に仕事に集中している。

 

・女だからすごいのではなく単純に成果がすごい

女だからのバフがかかってるのではなく、数値化されたものを見て単純に成果がすごい。

大きな会社によくいる「他人の労力にただのりするのがうまいサイコパスおっさん」と比較しても遥かに有能。

単体で仕事をこなすホウレンソウコミュニケーションも上手く円滑にできている。

周りのフォローやチェックもよくする。

欠点がないのに男は駄目とかいう態度も全くない。

あるとすれば仕事の遅い事に対して文句を言うくらいで、これは相手が男女関係なく当たり前の事。

 

こういうのが今まで男尊女卑に埋もれてたのかと思うと日本社会は勿体なかったと思うし、

今後こういうのが強者女性スタンダードになる一方、

わけのわからん事を言って女性特権にしがみつこうとするフェミニスト女性たちは、

相対的にどんどん支持されなくなって弱者女性コースにたどると予見できた。

本当に入社してくれて良かったと思うし、今までの自分仕事への姿勢も大きく反省している。

俺も頑張らないとな。

 

PS

逆にいうと女性世界もついに「弱者男性」の女性版がカテゴリとして到来すると予想される。

そうなると貧困問題からある程度のバリアを持っていた女性層にも深刻な問題になるだろうし、

高齢化と合わさってかなり救いのない社会問題が浸透してくるはず。

俺含めて男は結婚しなくても一人で勝手死ねばいいが、強くない女性は本当に早めに結婚したほうがいい。

世の中の男はヤバいやつを除けばまだまだ捨てたもんじゃないと思うし、

婚活に来てる時点でかなりまともな部類だと思うからいいんじゃないかなと思ったら逃さずに結婚したほうがいい。

俺みたいに社会不適合者に片足突っ込んでるやつから言われても説得力ないと思うが、

俺の周りの家族や友人は9割型結婚生活に満足している。

結婚がゴールじゃなくて結婚生活を良くしていこうという気持ちさえあれば結婚すれば凡人は幸せになれる。

説教くさくなったし本筋から離れたけど、強くない女性孤独死ぬ覚悟があるのかよく考えておいたほうがいい。

2021-04-11

弱者男性だけど、もう他人を助けるのはやめた

女性へのセクハラ障害者へのバリア外国人への差別もすべて「見て見ぬふり」をすることに決めた。

どうせ誰かを助けてもこっちは誰からも助けられないのだから他人を助ける意味などない。そもそも他人を助ける余裕もない。

「この人、痴漢です!」と叫ぶ女性を見ても冷笑。段差で立ち往生してる車椅子を見ても冷笑ヘイトスピーチされてる外国人を見ても冷笑

それで結果的自分の首を絞めることになろうとも、「他人を助けなかったか自分も助けられなかった」と思えばまだ腑に落ちる。一方的こちらが他人を助け続ける理不尽には耐えられない。

anond:20210411120332

差別運動って、弱者でも頑張れる社会を用意しろって運動なの

から弱者男性も差別運動にしたいなら、なぜ頑張れないのか説明して、そのバリアを無くして社会活躍したいですと主張しないといけない

2021-04-08

anond:20210408171941

こないだ実際に郵送したんだけど、唾液そのままじゃなくて試薬と混ぜてウイルス不活性化して、バリア袋に3重に入れて、バイオハザードマーク付きの箱に入れて送るの。少なくとも「普通に運送」はされてないよ。検査会社運送業界もそこまで馬鹿じゃないよ安心しろ

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