はてなキーワード: 出作とは
いや、ないでしょ。
せいぜい二か月休校になっているだけでしょ?
九月入学なんて学校にも保護者にも、何なら学生自身にも負担でしょ?
夏休みをなくすだけで対応できるのに、どうしてそんな大掛かりなことをやらせるの?
たかだか二か月で勉強が遅れるとぎゃあぎゃあ騒ぐ人たちは何なの?
うちの子は電子塾を使わせているからそういったことは全然ないですけど。
今時ネットでの学習教材やら塾でのプリントやらはいっぱいあると思うんですが、違いますか?
というかですね、私に言わせれば日ごろから要領を超えた「勉強貯蓄」を作っていない方が悪いですよ。
このご時世、二学年、三学年先の勉強は当たり前。ちゃんと我が子にもそのようにさせています、不自由のないように。
インターハイ?冬の大会の方に参加すればいいじゃん。受験との兼ね合い?自己判断でしょ。
というか部活やサークルなんてただの娯楽でしょう?そんなものにかまけていて大会に出れなくてぴーぴー泣くなんて。
どうでも良いでしょう?なくたって生きてけますし、学校生活には何ら影響ないでしょう?アメリカじゃあるまいし。
演劇だって映画だって中止になっているんですから、貴方方のちゃちな思い出作りに支援する必要なんてないと思うんですけど。
就活に受験?現社会で適合できなかったのは社会性がない学生たちの実力そのものじゃないの?
一言でいうなら、さぼり。自己研鑽をしてこなかったツケですよ。
受験で二次が受けられず入れなかったのは、センターを軽視していたあなたの責任です。
もし貴方が浪人していたなら、なおのこと貴方の責任です。一発で受かれば十分だった話でしょう?
時流を見る目がない放蕩学生を雇い入れるところなんてあるものですか。
簡単にまとめると、今子供たちに支援する必要はまったくありません。だって必要ありませんから。
苦しんでる?いえ、苦しむべきです。若いころの苦労は買ってでもしろっていうじゃないですか。
それが今無償で支給されてるんですよ。貴方達の好きなログインボーナスです。良かったですね。
育児系の漫画をファボリツイフォローしてるというだけで、ブロックとフォローはずししてしまった。 出産頑張りましたとか赤ちゃんが可愛い!のならいいんだよ。 私はこんなに大変でした! 旦那に文句言われました!っていうのを なぜ、漫画という形態にして世間にぶちまけるかね?発作的に愚痴ツイなら分かるが、漫画という形態ってデッサンしてストーリー仕立てにするじゃん?その時点で、旦那の仕打ちを世間にぶちまけてやるって怨念が見えててすげえ怖い。そんなのママ友や実母に愚痴るだけですっきりしないの?後でそれを見た旦那の間にしこりとか残らない?子供との思い出作りなら尚更じゃない? マイナスの感情って伝搬しやすいから、見るのがしんどくならない?それに、赤ちゃん産めた時点で勝ち組じゃないか?それなりの稼ぎのある旦那と若さと健康と地盤があるってことだろ?すまん、私のひがみだな。 正直フェミ系は感情的で被害者意識丸出しだから、それ系のツイートやファボする相互さんは黙ってミュートしてる。 子供のために、手抜きしません!旦那はわかってくれない!そうだね。でも、大人の飯なんか汁物と冷凍と焼くだけの肉でいいじゃん。自分が楽するためにYoutube見せてもいいじゃん?育児大変勢って一体何と戦ってんの?
sabacurry 例えば流行り物に手を出すとかも、思い出作りとしては有効だと思ってる。「何年前?あれが流行ったときね」みたいな。他人とも思い出を共有しやすい。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4680756645086841378/comment/sabacurry
17歳JKだけど、高3の時、つまりリアル17歳JKだった時のことを思い出した
当時、ルーズソックスがやや下火になりつつあり、その対抗勢力である紺ハイソがぐんぐん勢いを増していた
そんな中で私は「流行に乗っかるのはつまらない人間のすることだ!!!」などとイキってルーズでも紺ハイソでもない靴下でいたんだけど、高3の5月頃だったか、急に「これ、今を逃したら一生ルーズソックスをはくチャンスないんじゃないか…?」と思った ほんとに何の前触れもなく、突然そう思った
それでその日の放課後にソニプラ(現在は「プラザ」と呼ぶらしいですね、時間の流れを感じる)まで行って「スミスのセンロク」を買った 「スミスのセンロク」と言われても若人にはわからないだろう、要するに当時人気のあったド定番のルーズソックスのことであり、なんと靴下1本で1600円もするんだぜ!
そして満を持してルーズをはいてみたわけだが、残念なことにその時の感想を覚えていない 最初は恥ずかしいと思ったはずだが、その後1年間はき続けたわけだから気に入ったんだろうな…特に冬場はあったかいし
20年近く経った今、あの時ルーズソックスはいておいて良かったな~と思う ソニプラに買いに行ったことや、1600円もするのかよ!高えよ!バイト2時間分だよ!と思ったこと、時間が経つと重みで下がってソックタッチがはがれる感触とか、結構汚れやすいこと、それでいて洗濯すると乾きにくいこととか、そういう体験じたいが良い思い出になっている
もうタピオカブームになってからずーーっと、「女さんタピオカの列に2時間待ちw」とかで馬鹿にする風潮があったからだよなあ。「タピオカ屋におじさんがいる」の自作自演炎上広告も、自演説が広まるまで「馬鹿な女がなんか言ってら」って調子だったし。
自分は紅茶系飲まないし、タピオカ嫌いだし、並ぶのも怠いからタピオカミルクティーブームには全く乗れなかったけど、アフィブログ系がこぞって「女さん、マンさん、タピオカ〜云々」の記事書いてたし、ネット上はどこかしこもタピオカ(と飲む女)を馬鹿にしてて、そのカウンターに「タピオカ批判にネットしてるお前よりタピオカ飲んで思い出作ってるJKのほうがよっぽど人生充実してるわ」みたいなのがバズっててたよな。タピオカポイ捨て批判も確かにあったが、食べ物の写真を撮ること自体も「インスタ蝿」と叩かれてたし、食べずに捨てているゴミ箱の写真も嬉々として貼られていたし、その辺の一昔前でいう「スイーツ()叩き」がタピオカ周りでは苛烈だったよなあ。自分自身スイーツ()と呼ばれていた層は苦手だが、にしても見てて気持ちの良いものではなかった。
男が油撒いて、女が火をつけた炎上だったな
人気過ぎるからか隠れ家的なカフェになっており、地図アプリを見てもなかなかたどり着けなくて同じところをぐるぐる回ってしまった。
私にとっては嬉しかった大切な思い出だけど、夫はもう覚えていないかもしれない。
あんなに私が苦労して準備した結婚式の記憶も薄らいでいるらしいから。まあ、DVDにもブルーレイにも残ってるから結婚式の映像はいくらでも見れますが。義両親と私の両親に送ってもDVDとブルーレイ余ってるから自宅に4本くらいある。
夫が転勤になって、地元を離れた。転勤先で妊娠して、里帰り出産のために地元に戻ってきた。夫と数年過ごした地元はやっぱり思い入れのある良い場所だ。
気持ちの行き場が無く、友達にも話を聞いてもらったけれど、でもまだ吐き出したいことがあるので此処を開いた。
ちょっと混乱してるからとりとめのない文章になっているかと思う。
タイトルの通りである。昨日、リリースされてからたったの84日でサービス終了のお知らせがされたソシャゲがあった。
『Readyyy!』というタイトルが付けられたのそのゲームはツイッターで日本のトレンドにもあがったことがある。
サ終発表された昨日だけど。こんな形で話題になってほしくなんかなかった。
簡単に説明すると、18人の高校生達がトップアイドルを目指すストーリー。
プレイヤーはプロデューサーとして彼らをプロデュースしていく。
よくあるといえば本当によくあるゲームだと思う。あんまりゲームに触れてこなかった私でもそれはわかる。
私は2年前までソシャゲ自体に触れたことが無く、触れるきっかけになったのは某ゲームのライブの感想ツイが回ってきたのと、そのゲームについて語っているフォロワーが何人かいて興味を持ったから始めてみた。そのコンテンツ自体は結構長く続いているもので、私はそれが普通なのだと思っていた。
ソシャゲをよくやる友人からは「ソシャゲって結構短命だから、それは本当に長く続いてるほうだよ」とも教えてくれたけど、その時は、へーそうなんだくらいにしか思ってなかった。
Readyyy!を知ったきっかけはリリース前にTwitterでMVが流れてきたから。たしか10月下旬くらいだったかと思う。
サムネで見た時、ゲームのアイドルのMVとは思えなくてびっくりしたのを覚えている。何回見ても、凄いと思う。
本当に生きているみたいな動き、キャラごとに違うファンサ、洗練されたカメラワーク。そして曲で掴まれた。
言葉が悪く他と比べるのは違うかもしれないし自分好みというのもあったけど、今まで聞いてきたようなアニメやゲームのキャラっぽさが無い、生身のアイドルのようなメロディーに歌詞。
そこもう一瞬だった。全ユニットのMVを繰り返し見て、配信されている曲も延々と聞いた。
そこから興味を持ち、ゲームのことを調べたらまだリリース前だというのにライブやコラボカフェ、ラジオに全国の都市でのインストアイベントまでやっていた。
ただ、言っておくと私はそれら全てに行っていない。お前行ってねえのかよ、とお叱りが入りそうである。それは申し訳ない。
その時はまだハマった、というより曲が好きになったけれどアイドル達のこともよく知らず、メインに追いかけてるソシャゲにお金をかけていたこともあり「精力的に動いてるな」という印象しかなかった。
今思えば行くべきだったのかもしれない。よくわからなくても、行っておけばまた何か違ったのかもしれない。
室内と野外でライティングが違う。よく動くしお風呂場の場面では声が反響している。
キャラのフォト(所謂カード)にそれぞれ、レアリティが低いものにもストーリーがついてる。
音ゲーかと思ってたらそこは違って最初は残念だなって思ったけれど、違うゲームもやってたからむしろ他と並行して出来るつくりだなと思った。
他のゲームをあまりやったことが無い、というのもあったかもしれないけれど私には新鮮でとても凄くて、すぐのめり込んだ。
周りの友人達にも見せて凄いから見て、って興奮しながらゲーム画面を見せた。
プレゼンが下手くそ、というのもあるけれど、もう少し熱心にしとけばまた違ったんだろうか。
ここからはもうただの愚痴。いや最初から愚痴かな…。文章が下手過ぎてすみません。
課金しようにも最初はミッションクリアでダイヤはガンガン貰えるし、課金して欲しかったらなんで事あるごとにダイヤくれたの?
私のありがとう課金が微々たるものだったのは申し訳ないけれどそういうのを知らない人やお金の無い人なら「無課金でもこんなに貰えるんだ、ラッキー」ってなっちゃうと思うけど。
じゃあそれ以外のところでって思うかもしれないけど、コラボカフェなんて大体都内。
地方住みで飛行機を使わなければならない人はどうすればいいの?愛が足りない?かもしれないね。
今はソシャゲ戦国時代なんて言われてるくらいソシャゲがごまんとある。多分これ以外に並行してやってる人は多いと思う。
リリース前にライブやるのって普通なのか分からないけれど、それをやるならもっとゲームが長く続くようにゲームにお金を回してほしかった。
ライブが5/11にあるね。某ゲームと被ってるね。興味あるけどそこと被ってるから行けないなって呟いてる人いたよ。
っていうかライブやるの早くない?もしかして最後の思い出作り???
声優さんやキャラデザのイラストレーターさんにはいつ伝えたの?
全員新人声優さんで、まだまだこれからこのゲームで活躍させてくれるつもりだったんじゃないの???
連載してる漫画、まだキャラ紹介って感じなんだけど。これからユーザー数を増やしてくんじゃないの?
といってももう一月くらい前の話だ
ツアーに丁度都合が良いのがあって、両親や妹と一緒に行ってきた
話には聞いていたが、確かに広い
なんでも山を一つくり抜いて作ったらしい
まるで要塞みたいだなと思った
入り口のすぐ近くにとりあえず見ておきたかった「システィーナ礼拝堂」の完全再現コーナー(システィーナホール)がある
なんとなくオードブルとして、でかいステーキが出てきた気分である
本物とは違うというのはあるのだろうが、それでも迫力は圧倒的だ
後から見た感想としては、ああいう大きな展示を撮影する際は動画の方がよさそうだと感じた
写真ではズームすると細切れになってしまうし、引いて全体を移すとあんまり撮影する意味がない画になってしまう
一つ上の階に登ると現地では見れない、側面からの鑑賞もできる
見る位置が変わるとかなり印象が変わるので、行った際はぜひそこからの眺めも見て欲しい
名画の前にならんで記念撮影というのはなかなか無い機会なので、思い出作りに良いと思う
これは大塚国際美術館ならではの体験だと思うのだが、あそこでは名画に酔うという経験ができる
陶酔するといった意味ではなく、車酔いとかそういう感じになる
国立博物館の企画展などでメインを張るクラスの名画が、ずらっと並んでいるせいだ
昔、ベルリン国立美術館展で「やった! ついに本物が見れたぜ!」となった、レンブラント(工房)の「黄金の兜の男」という絵がある
辻邦生の風の琴という名画から連想して作られた短編集があるのだが、その中で気に入っている話の一つがこの「黄金の兜の男」を主題にした話だからだ
まあ研究の結果、レンブラント本人が描いた絵じゃないと判明したらしいが、そんな事は関係なしに気に入っている絵だ
その個人的に思い入れの強い名画が、レンブラント(工房)の作品が集められた部屋では、割と脇役的なポジションに置かれている
まあ仕方がない
有名な「夜警」を始め、レンブラントとその弟子たちによる代表作が、さして広くもない部屋にぎっちり詰まっているのだ
まるで完食したら賞金が貰えるタイプのドカ盛り料理を、3人前くらい目の前に並べられた気分である
が、それでも絵の凹凸まで再現されたレプリカには、本物の何割かの迫力は備えている様に思えた
そういうコーナーがあの広い敷地に一日で回りきれない位あるのだ
名画の見過ぎで目と心が疲れるという貴重な経験ができる機会は、なかなか無いのでないかと思う
正直、めっちゃ疲れる
見るものはたくさんある、いやあり過ぎる
上がったテンションそのままに、次から次へと見ていくと、あっという間にバテる(バテた)
途中で程よく休憩を取りつつ見ていくのが良いと思う
その為に椅子がいたるところに設置されているのもありがたい
個人的には1F(エントランスがB3Fなので実質4階)にある、ピカソの「ゲルニカ」を飾っているところが休憩場所としていい感じだった
ゲルニカを前に休憩というのもなんだか変な話だが、実際そうだったのだから仕方がない
広い館内を歩き回っていると、当然ながらだんだんとお腹も空いてくる
うちの家族は今年に入ってオープンしたという「カフェ・フィンセント」(http://o-museum.or.jp/smarts/index/502/)で昼食を取った
「まあ美術館のカフェだし、味はそこそこでお値段マシマシなんだろう」とたかをくくっていた
「ローストビーフサンドイッチ」×2と「ひまわりサラダと季節の野菜スープ」を注文し、大して待つこともなく渡されたブザーが鳴った
「ローストビーフサンドイッチ」は、そのまんまローストビーフを挟んだサンドイッチだ
普通に美味い
さらにポテトチップスに徳島の名産品である、すだちもついてくる
ひまわりサラダと季節の野菜スープには小ぶりなパンも付いてくる
サラダ自体がローストチキンと、ポテトサラダ、ひまわりの種などを組み合わせたボリュームのあるもので、それにスープとパンも付く
一般にサラダ系のメニューは女性など少食の人向けというイメージだったが、これは成人男性でも普通に満腹になる量だった
女性の場合は一つのメニューを二人でシェアする、といった食べ方の方が良いかもしれない
足りなかったら追加で注文すればいいだけだしね
そちらはカレーを注文する人が多いのか、カレーの匂いが凄かった
カレーの匂いが苦手な人や、腹が減っている時にはちょっと辛いかもしれない
1Fにはレストランもある
食事関係については美術館としては、かなり充実している方なのではないかと思う
周辺にお店などが無いというのもあるんだろうけどね
ミュージアムショップでの買い物を済ませ、入り口に戻ってきた辺りで親父とも話題になったのだが、陶板印刷という技術はやはり面白い
様々な理由から本物を鑑賞する事が難しい作品、焼失などで既に失われてしまった作品をあれほど精巧に再現できるのだから大したものだ
1Fではキトラ古墳の壁画の再現する作業の様子や、実際に再現された壁画の一部なども展示されていた
また入り口付近には大塚グループの総帥(ここだけ聞くと大塚が悪の組織っぽい)であり、この美術館の初代館長でもあった大塚正士氏の写真も飾られている
要はこの美術館を作った気合の入った金持ち爺さんの写真なのだが、これを見ながら親父と「うちの爺や婆の遺影をこれにできたら良いなぁ」という話になった
この陶板に印刷された写真というのは非常に劣化に強いのだそうだ
俺の祖父は亡くなってそろそろ20年近く経つのだが、その間に2回ほど遺影を作り直した
普通の写真ではどうしても日焼けして、だんだん色が薄くなってしまうのだ
数年前に亡くなった祖母の遺影もそろそろ作り直す必要があるだろう
とはいえ「(制作費が)結構するんだろうなぁ」となり、その話は流れた
バンド活動とかって本当にただただ時間の無駄でしかないのにね。
コピーバンドで譜面を丁寧になぞろうと必死になっても何にも残らんよ。残らなかったよ。
旗から見てどんなにレベルが低くても自分で何かを作っている人間と、必死になって延々と写経を繰り返しているだけで終わる人間なら、前者の方が絶対に優れている。
知りもしない下手くそな曲、その割にはどっかで聞いたようなコード進行でなんのオリジナリティも感じられない曲をいきなり聞かされるぐらいなら、知ってる曲のカラオケでも聞かされたほうがまだずっとマシだってのはよく分かるよ。
それを目の当たりにするだけの日々なんて虚しいだけだぞ。
ネットでは大悪党の集まりくらいに言われてて、それを真に受けてる人もいるけど全然違う。
確かに、「俺はマスコミ様だ!高給取りエリートだけどプライベートではこんな悪いことやっちゃう怖い男なんだぞー!」みたいなクズはいることはいる。
でも割合的にはごく僅かだし、そいつら往々にして入社数年で出世コースから完全に外れてるような痛い立場の連中だ。
大半の奴はびっくりするほど正義感強くてピュアな奴らなんだよ。
俺は正義感強くもないし、ピュアでもないから入ったばかりの頃は生理的に受け付けなかったほどだ。
例えば、東日本大震災は身内や仲間が被害のひの字も受けてない人なんかは
「うわあ大変だ…かわいそうに…」
くらいのもんだったろ?
でもマスコミに来るような連中はマジで我が事のように胸を痛めて涙を流す。
被災者が苦しんでるって事実を自分の問題かのように考え出して、いても立ってもいられなくなってボランティアとして現地に乗り込んじゃう(思い出作りや就活ネタ作りじゃなくてマジのやつ)。そんくらい正義感と感受性が強い。
この清潔っぷりは入社してもずーっと変わらない。
俺なんかは
「取材行きたくねえなあ…ニュースとかクソ興味ない。とにかく休みたい」
待機児童問題でも、臓器移植問題でも、観光バスの事故でも、虐待死事件でも、とにかく被害者や弱者が自分の身内であるかのように感情移入して、体当たりで仕事に臨んでる。
使命感を持って。泣き言は言わずに。
とにかく正義感が強くて、青臭いくらい善を尊ぶ。そういう奴らばっかりだ。すげえ良い奴らだと思うよ。こんな真っ直ぐな大人いんのかよってくらい。
「同じ部署の若い奴が鬱病になってさあ。足手まといだから辞めるか死ぬかしてほしいわ」
みたいな愚痴を平気で言っちゃうようなオッサンになってしまってるのに。
まあ、欠点を強いて上げるなら「正義感が強すぎて融通きかない」ってとこかな。
たとえば、いじめられっ子が十数年越しの恨みを晴らすためにいじめっ子宅に放火未遂して捕まった事件あったけど、
あれは
「いじめられっ子は惨めで恥ずかしいやつ。いじめっ子は罪もないのに粘着されて本当に可哀想」
って姿勢を徹底的に貫いて、そんな恨まれるくらい酷いいじめした奴がのうのうと生きてたのか、みたいな問題提起はしなかった。
なんでかっていうと、放火という犯罪に手を染めた瞬間に、強い正義感を持つマスコミ内部の彼らからしたら、犯人は追い詰められた被害者ではなく問答無用の悪党になったから。
悪党を裁くために「いじめられっ子は惨めで恥ずかしいやつ。いじめっ子は罪もないのに粘着されて本当に可哀想」という姿勢になる。
正義感強烈なマスコミ人からしたら、パワハラ上司だろうが苛烈ないじめっ子だったとしても復讐のターゲットになった時点で弱者って認定されるから。
「家族もいて自分の人生を歩んでいるのに変な恨みを買って…かわいそうに」みたいに。
で、復讐を決意した時点でパワハラ被害者や酷いトラウマ負わされたいじめられっ子は「問答無用で叩くべき大悪党」にされちゃう。
まあそういうわけで融通はきかないけどとにかく善人ばっかりだよマスコミの中の人は。
いやいや、今さら何言ってるんですか。
ポーランド戦の戦い方によって日本代表は宣言したじゃないですか。「我々は敗退に価値を見出さない。我々は結果しか求めない。我々はルールで禁止されてないならどんなことでもする。我々はサッカーをプレーすることを放棄してでもワールドカップで勝ち残ることを目指す」って。
である以上、いまだに日本代表を応援している人が「勝とうと思うな、のびのびプレーしろ、思い出作りになればいい」なんて言うのはおかしいでしょう。日本代表にしてみればそれらの主張は寝言でしかない。
応援するなら「何が何でもベルギーに勝て。負けるなんて許さない。どんな見苦しいことをしてでも勝て」と言うしかないはずだ。
刀剣乱舞というゲームがある。私は刀剣乱舞の世界が好きだ。大好きだ。このゲームに出会えてよかったと心から思っている。
(もちろんこのゲームのことを嫌いという人のことを否定するものではないです。石を投げないでください!!個人的な感想なんです)
刀剣乱舞というゲームにはまってから、本当に世界が広がった。色んな人と出会うことが出来たし、舞台もミュージカルにも足を運ぶようになった。
俳優さんで応援したい、と思える人が出来た。美術館や博物館にも気軽に行けるようになった。リアル刀剣の勉強はなかなか進まないけど、それでも多少の知識が付いた。
何より「刀剣男士と一緒に人生を歩んでいる」「刀剣男士は、私が私であることを許してくれる」というのが何よりも強い。私の本丸で、私だけの刀剣男士がここにいる。
これが何よりも私の人生を強く支えてくれている。
刀剣乱舞でどこが好きかを詳しく語る前に、少しだけ自分の話をさせてください。刀剣乱舞と出会う前の話。
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私は大学3年生になるまでいわゆる「オタク」というものではなかった。いや、読書も漫画もゲームもアニメも好きだったけれど、だからといって
自分で感想や考察をしたり、他の人とそういう交流をしたりということはしてこなかった。
というか「誰かとこれについて語りたい」という欲求は無かったし、そんな術も知らなかった。
(二次創作という単語も知らなかった。コミケ?よく知らないけど、コスプレをする場所なんでしょ、程度の認識だった)
ツイッターのアカウントは持っていたけど、鍵アカで大学の友達や先輩、後輩とフォローしあう程度だったし、
呟く内容も「今日は講義が無くなった」とか「パンケーキがおいしかった!」
というような本当に些細なことだけ。何もかも普通の、ちょっと読書が好きな大学生だった。
それがなぜ、青い鳥の世界の端っこで「刀剣男士が尊い!!!!」と叫ぶ人になってしまったのかというと、まずはとあるライトノベルに出会ってしまったことから始まる。
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大学2年生の冬、私は歯の手術で1週間ほど入院していた。体は元気なので暇つぶしに、と思って簡単に見終われそうな、このアニメを見始めたわけですが、
たったの12話なのにすべてが綺麗に収まり、登場人物はみんな魅力的で、見ていて本当に楽しかった。
アニメを見終わると今度は原作が気になり、外出許可が出た日に書店に向かい、並んでいる本を全て買い込んでしまった。全部読んだ。最高。
あまりにも私のドストライクすぎて、こんなにワクワクしながら読書をしたのは生まれて初めてかもしれない……と当時真剣に思った。
あまりにも最高すぎたので、この感動を誰かと共有したくて友達にも勧めてみたものの芳しい反応が得られず、欲求不満に陥る。
この辺りから私のツイッターオタクライフが始まる。とりあえず、この作品が好きです、と書かれている人を恐る恐るフォローしてみる。
本の感想とかにおそるおそるファボを付けて、皆様の考察とか感想を読みながら「みんなすごいな……言語化能力が高い……」と思っていた。
こうして、ポツポツとその作品が好きな人をフォローしてはその人たちの呟きを眺める、ということをやりながら日々を過ごしていた。
感想を言い合いたい!という思いでツイッターアカウントも新しい物を作ったはずだと思うのだが、フォローした人たちが感想を言っているのを眺めていたら
それだけで満足をして、私自身は特に何か考察をする、とか創作を始めるということはなかった。
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今思うと、ここが2番目の人生のターニングポイントだったのかもしれない(1番目は先ほどのラノベと出会ったこと)
大学3年生の冬、私はとてつもなく暇だった。サークル活動を引退し、就職に向けて何か行動をしないといけない、
でも何をやればいいのか分からない、という、今考えるととてつもなく
贅沢な悩みを抱えながら、ぼーっと就活サイトや、先輩の就活日記を斜め読みし、TLを眺める生活をしていた。
そんな1月、突然フォロワーさん達が口ぐちに「薬研ニキ……」「薬研」「何この子」「三日月が」と言い出した。最初は何も気にしていなかったものの、
あまりにも「薬研ニキ」「大将って」とか言い出すから気になって調べてしまった。
その結果、パソコンのゲームで、刀?が人になって育てるゲームがあるらしいと知った。ふーん、暇だしちょっとやってみるか……と本当に軽い気持ちでブラウザ登録をする。
そして、1月27日、私は山姥切国広を選ぶ。
最初に5人の中から1人選べる、と説明された。ポケモンみたい……と思いながらぱっと見たときに「あーーこの人、私が絶対に好きになるタイプ」と直感したのが
山姥切国広だった。こじらせ系は嫌いになれない。一応他の4人も見てみたけど、ピンと来たのが彼だったので、これまた軽い気持ちで選択した。
顔も綺麗だったが、すごい塩対応だったのでちょっと困惑した記憶がある。
とはいえ、やり始めたときは、ものすごくかわいい、とか格好いいとかは全然思わなかった
(いや、みんな格好いいと思ってたけど別にハマるほどではないと思っていた)
それが、今では……こんなことになってしまった……。
以下、刀剣乱舞を始めてから色んなことが変わったな、と思った点について。
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ツイッターって、色んな素敵なイラストが流れてくるじゃないですか。
私の推しは前田藤四郎なので、主に前田のイラストをよく探していたけど、審神者になった年の初夏、「同人誌即売会」という存在を知る。(遅い)
今までインターネットでオタク活動してこなかったんですよ!!死ぬほど魔法のiらんどは読んでだけど!!二次創作とかは知らなかったんです!!
2015年7月開催の粟田口オンリーイベント「はっぴーあわーたいむ」覚えている人いますか?
ツイッターで、なんか知らないけど絵を描いている人が「はっぴーあわーたいむ」って言ってる……何の話だ……と思って調べた。
というレベルの初心者だったけど(支部でイラストや小説の存在は知っていたけど、それを本として売り買いをしている、という概念を知らなかった)
「本!!!買いたい!!」と妙な行動力を見せ、漫研の友人にアドバイスを求め、小銭を大量に用意して、
動きやすい格好をして、地図と場所をメモして、生まれて初めてビックサイトに行った。
覚えている。日傘は迷惑になると書いてあったのでフードとタオルとサングラスで怪しい格好をしながら一般参加の待機列に並び、
ドキドキしながら印刷したサークル配置図を眺め、回る順番を考えたあの日のことを。
会場は蒸し暑くて、至る所に粟田口の素敵なイラスト、本、グッズで溢れていた。そこらじゅうで「新刊下さい」「ありがとうございます」という声が聞こえた。
オンリーイベントだから当たり前なんだけど、どこを見ても粟田口!!かわいい粟田口のイラストがたくさんある!!!
すごい!!!楽しい!!!お金??払います!!言い値で買います!!!
緊張しながらお目当ての本をゲットして、ふと辺りを見渡すと、刀剣男士たちが仲良く買い物をしている姿が目に入った。
そもそもコスプレ自体をテレビ以外でほとんど見たことが無くて、テレビでしか見たことが無い光景だけど、
でもコスプレ姿の人たちが買い物をしてる……すごい……生きてる……なんだここ……
とっても興奮した。刀剣男士たちがお喋りしてるんですよ、小銭とか出してるんですよ、すごくないですか!!??生きてるじゃん!!!!
いや、もう、本当にかわいいイラストが買えて、色んな刀剣男士が存在してて、すごい、とっても楽しかった!!!!というのが私の同人誌即売会の初体験の感想。
この経験をしたおかげで、これの大きいバージョンがコミケな訳ね、と概念を獲得した。これはオタクにならなければ絶対に知りえなかった概念だし経験だった。
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刀剣を見に色んな美術館や博物館に行くようになったよ!!でも刀剣の勉強はあまり……進まない……
なんだろう、用語がまだ耳馴染みが無くて、刀を見ても「綺麗だな」という感想しか出てこない。
もったいないことをしている自覚はあるのでもう少し詳しくなりたい。 そういって4年目になるな?という顔をするのは止めて山姥切国広。
私の友人で、刀剣そのものに詳しくなって、刀を見ただけでこれはここがこういう刃紋だから刀派は~、とか分かる人がいて、本当に尊敬する。すごい。
知識はあればあるだけ世界が楽しく見えるんだな、というのを今実感している最中です。勉強も趣味も全部最終的には娯楽につながる(かもしれない)
世界を楽しめる人になりたい。
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○ 創作がしたいと思った件
ここ3年ほどはずっと素敵な作品にファボを付けて、あとは私が神と崇める作家さんにはお手紙を出したりもしてたけど、今まで自分で創作をするって考えたことも無くて。
文章はまだいいんだけど、絵は本当に私、壊滅的にダメで、ずっと興味が無かったんですけど、最近「絵が描けるようになりたいなー」と漫然と思い始めて。
なんでかっていうと、絵にも物語があるんだな、ってことを強く実感した絵師さんのイラストを見て、私もこんな風に絵が描けたらいいなぁ、とか少し考えてまして……。
で、でも絵なんて中学の美術以来落書きレベルでも描いたことが無かったので、デッサン教室で少しだけデッサンとかやってきました。
結構楽しかったです!!意外に、私も絵が描ける(レベルは考えないでほしい)んだな、というのを体験しました。真っ白の紙から、例えばボールが描けたりするの、楽しいね。
でも、デッサンやりながら思ったんですけど、絵を描くって大変ですね!!!絵を描く人、超すごい……絵描きさんすごすぎでは?絵を描く人、というか創作する人のこと尊敬する……
だって、全然自分が描きたいような線出せないし、体力いるし、本当にすごいと思った。
『絵を描くことは大変』という知識はもちろんあるし、絵描きさんのことは尊敬しているけど、より一層尊敬の念が高まった。まじで。本当に。
デッサンとイラスト、やることが違うのでは?と思ったそこのかた。その通り。
でも人間を描くのはもっと大変……まずね、人のシルエットにならないんだ。
目だけが肥えているので、「自分下手すぎ……」と落ち込むんですけど、描こうと思えば、何かしらは描けるんだな、と思ったので絵も描けるようにたくさん練習したいです。
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オタクにならないと知らなかったであろう感情として、「この人を応援したい」というのがある。
刀剣乱舞には現在、ミュージカルと舞台と、2ついわゆる2.5次元舞台がある。
一番最初の刀ミュ『阿津賀志山異聞』からチケットを取れたときは必ず見に行っている。厳島神社の公演を生で見ることが出来たのは私の人生の中でもトップクラスの自慢。
刀ステでは毎回死んでる。山姥切国広オタク、強く生きよう。そして今夏、一緒に死のう。(矛盾)
刀剣男士を演じたとある俳優さんのことが気になってしまった。何が、と明確に言葉にできないけれど、舞台上で動く姿に目を引かれた。
キャラクター的に表情豊かでよく舞台上を動き回る役ではあったけど、気が付いたら目で追っていた自分がいてびっくりした。
気になってツイッターで調べると、なんと来月バースデーイベントが行われると言う。
いや、さすがにおかしいでしょ、私、その俳優さんのこと全然知らないのに行っちゃダメでしょと思った。俳優さんのイベントなんていったことも無かったし、
どちらかというと、舞台上のキャラと俳優自身については分けたい、と思っていたので、あまり詳しく俳優さんについて知るのはちょっと…と思っていた部分もあった。
でも、フォロワーさんから「興味があるなら行っておいた方がいい」と後押しされたし、もう自分の経験上、自分が好きそうだと思ったことは遠慮なく飛び込んでいった方が
人生が楽しくなる、とこの数年のオタクライフから学んでいたので緊張しながらチケットを取った。
いざ!当日!……ダメだ、場違い感がすごい。みんなお洒落……キャッキャしてる……帰りたい。100回くらいそう思いながら開場待ちをして席に座る。
でもイベントが始まると、意外にも楽しかったです。(1年間の活動の報告、絵本朗読とかビンゴ大会とかやった)
そして、1曲だけ、ミニライブも行われた。彼はグループで歌手活動もしている人だった。ステージにその人が上がり、スポットライトが当たった瞬間、彼がキラキラ輝いて見えた。
この人は舞台が、スポットライトが似合う人だな……と思ったら、格好良すぎて何だか涙が出てきた。ファン期間が短すぎて歌っていた曲のことが分からなかったけど、素敵な歌声だと思った。
そして「この人のこと応援したい」「輝いている姿をもっと見たい」という感情が出てきた。
そのあとの写真撮影会で「刀剣乱舞の舞台見て来てくれた人みたいです!」と隣の席でお話した方がわざわざ伝えてくださり(その節は大変ありがとうございました感謝してます!!)
「どうだった?」と直接聞かれた。やばい、俳優さんに直接舞台のこと聞かれるってやばくない?やばい。
私は本当にパニック状態になったので「最高でした!!演じてくださってありがとうございます!!」と半泣きで言うのが精一杯でした……。でも私は、その舞台が本当に最高だと思ったし、
俳優さんの演技も素晴らしいと思ったので、直接お礼が出来てよかった、行けて良かったと思った。
今まで3次元の人間にハマったことが無かったから分からなかったけど、「この人を応援したい」と思う気持ちが初めて分かった。
その人が好きなことをして、この世界が楽しいと思ってくれると私も嬉しい。そんな感じです。
(その人は別の舞台で、『演劇が好き、舞台が楽しい』と仰っていて、演じる姿を見てファンになった私としては、推しの俳優さんがそんな風に言ってくれるのが本当に幸せだと感じてます)
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○「私の味方がここにいる」
私は大学4年で審神者になり、その後、無事就職して社会人になりました。
ただ、業務内容が辛くて、10回くらい「ここで死ねたら楽だなー」とか思ってた時期があって、別に本気で死にたいわけじゃないけど、でも当時のツイッター見てたら相当病んでて、うん。みたいなやつ。
でも仕事で怒られても本丸に帰れば「主」として皆から声を掛けてもらえる。私の刀剣男士たちは何があっても私のことを見限ったりしない、という安心感がある。
初期刀の山姥切国広も、何があっても私の側にいてくれるんだろうな、という信頼感がある。これはたぶん審神者になった日からずっと、本丸に戻って、みんなの声を聞いて、
一緒に大阪城を掘ったり、楽器を集めたり修行に行く人を見送ったり、出迎えたり、色んな思い出を作ってきたからだと思う。
刀オケ、福岡に行ってきたんですけど、「私の本丸」の思い出が流れてきて、声を上げて泣き出さないようにするのに必死だった。
クリックゲーだから脳死周回しかすることが無い、と思っていたけど、思い出作れてるんだなぁ、と思って泣いてしまった。
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刀剣乱舞に出会わなかった世界も決して不幸だったとは思っていない。(この様子だと出会わなかった世界があったのか不明だけど)
なんだかんだ言いつつ、ほどほどに仕事をして、読書を楽しみ、友達と仕事の愚痴を言いながらおいしいご飯を食べて、そんな生活だって全然悪くない。
審神者業にかまけていないで、もうちょっと就職について真剣に考えていれば良かった、とかツイッターばっかしてないで仕事関連の勉強をもっとやればよかった、とか後悔していることも沢山ある。
楽しいことも多いけど、後悔も多い人生送ってるな、と苦笑いすることもある。
それでも、私は刀剣乱舞という存在に出会えて良かったと思う。このゲームに出会ったことに関しては何一つ後悔が無い。
刀剣乱舞に出会わなかったら、もしかしたら「この人を応援したい」という気持ちは一生分からなかったかもしれない。美術館や博物館を気軽に行こう、と思えなかったかもしれない。
旅行が趣味になってなかったかもしれない。もしかしたら、私の人生は私の住んでいるところ、知覚できる範囲だけに留まっていたのかもしれない。
そんな人生も幸せだと思う。自分の身の回りの世界を大切にする、それはそれですごいことだと思う。
でも私は人生が広がる楽しみを知ってしまった。刀剣乱舞を通じて、色んな人と出会って、色んな世界があることを知った。自分の知らない世界を知るのが楽しい。
そして、自分の知らない世界のことを想像して尊重することは、今後色んな場面で必要になってくると思う。
だからもう以前の私に戻ることはできない。
沢山の後悔もあるし、もしかしたらまた「死にたい」って思うような絶望的な出来事もあるかもしれない。それでも私は、私の刀剣男士たちと一緒にこの世界で戦っていきたい。
きっとまだまだ、このジャンルで色んな世界を見せてもらえるだろうし、私も私の世界を広げていこうと思うし、広げることが出来ると思っている。
ー 西暦2052年 ー
年間事故死傷者数は、毎年 0 件
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使い方はシンプル
スマート注射器 (のようなもの) を、ベッド脇に置く。近隣自動車の、危険予知信号 : Lv. 5 を受信すると、
就寝中のユーザーの腕に、致死性の高い毒薬が注射される。予測被害者が 1 人の場合は 1 人に、2 人の場合は 2 人に注射される。
大概はランダムに抽出されるが、認知能力や多動性のような特性は、重み付けに利用されるらしい。
理解を示す老人は皆無だが、若者にとっては、稀に身近な人が「事故死」する体験は、命より意味のある思い出作りらしい。
生まれる前から寿命が分かることが当たり前となった現代における、若者なりの反抗なのだろう。
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さて、
わしも、命日まであと81日
何して過ごそうかね