大学のとき固体地球物理学をやってたんだけど、研究をするにあたって観測・測定データがとても大事。
それで、たとえば大地震が起きたとき、地元の大学がデータを収集して、全世界に公開するかというと、それはしてなかった。
火山噴火のときも、それまで集めた平常時のデータと噴火時のデータを全世界に公開すれば研究は進むけど、それも直ちにはしてなかった。
なにをするかというと、そのデータを用いて、それを収集した人が論文を書く。
それで、論文を書き尽くして「もう、このデータから書ける論文はないかな」となったところで公開する。
最初から公開した方が研究は進むけど、それだとデータを収集した普通の学者が食べていけなくなる。
指導教官に「データを公開した方が良いと思うんだけど、しょうがないですかね」と言ったら
「公開した方がいいね。データの下処理を色んな人がやってくれるんなら、その方がありがたい。そこから考察するから」
と答えた。
普通の学者がデータを公開すると、こうしたデキる学者が先に論文書いてしまうので、存在価値がピンチになってしまう。
「AIの学習ズルい」と言ってる人たちは、普通の学者の主張に近いと思う。
デキる学者はAIが真似できるようなところで勝負してないんだと思う。
そもそも普通の学者に存在価値があるのかというと、これは難しい問題。
ここがAIで置き換えられるなら、それでもいいじゃんと言う気はする。
その「普通の学者」とやらはもっぱら教育を主な仕事にしているのかも知れない。
なんのことはない、飛脚が郵便に反対したのとおなじことではないか あーアホラシ😩
データ作った本人が論文書いてないような怪しいデータを誰が使うかね
地物でアカポス獲得できてる時点で既に殿上人のように見えてしまう俺は負け組です、はいそうです。
いや、できるできない関係なく所詮同じ人間のやってることなんやから、全員がAI と比べて出来ない奴になるよ
マネジメント職になると手を動かすのは自分以外でそれがAIになろうとポスドクになろうとやる仕事は変わらないんだよね 35過ぎて手を動かして生活費を稼いでいるような人間は一部のト...
普通の学者でも独自のデータがあれば論文が書けるから、独自のデータを集めるインセンティブが生まれるんだよ。 あと、最近は、論文を出すときにはデータの公開も必須だと思う。(...