はてなキーワード: 自己嫌悪とは
ひょっとして自己嫌悪の話?
すごいイライラしている。
まわりがついてこれなくなる、結果混乱を招き、さらに
自分がイライラする、というネガティブフィードバックループに陥った。
たまにこういうことがある。
結局、こういうときは、受け→答えというやりとりを愚直にやるようにした方がいい。
それが噛み合っていないと結局面倒なことになる。
例えば、明日は企画書を仕上げないと、という話をしているときに、それを仕上げられるのかという話を返した方がよく、
それのプレゼンをどうやるか、などといった2歩先の話をするのはやめた方がいい。
それを丁寧にやっていれば、とにかく体面だけはよくなる。
確かに、少し先まで見えている人からすれば、その先にリスクがあるのも見えるだろう。
しかし、それが共有できない相手と話しても無駄だし、本当に頭がよければ、リスクが現実化する前に適当にいなせること多い。
結局、リスクが過大に気になっているだけ、という場合も多いだろう。
あとは割り切りだ。
前提からどう頑張っても120点をとれる仕事ではない。予算も時間も十分になく制約だらけだ。
もう60点をさくっととることを割り切った方がよい。
90kgから頑張って20kg痩せて70kgになったらいろいろ良くなった
揚げ物、ラーメン(二郎)、ファーストフード(マック)、スナック菓子、ジュース大好きマンの末路(酒は下戸なので全く飲まなかった)
転勤したら仕事が忙しくなった
1.保険に入ろうとしたら健康診断の数字が悪すぎたせいで(脂肪肝で要治療)落とされショックを受けた
2.風呂上がりのだらしない腹を見て自己嫌悪が過去最高になった
3.久しぶりにあった知り合いに太りすぎて気づいてもらえなかった(前にあったときは65kgぐらい)
08月1日 81.5kg
項目(基準値) | 2020年 | 2021年 | 2022年 |
---|---|---|---|
【体重】 | 81.2kg | 84.8kg | 72.3kg |
【血圧】(基準値100~139/~89) | 123/82 | 119/67 | 115/67 |
【肝機能】AST[GOT](0~42U/I) | 52 | 62 | 17 |
【肝機能】ALT[GPT](0~40U/I) | 113 | 151 | 17 |
【肝機能】γ-GTP(0~70U/I) | 77 | 101 | 19 |
【脂肪】中性脂肪(45~149mg/dl) | 131 | 163 | 60 |
【脂肪】HDLコレステロール(40~79mg/dl) | 44 | 45 | 38 |
【脂肪】LDLコレステロール(70~129mg/dl) | 142 | 156 | 107 |
・エアロバイク【FITBOX】を購入。テレビでアニメとNHKニュースを見る時に1日30分は漕ぐように努めた。スペック上は連続90分まで漕げるそうだがおしりが痛くなるので60分が限界だった
・スクワットを1日30回必ずするようにした。
・朝はコーヒーだけ昼は普通の分量を食べる。夜は糖質を抜いておかずだけ
・お菓子と間食をやめる
・ジュースが大好きなのはやめられず(ほぼ)ゼロカロリー飲料に切り替え人工甘味料はあまり気にならなかった
・間食の代わりにひたすら海苔をそのまま食べた
・ただし土日は1日一食だけにして好きなものを食べるようにした(二郎マック唐揚げが多かった)
・体がめっちゃ軽く寝付きが良くなった
・自己肯定感がついた
・最初の2週間が一番きつかったが過ぎたら慣れた
・起床後就寝前に体重を測り記録する習慣のおかげでモチベーションが保てた
・イオンのカロリーライトシリーズ(サイダー・ジンジャエール・コーラ)
・ミツカン黒酢 カロリーゼロシリーズ(ブルーベリー・ヨーグルト・りんご)
ゼロカルピスが個人的には革命的に美味しかった。今回の成功のMVPは間違いなくこれ
ダイエットって体に良い悪いやり方いろいろ言われてるけど
そうやって相手の行動に「自分の裏」みたいな感情を挟むのはあんまり良いことだとは思わんけどな
相手が自分にかけられた言葉や身の回りの状況で判断した結果行動するわけじゃん
それを見てその動作が予定通りだったり他にもそうなる事例を知っていてそれに合致したとかそうなる準備をしておいてそれが予定調和したとかで面白いと思ったりするわけでしょ
用意をしていてその通りになったので「釣り」って言ってみたりとかさ
自分がそれを仕組んだ予定どおりだったから不満や不快になることはないという安全圏を確保しておいたってね
それで問題意識から遠ざけて楽しめるレベルに自分がいるってしておくとかね
とりあえず状況とそぐわない感情があるってところに余裕を感じるだろうけどそれって判断を遅らせるだけだと思うんだわ
ビル火災で緊急警報で外に出ろっていわれて焦ってあわてて暴れろってことでもないけど余裕ぶちかまして笑えるって言うのも違うよね
当事者のそれってそれぞれそんな評価する側の他人の感情に関係なく事実は存在していてそれを知る人間それぞれにはその数だけの判断があるわけじゃん
騒ぐ人とかあきらめる人とかとんちんかんなこと言う人とか笑う人とかいろいろいるよね
その行動選択を占いやなんかと一緒で根拠がなくて自分の中の基準や運にまかせて予定調和で自分を救っていたら ほんとに救われたいときにその手段が運か気分になるんじゃない?
自分の安全マージンやリソースを楽しさで削ってるようなもんだといえばタバコとか酒とか危険運転と同じ系統だと感じるね
他の人間に知られなければ問題ないし事故が起きなければどれも問題にはならないってことは保険と同じでそうだと思うよ
でも確率というか前提条件は確実にたまっていってその結果の範囲もどんどん広くなっていっているのは確実だって思うんだわ
それをしていた人間としていなかった人間がおなじ場面に居合わせた時どっちが問題を押し付け合った時どっちがなにを持たされるかってね
もちろん対峙したならば前提の有無は関係なく同じ結果をもたされる前提のない人もいるだろうけどそれって巻き込まれじゃないかな
自分のありあまる業みたいな前提条件の積み重ねがたまたま同席したそれを回避できていたはずの人にまで持たせてしまうようなイメージ
まあわかるよ
遊びでしたとか本気じゃなかったとか釣りでしたとか 予定調和でしたありがとうございます とかさ
それで自分の本心とかそういうのに触れて自分が期待したところに行かなかったとき傷つくのつらいからそこにクッションはさむのわかるよ
そういうのさ 不安定なお皿の食べ物をつまむときとか手袋してものを運ぶときとかみたいに直接じゃなくて保護したり横着した中間マージンをかませるとさ
バランスくずれたとき持ち直せずひっくり返って大失敗になったりしない?
直接しっかり持っていたら落とさなかったのに横着したり直接ふれないようにしてたのが災いしてひっくりかえって大失敗とかなったりしたことない?
自分の気持ちとか判断基準とか価値観にいちまいクッション重ねてたらさ
べつに失敗ばかりの人生で恥のすくない自覚で生きていきたいって主義ならそれもありだと思うよ
俺はそういう失敗は自己嫌悪の素なのでせめて失敗を人のせいにして自分が軽くなるように自分の本気で当たったが相手には届かなかったとしてる
巻き込んじゃった時にまきこまれた人になにもいえなくなってしまうのとか何も感じないとかそういう結果になるところに自分がいっちゃうデザインを今自分はしたくないって思うわ
38歳で結婚し、排卵チェッカーを使って3か月ほど自然妊娠の機会を取ったが妊娠しなかったためすぐ婦人科に通う。
タイミング法で半年治療したが至らず、2度の転院を経て体外受精を行った。
体外受精もなかなかうまくいかなかったが、開始から一年半後、6回目の施術で妊娠に成功。今年無事出産に至った。
転院するたびに毎回行った。血中のホルモン量やら調べる。特に問題なし。
超音波の器具を膣内に挿入して子宮内の様子を見る。これは継続して診察のたびにやる。初めての時はめちゃくちゃ抵抗があったけど今や聴診器と同レベル。
自然妊娠に一番近い方法。卵子をたくさん作るホルモン剤を飲んだり注射したりして受精しやすい環境にし、体温や卵巣の具合をエコーで確認して性交の日にちをお医者さんから指示される。
3回試したがダメだった。
タイミング法がダメだったので卵管に異常がないか調べるために実施。子宮内に何らかの液体を注入しレントゲンを撮る。これが激痛。生理痛の親分。
子宮が破裂すると思った。痛みで泣いた。
検査の結果、片側の卵管が狭くこのままでは妊娠しにくいと診断され、体外受精に移行した。
体外受精の前に子宮内にカメラを入れ、内部の様子を確認する。これも激痛。泣きすぎて看護師さんに赤ちゃん扱いされた(えらいえらい!頑張ったねぇ~ヨシヨシ✋)。
子宮内にポリープが見つかった。採卵の際に合わせて切り取ることに。
まずは採卵、つまり卵子を取り出す。排卵に合わせてホルモン剤を飲んだり注射して卵子をいっぱい作って取り出す。いろんな手法があるが私はショート法といわれるもので行った。
卵子はたくさん取れて20個以上取り出せた。採卵の当日持参した精子(専用容器をくれるので当日朝に射精しそれに封入。アルミで覆って冷めないように持参した。)と合わせ、受精卵にする。
採卵の数日後に受精卵を子宮に戻すのが一般的だが、私はポリープの除去も行っていたので翌月子宮内に受精卵を移植した。
この受精卵がたくさんできれば、採卵の工程を経ずに受精卵の数だけ体外受精の施術(移植)ができる。あまりできない(2~3個)と再度採卵から行わないといけない。
ちなみに全治療の中で採卵が一番大変だった。卵を増やすホルモンを2日に一回注射したり薬飲んだりそのせいで体が常にだるかった。
子宮の内膜をこすり取り細胞を調べることで、いつ受精卵を移植したら最適かが分かるらしい。
あ、ちなみに自然妊娠と同じく体外受精でも月に一回しか妊娠する機会はない。着床するタイミングはあくまでも体まかせというか、手術や薬で調整できるものではない。
また着床の最適なタイミングも個人差があるので、それを調べるための検査です。こちらも激痛。瞬間の痛みは一位。
検査結果が出るのに2か月かかった。焦る。どんどん年齢が迫ってくる。
この検査結果をもとに受精卵の移植手術を行ったが、その後何度も妊娠せず。
6回目でようやく妊娠した。
大きいところだけ抜粋します。ここにないのは数千円から数万円。保険適応前の話なので今はこれよりかなり安いはず。
ざっくり総額350万以上400万未満くらい。
約200万円
約20万(×6回やった)
約20万円
5回目の体外受精に失敗したとき、もう40歳が目前だったのであきらめるか妊娠に全振りするかの二択になった。
体外受精の成功率は約30%で、回数を重ねるごとに成功率は上がってくる。1回目で成功する人は30%、2回目で成功する人は50%、3回目では70%の人が妊娠している。
しかし回数が5回を超えたあたりから成功率は横ばいで、10回目でも100%にはならない。
5回やっても妊娠しない人はその後も妊娠しない、する確率が伸びないと思われた。
何度目かの血液検査で亜鉛がやや不足しているといわれ(亜鉛不足の人は着床しにくい)、調べるとお酒をよく飲む人は不足しがちになるらしい。
酒はめちゃくちゃ飲むほうなので、思い当たりすぎた。きっぱり止めた。
中国の方は妊娠する予定があると半年くらいかけて体を作っていくという話を聞いた。体を冷やさないようにしたり栄養取ったりするらしい。
常温以下のものの飲食はせず、夏だったが温かい食べ物を食べ、しょうがを積極的に取り、薬用養命酒を飲んだ。
仕事をしながらの不妊治療はきつかった。明後日排卵なので来てくださいと言われれば仕事があろうが行くしかなかった。
突然早退や遅刻をするので、迷惑かけた分別の日は過剰に残業したりして、体調管理どころか余計負担をかけていた。
子供ができたら経済的にしんどいからやめたく無いが、辞めなくて子供ができなかったら本末転倒、あーあ人生はままならないものだと諦めた。
保険が効けばだいぶ違うと思います。補助金も貰ったけど焼石でしたので。
なかでも膣座薬という、膣に自分で朝晩突っ込む座薬がきつかった。肛門みたく締まってないので薬成分が股から常にだらだら流れて気持ち悪い。
あと膣座薬を突っ込む姿勢、ご想像いただければわかるがかなり恥ずかしい。
受精卵の移植後、着床・妊娠したかどうかの判定に10日ほどかかる。この期間が本当に辛い。
何度聞いても先生の「着床してませんね」は慣れない。聞いたあとは毎回病院を出てから泣いた。
とにかく時間との闘い。たとえ20代でもなかなか妊娠しないなと思ったら一度婦人科に相談したほうがいい。
早退とか言いやすいし、相談していれば私も今回仕事を辞めなくても済んだかもしれない。
でもできないよね~できない。「私子供ができなくて」とはなかなか言えなかった。
まじでない。かえってそれがしんどいと思われる。覚悟してもらおう。
お金もかかったし仕事もやめたし家計は火の車だけど、子供が生まれて本当によかった。
利口なはてなのみなさんには笑われそうだが、失わないと手に入れられなかったので仕方ないのだ、人生はままならないのだ。
ママだけどね。
「命ばっかり」は1000回くらい聴いてきた(そんでそれを作ったボカロpの曲も4000回位聴いてきた)者だが、アセクシャルの歌という発想は浮かばなかった。
そう見たら確かにそう聞こえる。増田が挙げている箇所の他には、「安心したいだけの口先」とか、(好きではないけど好きな振りをしている恋人に好きだよと言っている、みたいな解釈ができる)「どこまでも純情だ それでしかなかった 飾らないで 分かち合いたいから」とか、(自分の気持ちはどこまでも単なる親愛の情で、「恋」ではない)とか、「貴方の横顔を見て 引け目を感じてしまった 救われたいとだけ嘆く僕は きっともうガラクタだ」とか、(「貴方」はあんなに「恋」しているのに、自分には全く「恋」がない。自分が「恋」を求めるのは結局のところ単に自分自身が救われたいだけなんだ)とかがそうだろう。
私自身は、もっと広く「普通」を演じるけれど所詮演じているだけに過ぎないんだ、みたいな発達障害とかによくある自己嫌悪をイメージしていたが、確かにより狭い恋愛というトピックに関するものだと考えると納得がいく。
好きな曲に対する解釈が大きく広がった。正直に言って今まで見た増田の中で一番印象に残った。ありがとう。
元増田へ 返信読みました ありがとねー
増田は心地が良い
なぜって、「死にたい」と言ってもみんなスルーしてくれるからだ
好き勝手に呟き、ぼやき、溢し、託つことがあっても、誰も過剰に侵入ってこない
耐えがたいものがある
増田は、良い
これまでの全てと、これからの全てと、現在の全てから切り離して「言葉」と「心」だけが残るからだ
ここでなら、私は思う存分「死んでいたい」と叫ぶことができる
「本当は何もかも投げ捨てて、何も考えずに沈んでいたいんだ」と自己憐憫気味に嘆くこともできる
「自分可愛さに、上っ面で言葉を重ねる自己欺瞞自我肥大無価値クソ野郎死に晒せ」と自己嫌悪を撒き散らしても、気を使われたり、自宅まで押しかけて説教をかます人間も出てこない
数か月前から担当している案件の、客先のディレクターが全く仕事ができない。
こちらの予定をまったく聞かずに勝手に全体スケジュールを変更する。
現状のシステムの仕様を把握せずに、開発するシステムの仕様書を適当に作る。
開発期間になっても仕様が定まっておらず、質問すると「クライアントと相談して後日回答します」。
そのせいで開発期間はどんどん短縮される。
その都度デザインデータを送ってくるが、どこを変更したかは一切言わない。
ここ最近はそのディレクターから連絡があると、心臓がバクバクして息苦しくなる。
昼も夜も暇さえあればそのディレクターへの恨みつらみを考えてしまう。
最近よく、インスタやYoutubeで「発達障害の子育てに関する発信」を見るようになった。
発達障害を持つ子の両親が、根気強く向き合って子育てをする姿は、見ているだけで辛そうに感じた。
わたしはそのディレクターが、発達障害なのではないかと思い始めた。
彼は仕事の手を抜いているのではなく、特性があってできないことが多いのではないか。
わたしのように発達障害に理解を示さずに、仕事ができないと責め立てるような人間が、
もしそうだとしたら、わたしが彼に恨みつらみを持つことは間違いなのか。
「よくがんばったね、その人とは距離を置いたほうがいい、ゆっくり休みなさい」
「あなたのように発達障害に無理解な人間がいるから、居場所がなくなるんだ」
受動痴漢だからです。あ・え・て・電車で寄り掛かられるままにして一方的に性的興奮を高ぶらせる邪悪さを、どうして理解できないの? 感覚がマヒしてるよ。
女にも非があるだろ、というのなら。
疲れきって眠り寄り掛かってしまった女性の落ち度と、悪意を持って意識のない一般女性と許可もなしに気が済むまで触れ合うに任せてる、あなたの責任はまったく別だと言っておきます。
感触を楽しむのは内心の自由? 心のなかでどう思うかなんて知った事じゃあない。
男にとってはエロ体験の思い出でも女性にとってはトラウマだ。女の立場になってみれば解ると思うけど、そういうのってふとしたときに突然フラッシュバックして自己嫌悪にさい悩まされるんですよ。それが晩御飯を食べてるときなら、味なんて一瞬で消え失せる。
フェミニストにも色々いるけど、そういうのはホストやV系バンドや2.5次元やアイドルやBLにどハマりしている、つまり男の存在や男からの承認がなければ生きていけないタイプで、本人も薄々分かっているからこそ自己嫌悪で男叩きが激しくなるし(クソオスタヒね!この国は女にとって地獄!みたいにミサンドリー笑してる)、同時に必死で女の関心を買おうとしている(女の子可愛い!女の子みんな大好き!女に生まれてよかった!みたいにベタベタしてくる)。大抵整形・美容垢とか夜職垢なんかとも関連している(貢ぎ・活動・全通のための資金が得やすく、時間も作りやすい)。言動の裏を返せば動悸が見え透いてるんだよ。そういう女がオタクを嫌うのは言っちゃ悪いがオタクも自己嫌悪が強いのとその裏返しで女を描いた表現物への執着が強いタイプがいて、つまり鏡合わせのような関係でなおかつ自分らが好ましいと思うタイプの男より男らしさに欠ける、つまり「マインドが悪い意味で女に近い」ことを薄々察しているからだ。同じタイプほど憎みあうってマイノリティ同士で起きやすい。悲しいことに。
YouTubeの詐欺サムネのようなタイトルになってしまったので先述しておくが、
決して読者にCBDを勧めるものではないし、むしろ警戒を促すものである。
了承の上、お読みいただきたい。
私は、おそらく多くの皆さんがそうであるように、一社会人としてストレスフルな人生を送っている。
ご存知ない方のために説明すると、CBDは大麻のうちヘンプという種類のものから得られるリラックス成分である。
マリファナから得られるTHCのような幻覚・陶酔作用を引き起こす成分とは異なるため、法的にも問題なく、最近色んなところで流行っている。
CBD入りのグミやらオイルやらキャンディやらは、ドンキにでも行けば買うことができる。
私は仕事で溜まったストレスを解消したり、リラックスするために、数年前からCBDの電子タバコに手を出すようになった。
元々喫煙者ではないが、CBDリキッドにはニコチン・タールが含まれず、体への害や中毒性が少ないということから、気軽に吸い始めた。
しかしながら正直な感想としては、「効果を特に感じられない」というものだった。
少し胃腸がよく動いている気はするものの、リラックスできている感覚も特になく、ただ少し美味しい蒸気を吸っている感覚。
これならVAPEでいい。
世の中に数多あるCBDの中には自分が満足できるものもあるのではないかと考え、色々なCBDリキッドを試していった。
安全と謳われているといえど大麻には違いない、という不安はなかった。
アメリカにいる友人は仲間とマリファナ・パーティをしているし、大麻所持で逮捕されたあのラッパーの脳は高速で韻を繰り出していた。
私は捕まりたくないのでやるつもりはないが、大麻は解禁しても良い派だった。
さて、数日前、Amazonで新しく仕入れたCBDリキッドを試すことにした。
だいぶチルできるとのレビューがあり、配送当日はずっとわくわくしていた。
家に届いたものを早速吸うと、なるほど強烈な何かがあるわけではないが、確かにリラックスできる気がする。
普段は、どんなにぼーっとしようとしても、悩みだったり自己嫌悪だったり失敗の記憶なんかが絶対に頭に上ってきてしまう。
酒で気持ちよくなれない体質の私にとって、これは革命的だった。
なるほど、余計なことは考えなくて済むが、頭が働かないわけではないからゲームは勝てる。これがCBD本来の力か。そう思っていた。
1,2時間ほど経てばぼーっとする感じも収まり、「デパスに似た感覚だな」と思った。
少しリラックスしながら仕事ができるだけで、特に問題があるとは思わなかった。
5口ほど吸っていたあたりで、血流に影響が出たのだろうか、鼻の詰まりを感じた。
通常、鼻が詰まるときは片方ずつ鼻弁が閉じて交互に空気が通らなくなると思う。このときは両方の鼻弁が閉じていた。
口呼吸を余儀なくされ、一抹の不安がよぎる。あれ、これ本当にCBDだけが入ったリキッドなんだろうか。
更に何口か吸っていると、ぼーっとしようとしていなくてもぼーっとしてしまうようになる。
人と会話していても、自分が理路整然と話せているという自信がなくなる。
あれ、今私何を言っていたっけ。正しい日本語を話せていたっけ。
このあたりで、もしかしたらTHCが入っている製品かもしれないと感じた。
Amazonで買ったからといって、全てが正しい認可を受けている保証はない。
大麻反対派ではないなりに、法に触れてしまうことや仕事に支障をきたしてしまうことが怖くなり、リキッド部分をゴミ箱に捨てた。
三日目。
リキッドはゴミ箱に捨てたはずなのに、なぜ三日目があるのかと思うかもしれない。
この日は、仕事で重要な面談があり、メンタルにダメージを負っていた。夜2時になっても全く寝付けず、ここで思い出す。
寝る前くらいは、あのリキッドを吸ってもいいかもしれないな。今なら仕事に支障をきたすということもないし。
やばいことをしているという自覚はありつつも、ゴミ箱からリキッドを救出し、口に咥える。
夜更かししていた友人と通話をつなぎ、スパスパとリキッドを吸い始める。
20口?30口?覚えていないが、今までにない量を吸ったと思う。
あれ、案の定そんなに違和感はないな。会話も普通にできるし、YouTube動画もちゃんと理解できる。
安心しつつ、主目的は寝ることだったので、友人と話しながら目を閉じる。
そこで気づく。目を開けて何かを見ている分にはシラフと変わらないが、目を閉じると不思議な感覚に襲われる。
人間、暗闇でじっと目を閉じていると、まぶらの裏に様々な色がぐるぐると回っているように感じることがあるだろう。
これは眼閃と呼ばれ、当然ながら正常なものだ。
しかしながら、リキッドをキメていた私は、そのランダムな眼閃が像として解釈され、次々に移り変わるカオスなアニメーションのようになるのを見た。
ゲシュタルト心理学によれば、我々はランダムなパターンから像を見出す傾向がある。
点が3つあれば顔のように見えてしまう「シミュラクラ現象」はその代表的なものの一つだろう。
心霊写真の多くもおそらくはその類だが、冷静に頭で判断することで、それが実際には像ではなくただの模様であることに気付けたりする。
一方でリキッドをキメていた私には、それがしっかりと意味を持ったなにかとしてはっきりと見えた。
例えばカモシカが群を成して踊っていると思えば、それらが一つに集まって大きなりんごとなる。りんごは次第に虚空へと吸い込まれていき、蓮コラのような見た目のドーナツが残る。
目を開ければ、自宅の天井やテーブルは何事もなくそこにある。この現象は目を閉じた時にだけ発生するのだ。
友人との会話は途切れ途切れながらも続けていたが、だんだんと自分が何を言っているのかわからなくなっていることに気付いた。
3秒前に自分が何を言ったかの記憶がないのだ。今、何の話をしていたのかが思い出せなくなるのだ。
また、シラフの人間でも言い間違いをすることはあるが、多くの場合それに気付いて言い直したりするだろう。
しかしながら3秒前の記憶を呼び起こせない状態では、言い間違いはそのままスルーされていってしまう。
吸引を終えてから30分ほど経ってから急激に変質化する意識に危機感を覚え、友人に「ろれつがまわられなくなっててきた」のようなことを言って通話を切った。
通話を切った後、強烈な喉の乾きと軽い吐き気を覚え、飲み物を取りに行った。
足元がおぼつかない状態で戻ってくる最中。体が激しく震えていることに気付いた。
ガタガタガタ。ガタガタガタ。ベッドに戻っても震えは止まらないばかりか、ひどくなっていく。
主観としては震度4の地震が来ているんじゃないかと感じるレベル。情事に興じているのかという勢いでベッドが揺れる。
もっとも、これは私の主観なので、もしかしたら全て幻覚のようなものだったのかもしれないが。
少し待っていたら震えは収まってきたので、記録に残そうとしてiPhoneのボイスメモを開き、「何だったんだ今の震えは」と言ってみた。
すると、また体がガタガタと激しく震え出す。言葉を話そうと腹に力を入れたのがトリガーなのか、はたまた自分の声を聴いたことが原因なのか。
普段より明らかに低音が響く聞き慣れない声を発し、数秒前の記憶が削除される状態の中でも、翌日の自分のためにボイスメモを記録した。
「分かったんだよ。ハッパが酒とかと比べてやばいってのは、何が違うかっていうと、脳の芯が痺れるんだよ。
数秒前自分が何をやっていたか、何を考えていたのかが全く思い出せなくなる。
(中略)
…何を言おうとしていたか忘れた。こういうことが起きる。
(中略)
結論としてはハッパは本当にやっちゃいけません。
記憶とか自分が考えていること、論理みたいなものが変な映像みたいなのが入ってきて全部かき消される。
確かに余計なことを考えなくていいということで心カラダ休まるんだけど、これは確かに依存性があるな」
……文字起こしをしていて思い出したのだが、キメている間は論理的なことを考えられなくなるのだ。
例えば、「東京から仙台に車で行くにはどういうルートがいいんだっけ」と考えようものなら、
日本地図がぐにゃりと歪み、骨付き肉のステーキに早変わりする。それは大勢のピエロによってむしり取られ、恐竜が押し寄せる。
イメージとしては「思考より先に、絵の連想ゲームが始まってしまう」という形だ。
このボイスメモを録りながら私は、震える体を抑えてリキッドを捨てた。今度は確実に、掘り出せないように。
目が覚めた後の私は、酩酊中の私の「起きたら全部忘れていて、リキッドへの恐怖感もなくなっているのではないか」という懸念とは裏腹に、ほとんどのことを覚えていた。
そしてこのカンナビスへの危機感を持って、今この文章を書いている。
きっとあのリキッドにはTHCが含まれていたのだろう。もしかしたら、混入とかではなくそっちが主眼で、何らかの抜け道によってAmazonに出品できていたのかもしれない。
CBD関連商品や電子タバコにはもう手を出すつもりはないし、大麻合法化の動きにも今後は賛同したくない。
思考が破壊されていく体験はまさしく恐怖だったし、あと一度でも吸えばきっと私は依存症になっていたと思う。
二日酔いのような感覚だが、この文章も理路整然と書けているものか正直自信がない。
大麻推進派の人間が、偶然(accidentally)THCを体験したことで大麻反対派になるというのは珍しいケースかもしれない。
テレワーク中、少人数のミーティングで上司Aに小言を散々言われた挙げ句、「なんでそんなことも分からないの」と言われた。
朝会でも度々あったことだけど、今回は辛くて涙がボロボロ溢れてしまった。嗚咽もしそうになったので急いでミュートにする。
その後数分経って、その上司Aが「そういえば増田さん、最近XXってXXだよね」と世間話を振ってきた。
私の思う「普通の神経」ではどういう情緒??????と思ってまた辛い気持ちになったけど、面倒くさいだと思われたくなくて「え〜そうなんですか!知らなかったですー」とかニュートラルなノリで返してしまった。
ミーティングが終わると、もう全部嫌になって過呼吸になるほど泣いた。
そしたら、夫(優しくて人間ができている)が背中を擦りに来てくれた。
のに、パニックになってすごい剣幕で「うるさい!」と言ってしまった。
しばらくして我に返って「ごめんなさい」と謝ったけど、嫌いな人に気を遣って好きな人に悪態をつくの、完全にアダルトチルドレンです本当にありがとうございました
仕事やめたい、というか上司Aから離れたい、が、プロジェクトの境目がまだ先なのですぐには変われなさそうでしんどい。
親が病気で度々帰省しないといけないけど、そのへん理解してテレワーク柔軟にやらせてくれるのがうちの部署ぐらいしかない(と思われる)から異動もし辛い。
はあ