2022-10-27

「呟きが呟きにならない世界」での話

増田は心地が良い

なぜって、「死にたい」と言ってもみんなスルーしてくれるから

連続性のある自我」を保持しなくても良いからだ

好き勝手に呟き、ぼやき、溢し、託つことがあっても、誰も過剰に侵入ってこない

現実世界はおろか、twitterでも息が苦しい

なぜって、「連続性のある自我」として私を見做すから

心配」という名の侵略を仕掛けてくるから

耐えがたいものがある

増田は、良い

これまでの全てと、これからの全てと、現在の全てから切り離して「言葉」と「心」だけが残るから

関係性に塗れた狭苦しい現実から、私だけの場所を作ってくれる

ここでなら、私は思う存分「死んでいたい」と叫ぶことができる

「本当は何もかも投げ捨てて、何も考えずに沈んでいたいんだ」と自己憐憫気味に嘆くこともできる

自分可愛さに、上っ面で言葉を重ねる自己欺瞞自我肥大価値クソ野郎死に晒せ」と自己嫌悪を撒き散らしても、気を使われたり、自宅まで押しかけて説教かます人間も出てこない

広い広い宇宙に、丸め紙くずを放るかの如くの、それは自由

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