はてなキーワード: サービス残業とは
特定派遣の話だ、その会社はブラックではなく限りなく黒に近いグレーだった
・入社時の雇用契約書はコピー可能だが、派遣契約書は見せてもらえるが守秘義務を理由にコピーは不可
・事前面接を「顔合わせ」「打ち合わせ」「事前説明」と言い換えて当然のように行う
・客に気に入られたり技術職に着けて、5年以上継続して派遣されている社員の給料は上げるが他は新卒の給料(注1)
・現場でパワハラを社員がされても知らぬ存ぜぬ、営業に不満を訴えると契約打ち切りにしても次が決まらなかったらクビにすると脅し
・派遣契約の仕組みを知る現場責任者が常に低評価をして社員が異を唱えても「お前が悪い」(注2)
・求人ではエンジニアと書かれているが客先での仕事の実態は事務と雑用メイン(Excelとwordで資料作成・メールの作成・シュレッダー要員・在庫管理担当)
・会社紹介の社内インタビューに出る社員は全社員の中から運よく技術的な仕事が出来ている特定の極少数な人だけ
・派遣先に社員の待遇は任せているため、労基法に抵触しそうなことも知らぬ存ぜぬ
・新卒・中途の社員育成は派遣先に丸投げ、育たなかったら「運が悪かったね」と一言、次の派遣先が決まらないと強制自己都合退職
・勤務時間が自己申告の場合は社員に圧力をかけて残業時間を抹消
SES案件メインで派遣されて雑用や事務仕事ばかりなのにエンジニア募集と未だに記載している。
会社にクレームを言ったところで管理職が営業で固められているため効果はない
この会社は限りなく黒に近いグレーな会社だが、表向きはホワイトかつ技術者重視で求人を募集している
労働者を騙して接収しようとしている会社を見破るのは至難の業だ、会社一丸となって騙してくるからな
過重労働やサービス残業三昧の会社がブラック企業と言われているが、こんな限りなく黒に近いグレーな会社も存在する
社員に対する扱いが酷いだけで法令にはギリギリ違反にしないため、客先常駐をメイン事業とする会社には上記が当てはまる会社が腐るほど存在する
運よく派遣先に気に入られた人や技術職に着けた社員は会社を悪く言わないだけに余計たちが悪い
SI業界の下請けの現場はこんな会社の派遣社員に支えられている、こんな状況なのに人手不足と言われている
この状況で行進が育つだろうか?ピラミッドの頂点に立つ大手に危機感はないがいずれ彼らの立つ土台が崩れるだろう
人をぞんざいに扱い教育をしようとしない下請け特定派遣会社がSI業界に蔓延っている現状は「日本のインフラ」を根底から崩壊させる危険性を孕んでいる
(注1)3年以上は直接雇用になるのでは?疑問を抱く人が多いだろう、なぜか特定派遣会社には10年以上継続して派遣されてる人がよくいるため何らかの
(注2)派遣社員の客先での評価が上がると派遣社員の給料が上がると同時に派遣料もあがる、それを知ってる現場責任者は意図的に派遣社員を低評価する
去年マッチングで関東方面の病院の採用試験をうけ、無事第一志望の病院に受かり、
今年の三月に国家試験合格の通知をうけて4月から無事第一志望の病院で研修中。
なんとなく安泰っぽいように見える人生だけど思うことをつらつら
関東方面はマッチング(いわゆる医者の最初の二年という「初期研修」生活をどの病院で送るか、という就職活動)
が盛んで志望者も多い。そんな関東方面を行く人達は各病院を「ハイパー」「ハイポ」といって分類する。
「ハイパー」は凄く忙しい病院(hyperは病名で「過剰」を意味する接頭語) 「ハイポ」は仕事が少なく暇な病院(hypoは病名で「低下」を示す接頭語)
私の働かせてもらっている病院はいわゆるハイポに属する病院と言われている。
けれど、この二ヶ月で回ってる科が問題なのか、全くハイポとは言えない
一応医療関係でない人にも読んでほしいので軽く説明するが、医師免許を以って最初の二年間は初期研修医と言われ毎月のように様々な科を転々として回る
(つまり。自分の専門を持たずに取り敢えず幅広く経験する二年間である)
なぜハードかは詳しくは言わないが、抗がん剤をフルに使う科であること、他の内科と比べ重症なのに治療を積極的に行う患者さんが多いこと、
血液の病気にかかると感染症などの厄介なトラブルが他の科よりも圧倒的に多いこと などが挙げられるが
とにかく内科志望の学生が「血液内科志望です」というと周りの見る目が変わるくらいハードで有名な科である。
所詮ほぼ見学実習生と同じレベルのなりたて研修医の私がその科ですることと言えば、
日々の塗り薬や切れそうな薬剤の補充処方箋を出し、担当患者四人分の朝と夕方のカルテ作成程度である。
(まぁ担当患者が他の科に診察を依頼したり、検査をするときの依頼は(いわゆる「オーダー」)はやったけど)
それでも先輩医師について回って、自分の最低限のタスクをこなそうとすると、毎日七時半には担当患者の居る病棟に到着し、
帰りは19時が早い方、遅ければ22時にもなる
周りの常勤の先輩医師はもっと凄い。カルテを見ると6時半には病棟にいて帰りも平均で21時とかそんなレベルである。
いくら近くに家を構えているとは言え、どの先生も片道30分は通勤時間がありそう。
単純に考えても家にいる時間は夜10時から朝6時までの8時間やそこらだろう。
人間にとってベストと言われている睡眠時間が7時間であることを考えると
日々の余暇は1時間程度しかなく、しかもこの1時間で風呂・朝夜の食事を済ましている計算だ。
これだけでも恐ろしいが、医者にとって土日のサービス残業はほぼ当然だ
土日のどちらかは必ず病院に出向いて少なくとも12時を越えるまでは病棟に待機する
つまりこれだけ平日が忙しい上に、土日は普通の人の3/4ほどしか余暇がない
勿論「会社員だって若いときはそれくらい忙しいだろ」という意見もあると思うが、
私が恐ろしいのはおよそ多くの医者は「引退するまで」この激務が続くという点だ。
当然、毎日のカルテ記載や日々のいざこざの対応は若手の担当で、それが忙しくはあるのだが、
医者の場合、経験が増えて序列が上になるとそれはそれで別の仕事が追加される
一番わかり易いのが外来の担当で、入院患者が退院したあとも定期的に様子を見る
(一見、重症患者の居る病棟診療より軽症患者の多そうな外来のほうが簡単そうだが、
短い時間で患者の状態を判断し、返していいか入院させるかを判断させる外来
それに加えて、若手医師数人分の担当患者を広く把握し、治療などの全体の方向性
結果として指して年をとっても楽になることはなく、下手をするとベテランほど
よくこんな毎日を続けているな、というより、よくこんな生活で国民・社会人としての義務を全うできていると思う
独身の医者が、いつ、身内の冠婚葬祭・税金や年金の手続き・その他諸々の手続きをやってのけるのか単純に疑問である(市役所とか平日しか空いていないし)
よく「医者は世間をしらない」だとか「常識知らずだ」とか言われることがあるし、自分もそうであると思う
学生だった頃、実習中に部長先生と飲みにいったときに料理の話になり「~合」とお米の量を表現したら、その単位を部長先生が知らなかった時があった
あのときはなんて常識とか生活力に欠けた人だろう と思っていたが、その日々を目の当たりにすると、こんな生活をしていたらそうなるのも仕方ない という気がする
こんだけクソ忙しいとまともに医者にもかかれない。
そして、自分の病院だけかもしれないがサービス・福利厚生が余りにも酷い
特定されるのでハッキリとはいえないが、 入職前の健診がない まだ保険証が渡されていない
これほどリスクの高い仕事をしているのに訴訟・賠償保険も提供されない 当然、残業ボーナスもない
あと、これはどうでもいいかもしれないが病院の職員食堂のメニューが余りにも酷い。 お米が多すぎるし揚げ物が多すぎる。野菜足りなすぎる。
こんなにプライベートの時間がない上に病院側からの福利厚生がここまで欠けていて、養生できるのなら逆におかしいくらいだ。
お医者様とか先生 とよく言われるが、あれはただ単に「人を助けてくれる尊い人」というだけではないように思える
これだけリスクが高く、プライベートの時間も少なく、それでいて実は給料も飛び抜けて高いわけではない(恐らく王手企業で同じ時間働いたら倍は貰える)
こんな職業 まともな人間ならやっていられない。「よくそんな職業やってられるね 尊敬しちゃうわ」みたいな意味もあの「先生」には込められている気がする
ここまでグチグチと言っているが、実はこれでも自分の血液内科は恵まれている
他の病院の血液内科では「土日毎日来い」だとか「平日は3時間くらいしかねれない」という話もよく聞く
それに、うちの病院は関東方面ではそれでも給料の良い方であるようだ
とまぁ、最初の科だけで話が膨れてしまったのでそれ以降のことはまた今度にするが
そんなこんなでおもったよりもハードな毎日を送るはめになっているのである
実は私は就職活動のとき、今自分が所属している病院よりも名声が高く、給料や診療実績の高い病院も幾つも受けていた
それにも関わらず今の病院に勤めているのは 決してそれらの病院に不合格になったのではなく
理由は自分が目指す分野だけなら今の病院が一番であること、 忙しい毎日に耐えきる自信がなかったからである
しかし私が夢見たほど現実の研修医生活はハイポとはならなかった。 それに研修医は人員補充の目的もあるため
自分が行きたい科以外の診療科にも何ヶ月も所属させられる部分もあったりして自分のこれからの二年に少なからず不満はある
「どうせ忙しいなら全部の科が有名なあの病院を第一志望にしときゃよかった あそこなら給料倍だし」 なんてことも 正直毎週のように思っている
でも今の病院も先生はちゃんと教えてくれるし、 勉強になることも沢山あるので 決して満足してはいないが嫌いでもないし完全に後悔しているわけでもない
(大体、 この程度で音を上げているのだからハイパー病院にいったらもう仕事やめてるかもしれないしね)
いずれにしても毎日のように思うのは「こんなタフな体に産んで育ててくれた親のありがたみ」である
しかして2500年近い時が流れて21世紀の現在でもこの言葉は真実なのだろうか
今の世の中には娯楽が溢れている
昔の人間も頑張って働いてはいたが、夜遅くなれば寝る程度の節度は合った
現代人は夜中にも電気を付けて必死にサービス残業に打ち込んでしまう
そんな現代人にとって貴重な時間をオナニーなんかに使って良いのだろうか
オナニーは一見すると短い時間で手軽に楽しめると思われているが
オカズを用意する、後始末をする、消費したエネルギーを回復するため余計に寝るという3つの追加アクションを必要としている
3分で終わると思われているオナニーもその裏では意外と多くの時間を消費しているのだ
ディオゲネスのような樽に篭ってゴロゴロ転がっていればいい暇人ならば、意外と時間はかかるがお金はそんなにかからない趣味としてオナニーは有効だ
しかし金はあるが時間はない現代人の場合はそうとは言い切れない
単位時間あたりの幸福量においてオナニーは決して高いとは言えないのではないだろうかと私は考える
オナニーで気持ちよくなっても賢者タイムでネガティブな感情が高まるのならその分を差し引きする必要がある
りんこ(2017)は「ちなみに何度でも言うけど中世は愛国心も金次第のところがあるのでただ働きなんてサボタージュされるでしょう。」と述べ、
Mill=O=Wisp(2017)は中世こそ御恩と奉公が大事であるとの指摘をしている。
単に「中世」を暗黒時代の意味で用いるものは多いが、封建時代においては「恩賞」が重要な意味を占めたことを考えると
御恩もなしに方向を要求する現代社会は、中世よりもさらに遅れた地代というべきであり、
現代を中世に例えるのは、中世の人々に対して失礼に当たるのではないか。
「サービス残業はやらない」なんてとても寂しい。思いやりに欠けている(埼玉県、60歳代) 2ap_2編著、 2017,togetter
国家公務員です。中央省庁じゃなくて、末端の末端のようなところだと考えてください。
特に中枢に関わってるわけではないですが、ここ十年ほどの職場の状況についてつらつらと書きます。
民間との比較というわけではなく、単に公務員の駄文だと思ってください。
・節電がきつい
廊下の電灯がすべてつくことはこのオフィスにきてから一度もありません。節電のために電球が間引かれていて、常に廊下は薄暗いです。また、夏は死ぬほど暑くて冬は死ぬほど寒いです。夏は冷房がついてるのにそれでは足りずに扇風機を回してうちわを煽ぎ、冬は暖房が弱いのでダウンジャケットを着て仕事をしている人もいます。特に女性の職員はきつそうです。
・人が足りない
年々、職員数は減っています。外注と非常勤を駆使してワープアを量産していますが、それでも人数は足りません。残業時間は増えるばかりですが、残業代は予算で決まっているので上限は決まっています。残業代の支払いを正すべき官公庁でサービス残業が横行しているというイギリス人が好きそうな設定になっております。その上で震災対応で給料が10%近く2年間減らされました。元に戻るときには「公務員が給料を急に上げた!」と報道されました。
とにかく数字を出させるようになりました。基本的に公的機関は非営利ですので、仕事の件数が増えること=仕事がうまくいっている、ではありません。たとえば犯罪の件数などを考えてみてください。むしろ、減ったほうが社会的にはうまくいっているという場合もあります。それでも上司は数字が減っていると理由を求めます。そこで各部署の担当者はもっともらしい理由をでっち上げなければなりません。また、それらの数字をまとめる作業が月末、四半期末、年度末にあり、その作業にけっこうな手間がかかっていて、そのために残業をします。その残業代には前述のとおり上限があります。
・評価
何年か前から各々の仕事の目標を立てるようになっています。ただ、自由裁量がある程度利く場合ならともかく、毎日徹底したルーティンをやるだけの仕事もあるのです。もちろん、それは重要な仕事で、それがないと周りません。ただ、その人達になんの目標を立てろと?たとえて言えば、毎日溜まる土砂を他に運ぶような仕事なのです。その仕事を担当してる人は「年間土砂を何トン動かす」という目標を立てていましたが、思ったほど土砂が溜まらずに、目標は未達成となりました。もちろん、土砂が溜まらないことは社会的にはよいことです。
・綱紀粛正
2000年代初頭からのマスコミによる強烈な公務員バッシングにより、上層部は異常なまでにマスコミ沙汰を怖がるようになりました。当然だと思います。ニュースで取り上げられればそれがどんな些細なことでも偉い人たちで会議が開かれ、対策が打たれます。時給に換算したらえらく高い会議ですね。長い会議の後にほとんど無意味な対策がメールで流れ、その間に上の決定を待つ下の通常業務は滞っていきます。世間的にいわゆる、無駄、ってやつですね。
とまあ他にもありますがこのへんで。そりゃ唐突に首になることはないし、給料が遅配されることもありません。そのへんは恵まれてるところです。ただ、キツイのは全く意味のない仕事の量が飛躍的に増えてるということです。そして、その仕事のために本業をどんどん疎かにしなければならないということです。おそらく地方公務員はもっとひどい。民間でも同様のことが起こっていると思います(さらにもっとひどい)。自分で自分の首を締めてるのに、生産性なんて上がるわけないですよね、という話でした。
話題となった司書は手取り10万円を切っていたようだけど、これは学校司書としては結構普通のこと。
たとえば日給6000円だとして、6000円×21日=126000円から、社会保険や税金や職場の親睦会費を引くと場合によっては切るかも。
交通費も出ないとこも多い。
それから、日給は良くても勤務日数が少ないとかだとあっという間に一けたになります。
非常勤の嘱託員や臨時職員はたとえ勤務日数が少なくても副業が認められていなかったり。
それはまあ、他の例えば役所の臨時職員と同じなのですが、役所の臨時職員はあくまで正規職員の補助的仕事。
この違いは大きいと思います。
学校自体が残業は当たり前の世界ですし、それについて気にかけてくれる人もいない。
教員は残業前提で「教職調整」なるものが僅かとはいえあるのですが、学校司書にはそれもなし。
孤独感と、サービス残業の中でモチベーションを保つのは大変なこと。
それでもやりがいはありますし、それなりに誇りを持って働いてこられたのでしょう。
それは他の職種と違うところです。
学校司書の仕事を知らないから、手取り10万を切る報酬でも高いと思うのでしょうが、
それをその条件で雇われている人の前で口に出していいものでしょうか。
大企業の社員ならまだしも、クソみたいな会社の正社員だったら、アルバイトや派遣と大して変わらない気がする。
・値上がりし続ける社会保険料で給料からガッツリ引かれる(額面同じならアルバイトの方が手取りが多いかも)
・厚生年金が30年・40年後にキチンと機能しているかはかなり怪しい
・福利厚生が充実していれば良いけど、全体の流れとしては縮小傾向
こんな感じの会社の正社員であれば、アルバイトしながら副業してダブルインカムの道を探ったり、
派遣で生活費は稼ぎつつ、スキルを付けて労働条件の良い会社に転職出来る道を模索した方が良いと思う。
「サービスしますよ」って言われたり言ったりしたことない人なのかな。
③ 商売で、値引きしたり、おまけをつけたりすること
>しかし日本では「サービス残業」という言葉が当たり前に使われるのはなぜなのか?と考えたところ、それはきっと「サービス=無料、もしくは限りなく廉価であるもの」という通念が無意識的にでもあるんだろう、と思い至りました。
「サービス残業」という言葉を見ない聞かない日はないのでは?という感じの昨今。
サービス残業ってそもそも何かといえば「労働の対価がもらえない残業」というのはいうまでもないですね。
よって「サービス残業」とは矛盾をはらんだ言葉と考えられます。
しかし日本では「サービス残業」という言葉が当たり前に使われるのはなぜなのか?と考えたところ、それはきっと「サービス=無料、もしくは限りなく廉価であるもの」という通念が無意識的にでもあるんだろう、と思い至りました。
「おもてなし」なんて、きれいに言いますけども、サービスには必ず対価が発生するということを理解しないと、これからもずっと日本は苦しんでいくしかないんじゃないかと大いに不安になります…。
やはり俺には社会は向いてないようだ。
やれる仕事がないから電話番をさせられているが、社内の人間が誰なのか分からないので取り次ぎも上手くいかない事は我慢できる。時間をかけて覚えればいいし、他の仕事をそのうち習えばいい。
だが、ポジティブで友達が沢山いて、社内外公私を問わず広い人脈を持ち、飲み会に好んで参加し、たとえサービス残業中も笑顔を絶やさない人間で有ることを求められた事は、端的に言って「絶望」であった。
そういう人間を組織が求めているのなら最初から自分など取らなければ良かったのだ。
性格に後ろ向きな部分があること、友達は少ないこと、酒が飲めず一人が好きなので飲み会は苦手なこと、一人を好むため人脈をつくるのは得意でないこと、全て面接で話した。友達を一人から二人に水増ししたり、酒は全く飲めないのに少しなら呑めると誤魔化したり、そういうことはしたが根本的な所から自分を偽ることはしなかった。
それなのに実際に入ったら早速その人格とは真逆の事を幾度となく推奨(のつもりなのだろうが権力を持った複数の人間それを行う以上もはや強要でしかない)され続けた。
つまりこの会社は最初からネガティブな自分を会社の中で人格改造して、ポジティブ人間に生まれ変わらせる前提で採用したのだろうか。
今の世の中ではそんな事がまかり通っているのか。
「絶望」だった。
「失望」でもあった。
世の中にいよいよ愛想が付きそうだ。
この世界は自分のような人間にどこまでもパワハラをし続けてくる。
実際は違った。
明るく、飲み会が好きな、友達の多い人間以外は認めない不寛容な場所だった。
分かっていた。
でも諦めきれなかった。
だけどもう諦めるしかないのだろう。
果たして自分は自分の考えを改めること、人格を改造すること、人格を改造しようとする人間だらけの社会で生きることに耐えきれるのだろうか。
書いてて涙が出てきた。
なんで俺は生まれて何のために生かされてきた。
投資家、油田やマンションをもっているだけで働いてるのと同じ。
同様に、「技術の利子だけで食っていけるようにする」「好きなように本を書いていれば生きていける」「一回講演すれば3年暮らせる」
こういうゴール?生き方?を他人にゆるさないのはなんか了見せまいわ。
自分が、いかにも働く大人みたいに働いてる自分ってのが好きなだけなんでしょ。
忘年会でお疲れさまーとか
サービス残業ツライワーとかっていいたいんでしょ。
おいだれの金で飯食ってんだとか。そういうのいいたくてしょうがないんでしょ。
それがだれへの体面でだれのためのプライドなのかよくかんがえないと、
望んだ形で働けなくなった瞬間に自分を許せなくなるだけ。
まあでも、働くことに限らず、いろいろと無自覚な人もいるけどねー
http://www.jil.go.jp/press/documents/20120904.pdf
(医師の)週当たり全労働時間は、4 割が「60 時間以上」。(「60~70 時間未満」「70~80 時間未満」「80 時間以上」の合計)
現状(実質夜勤なのに宿直と見なされていることでごまかされている分を無視しても)月100時間越えてる医師は3割ぐらいいる(実質夜勤の宿直が夜勤と見なされるようになるともっと増える)
すると夜間救急をとてもやってられないところがかなり出てくる。
もしくは。
だって、あそこの社員は東日本大地震の時、本社はおろか支社の許可も上司の許可も取らずに、社用車でボランティアを始めたくらいだ。
自分もサラリーマンだが、ペーペーの自分が自分判断で行政と話をつけ、会社の財産を勝手に使ってボランティアを始めるなんて、極限状況とはいえ出来ない。
会社側が全面的に現場を信頼し、社員を信頼してることの、社員一人一人が社会のためを思って仕事をしてることのあらわれだと思う。
あんな社員たちだと、仕事が終わらなかったら、36協定にかかるから残業しないなんて選択肢はないだろう。
訴えられたわけではなく、会社側から未払いを調査するというこの事態、私には美談に聞こえる。
お客様は神様、そんなことをいう会社は数多くあれ、ヤマト運輸にとってのお客様はちょっと変わってる。
お金を払ってくれる依頼主はもちろん、荷物を受け取る人のためを思ってくれる。
それを、ヤマト運輸は誇りに思ってる。
だから、ほとんど空のトラックだろうと、深夜だろうと、コスト度外視で走らせてた。
あの頃よくあったいろんな会社の値上げぶんを寄付ではなく、運賃は1円も上げずに、身を削って寄付した。
142億円、もう一度言うけど、142億円。
熊本地震にも3億円。
どんなに値上げしても、私はヤマトを使いたい。
値上げ、してもいいよ。
人を増員して、トラックを増やして。