はてなキーワード: ケンカとは
コロナウイルスという未知のウイルスによって世間は脅威にさらされ、それは日常を送る私たちの生活をじわじわと影響している。
特に、小さな子をお持ちの家庭ではかなりセンシティブなテーマであると思う。
私は、保育園で働いていた。
なにかと話題にあがるように、当たり前ながら過酷な現場で、自らの目で見て手で触れながら援助していく優しいイメージがあるが、それ以上の戦場であることをとりあえずご理解いただきたい。
私は認可園で仕事をしていたが、例に漏れず人手不足、人間関係のよろしくなさ、それらによるプレッシャーなどなどでついに体調を崩し、休職となった。あまり細かいことを書いてしまうと個人や園特定につながるので黙っておくが、上司に「もう私は身体が動かない、どんなに頑張ってももう無理だ。もう頑張れない」との電話をした時に、「メンバーはお前だけじゃない。俺は他のメンバーも守らなくちゃいけない立場にある。」とひとこと言われて電話を切られたことだけは忘れられない。
愚痴のようで申し訳ないが、休職中は、逃げてしまった、子どもたちはどうしているか?メンバーは?などなど諸々の負の感情に見舞われてしんどかった。同時に、今ここで自分と向き合わねばとも思った。保育のどの点が大変だったかここであげていく。
*シフト勤務
保育園はシフトで回ってる。園にもよるけど病院付属のとこなんかは夜勤もあったりする。
このシフトが鬼。
早ければ6時半出勤〜とか、遅ければ21時22時までのオーダーもあったりするから、とにかく生活がガタガタになる。体力何よりも大事。体育会系が重宝されるのはこれ。
不規則なシフト勤務でなにが崩れるかというと、自律神経である。
お天道様が登って起きて、沈んだら寝るのが生き物なんだけど、その常識がいとも簡単に崩れてゆく。
さらに保育園では入園、運動会、発表会遠足、卒園、行事というものがあり、それによって早起きや遅くまでの準備が必要となり、よけいに自律神経はダメになる。
自律神経が壊れると、風邪をひきやすくなり、治りにくくなり、もともとあった持病がヌッと顔を出してくるほか、放置していると確実にメンタルを壊しにかかってくる。そうすると大変だ。
わたしからは体力増強に努めよとしか言うことができない。そのくらいどうしようもない問題だ。
*人との関わり
尋常じゃなく人と関わる。子どもはもちろん、その親御さん、それだけならまだいいが、同僚(同じ保育士だけじゃなく、栄養士さんや看護師さん、たくさんの専門職が集まってチームで仕事をしている)。目まぐるしいくらい色々な人と話し続けて相手の思惑を慮り、時には意見が衝突することもあるし、衝突したらしたで絶対折れない人多いし、なぜか存在がデカくてべつになんにもいいことしてないのにみんなからリスペクトされてる人とかとにかく色々強いのがいる。
どの人ともそうだが合う合わないあって、合わなかったらサイアク。どこかでガス抜きして自分の色を出していくしかないし、それすらも許されなかった場合やる気を失う。
子どものためにみんな一生懸命で、気持ちがぶつかるのはわかるが、結局ただのケンカになっていたり。
専門職は免許を手にした時から専門職だから、たとえペーペーだろうとベテランだろうとみんな持論を持ってるし結局は誇りを持って現場にいる。そういう人たちと共闘していくにあたって、心が折れてしまうようだと、なかなか長く続けてくのは難しい気がする。
大きい園だと人の出入りが多くて目が回ってしまう人もいるだろう。それはそれぞれのコミュ力によると思うが、出る杭になって打たれてしまうようだと悲しいかなそこでは難しい気がする。
とにかく感情労働というやつなので、笑ったり泣いたり、いろんな人としての感情にとんでもなく自分の心がついていって処理しないといけないので、ほんとうに疲れる。特に0〜2歳くらいの子たちは1秒後には想像もつかない行動に出るし、自我がすごいので、ひとつひとつに付き合っていかないといけないのだが、1日終わると魂が抜けている。時々わけもなく涙が出てくるようになったら赤信号かもしれない。そのくらい感情の暴力に見舞われる。
あとすごく怒る親御さんに当たるとつらい。今の世の中慌ただしいので小さなことにこだわり、細かく見てくる保護者もたくさんいる。
忙しい世の中だから、家族はせめて家では楽しく過ごしたいので、そのぶんの鬱憤が園にぶつけられることも多い。特に子どもの甘えとか、イライラや自我を受け止めるのはかなり心にくる。ひとりでそれを受けるのは人間どんな強い精神を持ってても無理なので、保育園はチームで動いている。チームの中で大切なのは思いやり。これがないと現場は崩壊する。だから人間関係が大事で、ちょっとでもうまくいかないと思いやりが伝わり合わず、とんでもないことになる。
何点か大変だったなぁというポイント?をあげてみたものの、これには個人差もあるし一概には言えないと思う。ネガティブな要素がたくさんある中でも、そこからパワーが湧いてくる…くらいの人は、保育をずっと続けられると思う(そういう人間が本当に存在するのかはナゾだが)。しんどいけど負けないぞという強さがある人にも向いている。そういう人たちは続くと思うし、現に長くやってる人は強さがある。
あとギャランティの問題も早急に解決してもらいたい問題だ。改善はしているが、諸々の責任の重さについて対応する値打がまだ充分に付けられていない。
いろんな現場があって、小さな赤ちゃんから入学前の幼児さんがいるような大きな園はとにかく目まぐるしくて、迅速な判断と行動が求められるし、最前線だから人手も足りないし常に忙しい。逆に、小規模で乳児さんまでの園だと、少ない人数をしっかり見られたりして、ゆったりのびのび保育できる現場もある。(ここも保証はできないので気になるところは余すところなく見学なり実際に保育に入らせてもらったりして環境を見ておくこと)日々勉強し続けなければいけないのはどこでも同じだが。同じ保育士とはいえ得意不得意はあって当たり前だし、いろいろな働き方がある。ようは自分に合った現場を探すことが大事なのだ。別に最前線の大きなところでバリバリやることだけが全てではないと私は思っている。
ただひとつだけ言えるのは、子どもを育てるという、人として尊いもののひとつをさせてもらえるという喜びがあるという点において、これは感謝以上のなにものでもない。園にいる間はわたしの子どもたちという気持ちでいることが許される。(限度はあるが)教育現場もIT化が進んで、これから勉強を教える先生はコンピュータなどの電子媒体にとってかわられていく可能性がある。でも、保育だけは、今もこれからも保護者に代わって子どもの育ちを自らの手や目でもって担っていくと思う。就職活動をしている人、転職で保育をやってみようと思っている人も、ぜひ保育について考えてくださると嬉しい。
実際に不買運動が行われてるかどうかではなく
大々的に不買運動が行われてようが
個々においては「実感がない」のは当然だという話なんだよなあ。
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20191213-00154570/
https://nikkan-spa.jp/1594442/2
「ユニクロはガラガラですが、日本食を出す料理店や日本語の店名の居酒屋などは今でも繁盛しています。スーパーで日本製ビールが売られているコーナーには人が寄り付かなかったりしますが、日本の洗顔フォームやダイエット関連商品などは普通に売られていて、韓国の方が買っている。生理用品は日本のものじゃないと安心して使えないという女性が多いので、まったくボイコットの対象にもなっていない。日本人だからと街中で文句をつけられることは一切なく、むしろ大丈夫?と心配されるほうが多いですね」
日本の駐在員の方たちが多く集まる店ですが、韓国人の常連さんもずっと顔を出してくれています。私が『もともと韓国が徴用工問題を持ち出してきたことでこじれたんですからね!』と強めに言っても、ケンカになったりしない。それどころか、『徴用工問題ってなに?』というお客さんがいます。
思ったけど、急におとうさんがキャンプに行くぞうと言った。
車に乗って買出しだ、とみんなでスーパーに行った。
いろいろクルマにつんでから高速道路に行ったら、戦車がいたので
おとうさんが写真をとりに行ったら、映画の撮影で通行止めなんだってといわれたと言った。
おねえちゃんは、キャンプなんか嫌だ、友達に会うのとわあわあ言ったら、おかあさんはすごく怒った。
橋を渡ってキャンプ場についたら、
おとうさんは近くにある店に買い出しに行くねと言った。
すこしたってからおかあさんも迎えにいってくるねと言った。
けっこう暗くなってきた。
おもしろくない。
いっぱい手を振ったら、自衛隊のひともいっぱい手を振ってくれた。
地下鉄やバスの乗客も今やほぼ100%がマスクをしており、マスク嫌いだった増田もマスクをし始めた。
事実、地下鉄でマスクをせず、せき払いをしたら、隣の若い女性がすぐ席を立って逃げていった。
バスでは、マスクをしていない年配の客に若い女性が抗議したためケンカとなり、運転手が割って入る風景もあった。
買い占めのせいだろうか依然、マスク不足が続き、先行き不安から一部で食料品や日常品の買いだめも出ている。
大きい反応は3パターン。
1.「なに考えてんの?やめろよ」
3.「好きだったけどがっかり。嫌いになった」
私自身は「あ、やるんだ」くらいのお粗末な感覚だったのですが、
時間が経つにつれて、”ある考え”が大きくなってきました。
そして、
夢を売る仕事は、時に誰よりもリアリストであらねばならない、ということです。
決行を知って、最初にしたことはチケットのリセール探しでした。
致死率3%程度。
本場中国でも感染者7万9251人に対して、死者2835人 です。
(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200229/k10012307571000.html)
武漢市のある湖北省を除いたら、致死率は約0.16%という報道があります。
これはインフルエンザの致死率の2倍程度。
(https://premium.toyokeizai.net/articles/-/22953)
武漢市の致死率が高いのは、
医療チームのクオリティや、病院のベッド数の不足が関係している、とされています。
(https://premium.toyokeizai.net/articles/-/22953)
大して変わらないだろうな、というのが正直なところです。
そんな楽観的な私が、
「だとしても今回のライブはロックやパンクではなく、迷惑」と思う理由は、
「閏年だったから決行したんでしょ?」という思いが拭えません。
2012年2月29日に解散。
そして8年ぶり、
2020年2月29日に再生。
東京事変はライブを開催へ チケットの払い戻しも実施 #正しい行動!林檎!さすが。命かけて演奏し命かけて聞きに行く。生活に必要な音楽。日常を新たにするもの。なくてはならないもの。今この日でなければならない出来事。— 井上 道義 (@daibutsumichiko) February 29, 2020
そう思われても仕方ないと思います。
というか私は思いました。
「じゃあ仮に、2012年に解散せず、毎年ツアーやってたら今回決行してたか?」
と考えたら、「決行してないんじゃないかなあ」と思ってしまいます。
はっきり「中止・延期・縮小して欲しいです」になっている状況です。
令和2年2月20日
新型コロナウイルスの感染の拡大を防ぐためには、今が重要な時期であり、国民や事業主の皆様方のご協力をお願いいたします。
最新の感染の発生状況を踏まえると、例えば屋内などで、お互いの距離が十分にとれない状況で一定時間いることが、感染のリスクを高めるとされています。
イベント等の主催者においては、感染拡大の防止という観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討していただくようお願いします。なお、イベント等の開催については、現時点で政府として一律の自粛要請を行うものではありません。
令和2年2月26日(安倍総理)
政府といたしましては、この1、2週間が感染拡大防止に極めて重要であることを踏まえ、多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請することといたします。
こうした状況において、
中止という決断は、
「コロナ怖いからライブ行かなかった。でも、行けばよかったなあ…」と葛藤するだろうし、
ごめんなさい。泣く泣くライブ断念することにします。本当に辛い決断でしたが、やっぱり大切な家族や友達を感染させてしまうリスクは冒せないというのが私の答えです。本当に大好きな東京事変。もう二度と見れないかも知れないのは重々承知です。死ぬ程行きたかったけど今は守るべきものを優先します。— コケシ (@01__incidents) February 27, 2020
東京事変Live開催について母と口論になったが、こんな状況であっても
演るべき理由が東京事変にはある事をこのバンドの人生を知らない人には
到底理解し難いのだろうと即断し、
以降、静観でいる事にした。
8年ぶりの復活、閏年、閏日。他のバンドには皆無な要素だろ?この日じゃなきゃ意味がない。— Yeuxbruns (@hito_mazu) March 1, 2020
「なんで行ったんだ」「ふざけんな」と
家族・同僚・友人などから、バッシングの嵐になることは目に見える。
これが返金対応だと「なにが何でも行ってやる」という人も
「行けばよかった…」という人も増えてしまう。
返金対応があった。
それも素晴らしい対応だけれど、
ファンも残念だけどすっきりするんです。
妄想の域を出ませんが
オトナの事情なのかもしれません。
それは間違いないから、仕方ないのかもしれません。
でもだとしても、
そういうアーティストたちが実際にいたし、
彼らがすごくかっこよく見えてしまいました。
@numbergirl_jp
本日、3/1(日)Zepp Tokyoにて開催を予定しておりました公演に関しまして、新型コロナウィルス感染拡大を防ぐため公演延期とさせていただきますが、「無観客状態」でのライブ生配信、ライブビューイングは予定通り行います。
BAD HOP
@badhop_official
BAD HOPからのお知らせ。
この度、コロナウイルスの影響により3月1日に予定していた横浜アリーナの公演を中止とさせて頂きます事を深くお詫び申し上げます。
@sukima_official
2020年2月28日(金)19時より無観客ライブ生配信を実施することとなりました。
ツアーと同じ内容ではありませんが、千秋楽公演を楽しみにされていたお客様、
並びに日頃よりスキマスイッチを応援頂いている皆様へ音楽で貢献できたらという想いで実施致します。
詳細はこちらをご覧ください。
http://office-augusta.com/sukimaswitch/live/index.html#notice20200227
@TGCnews
【重要なお知らせ】
2/29(土)の『マイナビ TGC 20 S/S』ですが、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、無観客開催となりました。
東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーは、「新型コロナウイルス感染症対策本部」からの「多数の方が集まるような全国的なスポーツ、文化イベント等については、大規模な感染リスクがあることを勘案し、今後2週間は、中止、延期又は規模縮小等の対応を要請する」という発表を受け、2020年2月29日(土)から3月15日(日)の間、臨時休園することを決定しましたのでお知らせいたします。
再開日につきましては、3月16日(月)を予定しておりますが、関係行政機関等と密に連絡をとり、あらためてお知らせする予定です。
ロックとはなにか
なんて私には語る資格もないですが、彼らの姿勢はロックだなと思いました。
その範囲の中で楽しむことができる。
ロックがかっこいいのかもしれません。
もし今回、東京事変が5000人の会場で、無観客ライブを配信していたら・・・
最高にクールな、歴史に残る復活劇だっただろうと思うと、いちファンとして(勝手に)残念です。
好きだけどね。
〜〜〜追記〜〜〜
「皆が自粛する中ライブやってロックだね!」というファンに対して
それは違くない?という話でした。
ロックを語りたいのではなく
子供4歳1歳。
二人とも風邪ひいてグッズグズで、私が触ってないと泣く。
熱は出てなくて動く元気もあるから、いつにもましてケンカする。4歳を抱っこしてると、1歳が押しのけにやってくる。
さっきまで二人とも寝てたのに、4歳が咳してその音で1歳が泣き、1歳が泣くと4歳が目覚めて抱っこって言ってきた。4歳を抱っこしながら、1歳を背中トントンして泣き止ませようとしてたら、1歳も目覚めて4歳を押しのけにきて、二人とも号泣。
もうお手上げで、無心になって二人とも膝に乗っけてポンポンしてたら、何分経ったかわからないけど奇跡的に二人とも寝てくれた。
なんとか寝てくれたからよかったけど、最中はこの世の終わりの絶望感だった。2人でこれなら、子供3人いたらどうなるの?想像するだけで吐きそう。
>対アメリカ・国防にプラスというのはつまり、交戦できるようにすることで、アメリカ様の手足になりますよ!また必要ならば売られたケンカで出張するぞ!ってことかな。
「絶対なにをやられても殴りませんよ」と言っているのは、平和主義じゃなくてただ無力なだけだ。「殴られたら殴り返すぞ」という態度でいて初めて、殴られないでいられる。またその為には相応の力がないといけない。アメリカさんとのコネも殴り返せる力を持っている、とアピールするためのものだ。あと、結局今の日本軍ってアメリカと連携しないと何もできないので、その連携をスムーズにしたほうが抑止力になるしさ。
っていうか、今の日本もそれはやっているんだけどね。ぶっちゃけそれは必要だって理由で憲法を無視してやってるので、ちゃんと合憲にしたいというのが自民党の考え。
アメリカの機嫌を取るのが第一だ、アメリカと参戦するためだ、とか考えていると思うが、それは少し違うと思うぞ。それも確かにあるんだろうだろうけど。
改憲というのは、つまり9条のことなんだよね?戦争・交戦権放棄。
対アメリカ・国防にプラスというのはつまり、交戦できるようにすることで、アメリカ様の手足になりますよ!また必要ならば売られたケンカで出張するぞ!ってことかな。
対中国韓国にマイナスというのはつまり、「こんなに近いとこでケンカ買う宣言って、おまえそれ俺らに銃口向けようとしてるだろ?」というふうに取られてマイナス印象ということかな。
ウイルスも第4のドメインとか言われてるけどたぶん生き物じゃん?anond:20200222220947
でも、無生物は能動的じゃないもんって言い放つと『自己組織化する分子』ってのが出てくるじゃん?
■ 無生物から生物を産み出す自己組織化 – フラーレンからマイクロサイコロを作る、触角を生やす。
https://academist-cf.com/journal/?p=5873
自己組織化・・・複数の分子や物質が時間とともに自発的に秩序化していくこと。雪の結晶は、自己組織化により六角形を基本とした似たような形が作られるが、湿度や温度のわずかな違いによって無数のパターンを作る
そもそも能動的ってなんだよ人間の自由な意識とかある?とかいうと無いじゃん?
すべては反応で気のせいじゃん?
自由意志を担保するには物理から精神が派生しているのではなくその逆とするしかないじゃん?
でも増田に書き込む反応ってなんだよってなるじゃん?
結局、生き物ってなんだろうな?何が目的なんだろうか?
どうやら攻撃を受けたらしい。
至近距離だったせいで前足の動きを捉えきれず、身構えるのが遅れたんだ。
いきなりモロに食らってしまった。
奮い立たせた戦意が、途端に削ぎ落とされていくのを感じる。
早く反撃しなければ。
半ば朦朧としたまま右足を突き出す。
「……貴様!」
攻撃はクリーンヒットしなかったが、意外にも相手の顔は歪んだ。
「よくも、よくぞ本気にさせたなっ!」
相手の勢いは衰えることなく、むしろ増大させてしまったようだ。
「ふ、ぐ……」
今度はしっかりと意識内から攻撃を食らったにも関わらず、その威力は驚くものだった。
「このっ!」
反射的に殴ったが、まるで効いている素振りがない。
マズいぞ、こいつ予想以上にケンカ慣れしている。
実力に差があるのは分かっていたが、まさかここまでとは。
勝てる気がしない。
どんどん血の気が引いていくのを感じた。
「キトゥンー!」
だが、その時、仲間たちの声援が俺の耳に届いた。
それが聴こえないほど、さっきまで追い詰められていたんだ。
「頼むー!」
大丈夫だ、まだ戦える。
「うっ……!?」
足でだめなら、今度は口だ。
「やめろ、この野朗!」
相手も反撃してくるが、俺は意に介さず、しつこく同じ場所に牙を突き立てる。
噛みつきを避けてくれば、今度は爪で、爪を避けられたなら今度は噛みつく。
どれほど効いているのかは実感がなく、正直いって勝てる気持ちは沸き起こらない。
それでも俺はひたすら攻撃を続けた。
「負けないでくれー!」
「こいつ、いつまで、やるんだ……!」
体がボロボロになる前に、どちらかが降参して終わる。
逆に言えば、気力が続く限りは終わらない。
俺に意思がある限り、決して負けることはないんだ。
「いけー! キトゥン!」
「……はっ?」
目を開けて、まず視界に入ったのは壁。
次に捉えたのは、本の山だった。
なんだ、頭が回らない。
それに、全身にけだるさを感じる。
状況を理解するまでに数秒を要した。
「夢って……ふざけてんのか」
どうも俺は、いつの間にか眠っていたらしい。
変な姿勢で寝てしまったようで、身体の節々が悲鳴をあげている。
「いてて……ガイドは?」
「さっき帰ったよ」
しかも直前の話題に引っ張られて、キトゥンになった夢を見るとは。
俺自身が猫になれば気持ちが分かるだろうと、どこかで考えていたのだろうか。
思い上がりも甚だしい。
あんな夢を見ているようじゃあ、俺もあの動物番組の仲間入りだ。
「あ、キトゥンおかえり」
自己嫌悪に苛まれていると、なんとも微妙なタイミングでキトゥンが部屋に入ってきた。
「ニャー」
当事者はそんなことを露知らず、部屋に入ってくるや否やこちらに擦り寄ってきた。
畜生が、こんな時に限って。
俺は仕方なくキトゥンを抱きかかえると、おもむろに膝の上に乗せた。
正夢なわけはないが、一応だ。
パッと見は大丈夫なように見えるが……これ以上まさぐると嫌がるしなあ。
「ああ……嫌な夢を見たからな。動物を、自分とは違う存在を、自分の尺度で決め付けて、言ってもいないことを勝手に喋らせて……」
「うーん? それ、人が他人に対してやってることと何か違うの? 割と見たことあるけど、そういうのやってる人」
弟が何か言っているが、まだ夢うつつだったので上手く聞き取れない。
「……それもそうだな」
キツイぞ、人あたりが。
ビルじゃなくて無人下水ポンプ場の巡回メンテ業に販売職から転職してみたが、試用期間だけで逃げてきた。
そこにはビルメンテから来た人もおったけど、前職でケンカしてから来たらしい。
メンタル的には、電器店の家電搬送据付けサービス部門(コレもやってたが半年でヤメた)と消防士の半ばくらい、大工さん(祭りの山鉾の組み立てバイトやってた)な感じ。とにかく見て覚えろ、そして早くこなせ、スキル身に付かないヤツはクソ&嘲笑い対象ケテーイ!
「ふん、流れの……しかも首輪つきか。あっちの集いで最もマシだったのが貴様か」
対戦相手らしきネコが、こちらに聴こえるような大きさでそう呟く。
仲間達は少し怪訝な顔をしていたが、俺は歯牙にもかけない。
どうせ戦いとなれば、牙は存分に使うことになる。
「代表者、前へ」
俺は恐れも淀みもなく、いつも歩くように前に進んだ。
けれど今この瞬間、俺は何よりも身軽なように思えた。
「逃げるなら今のうちだぞ?」
そしてほぼ同時のタイミングで、お互いに睨み合う。
この時点で、既に戦いは始まっていた。
開始の号令など存在しない。
「すぐには逃げてくれるなよ?」
目を合わせただけで、すごい威圧感だ。
ケンカ慣れしていない俺は、この時点で目を逸らしたくてたまらない。
俺より少しでかいくらいだと思っていたが、至近距離で見ると予想以上だ。
覆われた剛毛が際立っており、実際以上に大きく見える。
こんなことなら、俺も数日前のブラッシングは拒否しておくべきだったか。
普段の俺なら、この時点で面倒くさくなって退散していただろう。
だが、その程度の有利不利は想定の範囲内。
こんなことで悄気てはいられない。
「ほう、嫌々やらされたと思ったが……最低限の根性はあるようだな」
いよいよ、というところまで近づいた。
それは同時に、互いの前足が届く距離であることを意味していた。
「シャーッ」
相手は鋭い牙を見せると、まるで蛇のような声を発した。
一度、蛇と対峙したことがあるけれど、迫力はこっちのほうが上かもしれない。
体が縮み上がりそうだが、ここで怯んだら負けだ。
目も逸らしちゃいけない。
むしろ俺も顔を近づけて、威嚇してやるんだ。
「フーッ!」
少しでも自分の体が大きく見えるように立つと、俺は全力で音を発した。
傍から見てどうだったかは知らないが、気持ちでは負けていないつもりだ。
そして少なくとも、相手にはその気概が十分すぎるほどに伝わったらしい。
「……そうこなっくちゃな!」
相手がそう言った瞬間、俺の視界がグラりと揺れるのを感じた。
・物を減らす、仕舞う。
・たった今やってほしい事を具体的に言う。
未診断なのにADHD確信?とか、そもそも別れなよとは思うけど、そのアドバイスはいらないんなら、増田の「体が楽になる」ことを書く。「気持ちがどうのこうの」の案はない、ごめん。
●モノを減らす話
食器は1人深皿1枚コップ1つにする。メニューは鍋1つで出来るものだけ。食事が貧しくなるのは仕方ないと割り切り、栄養が取れて片付けがラクなら良しとする。
パスタかカレーか丼ものになると思うけど、丼ものは常識と品性を捨てれば意外と幅広い。
野菜がとりたいなら肉じゃが丼、おひたし丼、大根おでん丼とか何でも一皿にご飯と一緒に盛る。
洗うのが皿とコップと鍋ひとつなら、彼氏がやってなくて増田が洗う羽目になっても、心はともかく体は楽だ。
使わない食器や鍋はダンボール箱に入れて厳封する。まな板や包丁が複数あるならそれもひとつに絞る。増田がいない時に彼氏が勝手に使って放置しないように。
部屋の中に可愛い雑貨など生活必需品でないものがあるなら、それも箱に入れて封。ものが少なければ少ないほど、掃除系の家事はラク。
「家事の効率化のために、ミニマムライフにしようとおもってさ〜!協力してね!」というテイで。(……でも増田は言えなさそうで、彼氏は協力してくれなさそうな気もするけどね……まあ頑張って言うだけ言ってみるんだな)
●洗濯の話
洗濯も自分のだけやる。一人暮らしなら自分のを干して畳むのは当たり前なので、自分のはしんどくてもやりましょう。
もし彼氏が、本当に「やる気はあるけどつい先延ばししちゃう」のだったら、帰宅前に電話して「洗濯した?干した?取り込んだ?畳んだ?やってないなら今やってね〜」と教えてあげよう。それは手助け、協力というものだ。
昼休み、会社を出るとき、電車に乗る前、最寄り駅ついたら、ドアの前、とメリーさんくらいに頻繁に教えてあげよう。忘れっぽい小学生の子供に任せたら、ギャグをまぶしつつこのくらい管理するので…(子育てじゃあるまいし大人に対してそこまでやるか、というのはおいといて)。
それで彼氏がやるようになれば良し、嫌気が差して自宅に帰ればまた良し、ケンカになれば「じゃあもう言わない!でも干してなくて腐っても、洗濯してなくて着るものなくて困っても知らないからね!」と言える。
それで増田に洗濯ぐらいやってくれても…ってなっても、「体力的に無理」で押し通す。思いやりとか愛情の話にはしない。
●「たった今」の話
増田は自分がいない時に彼氏に色々やっといてもらって、帰宅したら快適なおうちであってほしいんだろうけど、それは一旦あきらめよう。世の中にはギリギリにならないと動かない人がいる。
増田の目の前で、「今、すぐ、○○をやって」と頼んで、やってもらう。
例えば夜寝る前に、「今、明日の朝ごはん作ってラップして冷蔵庫に入れてね。彼氏くんの使った鍋や食器が洗ってないから、まずそれ洗ってね」とか。
増田が仕方なく彼氏の尻拭いしたのと同じだけ、目の前で家事をしてくれたら、体力的にはいくらかラクにはなるはず。
…………色々書いたけど、あんまり上手く行かない気もするんだよなぁ。で、あまり上手くいかなかったら。
食器や雑貨はダンボール箱に仕舞ってあるし、自分の服は畳んであるしで、その部屋を引き払って引っ越しする準備はできてるよ。
親切なら彼氏の分のおまかせラクラクパックを予約してあげるくらいはしてもいいんじゃないかな?
「あたしが疲れてても実家に帰らないとか、それあたしに愛情ある?あるならあたしを楽にするために実家に帰るはずじゃん?それとも家事してくれる?できない?じゃああなたは家事しない、あたしは体が楽になる、を両方満たせて同居する解決策を考え出してよ?家事代行?お金ないよ!ゴミ屋敷でいいとする?やだね!あたしの提案は、あなたが実家に帰る、だよ。嫌なら対案を出せ!愛情はあるけど対案を出す能力がないなら、私の案に乗るしかなくない?あなたの心の中はわかんないから『愛情はある!』とあなたが言うなら否定はしないけど、具体的な実生活の困難は愛情じゃカバーできないこともあるよ。そして、それはそれとして、あたしにはあなたに愛情があるとは感じられなくなっちゃってるけども」
くらい、自分だったら思うよな〜、とおもいました…。)(男女逆でも同じ意見、といちおう書いとこう、小町じゃなくて増田だから…)
自身の謎イデオロギーに沿って、謎議論をしたいだけなんだよなぁ・・・
なのでそれ海外ニュースでやってましたよ、公開情報としてありますよも
あまり褒めたらアレじゃないよ
楽しい遊びなんだろうけどね
anond:20200220115929 anond:20200220142634 >おそらくインフル以上に感染力あるってさ@CNN
anond:20200220122620 anond:20200221112814 anond:20200221113836 >船内の映像は普通に乗客たちが撮ってたので観れる=誰でもわかるぞ。ただ日本の報道も対応機関も状況について説明はしないが基本スタンスなので見た状況を伝えること自体は意味のあることだった。しかし普段から140文字でやりたい放題なのとケンカ腰なのがね。FBから参戦してきた反対側も同罪。税金でリアリティショー見せてくれなくてもいいぞ。今後どうするかでしょ?大事なのは
anond:20200220130301 140文字で承認欲求を満たさんとしていたのが危機管理を高める方法だったのですね。わかります
絶望が辺りを包み込む。
結局、戦うしかないのか。
「皆よ、悲観するのは早いぞ。これは戦争ではなく、略奪でもない」
「戦うべきは一匹だ。その一匹と、こちらの代表が戦い、認めさせてやればいい」
サシか……。
そうせざるを得ない、妥協案というべきか。
「その条件、信じていいんですか?」
「やつらは戦いを重んじ、強さを重んじる。だからこそ、一度でも認めれば牙を向かぬ」
それぞれ戦わないと駄目ならば、ネコの国に入れない奴が確実に出てくる。
だけど、この中にいる一匹だけが戦うのならば勝機はあるかもしれない。
「では、諸君……この中に今回の戦い、志願するものはいるか?」
モーロックの呼びかけに、俺含めて皆ウーともニャーとも言わない。
なにせ、ここに集まっているネコたちは、ほとんどがケンカすらしたことないんだ。
それは争いを好まない気性だからってのもあるが、やはり強さに自信がないからなのは否定できない。
どんなのが相手なのかは分からないが、かなり覚えのあるヤツが出てくるはず。
そんなのと渡り合えそうな、体が大きくて力強いネコも仲間内にいるにはいる、のだが……。
「なあ、キンタ。お前ならやれるんじゃないか」
「あたしぃ? やーよ、そんなの。戦いも食べ物も、血生臭くないのがいいわ」
いくら体格があっても、そもそも戦う気がなければ勝つことはできない。
次点だとケンジャもいるが、あいつは体がでかいというより単に太ってるだけだ。
「むぅ、志願する者がいないのなら……仕方ない、ワシがやるか」
昔ならまだしも、今の彼にまともに戦える力はない。
「よ、よしてください! 老ネコのあなたには無理だ。下手したら死んでしまう!」
「では、おぬしがやるか、ダージンよ」
「そ、それは……」
それでも搾り出すかのように、震えた声で答える。
「よく言った、と誉めてやりたいところだがな。敵と相対する前から目を逸らすようなネコに代表は任せられん」
時おり「やろうか」、「やれよ」というやり取りも聞こえはしたが、どれも自信なさげであり、ハッキリとしたものではなかった。
「はあ……できれば強い意志で、自ら決めてほしかったのだがな……」
痺れを切らしたモーロックは、やれやれといった具合に息を洩らした。
「こうなったら、わしが直々に指名しよう」
集会所に緊張が走る。
選ばれたネコは自分達の居場所を得るため、更には皆の思いを背負って戦うことになる。
責任は重大だし、無傷では済まない。
この時、肝心の選ばれた俺はというと、自分でも意外なほど落ち着いていた。
「どうじゃ、キトゥン」
「気乗りはしないが……やるからには、やるよ」
好きでこんな体に生まれたわけじゃないが、別に抵抗感はなかった。
それでも俺が志願の際に消極的だったのは、戦いたくないこと以上に“他の理由”があったからだ。
「ちょ、ちょっと待った!」
そして予想通り、俺の気にかけていたことは起こった。
https://anond.hatelabo.jp/20200217175118
全然わかってない。
君が言うところの左翼は別に左翼じゃない。自称左翼だ。この人たちと一緒にされたくない。
あと自称左翼たちは自分たちがラブライブにケンカ売ったなんて全く思ってないぞ。
「攻撃はしてない。問題があることを指摘すると発狂するオタクキモイ」
「みんなが好きなラブライブがキモいオタクに汚されそうになっているから守ってやったんだ」
「オタクはこんなラブライブでこんな絵が使われてて悔しくないの?キモイ」
「我こそ真のオタク。真のオタクなら今回の件で怒るべき。怒らない奴はラブライブを真に愛する心なんてなくただのエロ目的のキモオタ」
「ラブライブにケンカうってどうすんだ」といったところで「我々こそがラブライブを真に思いやってる存在である」「ラブライブにケンカ売ってるのはオタク側である」って思ってるから全く通じない。
ラブライブを攻撃してる人たちは左翼とかリベラルを名乗ってるけど特に思想的に左翼じゃない。
ただなんとなく自分のことをリベラルとか左翼側だと思っているだけで別にリベラルな感覚があるわけでもないし政治的に左ってわけでもない。