はてなキーワード: ひらひらとは
鼻から口にかけてが酷いブサイク。鼻は変に細く尖った鉤鼻で、上唇はめくれ、唇は10代の頃から皺々紫。鮮やかな若者向けリップを塗った時の「無理すんなババア」感が辛すぎる。人中は無駄に長く溝が深く、顎は四角く尖っていておとがいの発達がすごい。耳の形までおかしいし、頬骨は出てるしシミも酷い。
えげつないブスなのに接客業。人権、なし!すれ違いざまにブスと囁かれる、当たり前。酔っ払いに「ブッサイクだなぁ!」と罵られる、あるある。そういう人生。同性からは同情の目を向けられ、異性からは嘲笑され罵られる。
それが、マスクのおかげで一変した。学生時代ブスに悩みマスクを冬は手放さなかったが、それすらも嘲笑の対象になりマスク頼り生活は諦めていた。しかし、今回は違う。コロナのおかげでいつどこでマスクをしていても善人でいられる。
びっくりするほど客からの対応が違う。客が優しい。人間扱いされてる感じがする。専門家として敬われてる感じすらする。信頼されてる。仕事が格段に上手くいくようになった。
あと、外に服を買いに行けるようになった。都心近くに住んでいるのに、ファッションビルには怖くて入れず、いつも通販で服を買っていた。それが今は違う。ショップの定員が怖くない。試着もできる。
マスクのおかけで着たい服が着れるようになった。今までは可愛いと思う服は敬遠して、無印みたいな服しか着れなかった。今は白いひらひらのワンピースなんかも着れる。レース?リボン?花?どんとこい状態。
アクセサリー、ブスには許されないと思って敬遠していたが、今こそコレクションを使う日が来た。ピアス穴も開けた。楽しい。顔を少しでも隠すために暑くてもおろしていたロングヘアを結べるようになった。これ見よがしに大きなピアスがつけれる。
ブスだけどすらりとしていて手足は長い。だから好きな服が似合うっぽい。マスクしてる限り。楽しい。マスクを外した途端服が汚物みたいになるけど。マスクありがとう。
コロナが終わったらわたしのこの素敵な生活も終わるだろう。言っておくけど、ブスでも堂々としてたら可愛いとかはない。可愛い服もブスが着ると服がドブに落ちた汚いボロ布みたいなる。流行りの大胆なデザインの服、可愛い子が着るとハイセンス、ブスが着ると意味不明。だから、コロナ限りの女の子人生。生まれて初めて手に入れた可愛いワタシ。
ひとときの幸福とはわかっているけど目一杯楽しみたい。外食の時にマスクを外した端、隣の席に男に咳き込まれたブスだが、それでも。
ずっとあんまりモテてなくて、婚活を始める前までは出会いの場に顔を出すこともしたことがないような人間。
男性からされて嫌だったことが2件あり、それも共通した手口(?)で、なんかマニュアル臭いから、私と同様にこういうのに慣れていない人に共有したい。
1. 栄えてる駅の駅前にて、男に声をかけられた。
男に「場所を変えてゆっくり話そう」と言われたので、カフェくらいなら良いかと思い、承諾した。
(*ナンパなんか無視しろよと言われるかもしれないが、ナンパマンの話しかけ方がうまくて話してしまった。あと、これも婚活の練習になるかもしれないと辻褄を合わせるように思ってしまった。)
次の瞬間、「手を繋がないか?」というようなことを言われた。
ナンパをされたり、ナンパをしているような奴と話したりしたことがほとんどないため、驚いた。
そして、拒否した。
拒否できた。
そして、私が想像していた普通のカフェでなく、カラオケやネカフェに行くことを打診してきた。
まずもって、コロナ禍でそんな密接した空間に行きたくないし、何されるかわからない。たまったものじゃない。
ナンパマンの、堂々と密室空間に誘ってくるその図々しさに腹が立ったし、性欲丸出しなところを恥ずかしがりもしないその姿が気持ち悪すぎて、背筋がゾッとした。
もちろん、どこも寄らず帰った(渋ったら普通に解放してくれた)。
2. 出会いの場に赴き、1番好感度が高かった人と二次会に行った。
二次会で普通の話(下ネタはなし。ライトな恋バナはあり)をしばらくして、疲れを感じてきたため、「帰る」と言ったら引き止められた。
引き止められたところで、疲れたものは疲れたので、帰ることにした。
帰り道、急にその男に手を握られた。
私は、ギョッとしてしどろもどろになりながらも拒否する言葉を発した。
そしたら、「嫌じゃないだろう?」という旨のことを言われた。
私は、心から嫌だと思っていたし、嫌だから止めてとも言ったのに、なぜ伝わらないのだろう。
その時の男の目の瞳孔の開き方、話の通じなさは今思い出しても本当に恐ろしい。
脳で考えておらず、性欲で話している感じが伝わってきた。
男に何をされるのか分からなくて、正直足も震えていた。心臓もハラハラと、悪い方の鼓動が鳴っていた。
次に、男は腰に手を回そうとして来た。
腰は手より嫌だったし、繋がれた手と違って払い除けやすかったため、結構強めに拒否し、手を払い、無理やり帰った。
当たり前だが、もう会うことはない。
まとめになってないまとめ
2人ともおそらく、セックス(ナンパ師などの不届き者界隈で言うところの「即」だろうか)をしたかったのだろう。
調べたところ、手を繋ごうとしたのは、ナンパ師で言う「ハンドテスト」なるものだった。
簡単に言うと、手を繋いでこの後ホテルに行けるか確かめるというものだ。
私の考えだが、初対面で手を繋ぐというのは相当気持ちが悪い行為である。
手を繋いでセックスの可否を判断するというのもまた気持ち悪い。
そして、そんなテクニックを編み出す奴、ネットにそんなことを書いちゃう奴、それを真に受けて実行しちゃう奴、全部気持ち悪い。
「こんな手口知ってるよー!」と思われるかもしれない。しかし、私は、「ハンドテストとかいうやり方をされて嫌だった」という体験談をネットで見たことがない(and探し出すことができなかった)ので共有することにした。
こういう経験をして、嫌だなあと思ったことがある人が他にいるならば、嫌だなあと思う気持ちを押さえつけたり自分のせいにしたりしなくて良いと思います。
こういう未遂のようなことって、「そのくらい我慢しろ」とか「よくあること」とか「そんなところに行ったお前が悪い」とか切り捨てられてしまいがちだと思うんですが、嫌なもんは嫌ですから。
そして、こういうことをやる輩が1番悪いのですが、それでも、これから出会いを増やしていきたい人はどうか注意してください。
余談(服装の話)
テキトーというのは、流行ってもなく、女性らしくもない格好である。
あとメガネをかけている。
すると、ナンパなどされない。
しかし、所謂婚活服(女性らしい、ひらひらフワフワで白やパステルカラーの服)を着、コンタクトをすると、それだけで男性からナンパされるようになる。性欲を向けられるようになる。
それ以外何かを変えているわけではない。
本当に何も変えていない。顔が綺麗になったわけでもなく、スタイルが良くなったわけでもなく、声も中身も変わらないのに、ただ身に付ける布切れを変え、メガネをしないだけで反応が恐ろしいほど変わる。肌感覚でわかる。
良くも悪くもファッションの力は怖い。
今までゲームの感想を書いたことはないが、Steamゲームを全実績解除するまでやり込んだのは初めてなので記念に書いてみる。ネタバレや攻略情報の記載は極力避けたが、気になるなら読むのは控えたほうがいい。
One Step From Eden(以下、OSFEと表記)がどのようなゲームかを知りたいなら、公式のYouTube動画を見るべきだ。私が言葉を尽くして文章で説明するよりも、実際に見たほうが魅力が伝わるだろう。OSFEのスピード感のあるアクションとドットで描かれたエフェクトの華美さに惹かれて私はSteam版を購入した。
One Step From Eden - Release Trailer (PC and Switch)
https://www.youtube.com/watch?v=LYJ2Rv_GOqg
実際にやってみてまず好きになったのが、最初にプレイするキャラクターであるサフロン[デフォルト]が戦闘開始時にとるドット絵アニメーションだ。高所から着地して白衣を上空に放り投げてから羽織るのだが、それが甚く気に入った。白衣を放り投げる動きの機敏さよ。それに対してひらひら舞い降りる白衣を羽織るねっとりとした動きよ。戦闘開始までの2秒間ほどの短い時間だが、可愛らしさとカッコよさが凝縮されている。ちなみにドット絵アニメーションだと、他にはボス戦でのゲームオーバー演出もオシャレで好きだ。
始めのうちは10分から20分ほどでゲームオーバーになったが、何度でも繰り返したくなる魅力があった。敵の攻撃を避けられないとあっという間にHPが削られてゲームオーバーになるが、避け続ければノーダメージでステージクリアできるのが快感だ。ちなみに、ゲームオーバーになったらコンティニューはできず、最初からやり直しになる。敵の攻撃のスピード感や、それを覚えて回避する快感はアクションゲームというよりシューティングゲームに近い。かつて私がCAVEシュー(いわゆる弾幕系シューティング)にのめり込んだ時と同じようにOSFEに熱中した。ちなみにワンプレイの時間はゲームクリアまでプレイしても1時間程度である。プレイ時間だけでなく、クリアした時の達成感と精神的疲労もシューティングゲームに相当する。
ゲームのシステムはシンプルに見えて奥が深い。しかし、残念なことに説明不足な点が多い。ゲーム内の専門用語に説明があまりなく、攻略方法やヒントがゲーム中に提示されることもない。私は自ら攻略する楽しみの為に、エンディングを見るまでは攻略情報を見なかった。倒す必要のない自己防衛タレットを倒したり、フローやトリニティが何のことかわからないままデッキに組み込んだり、ペットを自分と同じマスに重ねられることを知らなかったりと、非効率なプレイをしていた。ゲームを楽しむためには攻略情報を見ることは必須だろう。デッキの組み方だったり、有用なコンボだったり、攻略情報を見てからのほうが楽しくゲームプレイをすることができた。
全実績を解除するまでの、私のプレイ変遷を述べよう。初クリアはサフロン[クロノ]だった。初クリア後は全キャラでのクリアを目指した。せっかくたくさんのキャラがいるから全て使用しようと思ったからだ。その次はヘルモードという高難易度モードに挑戦した。ゲームをクリアするとヘルモード1が解禁され、ヘルモード1をクリアするとヘルモード2が解禁される。そうして段階的に最高難度のヘルモード14(通称:オワタ式)までをクリアして、ついでに残りの実績も全て解除したのがつい最近のことである。全実績解除までのプレイ時間は78時間だった。
最も使用頻度の高かったキャラ。武器攻撃によるスローで敵弾をじっくりと見ながら避ける(CAVEシューで例えるなら、エスプガルーダの覚聖システム)のが好き。ヘルモードのほとんど(ヘルモード12まで)をクリアし、実績[禁欲主義]も解除した。デッキは『クナイ』関係のスペルを中心に組むことが多かった。スローの間にクナイを連打して大ダメージを与えるのが、ディオ(ジョジョ三部)みたいで気持ちいい。
ヘルモード13をクリアしたキャラ。初期スペルのクセが強くて最大HPが少な目だったので敬遠していたが、ヘルモード11以降と相性が良かったので使用していった。ヘルモード13をクリアした時は、『スイッチベイト』を早々に入手して中盤には『エクスプロージョン』を入手できた。雑魚戦でもボス戦でも、被弾する間もないほど短時間で倒せたのが勝因だ。
武器攻撃で敵と重なって、『クロスファイア』で敵に大ダメージを与えるのが爽快だ。初期スペルのままで既に強いので、実績[デフォルト・ブレイブ]を解除するのに用いた。
所持クレジットが増えると最大HPも連動して増えるのと、被弾してもクレジットを拾えばHP回復できるので、とにかく死ににくい。ショップキーパーを使うと簡単にクリアできてしまったので自主的にキャラ縛りをしていた。しかし、ヘルモード14(オワタ式)はあまりにも難しかった(何十回もゲームオーバーになった)ので、キャラ縛りを解きショップキーパーでクリアした。その時は『セラキャノン』が入手できたのでさほど苦労せずクリアすることができた。
OSFM開発者のインタビューによると、『ロックマンエグゼ』や『Slay the Spire』など様々なゲームにインスパイアされたとある。マス目に区切られたフィールドは『ロックマンエグゼ』と類似しているし、ランダムに生成されたダンジョン(ステージ)から経路を選択しながらデッキ構築していくゲームデザインは『Slay the Spire』そのものだ。しかし、OSFMはスピード感のあるリアルタイムアクションがゲームのメインとなるので、インスパイア元のじっくりと戦略を練るゲームだと思うと痛い目にあうだろう。アクションやシューティングが苦手ならプレイは控えるべきだし、逆にそうした難しさに挑戦欲が湧いてくる人は間違いなくやるべきだ。ゲームの難易度ははっきり言ってかなり高いが、CAVEシューのワンコインクリアよりは簡単だろう。
他の人も書いてるけど、nissenはサイズ幅も広いのでシンプルなシャツやスカートなら良いかも。
太ってると体系隠しにチュニックとか着たくなるけど、余計太って見える気がするし、色味を間違えると一気におばちゃん感出るからいっそ上下のコーディネートを考える必要のないワンピースだと楽だよ。
柄×柄は確かに間違えると悲惨だけど、ユニクロはシンプルすぎて難しいよね。
個人的にはユニクロよりもGUの方がかわいい服が多い気がする。
イオンモールでも一ヵ所くらいはゆったりめの服を置いてる店があるから、そういう店でマネキン上下ごと買ったり、通販ならパレモバ https://palemoba.com/re-j/ は袖がひらひらしたり花柄がかわいかったりでおすすめ!
スマホのメモ見返してるとときどき昔書いた小説モドキみたいなのがあってゲェッ最悪!と思う
晒そうかな(自傷行為)
俺の思う最高にかわいい女の子を書くぞ!思って書いていた記憶がなんとなくある しかし…キモい
○1年・7月
黒板を隅々まで綺麗にしていく彼女の軽やかな動きをぼんやり眺めていると、突然声をかけられた。
彼女、花崎さんとはほとんど話したことがないから少し驚いたが、よくみると彼女はちょうど「明日の日直」の欄を書くところだ。いま苗字を書かんとする人間が自分のうしろに座っていることに気がついたから、なんとなく声をかけてみたのだろう。
そうだね、と適当に返事をして頷いてみせる。
「がんばってくれたまえ」
気取った調子でそう言って教壇に座ると、花崎さんは学級日誌に取り掛かった。弱くも強くもない筆圧で、今日の時間割だとか欠席者だとかを書き込んでいく快い音がする。
教室にはほかに誰もいない。男子の日直である矢野君は重大な用事があるとかで帰ってしまって、花崎さんがひとり日直の仕事を片付けていたのだ。僕はといえば特に何かがあるわけでもないのだが、なんとなく高校時代の放課後の教室というものに浸ろうと思ってぼんやり座っている。
やがて「できた!」と小さな声が聞こえた。立ち上がった彼女になんとなく目を向ける。
目があった。
「読む?」と聞かれて、答える前に「読まない!」と先取りされる。「なぜなら明日読めるから…」と少し声を低めて歌うように言いながら彼女は教室を出て行った。
読むにやぶさかではなかったのだが、明日読めると言われればそうだ。ヘンなひとだなあ、と思いながら教室に意識を戻して、そのままひとりで20分くらい座ってから帰った。
○2年、5月
たまにはぶらぶら歩いてみるのも悪くない、と思って日曜日にわざわざ高校のある町まで出てきてみた。通学定期券がなければ片道400円近くもかかるところだと思うと、なんとなくありがたみがある。
目を向けたこともなかった駅前の観光案内板を見て、コースを考える。公園の展望台にいって大きく外すことはないだろうからここを終着点にしよう。そのごく近くの城跡にもせっかくだから寄ることにする。道中に菜の花畑なるものがあるな。たぶん今くらいがちょうどシーズンだし、ここにも寄って損はあるまい。その側の用水池というのも気になる。水面が見えるタイプだと嬉しいのだが、フェンスがあるだけかとガッカリするのもこういう散歩の醍醐味かもしれない。
ボンヤリと行きたいところを決めて、携帯電話の地図アプリと案内板を照らし合わせつつルートを確認する。ざっくりわかったところでひとつ息をついて歩き出した。幸い今日は随分いい天気だし風も適度にある。よい一日になりそうだ。
順調に歩いて菜の花畑まで来た。道沿いにそれなりの数の菜の花が咲いている様子は壮観…とまでは行かないが、天気と相まってそれなりに見ごたえがある。のどかな気持ちに浸りながらゆっくりと歩をすすめていくうち、前方に人影があることに気がついた。
あの人なんとなく知り合いっぽいな。熱心に花をみている様子だ。
近づいていくと向こうも気づいたようで、こちらをむいた。
「あれ、吉田くんじゃん」
華やかに笑って右手をひらひらと動かしたのは花崎さんだ。つられて手を振り返しながら、何してんのと聞いてみる。
案外くだらないことを言う。冗談なのかなんなのかと少し当惑していると、それが顔に出ていたのか花崎さんは笑みを深めた。
「そんな困惑しないでよ、散歩してたら良い感じの花があったから見てただけ。吉田くんこそ何してんの?この辺じゃなかったよね、出身」
いかにも僕は5駅離れた田舎の出身である、と答えると、彼女は思案顔になった。
「ここってはるばる来てまでやることある?ちょっと待って、考える……」
案外あるというのが僕の答えだが、考えるという彼女の言葉を尊重して菜の花畑に目を向ける。ときどき横の道路を車が走っていき、遠くから子供の声が散発的に聞こえ、鳥の鳴き声がする。ごく静かないいところだ。花崎さんもこのあたりに住んでいるのだろうか?気になったので尋ねてみる。
「あ、わたし?わたしはそう、この辺だよ。本当にこの辺。目と鼻の先と言っ……たら過言だけど、比較的過言じゃないと思う」
辺りを指し示すジェスチャーをしながらそう言って、彼女はまた考えはじめた。
まあ近くに住んでいるらしい。高校に徒歩で行けるというのは羨ましいなとぼんやり思っていると、声をかけられた。
「四案あります。いち、学校に忘れ物をしたので取りに行っている。つまらないね。に、だれかこの辺りに住んでいる友達と遊びに来た。これもあんまり。さん、部活。妥当だ!よん、この町が大好き。ありえなそう。わたしはいちだと思ってるんだけど、どう?まず正解ある?」
ヘンな人だなあと感嘆しつつ、この中に答えはなく僕はただブラブラしたくてタダで来れるこの町に来たと事実を告げた。彼女は少し驚いたような顔をする。
「タダで来れる!そっか、そういう価値基準もあるよね。奇特な人だ。どうこの町、歩いてみて?」
まだそれを答えるには走破距離が足りない、と伝えると花崎さんは「たしかに!」と笑った。公園の展望台に登るまでの脇道にある送電塔がけっこうオツなものであるという情報を教えてもらい、彼女と別れる。もう少し花を見てから帰るとのことだった。花崎だけに?と聞くと、花崎だけに、と笑われた。
家の近所に全然売れてなさそうなのに潰れない紳士服のコナカがある。で、入口近くにシャワーで洗えるといううたい文句のレディーススーツがやたら安く売っていたのでつい入ってしまった。
ジャケット¥7,000でパンツが¥4,000円だぞ。最近太りまくって7号とか9号とかいうサイズは絶対に無理なんだけど、11号とか13号を置いてあるところに好感を持って試着。もともと婦人服ばかり置いてある店だとスーツにも無駄にフリフリとかひらひらとか付いていて、そういうのが嫌いなので紳士もののスーツの店でレディースサイズのスーツを買うのが好きだ。
職場は普段ラフな格好でも許されるが、たまにイベントがあると受付とかやらないといけないので、多少はきちんとしたスーツが必要だ。特にコロナ太りというわけではないけどとにかく最近のお腹ぽっこりぶりがヤバいのでこの身体でも着られるスーツは必需品なのだ。
が、最初に試着したパンツは13号でもパツパツ感が半端なくてダメだった。結局もう少し高いけどストレッチの効く生地のスーツで再挑戦。それでも11号では無理してる感が激しく、結局13号で落ち着いた。ジャケットと合わせて2万円プラスアルファ。幸いにも普通にボーナスがもらえたので奮発してオーダーとかしてみようかと思ったのに、結局安いところに落ち着いてしまった。
もともとそんなにお洒落にうるさくなく、全身ユニクロでも全く気にしない人なので、オーダーなんて慣れないことはしない方が良かったのかも知れないが、たまには良いものを着てみたい気もする。それにしてもあのコナカは客がいなさすぎて可哀想だった。在宅勤務が増えて、スーツを日常的に着る人が減ったらさらに大変なことになるのではないだろうか。
ミリオンライブに手を出して1年になる事に気づいた。2周年イベが終わった直後だったか。1年とは早いものですね。お前らの大好きなアイマスペーのお気持ち長文だぞ。
軽く自己紹介する。小関麗奈担当のいわゆるデュンヌ(笑)です。増田だと担当キャラをめちゃくちゃ匂わせといて伏せる輩が多いが、意味がわからんので別に伏せない。担当が出ないのでアニメも見ないしライブも見ないCDも買わない、みたいなPともいえないようなPだ。一応モバマスでは担当イベくらいは走る。
その頃の私は、担当が初めて圏内入りして燃え尽き症候群だった。新アイドルで盛り上がる界隈を他所にもうゴールでいいなみたいな気持ちだった。しかしデレマスには貢ぎたくないがガチャは回したい。ただのガチャ中毒だった私は無料10連を毎日やっていたミリシタをインストールした。
始めたといってもガチャが回したいだけなのでゲーム自体はチュートリアルしかせずにひたすら無料10連を回すだけだった。
その後無料10連も終わった頃、元々ツインテールと金髪に目が無かった私はくのいちエミリーに一発でノックアウトされた。ログインだけでちょっとだけ貯まっていた石で回すとすぐにお迎えできた。このキャラが動いてるところを見るためならゲームの方もちょっとやってみようかな。そんな気持ちでミリシタをちゃんとやるに至った。
そんなこんなで、紆余曲折あり今はロコとひなた推しだ。肝心のミリシタ自体はイベントがぬるいデレステと違い普通にキツくたまにログインしてはMVを見るだけと化している。ミリシタイベントキツくない?その点に関してはデレの方が優れていると思う。
他のあらゆる面ではミリシタが羨ましい。なんといっても全体曲のうたいわけだ。あとMVの振り付けの豊富さ。3Dモデルはどっちが可愛いとか言うつもりは無いが、デレは明らかにダンスの使い回しが多いので羨まポイントである。
そして楽曲。やっと本題ですね。デレは楽曲、特にユニット曲が弱いと常々思っている。今年入ってからのイベントなんて印象に残ってる曲の方が少ない。印象ももちろん覚えてない。
というわけで、ミリシタでしかミリオンライブを知らないクソザコの好きな曲を紹介します。
始めたきっかけはくのいちエミリーだがハマったきっかけがこの曲。そしてまんまとロコ推しになった。もうとにかく可愛くて楽しい。譜面も楽しい。曲調、振り付け、歌詞、何もかもツボ。デレステに輸入してあんきらに踊らせたいと何度思ったか分からない曲。始めた当初はマジでこれしかやってなかった。デレでもFlip Flopしかやってない時期があったので傾向的にも似ている。
②dans l'obscurité
始めた頃にやってたイベント。厨二心くすぐる歌詞、ゴシックなドレスに赤い糸とかいうフェチな世界観、ダークで荘厳な曲調、完全にダサい決めポーズ。これは00年代にオタクだった人間なら好きになってしまう。カラオケで歌って「これアイマスなんだぜ」ってドヤ顔するのが楽しい。fluity loveと同じロコとは思えなくてミリオンライブってマジでみんな歌上手いんだなって驚いたのもこれが最初。デレもラブデスとかの頃みたいなコンセプトユニットやってた頃に戻って欲しいな……
③ラビットファー
ASもイベントの為に曲歌ってくれるんだなあ……と感動した曲。振り付けがとにかくセクシーで可愛い。意味深でエッチな歌詞の曲に雪歩や真っていうギャップが素晴らしい。直球でセクシーキャラじゃなくて二面性が想像できるキャラなのがたまらねえ……こういう!キャスティングが!羨ましい!!
④Super Duper
この2人でこの曲調ってウソやろ!?何回聞いても信じられん。元気爆発系のプリンセス属性でクールなダンスナンバーって、しかもバッチリ似合うって……頼むからデレにそのキャストセンス分けてくれ頼む〜!!私は未だにビーシュのユニット曲がアレだったこと納得してないんだ〜!!
自分たちで投票して役柄決めて歌ってもらえるっていいな〜!!マジで総選挙廃止してこれにしてくれ……第7回総選挙に勝つとTrust meの選抜に入れます!って最初から告知されてたらこっちだってそれなりのキャラにしてたよ?たぶん。まあこっちもこっちで相当な蠱毒らしいけど。
曲のやかましさと声優の演技のアツさが完璧に噛み合ってて最高。あとMVすごい。これとかJustice OR Voiceとか特殊演出が入るのもミリオンならではで羨まポイント高い……2Dリッチ?ア、ソッスネ……
ダントツで一番好きな歌。叩いて楽しい、聞いて楽しい、楽しいの詰まった大好きな曲。メンツも好きだしそもそも属性曲ってのが既に羨ましい。jewelriesがそうだったけどこっち12人とかだし……今となってはjewelriesすら良かった頃の思い出……ひなたの声がいっぱい聞こえるので5人版の方が好き。
⑦Flyers!!!
終わってからやった周年曲。アニバの中で一番好き。なんといってもMVの手!これはデレでは絶対に出来ない表現なので羨まポイント高い。ちょうちょのようにひらひらした指の動きがよい。そして全員分のうたいわけ、これ。これが差別のない世界ってヤツだ。デレもStar!!とGOIN'!!!くらいはキャラごとのうたいわけが欲しい。今チビチビ実装してるけど5人曲の5人でうたいわけされても……LMBG全員分のハイファイとか欲しいですよ声無いけど。
⑧インヴィンシブル・ジャスティス
以上です。いや本当は他にもいっぱいあるんだけど「デレPから見て羨ましい」という目線で絞った。
ミリオンライブはデレみたいに怨念の塊みたいなPになりたくないので深入りしないように気を付けているが、そういう距離の取り方をしているのもいい事なのかもしれない。デレの運営にはもはや何の期待も持てないのに結局グチグチ言ってしまうのは明らかに不健康。やはりコンテンツは気分を明るくして離れて観るのが一番だ。
まあそんなわけでデレステには更なる楽曲クオリティの向上を強く願う。というかクオリティ自体はちゃんとしてるのでもっとユーザーのニーズを感じ取ってほしい。神谷奈緒にオタクを全肯定する歌詞なんて歌わせないでください。ユニット曲なのにどっちか片方に全力で寄せて茶を濁すのいい加減やめてください。インディゴベルの曲よかったけどあれお散歩カメラの貯金だろ。
わたし、接客アルバイト歴○年。声の大きさと語尾の長さなら負けない自信があります。
「いらっしゃいませぇ~~」
平日であまり人は多くありません。一人一人しっかりお顔を見ながら接客していきます。
黒マスクでキメた中年男性がやって来ました。マスクといえば「白!」というイメージがあるので、シャレて真逆の黒を身に付けているのでしょうか。最近よく見かける色です。どうにもわたしにはカッコいいとは思えないのですが……。
お客様は無言でレジに商品をどさどさ置いてスマホをいじっています。
お釣りを渡そうとした瞬間、お客様はささっとズボンの社会の窓をなでて手を出しました。わたしは見てしまいました。ハッとして反射でレシートを重ねて自分の手を保護すると、素早くお金を渡しました。
男性はいかにも憎しみを込めた目でわたしをにらみつけると、小さく舌打ちしてレジ袋をつかみ、がに股で去っていきました。
たまにいるんですよね。監視カメラにばっちり録画されていても平気で下品な行動をする人。
しかしわたしの心の底にはどろどろした嫌悪感が生まれてしまい、お客様の背中がお店のドアの向こうへ消えていくのを一瞬見送ると、煮えくりかえって顔が歪みました。
キイーーッ!
数十秒後にとんでもなくかん高い音が外から聞こえてきて、仕事を続けていたわたしはびっくりして手を止めました。その時相手をしていたお客様と顔を見合わせて音のした方をのぞきます。ガラス窓の向こうに車が一台見えました。白い車、黒塗りの高級車、どちらだと思いますか。
どやどやとお客様が磁石のように引き付けられて何があったのか見極めようとしています。ぷつりとレジが空いてしまったので、わたしはそっとその場を離れ、手近にあった花瓶から店内装飾用の造花を衝動的に一本引き抜きました。黄色いひらひらした花です。
「さよなら!」
電車の中でずっとしゃべっている人がいるけれど、そういう人に対する偏見が減ったらいいなと考えた。自分はお医者さんでもないし医学部の学生でもない、ちょっと精神医学に興味がある一般人なんだけれど、そういう人たちのことを指さして笑ったり、「気持ち悪い」ってバカにしたりするところを見ると、胸が痛む。こういう人がどうしてそういう行動を取るのかを知ると、もっと優しくできると思ってまとめてみた。
それに、同じ独り言ばっかりの人でも、いろいろ違っているなって知っておくことで、どう接してあげればいいかわかるようになる気がするし、こういう病気・障害なんだって知っているだけで、「なんか怖そう」って思っちゃうのをやわらげられるかも。お医者さんじゃないから、「こうだ!」って診断できないけれど、「**なのかな?」って思うだけで、ちょっと優しくできそうな気がする。
他の人には聞こえない声が聞こえることがあって、それに返事をしてしまう。自分にしか聞こえない声は悪口であることが多くて、ついつい反論してしまったり怒鳴ってしまったりしてしまうらしい。人によっては監視されているとか自分の考えが読まれていると感じるので、心が休まらないみたい。
この特性を持った人は効いた言葉をオウム返しにしてしまう症状があるけれど、ほかにも電車の案内やCMを繰り返しつぶやくことがあるそうだ。自閉症の人は常同行動をする、つまり手のひらをひらひら動かすとか体をゆするとかで、同じような刺激を自分に与えると、安心するとのこと。
こういう特性を持った人も、同じ言葉を繰り返すことがあるみたい。
あと、これは自閉症の人もそうらしいんだけれど、自分が楽しかった気分のときに聞こえてきた言葉を繰り返すのが好きな人がいるそうだ。幸せなときにたまたま流れていたCMソングがあると、楽しいときにそれを歌っちゃう、みたいな。ニコニコしながら電車の放送を繰り返していたら、電車が好きなのかな、って気持ちで見守るといいのかもしれない。
前頭葉の働きが弱っているので、自分の思ったことがそのまま口に出てしまうことがあるみたい。あと、この病気でも妄想とか不安とかが出てくるっぽい。
汚い言葉や乱暴な言葉が無意識に出てしまう病気で、本人には悪気が全然ない。だから、小さい子がそういうことをしていても、きつく叱らないほうがいいそうだ。あまり厳しく接せられると外出が怖くなってしまうし、実際に外に行けなくなっちゃった子もいっぱいいるらしい。
酔っぱらっていて誰も聞いていないのにずっと独り言を続けるケース。職場の不満だったり同僚の愚痴だったり。そっとしておいてあげよう。
公共の場でも自分に対してツッコミを入れてしまいがち。自分もよくやる。
基本的にはそっとしておいてあげるのがいいみたい。こういう症状のある人に、独り言が出ていますよ、っていうと、戸惑ったり恥ずかしがったりしてしまうこともあるそうだ。でも、あまりにも辛そうだったり、自分を傷つけたりしているときは、駅員さんに教えてあげたりお医者さんを呼んだほうがいい。
あとは、あまりにも攻撃的な言葉を言っているときには、そっと離れるのがいいかも。
もっと詳しい人、教えてください!
関東の夕方の電車での話である。車内は席が全部埋まって、立っている人がまあまあいるくらいの混雑具合だった。帰宅の為友人と二人で電車に乗り、唯一空いていた席に友人が座って、その前に私が立った。
隣に座っていたおばさんの台詞である。そのとき私たちは来週出かける話をしており、どうやらその声がうるさかったらしい。女子高生二人が周りに気を遣って世間話をする程度の声が。夕方のそこそこ混み合った電車なので、私達の他にも話しているグループはいくつもあったし、近くの男子大学生グループに至ってはバカ笑いを繰り返していた。毎日この時間はこれくらいの煩さだし、私たちも電車に入れば意図的に声量を落とす程度の気遣いはしている。正直この時点でクソ老害だなとは思ったが、面倒なので大人しく私たちは適当に謝って口を閉じた。
「え、それでそのままそこにいるの?」と呟き舌打ちしながらも満足したようなおばさんは、なんとゴテゴテとしたヘッドホンを付け、いくら至近距離にいたとはいえ音漏れするほどの音量で男性アイドルの曲を聞き出した。
老害すぎる。まず頭が痛いのは100%嘘だし、どう考えても私たちの話声よりヘッドホンから聞こえる音楽の方が大きい。そりゃあ女子高生の話声よりは好きな音楽の方が良BGMになるかもしれないが、うるさいから黙れと優先席ですらない騒がしい電車内で言っておいて、大音量で音楽聞き出したら周りがどう思うかとか考えないんだろうか。そして現代日本において「電車の中では一言も喋ってはいけない」というルールはない。頭が痛い人や体調不良な人もいるかもしれないが、そういう人は優先席付近に行くなど配慮してくださいね、というのが暗黙の了解だ。寧ろ音楽の音漏れの方がマナー違反とされる。
自分の快不快だけ押し付けて、あとはどうでもいいですって態度で生きてきたか、若い私たちに嫉妬したかの二択なんだろうけど、ここまで露骨な老害に遭遇するのが初めてでびっくりしてしまった。言っちゃ悪いけど服装もピンクのひらひらしたワンピースでいい歳でそれ着る……?って感じだったし、頭がおかしい人なんだろうなあ。早めに死ねとは言わないけど不幸になってくれ。