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2020-07-27

anond:20200727170849

会社だったら多少の眠気は『会社にいる』って緊張感で抑制されるんだけど家にいると「眠いな、寝るか」ってなりがち。

あとは知らず知らずのうちに生活習慣がルーズになってて出勤してた時に比べて遅寝になってる可能性もある。

妻の話を聞くのが限界

40代男性結婚10+数年。

妻は妊娠出産の一時期は専業主婦をしていたものの、徐々に仕事に復帰し始めて、今はフルタイムで勤務している。最初の勤務先に復職しているのではなく、新たに就職し始めた感じ。とはいえ、もう全部合わせると5年以上のフルタイム勤務を続けている。

 

妻はもともと僕との会話で、延々と愚痴を話すような人間だった。それは付き合いたてのころもそうだし、結婚したての頃も、妊娠出産して専業主婦をしているころも、そしてもちろん今も。

愚痴の内容はその時期の彼女属性に基づくものになる。

 

結婚前は職場での立場の低さからくる給与仕事内容のバランスの悪さや、友人たちとのライフステージに対する焦燥感についてのもの、その矛先はしばし僕に向き、いつになったら態度をはっきりして結婚に向けて進めてくれるのか、一人暮らしはいい加減に疲れたし、家賃もったいないから、そろそろ一緒に住みたいみたいなことを毎日毎日電話で一日に30分以上話していた。休日に顔を合わせると一日中そういう話を僕にしていた。

その頃の僕は、前の彼女と別れた理由が「僕が彼女の話を聞かず、僕の愚痴ばかり話すこと」だったこともあって、自分が話すより相手が話してくれる楽さと頼られている心地よさに身をゆだねていた。

 

結婚してから愚痴は、仕事のものが一気に増えた。彼女転職先がひどいパワハラ職場で、いつも莫大なストレスを抱えていたからだった。かつ、仕事時間基本的孤独環境になりやすかったこともあり、同僚と共有するような感じになりにくかったこともあったようだ。

そして、仕事ストレス八つ当たり的に僕に対して、「子供を作る気はあるのか」「いつまでこんな狭い家に住む気なのか」とか詰め寄り続けた。僕は仕事でかなり大きな問題を抱えていたが、それを妻に愚痴ことなく、休日マンションモデルルーム見学に何度となく歩き回った。あの時期、おそらく全部で20件はマンションを見たと思う。彼女はどこに住みたいとか具体的なイメージを持つことなく、僕がネットや分厚い情報誌(当時は電話帳くらいの住宅情報誌が毎週出ていた)を探しながらリストアップしたマンションに対し、この町は好きだけど、部屋が狭いとか、このマンションはすごく雰囲気がいいけど、街が嫌いとか、この地域は好きだし、マンションも好きだけど、駅から遠すぎて通勤イメージがつかないとか、ずっと文句を言い続けた。結果的には、最初から3番目に見たマンション半年近くたって完成目前のタイミングで再度見学をしたら、運よく出物の部屋があり、そこに決めた。

 

子ども結婚3年目でできた。3年目ならごく普通タイミングだと思うのだが、彼女は30代前半のうちに何とかほしかったらしく、最後の方は不妊外来にも通っていた。一度は僕も精液検査をしたのを覚えている。

子育てが始まると生活リズム完璧にしたい彼女は、僕が子どもの就寝時間に帰ってくるのをひどく嫌って、そういう時間帰宅するとものすごく不機嫌になった。そして、ママ友の家の話をしたりして、その夫の献身ぶりや子煩悩ぶりを延々と僕に愚痴った。僕は休日には子供とべったり過ごして、買い物や妻の食事の世話をしたり、妻を休ませるために子どもと二人でぶらぶらと散歩したりした。それでも妻の愚痴は止まらなかった。その愚痴の中には「子供は二人いないとかわいそう」という、一人っ子の僕に対して、何を本気で言ってるの、それ、みたいなことも含まれた。

とはいえ、数年後に子供はもう1人できた。子どもが二人になると子どもと家庭に関する愚痴は2倍かと思ったら3倍になった。僕の家事労働力は飛躍的にアップした。僕はたまたま休日子どもの体調が悪かったりすると僕が一人で病院に連れていくことも日常茶飯事だった。土曜日なら小児科でも父親だけで連れてくる家庭は少なくないだろうと思ったが、全然そんなことなく僕は母親たちに紛れて、子どもと待合室で絵本を読んだりしていた。それでも週末に登山キャンプだ、アクティティだと繰り出したりすることが苦手な僕は、妻から見ると子供との時間をさぼってる夫に見えていたようだ。そして、そういう体験を与えなかったことで、子どもたちがインドアになったと今でも思っている節がある。

 

の子どもが幼稚園に通い始めたタイミングで、徐々に妻は仕事に復帰し始めた。朝の幼稚園の送りは僕の仕事になる機会が増えた。幼稚園に送るとどうしても朝の出勤時間が数十分間に合わなくなり、それが毎日続くので、上司に白い目で見られた。僕は事情説明して了解をとったものの、やっぱり、それは時間ルーズイメージを作っており、若干査定に響いた(数年後にコアフレックスになったので、今の後輩たちは自由に送り迎えをしている)妻は子育て愚痴に加え、仕事愚痴が爆発的に増えた。仕事の内容的にブランクが足をいろいろ引っ張るらしく、しかも、年齢的にはかなり厳しい状況で新領域チャレンジすることもあり、その悩みは大きかったのは薄々わかるが、その愚痴を吐き出す先は僕一人だった。妻の職場環境や同僚などについて僕はひどく詳しくなったけど、たぶん妻は僕が今どんなことを仕事にしていて、どんな人と働いているのかは全く知らない。たぶん、会社辞めてもしばらくは気づかないんじゃないかな。

 

そして、新型コロナの猛威が世界を覆い始めた。

うちの会社リモートワークを導入し、僕の出勤回数は大きく減った。自宅で仕事をするようになると必然的家事の一部を僕が賄うようになる。僕が平日の夕飯をつくることも大きく増えた。もともとサポートしていた掃除洗濯も僕がやることが多くなった。

妻はリモートワークがしずらい職種なこともあり、出勤を続けている。4月ごろは日々減っていく通勤客と自分感染するかもしれない恐怖を毎日30分くらい愚痴っていた。それ以外にも職場愚痴を1時間程度、子どもたちに関する愚痴(主に一日中ごろごろしてるとか部屋が汚いとか)を1時間程度話している、その話はたいてい僕がしっかり怒らないからだという結論に収斂される。この辺の愚痴は今に至るまでずっと続いている。僕は本を読んだり、スマホを見たりしながら3割程度耳を傾けて聞いている。家事に関する愚痴が大きく減ったのが救いだ。まあ、部屋の掃除ちゃんとしてないとかあるけど。

 

考えてみると妻が日常生活で楽しかたこと、感動したこと面白かったことを聞いたことはこの5年はない。テレビ番組ストレス発散できるタイプならいいのだが、なんでもかんでもnot for meにしてしまうので、僕への愚痴に収斂してしまう。お前の大好きだった80年代90年代バラエティより今のほうが面白ものはるかに多いよ。ネット記事に心をざわつかせてるのに、子どもYouTuberの話をうのみにするのをバカにするのはダブルスタンダードだと思うんだがね。子どもボカロとかネット音楽を好きなのと、お前が90年代クラブポップが好きなのは何も変わらないといつになったら気づくのかね。

もう足掛け15年程度は妻の愚痴を聞き続けているが、いつの間にか自分限界が来ているように思う。毎日家で仕事をしていても妻が帰ってくる時間憂鬱になる。妻が最初に何について愚痴るのかを考えると気が重くなる。妻と過ごす寝るまでの6時間程度をどうやってやり過ごそうかを考える。日々、やり過ごすだけで過ぎ去っていくように思う。新しいことは家でも仕事でも何もしていない気がする。家庭のある人、NetflixとかAmazonプライムとかどうやって見てるの? そんな自分のためにテレビを使う時間なんてどこにもないんだけど。というか、自分のために時間を確保するなんて、子どもができてから家の中では微塵もない。

僕は時々妻と結婚しなかったら、こういう愚痴時間を何に使っていたのかを考える。

2020-07-21

Twitterフォロワーって切りづらいよね

長年相互で親交があったりすると特に

最初のうちは気も合うし優しいしいいやつで、リアルでも交流して楽しんでた。結構年の差があることがわかったけど、どうでもよかった。

でも3年くらい関わってみると相手時間や物の扱いにルーズなことがわかり、5年くらいすると金感覚結構違っているとわかり、勘弁してくれという気持ちを飲み込むことも多くなった。

その上3年前くらいか精神的に変調をきたしつつあるらしく、普段ツイート攻撃的で正直見苦しい。こちらまで辟易させられるほどだ。

から、ここ数年は大きなきっかけがなかっただけで気持ち自体は切れてしまっていた。その上あちらからこちらにアクションしてくることも月に一度あるかないかくらいである。

じゃあリムブロすればいいじゃん、と思うかもしれない。これがなかなかうまくいかない。

長年の交流があるとなんだかボタン一つで切るのももったいないような気もするし、何より、なんというか、気になってしまうのだ。

たとえるなら動物園の檻の向こう側のようなもので、明らかに頭がおかし相手、だが、こちらに害が齎されない限りはその奇行を覗いていたくもあるという感覚

ちなみに今も相手は巡り巡って同じジャンルにいる。しかし愛でているキャラ方向性創作の中身が全く違うので、本当に同じジャンルなんだろうか、と時々不思議感覚に襲われたりもする。

今日相手Twitter何となく眺めたが、最近言動すら生理的に受け付けなくなっているなあと思って、ちょっと笑った。

しかしたら私は動物園の檻の向こうじゃなくて、腐敗していく死体を眺めているのかもしれない。

2020-07-05

JK靴下の変遷

1990年代 ルーズソックス

2000年代 ハイソックス

2010年代 くるぶしソックス

こんな感じだろうか。

どれも良いが、またルーズ時代が来てほしい。

2020-06-30

仲いいと思ってた男が無自覚たらしトラブルメーカーだった

その男一言であらわすならダメ製造機。

こういう人って本当に存在するんだと震撼した。

本人に自覚あるかないかは分からないが、どちらにせよ果てしなくめんどくさい。

その男、人の話を聞くのがうまい

うまいはいいんだが、自分も何度か会話してみて

「この人なら理解してくれそう」と思わせることが何度もあった。

知り合ってからそんな間もないころから距離感もぐいぐい詰めてきていた。

1体1での関係を築くことを好み、よくDMで話していた記憶がある。

本人からすれば仲良く話しているつもりなんだろう。

ただ、仲良しと話しているだけでそう感じることが何度もあるか?

不気味なほど居心地がよく、つい気を許して信頼してしまいそうになる。

トラブルメーカーであることを察知する前からそこに恐怖を感じていた。

私は警戒心がまだある方だから運よく気づけただけで、

距離感が近いことに違和感を抱かない人や甘やかされたい女なんかは即堕ちだと思う。

実際に今思えばそういうヤツをいたし、今はわたしの身内が一週間足らずで堕ちてる。

チョロくて笑えない。

自分かわいいアピの頻度が異様に増えたし、語尾にハートマークつけるようになったり、もう最近毎日深夜通話していて、通話できない日があると寂しいとか言ってたり。マジでわっちゃった。

かまってメンヘラ姫かよ。ふつう友達毎日寝落ち通話なんかしない。

そいつは以降姫女と呼ぶ。

それだけならただのたらし男なのだが、その男短期間に同界隈で何度かトラブルを起こしている。

1件目は仕方なかった。でも後の案件努力次第で大揉めにならずにすんだ案件なのだ

だがアイツは加害者と断定した者のことを把握しようとも理解しようとも譲歩しようともしない。

自分のことを正義と信じて疑わないのだ。

そこはお互い不満に思うところあるかもしれないけど、表面だけでも互いに謝りあって終わりとか

そういう器用なことはできねえのかよ。

そこに垂れ込ませた姫女を携えるのだからさあ大変。

今回の案件は、私は中立者として見守っていたのだが、今被害者たる姫女が泣き腫らすものから訳が分からなかった。

の子時間に何度か遅れたくらいで泣くような子ではなかった。怒ったりはするが、

当の姫女も時間ルーズなため、まあそういうこともあるね、で流せる子だった。

それが何度か遅れた程度で泣き腫らすのだ。少し泣くとかじゃない。

翌日に目が腫れるほどの大号泣。正直引いた。

そして姫女は、例の案件毎日毎日あの男に通話で聞いてもらっていたと語っている…………。理解してもらった気にさせるのが上手いあの男に…

そしてこの時ついに気づいた。

これ絶対あの男問題しかないなと。あの男は女を依存させ堕落させると。

なので勇気をだして問題点を薄めのオブラートに包み本人に語ったのだが、人の話を聞かないのだ。

私の問題点を棚に上げ、姫子もっとしんどいから〜などと論点ズレたキレ方されて終わり。他にもあいつの味方は俺しかいない王子様みたいなこと言ってたな。

あれ?前も加害者事情を把握してくれないか?とやんわり打診した際にこんなことあった気が…

揉め事はもちろん、日常会話でも人の話を聞いていないということが何度もあった。

自分正義だと思いこんでいる部分も含め、自己なのだ

その時にもう救えないと思った。だから今はどう距離を置くか考えているのだが、二人とも自分価値観に近い相手とべたべたする事が当たり前になっていて、他人意見価値観を受け入れる器量と譲り合いの精神が皆無になっている。

一言で言えばちょっとした事で大騒ぎしそうなのだ

から私がブロ解やミュートで分かりやすく動けば、悪者に仕立て上げ槍玉に上げられる可能性があり動くに動けない。

今だから言えることだが、彼は初対面の時から言葉に表せない違和感を感じていた。問題がハッキリした今になってやっと言葉に表せる。

SNSをやっていて学んだのだが、初対面〜知り合いになる過程違和感を抱いたやつに大体ろくな奴はいない。

皆は違和感大事にして生きてほしい。まあいい所もあるし…などと思っていればあなたも姫女のように餌食にされる日が来るかもしれない。

2020-06-22

Vtuberにハマったんですよ

Vtuber、知ってますよね。

動画投稿ときアバターかぶってる人たちのことです。

いやキズナアイ輝夜月が話題になりはじめた頃からチラチラ見てはいたんですよ。

ただまあ最近商業Vtuberはほら、にじさんじとかホロライブとか、「箱」での売り出しが主流じゃないですか。

そういうのからちょっと距離を取っていたんですよね。

YouTubeのリコメンドで流れてきたのをたまに観るくらいで。

それがここ一週間くらい、とあるVtuberにドハマリしてるんですよ。

文野環っていうんですけど。

文野環、知ってます

にじさんじの人なんですけど。

初心者向けにいちばん分かりやすいのはこの動画だと思います

https://www.youtube.com/watch?v=o5lQ815Wsgs

・家から追い出されて外で震えながら配信

マクドごはんバーガー食レポをしようとする

・包装を開けたら普通ハンバーガーだった

自転車ごはんバーガーを買いに行く(そのあいだ無言で配信継続中)

・一時間後に再開

・食べようとしたところで転んでごはんバーガーを落とす

顔面怪我を負う

・直後にPCの充電が切れて配信終了

起承転結の揃った完璧な流れ。

これぞ文野環というシロモノです。

時間ルーズ

「人の話を聞かない」

「軽い虚言癖」

段取りミスりまくる」

怪我が絶えないが病院には行かない」

いつまでも改善されない劣悪な配信環境

ぶっちゃけ何らかの発達障害が疑われると思うんですよ。

しかし楽しく観られる。

なぜならVtuberからです。

ほら、インターネットには障害者をイジって遊んでる集団がいるじゃないですか。

シャムとかなんとか他に知らんけど。

あいうのって相手はだいたい顔出ししてるから趣味の悪さが滲み出てくるんですよ。

でもVtuber可愛い美少女なので、オブラートに包まれてるんですよね。

キチガイでもギター抱えてりゃカリスマロックンローラーみたいな話です。

あとVtuberっていちおうアイドル要素があるから

V>視聴者という権力構造が生まれるんですよね(いまのところは)。

お笑い芸人とかだと、もはやそういう構造は生まれないし、

ましてや障害者イジリ界隈だと完全にヲチャ>踊り子ですからね。

そういうとき視聴者の笑いは嘲笑しかならないんですよ。

でもVtuberにはどんな奇行をしても「個性」「魅力」として尊重される文化がある。

それがばーちゃるゆーちゅーばーなんだよなあ。

思い出したけど月ノ美兎とか輝夜月とか猫宮ひなたとか、

最近はぜんぜん話題にならないけどもう零落しちゃったのかな、

増田でも「Vtuberは終わった」ってたくさん言われてるし、

と思ってたら普通に頑張ってやってるじゃないですか。

ちょっとほっこりしましたね。

2020-06-01

anond:20200531183109

数百万残したままで生活を縮小できたのはなかなかできることじゃないよね。

金銭的にルーズな奴は貯金ゼロ近辺で借金に手を出して首が回らなくなってホームレスになる。

地方で親が残した家に住んで食料は親戚からもらうとかなら年収数十万で行けると思うけど、東京でもできるんだな。

これはこれで勇気づけられる。

2020-05-30

anond:20200530001325

プリンになってるのも好きだけど、きっちり染めてるのも好き

プリンのややルーズな感じは親しみやすいし、きっちり染めてるこには高根の花感がある

高根の花っていうと黒髪ロングみたいなもの連想ちゃうかもしれないけど、

キッチリギャル系のファッションでキメてるのもそれはそれで尊敬対象であって他に言いようがないや

まあジャンル微妙に違う気はする

2020-05-25

anond:20200525104056

決裁権者に都合がよく、末端に負担がかかるようなルールの柔軟性を持つの日本だぞ

始業は決まってるのに、残業ルーズ

スタートの時期は遅れても、納期が延びない

自粛は遅くても、解除は早い

なんでこんな自粛解除が早いんだよ

始めるのがあれだけ遅かったんだから終わるのも同じくらい遅くしろ

始業時間に厳しく終業時間ルーズなのが日本だろ!

2020-05-04

anond:20200504153526

生活保護貰ってる人とかさ、本当にお金に困ってるんだろうけど実物は助けたいと思える人物ではないぜ?

金にルーズ生活がだらしなく計画性もなければ助けたくなるような人柄でもないやつがほとんどだよ

2020-05-02

[]anond:20200502065319

14歳初体験が無色だった話

このコロナ禍でテレビ局は収録を行えず、音楽番組歴代のヒットソングを流し続けている。

私はこの手の音楽番組は嫌いじゃない。小中学生時代うんざりするほど聴いた曲を「懐かしむ」という新鮮な感覚で聴けるようになった今は、テレビの中の歌手と大合唱するのが楽しくて、つい観てしまう。

この日もまた、その手の音楽番組で盛り上がっていた。学生時代、熱心に聴いていた00年代のヒットソングメドレーとなると、私は息つく暇もなく歌声を重ねる。

歌詞を見ずとも完璧に歌えるその数々に酔いしれ、天井を仰ぐご機嫌な私の歌声は、ある曲がかかった途端ピタリと止んだ。

2005年のヒットソングレミオロメンの「粉雪」。この曲は、当時14歳だった私の「初体験」を彩るテーマソングだ。仰いだ天井とそのイントロが、あの日ラブホテル天井だんだんと思い出させる。

中学校生活の終わりをもうすぐ迎える私は焦っていた。その焦りとは、受験や、進学で離れ離れになる友達との別れに対するものではない。「初体験」を済ませていない自分に対する、ハッキリとした焦りだった。

私の周りの女の子たちは皆早くて、それぞれどこかで仕入れた「年上の男」とさっさと初体験を済ませていた。

中には「2回目は公園でヤった」とか、「毎日学校トイレでパコってる」と語る者もいて、私は公園トイレに行く度に「ここでパコパコ…」と感心していた。

一方私は、友達の家でファミチキを食べて帰るだけの中学生。身なりはギャルで、毎日公園トイレでパコっていそうなのに、処女なのだ

私は心底情けなかった。親から毎日公園トイレでパコっていると思われているのか、夕食の時に突然「コンドームは付けなさい」と注意される自分が。「まだパコってねえよ!」とも言い返せず、部屋にこもってeggアニマルトークを読む日々が。

そもそも、中2の時に「塾に行きたい」と親に頼んだのが間違いだった。周りの女の子たちと同じように、夜中にどっかの年上の男にナンパされ、雑木林初体験を済ませることを夢見ていた私は、夜遊びをするために塾に通うことを思いついたのだ。

それで私は、親に「高校に通いたいから塾に通わせてくれ」と懇願した。雑木林でパコりたい私の目論見を知ってか知らずか、親は「そうか、そうか!」と快諾し、私に2人の家庭教師を付けた。

高校に通いたいなんて嘘をつかずに、「雑木林でパコりたいから塾に行くフリをしたいんだ」と正直に言えばよかったバカからと2人も家庭教師を付けられ、週4日、16時から始まる授業に間に合うように、家に帰る生活を送ることになるとは。

からといって、親に反発することはなかった。「お金がない」と言いながら月謝を払う親を裏切ることはできなかったし、口火を切ったからにはやってやるというギャルの意地があったから。

そうして夜遊びと無縁な日々を送った私は、2人の優しい先生のおかげもあって、中3の夏頃に実施された定期テストで89点という高得点数学で叩き出した。

それ以外は50点前後というしょっぱい点数で、この奇跡の89点は功を奏さず、成績の5段階評価オール1からオール2に上がる程度だったが、私の中にはいしか高校に行きたい」という思いが芽生え始めていた。噓から出た実とはまさにこのことである

そうなると志望校を決めなければならない。しかし、私の学力でいける校則のゆるい高校を探すのは困難を極めた。いくらページをめくっても、「ゥチの高校鬼ギャルの格好ができるょ↑↑」とか、「ルーズは120センチまでォッケー⭐︎」と、eggのノリで高校を案内しない『首都圏高校受験案内』に何度失望したことか。

選べる身分ではないことに気付き始めた頃、私はインターネットの力に頼った。すると早速、OB受験生の質問に答えてくれるという優しい掲示板を探し当て、「ゥチの行ってた高校ギャルの格好ができるょ↑↑って人L lますヵゝ??」と書き込んでみた。

しばらく経って、スレッドが埋まりかけた頃、ようやく1件のレスがついた。「教えてあげるから、会わない?」という、見るからに怪しいレスだった。

その怪しさに、私は戸惑うよりも先に沸き立った。「この怪しいレスをつけた人に会えば、初体験を済ませられるかもしれないぞ」と。このバカは、いくら優秀な家庭教師でもなおせなかったのだ。

私はうぶなふりをして、20歳の男のメールアドレスを聞き出し、「静かなところで話したいから、ホテルで会わない?」という誘いに乗った。ああ、お父さんごめんなさいなんて、一瞬も考えなかった。

私にもついにこの時が来たかと思うと、感慨深いばかり。土曜の昼間のラブホテルだなんて、夜中の雑木林より立派じゃないか誕生日を間近に控えた14歳の冬にして、ようやく初体験を済ませることになったのだ。

いつもより濃い化粧と派手な服に身を包んだ私は、待ち合わせ場所の改札前で20歳の男を待っていた。あと10分もすれば、初体験相手が改札の向こうから現れる。

周りの女の子たちには、インターネット出会った男と昼間にパコったなんて恥ずかしくて言えないから、夜中にナンパしてきたギャル男とラブホでパコったと言おう。そういろいろと考えていると、後ろから「あの…」という細い声が聞こえた。

振り向くと、うつむいた男が立っている。私は、その男が何者かということより、「私より髪が長いなあ」というぼんやりとした感想を抱いて、返事もせずにその長髪を眺めていた。

すると男は「…行こうか」と言って歩き出した。私はようやく「この男が私の初体験の男なのだ」ということに気付き、何とも言えぬままなびく髪を追いかけた。

道すがら、男は何かを話しかけてくるのだが、喧騒に遮られて聞こえない。その何かが物騒なことだったらどうしようと、この期に及んで恐怖を感じた。

それでも私は、時々見える男の表情が笑顔であることだけを頼りについて行く。男の声がはっきりと聞こえたのは、ラブホテルロビーに入ってからだった。

男は「どこでも良いよね」と言って光るボードボタンを押すと、小さなから鍵を受け取り、エレベーターボタンを押した。その一連の流れを見て、こう言っちゃなんだが、こんなもさい男でも慣れているんだなと変に安心した。

部屋に入り腰掛けた瞬間、私はどんな顔をしていればいいのかわからなくなって、一気に緊張した。もしかしたら本当に高校について教えてくれるだけかもしれないけれど、黙ってテレビを眺める男の様子からはその気配を感じられない。

男が突然、「俺、宮崎あおいが好きなんだよね」と呟いた。テレビを見ると、宮崎あおいが何かの新商品をとびっきりの笑顔宣伝している。そして、「シャワー浴びてくる」と言って風呂場へ消えていった。

その時、なぜかわからないけど落ち込んだ。この感情は、同級生男の子告白をした時、「今は勉強に集中したいから」と言ってフラれた悲しみに似ている。だけど、それとは全く違う。なぜかわからないけど、泣きそうになった。

タバコ匂いシャンプー香りが入り混じる部屋で、私はシャワーの音が止むのを待った。そして、揺れる長い髪と、かすめるラブホテル天井を、私はぼんやりと見つめていた。

別れ際、男の顔が聖徳太子に似ていることに気付いた。参考書でよく見た顔だからか、それとも肌を重ねた相手からか、この時になってようやく男に親近感が湧く。しかし男は名残惜しむことなく、私の「ありがとうございました」をかき消すように「じゃあ」と言って、改札を抜けていった。

私は、股が痛くて歩きづらいことや血は意外と出ないという、ありきたりな初体験の事後を実感したけれど、この心と体にしっくりくる初体験感想は見つからず、モヤモヤした。

それからしばらくして、いよいよ志望校が決まった頃、私はまだ何かに焦りながら音楽番組をよく観ていた。誰かの曲の歌詞や声、MV演出といった美しいものに、あれからずっと見つからなかった初体験感想を当てはめて、早く落ち着きたかったのかもしれない。

そして私は、「粉雪」を歌うレミオロメンボーカルを見て「聖徳太子に似ているな」という感想を抱いた時、ようやく落ち着いた。求めていた美しいものではない、その味気ない感想が、初体験感想としてしっくりくるものだったのだ。

揺れる長い髪やかすめた天井宮崎あおい最後になぜか聖徳太子に似ていることに気付いて沸いた親近感、「何がありがとうございますだったんだろう」と考えながら歩いた帰り道、全てが無色だったことに気付いたのだ。

聖徳太子に似ているような気がするレミオロメンボーカルが、私の初体験を彩る色はなかったことを知らせるように、心と体の深いところで鳴り響いただけなのだ

天井ぼんやりと見つめている間に、音楽番組10年代のヒットソングメドレーを流していた。初体験を白く染められたなら、この天井よりももっと高いところに返せるのになあ、などと考えている間に。

14歳初体験が無色だった話

このコロナ禍でテレビ局は収録を行えず、音楽番組歴代のヒットソングを流し続けている。

私はこの手の音楽番組は嫌いじゃない。小中学生時代うんざりするほど聴いた曲を「懐かしむ」という新鮮な感覚で聴けるようになった今は、テレビの中の歌手と大合唱するのが楽しくて、つい観てしまう。

この日もまた、その手の音楽番組で盛り上がっていた。学生時代、熱心に聴いていた00年代のヒットソングメドレーとなると、私は息つく暇もなく歌声を重ねる。

歌詞を見ずとも完璧に歌えるその数々に酔いしれ、天井を仰ぐご機嫌な私の歌声は、ある曲がかかった途端ピタリと止んだ。

2005年のヒットソングレミオロメンの「粉雪」。この曲は、当時14歳だった私の「初体験」を彩るテーマソングだ。仰いだ天井とそのイントロが、あの日ラブホテル天井だんだんと思い出させる。

中学校生活の終わりをもうすぐ迎える私は焦っていた。その焦りとは、受験や、進学で離れ離れになる友達との別れに対するものではない。「初体験」を済ませていない自分に対する、ハッキリとした焦りだった。

私の周りの女の子たちは皆早くて、それぞれどこかで仕入れた「年上の男」とさっさと初体験を済ませていた。

中には「2回目は公園でヤった」とか、「毎日学校トイレでパコってる」と語る者もいて、私は公園トイレに行く度に「ここでパコパコ…」と感心していた。

一方私は、友達の家でファミチキを食べて帰るだけの中学生。身なりはギャルで、毎日公園トイレでパコっていそうなのに、処女なのだ

私は心底情けなかった。親から毎日公園トイレでパコっていると思われているのか、夕食の時に突然「コンドームは付けなさい」と注意される自分が。「まだパコってねえよ!」とも言い返せず、部屋にこもってeggアニマルトークを読む日々が。

そもそも、中2の時に「塾に行きたい」と親に頼んだのが間違いだった。周りの女の子たちと同じように、夜中にどっかの年上の男にナンパされ、雑木林初体験を済ませることを夢見ていた私は、夜遊びをするために塾に通うことを思いついたのだ。

それで私は、親に「高校に通いたいから塾に通わせてくれ」と懇願した。雑木林でパコりたい私の目論見を知ってか知らずか、親は「そうか、そうか!」と快諾し、私に2人の家庭教師を付けた。

高校に通いたいなんて嘘をつかずに、「雑木林でパコりたいから塾に行くフリをしたいんだ」と正直に言えばよかったバカからと2人も家庭教師を付けられ、週4日、16時から始まる授業に間に合うように、家に帰る生活を送ることになるとは。

からといって、親に反発することはなかった。「お金がない」と言いながら月謝を払う親を裏切ることはできなかったし、口火を切ったからにはやってやるというギャルの意地があったから。

そうして夜遊びと無縁な日々を送った私は、2人の優しい先生のおかげもあって、中3の夏頃に実施された定期テストで89点という高得点数学で叩き出した。

それ以外は50点前後というしょっぱい点数で、この奇跡の89点は功を奏さず、成績の5段階評価オール1からオール2に上がる程度だったが、私の中にはいしか高校に行きたい」という思いが芽生え始めていた。噓から出た実とはまさにこのことである

そうなると志望校を決めなければならない。しかし、私の学力でいける校則のゆるい高校を探すのは困難を極めた。いくらページをめくっても、「ゥチの高校鬼ギャルの格好ができるょ↑↑」とか、「ルーズは120センチまでォッケー⭐︎」と、eggのノリで高校を案内しない『首都圏高校受験案内』に何度失望したことか。

選べる身分ではないことに気付き始めた頃、私はインターネットの力に頼った。すると早速、OB受験生の質問に答えてくれるという優しい掲示板を探し当て、「ゥチの行ってた高校ギャルの格好ができるょ↑↑って人L lますヵゝ??」と書き込んでみた。

しばらく経って、スレッドが埋まりかけた頃、ようやく1件のレスがついた。「教えてあげるから、会わない?」という、見るからに怪しいレスだった。

その怪しさに、私は戸惑うよりも先に沸き立った。「この怪しいレスをつけた人に会えば、初体験を済ませられるかもしれないぞ」と。このバカは、いくら優秀な家庭教師でもなおせなかったのだ。

私はうぶなふりをして、20歳の男のメールアドレスを聞き出し、「静かなところで話したいから、ホテルで会わない?」という誘いに乗った。ああ、お父さんごめんなさいなんて、一瞬も考えなかった。

私にもついにこの時が来たかと思うと、感慨深いばかり。土曜の昼間のラブホテルだなんて、夜中の雑木林より立派じゃないか誕生日を間近に控えた14歳の冬にして、ようやく初体験を済ませることになったのだ。

いつもより濃い化粧と派手な服に身を包んだ私は、待ち合わせ場所の改札前で20歳の男を待っていた。あと10分もすれば、初体験相手が改札の向こうから現れる。

周りの女の子たちには、インターネット出会った男と昼間にパコったなんて恥ずかしくて言えないから、夜中にナンパしてきたギャル男とラブホでパコったと言おう。そういろいろと考えていると、後ろから「あの…」という細い声が聞こえた。

振り向くと、うつむいた男が立っている。私は、その男が何者かということより、「私より髪が長いなあ」というぼんやりとした感想を抱いて、返事もせずにその長髪を眺めていた。

すると男は「…行こうか」と言って歩き出した。私はようやく「この男が私の初体験の男なのだ」ということに気付き、何とも言えぬままなびく髪を追いかけた。

道すがら、男は何かを話しかけてくるのだが、喧騒に遮られて聞こえない。その何かが物騒なことだったらどうしようと、この期に及んで恐怖を感じた。

それでも私は、時々見える男の表情が笑顔であることだけを頼りについて行く。男の声がはっきりと聞こえたのは、ラブホテルロビーに入ってからだった。

男は「どこでも良いよね」と言って光るボードボタンを押すと、小さなから鍵を受け取り、エレベーターボタンを押した。その一連の流れを見て、こう言っちゃなんだが、こんなもさい男でも慣れているんだなと変に安心した。

部屋に入り腰掛けた瞬間、私はどんな顔をしていればいいのかわからなくなって、一気に緊張した。もしかしたら本当に高校について教えてくれるだけかもしれないけれど、黙ってテレビを眺める男の様子からはその気配を感じられない。

男が突然、「俺、宮崎あおいが好きなんだよね」と呟いた。テレビを見ると、宮崎あおいが何かの新商品をとびっきりの笑顔宣伝している。そして、「シャワー浴びてくる」と言って風呂場へ消えていった。

その時、なぜかわからないけど落ち込んだ。この感情は、同級生男の子告白をした時、「今は勉強に集中したいから」と言ってフラれた悲しみに似ている。だけど、それとは全く違う。なぜかわからないけど、泣きそうになった。

タバコ匂いシャンプー香りが入り混じる部屋で、私はシャワーの音が止むのを待った。そして、揺れる長い髪と、かすめるラブホテル天井を、私はぼんやりと見つめていた。

別れ際、男の顔が聖徳太子に似ていることに気付いた。参考書でよく見た顔だからか、それとも肌を重ねた相手からか、この時になってようやく男に親近感が湧く。しかし男は名残惜しむことなく、私の「ありがとうございました」をかき消すように「じゃあ」と言って、改札を抜けていった。

私は、股が痛くて歩きづらいことや血は意外と出ないという、ありきたりな初体験の事後を実感したけれど、この心と体にしっくりくる初体験感想は見つからず、モヤモヤした。

それからしばらくして、いよいよ志望校が決まった頃、私はまだ何かに焦りながら音楽番組をよく観ていた。誰かの曲の歌詞や声、MV演出といった美しいものに、あれからずっと見つからなかった初体験感想を当てはめて、早く落ち着きたかったのかもしれない。

そして私は、「粉雪」を歌うレミオロメンボーカルを見て「聖徳太子に似ているな」という感想を抱いた時、ようやく落ち着いた。求めていた美しいものではない、その味気ない感想が、初体験感想としてしっくりくるものだったのだ。

揺れる長い髪やかすめた天井宮崎あおい最後になぜか聖徳太子に似ていることに気付いて沸いた親近感、「何がありがとうございますだったんだろう」と考えながら歩いた帰り道、全てが無色だったことに気付いたのだ。

聖徳太子に似ているような気がするレミオロメンボーカルが、私の初体験を彩る色はなかったことを知らせるように、心と体の深いところで鳴り響いただけなのだ

天井ぼんやりと見つめている間に、音楽番組10年代のヒットソングメドレーを流していた。初体験を白く染められたなら、この天井よりももっと高いところに返せるのになあ、などと考えている間に。

2020-05-01

anond:20200501162137

ルーズ経営しないことないでしょ、その例が酪農プラスワンプロジェクト

学校給食なくなって酪農ピンチだけどバター売っても儲からいか消費者には牛乳を買ってほしいってさ

利権を守るための勝手押し付け農水省が後押ししてる

潰れるところはこの際潰れるというトリアージ必要では?

力のある酪農家はこの状況でも生き残るだろうし

そんなにおかしな考えかな?

惜しい。もう一つ論点を加えるべきだった。

今回の事例でどうして創造破壊の考え方がそぐわないのか、について、

政府補助によるゾンビ企業そもそもそういったものをあてにしてルーズ経営

企業にさせてもしまうことが問題の根源となるわけだが、今回のような感染症では、

大規模感染症が起きても政府が助けてくれるからルーズ経営をしよう、

というインセンティブは生まれにくい、という点の指摘を入れるべき。

anond:20200501122943

2020-04-20

ふるさと納税したのに確定申告してない

年末ふるさと納税をしてみた。

自分年収だとこんなに色々もらえるのか。どんな組み合わせにしようかな。似たような品物でも自治体によって少し違うな。選ぶのは楽しかった。ピークだったかもしれない。

お返しにみかんや鰻、牛肉などをもらって、どれも美味しく頂いた。

自分寄付地方活性化させる充実感もあった。

でも同時に、脳裏に「確定申告しなきゃ」というモヤモヤしたものが生まれた瞬間でもあった。そしてそれは、数カ月にわたって頭を悩ませ続ける。

ふるさと納税にはワンストップ納税という制度があり、ワンストップ納税を選ぶと確定申告不要になる。

でも、期限までに自治体に用紙を記入して郵送しないといけない。

切手代が勿体ない。自治体数×100円くらいが無駄になる。記入も郵送も面倒。

確定申告が面倒臭いための人の制度の割に、それ自体が面倒くさいというよくわからない制度だ。

から自分確定申告する道を選んだ。

今考えればこれは茨の道だった。

2月から3月くらいにかけて、毎日のように確定申告やらなきゃというプレッシャー自分を締め付けた。

しかしそんなとき一つ朗報が飛び込んだ。

確定申告期限延長。

コロナの影響で一ヶ月くらい期限が伸びるっていうのを見て、とりあえず3月はやらなくていいやと思った。

気が軽くなった。

4月になった。

しかしたら今日が締め切りかもしれないと思いビクビクしながら毎日を過ごした。

そして今日、見たら確定申告の期限過ぎてた。16日まで。

もう終わった。取り返しつかない。死にたい

なんて思ってたらまた朗報が目に入った。17日以降も柔軟に受け付け。

よかった。一応はまだセーフみたいだ。柔軟って言葉から滲み出る特別対応感にすごく気がひけるけど、とりあえずまだ大丈夫側にいたことを知った。

しかしもう分かってる。

今こうやって安心しても、絶対にまた明日から追われるような夢を見る。

一日一日あっという間に過ぎていく。

去年想像を絶するルーズさとか言ってたお笑い芸人を散々バカにしてたのに、今やっとその気持ちがわかった。

マジで鰻食べて楽しんでたあの時に戻りたい。ふるさと納税とかしなきゃよかった。

2020-03-22

100日後に死ぬワニ騒動で思ったのは、けもフレたつき監督ってつくづく立ち回りがうまいよなってこと。

ワニ騒動とかカメラを止めるな!パクり騒動でわかる通り、インディーズ色強い作品スマッシュヒットすると、作家は状況の変化に対応できず、きな臭いトラブルに巻き込まれやすいんだよね。

多少ルーズでも無名時はなんとかなったけど、ちやほやされ出した途端些細な誤解が命取りになる。

そういう危うい状況下でありながら、悪徳巨大企業に立ち向かうカリスマクリエイターという構図を死守したたつき監督って天性のプロデュース力があるんだろうな。

2020-03-20

anond:20200320154538

ちゃうねん。

日本は、始まり時間に厳しいんであって、

もうすでに始まっていることに対しては、終わりはどーでもいいねん。時間ルーズやねん。

2020-03-11

anond:20200311085227

この増田とやり取りをした女性が連絡関係ルーズに考えてて悪い場合もあるんだけど、増田がいうような「合わないと思うので・・・」くらいの断りを入れても、恨まれ粘着される罵倒されるとかもあるんで、はっきりと断らない人もいるんだと思うよ。

私は会ったら初対面なのに2時間婚活愚痴を延々聞かされたことが何回かあるよ。「ご飯奢ってもらうんだから聞いてあげなよ」って言われそうだから先にいうけど、こういう場合は何かカリを作らないためにも割り勘だし、次回誘われてもやんわり断るし、すぐに「合わないと思います」くらいで終わらせてサクッと次にいくよ。

あと、急に連絡取れなくなるのは結構男性側もあるよ、音信不通で終わりとするのは男女共有なのかもね。

2020-03-10

anond:20200310222402

じゃぁなんだよ。ルーズにソックス履いて109ガングロ決め込めばいいんか???

2020-03-07

anond:20200307144808

もっと安い風俗試した?挿入しないとダメかどうかはやってみないとわからんヘルスの通常プレイで満足できる人もいる。

一番いろんな面でのパフォーマンスがいいのはたぶんヘルス嬢の裏引き

ただスケジュールへのルーズさが許容できないなら店以外の裏技ルート全般的に向いてないと思う

セックスレス5年目で色々辛すぎる

結婚10年目のアラフォー子なし会社員の男だけど、セックスレスが辛くて仕方ない。

夫婦仲は良好で、セックス以外に不満はない。むしろ精神的な相性は良い方で、ちゃんとした夫婦喧嘩をできるくらいにはコミュニケーションもできている。

レス解消のアプローチは色々やってみて、その度に暫くは復活するのだけど、結局レスに逆戻りというのが何度か続いてからの完全レス5年目。妻が言うには元々セックスが嫌いで、今まで付き合っていた人とも避けていたらしい。それを言われたのは完全レスになってからなので、後の祭りなんだがな…。

とはいえ自分セックス問題があるならともかく、行為自体が嫌いという理由で断られたら強いるわけにもいかない。一方で風俗セフレについては許容すると口では言っていたので、性欲だけは外で発散する方向でやっていくことにした。

いくら許容されても堂々とやるのは憚られたので、最初のうちは月に一度くらい、会食と称して仕事帰りにソープへ通ってみた。お気に入りの人も見つけて、よく言う「体は満たされるけど心は虚無」みたいな感覚もなかったので、経済的問題度外視すればやっていけるかなと思った。まぁ、その経済的問題が大きかったのだけど。

我が家は子なしとはいえ、妻が病気がちで働けていないので自分収入だけで生計を立てている。独身であれば月イチどころか、大衆店なら週イチで通っても余裕で貯金できるくらいには収入はある。ただ妻を養うとなったら諸々のコスト家賃は倍になる上、医療費バカにならない。障害年金手帳のことも検討したけれども、そうした補助の対象にはなっていない。そんな状況なので、入り用の月だと一度ソープに行ったら月の収支がトントンということもしばしば。

そんなわけで、今度は出会い系に手を出してみた。よく出会い系トータルコストでは風俗よりも高くつくと言われるけれども、お互いに体だけの関係と割り切っているならば、食事デートとかの無用コストは省けると考えていた。

甘かった。

自分場合は運の良い方だったと思う。援デリと呼ばれる業者の罠は避けられたし、いくら課金しても出会えないということもなかった。出会い系を始めて1週間くらいで、アプローチして意気投合した同年代の既婚女性と会うことになった。出会い系リアルに人と会うのはもちろん初めてだ。

相手第一印象知的キャリアウーマン。その印象通り会話はウィットに富んでいたし、食事や掛かった費用は全て割り勘にしたいと向こうから持ち掛けられた。奢られるのは相手支配される感が出るから嫌らしい。そういう部分にいちいち好感を持った。

そう、好感を持ってしまったのがいけなかった。割り切った関係なんて口では言っていても、心を完全に制御できるなんてできるはずもなく。それは相手も同じだったらしい。この関係はすぐにセフレではなくて婚外恋愛の方へ向かってしまった。妻に関係が知られる前に、また相手と完全な肉体関係へと至る前に終わったからよかったものの、あのまま突き進んでいたら危なかったかもしれない。

その後は出会い系業者ではない個人でやっているような人と何人か会ってみた。そういう関係と割り切っていれば、さすがに恋愛関係に発展などしないだろうと思ったからだ。ただ、その手の人達はどうにもルーズタイプが多くて、毎度遅刻されたり借金を持ち掛けられたりと、なかなかディープクラスタだと思い知らされた。そのくせ相場的にはホテル代と合わせると大衆ソープとそこまで大差ない。結局この路線も長くは続かなかった。

そんなこんなで、今はコロナのおかげで「外で性欲発散」なんて言ってる場合ではなくなっている。

妻とのセックスはもうあり得ないし、ソープ経済的に厳しい。出会い系問題のある相手か、無ければ無いで恋愛になってしまう。お互いに性欲の発散だけを求めていて、手間の掛からない関係とかってあり得るんだろうか?

妻と離婚すれば経済的課題は無くなるし、そもそも普通に恋愛してセックスして良くなるのだけれども、離婚を突き付けるほど嫌いになるのは難しい。結局は妻とセックスのどちらを取るかという究極の選択なのかもしれないけれども、セックスという動物的な本能に縛られているのが本当に辛い。だからこそ、その欲求の部分は何とかサクッと発散したいのだけれども、どうしたものかとずっと逡巡している。

2020-02-22

anond:20200222160031

>昔から基本飲食禁止だよ

そりゃないだろw

しろ席が取れないから途中から入って立ち見でオチを先に見て、見たとこまで来たら出ていくのがマナーぐらいルーズなのが映画館だったぞ

2本立ても多かったしな

2020-02-21

anond:20200221000558

なぜか今の子は短い靴下で生足を多く見せるのが、可愛いらしい。

ルーズはおばさんファッションだって

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