はてなキーワード: セクシャルハラスメントとは
あなたはセクシャルハラスメントの被害者です。その程度のことがまんしろとか、当たり前だとか、あなたがかわいいからそんなこと言われるんだとかいう言葉には一切耳を貸す必要はありません。
本当は二度とその職場には行かないほうが良いのですが、問題の解決がすぐには難しく、さりとて欠勤もできない状況に陥ってしまうことも想定されます。
セクハラは証拠がないとまともに取り合ってもらえないことも多いようです。
スマートフォンをお持ちなら、以後その職場に行くときは録音状態のまま肌身離さず持っておくことをお勧めします。
証拠として十分に成り立つ録音が取れたなら無断欠勤・不登校などの非常手段を行使してよいと思いますが、あなたの信用を損ねて状況が悪化する可能性もありますので強硬手段は熟慮の上で行うことをおすすめします。
そのうえで
クラスメイトに相談(ほかにも被害者がいる場合が考えられます)
担任に相談(同じことを繰り返す可能性がありますので、必ず会話をスマートフォンで録音しましょう)
進路相談窓口が学校にあるなら、そちらにも相談(必ず会話をスマートフォンで録音しましょう)
教頭に相談(担任の肩を持つ可能性がありますので、必ず会話をスマートフォンで録音しましょう)
校長に相談(教頭・担任の肩を持つ可能性がありますので、必ず会話をスマートフォンで録音しましょう)
教育委員会に相談(直接役所に行く必要はありません。メールで十分です)
というように、訴えを正規ルートで上げましょう。
今日、まともな大企業であれば、どういった言動がセクシャルハラスメントにあたるかちゃんと教育されています。
にもかかわらずそのような言動をしたということは、会社の体質にも疑問符がつくからです。
ちゃんと味方になってくれる大人がおらず、セクシャルハラスメントがやまない場合には、最終手段として個人が特定できる文言をうまく編集したうえで動画サイトにアップロードするのがよいでしょう。個人が特定できてしまうと、逆恨みされて被害が及ぶ場合もありますのでくれぐれも慎重に。
ことあるごとにこの記事を思い出す。(この社員と女性社員はその後うまく仕事はできてるのだろうか)
・性的な話をしていない。
・性的なアプローチをしていない(下心はあったが、これまでよく会話してた相手と共通の趣味の映画をみにいこうとのお誘い)
それでもセクハラ。
なぜセクハラ?それは相手が不快に思ったから。セクシャルハラスメントと感じたから。
うん、OK。
そこに異論はないってことにしよう。
じゃあ、その先の話をしたい。
たとえば、
・挨拶をしても返してこない
・業務のことでの進捗状況を求めても返事がない
・不機嫌という感情だけもれなく伝える
これに対して不快に思った場合、ハラスメントにならないのかね?
どうもこういうひとは守られてるし暗黙の了解でセーフになっているし、我慢して応対しなければならなくなってる。
どうしてこれはセーフになるの? 別にこれまでどおり接することは可能ではある。でも、これも厳密にはハラスメントではないかと。
普通に性差別も含めたセクシャルハラスメント肯定なのに、腐女子がやると誰も叩かないどころか「そのとおり!w」っておどけるんだな。↓
彼、いや…「村上隆とセックスしたくない」とか「枕営業」とか「セクシャルハラスメント」って言ってるから、ヤツの言葉を信じるなら彼女か?
まあいいや、彼女は何に突き動かされ、村上隆への憎悪を撒き散らしているのか
何度アカウントを消されようとも蘇り、そのたびに村上隆への憎悪を滾らせ、殺意を先鋭化させていく
最初は気に食わない投稿に「村上隆乙」「これ書いたやつは村上隆」「オラオラムカつくならなんか言えよ村上隆さん」とか言ってた程度なのに
今や100近い機械的高速連投で村上隆への悪意に満ちた投稿をし、彼女が「村上隆」と認定した増田にも無数のトラバを投げつける
そして垢を消されて数週間して、さらに凶暴化して復活するの繰り返しだ
彼女の言葉を信じるのなら、村上隆に犯されるかセクハラされたんだろうが、だからといってここに憎悪を書き連ねられても困る
あなた、近づいてますよ?低能先生というブクマカと増田とはてなが生み出したバケモノに
まあ、こんなこと書けば、俺も村上隆にされるんだろう
あなたが人殺しをしないことを祈ってますよ、自称・村上隆の被害者さん?
この増田(anond:20200912141626)の批判はもっともだと思う一方で、津田氏を少しだけ擁護する。まあ擁護でもないけど。
増田の批判は非常に明瞭で、津田氏はこの批判を真摯に受け止めるべきだ。だが、いくらその行為が悪意そのものには見えなくても、本人には全く悪意がない(ゆえに悪意あるとの批判に耳を傾けない)可能性は、どんな場合にもあるし今回もまさにそうではないかと思う。本人が耳を傾けないと、批判はその力を大きく削ぐ。批判は正しく届いた方が社会的な益になるし、届かない批判は分断を起こし、それは社会的にマイナスだと思うのだ。だから、誰も頼まない調停役を務めようとしている、というのが私の立ち位置である。
さて、セクハラという概念がなかった時代。上司は女性社員の尻を触り放題であった……というと語弊があるが、触ったところで、馘首になるどころか、減給も、厳重注意すらなかった。被害者と加害者は同じフロアで同じ立ち位置で仕事をし続けた。今では考えられないコンプライアンスであるが、社会的に「そんなのはくだらないこと」という意識が徹底されていれば、それ以上にコストをかける意味がない。もちろん、プライドのある女性社員はこの状況をよしとはしていなかったし、なんなら被害者の女性社員に色目を使っている男性社員も、「クソ!部長め!」くらいは思っていただろう。だが、せいぜいそこまでで、その怒りは極めて個人的なものであった。これをレベル1の段階とする。
次に、セクハラと言う概念が誕生し広まりかけたころ、変わらず女性社員の尻を触ろうとした部長に対して、若手の係長が「部長、それは『セクハラ』ですよ」とニヤニヤしながら声をかける。部長が「せくはら、かね?」、係長「セクシャルハラスメント、略してセクハラです。」、部長「そうかね、なるほど少し控えるか。ワッハッハ」……みたいな時代があったのだ。社会的に意識が広まり始めるころ、啓蒙の役割を果たす人の仕事というのは、この係長のようなものだった。これをレベル2の段階とする。
そして最後に、完全にセクハラの引き起こす問題(件の女性社員は退社して、意識の高い同業他社に転職してバリバリ成果をあげている)が認知された社会、うかつなセクハラを行おうものなら、よくて罰金、降格、左遷、悪ければ馘首まで起こりうる時代。「女性社員の〇〇ちゃんて尻がデカくていいよね」などという発言ですら処分対象になる時代に、あるKKO社員が「〇〇さんいいですよねぇ~」と言ったのに対して、先の係長、今や課長が「●●くん、そんなのを〇〇ちゃんが聞いたら『セクハラです!』って言われるぞ!(ニヤニヤ」と言ったとしよう。その瞬間職場の雰囲気が凍りつく。「セクハラ? いや、それほどでは…」「課長それは言い過ぎじゃないっすか」「誰かがいいとかいう程度のことを大騒ぎにするのはちょっと…」これを聞いた課長が焦って「いや、女性のね、容姿を云々したりするのはさあ、仕事には関係ないわけでさあ、だからね、ウン、ぼ、ボクはね、軽~くそれを、し、指摘しようと思っただけでね、いやいやそういう意味じゃなくてね(汗」と釈明する。周囲は呆れたような顔になるが、課長は嘘を吐いているわけではない。彼はただ、以前と同じように振舞ったつもりなのだ。これがレベル3の段階である。
何が言いたいか分かっていただけただろうか。現代社会は、増田の認識のとおりレベル3の段階である。「この言説はセクハラだ」という指摘は、対象に対して極めて致命的なものにもなりかねない(宇崎ちゃん騒動をはじめそういう事例は枚挙に暇がない)。一方、レベル2の社会で係長だった津田氏は、レベル3の段階に意識がアップデートできていない(あるいは、普段ならそこまででもないかもしれなくても、レベル2の時代に自ら親しんでいたコンテンツのリバイバルという状況の中で、その時代の間隔でつい突っ込みをいれてしまった)だけの課長ポジなのだ。津田氏に悪意がなく、かつ、彼の言い訳が嘘ではないとしても、津田氏に問題がないわけではない。だからこれは擁護ではない。ただ、彼の行動が「悪意」に基づくというのは誤認かもしれない。むしろ、そこに「悪意」がある方が問題は単純だ。悪意というのは明るみに出た瞬間に無力化するからだ。それより、本人に100%悪意がなくても、こういうことは起こりうることであり、それだけにこれは解決の難しい問題でもある、ということを指摘しておきたかった。
私の言いたいことはこれくらいである。これは擁護ではない。だが、増田の指摘に対して、異なる視点を提示するものである。
(追記)
少しだけ追記しておく。銀英伝をそもそも私は見ていないが、そこに現代から見れば『政治的に正しくない』表現が入っていることは、極めてありそうなことである。そして、それをそのまま製作したら『政治的に正しい』を主張する人たちから槍玉に挙げられるという危惧も、決してあり得ない心配ではないだろう。だから私は、津田氏の指摘自体が全くおかしいものだったとも思わない。だが、上に挙げたような事情と、また、【ポリコレ棒で人を殴る行為】自体の問題に疑問の目が向けられつつある現代において、これを身分を明らかにしてTwittrで呟くという行為は、少し不用意であったとは言えるのだろう。もし本当に一ファンとして真摯に心配するのなら主催者に直接メールした方がよかったし、なんなら無料・匿名を条件に監修を申し出てもよかった。あるいは、もはや銀英伝は時代を越え得ない作品なのだ、Not for meなのだ…として黙って立ち去るという手もあった。ただTwitterで呟くというのは悪手だった、ということなのだろう。
あと、「未来を描いた作品なのだから、現代の価値観で…」云々を言うのは、作者・読者が現代人である限り無意味だ。作品は、作者や受け手の意識の共有によって成り立つのであり、たとえばいかに架空の世界を舞台にしていたとしても、そこに現れるのは「現代の意識」そのものであり、社会が問題にする(作品への支援や共感(プラス)にせよ批判(マイナス)にせよ)のはまさにその点だからだ。
https://www.j-cast.com/2019/10/16370253.html
日本赤十字社は、どのような見解なのだろうか、広報担当者に16日、J-CASTニュースが取材し、次のような回答が得られた。
担当者は「今回のキャンペーンはあくまでも献血にご協力いただける方へのノベルティとし実施したもので、セクシャルハラスメントという認識は持っておりません」と回答した。
現代の作家は「ジェンダー」に応答できているか? 美術家・黒瀬陽平インタビュー シリーズ:ジェンダーフリーは可能か?(7)|美術手帖 https://bijutsutecho.com/magazine/series/s21/20101
━━教員と学生のギャップが生む問題では、多摩美術大学大学院の彫刻科の学生有志が大学に対してハラスメントに関する要望書を提出した件もありました。
美術を学びたい若い女性の学生に対して、男性社会で生きてきたおじさんの教員がどれだけ対応できるのか。学生は、内面にすごくデリケートな意識や問題を抱えている。そこにどれだけ踏み込んでケアできるかと言えば、現状はとても難しいと思います。意識的ではなく無意識のレベルでも、「男性だから/女性だから」という判断、思い込みはどうしても残ってしまいますし、それは知識や意識だけでは乗り越えることができない。男性教員ばかりだから理解してもらえなかったということは、美大出身のアーティストからもよく聞きます。
(…)
━━ジェンダーだけでなく、世代差や立場の差が生むギャップもありそうですね。
そうですね。ただ美大に関しては、少なくとも女性教員が増えることで、「女性教員が少なくて女子学生の相談相手がいない」という現状は変えられる。ならばまずそこをクリアして、「女性教員はいるけれど話が通じない」という、次のレベルの議論ができるようにするべきだと思います。
黒瀬陽平と合同会社カオスラによるハラスメントについて|ayanoanzai|note https://note.com/ayanoanzai/n/nefd11252a137
5月、合同会社カオスラでも固定スタッフとしての勤務を依頼され、快く了承。それまで何度か単発での勤務経験あり。固定スタッフとしての業務内容は、週1日固定の曜日に出勤し、スタジオの整頓や在庫作品の管理をするというもの。(※1)
勤務を開始してすぐから、黒瀬による身体的接触や性的要求が発生。他スタッフよりも2時間程はやい集合時間を個別連絡で指定され、黒瀬と私の2名がスタジオに集まるという状況が続く。他スタッフには相談できず、大幅に遅刻する、それとなく誤魔化す、「既婚者であるならリスクを考えた方が良いのでは」と提案する等で対応するが、断りきれなくなり7月下旬頃にはじめて性的接触に応じる。その後は黒瀬より要求があった時のみ対応。
黒瀬が行っていたのは立場の不均衡を利用した性的関係の要求であり、明確なセクシャルハラスメント。
受け入れるべきではなかったが、新芸術校およびカオスラの業務に支障を与えたくなく、抵抗し続けるのが難しかった。また、性的要求を受け入れる前から「能力ではなく黒瀬に気に入られているから仕事を与えられているのでは」「黒瀬と性関係があるのか?」と第三者に疑いを掛けられることが多くあり、女性である私は実情と関係なくそういった見られ方をするのだと自信を失っていた。カオスラは役員・スタッフ全員が男性で、相談できる相手がいなかった。自分が排除される可能性を考え何も言わないまま勤務を継続。仕事自体は楽しくやりがいもあり、業務上の信頼関係を徐々に構築。
問題を認識しているからこそ、逆にそれを利用して自分の思うように管理するテクにも使えるんスねえ~ハックってこういうことだね
十代前半の頃に、親族の知人から軽度のセクシャルハラスメントを受けたことが軽いトラウマとなり、他者に対する恋愛感情や性的欲求がほぼありません。
性同一性障害のきらいもあり、普段の振る舞いや趣味嗜好も自分から見て異性向けのコンテンツに寄っています。
自分の中にとどめておくつもりだったのですが、客観的に遺しておいたら何かのネタになるかも知れないと思って文章の練習を交えて書くことにしました。
これは私の失恋の話です。
ある日のことでした。
私は仕事の休憩時間に、行きつけのレストランで食事をしていました。
このレストランはロケーションも内容も悪くないのに、オープンから程ないせいなのか、
昼時にもほとんど来客がなく、座席の1割も埋まっていないような状態がよく見られました。
内装も好みですしスタッフさんも感じの良い方々だったので、潰れてしまっては勿体ないと思い週に何回か通い詰めるようになりました。
他にも、同僚に紹介したり、新人を連れて行ったり、知人と一緒に赴いたり……。
私のしたことがどれほど意味があったかは分かりませんが、数週間後にはオープン直後に比べて人の入りはかなり良くなっていました。
それなりに通っていたこともあってか、私はスタッフさんに顔を覚えていただいており、何度か話を振っていただくこともありました。ありがたいですね。
一方私の方もスタッフさんの顔ぶれをなんとなく把握しており、店長さんの判別もつくようになっていました。
ある時を境に、一人でレストランを訪れた際は(ほぼ)店長さんが席への案内やレジなど応対して下さるようになりました。
そんなこともあってか、私は以前と変わらず結構な頻度でレストランに通っていました。
なので。それは別に、なんのきっかけもなんの前触れもなかったのですが。
不意に私は、食後のデザートを持ってきて下さった店長の顔が、大学時代の友人に似ていることに気がついたのでした。
すると、なんということでしょう。
先刻まで美味しく食べていたランチの味が、全く分からなくなってしまいました。
その日の仕入れ状況によって変わる、こだわりの素材の味も、おつまみの味も、
食前に出してくれるお茶の味も、炊きたての白米の味も、何も分からなくなってしまいました。
味のしないご飯を急いで平らげて、お金を払って、店長の「いつもありがとうございます」「また来て下さいね」を背中に受けながら足早に立ち去りました。
席を立つのがあと何秒か遅れていたら、人前にも関わらず泣いてしまっていたと思います。不審者!
おぼつかない足取りで仕事場に戻りつつ、私は思い出してしまった大学時代の友人のことを考えていました。
仮にその友人をDとします。
Dは私から見て異性でしたが、前述の通り私はそういうスタンスであり、趣味も見事に合致しました。学部なども同じだったため、共に行動することが多かったです。
ただDというやつは、正直言って人間的にはかなり「アレ」な存在だったと……私は思います。
予定の遅刻は当たり前、無断ドタキャンもありがち。割と短気で、口を開けば悪態ばかり。
聞けば過去に異性関連でこじれたこともあるとか、そもそも揉め事を起こしてダブリであるとか。挙句、喫煙者で酒癖も悪いしギャンブルもやっていました。
しかもお金がなくて泣きついてくることもありましたし、家族ともめちゃくちゃ不仲で喧嘩が絶えず……。
趣味が合わなかったら絶対関わらないタイプの人間でした。というかぶっちゃけクズと呼称してもおかしくない類の人間でした。
好きな作品のイベントに一緒に赴いた際は、長い間訳の分からない場所を連れ回されました。
予告も無しに、お化け屋敷(私は大の苦手)に無理やり連れて行かれたり、終電間近まで愚痴を聞かされたり、散々な目に遭いました。
二度とDと出掛けるものかと腹を立てたことも幾度もありましたが、結局許してしまうのでした。
ここまで趣味の合う人間はいないため、Dという友人を失うのは惜しいと考えていたからです。
考えずとも答えは出ていました。
私は、食事が美味しかったから、人が少なかったから、良い場所だと思ったから、あのレストランに通っていたわけではなかったのです。
この作品面白いから色んな人にやってほしいと布教する、ファンの鑑みたいなムーヴをしていたわけではなかったのです。
ただ、最初に店に足を運び、私を出迎えてくれた店長の顔が、Dに本当によく似ていたのです。
そんなはずはないと思いたかったのですが、それが事実だということは私が一番良く分かっていました。
そうです。全く関係の無い他人に面影を探してしまうほど、私はDのことが好きだったのでした。
もうめちゃくちゃ死にたくなりました。
大学卒業から十年近くなるという今になって。私はDのことが好きだから、様々な所行を許していたのだと気付き。
そしてそのことに気付かないまま、こんな日常の最中、わけのわからないシチュエーションで好意を自覚したのでした。
こんなことあるんだな~、と思いながら、その日の夜は泣きながら寝ました。もしこのことにもっと早く気付いていたら私はどうしていただろう、と考えました。
考えても無駄なので考えるのをやめました。
もうDとは連絡が取れません。
大学卒業と共にスマホを変えてしまい、その際うっかりメッセージ系アプリのデータを飛ばし、連絡を取る手段がなくなってしまいました。
どこかで生きてると良いのですが。なんだかんだ器用なやつなので、もう結婚とかしてのうのうと暮らしてる可能性も普通にあると思います。
元気ならなんでも良いです。
だけど昔のトラウマや、私の性質をものともしないほどの存在は、おそらくもう現れることはないと思います。
Dは、事実を羅列すればどうしようもないやつでしたが、私にとっては奇跡みたいなひとでした。
こうして恋愛経験のない私は、恋愛経験を得ることもなく、すとんと失恋したのでした。
件のレストランには結局あれ以来行けていません。
でも、また行きたいとは思っています。美味しいのは事実なので! 本当に! 店長さんゴメンナサイ。
荒木利彦
2020/05/27 11:53
これを受けてメンバーから箕輪編集室を退会する決意をしたというnoteが出されました。
お世話になっている集まりで問題が起こっているわけですから居ても立ってもいられず、僕が今考えていることを書いていきます。
Twitter上では何人かが言及しているものの、明確な意思表示が少ないなというのも書く理由の一つです。(きちんと意思表示してるよって人いたらごめんなさいね!)
5月で箕輪編集室に入って2年になりました。主にライターチームで活動していて、ここ1年でさまざまなプロジェクトに参加しました。
箕輪編集室での活動は楽しいのですが、今話題になっている箕輪さんのセクハラ問題について触れずにはいられませんよね。
箕輪さん主催のオンラインサロン箕輪編集室の退会を決意されたみずほさん。
noteのスキは2500を超え、ご本人のツイートも1000リツイートを超えていて、オンラインサロン界隈に一石を投じた投稿です。
今年4月に「みの校(学生限定)」に入会され、今回の箕輪さんのセクハラ騒動の顛末を見て退会を決意されました。
時の人となった箕輪さんに批判の声を上げるというのは相当に勇気がいることで賞賛に値します。
みずほさんのnoteを読んでいくつか思ったことがあるので書いていきます。
大前提として、箕輪さんが行った行為はセクシャルハラスメントです。セクハラあかん! これは共通認識でしょう。
みずほさんが指摘するように編集者とライターという間柄は性的同意のうち「対等性」が欠如していると言わざるを得ません。
人を性行為に誘うときは「対等性」「非強制性」「非継続性」に気を配りながら性的同意をとる必要があります。(分かりやすく知りたい方はこちらの動画をご覧ください。)
(みずほさんが紹介されていた動画がわかりやすかったです。こういった分類があることを知らなかったので勉強になりました。)
みずほさんのnoteには(見た限り)賛成の意見が多かったです。僕もそう思いましたし。でも賛成の部分だけでなく、それどうなの?という部分も散見されたので思ったところを書いていきます。
「箕輪厚介」像の違い
箕輪さんが編集する本や関わっているプロジェクトを興味深く楽しんでいました。
ただ入会当初から箕輪さんのことをクセの強い人だなとは感じていたのが正直なところ。
箕輪さんのA子さんに対する言動・行動は「ほんまクズやなぁ〜」という感想です。
女性に対して多かれ少なかれそういう話はあるんだろうなと思ってました。
事が起こった2016年12月以前から知り合いだったから親しくはあったんだろうけど、既婚者が仕事を口実に女性の家に上がり込むなんて実にけしからん。
それはあかんよ箕輪さん。幻冬舎に出入りする社外の方はもちろん箕輪編集室メンバーからの信頼も落ちちゃいますよ。
箕輪さんは以前から「編集者としていろんな著者に会ってきた。犯罪に近いことを行っていた者もいた。でも俺はそんなとんがった個性を持った人間が好きだ」と言っていました。
これを聞いて僕はそんな人もいるんだ程度にしか捉えていませんでしたが、今回の件を鑑みるに箕輪さん自身もこの"とんがったやつ"に含まれているんですよね。
箕輪さんがプロデュースする箕輪狂介も「社会が産んだエラー」と歌っていますし。「ただの自己弁護やん」と言ってしまったらそれまでだけど。
箕輪さんはここ数年の間に編集長を務めるNewsPicks Bookが100万部を突破したり、テレビ番組にコメンテーターとして出演したりと一気にメジャー感が出てきました。
しかし今回の一件でわかった通りメジャー感はただの一面であり箕輪さんの別の一面には聖人君子からはほど遠いクズい面があるのだということ。
みずほさんはメジャー箕輪に興味を持って入会した可能性が高いのかなと思います。2年間所属している僕からすると出るべくして出たスキャンダルです。
あとはそもそも論として2点。
おそらくこの辺を踏まえてみずほさんは書いてらっしゃって、めちゃくちゃ頭いいんだなと思いました。
もし頭に血が上った勢いのまま書いていたらこういうところで論理破綻して自爆しちゃうはず。
きちんと論理立てられてるのすごいです。
みずほさんはそれぞれの立場(箕輪さん本人、箕輪編集室、箕輪さんが嫌いな人、フェミニスト)の人に向けて文章を書いていて各方面に気を配っているように見えますが、箕輪編集室に向けた言葉については配慮不足が否めません。
まず一つ目。
箕輪編集室の中でも特に、みの校生は一番弱い立場にあります。どうか意欲ある学生を守っていただけませんでしょうか。
学生が一番弱い立場とおっしゃっていますが、そもそもオンラインサロンに入会するメンバーは同じ月額を支払っているし(みの校所属メンバーは違うけれど)、上下関係もなく基本的にみな対等です。
学生でもしっかりしている人もいれば社会人でも未熟な人もいます。
箕輪編集室で活動していると極端な未熟さを感じる人はいないですけどね。
みんな成熟してて年下の方でも僕より成熟してるなと感じることが多々あります。
オンラインサロンほど、中にいる人たちがフラットな関係を築ける場はないと思っています。
強者・弱者の関係を持ち込むのが一番むずかしい場とすら思いますね。オンラインサロンは家族や学校、会社と比べると損得勘定が希薄だからでしょう。
次に二つ目。
(箕輪編集室の)イベント中に「女子フェミニストとかいないよね?」という発言がよくあります。
これってどこのイベントなのでしょう? みの校のイベントですかね?
フェミニストという言葉はネットのごく一部の界隈でしか聞いたことがないので一体どこのイベントなのかと純粋に興味がありました。
フェミニストという言葉そのものが分断を呼んでしまうと思ってるのでなるべく使わない方がいいでしょう。
ジェンダー問題に携わっているとよく出てくる言葉なんですかね。
最後三つ目。
男性厳禁のイベントや女性限定のチームがピンクピンクしているのをみると、ジェンダー感覚遅れているなと残念に思います。正直、もっと先進的なオンラインサロンかと期待していました。
これはおそらく女性限定チーム(リリープリマチーム)とゴリプリ(リリープリマに対抗してできた男性だけの集まり。チームでさえない)の派生イベントだと思います。
「箕輪編集室という最先端の場所には、実はスーパーウーマンな女性たちがとても多いのです。まだまだ社会全体から見たら圧倒的少数派です。しかし、だからこそ箕輪編集室の女性は、それだけで充分ブランドになり得ると感じました。」
「自分で環境やコミュニティを選べなかったり、そもそも選び方を知らない女性も多い中、みの編を選んで入ってきている時点でとても感度が高い女性達であるということは間違いありません。
だからこそ、私はみの編の女性たちに強い可能性を感じるのです。」
こちらの日刊を読んでもらえばわかるとおり、「ピンクピンクしている」とおっしゃるリリープリマチームの発足は「女性が輝けるチームにしたい」という初代リーダー吉乃菜穂さんの熱い気持ちがきっかけです。
(吉乃さんは自身でオンラインサロン立ち上げまでされています)
リリープリマチームこそみずほさんが求めるチームではないですか? 見た目や雰囲気だけでジェンダー感覚を判断するのは節操ですよ。
一生懸命に女性を応援している吉乃さんや関係者に失礼だと思いませんか。
僕個人としては今回の騒動を受けても箕輪編集室をやめる気はありません。
ライターチームで活動している中でメンバーには仲良くしてもらっていますし、冒頭でも書いたようなやりがいある大型プロジェクトは今後も増えるでしょうしね。
最近ではエンジニアチームの公式サイトリニューアルプロジェクトにも参加しているのでまだまだ楽しんでいきます。
みずほさんは箕輪さんのセクハラ騒動を受けて箕輪編集室内でのそういった行為を改善するよう求めらっしゃっています。
これについては僕も大賛成です。もちろんハラスメントにも種類がありますよね。セクシャルハラスメントだけを防げばいいというわけではないです。
メンバー間でのハラスメントは現行犯でないと見つけにくいところはあります。
しかもコロナ禍によってオフラインでの会合はなかなか開けないでしょうからオンラインで気をつけていきます。
僕もサロン内での活動において無意識にハラスメントをやってしまっていることがあるかもしれないと注意しつつ、もしそういった行為を行うメンバーを見つけた際には指摘していきます。
最後に
みずほさんの発信を見ると関係者に気を使った発言もありましたが、男性⇄女性、強者⇄弱者という二元論にハマってしまっている気がします。フェミニストもそういう言葉でしょう。
二元論は分類する時には便利ですが、あらゆる物事はきれいに分けられるものではありません。二つのモノの間には判別できないほど広大なグレーゾーンがあるのです。
みずほさんは大学でジェンダー問題、性犯罪の問題について取り組んでらっしゃっていてすごく立派だと思います。
まして性暴力を振るった人間が作ったコミュニティにお金を払って所属するなんて論理的にも感情的にも我慢できないのは本当に良くわかります。
ただ、みずほさんにはリリープリマチームの活動をもっと知って欲しかったですし、ここ1週間で箕輪編集室のFacebookページに投稿された箕輪さんのメッセージを読んでもらいたかったです。
つい先ほど箕輪編集室の本体スレに箕輪さんからの釈明の投稿もありましたよ。もし読んでいればもう少し違った結果になっていたのではないかなと思います。
大学には調査権も調査力もない。セクハラ加害の教員が退職したのなら自浄力は最低限あるかもしれないが、加害当事者のみならず、その間対応した関係者の「対応が悪かった」ことを追及するのは正直難しいだろう。「言ってない」と白を切られたら、一体どうやって「言った」ことを立証するのか。
たとえば、一定の地位・立場があり、虚偽の発言をすればその立場を失う危険性のある人間が、複数で直接見聞きしたことについて証言を行うなら、あるいは裁判でもってその真偽を争うことは可能かもしれないが、学生はそれに相当しない。たとえば、助教や准教授が虚偽の証言をし、あとでそれが発覚した場合、大学は彼らを首にすることができる。しかし、学生に対して「嘘を吐いた」レベルのことで退学を言い渡すことは難しい。社会人と学生の立場は、かように異なるのである。
つまり、件の教授の発言が実際にあったのだとすれば、それはそういう「責任ある大人」がいないから、平気でやらかしたのだと推測できる。その点は、学生側にも落ち度があった。つまり、大学に相談に行く際に、まず弁護士なりに依頼し、同席してもらった上で相談するなどの手続きをするべきだった。落ち度というと大げさだが、もし、徹底的に詰めるつもりがあるなら、少なくとも一度目の対応を受けた二度目の段階では「大人」を介在させるべきだった。
また、そのような発言や行為が(もしあったのだとすれば)セクシャルハラスメントに相当しないとは言わないが、(仮にあったとしてもそれは)あくまで二次、三次の被害であり、同大の教授陣にセクシャルハラスメントを容認する雰囲気があるとしても、この件をもって、その根を絶ち体質を全面的にただすことができるだろうか、というと、それは難しい。証明のしようのない件をもって、教訓にしたり、実効性のある対策を行わせたりするのは難しいからだ。結局、これは、うやむやにされるしかない話なのだ。
だからと言って、もちろん、このように声を上げること自体に意味が無いとは言わない。大学も、それが苦しい説明であることは承知しているだろうし、その状況に追い込んでいることには、今後への牽制という点で十分な意味がある。しかし結果としてたとえば当該の教員の謝罪等が無かったとしても、どこかで運動自体は落としどころをつけるべきだと思う。そういう「明らかな正義の実現」をゴールにしてしまうと、残念ながら勝ち目のない戦いになる。それより、何が起きて、何を目指して、どう運動し、何を実現したか、反省点はどこか、をしっかり記録に残して共有することが、社会的には価値あるゴールではないかと思う。
議事録と突き合わせると番号が合っておらず混乱するが、以下の②~④が論点①~③に相当するようだ。
②靴と#MeToo、そして#KuTooへ(17:05~17:50)
⑤まとめ(19:20~19:30)
プログラム
① 靴と#MeToo、そして#KuToo へ ~服装とフェミニズムを考える~
② 表現行為とセクシャルハラスメント ~表現、差別、ハラスメント~
③ これからの「フェミニズム」はいかにあるべきか
登壇者
・石川優実(グラビア女優・ライター)
・青識亜論(ネット論客)
・小保内太紀(司会)— 青識亜論(せいしき・あろん) (@dokuninjin_blue) November 5, 2019
これは議事録にある「表現、差別、ハラスメント」「反論:青識」パートの以下の箇所のことのようだ。
→青識さん:正解。落としどころを探すようになるのだと思う。フェミニズムの友達たくさんよんでオタクと議論すればいい。
→石川さん:でも前提を考えてほしい。女性は被害を受けてきたのを知ってて宇崎ちゃんを使うか?わざわざ胸を強調した人を使うか?
これは議事録にない。
青識亜論氏「モノ化の何がいけないのかということで石川氏が来てくれたことは、非常に勇気のある行為だと思うので。ここで拍手を。」
#これフェミ— クソリプおじさん (@romeikenbai) November 16, 2019
上記の実況ツイートとその前後を参考にすると「表現、差別、ハラスメント」「後攻:石川」パートの以下の付近のようだ。
・モノ化とは?
→「お気持ち」と揶揄するのがモノ化、人間なのでお気持ちがあって当たり前なのに
→(宇崎ちゃんのポスターについて)公共の場で広告として扱われることは女性という現状での被差別属性への配慮不足ではないのか?
以下の件、関係者がほとんど明かさないので現状では根拠の怪しい噂レベルになってしまっている。
石川さんが勝部先生とその支持者たちの飲み会に連れていかれて不勉強を死ぬほど怒られた後「討論会は無意味だった」という結論に帰着したという話が流れてきて、非常に乾いた笑いが出た。— 借金玉 (@syakkin_dama) November 17, 2019
本件に関しては、以下の質問ツイートに対して、運営スタッフ託也@映画さんが「②について、どちらかというと怒られていたのは僕です」のように返信していたように記憶している。貴重な証言であったが現在は鍵アカになってしまい自分は確認できない。
①も、①a石川さんと勝部先生とその支持者が飲んだ(支持者やそれ以外の人の人数)
①b石川さんが飲み会を断れないあるいは中途で帰りにくい雰囲気だったかの2つに分けられるとは思います。— オタク始めました。 (@AnWotaku) November 17, 2019