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はてなキーワード: アラブ人とは

2023-10-13

anond:20231013134810

パレスチナはもともとオスマントルコ帝国領域で、多宗教混住の地

アラブ人の固有の領土ではないよ

ハシーム家の次男アブドッラーシリア王国のファイサルの兄)がイギリス建国を認めてもらって建国したヨルダン王国(当時はトランスヨルダン)が、第一次中東戦争ヨルダン西岸パレスチナ国家予定地)に侵攻・占領したのが問題の発端

ヨルダンが余計なことしないでパレスチナ国家建国できていれば、こんな紛争にはなっていない

anond:20231013073334

増田も持ってないよな

"バラクは「ガザ西岸で、聖地入植地戦略的拠点を除いても、十分にアラブ人暮らしていける土地は確保できる」と語り、あくまイスラエルに有利な境界線と、パレスチナ非武装化のもとでの2国家併存策を主張し、「ユダヤ右派は一国家策で起きる問題への解決策を持っていない」としている。"

anond:20231012183427

明々白々なことに気づいていないバカ増田なのかバカのふりをしている増田なのかわからないが、イスラエルを支持するアラブ人がいるのと同じでパレスチナ人ハマスを支持している国民ばかりではない。

 

ユダヤ人パレスチナ人という構図やイスラエルハマスという構図に落とし込むと雑なことになる

2023-10-12

ユダヤ人ガザ地区アラブ人抹殺する!!て吹き上がってるから、ウチらも核の炎を手に入れて太平洋の向こうにぶっ放してやろうぜ

みんな少しはイスラエル歴史を遡って考えてみてくれ、

この数十年だけの問題じゃないんだよ、某放送局の掻いつまんだ説明を少しは読んでみてほしい。

...

パレスチナ問題がわかる イスラエルパレスチナ 対立のわけ

どうしてイスラエルはこの土地建国されたのか。それを知るには、2000年前に歴史を遡る必要があります

イスラエル建国までの歴史
70年 ローマ軍がユダヤ人王国神殿崩壊
2世紀前半|「ディアスポラ」本格化

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

1897年|第1回シオニスト会議
1914年第1次世界大戦始まる
1915年フセイン・マクホン協定(アラブ人独立国家約束)
1916年サイクス・ピコ協定(英仏が中東を分割支配する密約)
1917年バルフォア宣言(ユダヤ人国家建設を支持)
1933年ナチス政権につく ホロコーストユダヤ人迫害虐殺
1939年第2次世界大戦始まる
1947年国連パレスチナ分割決議採択
1948年イスラエル建国


パレスチナの地には、ユダヤ教を信じるユダヤ人王国がありました。しかし、この国は2000年ほど前にローマ帝国に滅ぼされてしまます。このときユダヤ人は、パレスチナを追い出されて世界に散り散りになります。これを「ディアスポラ」と言います


その後パレスチナ土地支配者は、歴史に応じて変わっていきますが、アラブ人、今で言うパレスチナ人が住み続けることになりました。散り散りになったユダヤ人ヨーロッパ中東アフリカで暮らすことになります。ただ、特にヨーロッパでは差別迫害に苦しむことになりました。ユダヤ教の国で新しい教えを広めたのがイエス・キリストです。彼はユダヤ教聖職者たちと対立し、十字架にかけられてしまいました。このため、のちにヨーロッパキリスト教が広がると、ユダヤ人キリスト処刑した人たちとみなされ、差別迫害対象になってしまますユダヤ人はそれぞれの土地で、普通の人がなかなか就かないような仕事に就かざるを得ませんでした。その代表例が金融業です。やがて金融業需要が増すにつれ、その土地土地で富を握るようになります。また、昔から自分たち宗教を守るのに熱心で、子ども教育にも力を入れてきました。識字率が高く、知識階級の中でも影響力を持つようになります。いろいろなことが重なって、疫病などの災難が起きるとユダヤ人迫害する、という歴史が繰り返されてきました。


迫害が続く中、19世紀ユダヤ人たちの中で、かつて王国があったパレスチナの地に戻ろう、国をつくろうという運動が起こります。これを「シオニズム運動」と言います。それが現実化してくるのが第1次世界大戦の時です。イギリスが「ユダヤ人国家建設を支持します」と約束して。ユダヤ系財閥ロスチャイルドから資金援助を引き出そうという狙いです。

...

https://www.nhk.or.jp/minplus/0121/topic015.html

anond:20231011121558

そもそも多くの日本人バビロン捕囚とかユダ王国とか知らんと思われる

アラブ人土地に後からユダヤ人がやってきて領有権を主張していると思っている

2023-10-11

anond:20231010132143

でも追い出されたアラブ人側が最初ユダヤ人虐殺作戦始めたことは無視してないか

その後反撃されてボコられたか被害者ムーブに切り替えてるだけで

それにアラブ人側も思想中世の蛮族とか日本戦国時代に近い対話不能の未開文明でもあるし

anond:20231011121558

ファイサル・ヴァイツマン合意

https://www.un.org/unispal/document/auto-insert-207006/

"Provided the Arabs obtain their independence as demanded in my Memorandum dated the 4th of January, 1919, to the Foreign Office of the Government of Great Britain, I shall concur in the above articles. "

19191月4日付でイギリス政府外務省に宛てた私の覚書で要求されている通りにアラブ人独立を獲得するのであれば、私は上記条項同意するものとする。」

Memorandum by the Emir Feisal, January 1st, 1919

https://en.wikisource.org/wiki/Arab_Memorandum_to_the_Paris_Peace_Conference

よー分らんけど第一次世界大戦後に委任統治領ポコポコまれる状況は認めないだろう。

1月4日付が本当は1日だったり(そう解釈しないと他に当てはまる文書はない)はするけど、

誰が見てもファイサル・ヴァイツマン合意無効だろう。

ファイサル・ヴァイツマン合意は俺も浅学で知らんかったか勉強なったけど、

あのー、なんだろう、嘘つくのやめてもらっていいっすか?w

anond:20231011151521

1920年から、反乱し続けて混乱を招き続けてきた中東問題児アラブ人ナチスドイツ虐殺されたユダヤ人

民族を取り巻く情勢の有利不利と及び、大財閥を持つ資金力と政治力の差だわな

anond:20231011125211

もしもウクライナが4州併合合意してる上に、ロシアが侵攻したのでなければ、そうだろうね

ユダヤ人アラブ人は双方、ファイサル-ヴァイツマン合意合意してるんでなぁ

そしてユダヤ人側の入植手続きに、侵攻のような国際法違反もない

馬鹿は例え話が下手ってよく言うけど本当やな

パレスチナイスラエルに奪われたのか?

ハマスイスラエル侵攻以降、再びパレスチナ問題が脚光を浴びてるけど、その報道について疑問を感じている。

意図的事実を誤魔化して偏りを生み出してる様に感じるんだよな。

追記

冒頭にちゃんと書いておいても、どっちが悪いか?に結論を持っていきたがるコメントが星を集めてるので、もう一度言っておきますね。

パレスチナ問題を雑に解説するマスコミ報道で、第二次大戦後ユダヤ人が住んでいたアラブ人を追い出してイスラエル建国した、と言ってるものが多々見られるが、それは間違いであ

ということを俺は言いたい。

第二次大戦以前も以降も、アラブ人側でもユダヤ人側でも、ちょっと許容し難い行動は取ってるし、それぞれを批判出来るんで、一方が正しいとは言えないはずなんだよね。

イスラエル悪玉論になってる人は殆どが、マスコミの雑な誘導に乗ってるだけなので、自分情報を取って考えるべきだと思うって話。(追記終わり)

ユダヤ人第二次大戦後パレスチナ人を追い出してイスラエル建国した、は正しいのか?

違う。

第二次大戦後国連承認を得て、アラブ系住民に43%ユダヤ系住民に57%という分割案を決議している。

この決議に反発した中東第一次中東戦争イスラエル攻撃することで開始している。パレスチナ人が国を持ててない最も大きな理由はこれだ。

国連決議案を武力に訴えて蹴ったのだから、43%の領有権すらなくなった。そもそも入植は、それ以前に行われている。

ユダヤ人入植開始は?

第一次世界大戦時にイギリスが、アラブ人ユダヤ人の双方に、パレスチナでの建国提案したことが起点となる。

第一次世界大戦後、国際連盟委任統治領であったパレスチナは、1920年セーブ条約によってイギリス領となるが

それを機会としてイギリスはかつての約束を果たすべく、ユダヤ人アラブ人が国を作ることを国際連盟にかけて承認されている。

ユダヤ人入植は一方的なのか?

違うでしょう。先述の通り、国際連盟承認を得ているし、当事者同士がファイサル・ヴァイツマン合意で互いを承認し合ってる

イギリス無責任なのか?

それも違うと思う。先述の通りにパレスチナ領有後に、双方との約束果たしてはいる。

ただ、双方ともに全域を自分のものだと思ってたから、現在に突く問題が起こっているだけではないか

加えて、1936年アラブ反乱が起こった際に、ピー委員会案でユダヤ人地域15%とする分割案を提示してる。

だが、ユダヤ人側はこれを条件付きで飲むことにしたものの、アラブ側は拒否している。

完璧でも十分でもないにしても、統治努力はしたと思う。

ユダヤ人一方的な悪なのか?

違うと思う。1936年に起きたパレスチナアラブ反乱は、ユダヤ人排斥イギリスから独立を求めてのことだった。

国際合意形成された入植と建国しか当事者同士の合意すら存在するものを、排斥するために武力に訴え続けてきたのはアラブ側だ。

しかも、二次大戦後の国連決議以降に決議された国連による分割案に反発して第一次中東戦争を仕掛けてるし、第四次中東戦争アラブの奇襲で始まった。

アラブ人けが悪いのか?

それも違う。ユダヤ人は、デイルヤシーン事件などアラブ人に対する虐殺事件を起こしてるし、近年に近づくほど圧倒的な武力差でアラブ人弾圧してるのも事実だ。

第二次中東戦争第三次中東戦争は、英仏のスエズ運河利権への欲が絡んだこともあったがイスラエルからの先制で始まっている。

近年の武力差は圧倒的であるがゆえに、いくらハマス学校病院拠点を作っていて、爆撃前に退避勧告はしてるとはいっても多数の民間人を巻き込んでることは

許されて良いこととは思えない。

パレスチナイスラエルに奪われたのか?

ここまで説明してきた通りで違うだろう。手続きは正しい。双方の合意も、ピー委員会案も、国連分割案も全て蹴りつけて武力に訴えてきたか

未だにパレスチナ人PLOとして自治区は持てているが承認された国家になっていない。国連案を飲んでれいればパレスチナを分割した独立国家になれていた。

奪われたというよりも、自ら機会を数度に渡って捨てたと感じる。

まとめ

パレスチナ問題は、正直どっちが悪いと言うほどの問題ではないけれど、正しい手続きを踏んだはずの合意武力反故にしつづけているのはアラブ側なんだよな。

イスラエル一方的悪者にする風潮は間違ってるよ。

俺は特にイスラエルの肩を持ちたい訳では無いが、メディアが率先して歴史の一部だけを切り抜いて偏った情報を流布してることが気に入らないので

それは間違ってると言わざるを得なくなってるのが非常に残念に思う。

此度のハマスによるイスラエル侵攻は、擁護のしようがないほどの愚行だと思う。

歴史的経緯を経た停戦合意反故にして侵攻し、民間人虐殺して、その模様をSNS上に動画として配信するなどはありえない。

民間人虐殺され、誘拐されたイスラエルや各国の行動が、より強いものになるのは避けられないでしょう。

追記

圧倒的武力を持ってる奴が主導して結ばせた「正しい手続きを踏んだはずの合意」ってただの脅迫では

第一次中東戦争時点では、イスラエル国軍3万人、中東連合15万人で圧倒的な武力を持っていたのは中東です。

せめて正しい知識を持って欲しい。

国連決議は公正だったのか?

こうしたコメントがあるのは良いこと。

その疑問に至ったのなら、多くのメディアが雑に解説する「イスラエルが追い出して建国した」って説明が偏ってる事に気づいたはず。

分割決議案を武力で蹴ったパレスチナ人には領有権がないので、パレスチナに対する侵略ではなく、正しい権利を持たない土地に入植した事を

国連との間で問題にすべき話ではある。パレスチナ領有放棄した土地は、誰の管理だったのか?とか、そういう事も気になってくるはずでしょう。

イスラエル一方的侵略して追い出したわけじゃあないってことに気づいたら、メディアに踊らされず自分で調べて考えを持つべきだ。

日本報道ってのはこうして意図的に角度を付けて誘導してくるが、非常に邪悪だなって思うよ。

anond:20231010233500

世界を牛耳っているのはユダヤ人、だから明白だろ。


それとも、嘆きの壁エルサレム辺りに水素爆弾でも落としてもらって、一掃を目指すか?

一発じゃ一掃できないだろうからイスラエル内に何発か落としてもらうのがいいか

そうすればパレスチナ人もいけるやろ。

いつまでもやってる、イスラエルパレスチナ問題

もともとアラブ人蔓延っていたパレスチナ地域に、イスラエル国家建設を進めさせたイギリスが悪いんだよな。

イギリス勝手にやれと言わんばかりに指咥えて見てるし。

いい加減うんざりだな。

2023-10-10

猿でもわかるイスラエルパレスチナ問題

ユダヤ教という宗教があってキリスト教イスラム教はここから派生したものなんですね。ユダヤ教聖書旧約聖書と呼びますキリスト教ユダヤ教への反発からまれ新約聖書を追加します。その次に預言者ムハンマドイスラム教を始めてコーランという聖典を追加しました。もともと同じ宗教から派生したものなので神様は同じ、聖地も同じ、それなのに昔から喧嘩ばかりしている野蛮な三大宗教です。

ユダヤ教信者ユダヤ人と呼びますエルサレムから勝手エジプト引っ越したのにいつまでもネチネチとエルサレム約束の地だと信じて疑わない人達なんですね。勝手自分のものだと思い込んで国まで作ったのがイスラエルです。

そんなイスラエル建国の背後にあるのが第二次世界大戦です。

ユダヤ人は昔から嫌われていたので金融などの汚いとされる職業に追いやられていました。しか金融重要になるにつれユダヤ人の力が大きくなってきたんですね。ユダヤ人ではないヨーロッパ人からしたら面白くないわけです。なんでユダヤ野郎どもが上にいるんだ、俺らの生活は苦しいのに!となったわけです。それがナチス・ドイツホロコーストにつながったんですね。

そんなこんなで追われていたユダヤ人達を匿ったのがイギリスなんですね。イギリスパレスチナ占領していたのでここにユダヤ人の国作ればいいじゃんと勝手にどんどんヨーロッパからユダヤ人を呼び寄せたわけですね。そして第二次世界大戦が終わったらイスラエルという独立国家にしちゃったんですね。

イスラエルユダヤ人達は本当に野蛮なのでアラブ人をどんどん追いやって土地をどんどん奪っていったわけです。色んな合意もしたのにそれも破って人を殺し土地を奪いパレスチナの人々をどんどん追い詰めていたわけです。中国ウイグルなんてものではないほど酷いことをしてるんですが世界覇権を握っているのはユダヤ人ですから誰も口を出せないわけですね。

パレスチナの人々は苦しい生活を強いられているのでどんどん過激化していくわけです。ユダヤ人許すまじ!とね。アメリカインディアン想像してみるとイメージがつきやすいんじゃないですか?白人勝手にやってきて全部奪っていく。よくある光景です。

それに耐えきれなくなって爆発したのが今の戦争につながっているんですね。アメリカを始めとする西側諸国ユダヤ人に操られた白人国家にすぎないので当然イスラエル側につくわけです。それでハマスのことをテロリストなどと呼んでいるわけですね。パレスチナの人々からしたらどっちがテロリストなのかとか考えもせずにね。当然のごとくアラブ国家はみんなイスラエル批判的なわけですね。日本も一応は西側諸国の仲間ではあるんですけど白人国家じゃなくてイランなどとも仲が良い珍しい国なのでパレスチナテロリスト呼ばわりすることは避けて慎重になっているわけです。面白いですねえ

2023-10-09

パレスチナVS.イスラエル

アラブ人の小汚いオッサンとか、難民のガキとかが多少死んでもあんまり世間は湧かねぇけど、ドイツ人美人のねーちゃんがぶっ殺されてひん剥かれてさら首になると世間様は同情するんだな・・・

やっぱ見た目が全てなんや

2023-07-05

荒廃していく「ように見える」時代の流れと、遥か古代から続く「世界はより悪くなっている」の思い込みの興味深さ

興味深い、というような気がしてくる。

.

ええと、どこかの段階では自分場所を作るべきなんだろう。ただ、今はここに書き記しておきたい。

.

今起きているフランス暴動――黒人系・アラブ系二世に対する日本コメント欄での無理解と、暴動を起こす側の無理解はよく似ている。

.

他者への不寛容排斥対立。分断。

トランプ大統領がその流れを「生んだ」というわけではないだろう。むしろ議事堂襲撃や退任によって世界的な流れは若干緩んだかもしれない。

.

ロシアはどうだろう? どちらかと言えば、無理解は加速したが中国拡張主義の速度は緩んだと言える。

そう、中国はと言えば国内の急速な失業率悪化が報じられている。まぁ、その原因は欧米と同じく「日本化」、いわゆる人口問題による先進国の老化ではあるのだが。

.

新型コロナは明けたが、それでも世界はより悪くなっているのだろうか?

.

答えは、わからない。そもそも「より悪くなっている(気がする)」というのが100%個人主観による感想から

そして客観的研究によると、『FACTFULNESS』が何年か前にこれをテーマとしてベストセラーになったが、

世界はより良くなり続けている」のだという

https://www.gentosha.jp/article/23545/

他にも、同様の研究がある。「昔はよかった。今はダメだ」と、紀元前古代シュメール人粘土板にすら書いてあるという。

エジプトピラミッドにも「最近若い者は」と落書きがある、というのはネットミームだそうだが、そう遠く外してもいなかったわけだ。

https://newspicks.com/news/6972076/body/

.

世界はより良くなり続けている」とはどういうことか?

すなわち、世界乳幼児死亡率、栄養失調率、極度の貧困率乳幼児ワクチン接種率及び病死率などはいずれも改善されているということだ。

.

そして、人間の脳には本来世界はより悪くなり続けている」と考える仕組みが備わっている。

より厳密には、「昔の記憶を良い思い出に書き換える」「現在未来について悲観的な予測をする」「恐怖やネガティブな要素を重要視する」といった本能だ。

いずれも、昔のことはポジティブに考えて悪いことはさっさと忘れた方が健康的だし、危険を悲観的に予測し、重要視して避ける。

生存率を上げるための合理的本能である

.

その辺りは『FACTFULNESS』本編の序章に詳しいのでここまでにするとして、

ではそれを前提にすると? 少し興味深い見方もできる。

.

まり、「世界の荒廃も一時的で、一側面的で、見方によるものしかない」のだとすれば?

.

たとえば戦争ロシア-ウクライナ間で起きていることは悲劇だ。

だが、統計的にはどうか。約35万人の死傷者数と見積もられている。

1980年代イランイラク戦争では約100万人以上。しかし、世界人口総数が当時は44億人、現在は80億人を超えていることを鑑みると、

人間一人当たりの死の悲劇性は半減しているのだから、状況は統計以上に改善している」と考えることもできるかもしれない。

まぁ、世界人口総数あたりの戦死比率は間違いなく減少している。

.

世界改善され続けている」――これはとても興味深い。

何故なら、本能直感とは反する結果だからだ。とても科学的だ(科学史では直感に反する事実がしばしば証明される)。

.

もちろん、日本経済人口問題、「先進国の老化」、人種差別、などなどの諸問題は間違いなくある。

しかし――それでも世界改善されているのだとしたら?

.

一つには、「今は揺り戻しのターン」だという捉え方がある。

そもそもが、一つ前の時代悲劇とは世界大戦であり核戦争寸前の冷戦である。それに比べれば、まぁ差別暴動テロも局地的戦争も、大した問題とは言えない。

歴史的にはヨーロッパでは毎日のように戦争を起こしていた時代もあるのだし。

.

冷戦終結から2010年代まで、長らく続いた平和の次の「戦争の、あるいはネガティブのターン」だと捉えることもできるだろう。

それなら、耐えていれば次にまた幸福時代が訪れるわけだ。

.

とはいえ、それは「誰にとって」幸福時代なのか?

冷戦終結から2010年代までを最も幸福に過ごしたのは、やはり先進国人間だろう。

日本もまた、高度経済成長からバブル崩壊辺りまでの期間はきわめて幸福だったに違いない。

.

だとして。そうした時代の主役ともいうべき人々が、舞台を他に譲るのだとしたら?

.

西側諸国の次はアジア、その次はインド、その次はアフリカ……と、予測されている。人口動態からは。

それが、「次のターンで幸福になる人々」なのかもしれない。

まぁ、その理屈になる場合アフリカの番が来るのは次の次、ぐらいなのだろうが。

.

世界改善され続けている――それは、言い換えれば、「今見えている景色よりも過去は遥かに地獄だった」ということを保証するに過ぎない。

もっと言うなれば過去の一時点は現在よりもネガティブな要素があった」と言うべきか。縄文時代労働時間は2-3時間だったらしいのだし。

サピエンス全史』は「農業人類史上最大の詐欺」と語り、科学は素晴らしき発明だと言う。

.

事実はどうなのか? そもそも事実などあるのか?

「その時代に最も幸福な人々」が語る言葉は、真実であると同時に欺瞞なのでは?

.

つまるところ。荒廃も幸福も、大した違いなどないのかもしれない。

からそれが、興味深いと思った。

.

この先、世界はどのように「荒廃」し、「幸福」になるのか?

その二つに大差がないのなら、あるのはパターンの違いであり、ディティールの異なる時代なのだろう。

それは、面白いと思わなければ損だ。

.

相対主義的な捉え方だという自覚はある。

だが結局のところ、人は自分の見たいように世界を見るし、それは一つの観点としては真実なのだ

.

迫害される黒人アラブ人にとって「世界は極めて攻撃的」だし、

彼らの暴動を受ける側は「彼らは極めて攻撃的」であり、

そのどちらでもなく平穏母国で暮らす黒人アラブ人の人々にとっては対岸の火事にすぎない。どうだっていいことだ。

そもそもが、そんな区分意識さえしないだろう。

.

幸福だと思う人にとって世界幸福で、悲劇だと思う人にとって世界悲劇的だ。

ならばどこまで行っても、最初からそんな世界喜劇なのだろう。

.

興味深く、楽しむべきなのだろう。

世界の次のターンは悲劇か? 幸福か?

.

それは、ただ自分自身が決めることでしかないのかもしれない。

荒廃していく「ように見える」時代の流れと、遥か古代から続く「世界はより悪くなっている」の思い込みの興味深さ

興味深い、というような気がしてくる。

.

ええと、どこかの段階では自分場所を作るべきなんだろう。ただ、今はここに書き記しておきたい。

.

今起きているフランス暴動――黒人系・アラブ系二世に対する日本コメント欄での無理解と、暴動を起こす側の無理解はよく似ている。

.

他者への不寛容排斥対立。分断。

トランプ大統領がその流れを「生んだ」というわけではないだろう。むしろ議事堂襲撃や退任によって世界的な流れは若干緩んだかもしれない。

.

ロシアはどうだろう? どちらかと言えば、無理解は加速したが中国拡張主義の速度は緩んだと言える。

そう、中国はと言えば国内の急速な失業率悪化が報じられている。まぁ、その原因は欧米と同じく「日本化」、いわゆる人口問題による先進国の老化ではあるのだが。

.

新型コロナは明けたが、それでも世界はより悪くなっているのだろうか?

.

答えは、わからない。そもそも「より悪くなっている(気がする)」というのが100%個人主観による感想から

そして客観的研究によると、『FACTFULNESS』が何年か前にこれをテーマとしてベストセラーになったが、

世界はより良くなり続けている」のだという

https://www.gentosha.jp/article/23545/

他にも、同様の研究がある。「昔はよかった。今はダメだ」と、紀元前古代シュメール人粘土板にすら書いてあるという。

エジプトピラミッドにも「最近若い者は」と落書きがある、というのはネットミームだそうだが、そう遠く外してもいなかったわけだ。

https://newspicks.com/news/6972076/body/

.

世界はより良くなり続けている」とはどういうことか?

すなわち、世界乳幼児死亡率、栄養失調率、極度の貧困率乳幼児ワクチン接種率及び病死率などはいずれも改善されているということだ。

.

そして、人間の脳には本来世界はより悪くなり続けている」と考える仕組みが備わっている。

より厳密には、「昔の記憶を良い思い出に書き換える」「現在未来について悲観的な予測をする」「恐怖やネガティブな要素を重要視する」といった本能だ。

いずれも、昔のことはポジティブに考えて悪いことはさっさと忘れた方が健康的だし、危険を悲観的に予測し、重要視して避ける。

生存率を上げるための合理的本能である

.

その辺りは『FACTFULNESS』本編の序章に詳しいのでここまでにするとして、

ではそれを前提にすると? 少し興味深い見方もできる。

.

まり、「世界の荒廃も一時的で、一側面的で、見方によるものしかない」のだとすれば?

.

たとえば戦争ロシア-ウクライナ間で起きていることは悲劇だ。

だが、統計的にはどうか。約35万人の死傷者数と見積もられている。

1980年代イランイラク戦争では約100万人以上。しかし、世界人口総数が当時は44億人、現在は80億人を超えていることを鑑みると、

人間一人当たりの死の悲劇性は半減しているのだから、状況は統計以上に改善している」と考えることもできるかもしれない。

まぁ、世界人口総数あたりの戦死比率は間違いなく減少している。

.

世界改善され続けている」――これはとても興味深い。

何故なら、本能直感とは反する結果だからだ。とても科学的だ(科学史では直感に反する事実がしばしば証明される)。

.

もちろん、日本経済人口問題、「先進国の老化」、人種差別、などなどの諸問題は間違いなくある。

しかし――それでも世界改善されているのだとしたら?

.

一つには、「今は揺り戻しのターン」だという捉え方がある。

そもそもが、一つ前の時代悲劇とは世界大戦であり核戦争寸前の冷戦である。それに比べれば、まぁ差別暴動テロも局地的戦争も、大した問題とは言えない。

歴史的にはヨーロッパでは毎日のように戦争を起こしていた時代もあるのだし。

.

冷戦終結から2010年代まで、長らく続いた平和の次の「戦争の、あるいはネガティブのターン」だと捉えることもできるだろう。

それなら、耐えていれば次にまた幸福時代が訪れるわけだ。

.

とはいえ、それは「誰にとって」幸福時代なのか?

冷戦終結から2010年代までを最も幸福に過ごしたのは、やはり先進国人間だろう。

日本もまた、高度経済成長からバブル崩壊辺りまでの期間はきわめて幸福だったに違いない。

.

だとして。そうした時代の主役ともいうべき人々が、舞台を他に譲るのだとしたら?

.

西側諸国の次はアジア、その次はインド、その次はアフリカ……と、予測されている。人口動態からは。

それが、「次のターンで幸福になる人々」なのかもしれない。

まぁ、その理屈になる場合アフリカの番が来るのは次の次、ぐらいなのだろうが。

.

世界改善され続けている――それは、言い換えれば、「今見えている景色よりも過去は遥かに地獄だった」ということを保証するに過ぎない。

もっと言うなれば過去の一時点は現在よりもネガティブな要素があった」と言うべきか。縄文時代労働時間は2-3時間だったらしいのだし。

サピエンス全史』は「農業人類史上最大の詐欺」と語り、科学は素晴らしき発明だと言う。

.

事実はどうなのか? そもそも事実などあるのか?

「その時代に最も幸福な人々」が語る言葉は、真実であると同時に欺瞞なのでは?

.

つまるところ。荒廃も幸福も、大した違いなどないのかもしれない。

からそれが、興味深いと思った。

.

この先、世界はどのように「荒廃」し、「幸福」になるのか?

その二つに大差がないのなら、あるのはパターンの違いであり、ディティールの異なる時代なのだろう。

それは、面白いと思わなければ損だ。

.

相対主義的な捉え方だという自覚はある。

だが結局のところ、人は自分の見たいように世界を見るし、それは一つの観点としては真実なのだ

.

迫害される黒人アラブ人にとって「世界は極めて攻撃的」だし、

彼らの暴動を受ける側は「彼らは極めて攻撃的」であり、

そのどちらでもなく平穏母国で暮らす黒人アラブ人の人々にとっては対岸の火事にすぎない。どうだっていいことだ。

そもそもが、そんな区分意識さえしないだろう。

.

幸福だと思う人にとって世界幸福で、悲劇だと思う人にとって世界悲劇的だ。

ならばどこまで行っても、最初からそんな世界喜劇なのだろう。

.

興味深く、楽しむべきなのだろう。

世界の次のターンは悲劇か? 幸福か?

.

それは、ただ自分自身が決めることでしかないのかもしれない。

蓄積された攻撃性:フランスでの大規模騒乱は4日間続く

Russian.RT.com

Накопленная агрессия: во Франции четвёртый день не утихают массовые беспорядки

2023年7月2日 00:39Alexei Zakvasin, Elizabeth Komarova

フランスでは、大規模な抗議デモの波がポグロム警察官への襲撃、略奪へとエスカレートしている。フランス政府はこの騒乱を鎮圧するため、約45,000人の警察官装甲車を動員した。抗議行動は、17歳少年警官殺害された後に始まった。専門家は、今回の暴力的な抗議行動により、エマニュエル・マクロン大統領支持率が大幅に低下する可能性があると考えている。

木曜日以来、暴動フランスでおさまった。不安パリマルセイユリヨンストラスブールナントそして国の他の都市を襲った。

抗議者たちは法執行官攻撃し、警察署憲兵隊兵舎管理棟を攻撃し、店を破壊し、車を燃やします。6月30日マルセイユ武器庫が略奪されました。第五共和国の多くの地域では、崩壊があります

この騒乱を鎮圧するため、約45,000人の警察官装甲車が投入された。フランス内務省によると、ここ数日で約2400人が拘束され、多数のデモ参加者警官が負傷し、7人の警官が銃創を負った。検察当局によると、抗議行動中に若者商店屋根から転落し、墜落死したという。

フランスエマニュエル・マクロン大統領は、国内の困難な状況のため、ブリュッセルでのEU首脳会議への参加を中断し、7月2~4日に予定されていたドイツ訪問を延期した。地元メディアは第五共和国非常事態否定していない。

ポグロムと略奪に発展した抗議行動は、6月27日ナンテール(パリ郊外)で17歳アラブ人少年ナエルが死亡したことから始まった。法執行官によると、この10代の少年運転中、車から降りるようにという警察要求に従わなかった。青年警察官から逃げようとしたが、胸を撃たれた。この事件警察官に対する刑事事件が起こされた。

6月28日フランスエマニュエル・マクロン大統領自身ツイッターでナエル君の家族への連帯を表明した。彼は、この10代の若者の死には徹底的かつ迅速な捜査必要であり、国は心の平穏必要としていると述べた。

真実を明らかにし、犯人逮捕するのは司法仕事だ。私は、司法が速やかにその仕事を終えることを信じている。このような状況下で、ナンテール全体、そしてこの国全体が必要としているのは、敬意と冷静さだけではありません」とマクロン大統領ツイッターに書き込んだ。

同時に彼は暴徒を非難し、6月30日にはジャーナリストに対してかなり奇妙な発言をした。彼によれば、この国の状況はソーシャルネットワークビデオゲームによって悪化しているという。フランス指導者によれば、そのようなオンラインコンテンツ消費者現実を見失いつつあるという。

「ここ数日の出来事で重要役割を果たしたのは、インターネットプラットフォームソーシャルネットワークだ。SnapchatTikTokを含む多くのプラットフォームでは、社会的行動の組織化だけでなく、暴力的意図をもった群れの本能のようなものも見られた。これは、いわば、若い市民の間で、すでに現実からの引き離しにつながっている......一部の人々は、彼らの心を曇らせるコンピュータゲーム世界に住んでいるようだ」とマクロンは言った。

フランス内務省によると、抗議行動や略奪行為には、確かに未成年者を中心とした若者たちが関わっている。しかし、ジェラルドダルマナン内相によれば、ポグロムを伴う暴動は「ナンテールでの出来事とは無関係」だという。

RTは、フランスにおける暴動の原因と、第五共和国における大規模な騒乱の政治的影響について専門家議論した。

セルゲイ・フェドロフ、ロシア科学アカデミーヨーロッパ研究所主任研究員:

現在の抗議行動は過去の繰り返しです。2005年晩秋フランスでもほぼ同じことが起こり、警察から逃げた<>人の未成年少年変圧器ブースに登り、そこで感電しました。それから抗議者たちは、法執行官故意に彼らをそこに追いやったと信じ、その後若者たちは街頭に出ました。

悲劇的な事件が引き金であり、人口の恵まれない部分に蓄積された攻撃性の爆発の理由であることは明らかです。フランス都市路上での暴力根本的な原因は、移民の子孫がフランス社会先住民の一部のように感じていないことです。彼らは全国平均よりもはるかに低い生活水準を持っており、彼らは良い教育へのアクセスを欠いており、そしてしばしばどこでも働いていません。そのような人々は、原則として、最も貧しい地域郊外に住んでいます

そのような環境では、犯罪民族的憎悪が広がることがよくあります。当然のことながら、警察はこのカテゴリー市民の世話をすることを余儀なくされています。この複雑な問題は、高いレベル社会的緊張を引き起こしました。したがって、暴力、大規模なポグロム強盗

ユーリルビンスキーロシア科学アカデミーヨーロッパ研究所フランス研究センター長:

私たちが目撃しているのは、主に大都市郊外から移民の子孫の反乱であり、彼らは差別され、不利な立場にあると感じています。それにもかかわらず、通りには白人もいます-これらはまた、原則として、若者です。彼らの出現は状況を悪化させるだけでした。

このように、フランスはまた、社会傍観者ではないように見えるが、教育医療キャリアの成長などの分野で彼らの権利が確保される方法に不満を持っている白人若者の反乱を受けました。

この抗議の波は組織化されておらず、リーダーはいませんが、本当に非常に強力です。とりわけウクライナ危機の結果によって引き起こされた、フランスにとって最善ではない現在経済状況では、蓄積された社会問題矛盾解決はかなり手に負えないものになりつつあります

アレクサンドル・カムキン、ロシア科学アカデミー世界経済国際関係研究所比較政治研究センター上級研究員:

不安の主な理由社会層別化であり、それはフランス17つの平行した世界存在するためです:相対的に言えば、移民コミュニティネイティブフランス語のコミュニティ。2020歳ティーンエイジャーの死は、蓄積された相互攻撃の爆発の触媒としてのみ役立ちました。実際、ジョージ・フロイドの死後、<>年に米国でも同じことが起こりました。

ユーリルビンスキーロシア科学アカデミーヨーロッパ研究所フランス研究センター長:

また、フランス警察は、社会国家指導者からの彼らの行動に対する強力な支援を望んでいるように私には思えますしかし、今日政府大統領は明らかに躊躇していますマクロンエリザベスボルン首相との関係は明らかに悪化している。しかし、そのうちの1人が問題解決する責任を負わなければなりません。

さらに、野党はすでに状況に加わっていますマリーヌ・ルペンや他の右翼警察を支持しているが、極左本質的反抗的若者の側にいる。

マクロン立場は非常に弱まっているように私には思えます。確かに、それはフランス都市路上最近起こっている激動の出来事だけではありません。彼の再選後、マクロンフランス人の大多数がそれに反対していたという事実にもかかわらず、年金改革を推進しました。今日演説さらなる弾みをつけたのは、非常に不人気な年金改革だったと思います

アレクサンダー・カムキン、IMEMO RAS比較政治研究センター上級研究員:

マクロンの野心は、彼が彼の過ちを認めて辞任することを許しません。抗議行動が収まり始めなければ、私が信じているように、マクロンは強い意志のある強力な指導者としての地位を示し、2005年の抗議行動を厳しく解散させたニコラ・サルコジの道をたどろうとするでしょう(サルコジはその後フランス内務省の長を務めました。

しかし、現時点では、マリーヌ・ルペン(保守的国民戦線党の党首)はまず第一暴動恩恵を受けるでしょう。

セルゲイ・フェドロフ、ロシア科学アカデミーヨーロッパ研究所主任研究員:

フランス社会学者は、フランス群島に似ており、そこでは民族コミュニティはいわゆる共和党価値観ではなく、彼ら自身法律に従って生活していると言いますはい、そのような人々に彼らに従って生きることを強制することは困難ですが、当局自身がこの機会を閉じ、たとえばイスラム教徒にとって異質なLGBT価値観を課しています

そして、マクロンはここで何かを変える可能性は低いです。これは彼の計画にはありません。彼の大統領職を通して、彼は人々にとって苦痛改革を実行してきました。最後のそのような改革は定年の引き上げに関するものであり、また大規模な(平和的ではあるが)不満を引き起こした。

彼の政策では、マクロン経済配慮から進んでいますが、多くの市民にとってこれらは完全に人気のない決定です。したがって、マクロンに対する不満が高まり、彼の評価は低下します。それでも、フランス情勢が国民大統領を倒すほどにエスカレートするとは思いません。

しかし、この不満の高まり政策に影響を与える可能性があります。たとえば、フランス国民議会が解散し、早期議会選挙が発表される可能性があることを認めます。いずれにせよ、フランスでは極右極左の両方の立場が強化されることは明らかです。しかし、最終的には、このような背景からマリーヌ・ルペン2027年に州で最高のポストに就く可能性が高まると私は信じています

2023-05-10

anond:20230510025952

アラブ人民度が高いので、今、まさに、アラブ人アラブ人によるアラブ人のためのアニメが作られつつある。

たとえば、エマラはヒジャブを被った女の子が主役のアニメ

https://www.youtube.com/@EMARAofficial

黒人は「黒人主人公アニメが無い!」って喚くけど

アラブ人は「アラブ人主人公アニメが無い!」とか喚かないか

アラブ人って結構民度高いんだな

2023-01-16

【再掲】フットボール二重国籍

※以下に書くことはサッカーファンにとってはほとんど常識と言って良い内容だが、そこまでのサッカーファンでない、日本代表試合くらいは見るけどJや海外サッカーまで追ってないような人たちのために書いている。

1.ボスマン以後のクラブ

 つい先日、レアル・マドリードの先発にスペイン人が一人もいないという状況が起きた。

と聞くと「リーガ・エスパニョーラって外国人枠無いの?」と思うかもしれないが、半分は正しい。今のリーガ・エスパニョーラセリエAに『外国人枠』はない。というか作れないのだ。

ボスマンという選手移籍を巡って提訴した裁判判決1995年に出て、「EU内での労働者移動の自由」はサッカー選手にも適用されることになった。

からそれ以降、セリエAリーガエスパニョーラに存在するのは『外国人枠』ではなくて『EU選手枠』に改められた。

逆に言うと”EU加盟国選手であれば外国人でもいくら取っても可能”ということになり、2010年にはとうとうイングランド・プレミアリーグの試合なのに両チームでピッチに立っている選手にイングランド人が1人もいない試合という事態も発生した。むしろレアル・マドリードはよく持った方だ。

 とはいえ、ここまで来ると『チームのアイデンティティとは何か』という概念にも関わってくる。スポンサー料や放映権料も重要だが、クラブチームにとっては入場料も決して無視できる収入ではない。

そして、入場料を一番多く払い、あるいは国内向けの放送を熱心に見てくれるのは、自分クラブを『おらが街のクラブ』として長年応援し続けてくれる人たちだ。

(余談&完全に増田私見だが、この『おらが街のチーム』として熱心な固定ファンを掴むのに最も成功している日本スポーツチームは、プロ野球阪神タイガースである)

 そういう人たちが『外国人ばかりのチームでは自分たちのチームと思えない』と思うのは地域密着理念から当然のことであるか? それと排外主義差別主義者か?

少なくとも簡単に答えの出せる問題ではないし、『自分たちのクラブと思えないから”自分は”スタジアムに行かない』というのを止める権利は誰にもない。

だがそんなことが多く起こるようになったらサッカーの将来にとってあまりプラスにはならない。スタジアムに観客が少ないとやはり盛り上がりに欠ける。

 そういうわけでここ数年「ホームグロウン」という制度ができた。欧州カップ戦(チャンピオンズリーグおよびヨーロッパリーグ)に登録できるシニア(22歳以上)の選手は25名までで、

そのうちの最低8人までは、21歳までに3年間は『自国内のクラブ所属した(≒育てられた)』選手でなければならない。国籍で問うとEU判例に引っかかるので『育った場所』を基準とすることになった。

チャンピオンズリーグヨーロッパリーグに出ないクラブには関係ない(プレミアリーグのように、同様の制度自国で用意したリーグを除く)が、

資金力が小さくヨーロッパカップ戦に届かないクラブほど自国出身選手が多いのが常なので問題は少ない。

これも「EU理念からは後退なのかもしれないが、「地域に根ざしたスポーツクラブ」という理念からはむしろ正常化とも言える。



2.本題・”EU選手枠”と二重国籍

 とはいえアメリカ大陸アフリカアジア出身選手から見れば『EU選手枠』の中で争うよりは『EU内のどこかの国の市民権持ち』扱いになった方が色々と有利なのも確かだ。

そういう時に有効活用(?)されるのが先祖血統だ。南米アフリカ選手場合先祖を少したどればどこか西欧の国に行き着くことは珍しくない。

そういう場合血縁理由先祖の国の市民権を取得し、代表は変えず(というかFIFAルール上変えられない)にEU選手として潜り込むということが多い。

日本韓国選手はそういうことが基本的に出来ないから不利ではある。ハーフナー・マイク酒井高徳はもしかしたら可能なのかもしれないが……。

 少しFIFAルールに触れたが、現在サッカーではA代表(年齢制限のない代表)で試合に出たら他の国の代表として試合に出ることはできない。

オリンピックだと、前の大会卓球中国代表として出場していた選手が次の大会ではアメリカ代表として出ていたりするが、サッカーでそれはできない。

もちろん、ユーゴスラビアのように国そのものが分裂した場合は別である

 逆に言うと、『A代表試合に出ていなければ』2つ以上の国を天秤にかけて代表を選ぶこともできる。

(ちなみに以前カタールが『代表に選ばれない程度の、ブラジル人などの有力選手(カタールとは縁もゆかりもない)』

 に声をかけてカタール代表にし、手っ取り早く代表を強化しようとしたこともあった。流石にFIFAがそれをさせないルールを作ったが)

 だが一方で、フランスが若手の育成組織を整備して1998年W杯を制して以来、どこの国でも多かれ少なかれ”サッカー選手の育成”に金をかけて取り組んできた。目的はもちろん、自国代表の強化だ。

そんな中で上述したような『南米アフリカと、EUの国の多重国籍』の選手が、必ずしも自国代表を選ぶとは限らない。

2000年前後トルコが強かったのは、『ドイツで生まれトルコ移民の子孫が、トルコ代表としてプレーする』ことが多かったからだ。

最近ではドイツ代表にもトルコ系の選手が出てきたが、今度は”国策育成の本家フランスの方で問題になってきている。

 2011年、フランスサッカー協会の技術委員会役員が『アカデミーに入れるのは白人を中心とし、黒人やアラブ人は25%以下に抑えるようにできないか』と委員会で発言したことがリークされて物議を醸したが、

そのような発言が出るのは委員個人が極端な差別主義者だったからではなく、『フランスの金で将来のフランス代表として育成したのに、最終的には母国アフリカ諸国代表になる』

選手無視できなくなってきたからだ(もちろん、だからといって許される発言ではないが……)。

アフリカ諸国協会EU諸国協会ではEU諸国協会に金があるのは成り行き上当然のことであり、最終的には才能なのかもしれないが育成のために金があった方が効果なのは事実だ。

そんな中で協会としては『アフリカ協会欧州の金で育てた選手に”ただ乗り”している』という被害者意識が出てきている。

あるいは国が抱える民族問題の縮図のようなことが代表チーム内で起こることも今後増えることはあれど減ることはないだろう。

代表戦なくせ? FIFAの最有力の資金源ですし、それやったらサッカーでは欧州ますます発言力を増すことになりますよ。

2022-11-25

anond:20221125225630

中東は長らくオスマン帝国の巨大帝国の一部だった。民族主義というもの自体近代産物なので、イスラム色の強い中世国家オスマンから独立するという格好で近代的なアラブ人国家がいくつも生まれた。西欧植民地ではないにしても、傀儡的な性格は有していた。もしオスマン帝国の瓦解が数世紀早かったら西欧植民地になっていたかもしれないが、もうそういう時代ではなかった

イランイスラム革命以前は親欧米国家だったし、サウジ親欧米から人権問題かいろいろ見逃してもらってる

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