はてなキーワード: らするとは
大学2年生になった春。
夜を歩き、自己開示を積み上げ、当然のように唇を重ね、
私とAさんはその時すでに熱く愛し合っていました。
「ああ、私はこの人とセックスがしたい」
そんなことを思った正直者の私は、Aさんにその願いを率直に伝えてしまいます。
私のありのままの傲慢を認めてくれた寛大なAさん。今思っても素敵な人です。
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すべてを曝け合い、求め合い、受け入れ合い、
まさに愛情を確かめ合うような、幸福なセックスをたくさんしました。
デートもたくさんしたし、そのどれもが幸福に満ちたものでした。)
1年半ほどの関係を通して、幸福とセックスとが私の中で結びついていきます。
3年生の秋、膨れ上がるすれ違いに関係が大きく歪み、Aさんとの仲が終わりました。
次のAさんはどこにいるだろう。
「私を愛し、すべてを受け入れてくれるAさん」は、誰の中にいるだろう。
Aさんの影を追うように。Aさんとの幸福な思い出に縋るように。
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その後、やっと巡り会えた、心の底から愛し合える人。Bさんです。
気付くのが遅すぎました。
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Aさんとの別れの後──
肉体的な欲求だけをぶつけ合う日々。
もはやどこにも無くなってしまっていたのです。
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網膜に棲み憑いた亡霊たち。
だめ、今はどうにかBさんとのセックスに集中しないと。
あ。
無理。
今日はごめんなさい。
大好きだから。本当にごめんなさい。
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早く生まれ変わりたい。
悔やみきれない。早く気付けよ。
あんなことするんじゃなかった。
私が、憎い。
セックスが、憎い。
あのさ、「需要に応える」「流行に乗る」ってのは、二次創作作家もその「需要」「流行」の中にいるからなんだよ。
作家と読者に境目がないから、作家が「自分が今好きなものを好きなように書く」ことが、読者の「今、流行ってるこの作品のこんな二次創作が見たい」と合致するの。
だから、「流行の需要に合わせて書いて売れる」じゃなくて、「好きなものを描いてたら売れてしまった」のが二次創作の大手なんだよ。
ごく一部(本当にごく一部)、「何のどのジャンル描いても売れる」人がいるけど、そういう人は「自分のセンスが時代の需要にぴったり合ってる」か「個人の作家性を高く評価される」なんで、もうその人はオリジナル描いても売れるし、それでも二次創作したいからするし、そうしたらみんなほしいって言うから必要な部数刷って売ってるだけ。
大体の人は、「流行りのジャンルにハマったから描いたら3000部売れたけど、次ハマったのがドマイナーキャラで100部も売れないやー、あははー」で、毎回楽しそうに同人誌出してるよ。
お前が言うように、「世間の流行と需要に合わせて、売れる二次創作を書く」って人は、コミケ3万サークルの中で100どころか50もいないと思う。
東京生まれ東京育ち23区外で働いたことがなかった俺が、ド田舎にそびえたつホテルにリゾバで3か月働くことになった。
リゾバを始めた理由はのんびりしたかったから。某温泉街ということで、日中は働いて夜は温泉に浸かってゆったり過ごす。そんなイメージを持って飛び込んだ。
勤め先のホテルすぐ近くに社員寮があるらしく、そこで暮らしも楽しみだった。
派遣会社の担当者も「ここは離職率が低く、長く務める方が多いよ」と礼儀の"れ"の字も知らないような口調で推薦してきた。
癒しと多少の出会いを期待しつつ初日の面談を迎える。簡単過ぎる説明と名前を書くだけの書類への記入を終えて午後14時頃、これから住む寮に案内された。
真っ白な外観に等間隔に並ぶ窓、陽当たりが悪いせいで肌寒く薄暗い階段、廊下。渡されていた鍵で自室のドアを開けた。
軽い木のドアを引くと、3つの段ボールと畳の上に畳の敷物が敷かれた床に冷蔵庫、少し足が高いテーブルに置かれたテレビが部屋の隅っこに置かれていた。
その寂しい光景を目の当たりにした俺は「田舎だしな」と妙に納得してしまった。
3つの段ボールは俺が予め実家から送っていた荷物だ、PCや着替えが入っているので雑に開封しPCを床に設置した。
その後も使えるわけのないLANケーブルなどを引っ張り出しながら自分の部屋を作り上げた。
布団を敷いて、ここまでの道中で買ったいろはすを飲み切った。
部屋が完成した頃にはもう夕方で、陽が落ちる前に近場を散策しようと考えていた俺は急いで外に駆け出した。
都会では見られない山々、徒歩15分圏内にある滝をなんとなく見て部屋に戻った。
一日通してそれなりに歩いたので疲れが出始めた、このまま寝てしまう前に風呂で汗を流そうと黒いシャツとジーンズを素手で持ち従業員用の入り口から
このホテルご自慢の大浴場に向かい、意気揚々と服を脱ぎ少し重たい扉を大袈裟にガラッと開け、ひたひたと足音を鳴らしながら風呂場を見て回った。
露店風呂はお客専用とのことだが、サウナや"温泉ソムリエ"推薦の湯舟は従業員でも利用可能らしい。
俺は大の温泉、いや風呂好きだ。温泉でないと寛げないわけではない。
実家の縮こまって入る風呂もまた好きなのだ、お湯ならなんでも良いのだ。
しかし、やはり温泉街の温泉は格別だ。これまで旅行してきた各地で温泉街はなかったし、行きたいとは思っていたが何故か足が伸びなかった
そういった事情もあって、非日常からくる高揚感に包まれながら体を手早く洗い、ケロヨンの桶を懐かしみつつ"温泉ソムリエ"推薦の湯舟に浸かった。
少し長風呂をし過ぎたか足元がふらふらするので木のベンチに座りながら着替えを済ませて脱衣所を後にした。
自室に戻ったころには体力が尽き、眠りについた。ふり絞った気力ではスマホのアラームをAM7:00にセットするのがやっとだった。
その後は、その後は、その後は。
何もなかった。ここでの仕事など東京でしていたことより簡単だった、簡単すぎた。寮での交流なんてなかった、なかったはずだ。
出会いなんてもってのほかだった、女性なんてどいつもこいつも初老の翁達にちやほやされて喜んでいる者ばかりだった。
挨拶を返しもしない奴らなんかこっちから願い下げだ。「グレムリンみたいな顔しやがって」
寮のトイレが汚く、使う気になれなかった。掃除してもすぐ汚れて放置されるので近場のコンビニのトイレを借りていた。
「田舎だしな」と妙に納得していた俺に俺は憤って3か月の任期を終えた今無言で怒鳴った。
寮に集まっていた人間は俺と同じ東京やその他の地方から来ていた人間がほとんどであること。
それに気づかずこの土地やこの田舎独自の空気感に俺が合わないからどうしようもないんだと勘違いしていたこと。
「俺はどこでもうまく生きていけないなぁ」
これを書いたやつです。
色々書いてくれてありがとう。
IT系の資格を取ってみたり、今からでも何か(就活含め自立するための行動)をやってみようと思う。
擁護している側の一部が「お気持ちお気持ち」と馬鹿にしている本件だが、それこそお気持ちをないがしろにしてしまってはよくない作風の漫画ではないのだろうか。
この漫画はほのぼのとして心がほっこりする、そういう印象があったのに、経緯や擁護側の一部の言動がそれを押し潰してしまっているのは悲しいことだと思う。
例え経緯を見て引いた人がいたとしても、批判者がどんなことを言っても擁護側が冷静に、暴言を吐いたりせず人対人の対応をする人ばかりだったら、ある程度印象は回復していたのでは。
擁護側からしてみれば理不尽に思うかも知れないが、本当に自分たちの意見が正しいという自信があるなら不快感を抱いている人や怒っている人よりずっと心に余裕があるのではないか。
それなのに何故相手を貶め、(誹謗中傷をする人に対しては同じレベルにまで堕ちて)汚い言葉で騒ぎ続ける者たちがいたのか。
ずっと静観していて不思議だったし、次第に彼らへの嫌悪感からこういう人たちが是とするモノに対して疑念を持つようになってしまった。
印象というのは恐ろしいな。
本来なら、もっと祝福されるべき門出だったのに、作者にとっては厳しいスタートになってしまったとは思う。
ついてしまったケチは、作者の行いからすると大きすぎるかもしれない。
その重い荷物を背負わされても乗り越えられたなら、作者も本物だろう。
長い目で見守っていきたいと思う。
全文まるっと正論だけど、ロリコンのオタクの価値観は根本的に正反対方向にズレてると思う。
要は「気軽にロリコンを名乗るオタクがぞろぞろいるけど、はたから見るとどう映るか常識を考えて、大人としての社会的責任を重く感じろ」って論旨でしょ。
ロリコン当人はまさにその「大人としての常識や社会的責任」と向き合うのが死んでも嫌だからこそロリコンをやっているのであって、ガチのペドフィリア的な性癖とも趣味とも無関係。
つまりどういう事かと言うと、そもそもロリコンは自分の事を社会的な大人だと思ってない。そう思いたくなくて全力で拒否している。
大人としての肉体(過剰に与えられた性的情報と衝動)を持て余しているが精神が幼い男児なので、それに伴う責任感や倫理観が発狂するほど大嫌い。
その両者を満たそうとするから、内部で男児がえりを起こしてリアルの女児に「大人の女」の役割を押し付けて欲情したり甘えようとする。
よく男児がやるスカートめくりや風呂のぞきや胸タッチを指して「大人がやれば犯罪だが、子供の内なら罪の無いイタズラで済まされる(んなことはない)」と羨ましげに語るおっさんがいるが、ネット上で幼女に変態発言するロリコンは無自覚的に「性に目覚めたての思春期男児の罪の無い言動」のつもりでいるのだと思う。行為は加害的だったりモラルから逸脱していても「男の子の性の目覚め」という事なら咎めるどころか、周囲が祝福して推奨すらする空気が伝統的に充満している日本ならではの責任回避方で、引いたり咎めたりする意見は「三角メガネのヒステリックなPTAのおばさん」という小学生男児らしい貧困なイメージに回収されている様子が多々見られる。
精神構造で言えばマザコンにも通じるが、大人の女性相手に男児がえりをすると主導権を握られ支配されてしまうおそれがある
→ だから実質自分が確実に支配しながら、ママ役の女児に全責任を押し付けて「いたずら」を許してもらえるマザーフ○ッカーなロリコンに走る訳だ。
その証拠にロリコンオタクのターゲットにされがちな女児キャラクター界隈では、ロリヲタが自身をいたいけな息子兼レイパーと位置づけながら女児を「ママ」と呼ぶ「バブみ」イラストが溢れている。
『よつばと!』の主人公のような年相応のエゴを持つ女児キャラクターではなく、どちらかと言うと外見は幼さが強調されているがミニチュアのお母さんのような性格のキャラクターが好まれる。
一般的にイメージされる危険なロリコン像は「女児の無知や非力につけこんで支配し、精神的肉体的に蹂躙する」というものだと思われるし、それは確かに間違ってはいないのだが、ただロリコン自身の認知が二重にも三重にも歪んでいる。
彼らは大人の男性性欲で相手を威圧しながら責任から逃れ「本当に庇護されるべき弱者は自分自身で、“ママ”だけはそれを理解して全てをかぶってくれるよね」という幻想の中で生きている。
そう言えば、上坂某への苛烈なセクハラツイートの定型句も「ママ」だった。あれも本当に性癖上でその発言をした訳ではなく威圧と「僕達は赤ちゃんなのだから、暴れても責任を要求するな」という予防線なんだろうね。
何なんだよあのUIは。
PCだと方向キーがある分まだマシだが、それでも次の資料のロードにストレスを感じるほどの間ある。
なるほどね!
ファックユー!!!🖕😾
Speaker Deckをあえて選ぶ理由なんてあるのだろうか。
自分は資料の公開にGoogleスライドくらいしか使ったこと無いから分からないが。
「Share Presentations without the Mess」を謳い文句にしてるけど、
withoutどころかめっちゃMessよ。
もうあれにスライド載せた奴がUXとか語ってたら幻滅すらするね。
いくら高説垂れようと結局、
「でもお前Speaker Deckにスライド載せてるじゃん(^^;)」
てなもんだ。
例えばSlideShareとか他になんかあるだろ。
読者の為にもうちょいマシなやつ使ってくれ!
母のことが嫌い。ずっと嫌い。
でも、親のこと大事にしないなんて人間としてどうなの、みたいな風潮があるから(あるよね……?)、嫌いって大声で言えない。
母は視野が狭くて頑固で人の話を一切聞かなくて、親である前に女の自分を優先する。
女である母をあまり見たくない。それがあまりに子どもすぎる意見だと、今はわかっているけど……
ちょうど思春期の頃、母は家にいなかった。もちろん、いたのは男の家。私が小学生の頃に父とは離婚していたので(父もまあまあのクズだった)、私は基本的に一人だった。
月初めに母が家にお金を置いていってくれたので、そのお金で食べ物を買って一人で食べていた。洗濯も掃除も自分でした。料理は気が向いたらするくらい。たまに保護者会の出欠をプリントで出すことがあったけど、母がいないので、できるだけ大人っぽい字で偽造していた。おかげでいろんな字を書き分けるのが得意になった。
母が当時いっしょにいた男もクズだった。そいつのことも大嫌いだった。母を奪った、というより、自分が性的な目でみられていることが気持ち悪くて、絶対に会いたくなかった。そういう意味では母が家にいなくてよかったのかもしれない(男がくっついてくるので。同居なんてしたら何されてたかわからん)。
酔っ払って「私も大変だったのよ」と泣きつかれたことがある。
私は「しらんがな」と思ってしまった。許しを請う言葉だったのだろうか?しらんがな。
よくいう「毒親」ではないと思う。だからこそ、むげにできない。嫌いといえない。母の日には花を贈らなくちゃならない。
年の離れた姉がいる。姉には「だめじゃない、お母さんのこと大切にしなくちゃ」といわれる(母からの連絡を無視したり平気で2年くらい会わなかったりするので)。そのたびにクラクラする……姉は、両親が離婚した頃はすでに高校卒業くらいで自立していたから、あまり私の心情は理解できないのかもしれない。
親孝行を強要されるのがつらい。正直言って、まったく大切にしたいと思えない。だからといって、憎んでいるわけでもなく、ただただ、興味がない。
なんでそんな人にお金かけなきゃいけないんだろう?って思ってしまって、「ああ、私って冷たくて最低な人間なんだな」と自己嫌悪に陥る。
最近、好きな人ができた。幸いなことにお付き合いをさせていただくことになった。
彼は本当の意味で育ちが良く、家族仲がすばらしく良い。私とあまりに対照的である。
自分で言うのもなんだか、私は社会の底辺の人間だと思っている。
学校をやめて、仕事は続かず、アルバイトを半年から一年くらいの周期で転々としている。
親の庇護がなければとうに飢え死にしていたか、あるいはその前に法を犯して捕まっていただろう。
週3〜4日ほど一日6時間ほどのアルバイトで稼いだお金で、ソーシャルゲームに課金したり据え置きのゲーム機で遊んだりしてぬくぬくと暮らしている。
親は期待しているのか、それとももう諦めているのかなにも言わずに家にいる事を許してくれ、飯を食わせてくれている。
流石にアルバイトをしていない期間があると小言を言われるが、少しでも働いていればまあ許されるようだ。
大学を辞めた時、それまでいた友達とは居た堪れなくなって自分から縁を切った。
そんなキラキラしたものを見せつけられてたまるか、と電話番号を変えラインのIDを変えSkypeやゲーム機のIDまで全て変えた。
それでも私の身を心配してなんとかして連絡を取ってくれた数人とは、今も細々と交流がある。
皆は社会人となり忙しそうにしているからほとんど連絡という連絡をしているわけではないが、2年に一度ほど皆で遠出したりする。
ありがたい限りだがその度に自分と皆の格差に打ちのめされそうになる。
そんな現実から逃げたくて、ソーシャルゲームにハマっていった。
最初は誰とも交流を持たないままにやろう、人が怖い、自分の惨めさを知られるのが怖い。と黙々と進める日々だった。
しかし、”社会的な”と付いていることから分かる通りソーシャルゲームは人との関わりと切っても切れないものである。
皮肉にも世の社会人と比べれば時間のある私であったためにいつの間にやらフレンドと交流を持つようになり、いつの間にやらツイッターやSkype、discordを導入し、いつの間にやら仲良く通話をするようなことになっていた。
それでもやはり人との交流は楽しいものである、年が上なだけで敬語を使ってくれすこし冗談などを言い合いながらするゲームは本当に楽しかった。
だが、自分の素性を素直に話すことだけはできなかった。
今の惨めな自分の状況を話してしまえば、それだけでこの関係が崩れてしまうのではないか。
そう考えている私にできることは、架空の学歴を伝え、架空の職場の話をし、ログインする時間帯に気をつけ、さも仕事に忙しない社会人を演じる事だけだった。
そう言われた時は本当に胸の中心がキュッとしまったような気がした。
まぁね、君らも職場選びには気を付けて思う存分ゲームが出来る所を探しなよ!
そう笑い合いながら、目の前が霞んだ。
オフ会に参加した時は本当に気を使った。
親に頭を下げて借りたお金で「働いてるんだから多く出すのは当たり前じゃん!学生は甘えておきな」などとどの口が言うのだろう。
4年生達が「就職決まったんすよ!」「就活きついなー!」などとワイワイしているのを聞きながら、したこともない就活のアドバイスを今日もする。
っていうかどんな男の不利益を女に押し付ければこの人は満足なんだろう、徴兵志願兵制度は男女ともなんてところ日本ですら女性自衛官いて普通だし運送関係みたいな力仕事も男みたいに正社員にしてもらえないから安月給でパートのお姉さんいっぱいだし土木も放送関係も志願者は居るけど逆に男がびびって力仕事汚れ仕事はさせられないって男にしかできないことにして差別してるけどちゃんとやれてる人も出てきてる感じじゃん。女はいわゆる男仕事に向かう女を同族として応援してるし生半可なやつは断罪すらするよ。男は幼女に手を出さないで保育園の保育士さんができるときちんと現役の志の高い男性保育士さんの味方をしてあげられてるの?もし幼児に手を出した不埒な保育士をきちんと断罪できるの?専業主夫をめざすなら女の仕事のストレスや文句をきちんと受け止めてあげられる器量の良い職業意識の高い専業主夫になるべきだって声を上げてるの?あたしは聞いたことないなぁ。
これから書く記事は、以前ここに似たようなものを書いたことがある。だから本当は違反行為に近いのかもしれないけれど、前の記事が妄想だと受け取られてしまって、どうしても納得できなかったからもう一回書かせてもらうことにした。妄想だと思われたのはおれに非があって、たぶん時系列の錯綜した書き方が無用な混乱を与えることになったのだと思う。だから今回は単調かもしれないけれど、時系列の古いものから、つまり過去から順番に並べるやり方で行くことにする。ようするに自分語りなわけだけど、タイトルにあるようにとにかくおれが馬鹿なので、「おれの人生はこいつに比べたらだいぶマシだな」と思ってもらえる効果はあるかもしれない。
話は13年前にさかのぼる。おれは入試方式多すぎるやろ!とツッコミを入れたくなる関西の某マンモス大学に意気揚々と入学するも、出だしからいきなりつまずいてしまう。クラスで友人が1人もできず、桜が舞うころに開かれたコンパでは、桜の下でぼっち飯するおれは教育係の先輩から情けで声をかけられるありさまだった。
自然、人恋しさからおれの足はクラスから離れサークル活動に向かうことになった。そのサークルの同じくコンパで、スパゲティ屋で食事をしているとき、「どこ出身ですか?」と声をかけてくれる男がいた。それが1年前あまり行動を共にすることになるXだった。Xとはしょっちゅうカラオケに行ってガンダムの曲を一緒に唱うなどしたいたのだが、当時おれはカラオケで98とか出るのをいいことに(そんなやつはゴロゴロいるのに)、プロの歌手になれるんじゃないかと勘違いして、レコード会社にデモテープを送ったりした。しかもその曲が倉木麻衣のSecret of my heartときていたのがもう・・・・・・。当時、おれは自分が中性的で女性的な魅力があると勘違いしピンクの服を着るなどし「3次元のクラピカ」を自称していたのだった。そんなうぬぼれたふわふわした気持ちもあり、授業からはどんどん足が遠のいていく。1年時の前半にとった単位は4くらいだったと思う。秋になるとサークルもやめ、もっぱらXとつるむようになる。毎晩のように親からの仕送りのお金をレストランでの食事につぎこみ、Xが行きそびっているときはおれがXの食事代も出すようになっていった。そのうちXは交換条件のように、「食費を出してくれるなら(レストランに)行ってもいいよ」と言ってくるようになった。でもおれはじゃぶじゃぶ出した。1人自分の部屋で食べるということが考えられなくなっていたのだ。結局のところ、Xとの関係はおれにとって、1人暮らしのさびしさや心細さを埋めるものでしかなかったのだと思う。1年たった頃には1人暮らしにも慣れてきたのか、それまでスルーしていたXの1人よがりなあつかましさが目に余るようになっていた。「おまえには社会経験がないからバイトが必要だ」とか、「おまえは友達が少ない。友達もできないやつに彼女ができるはずがない」とか、そんな自分の意見を一方的に押しつけて反論をさせない態度を受け流すことができなくなったおれは、ある日意を決してメールを送る。これまで一緒にいてくれたことに対する感謝を述べたうえで、しかし性格の根本のところで合わないところがあり、それはどうしようもないからもう関係を終息させたいと。すると笑いながらの電話がかかってきて、「彼女に言ったらありえんって言っとったよ。恋人が別れるときに」するような行為やって」と鼻で笑われ、おれたちの関係は終わった。
さんざんな顚末とはいえ、1歩引いて見るなら人生はまだまだこれから、おれに必要なのは地歩を固めるための1歩を踏み出すこと、つまり授業に出ることだった。しかしおれの人生はここから急速に転がり落ちていくことになる。
授業に出ようとするものの、1時間半受け身の状態で座りつづけるのが耐えられず、教室を途中退出して図書館に行くことが増え、そのうちもっぱら図書館に籠もるようになった。そして図書館のPCルームでネットに耽溺するようになるのもあっという間だった。友人のいない1人暮らしのさびしさを埋めるためではなかったと思うけれど、おれはネットにほのぼのとした暖かいものを求めていた。もっといえば居場所を求めていた。そのことがあって、あるいは元々のどうしようもない性質のせいかもしれないけれど、おれはちょっとした冷やかしやスルーに対してキレて粘着するようになった。糞コテと呼ばれるまでそう時間はかからなかった。活動していたのは2ちゃんと某有名大学の掲示板で、ある日そんなおれの傍若無人がブーメランになって返ってくる。ある日、おれの使っていた数々のコテを1つにまとめた上におれの本名を記したレスを2ちゃんに書き込まれてしまった。本名で検索するとすぐにそのレスが出てくるようになり、おれは事の重大さを悟った。特定された理由は、おれが調子にのって掲示板のEメールのリンク先に本名を書いたからだけど、それをコテの数々と一緒にして晒されるなんて思いもしなかった。
そんな惨状にあってもおれは能天気なところがあって、ネットからは遠ざかりつつあったものの相変わらず授業には出ずにぶらぶらする生活を続けていた。いまだに自分を「3次元のクラピカ」だと思いつづけていて、そんなキャラクター気分でいるからか、最後は自分の思うようになるみたいな根拠のない楽観的気分でふわふわしていて、青春の倦怠を気取って、19世紀の文学作品をかじったりひとカラに行きまくってソファーに寝そべりながらアニソンに浸ったりしていた。食事はさすがに1人買ったものを部屋で食べたり学食を利用したりして落ち着いていたものの、食材を買いに行く店の人に「おひさしぶりですね」と笑顔で言われてこのお姉さんおれに気があるのかなと勘違いしたり、ナンパブログを真に受けてふるえる声で街を歩くお姉さんに声をかけてガン無視されたり、アニメキャラみたいなスタイルのお姉さんの後ろをつけつづけて感づかれて、店の男に告げ口されて男ににらまれたりと奇行が出始めていた。努力むなしくもちろん成果はゼロ、友人もゼロの極寒生活のなかだれつづけ、単位10程度のまま4年生、留年が100%決定していた。親に説得され、なんとか授業に出ようとするも、今度はマイクの音がうるさくて耳が痛いという症状に悩まされる(あれだけカラオケ行ってたのに)。どうしても苦しいなら耳栓するなりすればいいのにみみせんのみも思いつかず、といって親に相談することもなくずるずると授業から逃げつづけ、気がつけば5年生になっていた。5年生のしばらくたった夏ころ、もう単位をとれる見込みはないと親に電話し、退学させてほしい旨を伝えた。そのときも親からも1言も耳栓案が出なかったのは不思議だが、いまさらそんなことを言ったって仕方がない。
退学して田舎の実家に帰ったおれは、今度は公務員学校に行き始める。でも相変わらず奇行はおさまらない。電車のなかで見かけたセクシーな女子大生をガン見しまくり、友達と一緒に笑われていた。大学中退なのに、ほとんど大学卒業者が受験する地方上級を目指したものの、ここでも根気がつづかず授業に出なくなり、電車に乗って百貨店でケーキを食べて帰ってきたり大型書店で延々と立ち読みして帰ってきたり、もう何をしに行っているのかわからなくなっていった。
公務員学校をやめひまをもてあますようになったおれはまた馬鹿をやらかす。リアル顔をうpして知恵袋で評価を聞くという暴挙に出た。しょうゆ吹きそうな顔だったから予感はしてたけど、超ブサイクって返ってきたときはおれのなかでクラピカが音をたてて崩壊していくのが聞こえた気がした。
実家2年目くらいからは聴覚過敏がひどくなり半狂乱になってきて、家の前を車が走るたびに「うるせーっ!」とか「コラぁ!」とか怒鳴るときもあるようになっていた。対人的にも過敏になっていて、母と折り合いの悪い父方の祖父が母に陰険な感じに当たったりすると、祖父がいなくなった後にわめき散らしたりしていた。
3年目のある日堪忍袋の緒が切れたようになって、実家を飛び出すようにして大阪で1人暮らしをはじめた。頭が常に高揚しているような状態で大学の掲示板に演説調の文章をかきなぐり、もはやネット上でも誰ともまともなコミュニケーションをとっていなかった。1人暮らしをしたらすぐアルバイトをするという父母との約束もやぶり本屋で立ち読みをしまくっていた(図書館のとも思いつかず)。それでも勇気を振り絞って、わざわざ女性募集と書いてあるところに申し込んだら、面接中にひじをついてキレられた。
ある日スマホを書店に忘れて2日後に戻ってきたのだけど、なくしている間に何かをされたらしく、なにも押していないのに勝手に意図しない操作をされるようになっていて、そんなのすぐにスマホを破棄するの1択なのにずるずると使いつづけて、結局それから2年くらい使っていた。
そのストレスがあったのかどうか、また実家に戻ってすぐに興奮がおさまらなくなり、精神科に行くと発達障害と言われてエビリファイという薬を出された。
いまはそれを最低量のみながらアルバイトに行っているけれど、アルバイト先に1日数回、2回のコールで切れるいたずら電話がかかってくる。アルバイトに行くまでは実家にかかってきていて、まず同じやつ(ら)の仕業だと思う。悔しいけれど、ネットで暴れていた自分の自業自得でもある。いまだ友人はいない。もちろん彼女もいない。でも1日1日生きていくしかない。
就職してまだ二年目だったけど、婚活開始から式まで一年、夫婦水入らずで生活する期間一年、妊活開始から出産まで一年と、順調に進んでも出産まで3年前後掛かると考えると早すぎることはないと思った。
私は平均的な容姿で大卒、年収は300万くらいだったから、相手へも同程度を希望した。
(ちなみに地方都市です。)
ただ、同年代で真剣に婚活している男性は少ないと思ったから、年齢は30歳くらいまでと少し幅をもたせた。
正直年齢が上がれば希望年収も上げて、例えば30歳なら400万~が希望だったけど。
その他の希望は、共働き、親と同居はなし、タバコを吸わない、くらい。
しばらくすると、37歳の男性を紹介された。
一回りも違うじゃん!と思ったんだけど、イケメンかつ高収入(1000万くらい)だったから、とりあえず会ってみた。
すぐに後悔することになったけど。
男曰く、
高齢女(何歳くらいを指してるのかは?)は駄目だ、男が奢って当然だと思ってる。
子供を産めるかも分からないくせに専業希望、男をATM扱いしてぐうたらする気だ。
その点あなたは素晴らしい!結婚しても自立している覚悟がある!やっぱ若い子のほうが理解あっていいわ~。
家計は当然折半!でも帰宅したらすぐ温かいご飯が食べたいから(!?)あまり残業がない仕事にしてね。
ちなみに会場は相手が選んだお洒落なイタリアンで、それはもう、女子ウケばっちりの素敵なお店だった。
けど当然割り勘。
少なく見積もっても7割は男が飲んだんだけど。
4万ちょっとのお会計をスマートにカードで払った後、「あなたの分、2万で良いよ」と。バカなの?
割り勘上等だよ?同年代ならね。
だいたいさぁ、家計折半ってつまり、最高でも300万しか出さないって事だよね?
じゃあ年収300万と一緒じゃん!
一回りも下を希望しておきながら、これっぽっちも歳上の魅力を出そうとしないオッサンの神経が心底わからなかった。
その後、共働き必須って男性は不可と言う条件を加えたけど(どっちでも良いって男性を希望)、若かったお陰でバンバン紹介があり、結局4つ歳上の優しいフツメン年収500万と成婚した。
イケメンやもっと収入良い男性からの申し込みも結構あったんだけど、高スペックで売れ残ってる男性はやっぱり変なところが多かった。
そうじゃなきゃ、とっくに私より良い人と成立してるもんねw
先日産休に入ったんだけど、旦那は子の誕生をそれはそれは楽しみにしていて、色々手伝ってくれるし、「順調に昇給してるから、生まれてみて大変だったら退職しても良いんだよ」って言ってくれてる。