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はてなキーワード: 考察とは

2023-09-14

anond:20230913232348

KーPOPファン文化との違いの考察は先月・先々月くらいにそこそこされてたけど、まさかここまで悪質なファンダムだとは信じたくなかった人は多そう

首を絞めてる側なの気付こうよというか…

ガチ天才だと思ったのはからくりサーカスフランシーヌ人形

面白い漫画は数々あるし名シーンもいっぱいあるけれど

結局からくりサーカスフランシーヌ人形を越えるモノは無いな

連載開始からずーーーっと張られていた伏線、というかカラクリを見事なまでに回収

いや、回収っていうとちょっと変だけれど、まぁお見事でしたマジで

アレは今から単行本を一気読みしても凄さがわかるかどうかは謎だな

連載が続いてちょっとずつカラクリが明らかになっていく中で、あーでもないこーでもないって考察してる中で

それを正攻法画力でぶち破るフジタ天才ですわマジで

フジタはあの1話とナルミがクマぬいぐるみ持ってブチ切れてるシーンだけでぶっちぎりの天才だとは思う

他のところや、うしとらガチリンとかも面白いんだけど、まぁフランシーヌ人形は越えられんのが正直な感想

四次元パーラーあんでるせん問題

長崎に「四次元パーラーあんでるせん」というマジックを見せてくれる喫茶店があるらしい。

TikTokで流れてきた動画でその存在を知った。

曰く、

マジックを超えたマジック

・凄すぎて超能力なんじゃないか

マジックではなく超能力

店長宇宙人

などすごい言葉が並び、気になって調べてみたら興醒めししまった。

それどころかこれは問題なんじゃないか危機感を覚えた。

マスター披露するマジックは大体下記の通り。

・お札にペンを通す

物体を宙に浮かべる

ルービックキューブを1秒で揃える

ライターがグニャリと曲がる

・お客さんの名前を当てる、配偶者名前も当てる

・お客さんの中から1人選び描いてもらった絵を予言している

これを知った時、この程度でマジックを超えたマジックと言われるのか!?と思った。

全て市販されていて簡単に手に入るものばかりだったからだ。

マジック好きな人レポートはほぼない。行く前に少し調べるだけで程度がわかってしまうからだと思う。

ーーー

私はマジックが好きだ。

都内マジックバー10回ほど行った程度でも、あんでるせんマジックの浅さに驚いた。

それなのに行った人は絶賛している。

理由マジックではなく超能力不思議な力だと思い込ませているのだ。

マスターはここに来れたのは前世から決まっていたこと、宿命だと言うらしい。

マジックも混ぜているが、超能力を匂わせる。

将来結婚できると断言したり、マジックが終わった後には人生相談に乗ることもある。

お客さんにあなた方は前世からここに来ることが決まっていました。これは宿命ですなどスピリチュアル系の発言をばんばかする。

これは本当にやってはいけない事だと思う。

占いマジックは切り離さなくてはならない。

なぜなら、サイババなど自分権威のために不思議能力マジック)を悪用することがあるからだ。

からこそマジックを行う人ははっきりと「これはマジックです」と伝えてなくてはならない。

ーーー

行ったことがある人の中には「マジックだと言っている人がいるけれど、マスターのありがたい言葉が聞けるだけで良い」とまで言っている人がいる。

不思議ものを見せられたかマスター言葉も信じる、カルトの得意とする手法だ。

マスター過去占い喫茶店をやっていたが閑古鳥で、長崎マジシャン指導をお願いした経緯がある。仲違いしたけど。

ここらへんの話は、占いバスターズのケンケンさんが詳しく解説してくれている。

https://stop-uranai.com/真実を話します/

ネットにあるレポートを読むと殆どスピリチュアル系だ。

呼ばれたから予約が取れた、四次元パワーを注入された(ビリビリ系のおもちゃ)、チャクラが開いたなどパワーワードが並ぶ。

お土産で売っている曲げられたフォークを車に置いていた人々が事故を免れた、という文を読んだ時は頭を抱えてしまった。

マスターはそこまで言っていないだろう。でも信じた人たちが思い込みスピリチュアル系のコミュニティで発信している。その言葉を信じてあんでるせんに行く人が増えている。

その種を撒いているのはマスターだ。

ーーー

お店にはたくさんの芸能人写真

ガチマジックバーにはそんな無粋なものないよね。ちゃんとした技術一本で見せているから、そんな権威付けは必要ない。

有名な人が来ている=これは本物だすごい、と思わせる。マスターマジックに対して自信がない証拠だ。

信者マスターテレビに出ない事を誇らしく言っている。

出ないんじゃなくて、出られない。

マスターが見せているマジック陳腐テレビに出られるレベルではない。

ーーー

マスターにはマジックに対しての真摯さが伝わってこない。マジックへの冒涜だ。

市販マジックばかりで、技術必要クロースアップマジックを取得する努力もしていない。

ネタには考えた人がいる。マジシャンはそのネタを買って『マジック』として魅せる。

そのネタ四次元だとか前世だとかの仕込みに使われるのはご法度だと思う。

あんでるせんマスターマジシャンに嫌われていると言われている。

クロースアップアップマジックの中にはネタがわかっていても超絶技巧で何百時間練習してやっとできるものが多々ある。その努力をせず、わかりやす小手先マジックばかり見せ、大層な事を言う。

四次元超能力

信者は金儲けではないといっている。喫茶店飲食だけでマジックが見られる、と言うがなかなかにすごい金額

800円以上頼まなくてはならない。

キャパは30。休みは次に2日。飲食だけでも月に696,000円。

ちゃんと稼いでいる。

あんでるせんを絶賛している人達に本格的なマジックを見せたらどうなるのかな。

マジシャンでもわからないネタを見せても、それでもあんでるせんマスターを絶賛しそう。

あれはマジックでしょ?マスター超能力なの。

スピリチュアル系の人たちに良く見られる現象だ。

自分が信じたいものだけ信じる。

マスターが発するうっすい言葉を受け取り、少しでもマジックが好きならわかるネタを見て、人生観が変わりました!次元が移行しました!衝撃を受け生まれ代わりました!魂をマスターに高次元まで引き上げてもらいました!

などと言う。レポートにはこんな危ない発言お腹いっぱいになるくらいある。

ーーー

有名な名前当ての考察

いきなりお客さんの名前を言った。

親や配偶者名前も当てた。

これにはちゃんとしたネタがある。

ケンケンさんが説明していたが、その場にいる1人の名前さえ知ればこのマジックはなりたつ。

マジックの前に飲食時間がある。2ー3時間。その間マスター奥さんが配膳などをする。

コロナ飲食提供がなかったときにも、始まるまで喫茶店の席に座り水の提供があった。奥さんが水をよく注いでくれた。

これはホットリーディングです。

30人のお客さんは待ち時間に色々話します。それをよく聞き、そのなかで確実に名前がわかる人を奥さんが聞き出します。

1人の名前だけわかれば良いのです。

マスターがいきなり1人の名前を当て、皆がびっくりしている流れで配偶者彼氏名前を紙に書いてもらいます

紙に書かれたらマジシャンはいかようにも知る手立てはあります

少しでもマジックに詳しい人なら「紙に書いた」だけで警戒します。いくつも種があるから

でも普通の人はマジックの流れで「紙に書いた」が記憶から消えているのです。その前の名前当てパフォーマンス思考が停止して流れで紙に書いた両親の名前を当てられてビックリします。

素人レポートには名前を当てられた、配偶者名前も当てられたと書かれています

マジシャン、もしくはマジックに少しでも詳しい人のレポートには名前を当てられた人がいる、次にマスターは「紙に配偶者や娘の彼氏などの名前と生年月日を書かせる」と書かれています

この違いが大事なのです。

ーーー

たぶんこれを発信しても本当に届いて欲しい人には届かないだろうな。

スピリチュアル系のヤバさは身内で痛いほど知っているから、なおさらその入り口になっている事を自覚してもらいたい。

2023-09-13

anond:20230913162200

ゲーマー向けというか、探索とかやり込みとか考察とかが好きなハードゲーマー層みたいな人を常に意識しているんだろうし、それがマッチしたんだろうな。

エルデンリングプラスの誤算は、思った以上にそのハードゲーマー層が世界中に多数存在していたということで。

二次創作同人女が嫌い

職場にいる女性二次創作BL)が好きな人(以下同人女)で、好きな漫画が被っていて最初は話が合っておもしろい人だと思った。

おたく知識に限らず女性が好きな紅茶お菓子コスメなどその他の知識も幅広く、話していてとても楽しい


だけど、好きな漫画に関してはどんどん嫌いになっていってしまった。

自分漫画アニメは大好きだけど二次創作は見ない、同人本は読むけど基本創作イラストのみを楽しむ人間

漫画に関してもとくに好きなキャラなどはなく「読んでおもしろかった」程度でいろいろ読んでいてる。

同人女漫画アニメが好きで、好きな作品には必ず"推しキャラ"というものがいる。キャラグッズなどが出たら買うし、自分なんかよりも作品愛に溢れてる人なんだなと思っていた。


ただ、同人女と仲良くなれば仲良くなるほど違和感に気づく。

・お互い好きな漫画だと言い合った漫画で、すでに完結している漫画にもかかわらず、作品は途中までしか読んでいない

・途中で辞めた理由は「好きなキャラが死んだから」または「活躍しなくなったから」

同人女が好きなキャラ基本的にサブキャラ(そして途中離脱しそうなキャラ)が多い

・本編にかかれていない内容までキャラ考察をする


この一番下の「本編にかかれていない内容までキャラ考察をする」は出会った当初聞いてて尊敬した。

「◯◯というキャラ過去に"こういうこと(本編にかかれている)"があったから、ここでの戦いでの心情は"こう(同人女妄想)"で、この時の心情を考えるとただただ涙が出るし、一番好きなシーン」

といった話をしたことがある。

初めて聞いた時は「そこまで考えて読んでるのすごいなあ~」くらいにしか思っていなかった。


ただ、漫画最後まで読まないこと(好きなキャラ離脱したり、興味がなくなったら読まなくなる)とかを聞いていると「この人ものすごく浅いのでは…?」と考えるようになった。

・途中までしか読まないのに好きな漫画として作品名前を出すところ

・その作品の好きな部分の大半が本編ではなく自分妄想といったところ

・大して最後まで読まないにもかかわらず、一部の考察を語ってドヤること

こういうところが受け付けなくなってしまった。

そもそもBLって大半が妄想だし、本当にその作品が好きなのか…?

その作品の設定や見た目を使った自分妄想が好きなんじゃないの?って思うようになってしまった。

以前までは腐女子の人たちを見ても何も思わなかったのに、作中にでてくるかっこいいキャラとかを勝手妄想してくっつけたりしてるところがただただ気持ち悪く感じてしまう。


表には出さないけど、今日も途中までしか読んでない漫画の深い考察を聞いてもやったので吐き出しました、すみません

2023-09-12

なぜおじさん・おばさんは「今も古さを感じない」と言ってしまうのか

Get Wildを今聴いても1ミリも古さを感じられないのは何故?「スネアが入ってないから」「ポイントはベース」などの考察 - Togetter

申し訳ないけど古いです。すごく古臭い

ネタとしては楽しめるけど音楽としては聴けないというか。

ハッキリ言うとダサいクオリティも低く感じる。

「古いもの」という括りで聴いているのであって現代楽曲とはとても並べられない。

ワンチャンZ世代なら流行りの80年台や90年台風レトロを我々のようには受け取ってないだろうから古いとは思わないかもしれない。

どうかな。私はZ世代じゃないのでわからない。

音楽でも絵でも映画でもおじさんやおばさんはよく「古くない」「今でも通用する」と言うけど違和感しかない。

下の世代からすると「いや普通に臭いしまったく現代通用するとは思えないです」と言いたい。

anond:20230912102115

元増田です。

思ったより反応あってびっくりした。

読者界隈のことを気にせずマンガを読んでる層の方が多いだろうからマンガの評判に影響を出さないためにもタイトルは当然伏せるよ。

面白いマンガで、いろんな所で紹介されたり、メディアミックス化もされているから、そういうの手当たり次第に読んでる奴は読んだことあると思う。

どのマンガか気付いても伏せといてくれよ。フリじゃなくさ。

以下に把握できている範囲の経緯を書く。

連載の途中で、Aというキャラが出てきた。

Aは既存の読者にもウケたが、Aのファン積極的布教活動したことにより、A目当てでマンガを読み始めた読者も少なくなく、Aは人気キャラになった。

そして、AファンとAアンチにより、SNSなどで口論がされていたらしい。

ここまでは、まあよくあることだと思ってあまり気にしていなかった。

そのうち、自称考察厨の変なAファンが現れ続け、Aファンからの支持を得ていった。

例えば。

マンガの今後の展開でAは幸せになるが、AのライバルのBは不幸になる」というマンガの展開予想を垂れ流し続ける奴とか。

マンガとして描写されている内容については一切触れず、ちょっとしたパーツ1つ取り沙汰してラッスンゴレライみたいな荒唐無稽こじつけをし、その自称考察を垂れ流し続ける奴とか。

マンガの最新話が理想と違うという主張を、パワポ画像にまとめて毎回公開する奴とか。(ちなみにこいつはもうアカウントを消したっぽい。)

そして、AファンとAアンチ口論は、“A以外のキャラを叩きながらAの正当性を主張するAファン” VS “Aファン叩き”という構図に変わった。

Aのキャラアンチも居るだろうが、それ以上にAファンを嫌う人間がどんどん可視化されていった。

そして現在

マンガの最新話で「Aの目的は表面上は失敗となり、失ったものもあるが、見方によっては得たものもある」というような展開になった。

個人的には面白いと思ったし、Aはかなり優遇されているキャラだなとも感じた。

そんな最新話に対して、「Aの目的に魅力を感じない」「こんな結末のマンガまらない」「作者はマンガが下手」といった感想がAファンから噴き上がった。

(内容を伏せているので伝わり難いと思う。「すっぱいブドウ」の童話想像してほしい。A=キツネで、Aの目的ブドウ。Aファンは「ブドウが不味そう」と言っている。)

この1話だけならまだ良いが、Aが活躍した話以外で、Aファンマンガへの不満を垂れ流し続けていた。

Aは人気キャラファンが多いから、不満を垂れ流してないAファンも居るし、「流石にもうライン越えしている」と苦言を呈しているAファンも居る。

そうなると今度は「マンガを全肯定できないなら読むなと言うのか!」「全肯定しか許されない方が不健全だろう!」と猛反発している。

彼らは自分自身を、Aファンであり、マンガアンチではないと定義したままでいる。

ちなみに、「全肯定できない奴は読むな」と言ってる意見を見たことはない。「そんなに嫌なら読まなきゃいいのに」と言ってる意見は見たことある

だいたいは以上です。

…経緯を書いてみると、しょうもないなと感じるな。

でも実際に界隈の中に居ると、空気悪くて嫌な気分になるんだよ。増田相談したくなるくらい、この不可解さが気持ち悪かった。書いてみたらしょーもなさ過ぎて、気持ちは書く前より落ち着いている。

Aファンから見た経緯も見てみたいな。

タイトル伏せるために詳細は端折っているので、ここに書いた経緯だけを見るとよくある話のようにも感じるが、こんなに治安の悪い界隈そうそう無いとも思ってしまう。

Aファンはなんでこんなことになってしまったんだろうか?

anond:20230912102115

元増田です。

思ったより反応あってびっくりした。

読者界隈のことを気にせずマンガを読んでる層の方が多いだろうからマンガの評判に影響を出さないためにもタイトルは当然伏せるよ。

面白いマンガで、いろんな所で紹介されたり、メディアミックス化もされているから、そういうの手当たり次第に読んでる奴は読んだことあると思う。

どのマンガか気付いても伏せといてくれよ。フリじゃなくさ。

以下に把握できている範囲の経緯を書く。

連載の途中で、Aというキャラが出てきた。

Aは既存の読者にもウケたが、Aのファン積極的布教活動したことにより、A目当てでマンガを読み始めた読者も少なくなく、Aは人気キャラになった。

そして、AファンとAアンチにより、SNSなどで口論がされていたらしい。

ここまでは、まあよくあることだと思ってあまり気にしていなかった。

そのうち、自称考察厨の変なAファンが現れ続け、Aファンからの支持を得ていった。

例えば。

マンガの今後の展開でAは幸せになるが、AのライバルのBは不幸になる」というマンガの展開予想を垂れ流し続ける奴とか。

マンガとして描写されている内容については一切触れず、ちょっとしたパーツ1つ取り沙汰してラッスンゴレライみたいな荒唐無稽こじつけをし、その自称考察を垂れ流し続ける奴とか。

マンガの最新話が理想と違うという主張を、パワポ画像にまとめて毎回公開する奴とか。(ちなみにこいつはもうアカウントを消したっぽい。)

そして、AファンとAアンチ口論は、“A以外のキャラを叩きながらAの正当性を主張するAファン” VS “Aファン叩き”という構図に変わった。

Aのキャラアンチも居るだろうが、それ以上にAファンを嫌う人間がどんどん可視化されていった。

そして現在

マンガの最新話で「Aの目的は表面上は失敗となり、失ったものもあるが、見方によっては得たものもある」というような展開になった。

個人的には面白いと思ったし、Aはかなり優遇されているキャラだなとも感じた。

そんな最新話に対して、「Aの目的に魅力を感じない」「こんな結末のマンガまらない」「作者はマンガが下手」といった感想がAファンから噴き上がった。

(内容を伏せているので伝わり難いと思う。「すっぱいブドウ」の童話想像してほしい。A=キツネで、Aの目的ブドウ。Aファンは「ブドウが不味そう」と言っている。)

この1話だけならまだ良いが、Aが活躍した話以外で、Aファンマンガへの不満を垂れ流し続けていた。

Aは人気キャラファンが多いから、不満を垂れ流してないAファンも居るし、「流石にもうライン越えしている」と苦言を呈しているAファンも居る。

そうなると今度は「マンガを全肯定できないなら読むなと言うのか!」「全肯定しか許されない方が不健全だろう!」と猛反発している。

彼らは自分自身を、Aファンであり、マンガアンチではないと定義したままでいる。

ちなみに、「全肯定できない奴は読むな」と言ってる意見を見たことはない。「そんなに嫌なら読まなきゃいいのに」と言ってる意見は見たことある

だいたいは以上です。

…経緯を書いてみると、しょうもないなと感じるな。

でも実際に界隈の中に居ると、空気悪くて嫌な気分になるんだよ。増田相談したくなるくらい、この不可解さが気持ち悪かった。書いてみたらしょーもなさ過ぎて、気持ちは書く前より落ち着いている。

Aファンから見た経緯も見てみたいな。

タイトル伏せるために詳細は端折っているので、ここに書いた経緯だけを見るとよくある話のようにも感じるが、こんなに治安の悪い界隈そうそう無いとも思ってしまう。

Aファンはなんでこんなことになってしまったんだろうか?

anond:20230912102115

元増田です。

思ったより反応あってびっくりした。

読者界隈のことを気にせずマンガを読んでる層の方が多いだろうからマンガの評判に影響を出さないためにもタイトルは当然伏せるよ。

面白いマンガで、いろんな所で紹介されたり、メディアミックス化もされているから、そういうの手当たり次第に読んでる奴は読んだことあると思う。

どのマンガか気付いても伏せといてくれよ。フリじゃなくさ。

以下に把握できている範囲の経緯を書く。

連載の途中で、Aというキャラが出てきた。

Aは既存の読者にもウケたが、Aのファン積極的布教活動したことにより、A目当てでマンガを読み始めた読者も少なくなく、Aは人気キャラになった。

そして、AファンとAアンチにより、SNSなどで口論がされていたらしい。

ここまでは、まあよくあることだと思ってあまり気にしていなかった。

そのうち、自称考察厨の変なAファンが現れ続け、Aファンからの支持を得ていった。

例えば。

マンガの今後の展開でAは幸せになるが、AのライバルのBは不幸になる」というマンガの展開予想を垂れ流し続ける奴とか。

マンガとして描写されている内容については一切触れず、ちょっとしたパーツ1つ取り沙汰してラッスンゴレライみたいな荒唐無稽こじつけをし、その自称考察を垂れ流し続ける奴とか。

マンガの最新話が理想と違うという主張を、パワポ画像にまとめて毎回公開する奴とか。(ちなみにこいつはもうアカウントを消したっぽい。)

そして、AファンとAアンチ口論は、“A以外のキャラを叩きながらAの正当性を主張するAファン” VS “Aファン叩き”という構図に変わった。

Aのキャラアンチも居るだろうが、それ以上にAファンを嫌う人間がどんどん可視化されていった。

そして現在

マンガの最新話で「Aの目的は表面上は失敗となり、失ったものもあるが、見方によっては得たものもある」というような展開になった。

個人的には面白いと思ったし、Aはかなり優遇されているキャラだなとも感じた。

そんな最新話に対して、「Aの目的に魅力を感じない」「こんな結末のマンガまらない」「作者はマンガが下手」といった感想がAファンから噴き上がった。

(内容を伏せているので伝わり難いと思う。「すっぱいブドウ」の童話想像してほしい。A=キツネで、Aの目的ブドウ。Aファンは「ブドウが不味そう」と言っている。)

この1話だけならまだ良いが、Aが活躍した話以外で、Aファンマンガへの不満を垂れ流し続けていた。

Aは人気キャラファンが多いから、不満を垂れ流してないAファンも居るし、「流石にもうライン越えしている」と苦言を呈しているAファンも居る。

そうなると今度は「マンガを全肯定できないなら読むなと言うのか!」「全肯定しか許されない方が不健全だろう!」と猛反発している。

彼らは自分自身を、Aファンであり、マンガアンチではないと定義したままでいる。

ちなみに、「全肯定できない奴は読むな」と言ってる意見を見たことはない。「そんなに嫌なら読まなきゃいいのに」と言ってる意見は見たことある

だいたいは以上です。

…経緯を書いてみると、しょうもないなと感じるな。

でも実際に界隈の中に居ると、空気悪くて嫌な気分になるんだよ。増田相談したくなるくらい、この不可解さが気持ち悪かった。書いてみたらしょーもなさ過ぎて、気持ちは書く前より落ち着いている。

Aファンから見た経緯も見てみたいな。

タイトル伏せるために詳細は端折っているので、ここに書いた経緯だけを見るとよくある話のようにも感じるが、こんなに治安の悪い界隈そうそう無いとも思ってしまう。

Aファンはなんでこんなことになってしまったんだろうか?

2023-09-11

anond:20230911221600

フツーに本出てるけど根拠ないん?

下記はカリフォルニア大学ビアンカアセベド博士研究紹介動画書籍記事(Pod cast)、

HSP brain studies

https://www.youtube.com/watch?v=qep36Vy_0pE

Did you know that the brain of a highly sensitive person (HSP) works differently?

> The results of fMRI brain studies conducted by Dr. Elaine Aron, Dr. Art Aron, Dr. Bianca Acevedo and their colleagues are quite fascinating.

 

高感度な人(HSP)の脳の働きが違うことを知っていますか?

レインアロン博士アートアロン博士ビアンカアセベド博士らが行ったfMRIによる脳の研究結果は、かなり魅力的です。 

 

 

[Amazon] The Highly Sensitive Brain: Research, Assessment, and Treatment of Sensory Processing Sensitivity 1st Edition

https://www.amazon.com/Highly-Sensitive-Brain-Assessment-Sensitivity/dp/0128182512

 

> The Highly Sensitive Brain is the first handbook to cover the science, measurement, and clinical discussion of sensory processing sensitivity (SPS),

> a trait associated with enhanced responsivity, awareness, depth-of-processing and attunement to the environment and other individuals.

> Grounded in theoretical models of high sensitivity, this volume discusses the assessment of SPS in children and adults,

as well as its health and social outcomes.

> This edition also synthesizes up-to-date research on the biological mechanisms associated with high sensitivity,

> such as its neural and genetic basis. It also discusses clinical issues related to SPS and seemingly-related disorders such as misophonia,

> a hyper-sensitivity to specific sounds. In addition, to practical assessment of SPS embedded throughout this volume is discussion of the biological basis of SPS,

> exploring why this trait exists and persists in humans and other species.

> 

>The Highly Sensitive Brain is a useful handbook and may be of special interest to clinicians, physicians, health-care workers, educators, and researchers.

 

『高感度脳』は、感覚処理感度(SPS)の科学、測定、臨床的考察網羅した初めてのハンドブックです。この巻では、高感度の理論モデルに基づいて、子どもと成人のSPSの評価健康社会的転帰について論じています。また、高感受性の神経基盤や遺伝的基盤など、高感受性に関連する生物学メカニズムに関する最新の研究をまとめています。また、SPSの臨床的な問題点や、特定の音に過敏に反応するミソフォニアなど、一見関連していると思われる疾患についても解説していますさらに、この巻全体に組み込まれたSPSの実用的な評価に加えて、SPSの生物学的基盤についての議論があり、なぜこの形質がヒトや他の種に存在し、持続するのかを探っています

臨床医医師医療従事者、教育者研究者にとって有益ハンドブックです。

 

 

[foreverbreak] Highly Sensitive People How to Tell If You’re an HSP + Shedding Light on This Misunderstood Trait

非常に敏感な人々 あなたHSPであるかどうかを見分ける方法+この誤解されている特性に光を当てる

https://foreverbreak.com/podcast/s1/e5/

 

 

 

まぁ、アセベト博士でなくてもいいけど(TEDかにもあるよ)

 

『高感度であることは障害ではない。遺伝的および生物学的要素を持つ生物学特性
HSPの子供は、自閉症スペクトラム障害共通点があるため誤って診断されることがある』
HPSギフトです』

 

ってなってるね

 

SADの方は個性ではなく治療すべきってことになってる

2023-09-10

漫画家絵師企業はなぜ、自分の絵・表現を燃やされてもダンマリなのか?

AIイラストインボイス制度に対して声を上げる漫画家絵師は時折見かけるけど、フェミやらジェンダークレーマーやら"一部の人"に絵を燃やされてもだんまりしたり曖昧コメントをしている漫画家絵師企業が多いのは個人的理解できない。例外なのは戸定梨香の運営ぐらいしか思い浮かばない。

AIイラストインボイス制度については以下の通りアンケートがあるのだが、表現が燃やされることについてのアンケートが見当たらない。

どこかの会社が絵・表現を燃やされることに関するアンケート実施していてもおかしくなさそうなのに、今に至るまでそれを実施したところがないのはおかしいだろ。漫画家絵師企業フェミジェンダークレーマー・"一部の人"と呼ばれる連中による表現を燃やす行為に対しどう認識対応しているかデータを集めるのは有益だと思うのだが。

表現の自由戦士が「表現を燃やす輩は無視」といったり、漫画家絵師企業無視を貫くようでは何も進展しない。いくら表現を燃やす側に問題が多く、言いがかりだと高をくくるようなことを繰り返しているのは見てられない。

anond:20230909143843

こんなしょうもない文に釣られるブックマーカーが多数いることを考察するべきだね

2023-09-06

anond:20230905204414

厨房の頃に洒落怖まとめや新耳袋書籍版を読み漁ってたようなホラー好きって、

今は書き手読み手もSCPの依談・オモコロホラー記事カクヨムホラーSS・禍話リライトかに散らばってて

映像媒体だったら白石晃士、皆口大地、寺内康太郎大森時生あたりが人気で

だいたいみんな趣味が似通ってて話題に挙がるものほとんど同じだけど

この辺のホラー好き界隈ってはやせとか島田とかあの辺の奴らに興味がなくて基本シカトしてると思う

初耳怪談とか定期的に新作が放送されてるのに話題になってるの見たことない

動画上げてもテレビに出ても怪談好きはチェックしてない

あいつって洒落怖パクリで世に出てきた奴でしょ、とか本人は色々活動してタレントとしての知名度はあるみたいだけど怪談の内容はぬるくてうっすいよね、とかそういう目で見られてる

木札の嘘話はだいぶ前から垂れ流されてたのにこれまで全然広まっていなかったのは

問題視されていなかったからではなくてあの木札の由来に迫る人がほとんどいなかったか

ホラーにも「考察」とかにも興味がなくてまじないのいわれを調べることに関心のない、ただアイドルYouTuberはやせくんを推したいだけのファンの間で話がとどまってたからだと思う

外部に話が広まった今、ホラー好きとしてはどうにかならないかと思うけどファン層も含め元々違う界隈だから自浄作用も何もないし

分断が進んだだけって感じだ

ただ、ネット発のホラー企画書籍化が盛んになりつつあるこのタイミング

今回の件のせいではやせと何の交流もない実話怪談好きがまとめて炎上クリエイターに目をつけられたきらいがあるので、また金銭のやりとりが発生しない範囲での活動に戻ることになるのかなとは思う

anond:20230906134814

全く関連が無い或いはユーザー層が異なりともに知る者がいないか考察もないのではなかろうか

もにょる」が嫌いなのはあなたデコード性能が悪いか

anond:20190221020719

「古池や 蛙飛び込む 水の音」という俳句があります

この俳句の情景は「朝」「昼」「夕方「夜」どれでしょうか?


私には小雨の薄暗い昼の天気がイメージされるのですが、人によっては朝であり、また違う人によっては夜でしょう。

時刻の情報は削られているから、「正解」はないのです。

昨今、YouTuberの台頭で、あらゆる表現は「正解」の読み解き方がある、といった見方が広まっているようです。

このアニメのこのシーンはこういう意味だ、といった見方です。

エヴァンゲリオンや、君たちはどう生きるかで、皆さんが考察していますね。)

こういった「正解」を求める姿勢は、「作者の気持ちを答えなさい」のようで、それはそれで面白いのですが、

そもそも文章映像音楽といったメディアは、メディアにした時点で、作者の頭の中から情報が抜け落ちているのです。

もっと一般化すれば、あらゆる表現

作者の頭の中

エンコード情報圧縮

文章音楽映像など

デコード情報の展開)

読者・視聴者の頭の中

という流れを経ます

俳句圧縮率がとても高いメディアなので、読者は自身で様々な情報を補いつつデコード・展開をしないといけないわけです。

から、「古池や 蛙飛び込む 水の音」が昼なのか夜なのかは、読者が補う必要があるわけですね。

俳句に限らず、普通文章もそれなりに圧縮されているのだから、作者の頭の中と読者・視聴者の頭の中を同じにすることは不可能なわけです。

そして、そのデコード裁量は読者に委ねられているわけです。

色々言いましたが、私は、「もにょる」には、「間違った言葉選びをしたくないから、もにょる、のような汎用性の高い(圧縮率が高い)言葉にしておこう」という印象を受けます

せっかく圧縮率の高い言葉を使ってくれているのだから、作者の感情は、読者が自由に補えばいいのではないでしょうか?

作者の頭の中を完璧再現する必要があるのは、契約書や法律文章エヴァンゲリオンくらいじゃないでしょうか?

話はズレますが、村上春樹SNS文章を読まないそうです。

インプットはよりよいものだけにすべきだ、SNS文章は上等じゃない、といった理由のようです。

もにょる」が入った文章は、村上春樹に言わせれば、下等なものでしょう。

もにょる」にイラついている人は、実は下等な文章・下等な人間イラついているのではないでしょうか?

もしそうであれば「もにょる」が入った文章を読まず、こんなネット場末文章も読まず、上等な文章だけで人生を彩ってみてはいかがでしょうか?

us発行の「chaos」って本の記事を見るとだいたいわかる。「拷問医者」だったり「ジョリーウエスト」なんかからも追ってくと面白い考察に触れる

2023-09-05

 実のところ、数年前から実話怪談が盛り上がってきている。

 実話怪談とは、四谷怪談のような古典怪談ではなく現代怪談だ。というとトイレの花子さんのような都市伝説を思い浮かべる人もいるだろう。しかし、そのような出所不明の噂話とも違う。

 まず大前提として「実際に不可解な体験をした人というのは、この世の中にいるんだ」というところから始まる。そして、それら体験から聞き取ったものを語ったり、あるいは執筆という形で記録されたものが実話怪談である

 と、基本的説明としてはこれで十分ではあるのだが、多くの人が疑問に思うことだろう「それが実際にあった話だとする根拠は?」と。

 ここははっきりと申し上げておくが「そんなものはない!」である

 ないんスよ。というのも怪談超自然的なもの、未知のものを扱う分野だからだ。最新の科学技術物理知識を以てして証明できてしまったなら、その時点で、もはやそれは「怪談だったもの」となってしまうからだ。

 うん、わかった。

 もう少し突っ込んで説明しようか。

 つまり、実話怪談とは「実際にあった話だとする根拠はないが、とにかく、本当に不可解な体験をしたと主張する人がいて、その人の実在根拠とした話」のことだ。

 そんな根拠の拠り所となる体験者は、実際に語られるさいには、諸般の事情により匿名として扱われることが多い。

 …はい、お察しのとおりだ。実のところ、受け手側に実話である判断する材料はほぼない。

 ここまで読まれた皆様におかれましては「せめて、なにか実話を担保するものはないのか?」とお思いかと存じます

 まあ、その、あるにはあるんですよ。お気に召すかはわかりませんが。

 というわけで、以下が令和最新版だ。

 実話怪談とは「実際にあった話だとする根拠はないが、とにかく、本当に不可解な体験をしたと主張する人がいて、その人の実在根拠とした話…としたいけど、事情により身元は明かせない以上、聞き取ってきた私という実在を仮の根拠とした話」のことである

 あきれちゃった人には申し訳ないが、こういった回りくどい手順を踏むことで、かろうじて実話と呼べるものになっているのが実情だ。ゆえに実話怪談はその性質上、二重の信用が必要となる。

 つまり怪談話者(著者)は、取材において体験者が事実を話していると信用し、受け手話者(著者)が嘘を言っていないと信用したときに、初めて実話怪談を楽しむことができるのだ。

 もはや新手のカルトのように聞こえるかもしれないが、事実そうなのだとはいえ実話怪談愛好家がなんでもかんでも受け入れているかというと、そんなわけではない。聞いていて、あるいは読んでいて「なんかこの話うさん臭いなぁ」と思うことは多々ある。

 なぜなら、それぞれが自分なりの実話怪談観を持っており、常にそれをもとにこの話者(著者)を信用するかどうかを推し測っているからだ。また、これは怪談取材時でも吟味される事柄である。(興味があるなら『忌み地 怪談社奇聞録』あたりを読もう)

 こういった部分も含めてこのジャンルの楽しみ方となっている。

 個人的に言えば、実話怪談とは少額の霊感商法だと思っている。騙されたとしても、実害は、文庫本なら数百円ていど、新書なら千円か二千円ていど、映像ならタダから数千円ていど。イベントもそれくらいのものだろう。

 これは受け手側としての心持ちについて論じているが、同時に話者(著者)側にある程度の倫理観を求めるということでもある。

 実話怪談センシティブだ。

 実在する人物を扱うこともそうだし、死を扱うという点においてもそうだ。タブーをかき分けた先に真の恐怖はある。根本的に不謹慎ジャンルなのだ

 だからこそ信用される優れた話者(著者)となるためには、細心の注意を払いつつもギリギリを攻めるという綱渡りを行わなければならない。

 ともかく、信用を重視する点からわかる通り、実話怪談というジャンルは意外なほど属人的性質を孕んでいる。そしてこの属人性こそが、昨今の実話怪談ブームの一因であるように思う。

 分かりやすく言うと、怪談師と呼ばれる人々が出てきたことによって盛り上がったのだ。

 実話怪談の始祖を『新耳袋』とするなら、最初媒体書籍であり文字媒体だった。(ちなみに稲川淳二御大の語る怪談を、実話怪談の枠に当てはめるのは無理があるので割愛

 まだ怪談師という言葉はなかったが、初期のころから属人的気質垣間見れた。とはいえ、この時代の実話怪談エピソード至上主義であった。

 あと、そもそも著者がほとんどいなかった。

 私は00年代の初期からの愛好者だが、この時代怪談にとって冬の時代だった。それでも『新耳袋』や『「超」怖い話』がシリーズとして刊行を続けてきたことが、今日の盛り上がりの土壌となっている。

怪談師」という言葉が出だしたのは10年代の中頃だろうか。怪談師とは怪談話者のことだ。彼らの活動範囲は音声のみならず、映像イベントなど大きく広がっていった。

 そのため必然的話者存在が前に出ることとなったが、属人性の強い実話怪談と非常に相性がよかった。

 昨今の怪談人気は、すなわち怪談師の人気と言って差し支えない。

 しか怪談師の数は年々増えていっている。

 そんなわけで、実話怪談は空前の大ブームとなった。

 さて、それに加えて、去年あたりから呪物が盛り上がりを見せている。

 いわゆる呪物ブームだ。

 事情を知らない人からするとマンガ呪術廻戦』人気に乗っかったものだと思われるかもしれないが、それは半分くらいは正しい。マンガの影響はでかい

 とはいえ呪物コレクターと呼ばれる存在が昨日今日誕生したわけではない。もっと言えば、呪物と呼ばれるものは大昔からあり、怪談好きに限らず、多くの人から認知されていたはずだ。

 では、なぜこのタイミングブームとなったのだろうか。

 そもそも実話怪談においては、エピソード重要視された。実話の「話」とはお話エピソード)のことだから当然と言える。ゆえにエピソードの乏しいものは主流から外れていく。

 心霊写真心霊スポット探索といったものがそうだ。

 怪談ジャンキーには「ここの木陰に恨めしそうな女の顔があります」だけではお話として弱く感じるのだ。

「出ると有名な廃墟を探索しました。すごく雰囲気があって怖かった」だけでは怪談欲は満たされないのだ。

 呪物もその性質エピソードに乏しい。「これが丑の刻参りで有名なご神木に刺さっていた藁人形です」だけでは情報不足も甚だしく、消化不良を起こしてしまう。

 とはいえ、これらは実話怪談という評価基準において物足りないというだけで、それぞれに違った魅力があり、愛好する者が一定数いる。

 また、怪談師という存在が実話怪談を発表するメディアを広げたことにより、別媒体として点在していたそれらが、集約されつつある。その中でもビジュアルに優れた呪物は、具体的なイメージに乏しい実話怪談を補佐する存在とも言える。

 だが、それは本質ではない。

 呪物ブームの最大の理由は、呪物コレクターの所有する呪物のエピソード性の高さだ。いつの間にか呪物はお話を手にいれ、怪談のものとなっていたのである

 むろんこれにはカラクリがある。そして、それこそが先般の木札に関連した炎上事件の原因ともなっていると考えられる。

 具体的な手口は単純で大したことではない。呪物の定義を限りなく押し広げた、それだけ。

 一般的な「呪い」や「呪物」といったものイメージは「恨みを持った人間が、儀式などの間接的な方法怨念を晴らそうとする行為呪い」であり「その儀式使用される道具=呪物」ではなかろうか。すなわち丑の刻参りを行うことが「呪い」であり、そこで使用された藁人形が「呪物」であると。

 しかし呪物コレクターはそれだけでは満足できなかった。

出自不明ながら所有すると厄にあうもの

・呪われるわけではないが曰くのあるもの

心霊現象に関わる物品

・念のこもったもの

祈り宗教的儀式に使われる道具や開運グッズ

 これらをまとめて呪物として扱ったのだ。

 呪物という語にそれらを無理やりに詰め込んだ結果、呪物のミーム化といった現象がこの界隈で起こった。これによりエピソード性は強いが呪物と呼びがたい物すらもその範疇に納めることに成功する。

 どこまで意図的に行われていたかは分からないが、そういった呪物コレクター戦略が奏功し、折よくマンガの人気と合わさったことで、呪物ブームが巻き起こったのではなかろうか。

 あくま個人的考察ではあるが、あながち的外れでもないかと思う。

 というのも、今回の炎上には特徴的な温度差が見てとれる点からも、それらを裏付けているように感じたからだ。

 今回の件はジャニーズ性加害問題と似ている。すなわち、内部においては問題意識がほとんどなく、外部の人間が指摘することで初めて問題化したという点だ。

 そもそも木札のエピソード2022年の時点ですでに紹介されており、それこそ祝祭の呪物展というイベントでは2年連続で展示されていた。しかし木札について問題視する声は(自分観測範囲内では)なかった。

 私自身はイベントに足を運んではいないが、動画にてその存在を知った一人である。だが、やはりその時はまったく問題意識はなかった。

 事が明るみになったさいも、初めは事情の分かっていない人が騒いでいるだけだろうくらいに思っていた。しかし実際に内容を確認するにつれ、そういった次元出来事でないことに気付き、心地よい夢から叩き起こされたような気分となった。

 この件に関しては、はやせ氏に非があることは間違いない。

 問題複数あるが、やはり東日本大震災被災者と関連のある物品を「呪物」というくくりに入れてしまたことに尽きる。呪物コレクターとしての戦略裏目に出た形だ。

 だが、本当に非があるのははやせ氏だけだろうか。

 これは出自不明説明された木札の出所が判明し、そのエピソード自体に疑問が持たれた今だからこそ言える話などではなく、最初の発表時からあった問題だ。

 しか自分も含め誰も指摘できなかった。受け手側も麻痺していた部分があったのだ。間違っても「はやせさんがあんなに謝ってるんだから、許してあげてください」なんて言える立場にない、どころか一緒にごめんなさいしなくてはいけない立場にあると言える。

 …とはいえ、頭では理解できるものの、心の奥底では引っ掛かりを感じている。

 それは結局のところ、不謹慎さも含めて楽しむというスタイルが染みついているせいだろう。

 自分高潔人間などではない。心の奥底にドロドロとした薄汚いものを秘めた、しょうもない人間しかない。

 だからこそアングラものに惹かれる。怪談に惹かれるのだ。

 冒頭に戻るが、今、実話怪談が盛り上がってきている。

 文字媒体くらいしか発表の場がなかった時代は終わり、怪談師の活躍により発表の場は増えていった。賞レースも盛んとなり、多くの怪談師と無数のファンを生み出した。

 怪談を取り巻く環境は激変したが、怪談本質は変わらずにい続けられるのだろうか。

anond:20230905131007

程度問題

あと今回は国選弁護人無理筋適当な弁護してるだけなので、あまり考察しても仕方ないか

反ワク親 VS メンヘラ

https://anond.hatelabo.jp/20230902053424

上記とうちの事例が似てたので記載する。

反ワク親

経歴:国立大卒の60代歯科医

既往歴:大学生の娘のうつ病を、霊能者の助言を信じて「そう思い込んでるだけ」と一蹴し、通院を拒絶、うつ病の話をするとばつの悪そうな顔をして「もう過去の話」などと述べる。私まだ治ってないんですけど….。

現病歴

2021年頃:「ワクチンは様子を見たほうが良い」などと主張していた。イベルクチンを輸入しはじめる。

2022年頃:「3回目接種は本当に危ない!」などと喚きだす。理由は、自己免疫疾患の増加と循環器疾患による急死らしい。なお、本人は遠方在住の不倫相手コロナ感染したところ、わざわざ飛行機に乗って看病に行き、ノーワクチン感染。その結果、「コロナはただの風邪」論が強くなる。

2023年頃:「政府による統計操作」「ロット番号」などを主張し始める。

対応

うつ病の一件から殆ど信頼0なので無視し、接種券は自治体窓口に「親に捨てられた」と相談して自治体窓口で再発行してもらって接種を重ねている。

ワクチンワクチンとうるさくて私が発狂しかけたのが2022年9月頃。以降、相手をし始めるが、以下の特徴があった。

Twitterニコニコ動画の噂を断定的に言う。特に、◯◯大の名誉教授宝塚市の◯◯◯がお気に入り

あくまで噂を繋げて壮大な物語を頭の中で作ってるだけなので、ワクチンが危ない理由コロコロ変わる。

③××だから危ない危ないと騒いでいても、××が否定されると、その話を一瞬で忘れ、新しい危険理由の話に移るので、客観的にみてると「自分パニックになる原因を必死に探してる」ように見える

バトった背景

最初は「好きにすれば良い」と無視していたが、何度も同じ話をされると、「何故、こんな馬鹿相手をずっとしなければならないのか」と私がイラつきだす。それを「ワクチン接種したから、健康を害さないか心配してる」と勘違いしたらしい。こちとら10死にたいんだが、「心配させるのはかわいそう、でも危ない」などと勝手にクヨクヨしはじめたので私がブチギレた。

・「反ワク親が見つけた噂話か事実かを私が代わりに調べる」を何十回か繰り返した後に、淘汰圧が働いたのか、話題が徐々に検証不能な壮大なスケールへ移行した。超過死亡は調べれば「ワクチン接種が死亡率を下げ、救急医療麻痺により心臓病で死ぬひとが増えた」が判明するが、「政府による人口削減政策の一環」は役所に問い合わせても、隠してると因縁をつけられるので不明

・一時期は相手の主張するウェブサイトを目の前のPCに置いて、一緒に検証することもしたが、「時間をかけて馬鹿にされた」と思うようであまり効果はなかった。

考察

・親は、私と話せて嬉しいとこぼしていた。親が反ワクチンにハマり、私をブチギレさせるまでに重症にならなければ、親子の会話はほとんどなかっただろう。

・恥があるのか、周囲の友人などには反ワクチンの話を一切していないらしい。

精神疾患妄想と、カルト終末論に近いと思う。UFOに追われたり、自民党からスパイを送り込まれるのは、「自分特別存在」と思い込みたい背景がある。

そして「◯月×日に世界が終わり、信心深い我々だけが生き残る」代わりに「ワクチン接種者はみな死ぬ病気になり、自分判断した未接種者だけが生き残る」物語を信じたいのだろう。

私は疲れた。誰にも相談できない。

お疲れ様」とか「がんばった」とかコメントくれると泣いてメンヘラが喜びます

スケルトンダブル』を読み始めるタイミングは今!!

ジャンプ+で隔週金曜日に連載されている『スケルトンダブル』が今とても面白いということをこっそりとお伝えしたい。

ちょうど今日第3巻が発売しててしかもちょうどその終盤あたりからの展開がめちゃめちゃアツくてさらにその続きは現在無料公開されているというのに、世間の多くの人はどうやらスケルトンダブル面白さにまだ気づいていないらしい。

今日本屋に行ったが3巻を見つけるのにすごく苦労した。地元で一番デカ本屋だというのに新刊コーナーに平積みで置いてなくてジャンプコミックスの棚に2冊くらい突っ込まれてるのをやっと発見した。きっと夜に行ったか在庫が少なくなってたんだろうね。いやもっと入荷してくれ。

なぜ今読み始めるべきなのか?

前述したように第3巻の終盤あたりからの展開が非常に盛り上がっており(19〜21話あたり)、読者からの評判が非常に良い。

3巻の帯に「Twitterトレンド入り!」と書かれているがトレンドに載ったのは第21話更新された金曜日の深夜のことだ。

ということでちょうど今こそが激アツな展開を一気読みできる最高のタイミングなのである

そして最新話の展開はちょうど物語の序盤の山が片付いて次の展開に移るあたりなので、一気読みするにはキリがいい。

逆に言えば、今みんなが読んでくれないと打ち切り可能性がだんだんと出てくる。怖い。

何が面白いと言われているの?

読者からよく言われているのは「漫画のうまさ」。

隔週連載なので更新頻度が低いが、それでも一定の読者がついてきているのはその漫画のうまさへの信頼だと思う。

この作品透明人間スケルトン)化した人間特殊能力を使って戦ういわゆる「異能バトルものなのだが、登場人物思考やかけ引きの描写が非常にうまい

それともう一つ光るのはキャラクターの奥行きがあるところ。

異能バトルものらしくクセのある登場人物結構出てくるのだが、ただのインパクト重視のクセではなく、ちゃんとその人物なりの行動原理があるように見える。

セリフの裏の意図だったり少し挟んだコマでの心情描写などが丁寧で、考察しがいがある。

なかでも主人公パーソナリティーについては特筆すべきものがあって、盛り上がっている19話あたりからの展開がまさにその主人公の行動原理に迫ったものだ。

このあたりの話数からコメント欄ネットでの評価がかなり良くなったと感じる。

一言で言ってしまえば、この展開で読者がみんな主人公を気に入ってしまったんだと思う。

あえて例を出すなら『ワールドトリガー』で読者が三雲修の「やばさ」に気づき始めたあたりの感じ。

主人公への認識が変わったことで、1話から改めて読み返すとまた違ったものが浮き上がってくるようにもなった。

とにかくうまい漫画が読みたい人におすすめ

2023-09-04

BさんはAのパワハラによってメンタル壊れる前はマトモだった説の考察が少なすぎる

たまたまAと相性が悪く、Aがパワハラを繰り返した結果、Bの脳は破壊されてしまった」

これに思い至る人が本当に少ない。

Bは最初から頭がおかしかったで決めつけたがる。

これが実にホラーなんだよ。

僕らは「もしかして僕もまたBなのでは??」なんて考えたくない。

ましてや「今は大丈夫でも突然Bになってしまうのでは?」なんて意識の外に置いたまま死にたいんだよ。

老人になって判断力が落ちたか運転免許証を返したのを忘れて車に乗ってしまった老人を「人格の腐った老人だから自分の都合を優先したんだ。俺は人格ちゃんとしてるから絶対こんな老人にはならないよ」と言い張りたいんだよな皆。

だって自分が好き放題投げてきた罵倒ブーメランとして返ってくるのも、ブーメランが返ってくる可能性に怯えて発言を控えまくるのも、そうしているのを「はは~~~コイツさてはBだな?コイツボコろうぜ~~~」と標的にされるのも嫌だもんな。

分かるよ。

この社会で生きていくウチにいつの間にかそういう癖がつくのは。

でもそういった思考の悪癖に流されたまま生きてしまうという事こそが、Bになるための最も大事な才能を持っていることを意味してるんだぜ?

ま、つまり、これに気づけてる俺は絶対的にBじゃないわけよ。

お前らとは一段違うんだな。

まあそこからいつ転がり落ちるのか分からないことも自覚してるけどな。

ふふふ。

完璧すぎる人間に会ってしまうと嫉妬で意地でも反論しなければと脳がバチバチしてくるだろ?

それ、敗北を認めたっていう証拠ですから

反ワク親 VS メンヘラ

https://anond.hatelabo.jp/20230902053424

上記とうちの事例が似てたので記載する。

反ワク親

経歴:国立大卒の60代歯科医

既往歴:大学生の娘のうつ病を、霊能者の助言を信じて「そう思い込んでるだけ」と一蹴し、通院を拒絶、うつ病の話をするとばつの悪そうな顔をして「もう過去の話」などと述べる。え?私まだ治ってないんですけど….。

現病歴

2021年頃:「ワクチンは様子見たほうが良い」などと主張していた。イベルクチンを輸入する。

2022年頃:「3回目接種は本当に危ない!」などと喚きだす。理由は、自己免疫疾患の増加と循環器疾患による急死らしい。なお遠方在住の不倫相手コロナ感染し、わざわざ飛行機に乗って看病に行き、ノーワクチン感染。その結果、「コロナはただの風邪」論が強くなる。

2023年頃:「政府による統計操作」「ロット番号」などを主張し始める。

対応

うつ病の一件から殆ど信頼0なので無視し、接種券は自治体窓口に「親に捨てられた」と相談して自治体窓口で再発行してもらって接種を重ねている。

ワクチンワクチンとうるさくて私が発狂しかけたのが2022年9月頃。以降、相手をし始めるが、以下の特徴があった。

Twitterニコニコ動画の噂を断定的に言う。特に、◯◯大の名誉教授宝塚市の◯◯◯がお気に入り

あくまで噂を繋げて壮大な物語を頭の中で作ってるだけなので、ワクチンが危ない理由コロコロ変わる。

③××だから危ない危ないと騒いでいても、××が否定されると、その話を一瞬で忘れ、新しい危険理由の話に移るので、客観的にみてると「自分パニックになる原因を必死に探してる」ように見える

バトった背景

最初は「好きにすれば良い」と無視していたが、何度も同じ話をされると、「何故、こんな馬鹿相手をしなければならないのか」と私がイラつきだす。それを「ワクチン接種したから、健康を害さないか心配してる」と勘違いしたらしい。こちとら10死にたいんだが、「心配させるのはかわいそう、でも危ない」などと勝手にクヨクヨしはじめたので私がブチギレた。

・「反ワク親が見つけた噂話か事実かを私が代わりに調べる」を何十回か繰り返した後に、淘汰圧が働いたのか、話題が徐々に検証不能な壮大なスケールへ移行した。「政府による人口削減政策の一環」など。

・一時期は相手の主張するウェブサイトを目の前のPCに置いて、一緒に検証することもしたが、「馬鹿にされた」

考察

・親は、私と話せて嬉しいとこぼしていた。親が反ワクチンにハマり、私をブチギレさせるまでに重症にならなければ、親子の会話はほとんどなかっただろう。それで良いんだけど。

・恥があるのか、周囲の友人などには反ワクチンの話を一切していないらしい。じゃあ私にもしないで欲しかった。

精神疾患妄想と、カルト終末論に近いと思う。UFOに追われたり、自民党からスパイを送り込まれるのは、「自分特別存在」と思い込みたい背景がある。

そして「◯月×日に世界が終わり、信心深い我々だけが生き残る」代わりに「ワクチン接種者はみな死ぬ病気になり、自分判断した未接種者だけが生き残る」物語を信じたいのだろう。

私は疲れた。誰にも相談できない。

お疲れ様」とか「がんばった」とかコメントくれると泣いてメンヘラが喜びます

休日がまるで仕事のよう

仕事を進める上で、優先順位をつけるなど、大小様々な考察判断をする。

どうするのが最小の労力で済むか、最短の時間で済むか、最も不都合無駄が少ないか…などを考えて進めている。

毎日こんなことをしているせいか休日になってもこの思考のクセが抜けない。

休日今日1日しかない、このチャンスを逃すと1週間は先延ばしになる、その1週間後も、不測の事態により満足に時間を取れなくなるかもしれない。

よって、その日のうちにこれとこれとこれをやりたい、片付けてしまいたい、そのためにどうするのが最小の労力で済むか、最短の時間で済むか、最も不都合無駄が少ないか…これでは休日にまで仕事をしているのと同じだ。

せっかくの休日に、せっかく好きなことをやっている、やろうとしているのに、それがかえって苦痛になり、本末転倒である

苦痛ならやらなければよいのでは…というわけにもいかない。

やらなければやらないで、やりたいことができなかった…という別の苦痛がまた発生するのである

なにものにも一切妨げられることなく、好きなことを好きなときに好きなように好きなだけできたらなんと幸せなことだろうか。

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