はてなキーワード: 被災者とは
ちょっと鰻食べに宮城県は登米市まで行ってきた。登米市は大まかに言うと石巻市の北。そのために東北自動車道や仙台北部道路といった高速道路に乗ったんだけど。
報道されているように、被災者の高速道路無料化の影響で高速道路には渋滞が発生した。
そう聞くと、「無料化のおかげで被災地の人の流れが活発になってるのか。なら渋滞があっても効能が上回るな。」と思うかもしれない。
渋滞が起こっているのは料金所からで、その原因はおそらく、被災証明書を目視で確認するため料金所の通過に手間取るためだろう。
厄介なことにこの渋滞はI.C.への分岐の前までも続いている。I.C.への分岐路は1車線。
そのため、被災証明書を使わない、有料・ETCの車もこの渋滞に巻き込まれることになる。
やるかもしれない。やらないかもしれない。
しかし、被災者には申し訳ないんだけど、非被災者にとって原発問題って、今も解決されていない、
ワーキングプア、待機児童、リーマンショック以降の中小零細企業の経営、
宮崎県口蹄疫で家畜を死なせなければならなかった畜産業者、沖縄県基地問題、その他その他の問題に泣いている人達に
「あなたたちの苦しさよりも反原発のために管民主党に投票してくれ」と言うのだろうか?
小泉政権下の郵政選挙になぞらえる向きもあるけど、あのときはさまざまな問題を後回しにする余裕があった。
今報道や井戸端会議で“忘れられている”人達に、反原発を理由に管民主党に入れてくれと言うのだろうか。
それとも上記問題を抱えている人が率先して反原発選挙で菅総理が圧勝したら、自分たちの生活がよくなるかのように
選挙を待ち望んでいるんだろうか。
http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20110614/1308053555
への反論
>1)チェルノブイリ事故後の旧ソ連の平均余命データ、死亡原因データなどからは、
> 低線量放射線被曝の影響よりも、社会的ストレスの影響が圧倒的に大きいことがわかる。
> また、低線量被曝(100mSv)の発ガン率ガン死亡率上昇は都道府県別の発ガン率ガン死亡率の違いにも遠く及ばない。
> 放射線被曝の健康被害そのものより、事故処理にかかわる社会的・精神的ストレスが健康に悪影響を及ぼしたという、
> チェルノブイリで見られた事象が、今この日本で起こっているのではないか?
仮に「低線量被曝による発ガン死亡率上昇より、社会的ストレスによる死亡率上昇の方が大きい」のが事実だとしても、
それは福島に居続ける方が死亡率を低下させる、という立証にならない。
「低線量被曝による発ガン死亡率上昇」=A
「福島に居続けることによる社会的ストレスでの死亡率上昇」=B
「福島から疎開することによる社会的ストレスでの死亡率上昇」=C
とすると、
A+B<Cでないと、福島に居続けた方がいい、という結論は導き出せない。
tikani_nemuru_M氏の文書を何回見ても、A+B<Cを証明した箇所はない。
tikani_nemuru_M氏は「旧ソビエトでA+B<Cだったから、日本でもA+B<Cのはずだ」と言いたいのかも知れないが、
一地域の一時代でたまたまA+B<Cだったからと言って、その「法則」が他地域の他時代でも成立する、というロジックは
どう見ても成り立たない。
※私見では、B<Cですら疑わしいと思うのだが。
「常に健康不安を心配しながら、怯えながら暮らす」という心配は、並大抵のことではない。
>2)ストレスに対処(コーピング)するためには、社会的サポートが必須であり、行政の支援ももちろんだが、
> コミュニティの果たす役割は大きい。フクシマの地域コミュニティを崩壊させてはならない。
集団移住という方法もある。
阪神大震災で被災者がバラバラになりコミュニティが崩壊した反省から、
今回では加須市への一斉避難のような取り組みが行われている。
古くは奈良県十津川村が災害で北海道へ集団移住した例があり、その名も「新十津川村」となった。
>3)ヒロシマ・ナガサキの存命被爆者(つまり低線量被曝者。被爆当時は子供だったひとももちろん多数)は、
> つまり、低線量被曝の健康への悪影響は、事後的な医療ケアで取り返すことができる。
必要充分条件のすり替え。
仮に「ヒロシマナガサキの存命被爆者がかえって長命」であったことが事実だとして、
それは「低線量被曝の健康への悪影響は、『いつの時代でも、いつの地域でも』事後的な医療ケアで取り返す」
ことを保証するものではない。
まさに1)の「旧ソビエトでA+B<Cだったから、日本でもA+B<Cのはずだ」のロジックそのままに
「ヒロシマナガサキがそうだから、フクシマもそうだ」のロジック。
>4)行政や企業に長期的な補償をさせるためには、居住して社会的・政治的存在感を示し続けるのが有効。
> 移住の補償は一時的である可能性がおおきく、結局【なかったこと】にされるのでは?
仮に「なかったことにされる」危険性があるとして、「残留した方がいい」と言い切るには、
「低線量被曝による発ガン死亡率上昇」=A
「福島に居続けることによる社会的ストレスでの死亡率上昇」=B
「福島から疎開することによる社会的ストレスでの死亡率上昇」=C
に加えて
「なかったことにされることによる死亡率上昇」=D
を用意して、
その努力を放棄した議論を前提に、乳幼児に対し「居住が望ましい」というのは、政治の放棄では?
あと、集団移住という手法を先述したが、集団移住すれば、
ということで、「フクシマ被災者が移住を避けるべき4つの理由」は全て論破されてしまった。
勿論、残留を留まる高齢者の意向は重視すべきだし、家庭の都合・職の都合等で
フクシマから引っ越せないヤングファミリーの立場も尊重すべきである。
一方で、例えば西日本が実家のママがいて、未就学乳幼児を抱えていて、旦那の親とフクシマで同居しているケース。
ママがホンネでは「子供のためにフクシマから離れて実家に疎開したい」と考えていても、
姑や舅の手前言い出せない、なんてケースはどうだろう。
このようなエントリがあると、「ほらやっぱり疎開の必要はないのよ」と姑や舅が引き止める
その意味では、「疎開のハードルが低い家族に対しても、ハードルを上げてしまっている」このエントリは、
極めて罪深いといわざるを得ない。
テーマ:多角的に考える
・インセンティブの持っていき方を考える
・義援金の正しい使い方を考える
経済のケの字も知らない俺だが無い頭をひねって考えてみた。
「ヒトモノカネが流れる所は『勝手に』発展していく。」というのは事実だと思う。
そこで、被災地が最も早く復活するために、その考え方で発案してみようと思う。
ヒトが多く訪れる方法を検討しよう
Q.ヒトはどんな所に集まるのだろうか。
A.欲望を満たしてくれる所だ。
・普遍的で継続性のある満足を与えてくれる所にヒトは多く集まる。
・集まるコストを低下させるとすそ野が拡がる(母体数が増える)。
・滞在コストを低下させるとヒトは継続してそこに残ろうとする。
スポーツ会場、イベント会場やカジノを作るのはどうかな。描いた絵図はこう。
①「スポーツイベント、コンサート、秋葉系コンベンション等を被災地近くで開催する。」
大規模なイベントに対応出来る設備を自治体等主導で作る。その会場使用料を自治体が負担する。
- 周辺の消費需要が増す。(輸送、移動、滞在、宿泊、飲食、土産等買い物)
- 参加者が行きたくなる仕組みが必要
→ これは被災地域の費用負担を下げ、参加者のインセンティブを高めるために輸送、移動コストを低減する。
- 新幹線やJR特急の料金を下げる。(往復の場合のみ等にしないと踏み台にされる?)
→ それにより、安くいけるんだから(行った先、すなわち被災地で)ちょっとぜいたくしよう。という
インセンティブにもつながる。
②「カジノを常設する」
- 治安の悪化を防ぎ、安心して利用出来るような環境作りを行う。
- 現金への換金率よりも被災復興券への換金率を上げて被災地で多く使ってもらうようにする。
→ 被災復興券は特別債権の役割を果たす。こちらもしっかり自治体と国が管理する。
- パチンコは禁止
③「税負担を下げる」
- 住民税を低減させ、そこに定住するヒトを増やす。
- 消費税も被災3県で段階的に設定する。
→ 本各被災地域=0% / 周辺地域=3% / 同県内=5% / 他県等は現在議論されている段階的に引き上げの対象
ヒトが多く訪れる場所にはモノが沢山必要になる。
モノを多く流入させるためにも、前述の輸送コスト低減策が効いてくる。
- 輸送コストは商品コストに反映される。安価で小売業者が仕入れ出来れば値下げもしやすく、また利益の拡大にもつながる。
→ 被災地での商売は儲かるというインセンティブになり、そこで商売するヒトが増える。
→ よりモノが必要になり、ヒトも増加していく相乗効果が期待出来る。
→ こうしてカネも動くようになり
- 宅配便等にも補助金を出して集配所の運営費を自治体等で負担する。
被災地で商売するとすごく得をする仕組みを用意する。
→ 本社を被災地に置き、総従業員の勤務地として最も多い人数を設定させる事で脱税目的の移設を防ぐ対策が必要かもしれないけど。
◎結論
ヒトを集めるだけで、モノとカネは自動的に集まってくるんじゃないかな。という事
素人だけど、こんな考え方がもし復興の参考になったら、それはとっても嬉しいなって。
1.で何もかも自治体や政府負担を勝手に描いた。そんなに都合良くお金がポンポン出てくるわけがない。
だからそこに義援金の多くをあてがう方法ではどうか。お金の都合は主に以下で行う。
・義援金
・消費税段階値上げ分の充当
債権は少しづつ自治体と国で返済していく形しかないだろうけど、金余りの不況が長く続いた今、長期の優良債権は確かに需要があると思う。
まがりなりにも円が対米ドル高めで推移しているから外資も食指を伸ばしてくれそうだし…(というのは甘々か?!)
私のクラスタでは東電解体!とか電力の寡占許すまじ!な空気があったりして、概ね賛成なのだけれど、ここは一つしばらく放置と言う案はどうか。
東電は電力株と呼ばれ市場では高配当で株価が安定していると定評があった。
都バスが電力株の配当で経営を維持していて赤字転落のニュースは記憶に新しいが、本来高配当安定株だった。
じゃあ、いうなれば、東電は元々そのビジネスモデルで銀行からいくらでもカネを引っ張れる優良企業の筆頭だったわけ。
今回潜在的リスクが莫大な被害と損害をもたらしたわけだけど、その業務継続にどれだけ不安があるのだろう。
1兆でも10兆でも銀行から借りて、50年でも100年でもかけて返済するプランを作ってはどうか。
有利子負債を多量に抱えるので経営は苦しくなるしこれまでのように従業員や幹部にぜいたくはさせられないけれど、それでも事業は継続していけるんじゃないかな。
そのお金で補償や放射能除去、原発の今後の運営にかかる費用をまかない、しっかり返済していくのがいいと思う。
前述した復興券と同様、市場に不足した長期安定商品になると思う。
トンデモ案かも知れないけれど、東京以外の電力6社にもカネを出させると言う手があるかもしれない。
もし東電解体なんてことになればお前らも道連れだぞと脅す形で。
電力全社上げたら10兆ぐらい行かないかな。その辺のスケール感覚皆無なので適当書いてます。
放射線量が高い地域を思い切って封鎖して、その土地から建物までを東電に買い上げさせてはどうか。
立入は自己責任で。封鎖後のエリアは消防警察その他一切行政の支援は受けられない。
ここまで言えば必要なものを持ち出した上で人は住まないと思う。リアル北斗の挙状態だから。ヒャッハー
そして、原発を含むその地域を浄化する事、その一点に集中して力を注ぐ。
世界中から実用化済技術をどんどん試そう。眉唾や実験的なものでもいい、どんどん受け入れてみてはどうか。
既存のフィルタ除去方式やひまわりのタネ撒きまくリング方式、イスカンダルに設計図取りに行ってもいい。
この機会はまたとない実用実験なんだ。どんどん募集して世界に貢献し、技術に助けを求めてみてはどうだろう。
日本の独自技術として放射能除去を実現すればまさに「日本の奇跡」として核抑止力に対する一定の影響力を持ち、100年の悲願、国際発言力に貢献するかもしれない。というのはまさに夢物語ではあるが。
こんな文章を書いたのは日本政府が、被災者を含め日本人が、あまりにも長く思考停止+場当たり対応に終始していて、とても不満で不安でしょうがないからなんだけど、書いた内容としてはみんなヒトモノカネの動きをちゃんと考えて行動しようよ。
ってことなんだ。
無理やりカネを流し込んで復興するのか?
大声で「がんばろう東日本!」と叫んで頑張れるのか?
おれは、ちがうとおもったんだ。
東北が「米どころ」の地位を確立したのは戦後だという歴史は、意外と知られていない。熱帯原産の商品作物であるコメは、東北では大正期まで収量が低かった。それが変わった背景は、農業技術の進歩もあるが、東京市場の膨張、戦中と敗戦後の食糧増産政策、戦前のコメ供給地だった朝鮮と台湾の分離などである。こうして東北は、米・野菜・水産物などの東京への供給地となった。
また東北は、東京への低廉な労働力の供給地だった。高度成長期の集団就職や出稼ぎだけでなく、高卒農村女性を始めとした低賃金の非正規労働者の存在が、下請け部品工場などを東北に誘致する力となった。
さらに東北は、東京への電力の供給地だった。コメが減反に転じ、過疎化が進んだ高度成長末期から、原発と交付金が誘致された。沖縄に基地が集中したように、福島と福井には東京と大阪に電力を供給する原発が集中し、他に産業のない地元の人びとが働いた。こうして穀倉地帯に原発が集中するリスクが生じた。
1990年代以後のグローバリゼーションの中で、一次産品と労働力の供給地としての東北は、アジアとの競争にさらされた。いっそうの過疎化と高齢化、小商店や公共交通機関の衰退が進んだ。点在する小集落から生活物資を買いに行くのも自動車に頼らざるをえなくなり、地域の命綱となったガソリンスタンドも過疎化による経営難で減少している。
今回の震災では、原発事故と電力危機、放射能による農水産物汚染、ガソリン不足と物流停滞、高齢被災者の多さ、部品工場の被災による部品供給網の寸断などが重なった。これらは上記のような地域で震災がおきれば、必然的に発生しうる事態である。これを想定外の複合災害のように東京のメディアが論じるなら、それは地震といえば関東大震災や阪神大震災のような都市型災害しか想定していなかった、無意識の東京中心主義の限界というほかない。
復興も、関東大震災や阪神大震災とは条件が違う。消費地である都市の復興と異なり、生産地の復興は、都市計画や防災を中心に論じても限界がある。また神戸は大阪に隣接して雇用もあり、経済活動の一時移転もできた。だが今回は、2030年までに人口3割減さえ予測されていた過疎地が生産基盤を失った。
復興に水をさしたくはないが、懸念されるのはいっそうの過疎化だ。グローバル資本とグローバルシティーにとって、食料と労働力の供給地は東北である必要はない。20世紀の国内分業で位置を定められてきた東北は、21世紀の国際分業競争の渦中で打撃をうけた。地震と電力供給のリスクがある東北から工場を海外へ移す動向も予想されている。町をまるごと失い、放射能におびえ、仕事と安全の未来もみえない状態が続けば、若者から先に東北を離れてゆく。この現実を直視し、日本の構造と東北の位置を変える意志を東京側も含めて共有せずには、防災都市やエコタウンの構想も新築の過疎地と財政赤字を残すだけに終わりかねず、原発に頼らない地域社会も作れない。
復興の前提は、原発事故の大局的対策だ。放射能漏れを伴う綱渡りの冷却が数ヶ月は続く。放射能の放出は3月より減ったが、再度の大放出の恐れは残っている。政府は矛盾だらけの暫定措置(飲料水の放射能基準値が原発の排水の7倍など)のつぎはぎを超え、さらなる避難拡大や経済的・国際的影響など、あらゆる事態を想定した長期戦略を公表して国民を納得させてほしい。何もしらされずに非常事態になれば、かえってパニックがおきる。「最悪の事態になれば東日本がつぶれる」と発言した菅首相なら、そうした戦略を立てる意志はお持ちと思う。少なくとも「想定外だった」という言葉だけは、世界中の誰も聞きたがってはいない。
震災後には、「がんばれニッポン」という言葉が躍った。だが震災が浮き彫りにしたのは、「ニッポン」の一語で形容するにはあまりに分断されている、近代日本の姿である。
朝日新聞4月28日 あすを探る 思想・歴史 ( via http://twitpic.com/4u59mv )
もう何が正しいのかよくわからない。
とりあえず、家も家族も無事だったけど
職場に行けば津波はもちろん、原発関係で家や家族を亡くした人がたくさんいる。
それでも何とか日常を取り戻そうと必死だ。
5月中はまた揺れるんじゃないかっていう心配の中過ごした。
そして6月。沿岸部の片づけも進んで気持ちは前向きになってきた。
その気持ちを打ち砕くのが、やっぱり原発。
「本当は危険な状態なのを隠している!」←じゃあ圏外に住んでる人は見殺しなんですか。
「このくらいの放射能なら問題ない」←じゃあなんで福島から離れた場所で発言してるんですか。
「危険だから原発を今すぐなくそう!」←あの、じゃ電気どうするんですか。デモするお金あるなら避難してる人にあげて。
「東電のせいで被災者がかわいそう」←原発難民は東電社員家族も多いはず。そういう人らはザマーミロなんですか。
「心配だからガイガーカウンター買ったわ(笑)」←関東で何言ってんの。福島県民は外にも出るなってか。
「福島県民は情弱だから避難することもしない」←だって逃げるところがないんだもん。
何だかいろんな話がテレビやネットから溢れているけど、相変わらずなのが報道中心のメディア。
いつも見ている「復興を目指す地元」じゃなくて「哀れな原発のお膝元」って感じにしたいみたい。
本当に危険なら福島県民みんな避難させてくれよ。カネとか場所とか言ってる場合じゃないし。
本当に安全ならどうしてメディアは不安を煽ることばかり言うの。
実際わからないならどうして「わからないからほっとけ」って言わないの。
震災当時はホントにそれに腹が立っていたけど、三か月経って何も変わっていないのに逆に絶望した。
相変わらず放射能の危険性ばっかり。反原発団体の「ほら危なかった」ばっかり。
建設的に動いているところはメインで報道されないで、失敗ばかりクローズアップされてる気がする。
ほぼ休みなしで罹災証明作ってる公務員や仮設住宅を建ててる建設関係の人の苦労は当たり前なんだろうな。
必死で日常を取り戻したいのに、もう少しかわいそうな地元を演出しないといけないのかな。
でもかわいそうになってないと援助がもらえないからフリでもしなくちゃいけないのかな。
何だかよくわかんなくなってきたけど、結局いろんな報道を見て思うのが
「まだそこで暮らしている人」がいるってことをあんまり認識してないんじゃないかってこと。
同じ「伝える」なのに、今ぎゃーぎゃー騒いでいるのは
「福島を汚染したのは誰かを決めている」
「安全か危険かわからないけどとりあえず危険ということにしたほうが見てくれやすい」
「専門家の『だから危ないって言ってたじゃないですかぁ(ドヤ』」
ドヤ顔で何事も批判するのは一回やめようよ。
批判したいなら事実だけを冷静に、相手を傷つけないように取り出してよ。
感情的に反論するのが馬鹿らしいっていう人ほど相手の感情を傷つけまくってる。
いくら間違ってなくても人を傷つけることしかできない言葉なら正論でもなんでもない。
どうすればみんなが幸せになるか、考えようよ。
誰かを貶めるような話題は、もうたくさんだ。
S&Pが東京電力の長期会社格付けを投資不適格であるB+にまで引き下げた。
これで、新規融資も社債の発行も不可能になり、株式を保有している投資家は、評価額の時価基準での再評価が必用となった。莫大な損失を計上しなければならなくなったのである。
東京電力のgoing concernに赤信号がともったわけである。
こうなった以上、この日記の4月21日に書いたように、電力供給の安定の為には、政府保証をつけるしかなく、その為には、100%減資の上、上場廃止、一株だけを発行して第三者割り当てで政府が買い、全発行株式保有という形式に持っていくしかない。社債や融資、福島第一の核物質漏洩に伴う損害賠償義務と東電資産を見合いにするしかないとなる。従業員は一旦全員解雇の上、新しく設立する東京電力新社に採用、東京電力新社は、東京電力から設備や営業権を借りて電力供給業務を続けるとなる。ここで重要なのは、東京電力新社という別会社が、営業所や発電所等の設備を借りるという事である。社債保有者や金融機関や被災者が東京電力の資産を担保として差し押さえをかけようとした時に、対抗するには、別法人に賃貸中という事実が必用となる。送電経路の一部でも差し押さえられてしまっては、電力供給の安定が難しくなる為である。
解雇して新社へ採用という作業を挟むことで、大幅な人員の削減と給与待遇の切り下げも実現できる。
東京電力の負債の支払い力は、分不相応な人件費等のコスト削減以外に無い。そして、それが実現できるのが、地域独占企業という例外的条件なのである。
おめでたいなぁ、平和だなぁ、被災者なんてど~でもいいんだなぁ・・・と言う印象を受けたよ。
民主党:小沢・渡部両氏の誕生会に160人 前原前外相も同席
民主党の小沢一郎元代表(69)と渡部恒三最高顧問(79)の「合同誕生会」が24日、東京・永田町の憲政記念館で開かれ、鳩山由紀夫前首相や前原誠司前外相ら同党議員ら約160人が参加した。首相退陣を求める小沢グループと、主流派の前原グループの同席は臆測を呼びそうだ。
棺桶に片足突っ込んだ二人。一人は福島第一原発誘致のモロ当事者で、もう一人は獄中死の予感大の犯罪者。
で、被災地で誕生日をろくに祝えない子供達がいて、東京ではジジイ二人がハッピーバースデイ♪。
笑える。
福島の話。あちこちで逃げろ逃げろの大合唱で、デモなんかも散発している訳ですが。
正直その前にやる事があるだろうと思ってならない。
子供を持ったお母さんは親族なんかほっぽらかして、福島県外に逃げろということが
「勇気を持って」って事なんだろうけど、足を停めているのは親族とは限らない。
いや、親族はこれから話す事に関しての大きなファクターでもありますが。
まず、逃げるにしても引っ越し代なんかの諸費用は嫌が応無しにかかる。
正直デモやってる暇があったら、それ用の基金でもおっ立てて募金を募った方が
自分で逃げていたら、自主避難という事で費用は原発から遠隔地になるとよっぽどでないと
出てこない訳で。
すると親族の金を使わずに避難する事ってのは非常に厳しいのだが。
で、逃げた先で何をするのかというと、引きこもって、子供の面倒だけ見て食って寝てればいいとは自分は思わない。
だけど保育園とか預けて今までかかった諸費用とか旦那が働けない分稼ぐとかは大変。
まず保育園自体が待機児童てんこもり状態で、そこにねじ入れたとしても親族無しの
熱出したら誰が迎えに行くのか。世間の働く父母の一番のボトルネックはここら辺だと
思っているのだけども、同じ事は被災者だろうとなんだろうと降り掛かると思っているのですが。
そうすると親族こみで逃げてこられるような、働けるような体制を作らない限りは
彼らの役目を誰かがしないとならんのですが。
勇気を持ってなんちゃらかんちゃらと言っている人が正直そんな体制を作っているようには
見えない所が、責任を取らなさそうな所が、この勇気を持ってなんちゃらかんちゃらに
やってるよ、って人もいるんだろうけど、君らのやってる事は正直押し流されていて
まったく福島に今居る人に届いてないのな。
それをデモとかで訴えても、東京とか京都とかでデモやってれば伝わるわけないじゃんよと。
安心して一緒に暮らせるように地場を整えるのがずっと先じゃねえかと
それほど長い間公開されるとは思えないので、転載させていただきます。
減額ナシは当然のこと 2011年05月13日22:26 東電 退職金など減額検討せず
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=1600765&media_id=2
当たり前ですね。
福島沿岸は14mなんて津波は想定されておらず、耐震はもちろん護岸関係も
外部非常電源も国の安全委の最新のデータでは1台で良いとされて
おり、それが機能喪失する確率は1/1000と評価されております。
今回、東電は福島第一において2台設置しておりました。結果として、
それが津波で2台とも喪失しました。1/100万の確率が的中してしまった
これをもし、想定内とするならば、三陸沿岸に国が09年に完成させた
防潮堤の損壊はどうなるのでしょうか?市町村も国も住民も「これほどの
津波は想定できない」と言っております。防潮堤が想定外で原発関係が想定内というのは国民の支持を得られないでしょう。
さて、この国の電力設備の構築には戦中を除けば官の力は一切使われて
いません。
電力会社は明治期に起こった各地域の電燈会社が由来です。その後、
電燈会社が統廃合を繰返し、大同電力、宇治川電力等が誕生しました。
実は、この頃の電力会社は今のような地域独占性ではなく、乱立状態
疲労劣化を招き統廃合が進みます。つまり、日本の戦前は電力自由化
戦中は政府の介入により発送電を担う日本発送電と各地域の配電会社に
再編されました。公社時代を経ている沖縄電力を除けば、電力に官の力が
戦後は日本発送電と配電会社は解体され、1951年5月に今の電力会社が
1地域1社体制で誕生しました。日本の電力の誕生は純粋な民間資本で
起こり、設備は民間力で築かれてきました。官営八幡製鉄所が元の
今の製鉄業、鉱業、運輸業等、今ある大企業のほとんどは官に設備の
さて、話を元に戻しますが薬害エイズ等、民間会社が起した事故であっても
国の基準や運用そのものに問題があれば、国も責任を負っています。
今回も同じでしょう。国の最新の基準を守っていたのは明白なわけであり、
今回はまずは政府が率先して補償する、つまりは税金を投入することが
先決です。原子力事業とは安全に細心の注意が必要であり、そのような
安全を守らせるために国の基準があります。基準を守っておきながら、事が
起きたら「税金の注入は許さない」では、電力会社はリスクだけ負って何も
ペイしない気の毒な存在と言えます。本来であれば免責でしょう。
もし、反対するのなら公的資金で賄われる彼らへの援助、税額控除、補助等を
すべて剥奪すべきでしょう。
”ベンチャー”を崇拝するこの国ですが、その国民が最古の”ベンチャー”を
つぶそうとするその不穏な動きに大変強い怒りを感じております。
到底許されることではありません。
>三陸沿岸に国が09年に完成させた
>防潮堤の損壊はどうなるのでしょうか?
沿岸に、今回の津波に耐えうる堤防を造らなかった国はその地域の
住民を見捨てていたことになるがね。
>今回はまずは政府が率先して補償する、つまりは税金を投入する
>ことが 先決です。
福島や浜岡の件もそうだが国の指針を守っていたのに、その法を超えて
事業者の負担を第一としたり設備を止めさせるのは、民間への政府の
不当な介入であり民業圧迫でもある。
今回のような未曾有の災害の補償、復旧に関わる費用は国民全員で
分かち合って負担するのが復興の原則だと思うがどうかな?
全く同感です。
「国策」として運営されていて、万が一の事故のためにある原子力損害賠償法においても国の責任は免れないと思います。
しかしいざ事が起こった段において民間を前面に出すようでは「国策」の根幹も危ういように思います。
「想定外」に対して何でもかんでも噛み付くのは勝手な思考の短絡以外の
何物でもない。
JALという会社の件は記憶に新しいところだがJALの経営悪化の
核心とも言える整備業を外注という事態になった。これにより
整備技術の流出、技術継承ができなくなり直営技術の低下を招いて
原発は高度な技術の塊でもあり電力事業とは発電(運転)と流通の
連携がとれて初めて成り立つ。それを(事業者として)分離してしまったら連携能力が低下し、こと心臓部の制御技術は組織によって維持されるがそれも低下してしまう。
そうしたらJALと同じだろう。今度は世間の「東電いじめ」による世間による「人災」という名の深刻な事故が怒るね。
そもそも電力は同量発電同量消費が原則であり、メーカーみたいに
そんなリアルタイムで変わる高度な電力需給を支える組織人にそれ相応の報酬や福利厚生は与えられるべきであり、そもそも今の減額された
給与体系ではとても釣り合わない。中小企業とは違うことを誰もわかっていないことが残念な限りだ。東電社員の待遇保護は国としてしっかりやらねばいけないことと思う。
もっとも、この国の住民のほとんどは大企業に冷たい。派遣とか生産性の低い人には生活待遇向上をさせるべきと言っておきながら、エネルギー事業という国策を民間で行っている人には「全財産投げ打て」とか「リストラで処分しろ」と言うんだからな。
栞…つけさせて頂きます
>結果として、
>それが津波で2台とも喪失しました。1/100万の確率が的中してしまった
世の中には確実に予想できることと、計算不可能な不確実な事象が
あることが切り分けられていないことが問題かと考えます。
不確実な事象でしょう。東北では14mを超える津波は三陸海岸にしか
来ていません。その三陸にはさらに高い津波が押し寄せてビントロ巻きさんの
おっしゃるとおり最新の防潮堤をも破壊してしまったわけですが。
何か物事が局所的に捉えられて全体を見渡した議論がされていないことは
気がかりです。
あの…電力喪失は津波が原因じゃないって事は、既に語られてるんですが?
で
最初に語ったのでしょうかね?
何点かご見解をお聞かせいただきたく。
・震災直前に、33機器の点検漏れ(しかも半年から11年もの漏れ)に関する報道がありましたが被害拡大の要因としての可能性はどのようにお考えですか。
・ステーションブラックアウトの後の電源車手配(の不足)、および作業の失敗が伝えられましたがこの点についてはどのようにお考えですか。
・ベントの指示から実施までの時間についてはどのようにお考えですか。
・海水注入についても東電の判断の遅延を指摘する向きがありますが、この点はいかがでしょうか。
・かつて2002年にはシュラウドのひびさえも隠蔽する事件がありました(発覚しました)。今回のステーションブラックアウト以降の被害拡大について、国民のどれほどが東京電力を尊重するとお考えでしょうか。
・法的責任以外の道義的/社会的責任についてはどのようにお考えですか。
尚、くれぐれも邪推はなさいませんよう、文章そのままにご理解いただけますようお願いいたします。裏は一切ありません。これらの点について、ご見解をお聞かせ願えますか、とだけ申しております。
根拠のない暴言はやめてもらいたい。
・電気野郎さん
貴重なご意見ありがとうございます。
三陸の防潮堤との比較について補足ありがとうございます。
されていました。が、どこかの○主党とかいう党(別名・公共事業
・低気圧(;・∀・)さん
JALもそうですが本来、公共インフラを担う場合、一組織が運転・保守・
必要です。一見関係なさそうな営業も供給の受付には配電線容量や
引き込みの電柱の調整など流通部門、設備保全部門との調整が必要に
なります。つまりは全てが繋がっています。それを切り離そうなんて
言語道断だと思います。これでは設備のわかる営業や、発電のわかる
設備屋が育たず、結果として未来の電力需要と供給力の刷り合わせが
・なごやんさん
今は物事が一方的な視点から強引に検証させられている気がします。
でも、一番問題なのはハード面の対策(原発の安定化)を鋭意行ってい
る東京電力の支援をしっかり政府ができていないことが問題です。
東電は福島第1原発の復旧および運転再開(廃炉前提の5・6号機の再開は
必須だ)で手一杯なので、避難住民への補償といったソフト対応は政府が
主導となって迅速に行わないといけないと思いますが。
・ZYX@まも~さん
まだ検証も途中なのに、非公式な談話を持ち出すのですか?
それと、私は「結果として、それが津波で2台とも喪失しました。1/100万の確率が的中してしまった 」と書きました。1/100万という確率は飛行機墜落事故で死ぬ率より低いんですよ。
仮にこれが津波が原因でないとするならば、偶然にもこの確率が当たってしまった東電にとって不幸な出来事になりますな。ならば、
なおさら公的資金による補償をしていただかないと国民世論はおさまりません。
・とりすさん
>ステーションブラックアウトの後の電源車手配(の不足)、および
>作業の失敗が伝えられましたがこの点についてはどのようにお考えですか。
原子力発電所の第一関門は「止める」です。まずはこれに注力ですな。
電源車の不足といいますが、電源車は足りていました。ただ、原発と
外部を結ぶ特高送電線鉄塔が損壊したことにより外部電源が絶たれました。 外部電源が絶たれたので所定の電源車では足りなかったわけですね。
ところで近年中に発生するとされていた宮城県沖地震の想定Mは最大で
7.5でした。つまりは阪神大震災のチョイ上ですな。この程度なら
鉄塔は損壊しません。が、今回はどの地震学者も予想していなかった
M9でした。エネルギーに換算すると阪神大震災の1000回分です。
このような予想不可能な現象の発生により外部電源が絶たれ、これこそ
>・ベントの指示から実施までの時間についてはどのようにお考えですか。
適切ですな。放射性物質を外部に出すのは相当慎重な判断を要求されます。
ベントの指示の時間を言及される方がいますが、これは政府の周辺地域の説明等の手際の悪さなどが原因です。東電はとばっちりを喰った格好です。
もし、根回しに時間がかかるのなら、「放射性物質拡散についてのいかなる損害や補償も現政権が公的資金の活用によって責任もって対応する」と事前に東電と確約を行えば良かっただけです。
>・海水注入についても東電の判断の遅延を指摘する向きがありますが、この点はいかがでしょうか。
海水注入は炉内に塩分を固着させることにより、その後の冷却系統の接続等に支障をきたします。そもそも非公式とはいえ、政府に事前に淡水をろ過する大型ポンプの提供の申し出を行った企業があったにも関わらず、海水注入にこだわった現政権の手際の悪さが原因です。
淡水による注入を上空もしくは地上から行っていれば、水素爆発も
免れたでしょう。残念です。
>・震災直前に、33機器の点検漏れ(しかも半年から11年もの漏れ)に関する報道がありましたが被害拡大の要因としての可能性はどのようにお考えですか。
>・かつて2002年にはシュラウドのひびさえも隠蔽する事件がありました(発覚しました)。今回のステーションブラックアウト以降の被害拡大について、国民のどれほどが東京電力を尊重するとお考えでしょうか。
意図的に結び付けようなんて考えないでくださいね。33機器の点検漏れがあっても、原子炉の停止および冷却系統は地震発生当初稼動していました。件の発電機も稼動試験では正常動作しています。
国より補足で出ていますが。私個人としては、こんなことを攻め立てる
国民はおかしいかと思うね。機能や時点で最新の基準と照らし合わせた検証で事実上問題なければ、法令の逸脱による説明を東電に求めるのは
ありですが、それを処分までして原発を全部停止なんてのはありえない判断だと思います。
これについては当時の旧福島県知事の対応が諸悪の根源でした。一地方県知事の意見によって国策の原子力を止めさせるなんて暴挙以外の何物でもない。
ところで、たしか、この知事って汚職か何かで逮捕されませんでしたか?
今日はここまで。
原発関連の話題になると必ず出てくる「こども」の話。
自分も乳幼児の親で都内住みだが、この「こども」ということばが、どこかで逃げ口上として使われてないか?と最近疑問に思う。
「普通に生活するには、放射線量も問題ないレベル。でも小さい『こども』のいる家庭は気をつけて生活したほうがいい。」
「自分は普通に生活しているけど、小さい『こども』のいる家庭はホント大変だろうなあ。」
「結婚してるけど『こども』はいないし、この先も作るつもりはない。だってこんな時代に『こども』なんか持たないほうがいいじゃんJK」
結構普通に耳にすることばだ。
『こども』とさえ関わってなければ、自分は当事者じゃない、って言いたいようなことばに聞こえる。
「妊娠中の女性、あと小さい子供のいる家庭は気をつけて生活すべし」みたいな但し書き、原発関連の情報でよく見るけど。
気をつけるってどの程度のこと?
食事に気を遣うとか?
そうじゃなくて、西のほうに逃げろとか?
どこまですればいいのかはほとんど書いていないんだよね。親の責任ってことなのか。
親の立場だってそうだ。
「うちの子はマスクさせてます。させてない親ってなんなんですか?イライラします。」とか
『自分のところは』こんなに頑張ってますアピール合戦みたいになってる。頑張ってるから当事者じゃないって感じになってるようにも見える。
どこかのお偉いさんが、
「東京人は、原発の電気を使っていたのに被害もこうむらず、水や食べ物の心配ばかりしている。被災地はもっと大変だ」と語ったと言う。
「東京の親は完全に原発事故なんて他人事。高層マンションの上から、田舎の出来事だと思ってほくそえんで見ているだけ。」
なんて極端な意見も見た。
みたいな意見をもらったこともある。
自分は、この二ヶ月、この地震における「当事者意識」をどこにおいたらいいか、ずっと悩んでいたし、今も悩んでいる。
東京が汚染地域だなんて十分に理解しているし、だから小さいこどもを持つ親として出来ることをするだけ。
でも、親でも親じゃなくても、関東民じゃなくてもそうじゃなくても、その「自分に出来ること」をやっている人を意見したり、批判したりはどうかと思う。
「何で避難しない?避難させない?」
「何でマスクさせない?」
「何で外国行かない?」
なんて、もはや個人のものさしで決められていると思う。自分がどうしたいか、どうするか。ただそれだけだと思う。
憎むべきは、何を信じ、どう行動するかを個人の責任にすべて委ね、はっきりとした判断をしない国の方針だと思っている。
道を指し示して欲しいなんて、そんな甘いことを求めてるんじゃない。
自分がどう動くか決めるには、あまりに情報が少なすぎるし、正確な調査もなされていない。判断する材料が、全く与えられないから苦しいんだ。
本当に、「こども」のことはその親がすべて責任を負うべきなのか。
将来のこどもの姿は、その親の責任なのか?
南三陸町歌津にて行っている青空屋台では、食料品のご支援を大変多くの方に戴いております。
しかし野外の仮設キャンプの為、支援品を収納できる場所が無く、
ビニールシートで作ったテントの下に、食料品のダンボールが直で置かれている状態です。
特に食料庫にネズミが入ることでサルモネラ菌の感染が予想されます。
南三陸の海沿いではガスや水道の復旧の見通しが立っておらず、炊き出しは被災者の方々の生命線になっております。
そこで虫獣から食料品を守る為の物資をご支援いただきく存じます。
大型の冷蔵庫が使えれば理想的なのですが、アルミラックなどで食料品を地面から離すだけでも虫獣害を防ぐことができ、
■お米などが沢山入るような衣装ケース、
をご支援いただきたく存じます。
ご家庭に余っている様なもので構いません。
事前にご連絡戴いてから、ヤマト運輸の発払いにて、発送お願いいたします。
住所:〒988-0423 宮城県本吉郡南三陸町歌津枡沢68-1
■ご連絡先:nevergiveup.utatu@gmail.com
皆が皆、お前さんみたいに殊勝な考えだとありがたいんだが。
経験無きゃ現地に入るなと言うんじゃ無くて、16年前にボランティアやった人と動けって事。
そういう人が班長になって班を組むとかできるんで、30歳未満が参加することは当然出来る。
だから、団体のレクチャー受けるとか、派遣に参加してくれと言ってる。
ただ、いきなりやって来た馬の骨を被災地に連れて行ってくれるかはその団体の考え方によるが。
それが、レクチャー受けるか、派遣に参加するかって事なんだよな。
現地に手弁当で突っ込む前にそういう所に連絡してくれると非常に助かるんだ。
そして、そういう事ができない連中は現地に準備無しで入って来るし、その場を仕切ってる団体の指示は聞かない。
挙句の果てに、被災者の炊き出しに混ざったり、被災者と一緒に寝泊りしたり、最悪被災者と喧嘩するしな。
なんというか、「瓦礫」という言葉を使ってる時点で全てが台無しだよな。
コンクリート隗とか鉄隗片付けるのには重機が居るので、素人ボランティアには無理。
自動的に、民家の庭の泥とかの片付けになるんだが、その中には被災者の「物」が含まれているので、きちんと発掘する必要があるんだよ。
あと、現地での安全確保から何から知る必要のあるノウハウは散々ある。
「飯は持参。被災者から隠れて食え」とか、野宿の知識とか衛生の確保の知識とかな。
そこら辺のノウハウは、日常的にボランティア活動してる団体でレクチャー受けてないと身につかないよ。
阪神大震災でボランティア団体にはノウハウ溜まってるから、現在やって行けてるんだ。
そこら辺すっ飛ばして、素人が来ても役に立たない。
震災の影響で福島原発が爆発を起こし、甚大な放射能汚染を引き起こしている。
それまでの「絶対安心です」という宣伝文句は嘘だとわかり、その上に、万が一の事故への対策がほとんど取られていなかったことが暴露された。
そして、東電や政府の、事故後のあまりに不誠実な対応と嘘の上塗りに、私たちの原発への信頼は地に落ちた。
人々は不安に駆られている。
ところが、この段階に陥っても、まだ、
「原発は本来なら安心だ」
「東電幹部に人材が枯渇していた。原発自体の安全神話が崩壊したわけではない」
などと主張している人々がいる。
そして、原発をこれからも建設し、原発で発電を続けようと訴えている。
崩壊した神話にすがりついて、滑稽な主張を繰り返す、一流の専門知識を持った人々……。
デジャブ(既視感)だ。
なんだったっけ?
思い出そうとして思い出せないもどかしさ。
隔靴掻痒とはこのことだったが、つい先日、佐藤優の本をたまたま読んでいたときに思い出した。
「本来の社会主義は違う」
「ソ連経済が傾いていたときに、それを立て直す人材をたまたま得なかっただけ」
「資本主義の弊害は明らか。それを改めるためには、社会主義革命が絶対に必要だ」
理想がいくら高邁であろうと、それが地に落ちれば、人々は顧みない。
しかも、地に落ちたあとに知ったその実態はあまりにも醜悪だった。
恐怖による支配、ノーメンクラツーラの無法ぶり、嘘で塗り固められた報道、破綻した財政、ずさんな会社経営、環境汚染、人心の破壊、エイズの蔓延……崩壊した旧社会主義国の実態はおぞましいものであり、そして、世界は社会主義革命への幻想を捨てた。
原発も同じだ。
いったん事故が起こると、一県が壊滅状態になり、膨大な被災者が出ることが判明した。
加えて、日本は世界有数の地震大国であり、その周辺に、敵意と高度な軍事力を持った国を持つという特徴がある。
そのような危険な土地に、原発という危険な施設を建設すること自体、おかしな話だった。
しかし、事故が起こりさえしなければ、現実に目を背けていられた。
燃料となるウランを採掘するために、産出地の土壌が汚染され、採掘者や周辺の人々の健康に大きな悪影響を与えていること、
内部で働いている人々の被爆量管理がかなりいい加減であること(それは現在の作業員への扱いをみていてもよくわかる)、
つまり、弱い立場の人々を食い物にしないと、原発は存立し得ないということ、
全発電量に大きな割合を占めているといっているが、これはレトリックで、原発は発電量を調整できないので火力発電などを調整した結果だということ、
原発は地球温暖化を防止するというが、放出エネルギーの3分の1は発電に使われずに排熱として海水を温めており、結果、膨大な海水温の上昇に貢献していて、むしろ地球温暖化に貢献していること、
なにか起こって被害を受けても、責任者は責任逃れに終始し、責任を取るつもりがないこと、
核廃棄物をうまく処理する方法は確立されておらず、処理に莫大な費用が必要なため、時間が経てば立つほど、指数関数的に予算が増えていくこと等々……。
そして東電が、まるでソ連のKBGのように、情報を遮断し、われわれに真実を隠してきたことも。
わかればわかるほど、原子力発電というのは問題だらけじゃないか。
ソ連が崩壊したあとも、あの手この手で社会主義者たちは言い訳を繰り返す。
社会主義という思想自体は悪くないといい、それまで褒めたたえたくせに、旧社会主義国を罵倒し、そして、残り少なくなった社会主義国へすがりつき、ようやく命脈を保っている。
管理技術レベルが未熟な国家でも、原子力発電所建設計画が数多く進められている
自然災害か人災かどちらかが原因で、甚大な原発事故が、近いうちに世界のどこかでもう一度、起こるだろう。
確実に向かう。
日本は、その尖兵となっただけなのだ。
事故が一度起これば、その被害が甚大なものであることがこれだけ証明された以上、脱原発は、世界の流れになるのだ。
「原発は安心なのだ」
と、性懲りも無く、題目のように繰り返しているに違いない。
個人的には、もう捻くれてるとしか思えない。
被災地に全く関係ない人間が「アンチ偽善」みたいなこと言ってるんだから
もちろん、無名ラッパーが歌うたったり、DQNが○人○脚やったりしてるのは滑稽でしかないし
そんなの一部のキ●ガイ除けばみんなわかってる。
だが、ボランティアや義援金まで偉そうに否定するのは、いくら何でも理解できない。
ボランティアの人達の必死の支援がなければ、そんな泣き言ほざく前に飢え死にしてたろう。
何様のつもりだ?
そりゃ地盤が歪むくらいだ、性根も歪みもするだろう。
同情はするが、「不幸になってくれたら嬉しい」
とまで言うほど人間堕ちたのならどうしようもない。
死にたきゃ今すぐにでも死ね。
甘え。平和ボケ。
もちろん、そんな平和で安全な「理想的な」日本に産まれたことには感謝すべきだし
また、それを維持するための努力も必要だが
日本のような過剰供給とさえ言えるほどの幸福を謳歌できているのだろう?
尚更この手の話聞くとイラッとするのかね。
元増田に同意。
私はずっと、自己弁護のために自分の中でトラウマを利用してきた。
「あの時こうなったのが原因だ」と。
もちろん外には出さないが、自分を保つためには必要だった。
彼にとって、ネットでトラウマやルサンチマンを公開すると言うのは、そうした自己弁護の一種なのだと思う。
原発擁護者の中にも、最後に「私は被災者だ」とか言い出して無敵になる輩がいるが、そういう類。
障碍者や、犯罪被害者、被災者の方にも、無意識か意識的にか、自身の傷を前面に出す人がいる。
私は、たとえ無意識にでも、「議論を有利にしたり、自己弁護するために」属性を利用する人は、相手にしなくていいと思っている。