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はてなキーワード: 先進医療とは

2024-10-17

anond:20241014233406

主です。文章が途中で切れてたので追記します。

内容確認段階では最後まで表示されるのに、実際に投稿されたものは途中で切れている謎…。

あと、コメントいっぱい頂いて本当にありがとう

こんなにコメント貰えるなんて思っていなかったし、実際参考になったって人がいたのは本当に良かった。

ツッコミを入れてくださる人たちについては「全くその通りで申し開きもございません、至らぬ夫で申し訳ない」という感情です。

ともあれ、以下、続きです。

先進医療医療保険ガンガン使った方がいい

少なくとも東京都では、不妊治療に際して先進医療分の補助金存在する。

補助金不妊治療の「周期(採卵→着床→妊娠判定のサイクル)」ごとに支払われる。

補助額はかかった費用の最大7割(上限あり)。

更に、我々の住む市区町村では、東京都助成上限を超えた際に適用可能助成金もあった。

こういった制度自治体にあるなら、先進医療ガンガン使って問題ない。

ちなみに、我々は上記10万円(受給額はその7割)でも補助金の上限額を全く使い切れていない。

こればっかりは小池百合子感謝

また、各種保険制度で直接のカバーはできなくとも、国保・社保には医療費自己負担上限額が設定されているので、私は精子採取手術について、後から詐欺じゃない本物の還付金(微々たるものだが)が受け取れた。

もちろんレターパックではない。

年間の医療費10万円を超えたら、年末調整で控除にも使える。

これら保険制度適用することで、先進医療を含めてもだいぶ現実的な値段に見えてきたんじゃないかと思う。

勿論、決して「安い!不妊治療まじコスパいいわ!」と言えるような額ではないけれど、ビビるような金額でもないのだ。

■余談2

妻については、その後出産時の「帝王切開入院」でも民間保険金が下りたので、不妊治療開始から出産まで含めたトータルの収支は最終的にトントン黒字になった様子。

出産時には国から一時金(執筆時は50万円)が出るし、妊婦検診のクーポンも配られるので、「妊娠さえしてしまえば」国と自治体保護は「思っているよりは」手厚い印象。

とはいえなんだかんだ焦る

タイムリミットまでやってダメだったら素直に諦める」覚悟を決めて臨んだとはいえ、やはり大小様々な要因で時間は食われるので、焦る。

この焦りが地味に厄介だった。

我々のケースでいえば、

男性不妊の発覚→手術で3ヶ月のロス

母体疲弊による1ヵ月の休養

・採卵した卵子が全て受精に至らない

 (そもそも年齢により、一度に採卵できる数が少ない)

といった理由で、次の生理周期まで待たなければならないケースが発生した。

次の生理周期を待つということは、丸一か月間、妊活サプリ(葉酸コエンザイムQ10大事らしい)飲む以外の行動が何もできないということ。

当初、「年間の保険適用回数は3回(採卵→受精→着床のセットを1回と換算)」という説明に「少ない…ということは妻のタイムリミットまでに試行回数が6回くらいしかないということか?!」と思っていたけど、なんだかんだ若くても年間6回フルにやれる人は多くないんじゃないかと思えてきた。

特に40代場合妊娠成功率10%程度な中、試行可能回数が6~9回…これは随分と排出率の悪いガチャだな…と思う。

つくづく、我々は割と運がいい方だったんだと思っている。

■顕微受精が一番いい

ここまでやった感想としては、誤解を恐れずに書くと「子供が欲しいなら顕微授精が一番いい」と感じている。

以下は妻から出た言葉の要約だが、

健康卵子を選別し

 (妊娠できない卵子は除外)

健康精子も選別し

 (同じく妊娠できない精子も除外)

・人の手で卵子の中に直接精子を入れて確実に受精させ、成長した卵子のみを保存

 (受精させても分裂が始まらない卵子もある)

・事前に子供への障がいの発生しやすさも把握できて

 (染色体検査で障がいの残りやすさが事前に分かる)

妊娠に適さない体調ならデータ準拠で保留してくれて

 (なんとなくの気分ではなく、ホルモン値で判断)

・最も着床率の高い場所受精卵を戻してくれる

 (自然妊娠では絶対にできない)

これら、妊娠確率を上げるための非常にストレートで堅実な対策が全て取られている。

前述したように、40代の我々では卵子ちゃん受精する率がそもそも20%なのだ

プラスちゃんと着床する率も考えると、自然妊娠タイミング法ではまず妊娠に至らなかったと思う。

どれもこれも、自然妊娠ではできないことだし、「ここまでやって妊娠できないならもう何をやってもダメだ」と逆に諦めがつく。

気持ちの面で、よほど自然妊娠にこだわりがないのであれば、下手にタイミング法などに手を出すよりは、初めから顕微授精に全力投球した方が妊娠確率も高く、最終的な母体への負荷や、2人の精神ストレスも低いんじゃないかと感じた。

このエントリを書くに当たってタイミング法を調べたが、私は率直に「精神の消耗激しそうでやりたくない…」と思ってしまった。

最初から全力 & 知識は走りながら増やす

知識を詰めてから…」「まずはお互い、精子卵子検査をしっかりしてから…」「最初お金のかからない方法で…」なんてしてると、ズルズルと時間お金を浪費し、タイムリミット(何度も書くけど保険適用は43歳になる前日まで)が近くなる。

年齢が高くなると、年間で保険適用できる体外受精試行回数自体も減る(6回→3回)。

総じて高齢での受診は色々なハンデを抱えることになる。

「徐々にグレードアップ」は本当に良いことがない。

運が良ければ安く済むかもしれないが、ダメだったとき精神的負荷が高すぎる。

そんな中、二人で決心して一気に走り出せば、治療過程で必ずお互い検査が入り、何か異常があるなら炙り出されるからそれから考えればいい。

最初から二人で全力」であることが大事

結果的にその選択は正しかったと思う。

でないと、私の男不妊に気づかないまま情報に踊らされてタイムリミットを迎えていた可能だってあるのだ。

■顕微受精だと子供ができた実感がない?

実際そんなこと言われたことないけど、保守的な人が言いそうなことに先回りしておくと、こちとら自分の子供が卵子の時から写真があるのだ。

これ以上の思い入れエピソードはないだろう。

いつか子供が成長した時、卵子の頃の写真を見せたいと思っている。

(嫌がるかもしれないが

ここまで読んでくれてありがとう

不妊治療をやるか悩んでいる人に、少しでも多く届けば幸い。

2024-10-14

[]精子が出ない体でも子供ができた

不妊治療を始めたら、自分精子の全く出ない体だと判明した。

(途中で切れてたので、続きはこっち https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )

(コメントへのかいつまんだ返信はこっち https://anond.hatelabo.jp/20241021145456 )


…と、見出しは引きの良さで付けてしまったが、我々が体験した体外受精(保険適用)、更に男性不妊という状況での妊娠出産について、教訓の多い体験だったので、経緯をちゃんと残しておきたいと思った。

本音としては「こんな面白い体験文字にして残しておくしかないだろ!」という面が強い。

特に不妊治療において男性側と女性側両方を体験した事例はそんなに多くないと思う。

結果としては、精子はいたし妊娠もできたし、先日無事出産したので、めちゃくちゃ不幸な話を期待した人がいたらごめん。

この経験を書き残すことで、体外受精高齢での不妊治療男性不妊現実的なところ、また費用面の不安を感じている人に、それらの不安を少しでも現実昇華できればいいなと願う。

不安は「よく分からない」が原因の面が大きいと思っているし、そしてたぶん「思っているよりは」費用はかからない

しろ、妻に関しては妊娠出産に関して出ていくお金と入ってくるお金トントンに近かったので、「最高の不妊治療を受けて実質無料子供を作った」と言ってもいいくらい。

何より、実際やってみて我々は夫婦ともに「不妊治療やるなら体外受精(特に顕微授精)一択」と感じている。

インターネット上には不妊治療高齢出産に対してネガティブ寄り(というか慎重論というか)の意見が多いように感じるので、たまにはポジティブ寄りな意見があってもいいんじゃないかな。

もちろん、若いうちに子供を作れたら理想ではあるけれど、40過ぎてチャレンジしたって罰が当たるようなものではないのだ。

本筋含め長いエントリだけど、興味のある人は付き合ってくれれば幸い。

ワードとしての伝わりやすからここまでは「体外受精」と書いたが、実際は顕微授精なので以下は「顕微授精」統一で書いていく

=====

■経緯

詳細は後述するが、夫婦(私は40、妻は41)で不妊治療を始め、最初から体外受精、それも顕微受精(精子卵子を別個に採取し、人工的に受精培養させる方法)を選択した。

顕微受精となると、一度の採卵で母体から何個も卵子を取り出す(別途採取した精子受精させ、ちゃんと分裂始まった卵子のみを冷凍ストックする)ので、排卵誘発剤の自宅注射を2日に1度くらいのペースですることになる。

Falloutみたいだ!」「今日もヤク入れるよ!」と二人で笑いながら自宅で注射をしていた。

(Falloutのスティムパックのように、針を腹に刺して薬剤を注入する方式なのだ)

採卵日間近になると、今度は貯まった卵子が出てこないよう、点鼻薬による排卵抑制剤の投与が始まる。

妻は前日22時以降禁食、当日朝は水しか飲めない。

一方私は朝一で精子採取し、医院へ。

妻は座薬(痛み止め)を入れ、施術着に着替え、採卵の待機を…といったところで、私に医院から呼び出しがかかる。

「もう一度精子採取させてくれ」

一抹の不安を感じつつ、再度提出。

しばらくの後、言い渡される「男性不妊」。

どうやら、精液の中に私の精子が一切出ていないらしい。

「少ない」とか「元気がない」なら年齢的に覚悟していたが、掛け値なしゼロとなるとショック度が違う。

医院先生が、ちょっと歯切れの悪い、バツが悪そうな言い方をしていたのが印象に残っている。

ということで、ここまで妻が色々頑張ってくれた経緯は全て無駄となり、その日の採卵は中止となる。

■「絶対妊娠できない」宣告はめちゃ堪える

先生曰く、「ウチではこれが一時的もの先天的もの判断ができない」と。

通っていたところの系列医院なら男性不妊対応できるというので、その日のうちに速攻で仮予約の連絡を入れた。

ただ、その日は土曜日

仮予約の返信が来て、診察日が決まるのが最短で月曜日

この2日間はなんだかすごく長かった気がする。

恥ずかしながら、今まで「自分精子が出ていない」ということを疑う機会・症状などなかったので、かなり頭が混乱した。

今までは、年齢とか仕事とかお互いのストレスとか、子供を作らない(作れない)原因は色々あると思っていたのが、不妊治療を始めて一気に100 : 0になってしまったのだ。

精子が出ないなら出ないでいい。

そもそも高齢だし、もう子供ができる可能性がゼロならば、それはそれで諦めがつくのだ。

ただ、何もかもハッキリしないのがひたすら怖い。

月曜に医院からの返信が来たときは、まだ何も始まっていないのにすごく安心した。

男性不妊の種類を調査

初診で訪れた産科医院は、当たり前だけど女性9割超の空間

学生時代(大学女子9割の学部だった)を思い出し、懐かしいと思うなどする。

先生は後述する「この医院らしい」先生で、現実的なことを淡々と包み隠さず話してくれ、安心感があった。

曰く、無精子症はいくつかあるらしい

1 : 主な一つは精子通り道が何らかの原因(性病や各種炎症の後遺症など)で詰まる機能不妊

2 : 主なもう一つは先天的睾丸機能が弱く、精子作成能力が低い遺伝的な不妊

3 : あとはストレスホルモン異常による一時的精子減少などなど

2~3週かけて何度か採精し、毎度精子ゼロだったため、3の可能性はほぼなくなった。

ということは、可能性は1か2。

併せて行ったエコー診断や採血染色体検査を見て、先生的には「データと診断の限りはどこを見ても健康体で、健康精子がいる可能性が高い」とのこと。

染色体に異常がないので、精子が採れた場合、障がい児が生まれ可能性も下がるらしい(結果を聞いて、思っていたより安心感強かったので、子を望む人は染色体検査やった方がいいと思う。

そして、この「おそらくいるであろう精子」を取り出すには、手術の必要がある。

まり、「睾丸を開いてみないと実際いるかどうか分からない(開いてから取り出す方法を決める)」ということだ。

ちなみに、症状が1なら高確率妊娠可能精子が採れ、2だったら30%とからしい。

人生初の手術が精子の取り出しになる

まさか人生初の手術が「精子を取り出す」になるとは思わなかった。

そして人生初の全身麻酔も同時に達成することになる。

前日は22時以降禁食、当日も朝から厳密な制限を経て、朝早くから通院。

手術台に寝かされ、麻酔科医の先生世間話をしたと思ったら、



次の瞬間に手術が終わっていた。

ビックリするくらいあっけない。

ソ連SF映画不思議惑星キン・ザ・ザ」を思い出した。

(分かる人だけ感覚を分かってほしい

健康精子が採れた

結果からすると、精子はいたし(前述の状態でいう1)、数値を見る限り年齢なりの衰えはあるっぽいが、先生曰く「健康精子いっぱい採れました」とのことなので、顕微受精に支障が出るようなものではないようだった。

精子ストックは「10回分」(「10匹」ではないらしい)。

これを冷凍してストックする(年額で維持費がかかる)。

もし使い切ったら、もう一度同じ手術をすることになる。

(ちなみに、冷凍精子原則として婚姻関係又は事実婚相手しか使えない)

手術はものの1時間で終了。

術前の待機時間と術後の様子見の時間の方が長く感じたくらい。

以降、不妊治療の主役は再度妻にバトンタッチすることになる。

ちなみに、切開したのは1~2cmほど。

いわゆる「金的を蹴られたような痛み」が、その後1週間は続いたことも記しておく。

結構痛くて寝るのに支障があった。

ともあれ精子ちゃんと採れた!

事前に「まあほぼほぼ大丈夫でしょう」と言われていたので、喜びや安堵はそこまで大きいものでもなかったが、「ハードルを1つ越えた」実感があった。

■余談1

術後、なんとなく興味本位で「精子を取り出す」以外の選択肢(例えば元のように精子が精液に混ざって出てくるようになる術とか)があるのか聞いてみた。

先生曰く「かつては詰まった精子の管をバイパスする手術があった」らしい。

ただ、術式的に「精子だけ取り出す」より難易度が高く、ニーズも低いため今は殆ど行われていないとのこと。

まあ、精子が再度出るようになって得するケースは確かに少なそうだと思った。

スペック

改めて我々のスペックは以下の感じ。

不妊治療開始時 : 私40歳, 妻41歳

結婚して数年、都内賃貸在住、一応車は持っている。

不妊治療保険適用は43歳(になる前日)までなのと、私の本厄を目の前にしての治療開始なのが、なかなかヘヴィなところ。

現代で似たような年齢・タイミング高齢出産考える人結構多いんじゃないか

前述のとおり精子は手術で取り出して凍結済。

そこからのざっくり経緯としては、

生理周期に合わせての採卵2回(男性不妊発覚で中止した回は除外)

・着床試行回数1回

妊娠成功、そのまま出産

最終的に採れた卵子が2回合わせて10個くらい(中止した初回を入れれば15くらい?

若い人は1回に20~30個採れる人もいるらしいので、ここはやはり年齢が出るところなのかもしれない。

その10個の中で、受精可能そうな卵子が4つほど。

さらに、受精させてちゃん細胞分裂が始まった卵子が2個。

ちなみに1回目の採卵で採った卵子は全滅(受精させても細胞分裂が始まらなかった。

単純計算妊娠に適した卵子が出る確率が40%、妊娠まで到達した卵子20%。

これを自然妊娠(タイミング法含む)でやろうとしたら更に確率が下がるのは想像に難くないので、この時点で既に、我々の年齢で自然妊娠は相当に難易度が高いというのが分かる。

そもそも、「卵子精子注射針で直接ぶち込む」という超・直接的な手法をもってしても妊娠に至らないケースがあるんだと驚いた(成功率は我々で50%

とはいえ、そんな状況でも通院開始から男性不妊治療を経て、妊娠判定まで半年ちょっとなので、我々は総合的に比較的運がいい方だったんだとは自覚している。

妊娠判定時で妻42歳、私は41歳になる直前。

保険適用期間の治療で、なんとか成功できた。

から考えると、

病院選び

最初から体外受精(顕微授精)一択

先進医療を惜しまない

あたりが妊娠成功率を上げるポイントなんだと思ったので、それぞれの感想とか以下に書いていく。

勿論だけど、顕微受精は採卵時の母体への負荷があるので、母体が許すなら、という条件は付くが、何度も書くけど我々は「それでも顕微授精が最も良い」と感じている。

また、後述するが「思っているよりは」お金はかからない(金額について知りたい人は飛ばしてほしい。

病院選びについて1

なんとなくぼんやり子供欲しいよね」くらいの気持ちで、不妊治療保険適用になったことだし、そろそろ…と思いつつ、不妊治療自体には少し二の足を踏む。

…と、これ自体は我々含めよくあるケースだと思うけれど、やってみて分かる二の足を踏むには事情がある。

そもそも病院をどこにすべきか分からない。

みんな実際ちょっとGoogleマップとかで「不妊治療」で調べてみてほしい。

我々の場合(都内在住)、一番近所の不妊治療クリニックが「魂のこもった~」とかなんかラーメン屋みたいなこと書いてあり、この時点で結構キツい。

それ以外も「不妊治療専門の鍼灸院」というよく分からないトコがあったり、口コミ医師への愚痴が延々書いてあったり、「子供」というある種神聖ものを取り扱うからか、とにかく情報ノイズが多い!しか口コミでみんな専門用語使うから、ふわっと興味で調べてみた勢は口コミ勢の知識マウントでだいぶ気持ちが挫かれる(それだけみんな真剣なんだとは理解するが。

そのうえ、病院ではよくあることだけど、どこも口コミ評価が1か5に完全に二分している。

特に不妊治療ともなれば、子供ができたら高評価になるだろうし、できなかったら低評価になるだろうことそれ自体は分かるが、手探りでこれら情報ノイズを潜り抜けて「ここにしよう」と思える場所を決められる人はそんなにいないんじゃないか

私の場合は、調べ始めた一発目が明らかに相性悪めな「魂のこもった」ラーメン医院だったので、だいぶ「これは大変だ…」と思ったのをよく覚えている。

病院選び2

そんな折、知人女性たまたまXで話してお茶することになり、話の流れで不妊治療話題になった(相手は顕微受精子供を産んでいる。

曰く、

最初にかかった医院は合わなかったので乗り換えた

お金はかかるが絶対に顕微受精がいい

・2つめの医院自分に合っていた

実際に転院をしている人の意見は心強い。

この知人はハッキリとデータで話す人を好むタイプなので、そんな人が「自分に合っている」と感じた医院なら、前述のラーメン医院みたいな要素が薄そうでいいな、と思い、後日妻と相談の上、同じ医院受診

名前は一応隠すが、場所都心オフィス街

なんだかすごいエレガントな門構えの高級感ある医院だった。

少し遠いので、私が毎回車で送迎することにした。

病院選び3

結果から言うと、我々が選択した医院目的への最短経路を選ぶ傾向があって良いと思った。

初診時の説明は、ふんわりとした要約ではあるが、

あなたたち、その年齢で顕微授精以外の選択肢があると思ってるの?」

的なことを、データと共にハッキリキッパリ説明してくれた。

当初、顕微受精大前提とした説明が始まったので、「我々は知識がない、他の方法はどんなのがあるのか?」と割り込んで質問したところで、↑の回答。

一応他の方法も形だけの説明はしてくれたが、提示されたデータからは、現実的に「顕微受精(保険適用)+随時先進医療」以外の選択肢がなさそうなのは明らかだった(結果として、それが一番二人のストレスが少なく、かつ費用的に安くなりそうだとも。

成功率の高い妊娠を最速且つ確実にさせる」「その際、女性キャリアを極力邪魔しない」ことを是としたような医院で、さすが都心オフィス街ど真ん中にある医院だと思う。

加えて、医院の「ウチは高いですよ」オーラによるのか、客層がいい(こういう書き方をすると角が立つとは承知しているが。

客側に理解力があるので、ギスギスもしていないし、医師相手咀嚼できることを前提にハッキリ説明してくれる。

年齢による態度の変化もないし、100%の確約もしないし、変な励ましも空約束もしない(確率の低いことは隠さず低いと言ってくれる。

あと、待ち時間が少なかった(これ重要

予約した時間に行ったら、30分以内には何がしかアクション(診察・採血等)が起こる。

「これが民度の高い医院…」等と思わずはいられない。

私見にはなるが、この医院は「魂」とか「寄り添う」とかやらなかった。

目の前の患者に対して「結果」への最短距離データ準拠提示する。

人によっては冷淡に映るかもしれないが、我々にとっては初診の時点で「もうここしかないな」と思わせるには十分な明快さだった。

結果として、初診時に顕微受精以外の選択肢を閉じてくれたことで、男性不妊の発覚も早かったとも言える。

体外受精費用について

ざっくりと妊娠成立までにかかった費用(窓口で支払った費用のみ、交通費など諸経費は入れない)については、

男性不妊治療 : 合計10万円ちょっと(実は男性不妊手術も保険適用)

顕微受精(採卵3回、着床1回) : 50万円くらい

これだけ見ると高いと感じるかもしれないが、ちょっと待って欲しい。

これはあくま国保・社保のみ適用した場合金額(自己負担3割+自費治療 + 先進医療)で、実際は様々な要因でここからお金が返ってくる。

まず、上記の内、妻の先進医療分約10万円が、東京都助成金で7割補填される(上限額あり。

また、我々のケースでは使えなかったが、東京都助成の上限額を超えた場合は、市区町村助成金が出るケースもある。

さらに、民間医療保険不妊治療(正確には先進医療+日帰り手術)をカバーしているものがあり、それを適用することで妻は30万円くらい保険金が入ったようだ。

よって、最終的な妻の負担分は10~15万円程度。

私の最終的な負担額は5~6万円程度(民間医療保険国保の上限制度で多少補填された。

「最新の医療を駆使して子供一人作るのに15万円」

男性不妊治療込みで20万円」

こう考えると、まあまあお金持ちでなくても払えなくはない額に収まっていると思う。

ただ、重ねて書くが、これは我々が比較的運がいい方だったからの金額だ。

もし受精卵のストックが切れるまで着床を試してダメだったら、また採卵→受精→着床のサイクルが始まり上記女性側の金額が単純に倍になる。

予期せぬトラブル流産が起きないとも限らないし、民間医療保険審査が通らないことだってあるだろう。

治療中の気持ちとしては、最終的に自己負担分50~100万円くらいまでは使う覚悟をしていたし、実際そのくらいの覚悟で臨むのが適正だと思う。

(続き→ https://anond.hatelabo.jp/20241017030144 )

先進医療医療保険ガンガン使った方がいい

少なくとも東京都

2024-09-05

日本後進国だと宣うバカどもがいるらしい

まず、後進国という言葉は今は使われてなくて、開発途上国という名称になっているからな。そこからおかしい。

彼らにも分かりやすいように、ここでは便宜上後進国という言葉を使わせてもらう。

さて、円安だの増税だの格差だの少子高齢化だのを取りざたして日本オワコンだと、後進国になっていると騒ぐバカどもがいる。

余りにも現実性を欠いた言動だ。こいつらのせいで気が滅入った奴もいるだろう。本当に迷惑まりない。

日本揶揄するバカもの中で後進国暮らしたことのある人間はどれだけいる?

恐らく、そのほとんどが旅行での滞在すらしたことがないだろう。

なぜそう言い切れるのか?自分の目で現地を見ているならば、日本後進国であるなどと、そんな世迷言は吐けないはずだからだ。

俺はゼネコンに勤務し、現地駐在という身分後進国にも住んだことがある。

俺が日本出身という色眼鏡をかけたとしても、日本は間違いなく豊かな先進国であり、今どきの表現なら国ガチャSSRの部類だ。

豊かというのは、全員が金持ちという意味ではない。それぞれが役割果たして循環している状態のことだ。

日本税金が高すぎる?

当たり前だろ。日本レベル社会基盤の開発、維持管理にどれだけの金がかかるか知っているのか?

綺麗な水道水、安定したガス電力供給、整備された道路賄賂を受け取らない警察格安先進医療等、他にも上げたらキリがないが、どんなに金がなくてもこれらを当たり前のように享受しているんだぞ?

しろいくらいだ。

手取りが低かろうと、高収入の人たちと同じインフラを利用できる時点でむしろ得してるだろ。

水道水で腹を壊したり、信号待ちで強盗に襲われたり、路傍で野垂れ死んだ人間を見てから批判しろ

日本格差が広がっている?

当たり前だろ。格差なくしてどうやって資本主義社会を維持するんだよ。

大企業中小企業搾取するように、先進国後進国搾取していることを忘れてるんじゃないのか?

国家規模で見れば日本搾取している側なのに、何を贅沢なことを言っているんだ。

そもそも格差は今に始まったことじゃない。単純に社会の発展により見えやすくなっただけだ。

分相応という言葉があるように、商人商人の、百姓百姓人生を歩んできた。

貧乏なら貧乏なりの暮らしをすればいい。それは全く不幸なことではない。そういう役割というだけだ。

日本少子高齢化が加速している?

当たり前だろ。子供の人権尊重され、教育が充実している証拠だ。

なんで後進国出生率が高いかよく考えろ。

子供労働力として使役しているからだろ。

そして、当たり前のように子供死ぬ。だからたくさん産んでんだろ。

そもそも日本では大卒が当たり前という風潮があるから少子高齢化が早まっているだけだ。

平民でも大学に行けることがおかしいと思わないのか?

教育とは投資だ、投資金持ちがやることだ。子供20年以上も育てるなんて高コスト道楽貧乏人がやろうとするから無理が生じる。

全員が大卒なら、昔は中卒、高卒がやっていた低賃金仕事をあてがわれるのは当然だろ。だから格差だなんだと騒ぐんだ。

俺の父さんは高卒だし、爺さんは中卒だ。お前らの家だってそんなもんだろ。昔はそれが恥でもなんでもなかった。

日本ほど努力せずに生きられる国はそう多くない。恥ずかしながら、俺も海外で働くまでは気づけなかった。

すべての国に住んだ訳じゃないか日本が一番優れているとは言えないが、少なくとも高水であることに間違いはない。

日本オワコンだと思うなら今すぐに出ていけ。それが嫌なら、文句言ってないで働け。

2024-09-03

不妊治療テレワーク社内ニート

全社的な出社10~40%要求と、割と自由上司と、割と自由な同僚と、PJ狭間勉強ぐらいしかすることがない社会人にあるまじき暇さが重なり、

のびのびと不妊治療に取り組めている。でも内心は不安でヨロヨロだ。

現在、採卵周期で3日に1回ぐらい受診している。採血と結果待ちもあり、毎回2-3時間ほど拘束される。待合でちょろちょろとテレワークをしている。

今日は思ったほど卵胞が育っておらず、また数日後に受診の運びとなった。PCOS気味なのである

こんな風に、予定は立たないわ、内臓位置問題で内診が痛くてぐったりするわ、薬の副作用でもぐったりするわ、仕事が忙しかったら使い物にならないし、どちらかが無理だったかもしれない。

仕事と挙児どちらか選ぶなら、後者を選ぶ。

でも挙児は選ぶことができないから、働き続ける。キャリアを途絶えさせたら、二度とここに戻ってこれないだろうし。それに、不妊治療保険適用になったけど、やっぱりお金が掛かるからインカム重要だ。

会計は各種検査と薬あわせて軽く1万円を超える。

今後採卵と移植でも数万円ずつ、さら先進医療を使う予定で、それに10万円以上の支払いが確定している。

2、3ヶ月、限度いっぱい、またはそれに近い治療費+先進医療費が掛かったら、なかなかの経済負担だ。

保険適用になったとはいえ、割と負担は重い。

経済基盤が怪しかったらちょっと選択が難しそうだ。片働きでは負担感はさらに増すだろう。

しかし私の労働環境はかなり恵まれている方のはずなので、多くの治療中の女性家族精神的にも金銭的にももっと苦しい思いをしているのではないだろうか。

民間保険で色々カバーできるが、加入からある程度の年月が経過するまでは不妊治療は免責だったりするので気を付けたい。

今日日本では、挙児希望カップルの10-15%が不妊に悩んでいるらしい。

2022年に出生した子供の1割は体外受精経由で、総数77k人だったそうだ。

その割合からすると、挙児希望カップル不妊率はもっと高いはずじゃなかろうか。前に示したように治療ハードルは依然低いとは言えないし、体外受精以前の不妊治療もあるし、それになにより授かれない人もいるのだから

全員がぽろっと授かれたら出生数は万単位で増えるのかな。

キャベツ畑でとれたらいいのにな。

どうして子供ができないんだろうね。欲しいのに。いつも不安でいっぱいだからなのかな。

2024-02-27

anond:20240227182942

医師治療たかったんじゃないの。

あいヤバイ症状の一般人だと思いきった治療出来ないじゃん。

犯罪者から死んでもいいけど医学の貢献のための先進医療を試したとかじゃないの。

2023-12-26

anond:20231226115602

高額療養費だけ補助すればこれでいいと思うけどね

先進医療任意保険

2023-03-05

anond:20230304090635

根本的な原因は増えすぎた高齢者なんだから、どんなに政策頑張ったとしても少子化対策は実現できない

ジョブズ膵臓癌先進医療をもってしても征することができなかったのと同程度の難易度

少子化対策しろじゃなくて、素直に現役世代に金ばら撒け、緊縮すんなでいいんだよ

2023-02-24

スーパーマンじゃないんですけど

そんな何でもかんでも求めないでくれませんか???働いて完全に生活費を稼ぎ、医療費を稼ぎ、あなたケア完璧にして残業しないで帰ってくるのが当然だって。愛があれば???仕事自分配偶者が癌患者とか本来関係ないと思うんですよね。慈善事業じゃないしね。なんで何でもかんでも愛があればできると思ってるんだろう。それで愛情がないって言うのって脅しかなんかかな。わたしはなんとか生活費医療費を稼ぐのだけでヒーコラの予定なんですよぉ。あなた解雇なっちゃうから傷病手当つかないんだよ??つかれたなぁ。あなたが私の事なんか愛してないのよ。自分先進医療のために私が体を売ってくれると期待してるであろう、あなたの方がね。

2023-02-12

相談したい

旦那直腸癌と診断された。

おそらくステージIVまで進んでると思う。

最初の診察の時に肝臓の腫れが見つかっていたから。

明日癌の詳しい検査をする。

旦那は、がんが酷い場合先進医療を望んでる。

うちでかけていたのは掛け捨ての共済先進医療特約がないもの

私は今は働いてない。29歳高卒女。昔7年間だけエンジニアとして働いてた。ただ技術スキル経験。働いても年収350万届くかどうかわからない。詳しい話がわかり次第、正社員としてどこかに働くつもりだ。職種は問わない。

この間、旦那借金を整理したばかりなのと引越ししたばかりand旦那転職したばかりで家計名義の貯金は30万ほどしかない。わたしがこっそり貯めていた貯金は100万。

お金が足りない。お金の工面をしたい。

考えられる控除・補助・借金、なんでもいい。知恵を貸してくれる人はいいか

2022-12-01

anond:20221201145407

ワイは仕事関係の付き合いで先進医療特約とかいろいろ入った月5000円ちょいの医療保険入っとるけど

2回ほどちょっとした手術と1週間ちょいの入院して保険金貰ってようやく今のところトントンくらいやな

2022-04-19

医療進化は目まぐるしい

後遺症こそ残り、生涯寝たきりで24時間つきっきりの介護必要にはなるけど、かろうじて現代先進医療で命をとりとめる子どもも増えてきたらしい

2022-01-04

anond:20220104090404

医者なんて、たいていが症状聞いて分類して、それに応じた薬出すだけの単純作業から

まじめな女性の方が外れないって感じだ。ヤブ医者が少ないイメージ

ただ、単純作業医者は、そのうち多くがコンピュータに置き換わるんじゃ。

逆に先進医療とかだと、男が台頭するんじゃない。

2021-11-26

anond:20211126145440

意図的でなければ問題にならないし「リソース範囲内で行う」という前提があるので、受刑者に超高額の先進医療を受けさせなかったからといって義務が成されなかったとはされないぞ。

ハイ論破

2021-10-06

保険なんもわからん

保険相談いったけどなんもわからん

ちなみに30代の夫婦子供一人

 

生命保険

ライフプランを設定したうえで、万一俺が死んだら5000万くらい足りないぞと言われる。

でも今の資産くらいだったら子供大学まで行かせられるし、妻も65歳くらいまでなら貯金切り崩しても赤字にはならんのよね

妻には老後は負担かけるけど生活保護とかでも暮らしていけそうではあるよね。

 

生命保険の種類は定期保険養老保険終身保険とあって、

養老保険は払った分が少し減って帰ってくるとかいう謎仕様

終身保険は円建てだと65歳超えないと返戻金が払い込んだ保険料以上にならないかドル建てにしましょとか言われたけど、

結局円安リスクはいわれたけど円高リスクは言われなかったからなんか引っかかるっていう。

今が円高だったら嬉々として契約しただろうけどね

三大疾病とかになったら保険金が払われるけどいるんかな?毎月1万くらい払って500万くらいしか返ってこないけどね。

定期保険は上の2つよりは安い、まぁ10ガチャ1回分くらいの金額が掛け捨て。まぁ上2つにかける分を定期保険にして、残った金を運用して増やしたほうがマシってのはあるかもだけど。

死んだ時点から65歳まで年金として受け取れるタイプで、仮に64歳で死んだら65歳まで1年分しかいから1年分の年金しか受け取れない。

同じ保険料で15年くらい年金受け取れる奴があるんだよなーどっちがいいかな。

あと死亡と同等の高度障害基準が厳しくて、自力でいろいろできる状態と判定されたら払われないんだよね。

払い込み免除もされないし一番金が必要な時期なのにむなしい……

 

医療保険

三大疾病の診断の一時金とかもあるけど、判定が結構厳しい。

ガンは悪性新生物じゃないとだめで、上皮がんっていう表面しかガンになってないのはガン判定じゃないらしい

心筋梗塞脳卒中もそれぞれ指定のじゃないと判定されないから、少しでも外れるとダメっぽい。

先進医療特約も、もし先進医療を受けそうと思うのならその賭けに乗ればいいけど、案外そうなる可能性が低いっぽい。

そもそも将来先進医療から外れて保険適用になる可能性もあるからね。あとくそ高いのは陽子線重粒子線くらいで他は普通に手術受けたくらいになりそう。

万一受ける必要がある場合に備えて金貯めておけばいいかな。

色々つけて10ガチャ1.2回分。ちなみに50代まで10ガチャ1回分未満の医療保険もあるんだよね……三大疾病特約とかはないけど。

あとは高額療養費制度ぶっちゃけ何とかなりそうってのはあるよね。

 

年金保険

「万一がなくて普通に暮らしてても金が足りなそうなタイミングが来るので、年金保険運用してみては?」とは言われてる。

うつみたてNISAの枠はないし、idecoも入ってるので年金保険でもいいかもしれないけど、

保険の部分の手数料を取られて減った元本で運用運用費もかかるので「最初からマイナススタートかー」みたいな気分。

それだったら自分特定口座でNISAと同じ運用した方がよくね感はある。税金計算したら年金保険のほうがマシになるかもしれないけどね。

 

マジでどうすりゃいいかわからん

みんなはどうしてるのか知りたい……切実に

2021-07-12

anond:20210712145423

月4000円の保険なら手術一時金とか先進医療保障とかもついとるやろ

ワイは2回手術入院してトータル50万くらい保険金受け取ってるから今のところ元取れてるやで

2021-03-27

癌の治療邪魔する人たち

癌の話題ホットエントリーに上がっていたので便乗。

40代の僕も大腸癌ステージ4だ。再々発して4月に手術する。

でも、抗がん剤はやっていないので日常平穏に過ごしている。

仕事普通にしているし体調もいい。

「がん」という病気宗教との戦いでもある。

がんになると、怪しい治療法や考え方の人が近寄ってくる。

しかも、がんになったことない人が非科学的な視点で語っている。

代表的もの

抗がん剤毒薬

・手術は必要ない

放置しても問題ない

・むしろ放置したほうがいい

ビタミンC注射が効く

温泉で治る

・○○という治療マウス癌が消えた(人間で効いたとは言っていない)

などなど、ホントにうぜー

自分でどう考えて何を選択してもいいけど、他人押し付けてくるな!

こっちは、エビデンスのある治療しか信用していないんじゃ。

早期に手術して腫瘍を取ったか平穏に過ごせていると思っている。

それを邪魔する人たちは大勢いいる。

僕の結論は「保険の効かない治療法は詐欺」。

病院提供していても、保険が効かなければ民間医療もしくは自由診療

例えば、免許を持っている医者が「この水を飲めば癌が小さくなります。1Lで1万円。」といって提供すれば詐欺ではなく自由診療

保険が効かない治療は、お金をむしり取られるだけだと思って間違いない。

先進医療保険は効かないのであまり期待しないほうがいい。

「高い確率治療法として確立できそうだから、きちんと実験してみるか」というのが先進医療です。

がんになって財産を無くすというエピソードアメブロにいっぱい転がっている。

がんになるのは運に左右されるけど、そこから選択自分で決められる。

自分も周りも不幸にならない選択をして欲しい。

余談:「がん」と「癌」は医学用語として違うものを指します。

2021-01-30

ちゃん不正摘発され事態が収拾され発表されるだけのことが、日本ではなぜか輝いて見える

論文不正先進医療の臨床研究を中止 国循・阪大が発表

https://news.yahoo.co.jp/articles/7b70e99521b389ec4211d8eb3cdd7818c7b00ac6

2020-06-05

持病があっても入れる保険ってさ

さすがに先月と一昨年に同じ部位の手術受けてたら入れないよね

どっちも定期検診で発見して短期入院で済んだから手術含めて10万もかかってないんだけど

次に同じ所に何か見つかったら摘出かなと思ってるから先進医療特約つきの保険に入りたい

2020-01-28

anond:20200128101803

急病になっても保険普通は賄えるぞ

高額医療補助もあるし

先進医療とかの話をしてるならそうやな

樹木希林がやってたみたなレーザーとか

2020-01-07

anond:20200107090030

ワイは新卒から20万渡してるで

それに加えてボーナスも渡してたで

ちな高卒

高校バイトで全額自費で行ったので使って貰ったお金よりも家に入れた金の方が圧倒的に多い

ワイの周りはそういうの多いで

最終的に母ちゃんと仲直りしたけど超絶無駄金であった

2000万以上有れば大抵のことはできた

増田も家を出た方がいいぞ

そして母ちゃん生活保護を受けさせなさい

例えば先進医療費とかプレゼントとか旅行費とかそういうのは出してやってもいいけど

それ以外は自分でさせよう

2019-11-04

ありふれた悲劇で心が折れてしまった

数か月前、母が亡くなった。

肺がんだった。一般的に見て早すぎる死だったと思う。

なんで今頃こんなものを書くかと言えば、突然母宛に電話がかかってきたかである

母の使っていた銀行より保険の案内であった。

電話の先の相手もこんなことを話しても困るだけであろうが、母が亡くなった旨を伝えた。

変に気を使わせてしまった。

そして電話が終わるとどうにも色々と思い出してしまった。

母は5年前にがんが発覚し、闘病の末奇跡は起きずただ亡くなった。

ありふれた悲劇である

残念ながら先進医療を試せるような経済的な余裕もなかった。

それでも経済的には余裕がなかった。母の老後の為の資金は完全に尽きていたし、自分自身今も100万ほど借金を抱えている。

しかしもう少し無理をすればもう200万くらいは調達できたかもしれないし、それでなんかしらの医療なり、

もしくは悔いの残らないようどこか母の行きたい所に連れて行くなりはできたかもしれない。

悔いが残る。

母はタバコも吸わなければ、酒もたまにしか飲まない。家族でも一番健康に気を遣う人だった。

しかしがんになった。酒もタバコもやる父がならずに母がなったのは本人が一番納得がいっていなかったと思う。

もう納骨も済んでいるし、いい加減いい年なのだし踏ん切りをつけるべきなのはわかってはいるがどうにもならない。

なんてったってありふれた悲劇である

もっとつらい目に合ってる人はいるのだからと色々な人に言われたし、実際そうなのだと思う。

しかし日に日にボロボロになっていく母、ギリギリ経済状況、荒んでいく生活

同意はしてもらえないとは思うが、これはこれで堪えるものがある。

いやしかしありふれた悲劇ではある。

おそらくこの地球上で何万とあるような悲劇

しかし心が折れてしまった。

最近はどうにも酒とタバコに手が伸びてしまう。

健康にはよくないだろうが、しかしもう分からない。何も分からない。

この荒んだ数年でかなりの友人を無くしてしまった。

もうなにもわからない。

2019-08-08

先進医療を受けまくりの青葉を見ていると「戦争で百人殺せば英雄」という有名なやつ

左翼でっち上げでも何でもない真実なのが分かる

明らかにおかし

2019-05-05

anond:20190505215427

知識として医療保険は0歳から加入できる保険会社もあるっていうのをもっと周知すべきだとは思うね(0歳は無理でも1歳からや2歳からという保険会社もある)

しか医療保険には「20歳払い込み済み」などの保険料払い込み方法選択することができる

この20歳払い込み済みというのは一生分の保険料20歳までに全て払い込んでしまう払い込み方法

例えば子が生まれた際に医療保険へ加入し20歳払い込み済みを選択して医療保険へ加入すると、20歳の払い込み満期になると以後は保険料を支払わずに子は死ぬまで医療保険サービスを受けることができる

子へ対して生命保険を掛けるのはなんだか釈然としない面もあるけれど、子が一生使える医療保険を親が子が巣立つ20歳までに用意してしまうというのは親の愛情のもの

唯一の欠点物価の変動に対応できないことであり、例えば入院一時金1日1万円みたいな医療保険だと、数十年後に物価が倍になったとき価値としては半減してしま

ただ、たいていの最近医療保険には難病に掛かった際の自己負担先進医療費を保険会社が全額保障してくれるサービスが付いているので、幼児医療保険を掛ける目的としてはこっちが主体

全額保障というのは固定費じゃなくて相対費なので物価の変動にも対応できる

しかも何より若いうちに医療保険へ加入すると保険料はすごく安い。新生児だと月額2000円前後、たったの2000円で難病治療全額保障してくれる。

こういった知識社会へ広まるべきだし、広まれば広まるほど難病で亡くなる子供は少なくなる

2019-03-12

NETFLIXで諸刃の先進医療を見た。

FDAの悪しき特例、医療機器型式証明を一度取りさえすれば後継機器審査が要らない事例についてあげてて

どっかで見たなと思ったらオリンパス内視鏡に関する報道だった。

https://www.olympus.co.jp/ir/data/announcement/pdf/td150306.pdf

司法取引罰金とともにお構いなしになって正直残念だった。いやこれから影響が出るのだろうか。

どこからともなく吹き上がる義憤にいつか病に倒れたときの恐怖、そんなもの目的地もなく湧き上がる。

2019-01-24

接近戦に強い障害児の生存者バイアス

https://anond.hatelabo.jp/20190122090529

元増田です

接近戦の話はランチェスター戦略で詳細ぐぐってみて下さい

前回の話はランチェスターの第二法則近代戦における兵力二乗法則に従い、戦いは数だよ兄貴って話を書いたんですが

今回は原始戦の第1法則を軸に話を展開します。

生存者バイアスだろ、と書いた増田がいたけど、というかこの増田に限らず、そもそも障害児の親になった時に生存戦略が描けない状態なんだと思います

戦略はいろんな側面があります

育児における接近戦ではやはりお金が気になるところでしょう

なのでお金について、書きたいと思います

前提条件として、うちの子は中程度障害です

軽度と重度、最重度では違いますが、中程度であればトリソミーでなくともこの数字です。

いきなり答えから行きます

成人するまでに、我が家末っ子が国や自治体からもらえるお金は、

1100万 です。

内訳は

特児 約800万

子供手当 約245万(三人目なので増額

福祉手当 約114万

成人後は?

このままいくと成人後、障害年金2級相当なので

年80万弱、年金が出ます

また、二級相当なので、年金の支払いも全額免除になります

私の扶養から外した場合でも

健康保険は、年金全額控除の範囲税金系はほぼゼロ、よって丸々使えるお金になります

まあそのまま私の扶養に入ると思うので、

そこから親の私が寿命死ぬまで30年だったとして

それまでに障害年金が約2300万でます

よって

私が死んだ時点で、末っ子には3400万の資産がある状態になります

はいここメモしてね、三千万超です。

みんなーもってるー?三千万無形資産

どうでしょ?親がキチンとしてやれば、ここまでは誰でもできます

生存戦略、できそうですか?

千万じゃ足りないと思う人もいるだろうし、なんとかなりそうってひともいるとおもう

しろ、ここまでもらえるように動いていることが生存者バイアスだーとか言い出す人がいそうなのでそこは反論しておきます

親がちゃんと調べて申請して、もらえるお金価値と総額をみつめられる人が親なら全員ここまでは出ます

無慈悲数字の話として、中程度認定なら全員がでます、親の知識不足スキル不足で使っちゃうなら、それ生存者バイアスでもなんでもなくて、ただの戦略不足だよ。

といいつつ、障害児の親の多くは、ここまで貯められるつもりも、もらっているつもりも無いと思う

だって私のパートナーもここまで把握してないもん。

予防線もはったところで

少なくとも、トリソミーの子を授かったからといって、即座に悲観するほどなんの支援も受けられないわけじゃない事は知って欲しいなと思います

ここまでが覚えて帰ってほしい話、以下は余談とか皮算用とか細かい助成や補助による戦略なので読まなくてもいいです。

うちは子供NISAにいれてるのでこれより増える予定、NISAだけではやり続けられませんが、色々つかって今から50年も複利効果だせます

お国債に移していくとマル優という療育手帳で使える別の制度で、利息や利子を非課税にできます

さらに、私が療育手帳をつかって心身障害扶養共済に入っているので、私が死ぬと月二万円、子供死ぬまで支払われます

これにより資産運用配当年金で生きるなら、

月額20万弱の不労所得がある状態になります

上の二人は、健常児なので

それぞれ子供手当使わずいれてあげても200万しか無いですね。

まあ、こっちには自分で稼げるように教育を施していくのでそれはいいのですが。

話戻って私が死んだ後の事、

うちは持ち家なので、これを相続させるのもありですし、グループホームに入っても自分名義のお金だけで月額費用は賄えるでしょう、ただ成年後見人として上の二人どちらかに後見人として補佐を私から引き継いでもらわないとな、と思っています

でも金額が大きいので信頼できる弁護士とも顔つなぎしておかないとな、とは考えていますけど、今活動してる弁護士は、末っ子より先に寿命死ぬから子供が成人した後考ることにしてます

成年後見人と補佐については今回省略。

医療費について

自治体大分変わります都内でも区ごとで違いますし、県だと市毎で違います

道を挟んだあっちに家を買っていたら受けれない助成とか普通にあります通勤可能圏で転居も視野に入れましょう

うちは、現在手帳で成人まで0割負担になるところに住居を構えました。

成人後は自己負担分がかかり、入院については医療保険頼りになります

前述の通り、コープのJ1900に入っているので

成人後は、健康状態に関わらずV2000に入れます(J1900から入ってないと V1000にしか入れない)先進医療個人賠償つけても月額2240円。

65歳をこえたら、プラチナ85へ移行可能なので、おそらく一生コープ共済でしょう。

税金や補助について

医療費と同じく市によって大分違いますが、中度障害程度だと他に比べて瑣末事です

例えば、プロ野球チームを抱えてる市だと、試合無料でみれたり、NHK光熱費、車の税金なども安くなるところもあります

他の金額に比べれば微々たる違いなので、ここにあまり力を入れない方がいいですよ。

まあ余す事なく福祉を使い切るゲームみたいで、考えるの楽しいですけどね

さて、

こんな面倒な事を考える事がまず健常児より大変だーって思った人もいるかと思います

本来はこんなこと考えないでも普通パッケージが売り込まれるべきだと思うんですよね。

トリソミーの方はこんなメニューになっていますってさ

でも今って、医者から特にアドバイスもなく、たたき台情報はないけど夫婦で話し合ってね!しか言われません

少なくとも、末っ子が生まれる前に、あなた死ぬ頃までにトリソミーの息子さんが中程度障害認定なら三千万以上お子さんにお金ますよ、なんて言われてません。

まあ、子供障害程度でこの金額文字通り桁違いに変わるのでそりゃ言われないけどさ。

おかげで

待って待って、産むにしてもどんなコースあるの?さっぱりわからんし、色々どこにコンタクトとるの?

ってなるのが実情なわけです。

てかコンタクトとっても、ここまで詳しく計算して教えてくれた人はいませんでした。医療保険コープの話すらアドバイスくれた人はいませんでした

てか彼らも多分もらってないし、何もしてないんだと思う

それもまた仕方ないと思う、本来ならこんなこと調べないでもそれなりの団体が作られていて、教えてくれるべきだと思う

ビジネスとしてのパイがでかいなら私がやったっていいくらいだ

数が少なすぎて成り立たないから私含め誰もやんないけど

うちは中程度なので、軽度、重度の人がどんな数字になるかは話せません。

もし、どこか他に愛の手帳4度とか1度の人がいれば、是非一度

自分死ぬまでに出るお金の話を計算して、この増田にでもぶら下げて欲しいなぁと思います

ここまで読んでくれた人、ありがとう

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