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2019-05-15

武田薬品決算短信を読んだ(2019年3月期)

武田薬品決算短信を取り急ぎ読んだ。

・注目ののれん残高は4.1兆円。自己資本(5.1兆円)を超えてはこなかったが、その分、無形資産に振り替わった。

無形資産残高は4.8兆円。製品開発プロジェクトコストのPurchase Price Allocation(取得原価配分)によるものだろう。

・それでものれんは自己資本の80%を占めている。無形資産自己資本に比して94%。のれん無形資産を合わせれば純資産はるかに超えて、自己資本の175%相当となった。こういう会社は異常というしかないのだが、最近増えている。

IFRSのれんの定期償却禁止しているが、超過収益力が見込めないとなったら減損損失処理が求められる。

・一方、無形資産は定期償却がなされる。武田無形資産は3~20年で償却されている(前期の有価証券報告書によれば)。この償却負担利益の重しになる。ウェバー償却費は無視してよいという姿勢のようだが。ご立派なものである

Shireの業績が当初計画を下回るというのが最悪のシナリオで(杞憂に終わればいいのだけれど)、これらのれん無形資産の減損が求められれば武田債務超過に陥ることもあり得る話。武田株主ウェバーの手を通じてShireにfull betしている。

・'19年3月期の無形資産償却費はShire絡みが903億円。3か月分でこれだ。12ヵ月換算で3,612億円となる。これ以外も含めて無形資産償却負担は年額4,390億円(毎年の償却負担)。

償却費は資金流出を伴わない費用であるのはたしかにそうだ。しかしすでに支出されていて、これから費用処理されるというものだ。償却費は、過去資金をたしか流出させた、株主負担する費用以外の何ものでもない。

・それを公然無視し続ける経営者を雇い続けて、しかも年間12億円の報酬賞与を支払って(前期の有価証券報告書によれば)いるのが武田株主諸氏であるウェバー氏が声高にいうコア・アーニングスとやらでは償却費が当然のように無視されている。

・翌期は統合費用1,540億円を見込む(何に使うつもりなのかよくわからないが)。

・短信の表現で「これらの一時的費用及び非資金的な費用による影響を除きますと」翌期は営業利益+38.7%の増益見込みだそうだ。ちなみに無形資産償却費は一時的ものではない。

表現がいちいち小賢しい。短信の文言のそこかしこから経営陣の不誠実さがぷんぷんにおってくる。悪臭を放つ決算書というものがあるとしたらこである

・コア・アーニングスの成長率は「力強く」「大きく伸張し」+38.7%だという。

・コア・アーニングスとはいったい何なのか。

 → 純利益から税金費用持分法投資損益金融損益、その他営業収益、その他営業費用無形資産償却費、減損損失を控除して算出するという。償却費や支払利息はコアではないというのだ。

・では、それを負担するのは誰なのか。株主以外にいない。とんでもない借金を背負ってとんでもなく巨額の買収を行って、そのうえで利払いはノン・コアだという、その居直りっぷりは正常な人間のものとは思えない。しかしこういう経営者は少なくない。

・コア・アーニングスとは、ウェバー氏が手前勝手計算した自画自賛するための利益概念である。都合の良い数字を持ち出して誇らしげにしているのが現在武田経営者である。よく恥ずかしげもなくこういうことができるものだと逆に感心する。

さらに、コア・アーニングスには「その他、企業買収に係る会計処理の影響や買収関連費用など、本業に起因しない(ノン・コア)とマネジメント判断した事象による影響を調整します」とある。そして、これをもってマネジメントによる業績評価使用されているとある事業部単位であればそういうやり方もあるだろう。ウェバー氏はじめ経営陣はどうか。これら「ノン・コア」を除外してわれわれの業績を評価するようなお手盛りとか、まさかしていないよなと不安になる。

・そんな手前勝手で都合の良い指標を持ち出されて、それを聞かされた株主が感心するとでも思っているのだろうか?読んでいてここまでばかばかしい気持ちにさせる決算短信は見たことがない。

Shire買収のため、ウェバー氏は買収のための資金調達に大規模な新株発行を行い、発行済み株式数を2倍にしている(2019年1月)。その際の売り出し価格が短信から読めた。1株4,065円であった。資本金資本剰余金の増加額を発行済み株式数の増加数で割れば出てくる。

株価が安くなったタイミングで大量の新株発行をしようとしているなと苦々しく見ていたが、ずいぶんと安く会社を切り売りしてくれたものであるシャイアー買収が報じられる前は6,000円を超えていたのだ。

過去武田は自社株買いを行っている(2008年)。当時の自社株の買い戻し価格は平均して5,238円。当時の経営トップ長谷川閑史(ちなみにウェバーを後任に据えた張本人であり、今も相談役に居すわっている)。そのとき株価が十分安いと判断したがゆえの自社株買いだったはずであるそれから10年以上経った今、ウェバー氏はこれよりもかなり安く(▲22%)売り払ってくれている。無謀な買収提案会社評価を引き下げて後の大規模な新株発行。既存株主価値を大規模に流出させ、希薄化させ、でかい面をしている。見事なまでの企業価値破壊者っぷりであるウェバー氏にしてみれば武田価値などその程度なのだ株主ことなど屁とも思っていない。ウェバー同調した他の取締役も同じ穴のむじなである

2019-01-24

接近戦に強い障害児の生存者バイアス

https://anond.hatelabo.jp/20190122090529

元増田です

接近戦の話はランチェスター戦略で詳細ぐぐってみて下さい

前回の話はランチェスターの第二法則近代戦における兵力二乗法則に従い、戦いは数だよ兄貴って話を書いたんですが

今回は原始戦の第1法則を軸に話を展開します。

生存者バイアスだろ、と書いた増田がいたけど、というかこの増田に限らず、そもそも障害児の親になった時に生存戦略が描けない状態なんだと思います

戦略はいろんな側面があります

育児における接近戦ではやはりお金が気になるところでしょう

なのでお金について、書きたいと思います

前提条件として、うちの子は中程度障害です

軽度と重度、最重度では違いますが、中程度であればトリソミーでなくともこの数字です。

いきなり答えから行きます

成人するまでに、我が家末っ子が国や自治体からもらえるお金は、

1100万 です。

内訳は

特児 約800万

子供手当 約245万(三人目なので増額

福祉手当 約114万

成人後は?

このままいくと成人後、障害年金2級相当なので

年80万弱、年金が出ます

また、二級相当なので、年金の支払いも全額免除になります

私の扶養から外した場合でも

健康保険は、年金全額控除の範囲税金系はほぼゼロ、よって丸々使えるお金になります

まあそのまま私の扶養に入ると思うので、

そこから親の私が寿命死ぬまで30年だったとして

それまでに障害年金が約2300万でます

よって

私が死んだ時点で、末っ子には3400万の資産がある状態になります

はいここメモしてね、三千万超です。

みんなーもってるー?三千万無形資産

どうでしょ?親がキチンとしてやれば、ここまでは誰でもできます

生存戦略、できそうですか?

千万じゃ足りないと思う人もいるだろうし、なんとかなりそうってひともいるとおもう

しろ、ここまでもらえるように動いていることが生存者バイアスだーとか言い出す人がいそうなのでそこは反論しておきます

親がちゃんと調べて申請して、もらえるお金価値と総額をみつめられる人が親なら全員ここまでは出ます

無慈悲数字の話として、中程度認定なら全員がでます、親の知識不足スキル不足で使っちゃうなら、それ生存者バイアスでもなんでもなくて、ただの戦略不足だよ。

といいつつ、障害児の親の多くは、ここまで貯められるつもりも、もらっているつもりも無いと思う

だって私のパートナーもここまで把握してないもん。

予防線もはったところで

少なくとも、トリソミーの子を授かったからといって、即座に悲観するほどなんの支援も受けられないわけじゃない事は知って欲しいなと思います

ここまでが覚えて帰ってほしい話、以下は余談とか皮算用とか細かい助成や補助による戦略なので読まなくてもいいです。

うちは子供NISAにいれてるのでこれより増える予定、NISAだけではやり続けられませんが、色々つかって今から50年も複利効果だせます

お国債に移していくとマル優という療育手帳で使える別の制度で、利息や利子を非課税にできます

さらに、私が療育手帳をつかって心身障害扶養共済に入っているので、私が死ぬと月二万円、子供死ぬまで支払われます

これにより資産運用配当年金で生きるなら、

月額20万弱の不労所得がある状態になります

上の二人は、健常児なので

それぞれ子供手当使わずいれてあげても200万しか無いですね。

まあ、こっちには自分で稼げるように教育を施していくのでそれはいいのですが。

話戻って私が死んだ後の事、

うちは持ち家なので、これを相続させるのもありですし、グループホームに入っても自分名義のお金だけで月額費用は賄えるでしょう、ただ成年後見人として上の二人どちらかに後見人として補佐を私から引き継いでもらわないとな、と思っています

でも金額が大きいので信頼できる弁護士とも顔つなぎしておかないとな、とは考えていますけど、今活動してる弁護士は、末っ子より先に寿命死ぬから子供が成人した後考ることにしてます

成年後見人と補佐については今回省略。

医療費について

自治体大分変わります都内でも区ごとで違いますし、県だと市毎で違います

道を挟んだあっちに家を買っていたら受けれない助成とか普通にあります通勤可能圏で転居も視野に入れましょう

うちは、現在手帳で成人まで0割負担になるところに住居を構えました。

成人後は自己負担分がかかり、入院については医療保険頼りになります

前述の通り、コープのJ1900に入っているので

成人後は、健康状態に関わらずV2000に入れます(J1900から入ってないと V1000にしか入れない)先進医療個人賠償つけても月額2240円。

65歳をこえたら、プラチナ85へ移行可能なので、おそらく一生コープ共済でしょう。

税金や補助について

医療費と同じく市によって大分違いますが、中度障害程度だと他に比べて瑣末事です

例えば、プロ野球チームを抱えてる市だと、試合無料でみれたり、NHK光熱費、車の税金なども安くなるところもあります

他の金額に比べれば微々たる違いなので、ここにあまり力を入れない方がいいですよ。

まあ余す事なく福祉を使い切るゲームみたいで、考えるの楽しいですけどね

さて、

こんな面倒な事を考える事がまず健常児より大変だーって思った人もいるかと思います

本来はこんなこと考えないでも普通パッケージが売り込まれるべきだと思うんですよね。

トリソミーの方はこんなメニューになっていますってさ

でも今って、医者から特にアドバイスもなく、たたき台情報はないけど夫婦で話し合ってね!しか言われません

少なくとも、末っ子が生まれる前に、あなた死ぬ頃までにトリソミーの息子さんが中程度障害認定なら三千万以上お子さんにお金ますよ、なんて言われてません。

まあ、子供障害程度でこの金額文字通り桁違いに変わるのでそりゃ言われないけどさ。

おかげで

待って待って、産むにしてもどんなコースあるの?さっぱりわからんし、色々どこにコンタクトとるの?

ってなるのが実情なわけです。

てかコンタクトとっても、ここまで詳しく計算して教えてくれた人はいませんでした。医療保険コープの話すらアドバイスくれた人はいませんでした

てか彼らも多分もらってないし、何もしてないんだと思う

それもまた仕方ないと思う、本来ならこんなこと調べないでもそれなりの団体が作られていて、教えてくれるべきだと思う

ビジネスとしてのパイがでかいなら私がやったっていいくらいだ

数が少なすぎて成り立たないから私含め誰もやんないけど

うちは中程度なので、軽度、重度の人がどんな数字になるかは話せません。

もし、どこか他に愛の手帳4度とか1度の人がいれば、是非一度

自分死ぬまでに出るお金の話を計算して、この増田にでもぶら下げて欲しいなぁと思います

ここまで読んでくれた人、ありがとう

2017-04-03

ヨッピーの人気はそう長く続かないと思う

ここ数日、ヨッピー批判する記事炎上気味にホッテントリ入りしてる。

ブコメの大抵はヨッピー擁護な訳だけど、こうなってくると、ヨッピーもそろそろ危ういなって感じがする。

理由は2つで、1つ目は広告記事屋としての人気ってのは、オモコロ時代の非広告記事の人気や面白さという無形資産を食いつぶしてる状態で、どれだけ広告記事がよく出来ていても、面白さでは昔オモコロなんかでやってたウケを狙っただけの記事のほうが断然上。

こういう状態だと、今までを知ってる既存のお客に対するブランド力は高いけど、新規のお客の人気を獲得するのが難しい。継続性に欠ける。

2つ目が、ヨッピー風見鶏ヨッピー立ち位置は、昔のやまもといちろうに近くて、ネット民の喜びそうな方向に餌を投げ込むスタイルNATROM先生医学疫学に対する正しさみたいな、言ってみれば確固たる軸を持ち合わせていないので、ネット空気を読み間違えると今まで味方だった人達が一気にそっぽ向く可能性がある。

残念なことに、今のヨッピー擁護の多くは、ヨッピーが好きで支持している人ではなく、ヨッピー叩きを叩きたいというモチベーションの方が大きい。

或いは、みんなが好きなヨッピー好きな人達。

ブックマーカーなんて大抵そんなもん。

なので、か細い綱の上を目隠しして渡ってるような危うさを感じる。

一連のアフィ騒動はどうでもいいけど、この流れは何となく既視感を覚えるので、3年後くらいに、この書き込みが正しかったのか、それとも間違ってるのか分かるんじゃないかな。

2014-07-19

http://anond.hatelabo.jp/20140719012322

金かけたからってそれに比例して質が上がっていくわけでもないんだなこれが。

全てはリーダー(広義の意味での)の力量次第。

ま、兎にも角にも日本無形資産をあまりに軽んじ過ぎているってのが根底にはあるだろうけどね。

2014-05-07

http://anond.hatelabo.jp/20140507104916

全く同意

貧困層はいっぱい子供産む、金持ちは産まない。

この単純な力学を覆せるほど説得力のある原理なんて存在しないよな。

移民入れるというのは要は貧困層を輸入して子供産んでもらうってだけだし。

トップ0.1%とかの超金持ち資産額の指数関数に比例する勢いで子供産んでくれるとかじゃないとどうにもならないけど、

好き好んで自分の腹から奴隷を量産する奴なんているわけないのでそんなの絶対無理

金持ちはどの国でも生きていけるから愛国なんてあるわけない。

少子化人口が減って国全体が貧しくなったらまた子供が増えるだろう。

そうやって波打ちながら技術や知識などの無形資産だけは少しずつ積み上げて進歩していくんだろう。

あるいは人類の欲望に上限が存在するならどこかに安定平衡点も存在するだろうけど、そんなことはないだろうし。

 
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