はてなキーワード: 火種とは
小山田さんのケースみたいに大きな仕事をやる際に、過去の失言や失態を理由に炎上する事が増えてきた。
炎上させてやろうと普段から虎視眈々と狙っている人物にとって、ターゲットとなる人物が社会的に注目を集めている時は絶好の機会だ。
通常の炎上とは比べ物にならない社会的ダメージをターゲットに与える事ができる。
逆に言えば一定以上の社会的地位のある人物にとっては戦々恐々というところだろう。
記憶の片隅にすら残っていない様な過去の行いが火種となり、人々が共有する無責任な正義感に引火する事でとんでもない火力の炎上案件になりえるのだ。
それが因果応報と言えるかどうかはさておくとして、なんとかそうなる前に対処したい、防げるなら防ぎたいと考えるのが人情というものだろう。
全くなんの瑕疵も無い清廉潔白な人物というのはそうはおらず、過去を遡っていけば大抵なんらかのやらかしは見つかる。
過去の価値観ではさほど問題視されていなかった事柄でも、現代の価値観では致命的な過ちとして扱われる事もある。
炎上を仕掛ける側はタイミングを選べるが、炎上を防ぐ側は事が起こってからしか対処できない。
となると炎上を仕掛ける人物を特定し。そういった人物を炎上させる、炎上まではいかなくとも発言の信用や信頼を毀損させる事が重要になるのだと思う。
「こいつの発言は信用できない」とネット上で評価される様にしてしまえば良いのだ。
世間では発言の内容よりも誰がそれを発言したのかが重要で、ネット上でもそれは変わらない。
信用されていない人物が他人の炎上の火種となる事は難しい(流石に小山田さんの様なケースは火種が大きすぎて炎上してしまうとは思うが)。
それが拡散する前に件の人物のアンチが現れ、その発言内容を無効化しようと動くからだ。
これもまた無責任な正義感の現れであり、人々の共有する無責任な正義感を如何に自分達に都合の良い形に留めおくかが重要になるのだと思う。
これからの時代は自分達を如何に良く見せるか? よりも如何に対立する相手を悪く見せるかが重要になっていくのではないだろうか。
日本よりもネット社会において先行しているアメリカの事例を見ても、これからは他者に悪を擦り付ける事を重視する時代がしばらく続くのだと思う。
一応書いておくが、どんなにエビルでもナンセンスでも、それがフィクションであるなら許されるべきだ
今回はパラリンピックが絡むから、例えフィクションでも許されなかったかもだが
昔ではありえなかった
SNSは、情報伝達の方ばかり強調されるが、実はそっちよりも、「弱者は大勢いた」という露出の方が大きくて
今は、自分と同じ者はそれなりにいると知れた
オタクが顕著だが、孤独にうずくまることなく、オフで飲めたりする
直接の影響力こそほとんどないが、くすぶった火種としてはそこそこの勢力圏を築けた
元いじめ加害者、DV夫、パチンカス、DQN、そういう皮を脱いで、無垢の正義の徒としてポリコレ棒を振りかざす
マヌケが一人現れたってなもんだ
しかも年齢層は10代~アラサーが中核を占め、アラフォー以上は恐らく数える程度しかいないと思われる。
したがって、表沙汰にしないだけで行き違いによるトラブルなんて、掃いて捨てるほどあるのは想像に難くない。
ただホロの場合、先月まで在籍していた会長こと桐生ココが、表で燃えそうな火種については全て配信のネタとして消化し、笑って流す仕掛けになっていた。
つまり、会長は派閥の垣根を超えた調整役というか潤滑油になっていたんだなあと、まさか卒業から1ヶ月もしないうちに思い返す羽目になるとは。
「突然の活動休止で、私の誕生日記念ライブへの出演をドタキャンした子が、なんで後輩の2周年記念には出演するの…」
「私も、その子が休止宣言するずっと前から出演お願いしてた(;_;)」
とか、よりによって後輩のライブ当日に、そんなお気持ちツイートされてファンはどうしたらいいんだよっていう。
敢えて話していないことがありそうとか、2人の共通の友だちが頭抱えるパターンだとか、運営はダンマリ決め込むだろうなとか、まあ色々頭痛がしてくる。
なまじアイドル部の栄光と凋落とかを知ってる人なら、なおさら杞憂するだろうね。
あーあ。
あれロックインジャパン側が、「県医師会が悪い!」って大きな矢印出してヘイトを向ける事で止める為のコストを節約しているように見える。
県医師会って開業医の任意加入団体に過ぎないから、あんな強制力のない勧告無視して、協力してくれる医療体制を作れる病院とか医者とかを用立てれば済む話だったと思うし。県医師会に頼りっきりなら、逆にちゃんと火種はつぶしておかないとダメでしょ。根回ししてなかったんじゃない?
県医師会って別にロッキンオンの保護者でも何でも無いから「音楽聞いて、酒飲んで騒いで大声出して県外から人がたくさん集まられちゃ困るな」って思ったから出したまででしょうに。ロックインジャパンのお守は県医師会の仕事じゃないよ。自分たちと違う考えで動くステイクスホルダーがほかにいるって事を理解してないんじゃないか?
大学生かな?w
この話をつきつめるとバベルの塔みたいな話になってくるからやめるけど、個人とか自宅とかに置き換えてみればいい。
自分の庭に隣人の柿の木の枝がのびてきたり、熟した柿が落ちてきたら抗議する、それがまあ「利害」という概念のプリミティブな例である。
企業活動は通貨・金融・経済活動というルールが指定されているのでそのルールを逸脱した利害行動はできない。
たとえば暴力だとか、不法占拠だとか。そのかわりに法律と金が動く。
いっぽう国家や民族においては、その国家や民族を「定義」した時点で利害が発生する、と考えている。
たとえばウイグル人は東トルキスタンという国がもともとあったから、中国に侵略されても、中の人間が「我々は東トルキスタン人だ」といえば、
その「利害」を消すことができない。だからそれを完全に消そうとして、100万人以上を奴隷労働させて臓器を抜いたりしている。
基本的に人間である以上は利害が必ず発生するわけだが、それを国家レベルでやると、間違えた人間が王になると「暴力」「不法占拠」「弾圧」「虐殺」が発生する。
それがエスカレートした有名な例は、呉越戦争のきっかけがわかりやすい。
けっきょく、サイズの違いはあれど「人間の争い」が利害であり、国家を建国した人間や、その時点でのトップの「人間性」が利害の拡大縮小を左右させるのだと思う。
紀元前519年のあるとき、呉楚国境の村で小さな争いから国の運命をかけた戦争へと発展する事件が起きた。その村では養蚕(ようさん)が盛んであったため、蚕の餌となる桑の葉を大量に必要としていた。そのため、辺りには桑の木がたくさん生えていたが、呉の村の子供と楚の村の子供がこの桑の葉を争って喧嘩を始めた。それが子供の親同士の喧嘩に発展し、呉の村の親が負けて家を焼かれた。これに村を統治している郡主は警備兵を出して村を攻め立てた。この報を受けた平王は怒り、国軍を出して村を全滅させた。呉の村が滅ぼされたのを聞いた僚は激怒して国境の居巣と鍾離を攻め落とした。さらに州来まで進撃したため、楚も武将の蔿越を派遣してこれを迎え撃った。だが、公子光が「楚に属国はいずれも小国で楚をおそれて従っているだけです。「戦は情けよりも武で、無勢でも勝てる」と聞きます。まずは属国の胡と沈は君主が年若く、陳の大夫の夏齧は年老いて頑固で国政は停滞し、また頓と許と蔡は楚の振る舞いに不満を持っております。同時に楚も統率力がある令尹が亡くなったため、混乱しております。まずは軍を手分けして、胡と沈と陳の軍勢に突入すれば、楚はますます混乱に陥り、他の属国の軍勢も崩れるでしょう。まず先鋒隊は隙を多くし、敵をおびき寄せて、後詰の本隊で撃ち破ることをお勧めします」と進言した。僚はこの進言を採り上げて、秋7月に鶏父で呉王僚自らが囚人3千人を胡と沈と陳の軍勢に攻撃させ、右軍は公子光、左軍は公子掩余が指揮し、胡と沈の若い君主を捕虜し、陳の大夫の夏齧も捕らえた。こうして呉は勢いに乗じて楚を撃破した[1]。
いわゆる”hnnm”と呼ばれるもので、自分はずっと読み専だったんだけど、そのジャンルで字書きとして活動し始めた。
旬だったのか、支部やツイッターでもまずまずの反応をもらうことができた。
「もう無理」と思う瞬間はたくさんあったけど、作品が好きだから活動を続けてきた。
他作品で中の人が演じてるキャラクターを使って、何の関係もなくなったカップリングで二次創作するオタクたちが増えてきても、好きな元作品のままで二次創作を書いてきた。
自分は固定じゃなくてABもBAも見るし、相手違いも読めるし書ける。
作品内でたくさんカップリング組めるのに、みんな中の人の他作品同士でカップリング作って遊んでる。
この作品での供給はもうないだろうし、このままジャンルが終わっていくのは誰から見ても明らかだと思う。
最初からハマった当初から元作品からは考えられないような生存ifパロが当たり前になってた。
みんな最初から元作品のことなんかどうでも良かったんだろうな。
結局みんな作品に飽きて中の人萌えになってるし、次の作品公開されたらそっちに行くでしょ。
他のオタクたちはジャンルを盛り上げようとかなくて、カップリング煽りしかしてない。
ABは攻撃的で、逆カプに自衛ブロックされるのを「AB検定合格!」って茶化して鍵パカのままネタにしてる。
AB&A+Bオンリーを開催して、BAだけ排除するなんて悪意ありすぎて笑える。
鍵パカのままツイッターのタグ付きで作品上映会して、「Bちゃんえちえちw」とか言っててマジでキモい。
考察や感想が見たい普通の作品ファンがそれ見たらどう思うかとか、何も考えてないんだろーな。
しかも公開のABカプオンリーアカウントで、作品名丸出し、「探しやすいようにオープンでやる」とか言ってるし、配信サイトRTしてるしhnnmって知ってる?って思う。
逆にBAは閉鎖的で、固定メンバーで毎週通話とかゲームとかしてるけど、どうせABの悪口言ってるんだろうなと思えてキモい。
上映会もあるけど、これも通話だしいつも似たような人たちでやってて、そのグループの仲良いフォロワーじゃないと入れない雰囲気がある。
入ろうかなと思ったこともあるけど、固定メンバーの誰とも仲良くないし諦めた。敷居が高すぎ。
しかもABがプチオンリーやるって宣言した後からBAカプオンリー開催告知したりして、何種類かアンソロ作ったり、明らかにAB意識してるのが分かる。
どっちのカップリングも逆をdisるのは勝手だけど、ちょっと火種があるたびに「何かあったんでしょうか…?」みたいなツイートしてるのがキモい。
そういうのが他界隈の人間から「変に揉めてる」って思われるのわかんないのかなー?
ABもBAもカップリングは好きだけど、対立煽りがキモくて無理。
正直カプ固定って作品のことどうでも良いと思ってるんでしょ?
作品が好きならどのカプも見ろよw
カップリング厨のせいでジャンル全体が空気悪いとか思われてるのマジで不愉快。
ジャンルが終わりとか言ってるけど自分もできることはしてきた。
でも盛り上げようとしても通話とか上映会する人たちとは交流ないから私のツイートには反応ないし、フォロワーも多くないから影響力がなかった。
アカ消しも考えたけど、初めてのカップリングオンリーに浮かれて申し込んじゃったし、このジャンルなら本は売れるし、自分自身がまだ作品自体に愛着あるから消すに消せなくなり今かなりモヤってる。
他の人たちみたいに適当にカップリングおもちゃにして遊べるタイプならよかった。
作品愛とか持ちたくなかった。
自分以外誰もこんなこと気にしてなさそうで嫌になる。
これは女性向けジャンルで二次創作の小説を書いているオタクによる、ただのお気持ち長文だ。
よく「消さないで」とか「消されてしまって残念だ」とかいったつぶやきは見かけるので、消す側の理由について残しておこうと思う。
もちろん、これはあくまで私自身の理由で、他の消した誰かと同じだとは思っていない。
結論から言えば、ピクシブがノットフォーミーのサービスになったから、という一言に尽きる。
原因はサイトそのものについてと、利用者(と取り巻く環境)について。
大きくこの二つに分けられる。
まずはサイトについて。
度重なるUIの改修により、ピクシブはとても「美しい」サイトになったと思う。
アクセスしたい情報はトップページからは隠され、管理画面に羅列されるのは個人的には不要な情報ばかり。
懐古厨と言えばそれまでだが、使いづらいというのが率直な感想だ。
もちろん、評価できる部分もある。投稿ファイルの種類をプルダウンから選べるようになった点、表紙の種類を追加し、タイトルを自動入力できるようにした点。
小説も主要サービスと認識されているのだとわかるのは嬉しい限りだった。(そもそも、イラスト投稿サイトで小説が投稿できるだけでも十分ありがたい話だとは思っているのだが…)
これらの改修を受けて、ピクシブがどの方向へ行こうとしているのか個人的にも察する部分があった。
サイト全体としては、プロのイラストレーターやその卵とその顧客をつなぐ役割に思える。だからおしゃれなサイトに、素晴らしい画力の作品を掲載し、ショウウインドウのように見せている。
では小説についてはどうだろうか。
オリジナル作品はコンテストを開催したり良作のピックアップをしたり、力を入れている。
小説版のトップページを見れば、かなり良い位置にそれらの企画が配置されていることからもわかる。自分で項目の表示順を変えられる機能は失われたので、見たい項目がそれらより下にある場合は必ず目を通すことになるからだ。
基本的な方針はイラストと変わらないのだろう。筆力のある創作者の囲い込み(とまでは現状では難しいだろうが)をしたいのだと感じる。
良い面もある。好きに書いていい。
だが率直な印象として、総閲覧数や総作品数を増やすための「だし」に使われている気がしてならない。
特に旬や覇権と言われるジャンル以外でほそぼそと書いている、つまり、私のような人間は。
ピクシブ側に求められている創作者ではないのだと、そう思うようになった。
わざわざ機能改善について問い合わせるまでもない、なんとなく「あ、もうここのお客さんじゃなくなったんだな、じゃあしかたないね」という感覚の話だ。
なので、どちらかというとより深刻に思ったのは、利用者側の問題だった。
ジャンルを問わず二次創作に触れるオタクなら、毎日のように何かしらの問題が発生しているのはご存知なのではないだろうか。
トレパクに焼きマシュマロ、欲しい物リストや投げ銭機能の是非。
舞台はおおよそピクシブではなくツイッターだが、おそらく、いわゆる学級会が開催されていない日はない。
絵師の問題だと高をくくっていたトレパクが小説でも設定文章丸パクリ、という形で発見されたツイートを見た時などめまいがした。
どんなに良いサービスでも、利用者がおらず収入が入らなければ長続きはしない。
だが、利用者が増えたことで、同人や二次創作の知識が浅い人、マナーを理解できない人、モラルがない人が増えたのも事実だと思う。
自分が書いた小説には愛着がある。世界で誰より自分が一番自分の小説のファンだと思っている。
プロはまた少し話が違うのだろうが、趣味で書いているだけのオタクなのだから、読者を選ぶ権利はあるはずだ。
問題を起こす人、そしてその人を支持する人。
そういう火種にくべられ、何かあった時に「この問題児が好きな人はこっちの小説も好きだから、こっちも警戒した方がいいかも」となるのが怖い。
しかし心が折れた。
小説をいくつか投稿し、幸いなことにコメントをいただいたこともある。
ピクシブの作品ページもそうだが、ツイッターでエゴサして見つけた時は本当に嬉しく、次も頑張って書こうという気になった。
なった、のだが、心を折ったのもまたコメントだった。
その理由となった例を二つ紹介して、終わりとしようと思う。
これから書く内容は、自分でも僻みが混ざっていると感じるという点は先に伝えておきたい。
一つ目は「『ジャンル名/CP名』は○○さんの小説が一番おもしろい、他の人のを読んでも物足りなく思うようになった」というコメント。
○○さんではないので、それならもう投稿しなくてもいいし投稿していたものも消して問題ないか、と思った。
オタクに限らず、何かを褒める時にどうしても無意識に他を下げる人はいる。
「○○しか勝たん」とかの言い回しも、同じように感じる人もいるかもしれない。
せめてジャンルやCP名は伏せて発言した方が、結果として好きなジャンルやCPの作品数は増える、ないしは維持されると思う。
書いた時点で満足できるので、このコメントでわざわざ他の人に見せる必要性を今一度考える原因になった。
二つ目は、問題を起こした人の作品をべた褒めしているコメント。
それだけであれば関わりたくないとミュートするだけなのだが、自分の作品に熱心なコメントを残してくれる人だと気づいて反射的にブロックした。
関わりたくない以上に、そういった作品を読んで褒めるような人に読んでもらいたくないと思ってしまった。
その人が起こした問題を何も知らず、作品を純粋に楽しんでいるだけなのだとしても許容できない。ましてや、全て知った上で「作品と作者は別だから」という人なら余計に近づきたくない。
繰り返すが、これは二次創作の話だ。書き手はほとんどがプロではなく、仮にプロやそれに近い技術を持つ人であったとしても、完全に自己と作品を切り離して制作する人はまずいないと思っている。
なぜなら、趣味で、好きなように書くものだから。二次創作とは、そういうものだから。
読んでもらいたくない人がいるのに、ネットに大々的に公開する意味なんてあるのか。
ある、と答えるだけの論拠は、持っていなかった。
そういうわけで、小説は全て消した。復活させる予定もない。
マナーを守って楽しんでくれた人には悪いのだが、それよりも恐怖や嫌悪感が勝った。
また、これらはあくまで投稿者目線の話で、閲覧者としては今後も利用する心づもりでいる。
今後は小説を書いたとしても、一人でひっそり楽しむつもりだ。もう二度と、どこにも出したくない。
https://www.newsweekjapan.jp/kaya/2021/05/post-143_1.php
聞いてほしい。
イギリスで広まったN501Y変異株が、いま、日本中で猛威を振るっています。感染拡大を防ぐ手段は、大きく分けて水際対策、感染対策、ワクチン接種の3つ。このうち感染対策は、マスクや三密回避はもちろん自粛も含めて、かなりの限界に来ています。またワクチン接種は、まだまだ先の長い道のりです。
日本の水際対策はどうだったのか。今後はどうなのか。心づよいニュースは聞きませんが、その重要性を、この記事で1000倍わかっていただきたいと思います。なお、決して「最初の1人の感染者」を責めたくて書いているのではないことを、強くお断りしておきます。
たった3人の感染者が、4ヵ月で累計7500人を超えるまで。
報道によれば、日本でN501Y変異株が確認されたのは、2020年12月22日にイギリスから帰国し、29日に陽性が確認された東京都の男性のものとみられています。また、この男性から感染したとみられる男女が、12月30日と1月3日にそれぞれ発症しています。
そこで、「12月27日の時点で東京に(少なくとも)3人いた」という事実を出発点とし、「N501Y変異株の感染力は、従来株の1.5倍」という最新の予測値(https://www.jiji.com/jc/article?k=2021050800389&g=soc)に基づいて、N501Y変異株の感染者数がどのように増えていくかを推計してみます。また、東京都による現実のスクリーニング検査に基づいた推計とも比較します。
東京都 | 全体 | 従来株 | N501Y(3人) | N501Y(現実) | 緊急事態宣言など |
---|---|---|---|---|---|
~12月27日 | 5172 | 5169 | 3 | 0 | ※下記注参照 |
~1月03日 | 6122 | 6117 | 5 | 0 | |
~1月10日 | 12681 | 12664 | 17 | 0 | 1月08日 1都3県で宣言 |
~1月17日 | 10787 | 10766 | 21 | 29 | 1月14日 6府県で宣言 |
~1月24日 | 8490 | 8465 | 25 | 30 | |
~1月31日 | 5961 | 5935 | 26 | 48 | |
~2月07日 | 4004 | 3978 | 26 | 30 | |
~2月14日 | 2660 | 2634 | 26 | 22 | |
~2月21日 | 2391 | 2356 | 35 | 0 | |
~2月28日 | 1942 | 1900 | 42 | 0 | 2月28日 6府県で解除 |
~3月07日 | 1779 | 1721 | 58 | 30 | |
~3月14日 | 1954 | 1861 | 93 | 28 | |
~3月21日 | 2108 | 1960 | 148 | 67 | 3月21日 1都3県も解除 |
~3月28日 | 2457 | 2208 | 249 | 77 | (この週までの現実値は、検体が少なく誤差が大きい) |
~4月04日 | 2728 | 2333 | 395 | 450 | |
~4月11日 | 3276 | 2612 | 664 | 983 | |
~4月18日 | 4105 | 2972 | 1133 | 1860 | 4月12日 東京まん防 |
~4月25日 | 5090 | 3238 | 1852 | 2926 | 4月25日 4都府県で宣言 |
~5月02日 | 5832 | 3139 | 2693 | 3985 | |
期間累計 | 89539 | 82028 | 7511 | 10565 |
※ 最初の3例が現実の推計に現れていないのは、東京都のデータが「ランダムにピックアップされた検体」による統計目的であるため。全数調査でない限り、3例のように変異株を積極的に調査したデータを入れてしまうと、変異株の比率が実際より高く見えてしてしまう。
※ 毎週の全体の感染者数は、NHKの公開データに基づく。現実の変異株の推移は、東京都の健安研及び民間検査機関等の合算データ(https://anond.hatelabo.jp/20210502201619)に基づいた推計値。
最初の3人からすべてが広まったと仮定した場合の赤色の推計値が、現実の青色の値と驚くほど近い推移をしています。わたしも実際に計算するまでは、「最初の3人からの広がりが、全体の何パーセントくらいを説明できるんだろうか」くらいに思っていたのですが、恐ろしいことに、追加の入国者を想定することもなく、3人だけでほぼすべてを説明し尽くしてしまいました。
視点を変えると、最初が12月27日だったということも、期間累計の感染者数に大きな影響を及ぼしていると言えます。これより4週間早く感染者が入国していた場合は、期間中の累計は7511人から2万1513人と激増します。逆に4週間遅れていたら、累計は1298人へと激減します。国内に持ち込まれるのを、1日でも1週間でも、くい止め続けることが大切なのです。いっぽうで、たとえばコロナに感染した入国者が3月や4月に入ってから1人追加されても、この表の感染者数にはほとんどインパクトを与えません。しかし、その1人を種にした感染者数のねずみ算は、やはり何ヶ月か経てば数千人、数万人へと爆発していくのです。
あと、少しだけ脇道にそれますが、1月から2月にかけての緊急事態宣言中、従来株を勢いよく減らせていた中でも、感染力の強いN501Y変異株は押さえ込めていないことがわかります。従来株の1.5倍の感染力というのは、「通常の手段では減らせないレベル」と考えてください。微減、程度には持ち込めるかもしれませんが、大きく減らすには、ロックダウンやワクチンの普及が必要です。
※ 考えられる誤差についても検討しておきます。12月27日に最低3人いたことは確実なわけで、その時点で日本に2人以下だったというシナリオはありえません。逆に、その時点ですでに4人以上いた、またはその後も新規に入国した感染者がいた可能性はあります。仮に最初がちょうど4人だった場合は、期間累計は9044人となり、より現実に近づきます。また、初期に大きめのクラスターが発生してもっと大幅に増えていた可能性もあります。しかしそれにもかかわらずこのように現実に近い感染者数に収まっているとすれば、それはどこかで感染拡大の種火とならずに収束した幸運な事例があったというだけで、その幸運がなければ、現実はよりひどいものになっていたということです。
※ (5月11日追記)この推計の出発点とした特定の3人からの感染がすぐに収束し、別の入国者が入れ替わりで、またはより早くから起点になっていた可能性もあります。しかしここでは、年末に3人いた場合に最も可能性の高い感染拡大の推移として、いま得られる最善の推計を示しました。
その1人を、漏らさない。
やってる国は、やってます。とても厳しく、または超スピードで。
この特定の事例に限らず、「たった1人を水際で漏らすことによる甚大な影響」は、大阪や神戸でも、明日のインド株でも起こりうることです。東京から地方へは、当然すでにたくさん漏れて各地の「たった1人」になっているでしょうし、国内の移動を防ぎきることは現実的ではありません。また、今回たまたまこの人が感染者だっただけで、国からの要請に基づく入国後14日間の位置確認ができない人は1日300人を超えるといいますから、まったく別の人が同じような火種になっていたシナリオは、いくらでも考えられます。
しかし逆に言うと、海外から国内に入ってきてしまう事例というのは、従来株も含めて、おそらくわたしたちの想像以上に、ほんのわずかな人数だということです。これさえ確実にくい止めていれば、国内は本当にラクになるのです。
実際、高い危機意識の元で、台湾では14日間の自宅隔離(+7日間の自主管理)を厳格な罰則付きで行っていますし、ニュージーランドでは14日間の施設による強制隔離を行っていて、現在の1日あたりの新規感染者はどちらも全体で数人というレベルに抑えています。さらに、N501Y変異株は感染を引き起こす期間が平均(!)で13.3日間と、従来株の8.2日間に比べて長くなっていることから、シンガポールでは強制隔離を21日間へと延長しています。
コロナ以降の日本への入国者数は、外国人と日本人を合わせて多いときで2020年12月の13万人、緊急事態宣言下の2021年2月でも3万人いました。しかし人口2300万人の台湾でもいまなお毎月5万人前後、人口500万人のニュージーランドでも毎月8000人前後を入国させています。こうした国々では、実際に有効な水際対策を実現できているのです。
いっぽうで、不幸な事例もあります。人口1700万人のカンボジアでは、2021年2月20日、隔離中の旅行者が警備員に賄賂を渡してホテルを抜け出したせいで、ずっと押さえ込めていたコロナが2ヵ月たらずで1日数百人規模にまで膨らんでしまいました。しかし、政府の行動は迅速で、陽性判明からわずか8日後には禁錮10年などの重い罰則を伴う新法が審議され、12日後には州のロックダウン、19日後の3月11日には新法が施行されているのです。
日本では2021年5月10日に、インドなどからの入国者への宿泊施設での隔離を、3日間から6日間に延長します。もちろんこれは期間としてはまったく不十分で、その後は入国から数えて14日間の自宅などでの待機が「要請」されています。しかし先ほど書いたように、1日300人を超える人がその要請を守れていないのです。
日本で実効性のある水際対策ができないのは、どうしてなのでしょうか。また、マスコミは政府に対してその理由を問うているのでしょうか。
金銭的な面では、その後何万人にも増える感染者のことを思えば、十分に割に合う措置だと思われます。また、ニュージーランドでは隔離施設の宿泊費を、原則として自己負担させています。金銭ではないとすれば、宿泊施設的な問題なのでしょうか。相応の人員や設備が求められるコロナ患者の宿泊施設療養と異なり、基本的には健康な入国者たちの隔離ですから、賄賂を受け取ったりしないまじめな管理人や警備員がいれば成り立ちます。また、コロナ以前は毎月およそ300万人の外国人観光客を受け入れてきた宿泊業界に対して、隔離施設への協力金としてGoToトラベルのような予算をつぎ込むことは、国民の理解も得やすいのではないでしょうか。コロナ後に最も多かった2020年12月の入国者13万人に対して、1日1万円を21日間補助しても、予算は273億円です。いっぽうGoToトラベルでは全体で2.7兆円の予算が組まれ、2020年の12月時点で宿泊事業者には7286億円が配分されたといいます。
法律的な問題はどうでしょうか。どうやら野党だけでなく、与党内にさえ水際対策が不十分だとの声はあるようです。しかし逆に、だったらその立法を妨げているのが何なのかが、わかりません。そもそも水際対策を強化すべきではないと思っている議員がいるのでしょうか。たとえば「行動の自由を最大限尊重したい」とか「ビジネス客がもたらす経済的利益が大きい」とか、はたまた「オリンピック開催時の選手や関係者に対する措置との整合性がとれない」とか、いずれにしても堂々と国民に説明して賛否を問うべきでしょう。
もちろん、どれだけ水際対策を強化しても、すでに国内で増えてしまったウイルスを減らしてはくれません。しかし「いまさら遅い」なんてことは、この先もないのです。国内がどんな状況だろうと、どこかで1人を漏らしたならば、既存の感染者とはまったく別に、その1人を種にしたねずみ算で新たな数万人もの感染者を追加して生んでしまうということを、どうかわかってほしいと思います。
参考:
日本経済新聞 東京の男女3人が変異種感染 2人は英国滞在者と会食
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG101UZ0Q1A110C2000000/
共同通信 入国後の誓約不履行、1日3百人 コロナ対策、14日間の位置確認
https://this.kiji.is/761143377954619392
サンケイビズ カンボジアでコロナ陽性者急増 隔離中の中国人旅行客外出が発端
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210308/mcb2103080612001-n1.htm
自分を「小さな火種」と勘違いしている人がいるからお前さんの大切なイベントは中止に追い込まれたのでは?
はじめに言っておくが、自分は政治がわからない人間である。それも考慮して馬鹿な戯言として読んでほしい。
連日、五輪がうんぬんと騒がれている。
正直、自分の力でどうのできる問題では無いため横目で見ていた。
しかし、4/25の緊急事態宣言により、予定していたイベントが中止になった。
イベント中止については、「しょうがない」と思った。イベントに行くために人の往来が増え、その往来という行為が感染を助長するのではないかという考えだろう。
けれども、『五輪は開催される』ということに腹がたってきた。自分があの日しょうがないと割り切ったイベントは開催されないのに、五輪は『特別だから』という顔で見下しているように感じた。
許せない。
五輪運営側は五輪は世界的なうんたらかんたらとか自分はさぞ立派だから行うべきであるというようなことを言っているらしいが、本音は金のためであるらしい。
しかし、そんなのとはどうでもいいのだ。
あの日、中止されたイベントの方が自分にとってはオリンピックより世界的に立派なイベントであり、行うべきものなのだ。それが中止になったんだから、五輪も中止にするのは至極当然なのだ。
五輪運営は自分たちがどういう人間から、今回恨みを買ったかよく知っておくべきだと思う。
どうやったら五輪を確実に中止にできるのだろうか……。
それぞれ別の派閥なんだけどね。
「コロナ真っ最中でオリンピックを開くという行為に対して是非を問う」って形で共闘しているけど実際に目指してるゴールはぜんぜん違う。
「誘致について騙すようなことしたのが許せねえ」「関係者が人間的にゴミ」「ミソがついたのでもう辞めちまえ」などの理由によって結束されている派閥。
コロナが始まる前から『森古墳』といったフレーズによって東京五輪そのものを批判してきている。
一時期は東京五輪公式ボランティア装備を馬鹿にしていたが奇しくも鬼滅の刃によって市松模様が最先端となると今度はその話を一切しなくなった。
JOCそのものに対して強烈なヘイト感情を持っており、関係者の失言や盗作疑惑を常に嗅ぎ回っている。
今回の情勢における最も理想的なゴールとして「2020年に予定されていた東京五輪の廃止」を設定している。
今後の東京五輪開催については「二度とやらないでいい派」「JOCがクリーンな組織になったらやってもいい派」「日本経済に本当に貢献するのならやってもいい派」などに別れていく。
「コロナが収束してからオリンピックはやるべき」「立て直しの時間が必要だから延期すべき」「まとまってない状態で開催するのは国の恥」といった理由から2022年や2023年まで夏季オリンピックの開催を延期すべきであると主張する派閥。
東京でのオリンピックの開催そのものに対しては歓迎~強く否定はしないの範囲内で考えており、東京での開催そのものを批判しない勢力に思われるが、「一度決めた以上今回の開催自体はキッチリやるべき。ただし、今年は見送るべきだし、次回はもうなくていい」という考えのものも紛れ込んでいるので注意が必要。
「俺たちのイベントも中止させられたんだからオリンピックも中止してくれないと気持ちが収まらない」からこの派閥に所属している勢力もあり、この派閥の中でもとりわけ狂暴で繊細な存在としてあちこちで火花を散らしたがっている。
オリンピックそのものは好きな人たちが多く所属している派閥であるため、なにかニュースがあると「失望した」「ショック」「傷ついた」と繊細なことを言いがちなのが特徴とも言える。
「スポーツの祭典に税金を使うな」「IOCは一度解体しろ」「多数派のお祭りだ」といった意見のもとでオリンピックの存在意義について見直しを要求する派閥。
汚職や欺瞞に対して強烈な嫌悪感情を抱くものが多く、今回の騒動で国内外に様々な迷惑をかけていた人間が何らかの罰を受けることを願いがち。
かつてはオリンピックが好きだったが、ここ最近のオリンピックにおいて拝金主義や開催国の経済における歪みなどが取り沙汰されるにつれてオリンピックを否定する側に回った者達が主な構成員となる。
単にスポーツそのものが嫌いであったり、スポーツが出来るというだけでチヤホヤされる人間が嫌いであると主張する根っからの運動大会嫌いもそれなりの数存在することが確認されている。
今回のオリンピック開催延期をオリンピックの存続停止に繋げられないかと画策しており、僅かな火種から少しでも大きな煙を立てられないかと日々目を光らせている。
な?
これ全部一括にするのとかアホらしいだろ?
フェミにも弱者男性とその支持者にも自分の固めたスタンスに関して言いたいことは色々あるだろうが、こちとら一人一派()のクソフェミなんで以降はこれでいく。